JP3892590B2 - イカ釣針の擬餌体、並びに、その擬餌体を用いて成 るイカ釣針 - Google Patents
イカ釣針の擬餌体、並びに、その擬餌体を用いて成 るイカ釣針 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立分解ができ且つ機械釣りのガイドローラにもなじむ、イカ釣針における擬餌体、並びにその擬餌体を用いたイカ釣針に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属製パイプから成るイカ釣針の、擬餌体における従来技術としては、まず昭和47年実用新案出願公告第41667号(以下第一先行技術と略称する)があげられる。その技術手段を要約すれば、「金属製パイプの下端に針杆を附設し、さらに金属製パイプ内の下半分位までに、錘を設けると共に、パイプの上方に窓孔を穿孔せしめ、この窓孔を利用してパイプ内に合成樹脂を一体に焼込み成型せしめて、この窓孔より合成樹脂を露出せしせると共に、パイプの上端開口部からも、少し合成樹脂を棒状に突出せしめ、この突出部に止着孔を穿孔せしめて成るイカ釣針」である。
【0003】
次に、組立分解が可能で、且つ金属製パイプを用いたイカ釣針における擬餌体としての従来技術は、昭和56年実用新案出願公告第16934号(以下第二先行技術と略称する。)もある。技術手段は上端を擬餌体に固着し釣針を串挿する釣針軸の両側に、釣針杆嵌着用の長溝を開穿すると共に、その釣針軸の下部に釣針杆スライド用の逃げ溝を前記、長溝に連続して設け、且つ前記、釣針軸の長溝に、下端に鉤形止部を有する釣針杆を嵌着し、更にこの釣針杆の鉤形止部に止環を着脱自在に取付けて成るイカ釣針を示し、その擬餌体はステンレス中実擬餌体であることが記載され、図面からは角形パイプが用いられているが理解できる。加えて、その角形パイプの上端は、平板状に形成され、その平板状の中央に位置して、テグス又は道糸の、結着孔が開穿されている技術手段が明らかにされているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さて、先に示した第一先行技術は、その構成を金属製パイプの下端に針杆を附設し、更に金属製パイプ内の下半分位までに錘を設けると共に、パイプの上方に窓孔を穿孔せしめ、この窓孔を利用してパイプ内に合成樹脂を一体に焼込み成型せしめて、この窓孔より合成樹脂を露出せしめると共に、パイプの上端開口部からも、少し合成樹脂を棒状に突出しこの突出部に、止着孔を穿孔せしめて成るイカ釣針を示すものであるが、その金属製パイプの上端口から合成樹脂を棒状に突出せしめ、この突出部に止着孔を穿孔している。このため、機械釣りの場合に数拾本ものイカ釣針をつなぐため、多大な重量となり、しかも海中にあって擬餌体は乱舞状態となるため止着孔とテグス又は道糸を、直接に結着したのでは、テグス又は道糸が、止着孔と擦れて接断される欠点が生じる課題(以下第一主課題と略称する)がある。従って、イカの機械釣りには、全く使用に耐え得ないイカ釣針となる。使用すれば接断するという危険がある。
【0005】
又、突出部は合成樹脂製であるため、この突出部にある止着孔は、重量に耐えかね、テグス又は道糸が、接断されないとしても破損する課題(以下第一縦課題と略称する)も生じる。
【0006】
加えて、この第一先行技術は組立分解を考えた構造でなく、一度完成品とすると、それを固定したままであるため重量の調整機能がなく、軽いイカ釣針としたり重いイカ釣針としたり、変更することができず、機械釣りを考えた場合に軽いイカ釣針にせれば、数多くのイカ釣針が使用し得る場合の調整ができず、更には、深い海中に投入するため重いイカ釣針が必要とするとき、それにも対応できない課題(以下第二主課題と略称する)がある。
【0007】
且つ、擬餌体と傘状釣針との間に、折り曲がり場所がないため機械釣りには、ガイドローラ等があって折り曲がる必要がありこの機能に応じられず使用すれば破損する課題(以下第二縦課題と略称する)も生じるものである。
【0008】
次に、第二先行技術の課題であるが、その構成を以って説明すれば、構成は「上端を、擬餌体に固着し釣針を串挿する釣針軸の両側に、釣針杆嵌着用の長溝を開穿すると共に、その釣針軸の下部に、釣針杆スライド用の逃げ溝を前記、長溝に連続して設け、且つ前記、釣針軸の長溝に、下端に鉤形止部を有する釣針杆を嵌着し、更に、この釣針杆の鉤形止部に止環を、着脱自在に取付けて成るイカ釣針」としており、まずテグス又は道糸に、接続する場合を考えるとき、第一先行技術同様に図面から、明らかのように擬餌体に設けた、止着孔を利用することになり、擬餌体が海中で乱舞したり、引上げ引下げ作用が生じたとき、直接、止着孔とテグス又は道糸がすれて、そこから接断する第一主課題が生じる欠点ある。
【0009】
又、第二先行技術は、組立分解機構を考えた考案であるが、部品の交換を考えたものでなく、具体的な構成においても、自然に部品交換もできるものでなく、一つのイカ釣針で、軽くしたり重いイカ釣針として利用し得ない、第二主課題もあるイカ釣針である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記、課題群を解決するための手段として、本発明が、構じた技術手段は、先ず、第一主課題の解決のため、金属製パイプからなる、擬餌体でありながら、連結杆と、上係止環とを、用いられるようにしたことである。具体的には、金属製パイプの、上端部を圧縮して、帽子状部に形成し、その帽子状部に、連結杆通孔を設けて課題を解決した。加えて、これを更に改良するものとして、金属製パイプの上面部を、平板状に圧縮して、水掻部を形成し、その水掻部の中心中央に、挿入孔室に通ずる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部を貫通し、連結杆と、上部係止環とを、用いられるようにしたため連結杆の係止鉤部と、上部係止環のところで回動し得るため、イカ釣針が海中で乱舞して変化しても、上部係止環とテグス又は道糸の、ところではすれ動きなど生じることなく、したがってテグス又は道糸が、接断する問題が生ぜず、手釣り用イカ釣針として使用できるばかりでなく、機械釣り用としても、適するイカ釣針を完成せしめ、完全に第一主課題を解決したものである。
【0011】
又、本発明は金属製パイプの、下方の開放口を利用することと、連結杆と上部係止環と用いられるため、挿入孔室に錘を、出し入れすることが可能で、一つのイカ釣針を、軽いイカ釣針としたり、重いイカ釣針としたりすることが、自由となり実際に遠海へ出ても、海の深さの変化に対しても、自由に対応可能となり、第二主課題も解決している。
【0012】
且つ、また接続部分に、合成樹脂など用いてないため、第一縦課題も解決している。
【0013】
更に加えて、金属製パイプの擬餌体ではあるが、下方が挿入孔室とし、連結杆が用いられるため、容易に擬餌体に傘状釣針とのところで、折曲自在の構造を、得ることが可能で、第二縦課題も解決しているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の、実施の形態を図面と共に説明するに、まず縦断正面図1と、その分解図である図2は、本発明の請求項1の実施の形態を示すもので、基本的、原理的な実施例である。その具体的な説明をすれば、金属製丸形パイプの上端部を圧縮して、帽子状部2aを形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて擬餌本体1を構成しその擬餌本体における帽子状部2aの中心に、連結杆通孔4aを、開穿して成るイカ釣針の擬餌体と、その具体的使用例として、釣針付芯杆5は、外周に鉤部杆17を巻付け、その鉤部杆の上端を連結杆引掛鉤部8とし、下部には下部係止環受部16を設けると共に、下部係止環受部に座金18を介して下部係止環19を係止し、且つその状態において、固定リング20に、結束された傘状釣針21を、二段にして串挿して、形成するものである。この傘状釣針21が付いた釣針付芯杆5の上段に、補強座金22を介して、下部支承筒6を嵌合すると共に、その下部支承筒の頂面より連結杆引掛鉤部8を、露出せしめておき連結杆引掛鉤部には、上部より弾性体12と上部支承筒11を串挿した連結杆9の、釣針付芯杆連結部10を引掛け、この連結杆の上部にある係止鉤部14を連結杆通孔4aに、貫通すると共に、その係止鉤部に上部係止環15を係止して、使用するイカ釣針を構成したものである。
【0015】
次に、請求項2について、図面と共に説明するに、図3乃至7が請求項2の発明の図面である。これを構成と共に説明すれば、金属製丸形パイプの上面部を平板状に、圧縮して水掻部2bを形成すると共に、下部には、挿入孔室3をもうけて、擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における水掻部2bの、中心中央に位置して、挿入孔室3に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bを貫通して成る、イカ釣針の擬餌体であり、その使用例として、具体的には、まず、釣針付芯杆5をその外周に、鉤部杆17を巻付け、その鉤部杆の上端を、連結杆引掛鉤部8に構成せしめ、下部には、下部係止環受部16を設けると共に、その下部係止環受部に座金18を介して、下部係止環19を係止し、且つその状態において、固定リング20に結束された傘状釣針21を、三段にして串挿して形成するものである。この傘状釣針21が、付いた釣針付芯杆5の上部に補強座金22と、錘体7を介して、下部支承筒6を嵌合すると共に、その下部支承筒の頂面より、連結杆引掛鉤部8を、露出せしめておき、その連結杆引掛鉤部には、弾性体補強管13、弾性体12、上部支承筒11を、順次串挿した連結杆9の、釣針付芯杆連結部10を引掛け、この連結杆の、上部に位置してある係止鉤部14を、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、貫通すると共に、その係止鉤部に、上部係止環15を係止して、使用し得るイカ釣針を、構成せしめたものである。
【0016】
加えて、請求項3の発明は、図16乃至19に示す通り、請求項1乃至2の発明の、擬餌本体1が、金属製パイプの丸形であるため、上部支承筒11も断面丸形となり、上部支承筒11は、擬餌本体1内で回転するおそれがあり、それにともなって、釣針付芯杆5並び傘状釣針21等も、回動することにもなる。これを防止するため、金属製丸形パイプから成る、擬餌本体1における挿入孔室3の、下端一部を角形に圧縮成形して、実施するものを示すものである。
【0017】
更に、請求項4の発明の実施の形態を、図8乃至12をもって説明すれば、請求項2の発明と同様に、金属製角形パイプの上面部を平板状に、圧縮して水掻部2bを、形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて、擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における水掻部2bの、中央中心に位置して、挿入孔室3に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bを、貫通して成るイカ釣針の擬餌体であり、その使用例として、具体的には、まず、釣針付芯杆5はその外周に、鉤部杆17を巻付け、その鉤部杆の上端を、連結体引掛鉤部8を構成せしめ、下部には下部係止環受部16を設け、且つ連結杆引掛鉤部8には弾性体12、上部支承筒11を串挿した、連結杆9の、釣針付芯杆連結部10を引掛け、この連結杆の、上部にある係止鉤部14を連結杵通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに貫通すると共に、係止鉤部に上部係止環15を係止して使用するイカ釣針を構成したものである。
【0018】
且つ、請求項5の発明は、請求項2、並びに請求項4の発明である擬餌体を、利用して成る具体的なイカ釣針の発明である。又、図面で示せば請求項2は図3乃至7であり、請求項4は図8乃至12である。その実施の形態の構成を説明するに請求項2、または、請求項4の擬餌体において釣針付芯杆5の上部に下部支承筒6を串挿し、この釣針付芯杆の連結杆引掛鉤部8には連結杆9の釣針付芯杆連結部10を折曲自在に引掛け、且つ、この連結杆の上部より、上部支承筒11と弾性体12と弾性体補強管13とを順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と上部支承筒の上部とを擬餌本体1の挿入孔室3に、内包すると共に、上部支承筒11の凹部24と、下部支承筒6の凸部25とを嵌合して、イカ抱付き折曲防止機構を、構成せしめ、且つ上記、連結杆9の係止鉤部14を、擬餌本体1における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、貫通し該係止鉤部に、上部係止環15を引掛けて成る、請求項2か請求項4の、擬餌体を利用したことを、特徴とするイカ釣針である。
【0019】
この請求項5における、錘体7の材料は、主として鉛を用いるが、軽いイカ釣針として、利用したいときは、合成樹脂、もしくは軽い材質のものを用い、更に、軽いものを希望する場合は、錘体を使用しなくてもよいものである。
【0020】
且つ、又請求項6の発明は、請求項5の発明を、更に改良したイカ釣針で、図13乃至15に示すものであり、その実施の形態の構成を説明するに、請求項2又は請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆5の連結杆引掛鉤部8に、連結杆9の釣針付芯杆連結部10を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より支承筒26と、弾性体12と弾性体補強管13とを、順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と支承筒の上部とを擬餌本体1の、挿入孔室3に内包すると共に、該支承筒の下部を釣針付芯杆5の上端に、嵌合させてイカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ上記、連結杆9の係止鉤部14を擬餌本体1における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに貫通し、上記、係止鉤部14に、上部係止環15を引掛けてイカ釣針としたものである。
【0021】
上記の、金属製丸形パイプ、または、金属製角形パイプの材料は、ステンレススチール、真鍮、又は、アルミニウム軽合金等、金属製品であればよく、大型で軽いイカ釣針を望むときなどは、アルミニウム軽合金を、用いるとよいものである。
【0022】
連結杆9の、形成は針金をU字状に折曲して、下部に釣針付芯杆連結部10を、形成すると共に、上端には両端を内側に丸く曲げて鉤状に折り返し、係止鉤部14を構成せしめる。
【0023】
釣針付芯杆5の構成は、中心に芯軸23を用いこれに縦溝を二本設ける。この溝に、針金をU字状に折曲して、上部に連結杆引掛鉤部8を設け、下部には両端を内側に、丸く曲げ鉤状に折り返して、下部係止環受部16とした鉤部杆17を固着し、この連結杆引掛鉤部と、下部係止環受部を、備えた芯軸23に、一段、二段、若しくは、三段方式いずれでもよく、傘状釣針21を串挿し、座金18を介して下部係止環受部16に下部係止環19を係止して、構成するものである。他の方法としては、図17に示すような、針金をC状にして、鉤部杆17として使用してもよいものである。
【0024】
弾性体12は、合成樹脂製筒体、ゴム筒体、若しくは金属製の弾撥発条を用いる。
【0025】
又、弾性体12と、弾性体補強管13との、位置関係はどちらを上位に位置してもよく、自由に選択して使用する。
【0026】
弾性体補強管13の材料は主に合成樹脂製とするが、重量を要求されるイカ釣針にあっては、鉛等の重い材料を、使用することも出来るものである。
【0027】
本発明に、おけるイカ釣針の擬餌体を用いたイカ釣針の組立分解の方法は、その代表例として、図3と図6をもって説明すれば、芯軸23を用い、これに、二本の縦溝を設け、その縦溝に一本の針金を、U字状に折曲した鉤部杆17を、嵌合すると共に、上部には、連結杆引掛鉤部8を設け、下部には両端を内側に、丸く曲げ鉤状に折りかえして、下部係止環受部16を設ける。この鉤部杆17を備えた芯軸23に、固定リング20で結束された、傘状釣針21を、三段にして串挿し座金18を介して、下部係止環受部16に下部係止環19を、係止して釣針付芯杆5を、まず構成しておく。このような状態に、用意された釣針付芯杆5に、更に、その釣針付芯杆5の頂部に、補強座金22と錘体7と下部支承筒6を挿着し、且つ釣針付芯杆5の連結杆引掛鉤部8には、連結杆9の釣針付芯杆連結部10を、折曲自在に係止すると共に、その連結杆9の上部より、上部支承筒11と、弾性体12と、弾性体補強管13を順次、挿入する。これに更に、擬餌本体1を用意し、その擬餌本体1の、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、上記、連結杆9の係止鉤部14を貫挿し、該係止鉤部に上部係止環15を、嵌着して組立が完了する。分解するときは、弾性体12を釣針付芯杆5で、圧縮し連結杆9の係止鉤部14か、釣針付芯杵5の下部係止環受部16か、どちらか一方を押し出し、係止鉤部14の方のときは、上部係止環15を外し、下部係止環受部16ときは、下部係止環19を外して分解する。
【0028】
機械釣りにおける、本発明、イカ釣針の作用は、請求項5の発明の場合は、図7に示すように、上部支承筒11と、下部支承筒6のところで折曲して、ガイドローラ27となじみ、且つ海中にあっては、イカが、擬餌体と、傘状釣針21に、抱付いても凹部24と凸部25によって、折り曲がることが防止される。次に、請求項6の発明の場合は、図15に示すように、釣針付芯杆5と支承筒26とが、嵌合されているが、ガイドローラ27に接したときは、釣針付芯杆5と支承筒26のところで、折曲してガイドローラ27になじみ、海中にあっては、イカが、擬餌体と傘状釣針21とに、抱き付いてもその程度の力では、釣針付芯杆5の上部に、支承筒26の下部が嵌合されているので、折り曲がることがない。
【0029】
【発明の効果】
本発明における、請求項1の効果について説明すれば、金属製丸形パイプを圧縮して、帽子状部を形成すると共に、下部には、挿入孔室を設けて擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における帽子状部の、中心に連結杆通孔を開穿して成る、イカ釣針の擬餌体であるから、まず、金属製の擬餌体でありながら、連結杆と上部係止環とを用いることができて、テグス又は道糸である釣糸が、擬餌体と接断することなく、連結杆や上部係止環の破損もない、また、もともと金属製パイプであるから、大型擬餌体としても軽く、多量のイカ釣針を、一本線状に用いる機械釣りにも、適したイカ釣針が得られ、それでいて擬餌体に、挿入孔室が得られ、その挿入孔室内に、鉛等の錘を内包することができて、重く大型のイカ釣針における、擬餌体となり効果大の、イカ釣針の擬餌体である。
【0030】
次に、請求項2の発明の効果であるが、その構成は、金属製丸形パイプの上面部を平板状に、圧縮して水掻部を形成すると共に、下部には、挿入孔室を設けて、擬餌本体を構成し、該擬餌本体における、水掻部の中心中央に位置して、挿入孔室に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部を、貫通して成るイカ釣針の、擬餌体であるので、請求項1の効果に加えて、連結杆の係止鉤部と上部係止環とが、係止して、使用される場合において、上部係止環に強い力が加わって、係止鉤部の鉤杆が、拡開せんとしても、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部が、あるため全く、係止鉤部の鉤杆が拡開せず、機械釣り中に分断するおそれのない効果がある。、
【0031】
加えて、請求項3の発明は請求項1乃至2の、金属製丸形パイプから成る、擬餌体において、挿入孔室一部を角形に圧縮成形した、イカ釣針の擬餌体であるので、丸形ながら附属品を、内包しても、その擬餌体と付属品が回動することなく、安定したイカ釣針が得られる効果がある
【0032】
更に、請求項4の発明は、構成について、金属製角形パイプの上面部を、平板状に圧縮して、水掻部を形成すると共に、下部には挿入孔室を設けて、擬餌本体を構成し、該擬餌本体における、水掻部の中心中央に位置して、挿入孔室に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部を、貫通して成る、イカ釣針の擬餌体であるから、従って、請求項1乃至2の、発明の効果を備え、且つ請求項1乃至2の発明は、金属製パイプが丸形であるため、付属品との間に回動する欠点があり、それを防ぐため、一部、角形にする必要が、ある場合があった。それを初めから、金属製パイプを角形としたので、付属品との間に、回動するおそれなく、しかも、加工手段を必要性のない、効果がある。
【0033】
且つ、請求項5の発明は、その構成について説明すれば、請求項2と請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆の上部に、下部支承筒を串挿し、この釣針付芯杆の、連結杆引掛鉤部には、連結杆の、釣針付芯杆連結部を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より、上部支承筒と、弾性体と、弾性体補強管とを、順次、挿通し、その弾性体補強管と弾性体と上部支承筒の上部とを、擬餌本体の挿入孔室に、内包すると共に、上部支承筒の凹部と下部支承筒の凸部とを、嵌合して、イカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ連結杆の係止鉤部を、擬餌本体における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部に貫通し上記、係止鉤部に上部係止環を引掛けて成るイカ釣針であるから、請求項1、請求項2並びに、請求項4の効果に加え、ガイドローラになじみ、海中にあってイカが、イカ釣針全体に抱付いても、折曲せずイカの釣り落しのない、効果もあるものである。
【0034】
且つ、また請求項6の発明は、構成を請求項2と、請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆の、連結杆引掛鉤部に連結杆の、釣針付芯杆連結部を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より、支承筒と弾性体と弾性体補強管とを、順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と支承筒の上部とを、擬餌本体の挿入孔室に内包すると共に、該支承筒の下部を釣針付芯杆の、上端に嵌合させて、イカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ連結杆の係止鉤部を擬餌本体における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部に、貫通し上記、係止鉤部に上部係止環を、引掛けて成るイカ釣針としたものであるから、請求項1、請求項2、請求項4並びに、請求項5の効果に加えて、折曲部分が傘状釣針の先端に、接近しているので、ガイドローラに、接しても傘状釣針の先端を、傷めることのない効果が生じる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明、請求項1に係る擬餌体の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】 図1の、分解縦断正面図ある。
【図3】 本願発明、請求項2に係る擬餌体の実施例を示す縦断正面図である共に、請求項5の縦断正面図である。
【図4】 図3の、T−T線に沿える横断端面図である。
【図5】 図3の、V−V線に沿える横断端面図である。
【図6】 図3の、縮尺分解縦断正面図である。
【図7】 図3に、示すイカ釣針の使用例におけるガイドローラに接する状態の縦断正面図である。
【図8】 本願発明、請求項4に係る擬餌体の実施例を示す縦断正面図であると共に、請求項5の縦断正面図である。
【図9】 図8の、W−W線に沿える横断端面図である。
【図10】図8の、X−X線に沿える横断端面図である。
【図11】図8の、縮尺分解縦断正面図である。
【図12】図8に、示すイカ釣針の使用例におけるガイドローラに接する状態の縦断正面図である。
【図13】本願発明、請求項6に係るイカ釣針の縦断正面図である。
【図14】図13の、縮尺分解縦断正面図である。
【図15】図13に、示すイカ釣針の使用例におけるガイドローラに接する状態の縦断正面図である。
【図16】本願発明、請求項3に係るイカ釣針の擬餌体の実施例を示す縦断正面図である。
【図17】図16の、Y−Y線に沿える横断端面図である。
【図18】図16の、Z−Z線に沿える横断端面図である。
【図19】図16の、縮尺分解縦断正面図である。
【符号の説明】
1 : 擬餌本体
2a: 帽子状部
2b: 水掻部
3 : 挿入孔室
4a: 連結杆通孔
4b: 連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部
5 : 釣針付芯杆
6 : 下部支承筒
7 : 錘体
8 : 連結杆引掛鉤部
9 : 連結杆
10: 釣針付芯杆連結部
11: 上部支承筒
12: 弾性体
13: 弾性体補強管
14: 係止鉤部
15: 上部係止環
16: 下部係止環受部
17: 鉤部杆
18: 座金
19: 下部係止環
20: 固定リング
21: 傘状釣針
22: 補強座金
23: 芯軸
24: 凹部
25: 凸部
26: 支承筒
27: ガイドローラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立分解ができ且つ機械釣りのガイドローラにもなじむ、イカ釣針における擬餌体、並びにその擬餌体を用いたイカ釣針に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属製パイプから成るイカ釣針の、擬餌体における従来技術としては、まず昭和47年実用新案出願公告第41667号(以下第一先行技術と略称する)があげられる。その技術手段を要約すれば、「金属製パイプの下端に針杆を附設し、さらに金属製パイプ内の下半分位までに、錘を設けると共に、パイプの上方に窓孔を穿孔せしめ、この窓孔を利用してパイプ内に合成樹脂を一体に焼込み成型せしめて、この窓孔より合成樹脂を露出せしせると共に、パイプの上端開口部からも、少し合成樹脂を棒状に突出せしめ、この突出部に止着孔を穿孔せしめて成るイカ釣針」である。
【0003】
次に、組立分解が可能で、且つ金属製パイプを用いたイカ釣針における擬餌体としての従来技術は、昭和56年実用新案出願公告第16934号(以下第二先行技術と略称する。)もある。技術手段は上端を擬餌体に固着し釣針を串挿する釣針軸の両側に、釣針杆嵌着用の長溝を開穿すると共に、その釣針軸の下部に釣針杆スライド用の逃げ溝を前記、長溝に連続して設け、且つ前記、釣針軸の長溝に、下端に鉤形止部を有する釣針杆を嵌着し、更にこの釣針杆の鉤形止部に止環を着脱自在に取付けて成るイカ釣針を示し、その擬餌体はステンレス中実擬餌体であることが記載され、図面からは角形パイプが用いられているが理解できる。加えて、その角形パイプの上端は、平板状に形成され、その平板状の中央に位置して、テグス又は道糸の、結着孔が開穿されている技術手段が明らかにされているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さて、先に示した第一先行技術は、その構成を金属製パイプの下端に針杆を附設し、更に金属製パイプ内の下半分位までに錘を設けると共に、パイプの上方に窓孔を穿孔せしめ、この窓孔を利用してパイプ内に合成樹脂を一体に焼込み成型せしめて、この窓孔より合成樹脂を露出せしめると共に、パイプの上端開口部からも、少し合成樹脂を棒状に突出しこの突出部に、止着孔を穿孔せしめて成るイカ釣針を示すものであるが、その金属製パイプの上端口から合成樹脂を棒状に突出せしめ、この突出部に止着孔を穿孔している。このため、機械釣りの場合に数拾本ものイカ釣針をつなぐため、多大な重量となり、しかも海中にあって擬餌体は乱舞状態となるため止着孔とテグス又は道糸を、直接に結着したのでは、テグス又は道糸が、止着孔と擦れて接断される欠点が生じる課題(以下第一主課題と略称する)がある。従って、イカの機械釣りには、全く使用に耐え得ないイカ釣針となる。使用すれば接断するという危険がある。
【0005】
又、突出部は合成樹脂製であるため、この突出部にある止着孔は、重量に耐えかね、テグス又は道糸が、接断されないとしても破損する課題(以下第一縦課題と略称する)も生じる。
【0006】
加えて、この第一先行技術は組立分解を考えた構造でなく、一度完成品とすると、それを固定したままであるため重量の調整機能がなく、軽いイカ釣針としたり重いイカ釣針としたり、変更することができず、機械釣りを考えた場合に軽いイカ釣針にせれば、数多くのイカ釣針が使用し得る場合の調整ができず、更には、深い海中に投入するため重いイカ釣針が必要とするとき、それにも対応できない課題(以下第二主課題と略称する)がある。
【0007】
且つ、擬餌体と傘状釣針との間に、折り曲がり場所がないため機械釣りには、ガイドローラ等があって折り曲がる必要がありこの機能に応じられず使用すれば破損する課題(以下第二縦課題と略称する)も生じるものである。
【0008】
次に、第二先行技術の課題であるが、その構成を以って説明すれば、構成は「上端を、擬餌体に固着し釣針を串挿する釣針軸の両側に、釣針杆嵌着用の長溝を開穿すると共に、その釣針軸の下部に、釣針杆スライド用の逃げ溝を前記、長溝に連続して設け、且つ前記、釣針軸の長溝に、下端に鉤形止部を有する釣針杆を嵌着し、更に、この釣針杆の鉤形止部に止環を、着脱自在に取付けて成るイカ釣針」としており、まずテグス又は道糸に、接続する場合を考えるとき、第一先行技術同様に図面から、明らかのように擬餌体に設けた、止着孔を利用することになり、擬餌体が海中で乱舞したり、引上げ引下げ作用が生じたとき、直接、止着孔とテグス又は道糸がすれて、そこから接断する第一主課題が生じる欠点ある。
【0009】
又、第二先行技術は、組立分解機構を考えた考案であるが、部品の交換を考えたものでなく、具体的な構成においても、自然に部品交換もできるものでなく、一つのイカ釣針で、軽くしたり重いイカ釣針として利用し得ない、第二主課題もあるイカ釣針である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記、課題群を解決するための手段として、本発明が、構じた技術手段は、先ず、第一主課題の解決のため、金属製パイプからなる、擬餌体でありながら、連結杆と、上係止環とを、用いられるようにしたことである。具体的には、金属製パイプの、上端部を圧縮して、帽子状部に形成し、その帽子状部に、連結杆通孔を設けて課題を解決した。加えて、これを更に改良するものとして、金属製パイプの上面部を、平板状に圧縮して、水掻部を形成し、その水掻部の中心中央に、挿入孔室に通ずる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部を貫通し、連結杆と、上部係止環とを、用いられるようにしたため連結杆の係止鉤部と、上部係止環のところで回動し得るため、イカ釣針が海中で乱舞して変化しても、上部係止環とテグス又は道糸の、ところではすれ動きなど生じることなく、したがってテグス又は道糸が、接断する問題が生ぜず、手釣り用イカ釣針として使用できるばかりでなく、機械釣り用としても、適するイカ釣針を完成せしめ、完全に第一主課題を解決したものである。
【0011】
又、本発明は金属製パイプの、下方の開放口を利用することと、連結杆と上部係止環と用いられるため、挿入孔室に錘を、出し入れすることが可能で、一つのイカ釣針を、軽いイカ釣針としたり、重いイカ釣針としたりすることが、自由となり実際に遠海へ出ても、海の深さの変化に対しても、自由に対応可能となり、第二主課題も解決している。
【0012】
且つ、また接続部分に、合成樹脂など用いてないため、第一縦課題も解決している。
【0013】
更に加えて、金属製パイプの擬餌体ではあるが、下方が挿入孔室とし、連結杆が用いられるため、容易に擬餌体に傘状釣針とのところで、折曲自在の構造を、得ることが可能で、第二縦課題も解決しているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の、実施の形態を図面と共に説明するに、まず縦断正面図1と、その分解図である図2は、本発明の請求項1の実施の形態を示すもので、基本的、原理的な実施例である。その具体的な説明をすれば、金属製丸形パイプの上端部を圧縮して、帽子状部2aを形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて擬餌本体1を構成しその擬餌本体における帽子状部2aの中心に、連結杆通孔4aを、開穿して成るイカ釣針の擬餌体と、その具体的使用例として、釣針付芯杆5は、外周に鉤部杆17を巻付け、その鉤部杆の上端を連結杆引掛鉤部8とし、下部には下部係止環受部16を設けると共に、下部係止環受部に座金18を介して下部係止環19を係止し、且つその状態において、固定リング20に、結束された傘状釣針21を、二段にして串挿して、形成するものである。この傘状釣針21が付いた釣針付芯杆5の上段に、補強座金22を介して、下部支承筒6を嵌合すると共に、その下部支承筒の頂面より連結杆引掛鉤部8を、露出せしめておき連結杆引掛鉤部には、上部より弾性体12と上部支承筒11を串挿した連結杆9の、釣針付芯杆連結部10を引掛け、この連結杆の上部にある係止鉤部14を連結杆通孔4aに、貫通すると共に、その係止鉤部に上部係止環15を係止して、使用するイカ釣針を構成したものである。
【0015】
次に、請求項2について、図面と共に説明するに、図3乃至7が請求項2の発明の図面である。これを構成と共に説明すれば、金属製丸形パイプの上面部を平板状に、圧縮して水掻部2bを形成すると共に、下部には、挿入孔室3をもうけて、擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における水掻部2bの、中心中央に位置して、挿入孔室3に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bを貫通して成る、イカ釣針の擬餌体であり、その使用例として、具体的には、まず、釣針付芯杆5をその外周に、鉤部杆17を巻付け、その鉤部杆の上端を、連結杆引掛鉤部8に構成せしめ、下部には、下部係止環受部16を設けると共に、その下部係止環受部に座金18を介して、下部係止環19を係止し、且つその状態において、固定リング20に結束された傘状釣針21を、三段にして串挿して形成するものである。この傘状釣針21が、付いた釣針付芯杆5の上部に補強座金22と、錘体7を介して、下部支承筒6を嵌合すると共に、その下部支承筒の頂面より、連結杆引掛鉤部8を、露出せしめておき、その連結杆引掛鉤部には、弾性体補強管13、弾性体12、上部支承筒11を、順次串挿した連結杆9の、釣針付芯杆連結部10を引掛け、この連結杆の、上部に位置してある係止鉤部14を、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、貫通すると共に、その係止鉤部に、上部係止環15を係止して、使用し得るイカ釣針を、構成せしめたものである。
【0016】
加えて、請求項3の発明は、図16乃至19に示す通り、請求項1乃至2の発明の、擬餌本体1が、金属製パイプの丸形であるため、上部支承筒11も断面丸形となり、上部支承筒11は、擬餌本体1内で回転するおそれがあり、それにともなって、釣針付芯杆5並び傘状釣針21等も、回動することにもなる。これを防止するため、金属製丸形パイプから成る、擬餌本体1における挿入孔室3の、下端一部を角形に圧縮成形して、実施するものを示すものである。
【0017】
更に、請求項4の発明の実施の形態を、図8乃至12をもって説明すれば、請求項2の発明と同様に、金属製角形パイプの上面部を平板状に、圧縮して水掻部2bを、形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて、擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における水掻部2bの、中央中心に位置して、挿入孔室3に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bを、貫通して成るイカ釣針の擬餌体であり、その使用例として、具体的には、まず、釣針付芯杆5はその外周に、鉤部杆17を巻付け、その鉤部杆の上端を、連結体引掛鉤部8を構成せしめ、下部には下部係止環受部16を設け、且つ連結杆引掛鉤部8には弾性体12、上部支承筒11を串挿した、連結杆9の、釣針付芯杆連結部10を引掛け、この連結杆の、上部にある係止鉤部14を連結杵通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに貫通すると共に、係止鉤部に上部係止環15を係止して使用するイカ釣針を構成したものである。
【0018】
且つ、請求項5の発明は、請求項2、並びに請求項4の発明である擬餌体を、利用して成る具体的なイカ釣針の発明である。又、図面で示せば請求項2は図3乃至7であり、請求項4は図8乃至12である。その実施の形態の構成を説明するに請求項2、または、請求項4の擬餌体において釣針付芯杆5の上部に下部支承筒6を串挿し、この釣針付芯杆の連結杆引掛鉤部8には連結杆9の釣針付芯杆連結部10を折曲自在に引掛け、且つ、この連結杆の上部より、上部支承筒11と弾性体12と弾性体補強管13とを順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と上部支承筒の上部とを擬餌本体1の挿入孔室3に、内包すると共に、上部支承筒11の凹部24と、下部支承筒6の凸部25とを嵌合して、イカ抱付き折曲防止機構を、構成せしめ、且つ上記、連結杆9の係止鉤部14を、擬餌本体1における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、貫通し該係止鉤部に、上部係止環15を引掛けて成る、請求項2か請求項4の、擬餌体を利用したことを、特徴とするイカ釣針である。
【0019】
この請求項5における、錘体7の材料は、主として鉛を用いるが、軽いイカ釣針として、利用したいときは、合成樹脂、もしくは軽い材質のものを用い、更に、軽いものを希望する場合は、錘体を使用しなくてもよいものである。
【0020】
且つ、又請求項6の発明は、請求項5の発明を、更に改良したイカ釣針で、図13乃至15に示すものであり、その実施の形態の構成を説明するに、請求項2又は請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆5の連結杆引掛鉤部8に、連結杆9の釣針付芯杆連結部10を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より支承筒26と、弾性体12と弾性体補強管13とを、順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と支承筒の上部とを擬餌本体1の、挿入孔室3に内包すると共に、該支承筒の下部を釣針付芯杆5の上端に、嵌合させてイカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ上記、連結杆9の係止鉤部14を擬餌本体1における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに貫通し、上記、係止鉤部14に、上部係止環15を引掛けてイカ釣針としたものである。
【0021】
上記の、金属製丸形パイプ、または、金属製角形パイプの材料は、ステンレススチール、真鍮、又は、アルミニウム軽合金等、金属製品であればよく、大型で軽いイカ釣針を望むときなどは、アルミニウム軽合金を、用いるとよいものである。
【0022】
連結杆9の、形成は針金をU字状に折曲して、下部に釣針付芯杆連結部10を、形成すると共に、上端には両端を内側に丸く曲げて鉤状に折り返し、係止鉤部14を構成せしめる。
【0023】
釣針付芯杆5の構成は、中心に芯軸23を用いこれに縦溝を二本設ける。この溝に、針金をU字状に折曲して、上部に連結杆引掛鉤部8を設け、下部には両端を内側に、丸く曲げ鉤状に折り返して、下部係止環受部16とした鉤部杆17を固着し、この連結杆引掛鉤部と、下部係止環受部を、備えた芯軸23に、一段、二段、若しくは、三段方式いずれでもよく、傘状釣針21を串挿し、座金18を介して下部係止環受部16に下部係止環19を係止して、構成するものである。他の方法としては、図17に示すような、針金をC状にして、鉤部杆17として使用してもよいものである。
【0024】
弾性体12は、合成樹脂製筒体、ゴム筒体、若しくは金属製の弾撥発条を用いる。
【0025】
又、弾性体12と、弾性体補強管13との、位置関係はどちらを上位に位置してもよく、自由に選択して使用する。
【0026】
弾性体補強管13の材料は主に合成樹脂製とするが、重量を要求されるイカ釣針にあっては、鉛等の重い材料を、使用することも出来るものである。
【0027】
本発明に、おけるイカ釣針の擬餌体を用いたイカ釣針の組立分解の方法は、その代表例として、図3と図6をもって説明すれば、芯軸23を用い、これに、二本の縦溝を設け、その縦溝に一本の針金を、U字状に折曲した鉤部杆17を、嵌合すると共に、上部には、連結杆引掛鉤部8を設け、下部には両端を内側に、丸く曲げ鉤状に折りかえして、下部係止環受部16を設ける。この鉤部杆17を備えた芯軸23に、固定リング20で結束された、傘状釣針21を、三段にして串挿し座金18を介して、下部係止環受部16に下部係止環19を、係止して釣針付芯杆5を、まず構成しておく。このような状態に、用意された釣針付芯杆5に、更に、その釣針付芯杆5の頂部に、補強座金22と錘体7と下部支承筒6を挿着し、且つ釣針付芯杆5の連結杆引掛鉤部8には、連結杆9の釣針付芯杆連結部10を、折曲自在に係止すると共に、その連結杆9の上部より、上部支承筒11と、弾性体12と、弾性体補強管13を順次、挿入する。これに更に、擬餌本体1を用意し、その擬餌本体1の、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、上記、連結杆9の係止鉤部14を貫挿し、該係止鉤部に上部係止環15を、嵌着して組立が完了する。分解するときは、弾性体12を釣針付芯杆5で、圧縮し連結杆9の係止鉤部14か、釣針付芯杵5の下部係止環受部16か、どちらか一方を押し出し、係止鉤部14の方のときは、上部係止環15を外し、下部係止環受部16ときは、下部係止環19を外して分解する。
【0028】
機械釣りにおける、本発明、イカ釣針の作用は、請求項5の発明の場合は、図7に示すように、上部支承筒11と、下部支承筒6のところで折曲して、ガイドローラ27となじみ、且つ海中にあっては、イカが、擬餌体と、傘状釣針21に、抱付いても凹部24と凸部25によって、折り曲がることが防止される。次に、請求項6の発明の場合は、図15に示すように、釣針付芯杆5と支承筒26とが、嵌合されているが、ガイドローラ27に接したときは、釣針付芯杆5と支承筒26のところで、折曲してガイドローラ27になじみ、海中にあっては、イカが、擬餌体と傘状釣針21とに、抱き付いてもその程度の力では、釣針付芯杆5の上部に、支承筒26の下部が嵌合されているので、折り曲がることがない。
【0029】
【発明の効果】
本発明における、請求項1の効果について説明すれば、金属製丸形パイプを圧縮して、帽子状部を形成すると共に、下部には、挿入孔室を設けて擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における帽子状部の、中心に連結杆通孔を開穿して成る、イカ釣針の擬餌体であるから、まず、金属製の擬餌体でありながら、連結杆と上部係止環とを用いることができて、テグス又は道糸である釣糸が、擬餌体と接断することなく、連結杆や上部係止環の破損もない、また、もともと金属製パイプであるから、大型擬餌体としても軽く、多量のイカ釣針を、一本線状に用いる機械釣りにも、適したイカ釣針が得られ、それでいて擬餌体に、挿入孔室が得られ、その挿入孔室内に、鉛等の錘を内包することができて、重く大型のイカ釣針における、擬餌体となり効果大の、イカ釣針の擬餌体である。
【0030】
次に、請求項2の発明の効果であるが、その構成は、金属製丸形パイプの上面部を平板状に、圧縮して水掻部を形成すると共に、下部には、挿入孔室を設けて、擬餌本体を構成し、該擬餌本体における、水掻部の中心中央に位置して、挿入孔室に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部を、貫通して成るイカ釣針の、擬餌体であるので、請求項1の効果に加えて、連結杆の係止鉤部と上部係止環とが、係止して、使用される場合において、上部係止環に強い力が加わって、係止鉤部の鉤杆が、拡開せんとしても、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部が、あるため全く、係止鉤部の鉤杆が拡開せず、機械釣り中に分断するおそれのない効果がある。、
【0031】
加えて、請求項3の発明は請求項1乃至2の、金属製丸形パイプから成る、擬餌体において、挿入孔室一部を角形に圧縮成形した、イカ釣針の擬餌体であるので、丸形ながら附属品を、内包しても、その擬餌体と付属品が回動することなく、安定したイカ釣針が得られる効果がある
【0032】
更に、請求項4の発明は、構成について、金属製角形パイプの上面部を、平板状に圧縮して、水掻部を形成すると共に、下部には挿入孔室を設けて、擬餌本体を構成し、該擬餌本体における、水掻部の中心中央に位置して、挿入孔室に通じる、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部を、貫通して成る、イカ釣針の擬餌体であるから、従って、請求項1乃至2の、発明の効果を備え、且つ請求項1乃至2の発明は、金属製パイプが丸形であるため、付属品との間に回動する欠点があり、それを防ぐため、一部、角形にする必要が、ある場合があった。それを初めから、金属製パイプを角形としたので、付属品との間に、回動するおそれなく、しかも、加工手段を必要性のない、効果がある。
【0033】
且つ、請求項5の発明は、その構成について説明すれば、請求項2と請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆の上部に、下部支承筒を串挿し、この釣針付芯杆の、連結杆引掛鉤部には、連結杆の、釣針付芯杆連結部を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より、上部支承筒と、弾性体と、弾性体補強管とを、順次、挿通し、その弾性体補強管と弾性体と上部支承筒の上部とを、擬餌本体の挿入孔室に、内包すると共に、上部支承筒の凹部と下部支承筒の凸部とを、嵌合して、イカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ連結杆の係止鉤部を、擬餌本体における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部に貫通し上記、係止鉤部に上部係止環を引掛けて成るイカ釣針であるから、請求項1、請求項2並びに、請求項4の効果に加え、ガイドローラになじみ、海中にあってイカが、イカ釣針全体に抱付いても、折曲せずイカの釣り落しのない、効果もあるものである。
【0034】
且つ、また請求項6の発明は、構成を請求項2と、請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆の、連結杆引掛鉤部に連結杆の、釣針付芯杆連結部を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より、支承筒と弾性体と弾性体補強管とを、順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と支承筒の上部とを、擬餌本体の挿入孔室に内包すると共に、該支承筒の下部を釣針付芯杆の、上端に嵌合させて、イカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ連結杆の係止鉤部を擬餌本体における、連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部に、貫通し上記、係止鉤部に上部係止環を、引掛けて成るイカ釣針としたものであるから、請求項1、請求項2、請求項4並びに、請求項5の効果に加えて、折曲部分が傘状釣針の先端に、接近しているので、ガイドローラに、接しても傘状釣針の先端を、傷めることのない効果が生じる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明、請求項1に係る擬餌体の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】 図1の、分解縦断正面図ある。
【図3】 本願発明、請求項2に係る擬餌体の実施例を示す縦断正面図である共に、請求項5の縦断正面図である。
【図4】 図3の、T−T線に沿える横断端面図である。
【図5】 図3の、V−V線に沿える横断端面図である。
【図6】 図3の、縮尺分解縦断正面図である。
【図7】 図3に、示すイカ釣針の使用例におけるガイドローラに接する状態の縦断正面図である。
【図8】 本願発明、請求項4に係る擬餌体の実施例を示す縦断正面図であると共に、請求項5の縦断正面図である。
【図9】 図8の、W−W線に沿える横断端面図である。
【図10】図8の、X−X線に沿える横断端面図である。
【図11】図8の、縮尺分解縦断正面図である。
【図12】図8に、示すイカ釣針の使用例におけるガイドローラに接する状態の縦断正面図である。
【図13】本願発明、請求項6に係るイカ釣針の縦断正面図である。
【図14】図13の、縮尺分解縦断正面図である。
【図15】図13に、示すイカ釣針の使用例におけるガイドローラに接する状態の縦断正面図である。
【図16】本願発明、請求項3に係るイカ釣針の擬餌体の実施例を示す縦断正面図である。
【図17】図16の、Y−Y線に沿える横断端面図である。
【図18】図16の、Z−Z線に沿える横断端面図である。
【図19】図16の、縮尺分解縦断正面図である。
【符号の説明】
1 : 擬餌本体
2a: 帽子状部
2b: 水掻部
3 : 挿入孔室
4a: 連結杆通孔
4b: 連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部
5 : 釣針付芯杆
6 : 下部支承筒
7 : 錘体
8 : 連結杆引掛鉤部
9 : 連結杆
10: 釣針付芯杆連結部
11: 上部支承筒
12: 弾性体
13: 弾性体補強管
14: 係止鉤部
15: 上部係止環
16: 下部係止環受部
17: 鉤部杆
18: 座金
19: 下部係止環
20: 固定リング
21: 傘状釣針
22: 補強座金
23: 芯軸
24: 凹部
25: 凸部
26: 支承筒
27: ガイドローラ
Claims (6)
- 金属製丸形パイプの、上端部を圧縮して帽子状部2aを形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて、擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における帽子状部2aの中心に、連結杆通孔4aを開穿して成るイカ釣針の擬餌体。
- 金属製丸形パイプの、上面部を平板状に圧縮して水掻部2bを形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて、擬餌本体1を構成し、該擬餌本体における水掻部2bの中心中央に位置して、挿入孔室3に通じる連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bを貫通して成るイカ釣針の擬餌体。
- 上記、金属製丸形パイプから成る擬餌本体1における挿入孔室3の一部を、角形に圧縮成形した事を、特徴とする請求項1乃至2におけるイカ釣針の擬餌体。
- 金属製角形パイプの、上面部を平板状に圧縮して、水掻部2bを形成すると共に、下部には挿入孔室3を設けて、擬餌本体1を構成し該擬餌本体における水掻部2bの中心中央に位置して、挿入孔室3に通じる連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bを貫通して成る、イカ釣針の擬餌体。
- 上記、請求項2と請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆5の上部に下部支承筒6を串挿し、この釣針付芯杆5の連結杆引掛鉤部8には連結杆9の釣針付芯杆連結部10を、折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より上部支承筒11と、弾性体12と弾性体補強管13と、を順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と上部支承筒上部とを擬餌本体1の、挿入孔室3に内包すると共に、上部支承筒11の凹部24と下部支承筒6の凸部25とを嵌合して、イカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ連結杆9の係止鉤部14を擬餌本体1における連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに貫通し、上記、係止鉤部14に上部係止環15を引掛けて成る請求項2か請求項4の擬餌体を利用したイカ釣針。
- 上記、請求項2と請求項4の擬餌体において、釣針付芯杆5の連結杆引掛鉤部8に、連結杆9の釣針付芯杆連結部10を折曲自在に引掛け、且つこの連結杆の上部より支承筒26と弾性体12と、弾性体補強管13とを順次挿通し、その弾性体補強管と弾性体と支承筒の上部とを、擬餌本体1の挿入孔室3に内包すると共に、該支承筒の下部を釣針付芯杆5の上端に、嵌合させてイカ抱付き折曲防止機構を構成せしめ、且つ連結杆9の係止鉤部14を擬餌本体1における連結杆通孔兼係止鉤部鉤杆拡開防止装置管部4bに、貫通し上記、係止鉤部14に、上部係止環15を引掛けて成る請求項2か請求項4の擬餌体を用いて成るイカ釣針。
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