JPH0736416Y2 - 張線器 - Google Patents
張線器Info
- Publication number
- JPH0736416Y2 JPH0736416Y2 JP1990405351U JP40535190U JPH0736416Y2 JP H0736416 Y2 JPH0736416 Y2 JP H0736416Y2 JP 1990405351 U JP1990405351 U JP 1990405351U JP 40535190 U JP40535190 U JP 40535190U JP H0736416 Y2 JPH0736416 Y2 JP H0736416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electric wire
- main body
- same length
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【0001】
【産業の利用分野】この考案は無停電工事など活線下で
電気工事を実施する場合に使用される張線器に係るもの
である。
電気工事を実施する場合に使用される張線器に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の張線器は使用しないときには、電
線把持部は閉じており、使用に際して、引張りレバーを
引き電線把持部を開口させるという構造のものであっ
た。ところが無停電工事などの活線作業では、引張りレ
バーを直接手で引っ張るなどの作業は危険で、例えば、
数メートルの絶縁棒の先端に取り付けたフックなどを引
っ掛け、引張りレバーを引っ張って、電線把持部を開口
させていたので、作業性が極めてわるいという問題点が
あった。
線把持部は閉じており、使用に際して、引張りレバーを
引き電線把持部を開口させるという構造のものであっ
た。ところが無停電工事などの活線作業では、引張りレ
バーを直接手で引っ張るなどの作業は危険で、例えば、
数メートルの絶縁棒の先端に取り付けたフックなどを引
っ掛け、引張りレバーを引っ張って、電線把持部を開口
させていたので、作業性が極めてわるいという問題点が
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】この考案は前記の問
題点を解決するために成されたもので、無停電工事など
の活線作業における作業性を向上させるために、電線把
持部が常時開口している張線器の提供を目的とするもの
である。
題点を解決するために成されたもので、無停電工事など
の活線作業における作業性を向上させるために、電線把
持部が常時開口している張線器の提供を目的とするもの
である。
【0004】
【問題点を解決するための手段】張線器本体に間隔を置
いて同一水平レベルに設けた固定軸に枢着し、平行に傾
斜した二本の同一長のクランプレバーの一端に電線押え
金具を緩装し、他端に引張りレバーを緩装する。そうし
て使用しないときには、電線把持部を常時開口させてお
く。
いて同一水平レベルに設けた固定軸に枢着し、平行に傾
斜した二本の同一長のクランプレバーの一端に電線押え
金具を緩装し、他端に引張りレバーを緩装する。そうし
て使用しないときには、電線把持部を常時開口させてお
く。
【0005】
【作用】平行に傾斜した二本の同一長のクランプレバー
が電線把持部を常時開口させておくように作用し,電線
を把持させるときには、引張りレバーを引っ張ると、ク
ランプレバーが固定軸を中心に回転し電線押え金具を押
し上げ電線把持部を閉口させるように作用するのであ
る。
が電線把持部を常時開口させておくように作用し,電線
を把持させるときには、引張りレバーを引っ張ると、ク
ランプレバーが固定軸を中心に回転し電線押え金具を押
し上げ電線把持部を閉口させるように作用するのであ
る。
【0006】
【実施例】この考案の実施の一例を示す図面について説
明するに、1は張線器の本体で電線6を受け止める受け
部8と平行に傾斜した二本の同一長のクランプレバー3
を枢着する間隔を置いて同一水平レベルに設けた固定軸
2から成っている。4は電線押え金具で、平行に傾斜し
た二本の同一長のクランプレバー3の一端に可動的に緩
装(以下単に緩装と称す)し、平行に傾斜した二本の同
一長のクランプレバー3の運動に連動して移動するよう
に構成されている。
明するに、1は張線器の本体で電線6を受け止める受け
部8と平行に傾斜した二本の同一長のクランプレバー3
を枢着する間隔を置いて同一水平レベルに設けた固定軸
2から成っている。4は電線押え金具で、平行に傾斜し
た二本の同一長のクランプレバー3の一端に可動的に緩
装(以下単に緩装と称す)し、平行に傾斜した二本の同
一長のクランプレバー3の運動に連動して移動するよう
に構成されている。
【0007】なお、常時は張線器の本体の受け部8と電
線押え金具4との間は電線を装着できるように適宜な間
隔を有する開口の状態にしておくのである。5は引張り
レバーで電線押え金具4側とは対峙する側で、平行に傾
斜した二本の同一長のクランプレバー3の一端に緩着
し、絶縁棒装着孔7などが設けられている。実施に際し
ては、引張りレバー5を、例えば矢印の方向に引っ張る
と、平行に傾斜した二本の同一長のクランプレバー3が
連動して動き、固定軸2を右方向に回転し、この運動に
連動して電線押え金具4は、平行に上方に押し上げられ
ながら右方向に移動し、電線6を本体1の受け部8と電
線押え金具4の間に把持するのである。
線押え金具4との間は電線を装着できるように適宜な間
隔を有する開口の状態にしておくのである。5は引張り
レバーで電線押え金具4側とは対峙する側で、平行に傾
斜した二本の同一長のクランプレバー3の一端に緩着
し、絶縁棒装着孔7などが設けられている。実施に際し
ては、引張りレバー5を、例えば矢印の方向に引っ張る
と、平行に傾斜した二本の同一長のクランプレバー3が
連動して動き、固定軸2を右方向に回転し、この運動に
連動して電線押え金具4は、平行に上方に押し上げられ
ながら右方向に移動し、電線6を本体1の受け部8と電
線押え金具4の間に把持するのである。
【0008】
【効果】このは考案は以上のように構成されているの
で、使用に際しては、従来のような電線把持部を開口さ
せる作業が不要になり、無停電工事のような間接工法に
おいては、作業能率が著しく向上するという効果を有し
工業的利用価値は高い。
で、使用に際しては、従来のような電線把持部を開口さ
せる作業が不要になり、無停電工事のような間接工法に
おいては、作業能率が著しく向上するという効果を有し
工業的利用価値は高い。
【図1】考案の実施の一例を示す正面図である。
1 本体 2 固定軸 3 クランプレバー 4 電線押え金具 5 引張りレバー 6 電線 7 絶縁棒装着孔 8 受け部
フロントページの続き (72)考案者 高崎 篤司 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目一番82号 九州電力株式会社内 (72)考案者 黒木 秀則 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目一番82号 九州電力株式会社内 (72)考案者 工藤 勇八 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−195926(JP,U) 実開 平2−41609(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】本体(1)に間隔を置いて同一水平レベル
に設けた固定軸(2)に枢着し、平行に傾斜した二本の
同一長のクランプレバー(3)の一端に本体(1)の受
け部(8)と常時適宜な間隔を有するように電線押え金
具(4)を緩装し、電線押え金具(4)と対峙する側の
他端に引張りレバー(5)を緩装したことを特徴とする
張線器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405351U JPH0736416Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 張線器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405351U JPH0736416Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 張線器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488310U JPH0488310U (ja) | 1992-07-31 |
JPH0736416Y2 true JPH0736416Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31882803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990405351U Expired - Lifetime JPH0736416Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 張線器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736416Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2511969Y2 (ja) * | 1993-06-10 | 1996-09-25 | 西日本電線株式会社 | 高張力ケ―ブル用引留クランプ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195926U (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-26 | 内藤工業株式会社 | 被覆電線用掴線器 |
JPH0241609U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-22 |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP1990405351U patent/JPH0736416Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0488310U (ja) | 1992-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |