JP2000184535A - 自在バンドの締めつけ具 - Google Patents
自在バンドの締めつけ具Info
- Publication number
- JP2000184535A JP2000184535A JP36084098A JP36084098A JP2000184535A JP 2000184535 A JP2000184535 A JP 2000184535A JP 36084098 A JP36084098 A JP 36084098A JP 36084098 A JP36084098 A JP 36084098A JP 2000184535 A JP2000184535 A JP 2000184535A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- band
- hole
- lever
- bolt
- Prior art date
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- Pending
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- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電柱に自在バンドを巻き付け、締めつける作
業を一回の操作で完了できる締めつけ具を提供する。 【解決手段】 槓桿１の下端に爪４が設けられ、上記槓
桿１の中間点にピン５を介して作用槓桿６が回動可能に
延設され、この作用槓桿６の先端には横向きに開口１３
したフック７が設けられている。自在バンド２のフック
ボルト１４のフック１４’に作用槓桿のフック７を引っ
掛け、槓桿１の爪４を自在バンド２の透孔３に引っ掛け
てグリップ９を引き起こすとフックボルト１４のフック
１４’が自在バンド２の表面を滑りながら引き寄せられ
グリッブ９を元に戻すとフックボルト１４のフック１
４’は透孔３に嵌まり込む。この状態で作用槓桿のフッ
ク７を外しフックボルト１４のナット１８を回して完全
に締めつける。
業を一回の操作で完了できる締めつけ具を提供する。 【解決手段】 槓桿１の下端に爪４が設けられ、上記槓
桿１の中間点にピン５を介して作用槓桿６が回動可能に
延設され、この作用槓桿６の先端には横向きに開口１３
したフック７が設けられている。自在バンド２のフック
ボルト１４のフック１４’に作用槓桿のフック７を引っ
掛け、槓桿１の爪４を自在バンド２の透孔３に引っ掛け
てグリップ９を引き起こすとフックボルト１４のフック
１４’が自在バンド２の表面を滑りながら引き寄せられ
グリッブ９を元に戻すとフックボルト１４のフック１
４’は透孔３に嵌まり込む。この状態で作用槓桿のフッ
ク７を外しフックボルト１４のナット１８を回して完全
に締めつける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、電柱に巻き付け
られる自在バンドの巻き付け作業の省力化を可能にした
締めつけ具に関する。
られる自在バンドの巻き付け作業の省力化を可能にした
締めつけ具に関する。
【０００２】
【従来の技術】電柱に足場金具、アーム、柱上機器・計
器、照明器具等を取り付け、あるいは地中ケーブル立ち
上げ部の保護パイプの固定のために図４に示すような自
在バンド２が用いられる。この自在バンド２は、一定の
間隔で透孔３を穿設した帯鋼１８の片端を管１９を芯に
して折り返し、その折り返した部分に貫通孔２０を設
け、この貫通孔２０にフックボルト１４を貫通させナッ
ト１７を螺合し、帯鋼１８の他端には切り起こしにより
仮止めフック２１を形成したものである。
器、照明器具等を取り付け、あるいは地中ケーブル立ち
上げ部の保護パイプの固定のために図４に示すような自
在バンド２が用いられる。この自在バンド２は、一定の
間隔で透孔３を穿設した帯鋼１８の片端を管１９を芯に
して折り返し、その折り返した部分に貫通孔２０を設
け、この貫通孔２０にフックボルト１４を貫通させナッ
ト１７を螺合し、帯鋼１８の他端には切り起こしにより
仮止めフック２１を形成したものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記自在バンド２は、
それを電柱１６に巻き付け、フックボルト１４のフック
１４’を透孔３に引っ掛けナット１７を回して行くと次
第に締まるようになっているが、自在バンド２の厚さは
１．２mmから２．０mm、幅は４０mmであって可成りの剛
性を持っているため、人の手で電柱１６に巻き付けるだ
けでは簡単には電柱１６の表面に沿うものではない。
それを電柱１６に巻き付け、フックボルト１４のフック
１４’を透孔３に引っ掛けナット１７を回して行くと次
第に締まるようになっているが、自在バンド２の厚さは
１．２mmから２．０mm、幅は４０mmであって可成りの剛
性を持っているため、人の手で電柱１６に巻き付けるだ
けでは簡単には電柱１６の表面に沿うものではない。
【０００４】従って、フックボルト１４のネジ部分一杯
にナット１７を回しても自在バンドは完全に締まらず、
一点鎖線のように仮止めフック２１が透孔３に嵌まった
状態にしてナット１７を緩めて元の位置に戻し、フック
ボルト１４のフック１４’を前方の透孔３に掛け替え、
ナット１７をねじ込む操作を繰り返さねばならず多くの
工数と労力を必要とし省力化の障害となっていた。
にナット１７を回しても自在バンドは完全に締まらず、
一点鎖線のように仮止めフック２１が透孔３に嵌まった
状態にしてナット１７を緩めて元の位置に戻し、フック
ボルト１４のフック１４’を前方の透孔３に掛け替え、
ナット１７をねじ込む操作を繰り返さねばならず多くの
工数と労力を必要とし省力化の障害となっていた。
【０００５】この発明は上記従来技術の問題に鑑み、上
記自在バンドを電柱に巻き付け、締めつける作業を一回
の操作で完了できるようにする自在バンドの締めつけ具
を提供しようとするものである。
記自在バンドを電柱に巻き付け、締めつける作業を一回
の操作で完了できるようにする自在バンドの締めつけ具
を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、槓桿の先端に自在バンドの透孔に引っ掛
ける爪を設け、上記槓桿の中間点にピンを介して作用槓
桿を回動可能に延設し、この作用槓桿の先端にフックを
設けてなる構成としたものである。
にこの発明は、槓桿の先端に自在バンドの透孔に引っ掛
ける爪を設け、上記槓桿の中間点にピンを介して作用槓
桿を回動可能に延設し、この作用槓桿の先端にフックを
設けてなる構成としたものである。
【０００７】上記の如く構成するこの発明によれば、フ
ックボルトのフックに作用槓桿のフックを引っ掛け、自
在バンドの透孔に槓桿の下端に設けた爪を引っ掛けて槓
桿のグリップを引き起こすとフックボルトが強力に引き
寄せられ、一点鎖線のように締めつけ完了に近い状態で
フックボルトが自在バンドの透孔に嵌まるのでナットを
僅かに廻すだけで締めつけが完了する。
ックボルトのフックに作用槓桿のフックを引っ掛け、自
在バンドの透孔に槓桿の下端に設けた爪を引っ掛けて槓
桿のグリップを引き起こすとフックボルトが強力に引き
寄せられ、一点鎖線のように締めつけ完了に近い状態で
フックボルトが自在バンドの透孔に嵌まるのでナットを
僅かに廻すだけで締めつけが完了する。
【０００８】
【発明の実施の形態】次にこ発明に係る実施形態を図１
乃至３を参照しながら説明する。鋼管を材料とする槓桿
１の下端に自在バンド２の透孔３に引っ掛ける爪４が設
けられ、上記槓桿１の下端寄り中間点に、ピン５を介し
て構造用鋼を材料とする作用槓桿６が回動可能に、か
つ、爪４が向いている側に延設され、この作用槓桿６の
先端には横向きに開口１３したフック７が設けられ、上
記槓桿１の上部には塩化ビニルを材料とするスリーブ８
を被せてグリップ９を形成している。
乃至３を参照しながら説明する。鋼管を材料とする槓桿
１の下端に自在バンド２の透孔３に引っ掛ける爪４が設
けられ、上記槓桿１の下端寄り中間点に、ピン５を介し
て構造用鋼を材料とする作用槓桿６が回動可能に、か
つ、爪４が向いている側に延設され、この作用槓桿６の
先端には横向きに開口１３したフック７が設けられ、上
記槓桿１の上部には塩化ビニルを材料とするスリーブ８
を被せてグリップ９を形成している。
【０００９】上記爪４は、平板１０とこの平板１０の両
側に溶接された補強板１１とで断面コ字状を形成し、上
記槓桿１の外側に嵌まり上記ピン５によって取り付けら
れ、平板１０の下端は自在バンド２の透孔３に嵌まるよ
うに幅が狭められ、先端を曲折して形成している。
側に溶接された補強板１１とで断面コ字状を形成し、上
記槓桿１の外側に嵌まり上記ピン５によって取り付けら
れ、平板１０の下端は自在バンド２の透孔３に嵌まるよ
うに幅が狭められ、先端を曲折して形成している。
【００１０】作用槓桿６は、上記断面コ字状部材の両外
側に側板１２が上記ピン５に嵌められ、その先端に横向
きに開口１３したフック７が溶接されている。上記側板
１２は、フック７の開口１３側を短くしてフックボルト
１４のフック１４’から抜き取れるようにしている。
側に側板１２が上記ピン５に嵌められ、その先端に横向
きに開口１３したフック７が溶接されている。上記側板
１２は、フック７の開口１３側を短くしてフックボルト
１４のフック１４’から抜き取れるようにしている。
【００１１】次にこの自在バンドの締めつけ具の取扱の
一例（足場金具を取り付け）について説明する。足場金
具１５の台２２と控え金２３との間に自在バンド２を引
き通して電柱１６に巻き付け、作用槓桿６のフック７を
フックボルト１４のフック１４’に引っ掛け、槓桿１の
爪４を自在バンド２の透孔３に引っ掛けて矢印方向（鎖
線のように）にグリップ９を引き起こすとフックボルト
１４のフック１４’が自在バンド２の表面を滑りながら
引き寄せられる。自在バンド２が十分締めつけられた状
態になり、グリップ９を元に戻すとフックボルト１４の
フック１４’は透孔３に嵌まり込む。この状態で作用槓
桿６のフック７をフックボルト１４のフック１４’から
外しフックボルト１４のナット１８を廻すことにより締
めつけは完了する。
一例（足場金具を取り付け）について説明する。足場金
具１５の台２２と控え金２３との間に自在バンド２を引
き通して電柱１６に巻き付け、作用槓桿６のフック７を
フックボルト１４のフック１４’に引っ掛け、槓桿１の
爪４を自在バンド２の透孔３に引っ掛けて矢印方向（鎖
線のように）にグリップ９を引き起こすとフックボルト
１４のフック１４’が自在バンド２の表面を滑りながら
引き寄せられる。自在バンド２が十分締めつけられた状
態になり、グリップ９を元に戻すとフックボルト１４の
フック１４’は透孔３に嵌まり込む。この状態で作用槓
桿６のフック７をフックボルト１４のフック１４’から
外しフックボルト１４のナット１８を廻すことにより締
めつけは完了する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
自在バンドの巻き付け締めつけ作業が一回の操作で完了
し省力化することが可能となる。
自在バンドの巻き付け締めつけ作業が一回の操作で完了
し省力化することが可能となる。
【図１】この発明に係る締めつけ具の取扱説明図
【図２】この発明に係る締めつけ具の正面図
【図３】同底面図
【図４】従来の自在バンド締めつけ作業説明図
１ 槓桿 ２ 自在バンド ３ 透孔 ４ 爪 ５ ピン ６ 作用槓桿 ７ フック ８ スリーブ ９ グリップ １０ 平板 １１ 補強板 １２ 側板 １３ 開口 １４ フックボルト １５ 足場金具 １６ 電柱 １７ ナット １８ 帯鋼 １９ 管 ２０ 貫通孔 ２１ 仮止めフック ２２ 台 ２３ 控え金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手銭 守夫 広島市中区小町４番33号 中国電力株式会 社内 (72)発明者 大垰 勝博 広島市中区小町４番33号 中国電力株式会 社内 (72)発明者 森脇 信次 広島市中区小町４番33号 中国電力株式会 社内 (72)発明者 昌子 敦 広島市中区小町４番33号 中国電力株式会 社内 (72)発明者 金崎 文男 大阪市大正区小林東３丁目７番９号
Claims (1)
- 【請求項１】 槓桿の先端に自在バンドの透孔に引っ掛
ける爪を設け、上記槓桿の中間点にピンを介して作用槓
桿を回動可能に延設し、この作用槓桿の先端にフックを
設けてなる自在バンドの締めつけ具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36084098A JP2000184535A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 自在バンドの締めつけ具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36084098A JP2000184535A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 自在バンドの締めつけ具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000184535A true JP2000184535A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18471153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36084098A Pending JP2000184535A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 自在バンドの締めつけ具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000184535A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115051280A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-09-13 | 安徽送变电工程有限公司 | 一种用于输电线路绝缘子的更换工法 |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP36084098A patent/JP2000184535A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115051280A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-09-13 | 安徽送变电工程有限公司 | 一种用于输电线路绝缘子的更换工法 |
| CN115051280B (zh) * | 2022-05-16 | 2023-09-01 | 安徽送变电工程有限公司 | 一种用于输电线路绝缘子的更换工法 |
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