JPH0739236U - 低圧用引留クランプ - Google Patents

低圧用引留クランプ

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JPH0739236U
JPH0739236U JP7274793U JP7274793U JPH0739236U JP H0739236 U JPH0739236 U JP H0739236U JP 7274793 U JP7274793 U JP 7274793U JP 7274793 U JP7274793 U JP 7274793U JP H0739236 U JPH0739236 U JP H0739236U
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JP
Japan
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wire
clamp
low
groove
main body
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Pending
Application number
JP7274793U
Other languages
English (en)
Inventor
哲 西浦
博樹 坂元
Original Assignee
大トー株式会社
日本カタン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大トー株式会社, 日本カタン株式会社 filed Critical 大トー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡潔な構成によって、引張電線を電線直径の
大小に関係なく電柱の低圧引留碍子に容易に取付ける。 【構成】 クランプ本体1の一端に支軸7で電線押え金
具8を開閉自在に取付け、クランプ本体1の環状体5を
電柱の低圧引留碍子52に懸留めると、電線押え金具8
を開き、クランプ本体1の線溝3に引張電線53の先端
を嵌める。次に電線押え金具8を閉じその切欠溝11に
クランプ本体1に回動可能に取付けたボルト12を挿入
し、ナット22で締付け、電線をクランプする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電柱間の配電線あるいは低圧用送電線の張設に用いる低圧用引留ク ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
道路等に沿って配線する配電線は、図4に示すように電柱51に設けた低圧引 留碍子52に電線53の先端部に形成した輪部54を懸留めて張設している。こ の輪部54は、引張した電線53の先端部を低圧引留碍子52に巻回して先端の 電線部53′を電線53に重ね、変圧器55につなぐ電線56があるときはこの 電線56も重ねてその上からバインド線57で一体的に巻付けることにより得ら れるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
引張した電線53の端部に低圧引留碍子52に懸留める輪部54を形成する作 業では、引張した電線53の先端部を強い反発力に抗して折曲げ、これによりで きる輪部54をバインド線57で引張側の電線に一体的に固着しなければならな いので、大きな力を要するだけでなく、不安定な足場での頗る面倒な作業となる 不具合がある。また、電線53の直径は配電容量の大容量化に伴い一段と大きく なるので、輪部54の形成がきわめて困難となり、また作業が長引くので、その 改善が切望されていた。
【0004】 本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、簡潔な構成によって電線直径の大 小に関係なく引張電線を電柱の低圧引留碍子に容易に取付けることができる低圧 用引留クランプの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
この目的を達成するため、本考案の低圧用引留クランプにおいては、本体部の 片面に電線を案内する線溝を形成し且つ一端部に電柱の低圧引留碍子に懸留める 環状体を突設したクランプ本体と、前記本体部の他端部に取付けられ、且つ押え 溝で前記線溝と対向し前記線溝上の電線をクランプ本体とで挟着する電線押え金 具からなることを特徴とするものである。
【0006】 低圧用引留クランプは、クランプ本体の環状体で電柱の低圧引留碍子に懸留め 、クランプ本体の線溝に、電線引張手段で引張した電線の被覆材を除去した先端 を嵌めると、電線押え金具の押え溝とクランプ本体の線溝とで電線の先端を挟着 し、その後電線から電線引張手段を取除く。
【0007】 尚、電線押え金具は、クランプ本体の一端部に開閉自在に取付けるヒンジ型の 電線押え金具であってもよい。
【0008】
【実 施 例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の実施例の平面図、 図2は同側面図、図3は同正面図である。1はクランプ本体で、本体部2の片面 に電線53を案内する線溝3を形成し、本体部2の一端部に電柱の低圧引留碍子 52に懸留める環状体5を突設する。本体部2の他端部には、線溝3に沿う一側 部に一対の軸受部6,6を突設し、この一対の軸受部6,6に線溝2と平行の支 軸7を介して電線押え金具8を開閉自在に取付ける。また、線溝2に沿う他側に 一対の軸受部10,10を突設し、この一対の軸受部10,10に線溝2と平行 の支軸13を取付ける。この支軸13には、電線押え金具8の自由端部に形成さ れた切欠溝11(線溝3と直交する)に挿脱させるボルト12を回動可能に取付 け、ボルト12には座金20、ばね座金21を挿入した上からナット22を螺合 している。尚、本体部2の電線押え金具8の反対側の面部24には緊線用孔25 を穿設した突起26を突設している。
【0009】 電線押え金具8は、押え金具本体16の一側部に突設した突起部17を前述の 一対の軸受部6,6に支軸7で取付け、突起部17の反対側には前述の切欠溝1 1を形成し、線溝3と対向する面部には線溝3に嵌めた電線53を線溝3とで挟 持するための押え溝19を形成している。
【0010】 尚、低圧引留碍子52は、図4に示すように電柱51にバンド59,59で取 付けられた碍子取付具60の上下一対の支持板部61,61の先端にボルト62 とナット63とで取付けている。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、クランプ本体の一端部に突設した環状体 で陣中の低圧引留碍子に懸留めると、クランプ本体の線溝と電線押え金具の押え 溝とで引張電線を挟着するようにしているので、簡潔な構成によって電線直径の 大小に関係なく容易に引張電線を電柱に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】本考案実施例の側面図である。
【図3】本考案の実施例の正面図である。
【図4】従来の配電線取付方法説明図である。
【符合の説明】
1 クランプ本体 2 本体部 3 線溝 5 環状体 8 電線押え金具 19 押え溝 52 低圧引留碍子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の片面に電線を案内する線溝を形
    成し且つ一端部に電柱の低圧引留碍子に懸留める環状体
    を突設したクランプ本体と、前記本体部の他端部に取付
    けられ、且つ押え溝で前記線溝と対向し前記線溝上の電
    線をクランプ本体とで挟着する電線押え金具からなる低
    圧用引留クランプ。
  2. 【請求項2】 電線押え金具が、クランプ本体の一側部
    に開閉自在に取付けるヒンジ型の電線押え金具である請
    求項1記載の低圧用引留クランプ。
JP7274793U 1993-12-17 1993-12-17 低圧用引留クランプ Pending JPH0739236U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146107A (ja) * 1984-08-10 1986-03-06 旭テック株式会社 架空ケ−ブルのクランプ
JPH0249313B2 (ja) * 1982-03-16 1990-10-29 Takeda Chemical Industries Ltd
JP4086039B2 (ja) * 2005-01-07 2008-05-14 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 トナーの製造方法およびトナー製造装置

Patent Citations (3)

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