JP2506897B2 - マルチウィンドウ表示制御方式 - Google Patents
マルチウィンドウ表示制御方式Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 カラー文字、図形画と自然画とのマルチウィンドウ表
示をハード的に行うマルチウィンドウ表示制御方式に関
し、 自然画の任意の一部、又は全部と文字、図形画とをリ
アルタイムでマルチウィンドウ表示させることを目的と
し、 カラー文字、図形画成分データの読み出しと同期して
任意のウィンドウ形式でマスク情報格納部に格納した各
画素対応のマスク情報を読み出し、そのマスク情報によ
り自然画成分データをマスクして得られたウィンドウ形
式の自然画成分データと前記カラー文字、図形画成分デ
ータとを合成して表示するように構成した。
示をハード的に行うマルチウィンドウ表示制御方式に関
し、 自然画の任意の一部、又は全部と文字、図形画とをリ
アルタイムでマルチウィンドウ表示させることを目的と
し、 カラー文字、図形画成分データの読み出しと同期して
任意のウィンドウ形式でマスク情報格納部に格納した各
画素対応のマスク情報を読み出し、そのマスク情報によ
り自然画成分データをマスクして得られたウィンドウ形
式の自然画成分データと前記カラー文字、図形画成分デ
ータとを合成して表示するように構成した。
本発明は文字、図形などのカラー画像に動きのある自
然画をマルチウィンドウ表示するため、自然画のマルチ
ウィンドウ表示制御をハード的に行なうマルチウィンド
ウ表示制御方式に関する。
然画をマルチウィンドウ表示するため、自然画のマルチ
ウィンドウ表示制御をハード的に行なうマルチウィンド
ウ表示制御方式に関する。
情報処理システム等に設けられる端末装置の１つとし
てのワークステーションにおいては、その画面表示をマ
ルチウィンドウ形式で表示し得るものがある。この種形
式のワークステーションにおいてマルチウィンドウ表示
される画面に自然画（動画、静止画）も表示されるもの
も開発されつつある。
てのワークステーションにおいては、その画面表示をマ
ルチウィンドウ形式で表示し得るものがある。この種形
式のワークステーションにおいてマルチウィンドウ表示
される画面に自然画（動画、静止画）も表示されるもの
も開発されつつある。
上述のような自然画を含むマルチウィンドウ表示を行
なうことのできるシステム構成として、第４図に示す如
きものが考えられる。つまり、文字、図形のマルチウィ
ンドウ表示のための文字、図形画処理部４を有するワー
クステーション２に自然画処理部６を付加してマルチウ
ィンドウ文字、図形画の中に自然画をウィンドウ間の優
先順位でマルチウィンドウ表示させようとするものであ
る。例えば、第５図に示す如き文字、図形画と自然画と
のマルチウィンドウ表示を為そうとする場合に、ワーク
ステーションの文字、図形画処理部４からの優先順位の
高い文字、図形画ＡのR,G,B信号を、対応合成回路8R,8
G,8B（ただし、8B,8Gは図面の輻輳を避けるため図示せ
ず）において自然画処理部６から自然画R,G,B信号のう
ちの第５図斜線部対応の信号成分以外の対応信号成分と
合成し、その合成R,G,B信号をワークステーション２のC
RT表示装置101へ供給すれば、その映像画面は第５図に
示す如き文字、図形画と自然画とはマルチウィンドウ形
式で表示される。
なうことのできるシステム構成として、第４図に示す如
きものが考えられる。つまり、文字、図形のマルチウィ
ンドウ表示のための文字、図形画処理部４を有するワー
クステーション２に自然画処理部６を付加してマルチウ
ィンドウ文字、図形画の中に自然画をウィンドウ間の優
先順位でマルチウィンドウ表示させようとするものであ
る。例えば、第５図に示す如き文字、図形画と自然画と
のマルチウィンドウ表示を為そうとする場合に、ワーク
ステーションの文字、図形画処理部４からの優先順位の
高い文字、図形画ＡのR,G,B信号を、対応合成回路8R,8
G,8B（ただし、8B,8Gは図面の輻輳を避けるため図示せ
ず）において自然画処理部６から自然画R,G,B信号のう
ちの第５図斜線部対応の信号成分以外の対応信号成分と
合成し、その合成R,G,B信号をワークステーション２のC
RT表示装置101へ供給すれば、その映像画面は第５図に
示す如き文字、図形画と自然画とはマルチウィンドウ形
式で表示される。
この表示を為さしめるための制御は、自然画処理部６
の自然画メモリプレーン12R,12G,12B（CRT表示装置101
の画面と１対１の対応を有する。）（12G,12Bを図中に
示さないのは上記と同じ理由による）から上述の文字、
図形画処理部４から出力されるR,G,B信号と同期して読
み出されるディジタル画素信号（ドット信号）の１つ１
つを、中央処理部14で実行されるマルチウィンドウ表示
プログラム制御の下に発生されてバス16を介して減算回
路18R,18G,18Bへ印加される減算信号により上述合成回
路8R,8G,8Bでの合成に供するか否かを制御することによ
って達成することができる。
の自然画メモリプレーン12R,12G,12B（CRT表示装置101
の画面と１対１の対応を有する。）（12G,12Bを図中に
示さないのは上記と同じ理由による）から上述の文字、
図形画処理部４から出力されるR,G,B信号と同期して読
み出されるディジタル画素信号（ドット信号）の１つ１
つを、中央処理部14で実行されるマルチウィンドウ表示
プログラム制御の下に発生されてバス16を介して減算回
路18R,18G,18Bへ印加される減算信号により上述合成回
路8R,8G,8Bでの合成に供するか否かを制御することによ
って達成することができる。
なお、20R,20G,20Bは、合成回路8R,8G,8Bへ供給され
る自然画R,G,B信号のためのディジタル／アナログ変換
回路であり、22R,22G,22Bは合成回路8R,8G,8Bへ供給さ
れる文字、図形画R,G,B信号のためのディジタル／アナ
ログ変換回路である。そして、24は、例えば第５図の文
字、図形画Ａのためのディジタルデータを格納するディ
スク装置であり、そのディジタルデータは又、ホストか
ら、又はスタンドアロンで作成する。又、そのデータ
は、上述の如く中央処理部14で実行されるマルチウィン
ドウ表示プログラムの制御の下に読み出され、ディジタ
ル／アナログ変換回路22R,22G,22Bへ印加されるように
構成されている。又、上述の自然画メモリプレーン12R,
12G,12Bは、例えばR,G,B毎に８枚あって、CRT表示装置1
01の画面と１対１の対応で画素データを記憶する。これ
らR,G,B画素データはNTSC方式のテレビジョン信号をR,
G,B信号に変換するNTSC/RGB変換回路26の各R,G,B信号を
対応するアナログ／ディジタル変換回路28R,28G,28Bで
ディジタル変換した各々である。NTSC/RGB変換回路26、
アナログ／ディジタル変換回路28R,28G,28B及び自然画
メモリプレーン12R,12G,12Bを設けるのは、ワークステ
ーション２のRT表示装置10での表示速度とマルチウィン
ドウ表示されるNTSCTV信号の信号速度との信号速度整合
をとるためである。
る自然画R,G,B信号のためのディジタル／アナログ変換
回路であり、22R,22G,22Bは合成回路8R,8G,8Bへ供給さ
れる文字、図形画R,G,B信号のためのディジタル／アナ
ログ変換回路である。そして、24は、例えば第５図の文
字、図形画Ａのためのディジタルデータを格納するディ
スク装置であり、そのディジタルデータは又、ホストか
ら、又はスタンドアロンで作成する。又、そのデータ
は、上述の如く中央処理部14で実行されるマルチウィン
ドウ表示プログラムの制御の下に読み出され、ディジタ
ル／アナログ変換回路22R,22G,22Bへ印加されるように
構成されている。又、上述の自然画メモリプレーン12R,
12G,12Bは、例えばR,G,B毎に８枚あって、CRT表示装置1
01の画面と１対１の対応で画素データを記憶する。これ
らR,G,B画素データはNTSC方式のテレビジョン信号をR,
G,B信号に変換するNTSC/RGB変換回路26の各R,G,B信号を
対応するアナログ／ディジタル変換回路28R,28G,28Bで
ディジタル変換した各々である。NTSC/RGB変換回路26、
アナログ／ディジタル変換回路28R,28G,28B及び自然画
メモリプレーン12R,12G,12Bを設けるのは、ワークステ
ーション２のRT表示装置10での表示速度とマルチウィン
ドウ表示されるNTSCTV信号の信号速度との信号速度整合
をとるためである。
上述のようなシステム構成の下における文字、図形画
と自然画のマルチウィンドウ化処理においては、上述の
ところから明らかな如く、表示されるマルチウィンドウ
文字、図形画の下に隠れる自然画部分の合成回路8R,8G,
8Bへの出力制御を画素単位でソフト制御して初めて上述
マルチウィンドウ表示が可能となる。ソフト制御では、
その制御に時間がかかり過ぎてしまうので、リアルタイ
ム性が要求される自然画の場合には、不都合を来す。
と自然画のマルチウィンドウ化処理においては、上述の
ところから明らかな如く、表示されるマルチウィンドウ
文字、図形画の下に隠れる自然画部分の合成回路8R,8G,
8Bへの出力制御を画素単位でソフト制御して初めて上述
マルチウィンドウ表示が可能となる。ソフト制御では、
その制御に時間がかかり過ぎてしまうので、リアルタイ
ム性が要求される自然画の場合には、不都合を来す。
本発明は、斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、
自然画の任意の一部、又は全部と文字、図形画とをリア
ルタイムでマルチウィンドウ表示し得るマルチウィンド
ウ表示制御方式を提供することを目的とする。
自然画の任意の一部、又は全部と文字、図形画とをリア
ルタイムでマルチウィンドウ表示し得るマルチウィンド
ウ表示制御方式を提供することを目的とする。
第１図は、本発明の原理ブロック図を示す。この図に
示すように、本発明は、中央処理部14の制御の下に文
字、図形画データ格納部24からバス16を介して読み出さ
れた各画素についての各カラー文字、図形画成分データ
を対応するディジタル／アナログ変換回路22R、22G、22
Bでアナログ信号に変換する。これと並行して、前記文
字、図形画データ格納部24からの読み出しと同期して自
然画データ出力部13から読み出された各画素についての
各カラー自然画成分データに対して対応するマスク回路
19R、19G、19Bでマスク情報に応じて決まるマスク処理
を為した後、該マスク処理された各カラー自然画成分デ
ータを対応するディジタル／アナログ変換回路20R、20
G、20Bでアナログ信号に変換する。前記両アナログ信号
を合成回路20R、20G、20Bで合成して表示装置10にマル
チウィンドウ表示するマルチウィンドウ表示制御方式
に、マスク情報格納部17を設ける。
示すように、本発明は、中央処理部14の制御の下に文
字、図形画データ格納部24からバス16を介して読み出さ
れた各画素についての各カラー文字、図形画成分データ
を対応するディジタル／アナログ変換回路22R、22G、22
Bでアナログ信号に変換する。これと並行して、前記文
字、図形画データ格納部24からの読み出しと同期して自
然画データ出力部13から読み出された各画素についての
各カラー自然画成分データに対して対応するマスク回路
19R、19G、19Bでマスク情報に応じて決まるマスク処理
を為した後、該マスク処理された各カラー自然画成分デ
ータを対応するディジタル／アナログ変換回路20R、20
G、20Bでアナログ信号に変換する。前記両アナログ信号
を合成回路20R、20G、20Bで合成して表示装置10にマル
チウィンドウ表示するマルチウィンドウ表示制御方式
に、マスク情報格納部17を設ける。
該マスク情報格納部17は、前記バス16に接続され、前
記自然画データ出力部13から読み出された各画素のカラ
ー自然画成分データのうちの、ウィンドウ形式で表示し
たい各画素の各カラー自然画成分データのマスク処理に
用いるマスク情報を、前記中央処理部14の制御の下に各
画素についての各カラー文字、図形画成分データと同期
が取れる状態で格納する。
記自然画データ出力部13から読み出された各画素のカラ
ー自然画成分データのうちの、ウィンドウ形式で表示し
たい各画素の各カラー自然画成分データのマスク処理に
用いるマスク情報を、前記中央処理部14の制御の下に各
画素についての各カラー文字、図形画成分データと同期
が取れる状態で格納する。
前記文字、図形画データ格納部24からの各画素につい
ての各カラー文字、図形画成分データ読み出しと同期し
て前記マスク情報格納部17のマスク情報を読み出し、そ
のマスク情報を前記マスク回路19R、19G、19Bでのマス
ク処理に用いるようにして、本発明は構成される。
ての各カラー文字、図形画成分データ読み出しと同期し
て前記マスク情報格納部17のマスク情報を読み出し、そ
のマスク情報を前記マスク回路19R、19G、19Bでのマス
ク処理に用いるようにして、本発明は構成される。
表示装置10に表示したいカラー文字、図形画成分デー
タは、中央処理部14の制御の下に、文字、図形画データ
格納部24から読み出され、そのカラー文字、図形画成分
データは、対応するディジタル／アナログ変換回路22
R、22G、22Bでアナログ信号へ変換され、対応する合成
回路8R、8G、8Bへ供給される。
タは、中央処理部14の制御の下に、文字、図形画データ
格納部24から読み出され、そのカラー文字、図形画成分
データは、対応するディジタル／アナログ変換回路22
R、22G、22Bでアナログ信号へ変換され、対応する合成
回路8R、8G、8Bへ供給される。
一方、文字、図形画とマルチウィンドウ表示したい自
然画成分データは、自然画データ出力部13から前記文
字、図形画成分データと同期して出力される。
然画成分データは、自然画データ出力部13から前記文
字、図形画成分データと同期して出力される。
出力される自然画成分データのうちのマスクしたい自
然画成分データ（画素）対応のマスク情報は、中央処理
部14の制御の下に、バス16を介してマスク情報格納部17
に、前記カラー文字、図形画成分データ及び自然画成分
データの出力に先立って自然画をウィンドウ形式で表示
したいそのウィンドウ形式で格納されており、前記各カ
ラー文字、図形画成分データ及び各自然画成分データの
読み出しと同期して読み出される。
然画成分データ（画素）対応のマスク情報は、中央処理
部14の制御の下に、バス16を介してマスク情報格納部17
に、前記カラー文字、図形画成分データ及び自然画成分
データの出力に先立って自然画をウィンドウ形式で表示
したいそのウィンドウ形式で格納されており、前記各カ
ラー文字、図形画成分データ及び各自然画成分データの
読み出しと同期して読み出される。
読み出されたマスク情報の各々は、マスク回路19R、1
9G、19Bへ供給され、そこへ自然画データ出力部13から
供給される自然画成分データの、前記マスク情報に従っ
たマスキングが生ぜしめられる。それらマスク回路19
R、19G、19Bからの各出力データは、対応するディジタ
ル／アナログ変換回路20R、20G、20Bでアナログ信号に
変換されて対応する合成回路8R、8G、8Bへ供給される。
9G、19Bへ供給され、そこへ自然画データ出力部13から
供給される自然画成分データの、前記マスク情報に従っ
たマスキングが生ぜしめられる。それらマスク回路19
R、19G、19Bからの各出力データは、対応するディジタ
ル／アナログ変換回路20R、20G、20Bでアナログ信号に
変換されて対応する合成回路8R、8G、8Bへ供給される。
従って、合成回路8R、8G、8Bの出力からは、自然画成
分データにマスクが掛けられているときは、マルチウィ
ンドウ形式の文字、図形画のアナログ信号が表示装置10
へ供給され、マスクが掛けられていないときは、ウィン
ドウ形式の自然画成分データのアナログ信号が、該ウィ
ンドウ形式の自然画以外の部分の文字、図形画成分デー
タのアナログ信号と供に表示装置10へ供給される。
分データにマスクが掛けられているときは、マルチウィ
ンドウ形式の文字、図形画のアナログ信号が表示装置10
へ供給され、マスクが掛けられていないときは、ウィン
ドウ形式の自然画成分データのアナログ信号が、該ウィ
ンドウ形式の自然画以外の部分の文字、図形画成分デー
タのアナログ信号と供に表示装置10へ供給される。
結果として、文字、図形画と自然画とのマルチウィン
ドウを、リアルタイム性を高度に要求される自然画であ
っても、ウィンドウを任意の形式にして表示させること
ができる。
ドウを、リアルタイム性を高度に要求される自然画であ
っても、ウィンドウを任意の形式にして表示させること
ができる。
第２図は本発明の一実施例を示す。この実施例は第４
図と同様、ワークステーションにおいて、その表示画面
に文字、図形画と自然画とをマルチウィンドウ表示する
例である。
図と同様、ワークステーションにおいて、その表示画面
に文字、図形画と自然画とをマルチウィンドウ表示する
例である。
上述の〔従来の技術〕の項で示したシステム構成では
生じてしまう欠点、即ち〔発明が解決しようとする問題
点〕の項で述べた不都合を排除するため、第４図に示す
システム構成における減算回路18R,18G,18B（第１図の
マスク回路19R,19G,19Bの例）への減算信号の発生を次
のように改良したことに本発明の特徴部分がある。
生じてしまう欠点、即ち〔発明が解決しようとする問題
点〕の項で述べた不都合を排除するため、第４図に示す
システム構成における減算回路18R,18G,18B（第１図の
マスク回路19R,19G,19Bの例）への減算信号の発生を次
のように改良したことに本発明の特徴部分がある。
その特徴部分はマスクビットを記憶するマスクメモリ
プレーン171を設け、このマスクメモリプレーン171に記
憶されるマスクビットの各々はマスクメモリプレーン17
1が接続されるバス16を介して中央処理部14によって書
き込まれる。このマスクメモリプレーンも上述自然画メ
モリプレーン12R,12G,12Bと同様、CRT表示装置101の画
面と１対１の対応で構成されている。マスクメモリプレ
ーン171の各マスクビットの読出しは上述の自然画メモ
リプレーン12R,12G,12Bの読出しビットに対応するマス
クビットを生ぜしめる如き中央処理部14の読出し制御の
下に生ぜしめられるように構成されている。そのための
アクセス系は、図面の輻輳を避けるため、第２図には明
示してないが、それら構成要素間に表示制御上において
形成されるものである。そして、マスクメモリプレーン
171の読出し出力は減算回路18R,18G,18Bの減算入力へ供
給される。そして、上述のNTSC/RGB変換回路26、アナロ
グ／ディジタル変換回路28R,28G,28B、及び自然画メモ
リプレーン12R,12G,12Bが第１図の自然画データ出力部1
3を構成する例を示す。
プレーン171を設け、このマスクメモリプレーン171に記
憶されるマスクビットの各々はマスクメモリプレーン17
1が接続されるバス16を介して中央処理部14によって書
き込まれる。このマスクメモリプレーンも上述自然画メ
モリプレーン12R,12G,12Bと同様、CRT表示装置101の画
面と１対１の対応で構成されている。マスクメモリプレ
ーン171の各マスクビットの読出しは上述の自然画メモ
リプレーン12R,12G,12Bの読出しビットに対応するマス
クビットを生ぜしめる如き中央処理部14の読出し制御の
下に生ぜしめられるように構成されている。そのための
アクセス系は、図面の輻輳を避けるため、第２図には明
示してないが、それら構成要素間に表示制御上において
形成されるものである。そして、マスクメモリプレーン
171の読出し出力は減算回路18R,18G,18Bの減算入力へ供
給される。そして、上述のNTSC/RGB変換回路26、アナロ
グ／ディジタル変換回路28R,28G,28B、及び自然画メモ
リプレーン12R,12G,12Bが第１図の自然画データ出力部1
3を構成する例を示す。
上述の如きシステム構成における動作を以下に説明す
る。
る。
説明の都合上、文字、図形面（ただし、説明を簡単に
するためにウィンドウを１つとする。と自然画とのマル
チウィンドウ表示例を上述の第５図と同じとする。
するためにウィンドウを１つとする。と自然画とのマル
チウィンドウ表示例を上述の第５図と同じとする。
それら各三原色文字、図形データが、夫々ディスク装
置241及び自然画メモリプレーン12R,12G,12Bに、上述の
ようにして書き込まれた後、上述マルチウィンドウ表示
が中央処理部14で決定されたとき、そこで実行されるソ
フト制御の下にマスクメモリプレーン171にバス16を介
して、第３図の実線枠で示される如きマスクビットが書
き込まれる。なお、第３図の点線A,Bは第３図の文字、
図形画ウィンドウＡ及び自然画ウィンドウＢとの対応を
示すためのものである。
置241及び自然画メモリプレーン12R,12G,12Bに、上述の
ようにして書き込まれた後、上述マルチウィンドウ表示
が中央処理部14で決定されたとき、そこで実行されるソ
フト制御の下にマスクメモリプレーン171にバス16を介
して、第３図の実線枠で示される如きマスクビットが書
き込まれる。なお、第３図の点線A,Bは第３図の文字、
図形画ウィンドウＡ及び自然画ウィンドウＢとの対応を
示すためのものである。
そして、中央処理部14の制御の下に、三原色文字、図
形画データのディスク装置241からの読出しが生ぜしめ
られると同時に、三原色自然画データの自然画メモリプ
レーン12R,12G,12Bからの読出し及びマスクメモリプレ
ーン171からのマスクビットの読出しが生ぜしめられ
る。これらの読出しは文字、図形画と自然画とのR,G,B
画素（ドット）が同時に対応合成回路8R,8G,8Bへ印加さ
れる如きものである。
形画データのディスク装置241からの読出しが生ぜしめ
られると同時に、三原色自然画データの自然画メモリプ
レーン12R,12G,12Bからの読出し及びマスクメモリプレ
ーン171からのマスクビットの読出しが生ぜしめられ
る。これらの読出しは文字、図形画と自然画とのR,G,B
画素（ドット）が同時に対応合成回路8R,8G,8Bへ印加さ
れる如きものである。
このような読出しが行なわれていき、文字、図形画の
下に自然画が隠れる如き読出し状態になっている間の
み、マスクメモリプレーン171からマスクビット“1"が
読み出される（第３図の実線枠参照）。そのマスクビッ
ト“1"が減算回路18R,18G,18Bの減算入力へ印加される
から、ディジタル／アナログ変換回路20R,20G,20Bを経
て合成回路8R,8G,8Bへ供給される自然画信号は第５図に
示す自然画Ｂのうちの、第３図の実線枠部分のない自然
画部分となる。
下に自然画が隠れる如き読出し状態になっている間の
み、マスクメモリプレーン171からマスクビット“1"が
読み出される（第３図の実線枠参照）。そのマスクビッ
ト“1"が減算回路18R,18G,18Bの減算入力へ印加される
から、ディジタル／アナログ変換回路20R,20G,20Bを経
て合成回路8R,8G,8Bへ供給される自然画信号は第５図に
示す自然画Ｂのうちの、第３図の実線枠部分のない自然
画部分となる。
この自然画部分の各画素信号は、上述のところから明
らかな如く、CRT表示装置101の表示画面上の第３図の実
線枠部分を除いた第５図の自然画領域を構成する各ドッ
トとして合成回路8R,8G,8Bへ与えられることになり、こ
れら各画素信号と文字、図形画処理部４から供給される
文字、図形画ウィンドウＡの各画素信号とが合成回路8
R,RG,8Bを介してCRT表示装置101へ供給表示されると、
上述〔従来の技術〕の項で説明したと全く同様の文字、
図形画と自然画とのマルチウィンドウ画像がその画面に
映し出される。
らかな如く、CRT表示装置101の表示画面上の第３図の実
線枠部分を除いた第５図の自然画領域を構成する各ドッ
トとして合成回路8R,8G,8Bへ与えられることになり、こ
れら各画素信号と文字、図形画処理部４から供給される
文字、図形画ウィンドウＡの各画素信号とが合成回路8
R,RG,8Bを介してCRT表示装置101へ供給表示されると、
上述〔従来の技術〕の項で説明したと全く同様の文字、
図形画と自然画とのマルチウィンドウ画像がその画面に
映し出される。
このマルチウィンドウ画像の表示における画素信号の
マスク制御は画素信号毎のハード制御となっているか
ら、その制御をソフト制御で為さんとする場合には生じ
てしまう不具合の除去に役立つ。
マスク制御は画素信号毎のハード制御となっているか
ら、その制御をソフト制御で為さんとする場合には生じ
てしまう不具合の除去に役立つ。
なお、上述実施例におけるマスクメモリプレーンは表
示画面と１対１の対応にある場合について説明したが、
必ずしもそうでなくてもよい。例えば、表示画面の一部
についてのみその関係にある場合であってもよい。
示画面と１対１の対応にある場合について説明したが、
必ずしもそうでなくてもよい。例えば、表示画面の一部
についてのみその関係にある場合であってもよい。
又、必要に応じて、第２図の、合成回路8R,8G,8Bを除
く自然画処理部を増設すると共に、合成回路8R,8G,8Bの
合成能力をその増設分だけ増やすことにより、２以上の
自然画と文字、図形画とのマルチウィンドウ表示を容易
に達成し得る。
く自然画処理部を増設すると共に、合成回路8R,8G,8Bの
合成能力をその増設分だけ増やすことにより、２以上の
自然画と文字、図形画とのマルチウィンドウ表示を容易
に達成し得る。
これらの場合において、マスクメモリプレーンと自然
画メモリプレーンとはプレーン形式でなくてよく、文
字、図形画との上述の如き表示制御を生ぜしめ得るもの
であればその形式が問われないことは、上述の説明から
明らかであろう。
画メモリプレーンとはプレーン形式でなくてよく、文
字、図形画との上述の如き表示制御を生ぜしめ得るもの
であればその形式が問われないことは、上述の説明から
明らかであろう。
以上述べたように本発明によれば、高速なマスク制御
を為し得るからリアルタイム性の高度に要求される自然
画と文字、図形画とのマルチウィンドウ表示が、ウィン
ドウの形状を任意にして可能になる。
を為し得るからリアルタイム性の高度に要求される自然
画と文字、図形画とのマルチウィンドウ表示が、ウィン
ドウの形状を任意にして可能になる。
第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す図、 第３図はマスクプレーンのマスクビット展開例を示す
図、 第４図は文字、図形画と自然画とのマルチウィンドウ表
示のためのシステム構成例を示す図、 第５図はマルチウィンドウ表示例を示す図である。 第１図及び第２図において、 8R,8G,8Bは合成回路、 10は表示装置（CRT表示装置101）、 13は自然画データ出力部（自然画メモリプレーン12R,12
G,12B、NTSC/RGB変換回路26、アナログ／ディジタル変
換回路28R,28G,28B）、 14は中央処理部、 16はバス、 17はマスク情報格納部（マスクメモリプレーン171）、 19R,19G,19Bはマスク回路（減算回路18R,18G,18B）、 20R,20G,20B:22R,22G,22Bはディジタル／アナログ変換
回路、 24は文字、図形画データ格納部（ディスク装置241）で
ある。
図、 第４図は文字、図形画と自然画とのマルチウィンドウ表
示のためのシステム構成例を示す図、 第５図はマルチウィンドウ表示例を示す図である。 第１図及び第２図において、 8R,8G,8Bは合成回路、 10は表示装置（CRT表示装置101）、 13は自然画データ出力部（自然画メモリプレーン12R,12
G,12B、NTSC/RGB変換回路26、アナログ／ディジタル変
換回路28R,28G,28B）、 14は中央処理部、 16はバス、 17はマスク情報格納部（マスクメモリプレーン171）、 19R,19G,19Bはマスク回路（減算回路18R,18G,18B）、 20R,20G,20B:22R,22G,22Bはディジタル／アナログ変換
回路、 24は文字、図形画データ格納部（ディスク装置241）で
ある。
Claims (1)
- 【請求項１】中央処理部の制御の下に文字、図形画デー
タ格納部からバスを介して読み出された各画素について
の各カラー文字、図形画成分データを対応するディジタ
ル／アナログ変換回路でアナログ信号に変換し、 前記文字、図形画データ格納部からの読み出しと同期し
て自然画データ出力部から読み出された各画素について
の各カラー自然画成分データに対して対応するマスク回
路でマスク情報に応じて決まるマスク処理を為し、 該マスク処理された各カラー自然画成分データを対応す
るディジタル／アナログ変換回路でアナログ信号に変換
し、 前記両アナログ信号を合成回路で合成して表示装置にマ
ルチウィンドウ表示するマルチウィンドウ表示制御方式
において、 前記バスに接続され、前記自然画データ出力部から読み
出された各画素のカラー自然画成分データのうちの、ウ
ィンドウ形式で表示したい各画素の各カラー自然画成分
データのマスク処理に用いるマスク情報を、前記中央処
理部の制御の下に各画素についての各カラー文字、図形
画成分データと同期が取れる状態で格納するマスク情報
格納部を設け、 前記文字、図形画データ格納部からの各画素についての
各カラー文字、図形画成分データの読み出しと同期して
前記マスク情報格納部17から読み出されたマスク情報を
前記マスク回路でのマスク処理に用いることを特徴とす
るマルチウィンドウ表示制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63038944A JP2506897B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | マルチウィンドウ表示制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63038944A JP2506897B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | マルチウィンドウ表示制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01213714A JPH01213714A (ja) | 1989-08-28 |
| JP2506897B2 true JP2506897B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=12539324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63038944A Expired - Lifetime JP2506897B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | マルチウィンドウ表示制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506897B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61254981A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-12 | 日本電信電話株式会社 | マルチウインド表示制御装置 |
| JPH0697390B2 (ja) * | 1986-05-29 | 1994-11-30 | ジーイー横河メディカルシステム株式会社 | 画像表示制御回路 |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP63038944A patent/JP2506897B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01213714A (ja) | 1989-08-28 |
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