JPH0739220A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH0739220A
JPH0739220A JP20899593A JP20899593A JPH0739220A JP H0739220 A JPH0739220 A JP H0739220A JP 20899593 A JP20899593 A JP 20899593A JP 20899593 A JP20899593 A JP 20899593A JP H0739220 A JPH0739220 A JP H0739220A
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Hirokazu Naka
弘和 仲
Shiro Asano
士郎 浅野
Manabu Namoto
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Satoru Kato
哲 加藤
Shinichiro Yano
真一郎 矢野
Hideo Izeki
秀夫 井関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】苗叩きアームによる苗叩きの確実化を実現する
とともに、苗を迅速に叩き落して高速植え付けを実現す
ること。 【構成】苗搬送ホルダ25は苗受取り位置(E)で苗を
受けとると、苗受渡し位置(F)〜(G)に向けて搬送
を開始する。苗搬送ホルダ25が、苗受渡し開始位置
(F)に達すると、位置が固定の苗抜きアーム40によ
り苗搬送ホルダ24からの苗の抜き取り動作が始まり、
この苗の抜き取り動作は、苗搬送ホルダ25がほぼ苗受
け渡し終了位置(G)に達するまで継続する。上記の苗
の抜き取り期間中に、苗叩きアーム41が下方への作動
を開始する。従って、苗搬送ホルダ25に保持される苗
は、苗抜きアーム40に抜かれた直後に苗叩きアーム4
1により下方に向けて確実に叩かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機の植付け部の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、田植機の植付け部としては、苗箱
搬送路に沿って苗箱を搬送しつつ、苗箱搬送路の苗押出
し位置で苗箱のポットから苗を押し出し、その押し出し
た苗を苗受渡し装置の苗搬送ホルダが苗受取り位置で受
け取って苗受渡し位置まで搬送し、その位置で苗落し装
置が苗搬送ホルダで保持される苗を苗搬送ベルト上に落
下し、その苗を苗搬送ベルトにより植え付け位置まで搬
送するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来の植付け
部では、苗搬送ホルダで保持される苗は、苗落し装置の
苗抜きアームにより抜き取られ、その抜き取りが終了し
たのちに苗叩きアームが作動し、苗叩きアームにより苗
搬送ベルト上に叩き落される。従って、従来は、苗叩き
アームによる苗叩きが確実に行われない上に、苗を迅速
に叩き落して高速植え付けができないという問題が生じ
ていた。
【0004】そこで、本発明は、苗叩きアームによる苗
叩きの確実化を実現するとともに、苗を迅速に叩き落し
て高速植え付けを実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、以下のように構成した。すなわち、本発
明は、苗箱搬送路に沿って苗箱を搬送しつつ、苗箱搬送
路の苗押出し位置で苗箱のポットから苗を押し出し、そ
の押し出した苗を苗受渡し装置の苗搬送ホルダが苗受取
り位置で受け取って苗受渡し位置まで搬送し、その位置
で苗落し装置が苗搬送ホルダで保持される苗を苗搬送ベ
ルト上に落下させ、その苗を苗搬送ベルトにより植え付
け位置まで搬送する植付け部を有する田植機において、
前記苗落し装置は、前記苗受渡し位置で前記苗搬送ホル
ダから苗を抜き取る固定の苗抜きアームと、その抜き取
った苗を前記苗搬送ベルト上に叩き落す苗叩きアームと
を備え、前記苗抜きアームによる苗抜き期間中に前記苗
叩きアームを駆動する苗叩きアーム駆動機構を備えたこ
とを特徴とする田植機である。
【0006】
【作用】本発明では、苗搬送ホルダ25は、図4に示す
ように、苗受取り位置(E)で苗を受けとると、苗受渡
し位置(F)〜(G)に向けて搬送を開始する。苗搬送
ホルダ25が、苗受渡し開始位置(F)に達すると、位
置が固定の苗抜きアーム40により苗搬送ホルダ24に
保持される苗の抜き取り動作が始まり、この苗の抜き取
り動作は、苗搬送ホルダ25がほぼ苗受渡し終了位置
(G)に達するまで継続する。
【0007】一方、その苗の抜き取り期間中に、作動ア
ーム44や苗叩きカム45などからなる苗叩きアーム駆
動機構により、苗叩きアーム41が下方への作動を開始
する。従って、苗搬送ホルダ25に保持される苗は、苗
抜きアーム40に抜かれた直後に苗叩きアーム41によ
り下方に向けて叩かれるので、苗叩きアーム41は苗を
叩き損なうことなく確実に下方に叩くことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0009】この実施例は、図1に示すように、四輪走
行車両である本機1に6条植の植付け部2と施肥装置3
を装着し、全体で乗用型施肥田植機として構成する。植
付け部2は、本機1の後部に設けた平行リンク装置4に
取り付け、本機1に対して昇降自在に構成する。平行リ
ンク装置4は、油圧シリンダ5によって上下動するよう
に構成する。
【0010】植付け部2は苗箱ごと苗を装填する方式で
あり、図2に示すように、所定間隔をおいて3台の植付
けユニット6を配置する。各植付けユニット6は、伝動
装置7の伝動ケースで構成されるフレームに、苗を植付
ける左右の苗植付け装置9、9と、その苗植付け装置9
の苗取り位置に苗を1株づつ供給するための苗供給用の
各装置とを組み付ける。
【0011】苗供給用の各装置は、図3に示すように、
側面視がU字状の苗箱搬送路10、その苗箱搬送路10
に設けた苗箱送り装置11、苗箱搬送路10の苗押し出
し位置で苗箱から苗を押出す苗押出し装置12、その苗
押出し装置12によって押し出された苗を苗搬送ベルト
13に受け渡しする苗受渡し装置14、その苗受渡し装
置14の苗を搬送ベルト13上に落下する苗落し装置1
5、苗受渡し装置14から受け取った苗を苗植付け装置
9の苗取り位置へ搬送する苗搬送ベルト13、13など
で構成する。
【0012】伝動装置7は、伝動ケース内に歯車、カ
ム、軸、軸受けなどをそれぞれ所定位置に配置し、入力
軸からの動力を、苗箱送り駆動軸7A、苗押出し駆動軸
7B、苗受渡し駆動軸7C、およびカム軸7Dから取り
出すように構成する。
【0013】苗箱送り装置11は、伝動装置7の苗箱送
り駆動軸7Aの動力により送り爪11Aを往復動させ、
苗箱8の爪穴に送り爪11Aを挿入して苗箱8をポット
1個分づつ間欠的に送るように構成する。苗箱8は、複
数のポットを区画並設したものである。苗押出し装置1
2は、伝動装置7の苗押出し駆動軸7Bの動力によりス
ライド機構12Aを駆動し、それにより苗押出しピン1
2Bを往復動して苗をポットから押し出すように構成す
る。
【0014】苗受渡し装置14は、伝動装置7の苗受渡
し駆動軸7Cの動力により、苗搬送ホルダ25が苗を苗
搬送ベルト13、13上まで搬送するように構成する。
苗落し装置15は、位置が固定の苗抜きアーム40が苗
搬送ホルダ25に保持される苗を抜き、その抜かれた苗
は、伝動装置7のカム軸7Dの動力により駆動する苗叩
きアーム41が搬送ベルト13、13上に叩き落すよう
に構成する。搬送ベルト13、13の各終端には、苗取
り位置にきた苗を植付杆9Aにより植付ける左右一対の
植付け装置9、9を配置する。なお、図2中における1
7は、フロートである。
【0015】次に、苗受渡し装置14および苗落し装置
15の具体例について、図4および図5を参照して説明
する。
【0016】苗受渡し装置14は、ギヤケース20と、
そのギヤケース20の前後に設けた支持軸21A、22
Aに基部が支持された左右各一対のリンク21、21、
22、22と、その一対のリンクの先端部に連結軸21
B、21B、22B、22Bによって連結された連結部
材23、23とで平行リンク装置を構成し、左右の連結
部材23、23と一体になった背面視アーチ状のブラケ
ット24、24の間に苗搬送ホルダ25を掛け渡す。苗
搬送ホルダ25には、図5(A)に示すように、苗の床
土部分が嵌合し得るように底部が円形になった凹部25
A、・・・を形成する。また、苗搬送ホルダ25はその
左右両端部から後方に突設した取付部材25B、25B
によってブラケット24、24に固着する。
【0017】ギヤケース20内には、入力軸26に嵌着
する大径の駆動ギヤ27と支持軸21A、22Aに嵌着
する小径の従動ギヤ28、29とを内蔵する。両従動ギ
ヤ28、29の歯数は同じにする。入力軸26のケース
外へ突出する部分に従動アーム31を取付け、伝動装置
7の苗受渡し駆動軸7Cに取り付けた駆動アーム32と
この従動アーム31とを連結ロッド33で連結する。な
お、図4中の35、36はリンク21の上下回動範囲を
規制するストツパ、37は連結ロッド33に介装した緩
衝用スプリングである。
【0018】苗落し装置15は、位置固定の苗抜きアー
ム40と、後述のように作動アーム44や苗叩きカム4
5などから構成する苗叩きアーム駆動機構により作動す
る苗叩きアーム41とを有する。
【0019】苗抜きアーム40は、支持軸42に固定し
て設け、その後端部が垂直に屈曲した所定数の苗抜き部
40A、・・・に分岐している。各苗抜き部40A、・
・・は、苗搬送ホルダ25の凹部25A・・・に対応す
る背面視円形の形状である(図5(B)参照)。
【0020】苗叩きアーム41も後部を所定数に分岐
し、その後端部は水平に屈曲した苗叩き部41A、・・
・とする。苗叩きアーム41は、支持軸42に回動自在
に取付け、その苗叩きアーム41に固着した作動アーム
44を苗叩きカム45と戻しスプリング46で揺動する
ことにより、苗叩きアーム41が上下に回動するように
構成する。すなわち、常時は苗叩きアーム41が上げ位
置にあり、作動アーム44のローラ47が、伝動装置7
のカム軸7Dに取り付けた苗叩きカム45の凹部45A
に嵌まり込むと、スプリング46の作用で作動アーム4
4が引き上げられ、苗叩きアーム41が瞬間的に下動す
る。苗叩きアーム41の下動した状態のときにも、その
苗叩きアーム41は苗搬送ホルダ25の経路上に侵入し
ないように設定されている。
【0021】次に、以上のような構成からなる実施例の
動作の一例について、図6の位相図を参照して説明す
る。
【0022】まず、苗箱8を送る苗箱送り装置11の送
り爪11Aの動作を、図6の「苗送り」に示す。すなわ
ち、送り爪11Aは、角度(位相)c1で上方に移動を
開始したのち角度c2で苗箱8の爪穴との係合が外れ始
め、角度c3で上方への移動を停止する。次に、角度c
4になると、送り爪11Aは下方への移動を開始し、角
度c5でその移動を停止する。そして、この送り爪11
Aが下方に移動する際に苗箱8の爪穴に係合し、苗箱8
を1ピッチ分すなわちポット1個分だけ下方に移動させ
る。
【0023】苗箱8のポットから苗を押出す苗押出し装
置12の苗押出しピン12Bの動作を、図6の「苗押出
し」に示す。すなわち、苗押出しピン12Bは、角度d
1から角度d2の期間に突出し、角度d2から角度d3
の期間に後退する。従って、苗押出しピン12Bの突出
により、苗箱8の横一列のポットから一挙に押出される
各苗は、図4の苗受取り位置(E)であらかじめ待機す
る苗受渡し装置14の苗搬送ホルダ25の各凹部25A
に押し込まれる次に、苗受渡し装置14の苗搬送ホルダ
25の動作を、図6の「苗受渡し」に示す。すなわち、
苗搬送ホルダ25に苗が供給されたのち、角度e1にな
ると、入力軸26が反時計方向に回転を始めるので、苗
搬送ホルダ25は苗を保持したまま苗受渡し位置(F)
〜(G)に向けて回動を開始する。そして、苗搬送ホル
ダ25が角度e3で荷受渡し開始位置(F)に達する
と、苗抜きアーム40の苗抜き部40Aはホルダ25の
凹部25への挿入を開始する。これにより、凹部25A
に保持される苗が後方に抜き出される動作が開始され、
この苗抜き出し動作はほぼ荷受渡し終了位置(G)に至
る角度e4まで続く。
【0024】一方、上記の苗の抜き出し動作の開始直後
の角度f1には(図6の「苗叩き」を参照)、作動アー
ム44のローラ47が苗叩きカム45の凹部45Aに入
り込むと、スプリング46により作動アーム44が引き
上げられ、苗叩きアーム41が下方に移動を開始する。
従って、苗搬送ホルダ25の凹部25Aに保持される苗
は、上述のように苗抜きアーム40の苗抜き部40Aに
より苗の搬送方向に抜かれると同時に、苗叩きアーム4
1の苗叩き部41Aにより下方に向けて叩かれるので、
苗叩き部41Aは苗を叩き損なうことなく確実に叩くこ
とができる。
【0025】その後、苗搬送ホルダ25は、苗受渡し終
了位置(G)において角度e4から角度e5の間は停止
する。そして、角度e5から角度e6においては、入力
軸26の時計方向の回転に伴って苗搬送ホルダ25が上
方に移動して苗受取り位置(E)までくると、そこで次
の苗を受け取るために停止して待機する。一方、苗叩き
アーム41は、角度f2から角度f3の間では停止し、
角度f3に上方への移動を開始したのち角度f4になる
とその移動を停止する。
【0026】上述のように、苗抜きアーム40で抜かれ
ると同時に苗叩きアーム41で叩かれた苗は、搬送ベル
ト13、13上に落下する。そして、苗搬送ベルト1
3、13により苗植付け装置9の苗取り位置に向けて搬
送され、図6の「苗取り位置」に示すa1〜a7の各タ
イミングで苗取り位置に供給され、植付杆9Aにより植
付けられる。図6に示す「植付杆停止位置」のb1〜b
7は、植付けクラッチを切ったときに苗植付け装置12
が停止するタイミングであり、いつクラッチを切っても
植付杆9Aは苗取り位置を少し過ぎた位置で停止する。
【0027】以上のように、実施例では、苗抜きアーム
40による苗の抜き取り期間中に、苗叩きアーム41が
作動を開始する。従って、苗搬送ホルダ25に保持され
る苗は、苗抜きアーム40に抜かれた直後に苗叩きアー
ム41により下方に向けて叩かれるので、苗叩きアーム
41は苗を叩き損なうことなく確実に下方に叩くことが
できるとともに、苗を迅速に叩き落して高速植付けがで
きる。
【0028】なお、上記の苗受渡し装置14では、入力
軸26から両支持軸21A、22Aには増速して伝動さ
れるので、従動アーム31の作動角に比して両リンク2
1、22の作動角は大きくなる。さらに、苗搬送ホルダ
25が苗受渡し位置(F〜G)の中間点にあるとき、リ
ンク21、22の回動支点である支持軸21A、22A
の直下に連結軸21B、22Bが位置するように構成す
るので、苗搬送ホルダ25はF〜G間をほぼ水平に前方
に移動する。従って、苗搬送ホルダ25に保持される苗
は、苗抜きアーム41により円滑に抜かれる。
【0029】次に、苗落し装置の他の構成例について、
図7を参照して説明する。
【0030】この苗落し装置71は、図4に示す苗落し
装置15とは異なり、苗叩きアーム41の回動支点であ
る支持軸42を苗搬送ベルト13の搬送面13Aよりも
下方に配置するものである。このような構成にすると、
苗叩きアーム41における苗叩き部41Aが苗を叩くと
きの軌跡は図7に示すように外向きになるので、叩かれ
た苗は根元側が低く傾斜した状態で苗搬送ベルト13に
落下するようになる。従って、苗叩き部41Aは、苗を
苗搬送ベルト13上に安定して叩き落すことができる。
【0031】次に、苗搬送ホルダの他の構成例につい
て、図8を参照して説明する。
【0032】この苗搬送ホルダ81は、凹部81Aの入
口側に小さな一対の突起82、82を対向して設けると
ともに、その出口側に小さな一対の突起83、83を対
向して設け、これら突起により苗を凹部81A内に保持
するものである。入口側の突起82、82と、出口側の
突起83、83とは、図8に示すように位相が異なるよ
うに配置する。
【0033】このような構成の苗搬送ホルダ81では、
苗押出し装置12の苗押出しピン12Bの突出により苗
箱から押し出された苗は凹部81Aに収容されると、突
起82、83により凹部81A内に根元が確実に保持さ
れ、その状態で苗受渡し位置まで搬送される。従って、
苗抜きアーム40の苗叩き部40Aによる苗抜きの際
に、苗叩き部40Aが根元の底部に確実に接して苗抜き
されるので、苗抜きの際に根の土崩れを防止できる。
【0034】次に、苗搬送ホルダの他の構成例につい
て、図9を参照して説明する。
【0035】この苗搬送ホルダ91は、苗を保持する凹
部91A内の左右に対向して突起92、92を設けると
ともに、その凹部91Aの出口側に左右一対からなるガ
イド板93、93を対向して配置し、苗ガイド94を形
成するものである。このように凹部91Aの出口側に苗
ガイド94を形成すると、苗落し装置15の苗抜きアー
ム41で苗を抜く際に、苗ガイド94により苗が苗抜き
の方向に案内されるので、苗搬送ベルト13の表面に形
成した位置決めの突起と突起との間に確実に落下する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、苗搬送
ホルダが苗受け渡し位置に達すると、苗抜きアームによ
り苗搬送ホルダからの苗の抜き取り動作が始まり、この
苗の抜き取り期間中に、苗叩きアームが苗叩きアーム駆
動機構により下方への作動を開始するようにした。従っ
て、本発明では、苗搬送ホルダに保持される苗は、苗抜
きアームにより抜かれた直後に苗叩きアームにより下方
に向けて叩かれるので、苗叩きアームは苗を叩き損なう
ことなく確実に叩くことができる上に、苗を迅速に叩き
落して高速植え付けを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す側面図であ
る。
【図2】その植付け部の平面図である。
【図3】その植付け部の側面図である。
【図4】苗受渡し装置および苗落し装置の一例を示す側
面図である。
【図5】(A)は苗搬送ホルダの背面図、(B)は苗抜
きアームの背面図である。
【図6】植付け部の各作動部の動作を示す位相図であ
る。
【図7】苗落し装置の他の一例を示す側面図である。
【図8】(A)は苗搬送ホルダの他の一例を示す正面図
であり、(B)はその平面図である。
【図9】(A)は苗搬送ホルダの他の一例を示す底面
図、(B)はそのA−A線の断面図、(C)はその背面
図である。
【符号の説明】
2 植付け部 8 苗箱 9 苗植付け装置 10 苗箱搬送路 13 苗搬送ベルト 14 苗受渡し装置 25 苗搬送ホルダ 15 苗落し装置 40 苗抜きアーム 41 苗叩きアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 矢野 真一郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 井関 秀夫 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗箱搬送路に沿って苗箱を搬送しつつ、苗
    箱搬送路の苗押出し位置で苗箱のポットから苗を押し出
    し、その押し出した苗を苗受渡し装置の苗搬送ホルダが
    苗受取り位置で受け取って苗受渡し位置まで搬送し、そ
    の位置で苗落し装置が苗搬送ホルダで保持される苗を苗
    搬送ベルト上に落下させ、その苗を苗搬送ベルトにより
    植え付け位置まで搬送する植付け部を有する田植機にお
    いて、 前記苗落し装置は、前記苗受渡し位置で前記苗搬送ホル
    ダから苗を抜き取る固定の苗抜きアームと、その抜き取
    った苗を前記苗搬送ベルト上に叩き落す苗叩きアームと
    を備え、前記苗抜きアームによる苗抜き期間中に前記苗
    叩きアームを駆動する苗叩きアーム駆動機構を備えたこ
    とを特徴とする田植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007289077A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Minoru Industrial Co Ltd 移植機の苗受台
JP2013116079A (ja) * 2011-12-03 2013-06-13 Minoru Industrial Co Ltd ポット苗用移植機の苗受け

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289077A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Minoru Industrial Co Ltd 移植機の苗受台
JP2013116079A (ja) * 2011-12-03 2013-06-13 Minoru Industrial Co Ltd ポット苗用移植機の苗受け

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