JPH073933U - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

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JPH073933U
JPH073933U JP4071893U JP4071893U JPH073933U JP H073933 U JPH073933 U JP H073933U JP 4071893 U JP4071893 U JP 4071893U JP 4071893 U JP4071893 U JP 4071893U JP H073933 U JPH073933 U JP H073933U
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JP
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chip
guide block
tool
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flange
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村上誠生
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MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
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MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具交換に係るサイクルタイムを短縮すると
ともに工具管理情報の確実性が得られる自動工具交換装
置を提供する。 【構成】 スイングアームの先端を固定フィンガと可動
フィンガとで構成するとともに固定フィンガのVフラン
ジとの当接面の一部から油圧により突起してキー溝に嵌
合するガイドブロックを配設し、かつ前記ガイドブロッ
クと連動してIDチップと対面する読取りヘッドを配設
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マシンシャンクに埋設したIDチップにより工具管理がなされてい る自動工具交換装置および自動ワーク交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は自動工具交換装置(以下、ATCと略称する)の一例を示すものであり 、多数の工具類等を格納するマガジンMと、前記工具を工作機械の主軸Sに着脱 するためのスイングアーム1とから構成され、該スイングアーム1を介して選択 されたマシンシャンク(工具)の主軸への着脱が行われている。
【0003】 図4は前記マガジンMに格納される各種工具を具備してなるマシンシャンク2 を示すものであり、該マシンシャンク先端部にはVフランジ20が形成され、ス イングアーム先端がVフランジの溝内に係合されように構成されている。さらに 、Vフランジのキー溝21にはIDチップ22を埋設し、該IDチップに履歴等 の工具情報を記録して管理している。
【0004】 前記IDチップ22は読取りヘッドにより情報の更新がなされるものであり、 マガジン内の適宜箇所に前記読取りヘッドが配置されている。 したがって、マガジン内を移動する各マシンシャンクおよび使用後のマシンシ ャンク等は、その都度前記読取りヘッドの位置で停止してその工具情報記録の更 新等がなされているのが現状である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このため、工具情報記録の更新作業がマガジン内でなされるためにマシンシャ ンクの移動に滞りが生ずる場合があり、工具交換に係るサイクルタイムが長くな ってしまい、加工効率の低下につながるといった問題点があり、さらにまた、読 取りヘッドとIDチップとの相対位置がズレると読取り不可能となる場合があり 、Vフランジのキー溝内にIDチップを埋設してなるマシンシャンクにおいては 特に位置ズレが生じ易く、工具交換システム全体の信頼性をも低下させてしまう といった問題点があった。
【0006】 本考案は上記した事情のもとになされたものであり、その目的とするところは 、スイングアームにより着脱される段階でマシンシャンクの工具情報の読み書き ならびに更新等を行うことにより、工具交換に係るサイクルタイムを短縮すると ともに工具管理情報の確実性が得られる自動工具交換装置あるいは自動ワーク交 換装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案は、Vフランジのキー溝にIDチップ を埋設してなるマシンシャンクを格納するマガジンと、前記マシンシャンクの主 軸への着脱を図るためのスイングアームと、前記IDチップの読取りヘッドとが 具備されている自動工具交換装置であり、前記スイングアームの先端を固定フィ ンガと可動フィンガとで構成するとともに固定フィンガのVフランジとの当接面 の一部から油圧により突起してキー溝に嵌合するガイドブロックを配設し、かつ 前記ガイドブロックと連動してIDチップと対面する読取りヘッドを配設してな る自動工具交換装置を構成するものである。
【0008】
【作用】
上記構造としたことにより、工具交換作業時にマシンシャンクに埋設されたI Dチップの読取り、更新等がなされ、マガジン内のマシンシャンクの移動がスム ースになり、工具交換に係るサイクルタイムの短縮が図られる。 すなわち、加工に必要とされる工具が選択されると、スイングアームのフィン ガがマシンシャンクのVフランジを鈎状に引掛けて主軸への装着がなされるが、 この際にスイングアームの固定フィンガのVフランジとの当接面の一部からガイ ドブロックを油圧により突起させてVフランジのキー溝との嵌合を図り、IDチ ップの位置合わせを行うものであり、このガイドブロックと連動する読取りヘッ ドがIDチップに対峙して該IDチップの読取り、更新等を行うのである。
【0009】 該工具による加工が終了し、マガジンに格納する際にも前記スイングアームに よる格納作業がなされが、この場合にも同様に前記IDチップに最新の情報が書 込まれることになる。 よって、工具の使用前、使用後に必ず工具情報が記録・管理されることになり 、工具管理の信頼性が向上するとともに工具交換に係るサイクルタイムが短縮す るものとなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2を参照しながら詳細に説明する。なお 、本実施例において、図3および図4に示す従来構造のものと構成が重複する部 分には同一符号を用い、その説明は省略する。
【0011】 図1は本考案に係るスイングアームを示すものである。該スイングアーム1は 、その先端を固定フィンガ10aと可動フィンガ10bとで構成するとともに固 定フィンガ10aのVフランジとの当接面の一部から油圧により突起してキー溝 に嵌合するガイドブロック11を配設し、かつ前記ガイドブロック11と連動し てIDチップ22と対面する読取りヘッド3を配設するものである。
【0012】 選択されたマシンシャンク2にはスイングアーム1のフィンガがVフランジの 溝内に鈎状に係合して可動フィンガ10bの作動によって溝内周面に当接し、該 マシンシャンク2が把持される。この際、前記固定フィンガ10aのVフランジ との当接面の一部からガイドブロック11を突出させてマシンシャンクのキー溝 への嵌入を図り、位置合わせがなされる。
【0013】 図2に示すように、前記ガイドブロック11がキー溝21に嵌入すると、該キ ー溝内に埋設されているIDチップ22とガイドブロックに連動してなる読取り ヘッド3とは対峙するものとなる。すなわち、ガイドブロック11を介して位置 合わせがなされ、同時に前記読取りヘッド3は確実にIDチップ22を照準する ことになるのであり、この際に該IDチップ22に対する読取り、更新等が行わ れるのである。
【0014】 該スイングアーム1はマガジンMからマシンシャンク2を取出す場合と同様に 主軸Sに装着されたマシンシャンク2をツールポットに格納する場合にも作動す るものであり、使用されたマシンシャンク2に対しては、その工具情報が必ず記 録されるものとなる。
【0015】 したがって、ガイドブロックを介してキー溝への嵌入を図りIDチップと読取 りヘッドとを対峙させる本考案にあっては、芯ずれの距離が±0.5mm程度でか つ読み書き距離もIDチップに対して接触状態に近い距離が実現され、一般的に 求められている読取りヘッド3とIDチップ22とにおける読み書き距離(約1 5mm以内)、ヘッドの芯ずれの距離(約2mm以内)等の精度を十分に満たすもの となっている。このため、低感度のIDチップ及び読取りヘッド等が使用されて いる旧型のシステムにおいてはより有効なものとなる。
【0016】 なお、図示は省略してあるが、IDチップに付着した異物を取り除くために、 前記ガイドブロックあるいは読取りヘッド3近傍などの適宜箇所にエアブロー手 段等を配設しても良い。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、スイングアームの先端を固定フィンガ と可動フィンガとで構成するとともに固定フィンガのVフランジとの当接面の一 部から油圧により突起してキー溝に嵌合するガイドブロックを配設し、かつ前記 ガイドブロックと連動してIDチップと対面する読取りヘッドを配設したことに より、マガジン内に格納されたマシンシャンクの移動の際にIDチップのデータ キャリアを更新するようなことがなくなり、このために生じていた移動の滞りが 解消されて工具選択に迅速性が得られ、マシニングセンタにおける加工効率が向 上するものとなる。
【0018】 さらに、工具交換時に必ず介するスイングアームに読取りヘッドが配設され、 、かつガイドブロックによって位置合わせがなされてIDチップと読取りヘッド との間に好適な間隔が得られるために、各マシンシャンクの工具情報が読取り不 可能となるような事態が生ずることがなくなり、工具管理システム全体の信頼性 が高まるといった優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るスイングアームの構造を一部破
断して示す正面図である。
【図2】 図1を縦断して示す説明図である。
【図3】 自動工具交換装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図4】 マシンシャンクの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1……スイングアーム 10a……固定フィンガ 10b……可動フィンガ 2……マシンシャンク 20……Vフランジ 21……キー溝 22……IDチップ 3……読取りヘッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Vフランジのキー溝にIDチップを埋設
    してなるマシンシャンクを格納するマガジンと、前記マ
    シンシャンクの主軸への着脱を図るためのスイングアー
    ムと、前記IDチップの読取りヘッドとが具備されてい
    る自動工具交換装置であり、前記スイングアームの先端
    を固定フィンガと可動フィンガとで構成するとともに固
    定フィンガのVフランジとの当接面の一部から油圧によ
    り突起してキー溝に嵌合するガイドブロックを配設し、
    かつ前記ガイドブロックと連動してIDチップと対面す
    る読取りヘッドを配設したことを特徴とする自動工具交
    換装置。
JP4071893U 1993-06-29 1993-06-29 自動工具交換装置 Expired - Lifetime JP2586452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4071893U JP2586452Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 自動工具交換装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH073933U true JPH073933U (ja) 1995-01-20
JP2586452Y2 JP2586452Y2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=12588384

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