JPH0739219B2 - 記録方法 - Google Patents

記録方法

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JPH0739219B2
JPH0739219B2 JP59155527A JP15552784A JPH0739219B2 JP H0739219 B2 JPH0739219 B2 JP H0739219B2 JP 59155527 A JP59155527 A JP 59155527A JP 15552784 A JP15552784 A JP 15552784A JP H0739219 B2 JPH0739219 B2 JP H0739219B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Color Printing (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、電気信号により文字や画像を受像体上に形
成する記録方法に関し、特にビデオプリンタ,ファクシ
ミリ,カラープリンタ,複写装置等に使用可能な、保守
・操作の簡便なカラーハードコピー装置を得ることがで
きる記録方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、カラーハードコピー装置を得る方法として、イン
クジェット方法,電子写真方法が提案され、一部におい
ては実際に使用されている。しかしながら、インクジェ
ット方法においては、液体であるインクを使用するた
め、装置あるいは記録紙の汚染が生じ易く、また、ノズ
ル目詰りが完全には解決されていない等の問題があり、
保守性・操作性に劣っている。
また、電子写真法においては、記録プロセスが帯電−露
光−トナ−現像−転写−定着−クリーニングと非常に複
雑であり、装置が高価になるという問題がある。また、
トナ−現像過程はトラブルが生じ易く、装置保守上の問
題があった。
そこで、近年カラーインクを固体化したインクシートを
用い、レーザ,サーマルヘッド等の電気信号により制御
される熱源で、カラーインクを受像体側に熱溶融または
昇華移行させて画像を形成させる転写型感熱記録方式が
提案されている。
熱溶融転写型の記録方法は、顔料系の色材を熱溶融性ワ
ックスで結着したインクシートを用い、熱源により溶融
したワックスとともに色材を受像体側に転写するもので
あるが、カラー画像を得るために必要な階調を得ること
が困難である。また、顔料系の色材は一般に隠ぺい力が
あるため、混色画像の色調再現性に劣る問題があった。
特開昭59−21173号公報には、同一色の転写を多数回繰
り返し、また、デイザ法を採用することによって熱溶融
転写型の記録方式においても、濃度階調を得る技術が開
示されている。しかしながらこの方法では、記録プロセ
スが複雑になり記録時間が長くなるとともに、信頼性が
損なわれてしまうという欠点がある。また、デイザ法を
使用するため解像度が低下するという問題がある。
一方、色材として昇華性染料を用いる方法は、色再現
性,階調再現性の点で優れているものの、発色画像の安
定性が不十分であり、長期間の保存や加熱により画像抜
けが生ずるという問題がある。これを防ぐため、表面に
ラミネート加工する手法もあるが、加工操作が煩雑であ
り、また、長期の放置により画像がにじんだり、ボケた
りする現象を防ぐことは困難であった。特開昭59−1678
0号公報には、通常は無色の昇華性染料を含む転写体
と、顕色材を含む受像体を使用し、両者の成分の化学反
応によって染料画像を形成する技術が開示されている。
この方法では染料自体は昇華性がないため、画像抜けや
にじみの問題は改善される。
しかしながら、この方法においては十分な発色を得るた
めには熱定着が必要とされており、記録プロセス上問題
がある。これは反応材として使用しているロイコ染料系
の反応速度が遅いためと考えられる。また、カラー記録
を行うためには、シアン,マゼンタ,イエローの3種類
の発色材を使用する必要があるが、各発色系の発色安定
性が異なっており、長期間記録画を保存する色合が変化
してしまうという問題があった。発色系としてジアゾ化
合物とカップラの組合わせを使用すること、いわゆる熱
現像ジアゾ系を応用することも考えられるが、従来公知
の形で使用すると、サーマルヘッド記録時だけでなく、
接触させただけで発色を生ずる、いわゆる“かぶり”が
起こる問題があった。
〔発明の概要〕
この発明は、上述のような転写型感熱記録方式における
問題点を改善することを目的としており、ジアゾ化合物
を含む受像体とカップラを含む転写体をより改善された
形で用いることにより、発色画の安定性に優れた再現
性,階調再現性のよいカラー転写型記録方法を提供する
ものである。以下この発明を図面について詳細に説明す
る。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の記録方法の原理を示す。この図で、
10は転写体で、分散されたカップラ,塩基を含む色材層
1と基体2からなっている。色材層1中にはその他の成
分、例えば発色感度の向上に有効な塩基性物質が熱可融
性物質を加えてもよい。また、カーボーン等のフィラー
を加えてもよい。基体2は画素情報により選択的に加熱
される熱源としてのサーマルヘッド3の発熱体4からの
熱を、熱分解能よく効率的に発色材に伝達させるため、
5〜20μmのコンデンサ紙,電解コンデンサ紙,多孔質
な薄葉紙,高分子フィルム等が用いられる。20は受像体
で、ジアゾ化合物を含む受像体5と基体6からなってい
る。転写体10と受像体20は、サーマルヘッド3とプラテ
ン7の間で対向している。
発色原理は、画信号に対応し発熱体4で発生する発熱量
に応じて受像層5上にカップラあるいはカップラと塩基
性物質が溶融または昇華移行し、受像層5中に拡散する
ととに、受像層5中のジアゾ化合物と反応して発色す
る。生成したアゾ染料はロイコ系染料に比べて発色画の
安定性の点で優れているため、色相の経時変化がない。
また、ここで利用されているジアゾカップリング反応
は、ロイコ系の発色反応に比べて反応速度が大きいた
め、定着のために加熱する必要がない。
上記のようにして画像形成された受像体20には、未反応
のジアゾ化合物が残っている。明室下で受像体20を数10
分放置することによって残存ジアゾ化合物は光分解され
るが、記録後紫外線,蛍光灯のような紫外光源下を数秒
間通過させることにより、より迅速、かつ、完全に定着
を行うことができる。
次に、転写体10と受像体20についてより詳しく説明す
る。
色材層1は、カップラ,塩基生物質,熱可融性物質等の
材料と結着剤から構成される。カップラとしては、ジア
ゾ写真で知られたナフトール系,フェノール系,活性メ
チレン系の材料が使用できる。塩基性物質としては、グ
アニジン系,イミダゾール系,ピリジン系,ピペリジン
系,尿素等の化合物の中から適宜選択できる。熱可融性
物質は、カップラや塩基性物質と共融し融解温度を下げ
たり、転写効率の向上に役立つ。動物性ワックス類,植
物性ワックス類,石油ワックス類等のワックス類および
その他の有機物の中から選択できる。
結着剤としては、各種の合成高分子化合物が使用でき
る。カップラ,塩基性物質,熱可融性物質は、結着剤中
に分散された状態で存在する。このため、接触するだけ
ではジアゾ化合物との発色は生じない。
受像層5はジアゾ化合物と結着剤で構成される。ジアゾ
化合物としては、従来公知の化合物が使用でき、結着剤
とともに溶解した溶液を基紙上に塗工して受像層5が形
成される。
第2図は転写体10の構成例を示すもので、3種の異なる
色相シアン,マゼンタ,イエローに発色するカップラを
それぞれ含む色材層1a,1b,1cが基体2上に面順次に塗工
された転写体10の例を示す。フルカラー画像を得るため
には、1枚の受像体20上に面順次に画像情報に応じて、
色材層1a,1b,1cによる画像を重畳させることにより得る
ことができる。
以下具体例を詳しく説明する。
12μm厚のコンデンサ紙上に、下記カップラ,塩基性物
質として2−フェニルイミダゾール,熱可融性物質とし
てマイクロクリスタリンワックスを含む層を、ポリビニ
ルアルコール(PVA)を結着剤として5μm厚に塗工し
て3種の転写体10を製作した。ここで、カップラ,塩
基,マイクロクリスタリンワックスは塗工媒体である水
に不溶であり、PVAは水に可溶であるため、カップラ,
塩基,熱可融性物質は分散された状態にある。
シアン発色カップラ……ナフトールAS、その 構造式を第3図(a) に示す。
マゼンタ発色カップラ…フロログルシド、その 構造式を第3図(b) に示す。
イエロー発色カップラ…ナフトールASG、 その構造式を第3図 (c)に示す。
また、厚さ50μmの上質紙上に、第4図に示すジアゾ化
合物をPVA水溶液中に溶解した溶液を塗工して受像体20
を製作した。
この発明の方法に従って、シアン,マゼンタ,イエロー
の各画像を形成したところ、それぞれ最大濃度1.3,1.2,
1.0の記録が得られた。記録条件は、主走査6dot/mm,副
走査3.85line/mm,印加電力0.6W/dotである。また、アル
ス幅(0〜3.6ms)を変えることにより、階調再現が容
易に行うことができた。また、かぶりも全く無視するこ
とができた。
(比較例) 転写体10としてカップラと塩基が分散された状態にはな
いものを作成し、実施例と比較した。
12μm厚のコンデンサ紙上に、下記組成の塗工液を塗布
して、転写体(厚さ5μm)10を作製した。
水 100部 2,3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸ナトリ
ウム 2部 イミダゾール 4部 ポリビニルアルコール 5部 ここで、カップラ,塩基(イミダゾール)はいずれも水
に可溶であるため、均一な塗工液となり、各成分が分散
状態にはない転写体10を作製できた。
こうして作製された転写体10と実施例で使用した受像体
20を使用して、同様な条件で記録を行ったところ、記録
濃度0.8の青色画像が得られた。しかしながら、記録電
圧を印加しないでも0.4濃度が得られ、かぶりが生じた
ため記録のコントラストが低下した。実施例でのかぶり
は各色とも0.2以下であった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、カップラを含む転写
体と、ジアゾ化合物を含む受像体とを対向させ、転写体
を選択的に部分加熱し、カップラとジアゾ化合物と反応
させて記録するものであるので、以下のような利点が得
られる。
化学反応を用いる熱転写記録であるため、階調再現
が容易である。
形成されるアゾ染料は、色再現性,安定性がよく高
品質な画像が得られる。また、接触によるかぶりが生じ
ない。
色彩印刷と同等の色再現性を有するハードコピーが
得られる。
反応速度の速いジアゾ発色系を使用しているため、
ロイコ系の材料を使用した場合と異なり熱定着の必要が
ない。
サーマルヘッドを用いて記録できるので、保守,操
作の簡便なフルカラーハードコピー装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による記録方法の原理を示す図、第2
図は転写体の構成例を示す断面図、第3図(a)〜
(c)はシアン,マゼンタ,イエローの各発色カプラの
構造式を示す図、第4図は同じくジアゾ化合物の構造式
の一例を示す図である。 図中、1は色材層、2,6は基体、3はサーマルヘッド、
4は発熱体、5は受像層、7はプラテン、10は転写体、
20は受像体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6956−2H B41M 5/22 J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分散されたカップラと分散された塩基性物
    質を含む転写体と、ジアゾ化合物を含む受像体を対向圧
    着させた状態で前記転写体を選択的に部分加熱し、前記
    カップラを溶融または昇華移行せしめ前記受像体上に画
    像を形成することを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】分散されたカップラと分散された塩基性物
    質を含む転写体と、ジアゾ化合物を含む受像体を対向圧
    着させた状態で前記転写体を選択的に部分加熱し、前記
    カップラを溶融または昇華移行させて前記ジアゾ化合物
    を反応せしめ前記受像体上に画像を形成した後、前記受
    像体を紫外線照射し、未反応のジアゾ化合物を分解する
    ことを特徴とする記録方法。
JP59155527A 1984-07-27 1984-07-27 記録方法 Expired - Lifetime JPH0739219B2 (ja)

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