JPH073931A - 水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床材用スラブ - Google Patents
水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床材用スラブInfo
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- JPH073931A JPH073931A JP4162097A JP16209792A JPH073931A JP H073931 A JPH073931 A JP H073931A JP 4162097 A JP4162097 A JP 4162097A JP 16209792 A JP16209792 A JP 16209792A JP H073931 A JPH073931 A JP H073931A
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- slab
- concrete
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/14—Conveying or assembling building elements
- E04G21/142—Means in or on the elements for connecting same to handling apparatus
- E04G21/145—Means in or on the elements for connecting same to handling apparatus specific for hollow plates
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B5/00—Floors; Floor construction with regard to insulation; Connections specially adapted therefor
- E04B5/02—Load-carrying floor structures formed substantially of prefabricated units
- E04B5/04—Load-carrying floor structures formed substantially of prefabricated units with beams or slabs of concrete or other stone-like material, e.g. asbestos cement
- E04B5/043—Load-carrying floor structures formed substantially of prefabricated units with beams or slabs of concrete or other stone-like material, e.g. asbestos cement having elongated hollow cores
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 安定かつ堅牢であり、取扱い、運搬および保
管が容易である床材用スラブを得る。 【構成】 本発明のスラブは、互いに組合せその上にコ
ンクリートを打設して一枚岩的コンクリートデッキを形
成するのに用いられる。スラブは薄い矩形のコンクリー
ト製本体と該本体内を貫通する複数の縦方向の平行な通
路2とを有する。前記コンクリートは本体の上面4に設
けたスロット3を介して通路内に流入して固化する。前
記本体には複数の補強ロッド6を埋設する。
管が容易である床材用スラブを得る。 【構成】 本発明のスラブは、互いに組合せその上にコ
ンクリートを打設して一枚岩的コンクリートデッキを形
成するのに用いられる。スラブは薄い矩形のコンクリー
ト製本体と該本体内を貫通する複数の縦方向の平行な通
路2とを有する。前記コンクリートは本体の上面4に設
けたスロット3を介して通路内に流入して固化する。前
記本体には複数の補強ロッド6を埋設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、矩形または多角形の板
材(slab、以下、スラブという)に関するものであり、
特に、本体内部に縦方向(長手方向)に伸る複数の中空
通路を設け、その片表面には前記通路に連通させたスロ
ットを設けたスラブに関するものである。
材(slab、以下、スラブという)に関するものであり、
特に、本体内部に縦方向(長手方向)に伸る複数の中空
通路を設け、その片表面には前記通路に連通させたスロ
ットを設けたスラブに関するものである。
【0002】本発明のスラブは、床、甲板、道路など
(以下、これらを単にデッキという)をコンクリートの
打設により2段階構築する際に、モジュールとして使用
できるように設計されている。本発明の矩形または多角
形のスラブは、スロットを設けた床用のスラブとして形
成され、完成したコンクリートデッキの下層部分に使用
されるとともに、コンクリートデッキ全体の曲げに対す
る補強部材も兼ている。このようなスラブは、2段階構
築のコンクリートデッキの第1段階を担うものである。
コンクリートデッキを打設すると、デッキ形成用に打ち
流した生コンクリートが、スラブの表面のスロットから
スラブ内部の通路に流入して、複数のスロット付床材用
スラブと打設したコンクリートとが係合する。打設した
コンクリートが、スロット付床材用スラブの通路の縦方
向の側壁に固着することにより、スロット付床材用スラ
ブと打設コンクリートとは密接に結合し、これにより2
つの層(スロット付床材用スラブ層および打設コンクリ
ート層)は一体物となり、水平のコンクリートデッキと
して完成する。
(以下、これらを単にデッキという)をコンクリートの
打設により2段階構築する際に、モジュールとして使用
できるように設計されている。本発明の矩形または多角
形のスラブは、スロットを設けた床用のスラブとして形
成され、完成したコンクリートデッキの下層部分に使用
されるとともに、コンクリートデッキ全体の曲げに対す
る補強部材も兼ている。このようなスラブは、2段階構
築のコンクリートデッキの第1段階を担うものである。
コンクリートデッキを打設すると、デッキ形成用に打ち
流した生コンクリートが、スラブの表面のスロットから
スラブ内部の通路に流入して、複数のスロット付床材用
スラブと打設したコンクリートとが係合する。打設した
コンクリートが、スロット付床材用スラブの通路の縦方
向の側壁に固着することにより、スロット付床材用スラ
ブと打設コンクリートとは密接に結合し、これにより2
つの層(スロット付床材用スラブ層および打設コンクリ
ート層)は一体物となり、水平のコンクリートデッキと
して完成する。
【0003】
【発明の背景】従来公知の2段階構築のデッキと異なる
本発明の基本的特徴は、剪断またはずり応力が、スロッ
ト付床材用スラブ層と、コンクリートデッキを完成させ
るためにスラブ層上に打設したコンクリート層との間を
伝動することにある。デッキ上層のコンクリートは、ス
ロット付床材用スラブの上面のスロットから、スラブ本
体内の縦方向の通路に流入してスラブ内部に嵌り込み、
スラブ層とコンクリート層とを密接に接合させ、流入し
たコンクリートである芯と下層補強部材であるスラブと
が正確に結合する。この密接な結合によりコンクリート
デッキは強化され、下層の牽引補強部と上層の圧縮部と
の間における、斜め剪断応力の良好な伝動が確保され
る。
本発明の基本的特徴は、剪断またはずり応力が、スロッ
ト付床材用スラブ層と、コンクリートデッキを完成させ
るためにスラブ層上に打設したコンクリート層との間を
伝動することにある。デッキ上層のコンクリートは、ス
ロット付床材用スラブの上面のスロットから、スラブ本
体内の縦方向の通路に流入してスラブ内部に嵌り込み、
スラブ層とコンクリート層とを密接に接合させ、流入し
たコンクリートである芯と下層補強部材であるスラブと
が正確に結合する。この密接な結合によりコンクリート
デッキは強化され、下層の牽引補強部と上層の圧縮部と
の間における、斜め剪断応力の良好な伝動が確保され
る。
【0004】他の極めて重要な特徴は、構造上による生
じる荷重および上層の打設コンクリート自体により生じ
る荷重を、スロット付床材用スラブが吸収するメカニズ
ムにある。即ち、従来公知の枠組床材用スラブでは、圧
縮力を受けるトラス(けた構え、truss )は上表面から
突き出て、正角柱形からはみ出る構造であるが、本発明
では、圧縮力を受ける部分は矩形の平行六面体の内部と
なる。このような構造にするために、床材用スラブを多
少厚くはしているが、スラブの縦方向に沿った中空の平
行な通路による減量効果により軽量に抑えることができ
る。1枚のスロット付床材用スラブの厚さは、取扱い中
の破損およびコンクリートデッキ製造中の破損に耐える
充分な厚さであるが、スロット付床材用スラブのスパン
が、厚さの25倍を越え、その中心に荷重が係るように
場合は例外となる。
じる荷重および上層の打設コンクリート自体により生じ
る荷重を、スロット付床材用スラブが吸収するメカニズ
ムにある。即ち、従来公知の枠組床材用スラブでは、圧
縮力を受けるトラス(けた構え、truss )は上表面から
突き出て、正角柱形からはみ出る構造であるが、本発明
では、圧縮力を受ける部分は矩形の平行六面体の内部と
なる。このような構造にするために、床材用スラブを多
少厚くはしているが、スラブの縦方向に沿った中空の平
行な通路による減量効果により軽量に抑えることができ
る。1枚のスロット付床材用スラブの厚さは、取扱い中
の破損およびコンクリートデッキ製造中の破損に耐える
充分な厚さであるが、スロット付床材用スラブのスパン
が、厚さの25倍を越え、その中心に荷重が係るように
場合は例外となる。
【0005】また、本発明のもう1つの特徴は、打設コ
ンクリート層に使用するコンクリート量を低減でき、こ
れにより、デッキ全体としての重量も軽量化できること
にある。これは、スロット付床材用スラブを多少厚く
し、上層のコンクリート層全体を圧縮領域として使用で
きるようしたからである。これにより、打設コンクリー
ト層の厚さはスロット付床材用スラブの厚さより薄くで
きる。これに対して、従来の2段階構築のデッキでは、
上層のコンクリート層は、デッキ全体の中心面の両側に
位置し、すなわち、コンクリート層はデッキ全体の厚さ
の半分以上を占めているが、前記中心面より下層側のコ
ンクリート層は、構造的にはほとんど貢献しておらず、
デッド荷重つまり静的荷重を増加させているだけに過な
い。
ンクリート層に使用するコンクリート量を低減でき、こ
れにより、デッキ全体としての重量も軽量化できること
にある。これは、スロット付床材用スラブを多少厚く
し、上層のコンクリート層全体を圧縮領域として使用で
きるようしたからである。これにより、打設コンクリー
ト層の厚さはスロット付床材用スラブの厚さより薄くで
きる。これに対して、従来の2段階構築のデッキでは、
上層のコンクリート層は、デッキ全体の中心面の両側に
位置し、すなわち、コンクリート層はデッキ全体の厚さ
の半分以上を占めているが、前記中心面より下層側のコ
ンクリート層は、構造的にはほとんど貢献しておらず、
デッド荷重つまり静的荷重を増加させているだけに過な
い。
【0006】
【本発明の概要】本発明のスラブには、幅全体に亘って
均等に配置した中空の円筒状通路を形成してある。前記
通路の軸心は、スラブの縦方向に平行に、かつ、スラブ
の厚さ方向の中央に配置してある。スラブの下面側は、
縦方向に伸びる補強ロッドにより補強される。補強ロッ
ドは各通路間を貫通して伸ている。スラブの上面側の側
縁部には、縦方向に平行の圧縮補強材を設ける。これに
より、取扱い中の衝撃および曲げ応力を吸収する。
均等に配置した中空の円筒状通路を形成してある。前記
通路の軸心は、スラブの縦方向に平行に、かつ、スラブ
の厚さ方向の中央に配置してある。スラブの下面側は、
縦方向に伸びる補強ロッドにより補強される。補強ロッ
ドは各通路間を貫通して伸ている。スラブの上面側の側
縁部には、縦方向に平行の圧縮補強材を設ける。これに
より、取扱い中の衝撃および曲げ応力を吸収する。
【0007】下部に補強ロッドを設けた分離コアに隣接
する2つの通路のいずれかは、各種の矩形孔またはスロ
ット等(以下、単にスロットという)によりスラブの上
面に部分的に連通させる。各種のスロットは連通させる
通路の直上に設けられ、スラブ上面ではそれぞれが互い
にブリッジ部により分離される。
する2つの通路のいずれかは、各種の矩形孔またはスロ
ット等(以下、単にスロットという)によりスラブの上
面に部分的に連通させる。各種のスロットは連通させる
通路の直上に設けられ、スラブ上面ではそれぞれが互い
にブリッジ部により分離される。
【0008】かようにして形成されたスロット付床材用
スラブでは、単純な曲げ作用による牽引応力は下面に設
けた補強ロッドが吸収し、単純な曲げ作用による圧縮応
力は上面とそこに設けた補強ロッドにより吸収する。本
発明による矩形の平行六面体のスラブは、安定かつ堅牢
であり、取扱い、運搬および保管が容易である。また、
従来の2段階構築のデッキでは、現場で下層の床材用ス
ラブと上層のコンクリートとの間に設けた上下の補強ロ
ッドにより水平剪断抗力が得られていたが、本発明では
スロット付床材用スラブと打設コンクリートとは、スラ
ブ内に流し込んだコンクリートにより結合されて、スロ
ット付床材用スラブと打設コンクリート間の水平剪断抗
力が得られる。
スラブでは、単純な曲げ作用による牽引応力は下面に設
けた補強ロッドが吸収し、単純な曲げ作用による圧縮応
力は上面とそこに設けた補強ロッドにより吸収する。本
発明による矩形の平行六面体のスラブは、安定かつ堅牢
であり、取扱い、運搬および保管が容易である。また、
従来の2段階構築のデッキでは、現場で下層の床材用ス
ラブと上層のコンクリートとの間に設けた上下の補強ロ
ッドにより水平剪断抗力が得られていたが、本発明では
スロット付床材用スラブと打設コンクリートとは、スラ
ブ内に流し込んだコンクリートにより結合されて、スロ
ット付床材用スラブと打設コンクリート間の水平剪断抗
力が得られる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明する。図
示のように、スロット付床材用スラブは、大型で薄い矩
形形状を呈する。コンクリートまたはその類似材製のス
ラブの本体には多数の中空通路1、2が縦方向に平行に
形成される。中空通路1、2はスラブ全長に亘って形成
され、かつ、縦方向の軸心を中心に対称的に配置され
る。通路1は断面形状円形を呈し、全長に亘って閉塞さ
れているが、通路2はスロット3を介して上面4に接続
している。スロット3はスラブの上面4から通路2に至
る下細テーパー状の端面8、9を有し、打設したコンク
リートが通路2内に流入する。上面4のスロット3の間
のブリッジ部5により、通路2は筒状に維持される。補
強ロッド6はスラブ本体内に埋込まれる。ロッド6は、
中間部分と両側近傍に対で設けられる。スロット付床材
用スラブの下面7近傍には4本のロッド6が図示されて
いる。これらの4本のロッド6は打設コンクリートの荷
重およびデッキに係る荷重による張力に対して下面側を
補強する。スラブの下面7は滑面に形成する。スラブの
側縁にはスラブ同士を連結する溝型継手を設ける。
示のように、スロット付床材用スラブは、大型で薄い矩
形形状を呈する。コンクリートまたはその類似材製のス
ラブの本体には多数の中空通路1、2が縦方向に平行に
形成される。中空通路1、2はスラブ全長に亘って形成
され、かつ、縦方向の軸心を中心に対称的に配置され
る。通路1は断面形状円形を呈し、全長に亘って閉塞さ
れているが、通路2はスロット3を介して上面4に接続
している。スロット3はスラブの上面4から通路2に至
る下細テーパー状の端面8、9を有し、打設したコンク
リートが通路2内に流入する。上面4のスロット3の間
のブリッジ部5により、通路2は筒状に維持される。補
強ロッド6はスラブ本体内に埋込まれる。ロッド6は、
中間部分と両側近傍に対で設けられる。スロット付床材
用スラブの下面7近傍には4本のロッド6が図示されて
いる。これらの4本のロッド6は打設コンクリートの荷
重およびデッキに係る荷重による張力に対して下面側を
補強する。スラブの下面7は滑面に形成する。スラブの
側縁にはスラブ同士を連結する溝型継手を設ける。
【0010】本発明の上述のプロセスにより、上記した
目的は達成される。しかし、本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、当業者にとって自明なプロセスは
本発明の権利範囲に含有される。
目的は達成される。しかし、本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、当業者にとって自明なプロセスは
本発明の権利範囲に含有される。
【0011】
【発明の効果】前記したように、本発明による矩形の平
行六面体のスラブは、安定かつ堅牢であり、取扱い、運
搬および保管が容易である。また、従来の2段階構築の
デッキでは、現場で下層の床材用スラブと上層のコンク
リートとの間に設けた上下の補強ロッドにより水平剪断
抗力が得られていたが、本発明ではスロット付床材用ス
ラブと打設コンクリートとは、スラブ内に流し込んだコ
ンクリートにより結合されて、スロット付床材用スラブ
と打設コンクリートとの間の水平剪断抗力が得られる。
行六面体のスラブは、安定かつ堅牢であり、取扱い、運
搬および保管が容易である。また、従来の2段階構築の
デッキでは、現場で下層の床材用スラブと上層のコンク
リートとの間に設けた上下の補強ロッドにより水平剪断
抗力が得られていたが、本発明ではスロット付床材用ス
ラブと打設コンクリートとは、スラブ内に流し込んだコ
ンクリートにより結合されて、スロット付床材用スラブ
と打設コンクリートとの間の水平剪断抗力が得られる。
【図1】 全体の斜視図。
【図2】 全体の平面図。
【図3】 A−A断面図。
【図4】 B−B断面図。
1…通路、2…通路、3…スロット、4…上面、5…ブ
リッジ部、6…ロッド、7…下面、8…端面、9…端
面。
リッジ部、6…ロッド、7…下面、8…端面、9…端
面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
Claims (10)
- 【請求項1】 薄い矩形または多角形状を呈し、上層の
コンクリートを埋設結合して平坦な一枚岩的構造物を形
成するのに用いられる型枠床材用スラブにおいて、前記
スラブには所望の深さを有する多数の縦長のスロットを
設け、該スロットは前記スラブの縦方向に平行に配置さ
せるとともに間欠的に並設し、もって、打設コンクリー
トを前記スロットに流し込むことにより上層の打設コン
クリートと前記スラブとを密接に結合させるようにした
水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床材
用スラブ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記スラブの厚さ方
向の中央には重量軽減用の複数の通路を設け、前記縦長
の各スロットは前記通路の縦方向の軸心に一致させた水
平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床材用
スラブ。 - 【請求項3】 コンクリートまたはその類似材により予
め形成され、重量軽減用の複数の縦方向の通路を有する
型枠床材用スラブにおいて、該スラブの厚さは、該スラ
ブと該スラブ上に打設したコンクリート層とからなるコ
ンクリートデッキの圧縮領域としての厚さが、前記スラ
ブ上に打設したコンクリート層の厚さにほぼ等しくな
り、かつ、前記コンクリートデッキの抗張力が前記スラ
ブの厚さに等しくなるようにした水平コンクリートデッ
キの2段階構築に用いる型枠床材用スラブ。 - 【請求項4】 請求項3において、前記スラブの側縁に
は溝型継手を設け、前記スラブの下面は滑面とした水平
コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床材用ス
ラブ。 - 【請求項5】 複数を組合せその上にコンクリートを打
設して一枚岩的構造物を形成するのに用いられる型枠床
材用スラブにおいて、前記スラブは薄い矩形のコンクリ
ート製本体と該本体内に設けた複数の縦方向の平行な通
路とを有し、前記通路は前記本体の上面より下方に位置
させ、少なくとも2個の前記通路は前記本体の上面にス
ロットにより連通させ、残余の前記通路は前記本体の上
面に連通することなく前記本体の全長に亘って貫通させ
た水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床
材用スラブ。 - 【請求項6】 請求項5において、前記本体の下面近傍
には複数の補強ロッドを設けた水平コンクリートデッキ
の2段階構築に用いる型枠床材用スラブ。 - 【請求項7】 請求項6において、前記本体の上面近傍
には複数の補強ロッドを設けた水平コンクリートデッキ
の2段階構築に用いる型枠床材用スラブ。 - 【請求項8】 請求項7において、前記スロットは下方
傾斜の端面を有する水平コンクリートデッキの2段階構
築に用いる型枠床材用スラブ。 - 【請求項9】 請求項7において、前記本体は6本の平
行の縦方向の通路を有し、該通路のうち4本は前記本体
の上面に連通するスロットを有し、残余の通路は前記本
体の上面に連通することなく前記本体の全長に亘って伸
ばした水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型
枠床材用スラブ。 - 【請求項10】 請求項9において、前記本体の上面に
連通する前記溝穴を有する前記4本の通路のうち2本は
前記本体の縦方向の軸芯に隣接させ、前記4本の通路の
うち残余の2本は前記本体の縦側縁の一方にそれぞれ隣
接させた水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる
型枠床材用スラブ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AR319790 | 1991-05-28 | ||
AR31970 | 1991-05-28 | ||
AR31979091 | 1991-05-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073931A true JPH073931A (ja) | 1995-01-06 |
JPH0794752B2 JPH0794752B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=3478811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4162097A Expired - Lifetime JPH0794752B2 (ja) | 1991-05-28 | 1992-05-28 | 水平コンクリートデッキの2段階構築に用いる型枠床材用スラブ |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5410851A (ja) |
EP (1) | EP0516139B1 (ja) |
JP (1) | JPH0794752B2 (ja) |
AT (1) | ATE138146T1 (ja) |
AU (1) | AU655820B2 (ja) |
BR (1) | BR9201968A (ja) |
CA (1) | CA2069350A1 (ja) |
DE (1) | DE69210678T2 (ja) |
ES (1) | ES2087341T3 (ja) |
MX (1) | MX9202236A (ja) |
RU (1) | RU2046171C1 (ja) |
ZA (1) | ZA923879B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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