JP3940637B2 - 野菜移植機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右一対の移植爪でこれの内方に供給された苗を畝上へ移動させて土面に挿し込み、この苗の左右側の土を鎮圧輪で鎮圧するように作動する野菜移植機に関し、特に、玉葱などの苗を二条ずつ移植する移植機の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2002−84827号公報に示されるように、左右一対の移植爪と、これら移植爪を特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを具備した移植部、及び、前記左右一対の移植爪の上方である特定搬送位置まで苗を順次に搬送し落下させるものとした苗供給部を備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で前記苗供給部から落下された苗を受け取り前記特定軌跡の下位置でその苗を土面に挿し込み、このように挿し込まれた苗の左右側の土面を鎮圧輪で鎮圧するように作動する野菜移植機は存在している。
【0003】
この野菜移植機は左右の移植爪で土面に同時に植え付けられる2条の苗列の条間距離を適当に変更し得るものとなされているのであり、そのための2つの機構が開示されている。
その一つ(前者機構)は移植爪を左右移動させるためのネジ送り機構を組み付けたものとなされており、また他の一つ(後者機構)は左右一対の移植爪を2種類用意し、条間距離の変更に際して一方の一対の移植爪から他方の一対の移植爪に交換するものとなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の野菜移植機における前者機構は、移植爪と一緒に左右移動される部品が多くて構造複雑であり、また後者機構は左右一対の移植爪を2種類用意しなければならず、しかも一方の一対の移植爪が実装されないためこの実装されていない方の一対の移植爪を紛失しないように管理する必要があって面倒である。
また玉葱苗を複数条に植え付ける際の条間距離は一般には20cm程度を標準としているが、地方によっては環境などの相違から24cm程度となされることもあるのであり、これらの何れにも簡易に対応できることが望まれる。
【0005】
本発明は斯かる実情に対処せんとするものであって、特に、左右の移植爪で同時に土面に植え付けられる2条の苗列の条間距離を凡そ数cm程度変更するに適したものとした野菜移植機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で供給された苗を前記特定軌跡の下位置で土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記移植爪の苗植付位置をその対応する前記出力端部に対して左右方向へ偏心させてあり、前記左右の出力端部に前記左右一対の移植爪をこれらの左右配置を逆となすように支持させることにより、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となす。
【0007】
これによれば、前記左右一対の移植爪の苗植付け位置間の左右方向距離を変更するためのネジ送り機構が必要ないものとなって、前記移植爪周辺の機構の複雑化が回避されるほか、実装されない一対の移植爪を必要としないものである。また左右一対の移植爪で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離が、前記左右一対の出力端部に前記左右一対の移植爪の左右配置を逆となすように支持させるという簡易な処理により、凡そ数cm程度の範囲内で変更されるようになる。また前記左右一対の出力端部に前記左右一対の移植爪の左右配置を逆となすように支持させる処理が、各移植爪の支持用部品の脱着のみにより行えるものとなる。さらに、左右一対の移植爪で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離が変更不可能となされている野菜移植機であっても、これの移植爪以外の機構を変更しないでも、その条間距離の変更を可能となすものである。
【0008】
また請求項2記載の発明では、左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを具備した移植部、及び、苗を挿入される多数の苗搬送ポットを特定ピッチで連鎖させた単一の苗搬送ポット連を具備すると共にこの苗搬送ポット連を特定周回軌道上で移動させることにより前記左右一対の移植爪の上方にある2つの特定搬送位置に達した苗搬送ポットの内方から苗を落下させるものとした苗供給部を備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で前記苗供給部から落下された苗を受け取り前記特定軌跡の下位置でその苗を土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記移植爪の苗植付位置をその対応する前記出力端部に対して左右方向へ偏心させてあり、前記左右の出力端部に前記左右一対の移植爪をこれらの左右配置を逆となすように支持させることにより、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となす。
【0009】
これによれば、請求項1記載の発明の場合と同様な作用が得られるほかに次のような作用が得られるのであって、即ち、左右一対の移植爪が単一の苗搬送ポット連から苗を供給されて同時に2条の苗列の形成されるように植え付ける野菜移植機でも、その苗列の条間距離が前記苗供給部の変更を要することなく変更されるものとなる。
【0010】
この請求項2記載の発明は次のように具体化するのがよい。
即ち、請求項3に記載したように、前記特定苗搬送位置の真下に漏斗状の縦向き案内筒を配設し、この縦向き案内筒の下端開口を前記移植爪の上端開口の真上範囲内に位置させる構成となす。
これによれば、前記縦向き案内筒が、前記特定苗搬送位置で前記苗搬送ポット連から落下される苗を確実に前記左右一対の移植爪の内方に導くものとなる。
【0011】
また請求項4に記載したように、前記移植爪のそれぞれを垂直姿勢になすと共に前記特定苗搬送位置に対して左右方向へ凡そ数cm程度偏倚させた構成となす。このようにすれば、前記移植爪の内方に供給された苗の姿勢が垂直姿勢に近づいた状態となり、前記移植爪により植え付けられる苗の姿勢が最適化されるものとなる。
【0012】
また請求項5記載の発明では、左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で供給された苗を前記特定軌跡の下位置で土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記移植爪をその対応する前記出力端部にこれの左右方向の傾斜角度の変更可能に装着し、前記傾斜角度の変更により、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となす。
【0013】
この際、請求項6に記載したように、前記出力端部に対する前記移植爪の左右方向の傾斜角度が無段階に変化されるか、或いは予め特定された複数の角度位置の何れかに変化される構成となす。
【0014】
これによれば、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離を変更するためのネジ送り機構が必要ないものとなって、前記移植爪周辺の機構の複雑化が回避されるほか、実装されない一対の移植爪を必要としないものである。また左右一対の移植爪で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離が、前記移植爪の左右方向の傾斜角度の変更という簡易な処理により、凡そ数cm程度の範囲内で任意に変更されるようになる。さらに、左右一対の移植爪で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離が変更不可能となされている野菜移植機であっても、その移植爪及び、移植爪を前記出力端部に支持させるための部位以外の機構を変更することなく、その条間距離の変更が可能となる。
【0015】
また請求項7記載の発明では、左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で供給された苗を前記特定軌跡の下位置で土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記植付け駆動機構に対する前記移植爪を左右方向へ特定角度で傾斜させたものとなし、且つ、前記左右の出力端部に対する前記左右一対の移植爪の左右配置が逆となされることにより、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となす。これによれば、請求項1記載の発明の場合と同様な作用が得られる。
【0016】
また請求項8記載の発明では、左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを具備した移植部、及び、苗を挿入される多数の苗搬送ポットを特定ピッチで連鎖させた単一の苗搬送ポット連を具備すると共にこの苗搬送ポット連を特定周回軌道上で移動させることにより前記左右一対の移植爪の上方にある2つの特定搬送位置に達した苗搬送ポットの内方から苗を落下させるものとした苗供給部を備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で前記苗供給部から落下された苗を受け取り前記特定軌跡の下位置でその苗を土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記植付け駆動機構に対する前記移植爪を左右方向へ特定角度で傾斜させたものとなし、且つ、前記左右の出力端部に対する前記左右一対の移植爪の左右配置が逆となされることにより、これら一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となすほか、前記特定苗搬送位置の真下に漏斗状の縦向き案内筒を配設し、この縦向き案内筒の下端開口を前記移植爪の上端開口の真上範囲内に位置させた構成となす。これによれば、請求項2記載の発明と同様な作用が得られるほか、請求項3記載の構成により得られる作用と同様な作用が得られる。
【0017】
上記した各発明は次のように具体化するのがよい。
即ち、請求項9に記載したように、左右一対の前記移植爪で土面に挿し込まれた2条の苗列のそれぞれの列の両側部の土面を左右一対の鎮圧輪で鎮圧するものとした2対の鎮圧輪を設け、各対の左右の鎮圧輪はこれらの鎮圧輪間の距離を略一定に保持したまま左右方向へ凡そ数cm程度位置変更させ得るように装設した構成となす。
これによれば、前記左右一対の移植爪で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列のそれぞれの苗の覆土や、前記した各苗列の左右近傍の土面の鎮圧が最適化される。
【0018】
また請求項10に記載したように、前記左右一対の移植爪で土面に挿し込まれた2条の苗列のそれぞれの列の両側部の土面を左右一対の鎮圧輪で鎮圧するものとした2対の鎮圧輪を設け、各対の左右の鎮圧輪はこれらの鎮圧輪間の距離を略一定に保持したまま左右方向へ凡そ数cm程度位置変更させ得るように装設したものであって、各対の前記鎮圧輪の左右配置を逆配置となすように装着することにより、各対の前記鎮圧輪が特定量だけ左右方向へ位置変更される構成となすこともできる。
【0019】
このようにすれば、前記左右一対の移植爪により苗を同時に植え付けて形成される2条の苗列の条間距離が大小の2つの状態の何れかに択一的に変更されるものとなされた機構に対応させることにより、各対の鎮圧輪の位置変更が面倒な位置調整を要することなく簡易に行えるものとなる。
【0020】
さらに請求項11に記載したように、前記苗搬送ポットのうち、右側の前記移植爪に向けて苗を落下させるものに第一特定色を着色し、左側の前記移植爪に向けて苗を落下させるものに前記第一特定色以外の第二特定色を着色した構成となす。
これによれば、第一特定色を着色された苗搬送ポットには一人の作業者が苗を投入し、第二特定色を着色された苗搬送ポットには他の一人の作業者が苗を投入するように使用できるものとなって、各作業者の負担すべき確認範囲が半減する。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る歩行型野菜移植機の全体的な構成を示した側面図、図2は同じく平面図、図3は機体フレームとミッションケース部分の側面図、図4は機体フレーム部分の平面図、図5は苗供給部の平面図、図6は受継部の後面断面図、図7は同じく平面図、図8は移植部の後面図、図9は同じく側面図、図10は同じく平面図、図11は移植爪の側面断面図、図12は鎮圧輪支持部の側面図、図13は鎮圧輪部分の後面図、図14は鎮圧輪の装着状態の詳細を示す後面図である。
【0022】
本発明の一実施例に係る玉葱用の歩行型の野菜移植機について全体構成から説明する。
図1、図2において、野菜移植機1は、機体フレーム2の前部上にエンジン3を載置し、前後中央部上に走行ミソションケース4と植付けミッションケース5を配置し、機体フレーム2後部上から後方にハンドル部材となるハンドルフレーム6を水平方向に連設して、該ハンドルフレーム6の中途部上に苗供給部7を配置し、ハンドルフレーム6後部を運転操作部9としている。
【0023】
前記機体フレーム2の前部には前輪支持軸10を横架し、該前輪支持軸10の両側に前輪支持フレーム11、11のー端を取り付け、該前輪支持フレーム11、11の他端に前輪12、12を支持している。
また、機体フレーム2の中途部より回動支持軸13、14を横架し、走行ミツンヨンケース4より後輪駆動軸15を水平方向側方に突出し、該後輪駆動軸15の両側に駆動ケース16、16を連設して、該駆動ケース16、16の後部に後輪17、17を支持している。そして、前輪支持フレーム11と駆動ケース16はリンク機構を介して連結されるとともに、機体フレーム2下部に設けた油圧シリンダ19とリンク機構を介して駆動ケース16が連結され、該油圧シリンダ19を伸縮させることにより前輪支持フレーム11と駆動ケース16が前輪支持軸1O及び後輪駆動軸15を中心に回動されて、機体を昇降可能としている。
【0024】
そして、植付けミッションケース5の後部であって後述する後フレーム2b、2bの間の苗供絵部7の下方に移植部20が配置され、後フレーム2b、2bで保護できるとともに、該移植部20は移植爪51を昇降して、上端位置で苗供給部7より苗26を受け取り、下端位置で移植爪51を開いて畝25上に苗を下させて、その後方に配置した覆土輪22により苗の根部に土を寄せて覆土して移植する構成としている。
【0025】
次に各部の構成を説明する。
まず、走行部及び植付け部を支えるシャーシから説明する。図3、図4に示すように、シャーシは機体フレーム2と、該機体フレーム2に連設する走行ミツションケース4と植付けミッションケース5と、該走行ミッションケース4と植付けミッションケース5とを連結する連結部材となる連結プレート30と、前記植付けミッションケース5と機体フレーム2を連結するハンドルフレーム6から構成され、それぞれを連結固定することにより補強部材を必要とせず補強し合い剛性を高める構戊としている。
【0026】
前記機体フレーム2は側面視略逆「へ」字状に構成して、該機体フレーム2を前フレーム2aと後フレーム2bから構成して略前後中央部で連結し、該前フレーム2aはプレート状に構成してその前部上にエンジン3を載置固定し、後部上にステ−2cを介して走行ミツションケース4を載置固定している。前記後フレーム2bは横フレーム2dから左右両側より後方へパイプを延設した平面視H状に構成して、該前部の左右水平方向の横フレーム2dに前フレーム2a後端を固設している。横フレーム2dの左右中途部より後方へ向けて中フレーム2eを延出させ、この中フレーム2eの長さ途中部位から中柱2e1を立設している。また、前フレーム2a後部に前記回動支点軸13を支持して側方へ突出し、横フレ−ム2dに延長上に回動支点軸14を支持し、走行ミッションケース4下部に後輪駆動軸15をそれぞれ左右水平方向に平行に支持している。
【0027】
そして、前フレーム2aの前後方向の左右中心線を走行部(機体)の中心線として、左右一側(本実施例では進行方向左側)に偏位して回動支持軸13、14と後輪駆動軸15が側方に延設されて、野菜移植機1が畝25を跨いで走行するときに、走行部が左右一側に偏位して走行し、後述するように往路と復路で左右一側2列ずつ(往路で1条目と2条目を、復路で3条目と4条目を)移植できるようにしている。なお、左右の前輪12、12と後輪17、17は畝25の形状や幅等に合わせて左右位置(車幅)を調整できるようにしている。
【0028】
そして、図2、図3に示すように、前記後フレーム2bの後部上及び中柱2e1上部にハンドルフレーム6の前部が連結され、該ハンドルフレーム6の前部を植付けミッションケ−ス5上部と連結し、前後中途部上に苗供給部7と左右の苗載台31、31を支持し、後部に昇降レバー32や主クラッチレバー33や作業レバーやアクセルレバーやサイドクラッチレバーや高さ調節レバー等の操作レバーを配置している。
【0029】
前記ハンドルフレーム6は平面視「E状」に右フレーム6Rと中フレーム6Mと左フレーム6Lから構成し、右フレーム6Rと中フレーム6Mの前部間に植付けミッションケース5を支持固定し、前後中途部間に連結プレート34を架設して、該連結プレート34の下面に前記右側の後フレーム2b後端上部が固設される。このようにして3者が互いに連結固定されて剛性をアップしている。該連結プレート34下部には苗供給部7の駆動ケースが付設される。
【0030】
また、中フレーム6Mと左フレーム6Lの前後中途部間に補強パイブ6aが連結され、該中フレーム6Lの前部には前記中柱2e1上端が連結固定される。
このようにして、右フレーム6Rと中フレーム6Mと左フレーム6Lの間で連結固定することで剛性をアップしている。
また、右フレーム6Rの前後中途部より苗載台フレーム35が外側方に突設されて苗載台31を取り付け、左フレーム6Lより苗載台フレーム36を外側方に突設して苗載台31を取り付けている。
【0031】
本実施例では、機体右側のハンドルフレーム6側部の後輪17後方(苗供給部7の右斜め後方)に主作業者23が位置し、機体左側のハンドルフレーム6側部の後輸17後方(苗供給部7の左斜め後方)に補助作業者24が位置し、或いは、一人作業の場合は機体右側のみ位置し、主作業者23は前記操作レバーを操作するとともに、苗載台31から苗26を取り、苗供給部7の各苗搬送ポット40に一つずつ(あるいは所定数ずつ)苗を挿入していく。補助作業者24は主作業者23が苗搬送ポット40に挿入できなかった苗搬送ポット40に苗を挿入して補完する。
【0032】
前記走行ミッションケース4と植付けミッションケース5はそれぞれ上下方向に向けで機体中央部の前後に並設され、該走行ミッションケース4と植付けミッションケース5の左右一側に連結プレート30を貼設して両ケースを連結する構成として一体的な構成物としている、そして、前述のように前フレーム2aの後部上に走行ミッションケース4を固設し、後フレーム2b上部にハンドルフレーム6を介して植付けミッションケース5の上部を固設している。こうして、側面視において、機体フレーム2が逆「へ」字状に折れ曲がり状に構成されている中央の凹部上方を、走行ミッションケース4と植付けミッションケース5と連結プレート30により連結固定することによって、側面視で三角形を構成することができて剛性を高めているのである。
【0033】
次に苗供給部7について図2、図5、図6、図7より説明する。
図2に示すように、前記左フレーム6Lの中途部より補助作業者24側(機体中心と反対側)へ平面視U字状の支持フレーム37が水平側方へ突設され、該支持フレーム37とハンドルフレーム6の前後中途部上に、板体を長円形(長リング形)に構成した苗搬送台39が略水平に固設されている。
【0034】
そして、図2、図5に示すように、駆動スプロケット41が連結プレート34上に、従動スプロケット42が支持フレーム37上にそれぞれ回転自在に支持して配置され、該駆動スプロケット41と従動スプロケット42にチェーン状に連結した苗搬送ポット40連が巻回されている。該駆動スプロケット41へは前記植付けミッションケース5よりチェーン等の伝動機構を介して動力が伝達される。このようにして苗供給部7が構成される。
【0035】
こうして、苗搬送台39が機体中心から偏位した車輪(前輪12、後輪17)側へ延設されることで、苗供給部7が畝25を跨ぐように配設されて二条植の場合、四条の植付け巾を跨ぐようになり、畝25の両側に位置する主作業者23と補助作業者24の両者が苗供給部7に対面して苗載台31より苗を取って苗搬送ポット40に苗を供給できるようにしている。そして、主作業者23が位置する走行部側に駆動スプロケット41を配置して苗供給部7を駆動するようにして、植付けミッションケース5からの駆動伝達経路が短く、伝達機構をコンパクトに構成できるようにしている。また、苗搬送ポット40連を長円形とすることで前後に左右方向の直線部分(または円弧状の略直線部分)を構成することができて、左右方向の搬送距難を長くして苗を挿入するための時間を長くして苗供給を行える時間を長くして挿入抜けがないようにできて、移植するタイミングを従来よりも速くすることで移植効率を上げられるようにしている。なお、本実施例では苗搬送を長円形としているが、少なくとも直線部分が苗供給部7と後述する受継部50にあればよく、三角形状に構成することも四角形状または多角形状に構成することも可能である。
【0036】
前記苗搬送ポット40は、図6、図7に示すように、筒体の上部を拡開した漏斗状に構成し、上方より苗を挿入し易い形状としている。苗徴送ポット40の下部外周には連結板43が直径方向に延設されて水平方向に固設され、該連結板43の端部同士が隣接する苗搬送ポット40の連結板43と枢支ピン44により互いに回動自在に枢結され、苗搬送ポット40と連結板43と枢支ピン44によりチェーン状に連結して無端体を構成して、チェーン等を不要として簡単な構成としでいる。そして、該苗搬送ポット40の上下中途部側面に前記駆動スプロケット41と従動スプロケット42の外周面が当接するようにして、本実施例では平面視右回り回動して、補助作業者24側で反転して受継部50側へ苗を搬送するようにしている。なお、駆動スプロケット41と従動スプロケット42は上下複数枚(本実施例では二枚)配置して、苗撤送ポット40の上下中途部に当接して安定して搬送できるようにしている。但し、チェーンやベルト等の無端体に直接苗搬送ポット40を固定し、チェーンまたはベルトを回動駆動する構成とすることも可能である。
【0037】
前記連結板43の一側の下部(搬送方向前部が好ましい)にはプレート状の蓋体45の一側が支点ピン46により枢支され、該蓋体45の他側の上面で前記苗搬送ポット40の下面を蓋する構成としている。つまりシャッターとしている。そして、該蓋体45の他側の下面の左右一側にはローラ47が回転自在に枢支され、苗搬送台39上を転動するようにしている。該ロ−ラ47は苗搬送ポット40毎に取り付けられるが、搬送方向に対して左右交互にローラ47が配置されている。つまり、一つの苗供給部7において、多数連結した苗搬送ポット40、40は偶数個とし、それぞれ順に番号を付したときに、奇数に位置する苗搬送ポット40と偶数に位置する苗搬送ポットでは搬送方向に対して交互に左右逆側にローラ47、47を配置しているのである。言い換えれば、奇数(または偶数)のローラ47は内周側に、偶数(または奇数)のローラ47は外周側に配置するのである。そして奇数に位置する苗搬送ポット40の外周面には特定色(例えば青色)を着色し、また偶数に位置する苗搬送ポット40の外周面には他の特定色(例えば赤色)を着色しておき、これら苗搬送ポット40に苗を投入するとき、主作業者は一方の特定色に着色されて右側の移植爪51内に苗を落下させるものとした苗搬送ポット40を受け持ち、補助作業者は他方の特定色に着色されて左側の移植爪51の内に苗を落下させる苗搬送ポット40を受け持つようにする。
【0038】
前記苗搬送台39は前記ローラ47が転動するレールの役目を果たしており、該苗搬送台39の前記ローラ47が転動する経路において、受継部50、つまり、機体上方の苗搬送台39の前部側(または切欠)39a、39bを左右前後位置をズラせて並設配置して、該開口部39a、39bでローラ47を支えるものがなくなり支点ピン46を中心に蓋体45が下方に回動して、苗搬送ポット40の下方を開口し、苗を移植部20に落下させるようにしている。
【0039】
即ち、左右方向に長い長円形の苗搬送台39の前部右側の苗搬送ポット40の移動軌跡部に開口部39a、39bを搬送方向に沿って開口し、該開口部39a、39bは苗搬送ポット40の底面積よりも大きくして苗を落下できるようにするとともに、搬送方向に対しては連結した苗搬送ポット40の3ピッチまたは5ピッチ離れた位置に開口しており、この間隔は条幅(条間隔)に合わせている。ぞして、進行方向に対して一方は左右一側を、他方は左右他側をそれぞれローラ47が落ち込むように位置を合おせて側方に大きく開口し、ローラ47が位置しない側は苗搬送ポット40の底面よも若干広げる程度で苗は落下する(蓋体4 5が下方へ回動できる)が、進行方向前後隣接する苗搬送ポット40に付設されているローラ47は落ち込まないようにしている。つまり、開口部39a、39bは苗搬送ポット40の搬送方向中心線に対して、互いに左右逆側に広げて開口している。
【0040】
そして、開口部39a、39b内における進行方向終端側のローラ47が通過する位置には、徐徐に上昇して苗搬送台39のロ−ラ47転動面につながるスロープ(傾斜面)39c、39cがそれぞれ設けられて、ローラ47が引っ掛かることなく移動に伴って徐々に蓋体45が閉じるようにしている。
【0041】
このように、苗供給部7は長円状に苗搬送ポット40、40・・・が配置され、機体後方の主作業者23と補助作業者24が位置する前を順に通過して、その通過時に苗26を苗搬送ポット40内に挿入し、その前方の移植部20の移植爪51、51が位置する上方位置である特定苗搬送位置b1、b2へ回転移動させる。この特定苗搬送位置b1、b2において、3ピッチ離れた口−ラ47、47が同時に開口部39a、39b内に落ち込み、蓋体45、45を下方に回動して開き、苗を落下させて移植部20の移植爪51、51内に投入するようにしている。この落下させる部分を受継部50とする。つまり、受継部50は駆動スプロケット41が位置する苗供給部7の駆動側に位置し、機体側に位置することによって移植部20と近づけることができて受継が良好となる。そして、ロ−ラ47、47はスロープ39c、39cに当接して徐々に上昇して蓋体45、45を閉じるのである。従って、1つの移植爪51に対して苗搬送ポット40から一つおきに供給される。つまり、奇数となる苗搬送ポット40は左右の開口部の左側(または右側)、偶数となる苗搬送ポット40は右側(または左側)の開口部で下方の蓋体45が開がれ、奇数と偶数で左右の条(1条と2条または3条と4条)の移植爪51、51に落下することになる。よって、同時2条の植付けが町能となり、左右条の間隔も一定に保てるのである。
【0042】
次に、移植部20について図8乃至図10より説明する。
前記後フレーム2b、2bの間の機体中央部における植付けミッションケ−ス5の後方に移植部20が配設され、該移植部20は左右中央部に位置して苗を受継部50から畝25へ搬送する左右の移植爪51、51を具備すると共に、この移植爪51、51を駆動するもので左右側に配置され駆動部となるロータリケース52、52と、左右側に配置してガイド部となる昇降ガイド53、53と、これらを連結するアームやリンク等からなる植付け駆動機構を具備している。ロータリケース52と昇降ガイド53とは対となされて左右各側に配置されて機体フレーム2に固定されており、これら2対に対応して移植爪51、51が左右に配設され、前記受継部50の下方で側面視楕円状の軌跡で昇降するように構成されている。
【0043】
各ロータリケース52は一端が機体フレーム2より左右水平方向に突設した支点軸54に固転自在に支持され、各ロータリケース52の左側側面の支点軸54外周部に伝動体となるスプロケット55が固設され、チェーン等の伝動手段を介して前記植付けミッションケース5と連動連結され、該移植部20と前記苗供給部7が同期して駆動されるように構成されている。尚、スプロケット55の代わりに歯車等により伝動する構成とすることもでき限定するものではない。
【0044】
各ロータリケース52内には三つの歯車が直列的に配置してそれぞれ噛合され、各ロータリケース52他側より出力軸56を前記スプロケット55と反対側に突出している。該出力軸56上にアーム57の一端が固設されている。こうして、ロータリケース52が一回転すると同時にアーム57が逆方向に一回転するように前記歯車が設定されている。前記アーム57の他端に連結軸59の一端が固設され、該連結軸59上には前記植付け駆動機構の出力端部としての移植爪支持体60、60の一側(前側)が軸受を介して回転自在に支持されている。左右の移植爪支持体60は左右のプレートより構成して同一構造且つ同一寸法となされており、左右のプレート間の連結軸59上には開閉カム61が固設されている。
【0045】
前記移植爪支持体60、60の他側(後側)には前記苗供給部7の特定苗搬送位置b1、b2の直下に位置するように漏斗状の縦向き案内筒60a、60aを形成して、受継部50より苗が入り易くし、また各縦向き案内筒60a、60a下部に開閉可能に移植爪51、51を配置している。該移植爪51、51は垂直状に配置されており、右側の移植爪51はその対応する移植爪支持体60に対し右側へ、そして左側の移植爪51はその対応する移植爪支持体60に対し左側へ、それぞれ10mm偏心させている。この際、左右の各移植爪51、51の苗植付け位置c、c間の距離L1は240mmである。
【0046】
移植爪51の開閉機構は、前記縦向き案内筒60aの前部と後部に同距離はなれた位置に爪支点軸63、63を左右水平方向に且つ脱着可能に設け、該爪支点軸63に移植爪51の上部の前後一端を枢支されている。この際、各移植爪51は前後略対称に構成したくちばし状の爪部51a、51aを有し、各爪部51a、51aはその上部に爪支点軸63、63を挿入される軸受部d、dを形成されている。そして、各移植爪51は、爪部51a、51aで形成された上端開口a1の範囲内の真上に当該移植爪51の対応する前記縦向き案内筒60aの下端開口a2が位置するようになされ、これら爪部51a、51aを合わせた状態で苗を収納支持し、開いた状態で苗を落下させるようにしており、合わせる側の爪部51a上部の縦向き案内筒60aの左右両側に枢支軸64、64を設けて前後の爪部51a、51aを連結している。
そして、該枢支軸64、64と縦向き案内筒60a上部との間にバネ69、69を介装して、枢支軸64、64を持ち上げるようにして、移植爪51を閉じるように付勢している。
【0047】
各移植爪51、51は爪支点軸63、63を抜き取ることにより移植爪支持体60から分離されるのであり、このように分離された左右の移植爪はそれまで装着されていた移植爪支持体60ではない側の移植爪支持体60に同様に装着されるのであり、この際、左右の各移植爪の苗植付け位置間の距離L2は200mmである。
【0048】
また、前記開閉カム61側に位置する爪部51aの爪支点軸63上には当接アーム65の一端が枢支され、該当接アーム65の他端にローラ66を設けて前記開閉カム61の外周に当接するように構成している。該当接アーム65と爪部51a上部との間には爪開閉量調節機構67が設けられており、該爪開閉量調節機構67は両者間にボルト68を螺装して、該ボルト68を回動することにより両者の間隔を調節して、爪部51aの運動量を調節できるようにしている。
【0049】
つまり、前記バネ69により爪部51aは閉じるように付勢され、支点軸63に対して反対側に位置する当接アーム65の先端は開閉カム61に当接されて回動が規制されてい
る。即ち、開閉カム61の外周形状によって爪部51aが回動して移植爪51が開閉されることになるのである。このように構成することによって、常に移植爪51は閉じ方向に付勢され、開閉カム61により強制的に開くように制御されるため、確実に開いて苗を落下させることができるのである。
【0050】
そして、前記ロータリケース52と左右反対側に位置する移植爪支持体60の前部が上方に延出されて延出部60bが形成され、該延出部60bより支持軸70が昇降ガイド53側の側方に突出され、該支持軸70の端部にローラ71を設けて上下方向に配置した昇降ガイド53に嵌入して、移植爪51の昇降をガイドするようにしている。
【0051】
このような構成において、移植爪51が上昇端に位置して爪部51a、51aは閉じて、受継部50において、苗供給部7より苗が投入されると、植付けミッションケース5からの動力によりロータリケース52が回動され、アーム57も同時に回動されて、左右の一対の移植爪51、51は同時に、昇降ガイド53に沿って下降し、植付け爪51は略楕円軌跡を描いて下降する。
【0052】
そして、下端位置まで下降すると、開閉カム61の回動により、該開閉カム61に当接して当接アーム65が回動されて(開閉カム61の小径部に当接する)、爪支点軸63、63を中心に爪部51aが回動されて、移植爪51、51が開かれ、畝25上の下端位置で苗が落下放出されるのである。さらに回動すると、移植爪51、51が上昇されて、上昇位置で開閉カム61の回転により左右一対の移植爪51、51が同時に閉じられるのである。
【0053】
また左右の後フレーム2b、2bの前部には下向き張出支持片100、100を固着され、該下向き張出支持片100、100に横向き支持軸101、101を装設しており、各横向き支持軸101、101には揺動アーム102、102の前端部を枢着し、各揺動アーム102とこれの対応する側の後フレーム2bとの間に該揺動アーム102を上方へ付勢するためのスプリングが張設されている。左右の揺動アーム102、102の先端部にはスライド部材103、103がローラ104、104を介して当該揺動アーム102、102の長手方向の変位自在の外挿され、スライド部材103、103間には2本の金属線部材105、105をスプリングを介して緊張状に張設し、各金属線部材105、105には滑り易い樹脂材などからなる撓曲可能な管部材106、106を外嵌させており、これら2本の管部材106、106は金属線部材105、105と共に平面視x状に交差させた状態に屈曲され、この屈曲により形成された2つの隙間内に左右の移植爪51、51が嵌挿されている。このような構成において、該2本の管部材106、106は左右の移植爪51、51の下降時にスプリングの弾力に抗して揺動アーム102、102と一緒に押し下げられ、一方、左右の移植爪51、51の上昇時にスプリングの弾力で揺動アーム102、102が上方へ付勢されることにより移植爪51、51に伴って上昇し、このような上下移動の過程で左右の移植爪51、51の外表面に付着した土砂などが掻き落されるのである。
【0054】
次に覆土輪22の支持構成について図12、図13、図14より説明する。
前記左右の後フレーム2b、2bの前後中途部下面から下方にステ−72、72が突設され、該ステー72、72に鎮圧輪フレーム73の前端が支点軸80により枢支されて枢支部としている。該枢支部近傍に後述するロック部89が設けられている。該鎮圧輪フレーム73は平面視U字状に構成し、後端部より後方にハンドル74を突出し、左右中央部より上方に支持ステ−75を突設し、下方に取付フレーム76を垂設している。
【0055】
前記取付ステ−76下端に前後方向に枢支軸90を突設し、該枢支軸90上に鎮圧輪支持フレーム91の下部を枢支している。該鎮圧輪支持フレーム91は後面視において、横「E」型に構成して、中央のフレーム下部を前記枢支軸90に枢支され、左右両側のフレーム91a、91bと中央のフレーム91cの下部の間に支持部材107a、107b、107c、107dを介して鎮圧輪22、22、22、22を左右一対ずつ回転自在に配置している。支持部材107a、107b、107c、107dは鎮圧輪22の回転中心軸108を固定された前後向き部材109a、109b、109c、109dの前端に結合板110を固着したものとなされ、一方、左右両側のフレーム91a、91bと中央のフレーム91cの下部には前記結合板110をボルト固定される支持板111a、111bが固着されている。鎮圧輪支持フレーム91に4つの鎮圧輪22を装着した図に示す構造は中央のフレーム91cを境として線対称構造となされ、2つの支持部材107a、107dの鎮圧輪22は結合板110に対して左右方向へ比較的小さい特定量だけ偏心され、一方、他の2つの支持部材107b、107cの鎮圧輪22は結合板110に対して左右方向へ比較的大きい特定量だけ偏心されている。
【0056】
このような構成において、前記左右の移植爪51、51の苗植付け位置c、c間の左右方向距離L1が24cmとなされたときは4つの鎮圧輪22は単純な仮想線で示したもののように位置決めするのであり、この際、これらの鎮圧輪22で同時に鎮圧される2条の苗列e1、e1の条間距離は24cmとなり、また前記左右の移植爪51、51の苗植付け位置c、c間の左右方向距離L2が20cmとなされたときは斜線を付して示したもののように位置決めするのであり、このときはれらの鎮圧輪22で同時に鎮圧される2条の苗列e2、e2の条間距離L2は20cmとなる。そして、4つの鎮圧輪22が斜線を付して示したものように位置決めされた状態から、単なる仮想線で示したもののように位置決めされた状態に変更するときは、支持板111a、111bにボルト固定される支持部材107a、107b、107c、107dの配置を変更することにより、2条の苗列のうちの一方の苗列を鎮圧するための一対の鎮圧輪22、22と、他方の苗列を鎮圧するための一対の鎮圧輪22との左右位置を、各対内の左右配列を変更することなく横移動させるように入れ替えて固定する。
【0057】
各苗列に対応した一対の鎮圧輪22、22は前記移植爪51、51の進行方向の線を跨ぐ構成としている。こうして、左右中央下部に枢支軸90を配置して左右の鎮圧輪22、22・・・・を左右傾倒自在に支持して、畝25上面の傾斜に追随して鎮圧精度を高め、移植後の苗26の根部の両側を押さえる構成としている。
【0058】
前記支持ステ−75の上部に左右方向に枢支軸77を設け、該枢支軸77に延設部材となるガイド杆78の一側が摺動自在に挿入され、該枢支軸77の両側のガイド杆78上には付勢部材となるバネ79a、79bが外嵌されている。該ガイド杆78の他端は前記ハンドルフレーム6(中フレーム6M)の後部に支点軸81により回転自在に支持されている。
【0059】
このように構成することによって、前記鎮圧輸22は前記バネ79bの付勢力により下方へ押圧するように付勢されている。そして、作業終了時や回行するときに、ハンドル74を持って鎮圧輪22を上昇させると、枢支軸77が支点紬80、81を結ぶ線上よりも上方に位置したときに支点越えとなって、鎮圧輪22を上昇した位置に維持することができるのである。
【0060】
次に、鎮圧輪22を上昇させた位置にロックするためのロック部89の構成について説明する。前記枢支部近傍にはロック部が設られている。該ロック部89は前記鎮圧輪フレーム73の回動基部側に枢支軸93によりロツクアーム94の一端を枢支し、該ロツクアーム94の他側には長手方向と上方(支点軸80に対して半径方向)に延びるL字状の長孔94aが形成され、一方、機体フレーム2(後フレーム2b)の前記ステ−72よりも、上方位置に係止ピン95を突出して、該係止ピン95を前記長孔94aに挿入している。
【0061】
さらに、前記ロックアーム94の他端(上端)にワイヤー96とバネ97の一端が連結され、該バネ97の他端は前方の後フレーム2bに連結されてロツクアーム94を前方へ回動するように付勢し、ワイヤー96の他端は前記昇降レバ−32の回動基部に設けたアーム99と連結している。該昇降レバー32にはさらに図示しないワイヤー等を介してエンジン3近傍に設けた油圧操作レバーと連結され、該昇降レバー32の操作により前記油圧シリンダ19を作動させて機体を昇降可能としている。
【0062】
このような構成において、前記ハンドル74を持ち上げて鎮圧輪22を上昇させると、ロックアーム94も持ち上げられて、係止ピン95が長孔94aに沿って下降し、鎮圧輪22が上昇位置で上述の如く支点越えによって上昇位置で維持される位置に至ると、係止ピン95が長孔94aの垂直部94bに入り、ロックアーム94はバネ97の引っ張り力により下方へ回動付勢され、係止ピン95が長孔94aの垂直部94bに維持され、鎮圧輪22が自重等により下方へ回動しようとしても、垂直部94bに係止ピン95が係合されて回動できず、鎮圧輪22は上昇位置にロックされることになる。
【0063】
そして、作業開始時や回行後の作業再開時に、昇降レバー32を機体が下降するように、前方へ回動操作すると、ワイヤー96が引っ張られてロックアーム94を後方へ回動し、この回動によって長孔94aの内面が係止ピン95を下方に押して鎮圧輪フレーム73を下方へ押し、支点越え部分を通過させて鎮圧輪22を下げるのである。つまり、昇降レバー32の下降操作に連動して鎮圧輪22を下降することができるのである。このようにして昇降レバー32の下降操作で鎮圧輪22も同時に下降させて操作性を向上しているのである。
【0064】
上記実施例は次のように変形することができる。
図8において、左右の各移植爪51をその対応する移植爪支持体60に対し左右方向の傾斜角度の変更可能に装着すると共に、前記傾斜角度の変更により、左右一対の移植爪51、51の苗植付位置c、c間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となす。さらに詳細には例えば各移植爪51の各爪部51a、51aとこれらの上部をなす軸受部d、dとを切り離してこれら両者を前後向き線回りの角度変更調整可能に結合させる。符号fで示す仮想線は左右一対の移植爪51、51を左右方向へ傾斜させた状態を示している。
【0065】
この際、移植爪51の上端部の位置が縦向き案内筒60aの直下から成る可く変位しないようになして苗供給部7から落下される苗が確実に移植爪51、51内に導かれるようになすことが必要である。また移植爪支持体60に対する移植爪51の左右方向の傾斜角度は無段階に変化されるようになしてもよいし、或いは予め特定された複数の角度位置の何れかに変化されるものとなしてもよい。
【0066】
或いは上記変形例に代えて次のように変形してもよい。
各移植爪51の各爪部51a、51aをこれらの上部をなす軸受部d、dに対し特定角度だけ左右方向へ傾斜させた状態(例えば符号fで示す仮想線の状態)に固着しておき、左右一対の移植爪51、51の苗植付け位置c、c間の左右方向距離を凡そ数cm程度変更するときは、上記実施例に準じて、爪支点軸63、63を脱着することにより、それらの左右配置を逆となすように装着する構成とする。
【0067】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏するのである。
即ち、請求項1記載のものによれば、移植爪の位置を左右へ変更するための格別な付加機構は必要のないものとなり、移植爪51周辺の機構を部品の少ないものとなして構造を簡易となすことができ、また管理が容易なものとなすことができ、また左右一対の移植爪51、51で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離を、簡易な処理により、凡そ数cm程度の範囲内で変更させることができ、また前記左右一対の出力端部60、60に前記左右一対の移植爪51、51の左右配置を逆となすように支持させる処理を、各移植爪51の支持用部品の脱着のみにより行えるものとなすことができ、さらには、左右一対の移植爪51、51で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離が変更不可能となされている野菜移植機であっても、これの移植爪51、51以外の機構を変更しないで、その条間距離の変更を可能となすことができる。
【0068】
請求項2記載のものによれば、請求項1記載の発明の場合と同様な効果が得られるほかに次のような効果が得られるのであって、即ち、左右一対の移植爪51、51が単一の苗搬送ポット40連から苗を供給されて同時に2条の苗列の形成されるように植え付ける野菜移植機でも、その苗列の条間距離を苗供給部の変更を要することなく変更させることができる。
【0069】
請求項3に記載したものによれば、縦向き案内筒60aの案内作用により、苗供給部7から落下される苗を、特定苗搬送位置b1、b2に対し左右方向へ偏心している一対の移植爪51、51の内方に確実に移動させることができる。
【0070】
請求項4に記載したものによれば、移植爪51、51により植え付けられる苗の姿勢を良好となすことができる。
【0071】
請求項5又は6に記載したものによれば、移植爪51の位置を左右へ変更するための格別な付加機構は殆ど必要なく、移植爪51周辺の機構を部品の少ないものとなして構造を簡易となすことができ、また管理が容易なものとなすことができ、また左右一対の移植爪51、51で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離を、移植爪51の左右方向の傾斜角度の変更操作という簡易な処理により、凡そ数cm程度の範囲内で変更させることができ、さらには左右一対の移植爪51、51で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の条間距離が変更不可能となされている野菜移植機であっても、これの移植爪以外の機構を変更しないで、その条間距離の変更を可能となすことができる。
【0072】
請求項7に記載のものによれば、請求項1記載の発明の場合とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0073】
請求項8に記載のものによれば、請求項2記載の発明とほぼ同様な効果を得ることができると共に請求項3記載の構成により得られる効果と同様な効果を得ることができる。
【0074】
請求項9に記載したものによれば、左右一対の移植爪51、51で苗を同時に植え付けることにより形成される2条の苗列の左右位置が変更されても各苗列の覆土や、各苗列の左右近傍の土面の鎮圧を良好に行わせることができる。
【0075】
請求項10に記載したものによれば、左右一対の移植爪51、51により苗を同時に植え付けて形成される2条の苗列の条間距離が大小の2つの状態の何れかに択一的に変更される場合において、各対の鎮圧輪22、22の位置変更を面倒な位置調整を要することなく簡易に行うことができる。
【0076】
請求項11記載のものによれば、主作業者と補助作業者による苗供給作業を苗搬送ポットの着色により合理的に行えて苗投入忘れをより確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る歩行型野菜移植機の全体的な構成を示した側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】機体フレームとミッションケース部分の側面図である。
【図4】機体フレーム部分の平面図である。
【図5】苗供給部の平面図である。
【図6】受継部の後面断面図である。
【図7】同じく平内図である。
【図8】移値部の後面図である。
【図9】同じく側面図である5
【図10】同じく平面図である。
【図11】移植爪の側面断面図図である。
【図12】鎮圧輪支持部の側面図である。
【図13】鎮圧輪部分の後面図である。
【図14】鎮圧輪の装着構造の詳細を示す後面図である。
【符号の説明】
7 苗供給部
20 移植部
22 鎮圧輪
26 苗
40 苗搬送ポット
51 移植爪
60 出力端部(移植爪支持体)
60a 縦向き案内筒
a1 上端開口
a2 下端開口
b1 特定搬送位置
b2 特定搬送位置
c 苗植付位置

Claims (11)

  1. 左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で供給された苗を前記特定軌跡の下位置で土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記移植爪の苗植付位置をその対応する前記出力端部に対して左右方向へ偏心させてあり、前記左右の出力端部に前記左右一対の移植爪をこれらの左右配置を逆となすように支持させることにより、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成としたことを特徴とする野菜移植機。
  2. 左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを具備した移植部、及び、苗を挿入される多数の苗搬送ポットを特定ピッチで連鎖させた単一の苗搬送ポット連を具備すると共にこの苗搬送ポット連を特定周回軌道上で移動させることにより前記左右一対の移植爪の上方にある2つの特定搬送位置に達した苗搬送ポットの内方から苗を落下させるものとした苗供給部を備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で前記苗供給部から落下された苗を受け取り前記特定軌跡の下位置でその苗を土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記移植爪の苗植付位置をその対応する前記出力端部に対して左右方向へ偏心させてあり、前記左右の出力端部に前記左右一対の移植爪をこれらの左右配置を逆となすように支持させることにより、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成としたことを特徴とする野菜移植機。
  3. 前記特定苗搬送位置の真下に漏斗状の縦向き案内筒を配設し、この縦向き案内筒の下端開口を前記移植爪の上端開口の真上範囲内に位置させたことを特徴とする請求項2記載の野菜移植機。
  4. 前記移植爪のそれぞれを垂直姿勢になすと共に前記特定苗搬送位置に対して左右方向へ凡そ数cm程度偏倚させたことを特徴とする請求項2又は3記載の野菜移植機。
  5. 左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で供給された苗を前記特定軌跡の下位置で土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記移植爪をその対応する前記出力端部にこれの左右方向の傾斜角度の変更可能に装着し、前記傾斜角度の変更により、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成としたことを特徴とする野菜移植機。
  6. 前記出力端部に対する前記移植爪の左右方向の傾斜角度が無段階に変化されるか、或いは予め特定された複数の角度位置の何れかに変化される構成としたことを特徴とする請求項5記載の野菜移植機。
  7. 左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で供給された苗を前記特定軌跡の下位置で土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記植付け駆動機構に対する前記移植爪を左右方向へ特定角度で傾斜させたものとなし、且つ、前記左右の出力端部に対する前記左右一対の移植爪の左右配置が逆となされることにより、前記左右一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成としたことを特徴とする野菜移植機。
  8. 左右一対の移植爪と、これらの移植爪を左右の出力端部で支持し特定軌跡に沿って上下へ往復作動させるものとした植付け駆動機構とを具備した移植部、及び、苗を挿入される多数の苗搬送ポットを特定ピッチで連鎖させた単一の苗搬送ポット連を具備すると共にこの苗搬送ポット連を特定周回軌道上で移動させることにより前記左右一対の移植爪の上方にある2つの特定搬送位置に達した苗搬送ポットの内方から苗を落下させるものとした苗供給部を備え、前記移植爪のそれぞれが前記特定軌跡の上位置で前記苗供給部から落下された苗を受け取り前記特定軌跡の下位置でその苗を土面に挿し込むように作動する野菜移植機において、前記植付け駆動機構に対する前記移植爪を左右方向へ特定角度で傾斜させたものとなし、且つ、前記左右の出力端部に対する前記左右一対の移植爪の左右配置が逆となされることにより、これら一対の移植爪の苗植付位置間の左右方向距離が凡そ数cm程度の範囲内で変更される構成となすほか、前記特定苗搬送位置の真下に漏斗状の縦向き案内筒を配設し、この縦向き案内筒の下端開口を前記移植爪の上端開口の真上範囲内に位置させたことを特徴とする野菜移植機。
  9. 左右一対の前記移植爪で土面に挿し込まれた2条の苗列のそれぞれの列の両側部の土面を左右一対の鎮圧輪で鎮圧するものとした2対の鎮圧輪を設け、各対の左右の鎮圧輪はこれらの鎮圧輪間の距離を略一定に保持したまま左右方向へ凡そ数cm程度位置変更させ得るように装設したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の野菜移植機。
  10. 前記左右一対の移植爪で土面に挿し込まれた2条の苗列のそれぞれの列の両側部の土面を左右一対の鎮圧輪で鎮圧するものとした2対の鎮圧輪を設け、各対の左右の鎮圧輪はこれらの鎮圧輪間の距離を略一定に保持したまま左右方向へ凡そ数cm程度位置変更させ得るように装設したものであって、各対の前記鎮圧輪の左右配置を逆配置となすように装着することにより、各対の前記鎮圧輪が特定量だけ左右方向へ位置変更される構成であることを特徴とする請求項1、2、3、4、7又は8に記載の野菜移植機。
  11. 前記苗搬送ポットのうち、右側の前記移植爪に向けて苗を落下させるものに第一特定色を着色し、左側の前記移植爪に向けて苗を落下させるものに前記第一特定色以外の第二特定色を着色したことを特徴とする請求項2、3、4又は8に記載の野菜移植機。
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