JPS6028719Y2 - ロ−プの差し間形成装置 - Google Patents

ロ−プの差し間形成装置

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JPS6028719Y2
JPS6028719Y2 JP15997482U JP15997482U JPS6028719Y2 JP S6028719 Y2 JPS6028719 Y2 JP S6028719Y2 JP 15997482 U JP15997482 U JP 15997482U JP 15997482 U JP15997482 U JP 15997482U JP S6028719 Y2 JPS6028719 Y2 JP S6028719Y2
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rope
strands
beak
strand
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JP15997482U
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JPS5964998U (ja
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康郎 小野寺
義盛 額賀
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロープの差し間形成装置に係り、更に詳述す
ればロープの端部をばらした複数本のストランドをその
ロープのストランドの一部をゆるめた間にロープの撚り
方向に沿うように捲き付けるロープの差し間形成装置に
関するものである。
ロープの端部に差し間つなぎにより環を作る場合、ロー
プの端部をループにしてスリーブあるいは締結金具で止
めて作る方法と、ロープの端部をばらした複数本のスト
ランドをそのロープのストランドの一部をゆるめた間に
順次挿入し、このばらされたストランドをロープの撚り
方向に沿うように巻くと共に、更に同様にストランドを
ゆるめた間に挿入して固定して作る差量つなぎ法とがあ
る。
前者の場合はその作業が容易であるが、海水につけるよ
うな魚具の場合金属製の締結金具は腐蝕し、思わぬ時に
外れてしまい危険が伴う。
また後者の場合には堅く撚られたストランドをゆるめる
こと、このゆるんだ部分に端部をばらしたストランドを
挿入し、巻付ける作業に効率のよい作業具がなく、先の
尖った鉄棒(スパイキ−)の複数本とパイプスパイキ−
を使ってストランドの一部をゆるめてこの間に端部をば
らしたストランドを2〜3人掛りで差込むと云う手順で
行なっており、1日作業しても3〜4個作業するのが精
一杯で、またスパイキ−を何度もハンマーで打込むため
ストランドが傷付き易く、よい方法ではなかった。
この考案は上述した欠点を除去することを目的とるもの
で、その特徴とするところは、合板等に立設したスタン
ドと、このスタンドの上部に取付けられた自己復帰の対
をなす嘴と、これら嘴を前記復帰力に抗して開かせるネ
ジ棒と、このネジ棒を回転させる操作機構と、加工しよ
うとするロープを係止し、前記嘴取付部分に挿着したス
パイキ−に前記ロープを押当てスラント間に差し込むス
パイキ−差込機とで構成されたことを特徴とするロープ
の差し間形成装置を提供するものである。
以下この考案を図に示す一実施例について詳述する。
第1図は携行に当って分解した状態の玉掛はロープの差
し間形成装置の斜視図で、1は合板で、その長手方向の
一端に近い位置に軸受11が取付けられている。
2は差し間形成機で、第2図a〜Cに示すようにコ字状
型鋼部材で構成されたスタンド21の一端に固定嘴22
が止めピン24aと止めねじ24bで固定され、ネジ棒
25により可動する自己復帰の対をなす可動嘴23が取
付けられ、固定嘴22、可動嘴23間にはスプリング2
6が取付けられ、ネジ棒25を引込まず方向に回すと可
動嘴23が固定嘴22側に引戻るようになっている。
前記ネジ棒25には第2図す、 cおよび第3図Cに示
すように一端に四角形の凹所27が設けられており、前
記スタンド21の他端には軸受11に軸支する軸受29
が設けられている。
尚固定嘴22の先端は直接ロープのストランド間に挿入
する際の補強と操入を容易にするための円錐状の尖頭部
221が形威され、スタンドとの固定端には可動嘴23
を軸支する軸受222が設けられ、可動嘴23は前記尖
頭部の長さだけ短かく形威され内側には前記ネジ棒25
が作用する突起231が突出し、根部には前記軸受に軸
支される軸受232が形威されている。
尚、前記した可動嘴23には後述するスパイキ−差込機
の結合部に嵌合する係止ピン挿入穴付の結合突部234
が取付けである。
また、第1図、第4図および第5図において3はストラ
ンドを引くウィンチで、腕杆31の一端には枠材32に
滑車33が軸支され、他端にはスタンド21の側面に取
付けられている支持金具211に取付ける取付部34が
取付けられ、この取付部34の一対の腕材341a、3
41b間には先端にストランドを保安するクランパ35
を取付けたワイヤロープ36を巻いたドラム37とこの
ドラムと軸着されたギヤ38およびウオームギヤと一体
のバンドル39が取付けられ、腕杆31の上面にはクラ
ンパ35を掛けるピン311が、下面にはワイヤーロー
プ36を案内する案内環312a、312bが取付けら
れている。
第3図aおよび第3図すはロニプのスラント間に後述す
るスパイキ−59を挿入するためのスパイキ−差込機5
の構成を示すもので、U字状に折曲げられ、この折曲げ
側を端部側に折返して係止鉤52を形威し、両端に螺杵
55を螺着した支軸53を取付けたロープ係止部材51
の前記両端側に前記螺杵55の一端に螺杵とは回動自在
に取付けた係合部材56と前述した可動嘴23に取付け
られた結合突部234に明けられた穴235,561に
挿通する係止ピン57を保持すると共に螺杵55の回動
に伴って、前記ロープの係止部材の前後動の妨げになら
ないようにする長穴54が設けられ、更に前記螺杵55
の他端には螺杵を回動せしめるバンドル58が四角い連
結部28を介して取付けられている。
尚、59は固定嘴22をスタンド21に取付ける止めピ
ン24aに挿着されているスパイキ−である。
この考案の玉掛はロープの差し間形成装置は以上のよう
に構成されており、以下この装置を用いてロープにスト
ランドの差し間を作りストランドをこの差し間に挿入撚
り付ける手順を説明する。
まず、第4図に示すように台板1の軸受11に軸12で
軸支されている差し間形成機2を直立させ、スタンド2
1の側面に取付けられている支持金具211にウィンチ
3の取付部34を軸341で取付け、次に第5図に示す
ように止めピン24a(第2図a % C)にスパイキ
−59を挿着し、スタンド21に取付けた固定嘴22、
可動嘴23をロープ係止部材51の間に挿入するように
して結合部材56に係合突起234(第2図a−cおよ
び第6図a、 b参照)を嵌着し、両者に明けた穴56
1,235を一致させてから長穴54と前記両穴561
,235に係止ピン57を挿通してスパイキ−差込機5
をセットすることにより準備が完了する。
次に第6図aに示すように加工しようとするロープ4を
ロープ係止部材51の係止鉤52に掛け、バンドル58
の把手58aを持って廻してロープ4とスパイキ−59
との相対距離を縮め、まず最初に隙間を明けようとする
ストランド間にスパイキ−59が挿入できるようにロー
プを保持する。
更にこの状態より第6図すに示すようにバンドル58を
廻せばロープ係止部材51および係止鉤52が後退し、
スパイキ−59はロープ4のストランド41と42.4
3の一部に差込まれる。
この状態でバンドル58を逆に回転させればロープ4を
のこした状態でロープ係止部材51が前進復帰し、係止
鉤52がロープより外れたら係止ピン57を抜き、スパ
イキ−差込機5を外し、ロープ4のストランド41と4
2.43間に挿入されたままのスパイキ−59の穴59
1に固定嘴22の尖頭部221を第7図aに示すように
挿入し、ロープ4を押し下げスパイキ−59で明いた差
量44aに固定嘴22と可動嘴23を挿入し終ったら第
7図すに示すようにスパイキ−59を外したあと、スパ
イキ−差込機5のバンドルを外してネジ棒25に付は替
え使用するのであるが、第8図に示すようにバンドル5
8をネジ棒25の凹所27に差込み連結部28によりバ
ンドル58をネジ棒25に連結し、把手58aを持って
バンドルを回しネジ棒25(第2図a ”−c )を回
動させ、ネジ棒25のスラスト方向の動きで可動嘴23
を軸223を中心に時計方向に回動せしめ、ストランド
41とストランド42.43間の差し間44aをストラ
ンドの直径よりも大きく拡げ、第8図に示すように予じ
めこのロープ4の端部をばらした3本のストランドの内
の1つ41aを前記差し間44aを通してクランパー3
5に係止し、バンドル39を廻しワイヤーロープ36を
ドラム37に巻き付けることによりストランド41aを
必要長さくばらし端部)引出す。
第9図aに示すようにストランド41aをストランド4
1とストランド42.43間の差し間44aに引込んだ
後、第9図すに示すようにストランド42とストランド
41.43間に前述と同様スパイキ−59を差込み、固
定嘴22、可動嘴23でこの差し間44bを設け、この
差し間にストランド42aを差し通し、第9図Cに示す
ようにストランド43とストランド41.42間に前述
と同様の手順で差し間44cを設け、ストランド43a
を差し通し、1回目の差込みが完了する。
以下第10図に示すようにストランド41a〜43aを
ロープ4の撚り方向に沿わせて捲き、捲きピッチで1ピ
ツチあるいは2ピツチ目のストランド41とストランド
42.43間に差し間を同様の手順で作り、ストランド
41aを差込み、以下ストランド42とストランド41
,43間、ストランド43とストランド41.42間に
それぞれ42 a、 43 aを差し込み、ウィンチ
3を利用して堅くストランド41〜43間に割込ませ、
このような作業を4回〜6回差し間に割込捲き付け、第
11図に示すように堅く撚られたストランド間に差し間
つなぎを完了させた後、この差し間つなぎ部分に細いロ
ープを捲き付け、全作業が完了する。
実施例においてはストランド3本撚りのロープを例にと
って説明したが、5本撚りまたはそれ以上の本数のロー
プの場合も同様の手順で差し間つなぎをすることができ
る。
以上述べたようにこの考案は合板等に立設したスタンド
と、このスタンドの上部に取付けられた自己復帰の対を
なす嘴と、これら嘴を前記復帰力に抗して開かせるネジ
棒と、このネジ棒を回転させる操作機構と、加工しよう
とするロープを係止し、前記嘴取付部分に挿着したスパ
イキ−に前記ロープを押当てストランド間に差し込むス
パイキ−差込機とで構成されているので、堅く撚られた
ストランドにスパイキ−差込機によりスパイキ−を差込
み、嘴により差し間を形成すると共にこの差し間にロー
プの端部をばらしたストランドの1つを順次差込む作業
が1人でも簡単にでき、かつその構成も簡単で携行が可
能な上に油圧機構や他の動力源を必要としないので作業
する場所を選ぶ必要がない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は差し間形成装置の携行時の斜視図、第2図a〜Cは固
定嘴、可動嘴の構成を示すもので、第2図aは可動嘴が
開いた状態の側面図、第2図すは可動嘴を閉じた状態の
断面図、第2図Cは可動嘴が開いた状態の断面図、第3
図aはスパイキ−差込機とバンドルの分解斜視図、第3
図すはスパイキ−差込機の斜視図、第3図Cはネジ棒の
一部拡大斜視図、第4図は差し間形成装置の作業開始前
の斜視図、第5図および第6図a、 bおよび第7図a
、bはストランド間に差し間を形成する状態の説明図、
第8図はこの差し間にストランドを差込んだ状態の説明
図、第9図a ”−cは3本のストランドを順次差し間
に差込む順序を説明する説明図、第10図は2回目のス
トランドの差込状態を示す説明図、第11図はロープの
端部に差し間つなぎを完成させた状態の斜視図である。 1・・・・・・台板、2・・・・・・差し間形成機、2
1・・・・・・スタンド、22・・・・・・固定嘴、2
3・・・・・・可動嘴、24a・・・・・・止めピン、
24b・・・・・・止めねじ、25・・・・・・ネジ棒
、26・・・・・・スプリング、27・・・・・・角形
凹所、28・・・・・・バンドル連結部、3・・・・・
・ウィンチ、31・・・・・・腕杆、32・・・・・・
枠材、33・・・・・・滑車、34・・・・・・取付部
、35・・・・・・クランパー、36・・・・・・ワイ
ヤーロープ、37・・・・・・ドラム、38・・・・・
・ギヤー、39・・・・・・バンドル、41,42,4
3,41at 42at 43a・・・・・・スト
ランド、44a、44b、44c・・・・・・差し間、
5・・・・・・スパイキ−差込機、51・・・・・・ロ
ープ係止部材、52・・・・・・係止鉤、53・・・・
・・支軸、54・・・・・・長穴、55・・・・・・螺
杵、56・・・・・・結合部材、57・・・・・・係止
ピン、ンドル、59・・・・・・スパイキ−0 58・・・・・・ハ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタンドと、このスタンドの上部に取付けられた自己復
    帰の対をなす嘴と、これら嘴を前記復帰力に抗して開か
    せるネジ棒と、このネジ棒を回転させる操作機構と、加
    工しようとするロープを係止し、前記嘴取付部分に挿着
    したスパイキ−に前記ロープを押当てストランド間に差
    し込むスパイキ−差込機とで構成されたことを特徴とす
    るロープの差し間形成装置。
JP15997482U 1982-10-22 1982-10-22 ロ−プの差し間形成装置 Expired JPS6028719Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15997482U JPS6028719Y2 (ja) 1982-10-22 1982-10-22 ロ−プの差し間形成装置

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JP15997482U JPS6028719Y2 (ja) 1982-10-22 1982-10-22 ロ−プの差し間形成装置

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Publication Number Publication Date
JPS5964998U JPS5964998U (ja) 1984-04-28
JPS6028719Y2 true JPS6028719Y2 (ja) 1985-08-30

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ID=30351997

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JP15997482U Expired JPS6028719Y2 (ja) 1982-10-22 1982-10-22 ロ−プの差し間形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102587177B (zh) * 2012-02-21 2014-04-16 山东鲁能集团有限公司 液压钢丝绳插接器
JP5626940B1 (ja) * 2014-01-08 2014-11-19 泉北産業株式会社 玉掛索の製造方法、及び、玉掛索

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JPS5964998U (ja) 1984-04-28

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