JPH0738911A - ハイビジョンカラーコレクタ処理装置 - Google Patents

ハイビジョンカラーコレクタ処理装置

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JPH0738911A
JPH0738911A JP5156834A JP15683493A JPH0738911A JP H0738911 A JPH0738911 A JP H0738911A JP 5156834 A JP5156834 A JP 5156834A JP 15683493 A JP15683493 A JP 15683493A JP H0738911 A JPH0738911 A JP H0738911A
Authority
JP
Japan
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color
processing
color conversion
conversion matrix
definition
Prior art date
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Pending
Application number
JP5156834A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Sano
雄史 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、デジタル化を図ること
で、入出力データ値に劣化を生じることなく処理可能と
するハイビジョンカラーコレクタ処理装置を提供するこ
とにある。 【構成】 ハイビジョン映像信号をデジタル化した映像
データの色情報(Y,Pr,Pb)を第1の色変換マト
リクスにより(R,G,B)に変換してカラーコレクタ
処理し、その処理後に第2の色変換マトリクスにより
(Y,Pr,Pb)に再変換するハイビジョンカラーコ
レクタ処理装置において、色変換時の演算ビット数を、
映像処理対象内の映像データの入出力値の整数部が同値
となるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばハイビジョン
映像信号処理装置の、特にカラーコレクタ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン映像信号処理装
置にあっては、A/D(アナログ/デジタル)、D/A
(デジタル/アナログ)変換技術、半導体素子の高速化
技術等の向上により、入出力で劣化が生じるアナログ処
理方式からデジタル処理方式に移行されつつある。この
ような映像信号処理のデジタル化により、複雑な映像効
果処理が可能となってきた。
【0003】特に、その適用範囲は入力素材の処理から
映像生成CG(コンピュータグラフィック)へと広がっ
てきている。現在、ハイビジョンにおいても、デジタル
化された信号処理が前提となって開発が進められてい
る。
【0004】ところで、今までは、カラーコレクタ処理
等は一回通すのみ程度の比較的簡単な処理であったた
め、多少の劣化は許容されるものであった。しかし、今
後は映像処理自体の適用分野が広がり、特にハイビジョ
ンにおいては美術、アートとしての利用も可能となって
きている。
【0005】このようなことから、カラーコレクタ処理
装置と同様な処理装置を何度も通す機会が増え、(Y,
Pb,Pr)での処理よりも扱いが楽な(R,G,B)
に変換する機会が多くなってきている。そこで、カラー
コレクタ処理装置にあっても、デジタル化を図ること
で、変化してほしくない入力映像データを劣化させずに
カラーコレクタ処理できるようにすることが強く要望さ
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、ハ
イビジョンカラーコレクタ装置にあっては、デジタル化
を図り、劣化を生じることなく処理を可能とすることが
強く望まれていた。この発明は上記の課題を解決するた
めになされたもので、デジタル化を図ることで、入出力
データ値に劣化を生じることなく処理を可能とするハイ
ビジョンカラーコレクタ処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るハイビジ
ョンカラーコレクタ処理装置は、ハイビジョン映像信号
をデジタル化した映像データの色情報(Y,Pb,P
r)を第1の色変換マトリクスにより(R,G,B)に
変換してカラーコレクタ処理し、その処理後に第2の色
変換マトリクスにより(Y,Pb,Pr)に再変換する
ハイビジョンカラーコレクタ処理装置において、色変換
時の演算ビット数の設定を、映像処理対象内の映像入出
力データ値の整数部が同値となるようにしたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記構成によるハイビジョンカラーコレクタ処
理装置では、入出力の有効桁数を考慮し、入力整数デー
タに対して、出力が整数データ部において変化が生じな
いように、色変換マトリクス間の途中の処理信号データ
を、少なくとも小数位以下を2ビット保持し、また色変
換マトリクスの係数データを、入力整数部への影響が出
ない、少なくとも最低小数位以下12ビットを保持した
演算を行って、整数部への桁上げの影響を防止する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。図1はこの発明に係るハイビジョンカ
ラーコレクタ処理装置の構成を示すものである。ここで
は、映像効果処理を行わせるために、この装置に映像デ
ータが入力された場合を考える。
【0010】図1において、第1の色変換部1は(Y,
Pr,Pb)から(R,G,B)への変換を行う。色補
正部2は、例えばカメラのγ補正、ペデスタル補正、ゲ
イン補正等を行う。映像処理効果部3は幾何学変化、テ
クスチャマッピング、スーパーインポーズ、色変換等の
処理を行う。第2の色変換部4は(R,G,B)から
(Y,Pr,Pb)への変換を行う。
【0011】上記第1の色変換部1は色変換マトリクス
(M2 -1)機能を備え、入力映像データを(Y1 ,Pr
1 ,Pb1 )から(R1 ,G1 ,B1 )に変換する。ま
た、第2の色変換部4は色変換マトリクス(M2 )機能
を備え、入力映像データを(R3 ,G3 ,B3 )から
(Y2 ,Pr2 ,Pb2 )に変換する。上記構成におい
て、以下、その動作を説明する。色変換マトリクス(M
1 )は、規格により次式のように定められている。
【0012】
【数1】 また、その逆変換マトリクス(M1 -1)は、(M1 )
(M1 -1)=()(下線はベクトルを表すものとす
る)より、次式のように導出される。
【0013】
【数2】
【0014】しかしながら、実際には、有限語長制限及
び上式より、完全に()とはならず、通常は有効数字
4桁を選択して使用されていた。そのため、(Y1 ,P
r1,Pb1 )(Y2 ,Pr2 ,Pb2 )となり、入
出力で完全に同じデータ値となることはなかった。
【0015】また、演算に関するパラメータとしては、
色変換マトリクス係数の小数位以下のビット長と入力デ
ータの小数位以下のビット長の選択により、一意に決定
される。
【0016】データの劣化する例として、(M),(M
-1)の係数データを、小数位以下のビット長を12ビッ
ト、入力データの小数位以下のビット長を1ビットと
し、入力映像データが(Y1 ,Pb1 ,Pr1 )=(1
022,126,490)であったとする。この場合、
出力データは(1023,126,490)となり、変
換マトリクスを通すだけで入出力データが変化してしま
うことがわかる。
【0017】そこで、この発明では、入出力の有効桁数
を考慮し、入力整数データY1 ;(0〜1024)、P
r1 ,Pb1 ;(−512〜512)に対して、出力が
整数データ部において変化が生じないように、色変換マ
トリクス間の途中の処理過程で信号データの少なくとも
小数位以下を2ビット保持することで、整数部への桁上
げの影響を防止することとした。さらに、色変換マトリ
クスの係数データを、図2の小数位ビットの重み付けを
示す2進/10進対応表に基づいて、少なくとも最低小
数位以下12ビットを保持し、この状態で両者の演算を
行うようにすることで、入力整数部への影響が出ないよ
うにした。例えば、(R,G,B)を(Y,Pr,P
b)に変換する色変換マトリクス係数は次式に示すよう
になる。
【0018】
【数3】 また、(Y,Pr,Pb)を(R,G,B)に変換する
色逆変換マトリクス係数は次式に示すようになる。
【0019】
【数4】
【0020】したがって、上記構成によるハイビジョン
カラーコレクタ処理装置は、色変換マトリクス(M2 )
(M2 -1)を通しても、入出力(整数データ)で劣化が
なく、また繰り返し使用可能である。尚、この発明は上
記実施例に限定されるものではなく、この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更しても実施可能であることは
いうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、デ
ジタル化を図ることで、入出力データ値に劣化を生じる
ことなく処理可能とするハイビジョンカラーコレクタ処
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るハイビジョンカラーコレクタ処
理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】小数位以下の2進のビット位置に対する10進
換算値を示す図である。
【符号の説明】
1…第1の色変換部、2…色補正部、3…映像処理効果
部、4…第2の色変換部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイビジョン映像信号をデジタル化した
    映像データの色情報(Y,Pb,Pr)を第1の色変換
    マトリクスにより(R,G,B)に変換してカラーコレ
    クタ処理し、その処理後に第2の色変換マトリクスによ
    り(Y,Pb,Pr)に再変換するハイビジョンカラー
    コレクタ処理装置において、色変換時の演算ビット数
    を、映像処理対象内の映像データ値の整数部が同値とな
    るようにしたことを特徴とするハイビジョンカラーコレ
    クタ処理装置。
  2. 【請求項2】前記演算ビット数は、入力映像データ
    (Y,Pb,Pr)を処理するのに整数部10ビット乃
    至それ以上、小数位ビットを2ビット乃至それ以上と
    し、色変換マトリクス係数を最低12ビット乃至それ以
    上としたことを特徴とする請求項1記載のハイビジョン
    カラーコレクタ処理装置。
JP5156834A 1993-06-28 1993-06-28 ハイビジョンカラーコレクタ処理装置 Pending JPH0738911A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5156834A JPH0738911A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ハイビジョンカラーコレクタ処理装置

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Publications (1)

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JPH0738911A true JPH0738911A (ja) 1995-02-07

Family

ID=15636383

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JP5156834A Pending JPH0738911A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ハイビジョンカラーコレクタ処理装置

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JP (1) JPH0738911A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999021373A1 (en) * 1997-10-22 1999-04-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color-difference signal conversion circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999021373A1 (en) * 1997-10-22 1999-04-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color-difference signal conversion circuit
US6515710B1 (en) 1997-10-22 2003-02-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color-difference signal conversion circuit

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