JPH0352071B2 - - Google Patents
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- JPH0352071B2 JPH0352071B2 JP59084259A JP8425984A JPH0352071B2 JP H0352071 B2 JPH0352071 B2 JP H0352071B2 JP 59084259 A JP59084259 A JP 59084259A JP 8425984 A JP8425984 A JP 8425984A JP H0352071 B2 JPH0352071 B2 JP H0352071B2
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- color
- colors
- pixels
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- Prior art date
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- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 15
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 101000741289 Homo sapiens Calreticulin-3 Proteins 0.000 description 1
- 101000969621 Homo sapiens Monocarboxylate transporter 12 Proteins 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/14—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
- G06F3/153—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units using cathode-ray tubes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/64—Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor
- H04N1/644—Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor using a reduced set of representative colours, e.g. each representing a particular range in a colour space
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はカラールツクアツプテーブル方式の
カラー画像表示システムに関し、とくに、カラー
ルツクアツプテーブルのエントリ数すなわち同時
表示色の数を超える色種を有する画像を画質劣化
を最小限に抑えて表示しうるようにするものであ
る。
カラー画像表示システムに関し、とくに、カラー
ルツクアツプテーブルのエントリ数すなわち同時
表示色の数を超える色種を有する画像を画質劣化
を最小限に抑えて表示しうるようにするものであ
る。
[従来技術]
カラー画像処理用のカラー画像表示装置は近年
カラールツクアツプテーブルを採用するようにな
つてきている。第6図はこのようなカラー画像表
示装置の一例を示すもので、この図においてリフ
レツシユメモリ1にはビツトマツプ方式で1フレ
ーム分の画像データがストアされ、このリフレツ
シユメモリ1がCRT(陰極線管)2の垂直水平同
期に従つてアクセスされ、カラールツクアツプテ
ーブル3を順次アドレスするようになつている。
カラールツクアツプテーブル3はアドレスにした
がつて所望の赤、緑及び青色の原色デイジタルデ
ータを後段のD/A(デジタル・アナログ)変換
器4R,4G及び4Bに送出し、このD/A変換
器4R,4G及び4Bの出力に基づいてCRT2が
駆動されるようになつている。
カラールツクアツプテーブルを採用するようにな
つてきている。第6図はこのようなカラー画像表
示装置の一例を示すもので、この図においてリフ
レツシユメモリ1にはビツトマツプ方式で1フレ
ーム分の画像データがストアされ、このリフレツ
シユメモリ1がCRT(陰極線管)2の垂直水平同
期に従つてアクセスされ、カラールツクアツプテ
ーブル3を順次アドレスするようになつている。
カラールツクアツプテーブル3はアドレスにした
がつて所望の赤、緑及び青色の原色デイジタルデ
ータを後段のD/A(デジタル・アナログ)変換
器4R,4G及び4Bに送出し、このD/A変換
器4R,4G及び4Bの出力に基づいてCRT2が
駆動されるようになつている。
ところでこのようなカラー画像表示装置で
CRT2の画面に表示可能な色はD/A変換器4
R,4G及び4Bのステージ数によつて決定され
る。例えばD/A変換器4R,4G及び4Bのス
テージ数をともに8ステージとすると16777216
(=2563)色の色表示が可能である。他方、CRT
2に同時に表示可能な色はカラールツクアツプテ
ーブル3のエントリ数すなわちリフレツシユメモ
リ1にストアされている画素データのビツト数に
よつて決定される。倒えば画素データが8ビツト
データであれば256(=28)色の色種しか同時に表
示することができない。そして通常ではD/A変
換器4R,4G及び4Bのステージ数は大として
表示可能色を多くするものの、画素データのビツ
ト数は小さくして同時表示可能色を少なくしてい
る。
CRT2の画面に表示可能な色はD/A変換器4
R,4G及び4Bのステージ数によつて決定され
る。例えばD/A変換器4R,4G及び4Bのス
テージ数をともに8ステージとすると16777216
(=2563)色の色表示が可能である。他方、CRT
2に同時に表示可能な色はカラールツクアツプテ
ーブル3のエントリ数すなわちリフレツシユメモ
リ1にストアされている画素データのビツト数に
よつて決定される。倒えば画素データが8ビツト
データであれば256(=28)色の色種しか同時に表
示することができない。そして通常ではD/A変
換器4R,4G及び4Bのステージ数は大として
表示可能色を多くするものの、画素データのビツ
ト数は小さくして同時表示可能色を少なくしてい
る。
もちろん、画素データのビツト数を大とし、さ
らにカラールツクアツプテーブル3として極めて
多数のエントリを有するものを採用することも可
能であろう。このようにすれば、原画像の画質を
ほとんど損なうことなくリフレツシユメモリ1に
ストアでき、これを忠実にCRT2に表示できる。
例えば1画素につき赤、緑及び青色ごとの8ビツ
トデータを生成するデジタイザを用いた場合、画
素データを24ビツトでリフレツシユバツフア3に
ストアし、これを16777216(=224)個のエントリ
を有するカラールツクアツプテーブル3でデコー
ドするならば、何ら画質が劣化することはない。
らにカラールツクアツプテーブル3として極めて
多数のエントリを有するものを採用することも可
能であろう。このようにすれば、原画像の画質を
ほとんど損なうことなくリフレツシユメモリ1に
ストアでき、これを忠実にCRT2に表示できる。
例えば1画素につき赤、緑及び青色ごとの8ビツ
トデータを生成するデジタイザを用いた場合、画
素データを24ビツトでリフレツシユバツフア3に
ストアし、これを16777216(=224)個のエントリ
を有するカラールツクアツプテーブル3でデコー
ドするならば、何ら画質が劣化することはない。
しかし、このようにするのは処理速度や構成の
複雑化から極めて実現的でない。そこで従前で
は、同時表示色を適切に選定し、原画像の構成色
すなわち原始色をこれら選定同時表示色に適切に
マツピングさせて、画質を劣化させることなくパ
フオーマンスを向上させるようにしていた。この
ような同時表示色の選定及びマツピングを色の量
子化という。
複雑化から極めて実現的でない。そこで従前で
は、同時表示色を適切に選定し、原画像の構成色
すなわち原始色をこれら選定同時表示色に適切に
マツピングさせて、画質を劣化させることなくパ
フオーマンスを向上させるようにしていた。この
ような同時表示色の選定及びマツピングを色の量
子化という。
従前の量子化の手法としてはポピユラリテイ・
アルゴリズム(Popularity Algorithm)及びメ
デイアン・カツト・アルゴリズム(Median Cut
Algorithm)が知られている。これらはアルゴリ
ズムでは初めに同時表示色を決定し、こののち原
始色を同時表示色にマツピングする。ポピユラリ
テイ・アルゴリズムでは、同時表示色を決定する
際にはポピユラリテイを参照する。このポピユラ
リテイを理解するために第7図を参照されたい。
この第7図は赤、緑及び青色の各々につき8ビツ
トが割り当てられた色データが形成する色空間を
示す。各色データは色空間の要素(i、j、k)
として表示される(ただし、i、j、k=0〜
255)。デジタイザで画像を走査していき、この画
像内の各画素たとえば1048576(=1024×1024)個
の画素を色空間の要素(i、j、k)に振り分け
ていくのである。そしてこのように各要素に振り
分けられた画素の個数を各要素のポピユラリテイ
といい、各要素とそれぞれのポピユラリテイとの
対応表を3次元ヒストグラムという。ポピユラリ
テイ・アルゴリズムはこのポピユラリテイの大き
さに従つて表示色を決定するものである。例え
ば、表示色が256色の場合にはポピユラリテイが
1番大きなものから256番目に大きなものまでを
表示色に選定する。
アルゴリズム(Popularity Algorithm)及びメ
デイアン・カツト・アルゴリズム(Median Cut
Algorithm)が知られている。これらはアルゴリ
ズムでは初めに同時表示色を決定し、こののち原
始色を同時表示色にマツピングする。ポピユラリ
テイ・アルゴリズムでは、同時表示色を決定する
際にはポピユラリテイを参照する。このポピユラ
リテイを理解するために第7図を参照されたい。
この第7図は赤、緑及び青色の各々につき8ビツ
トが割り当てられた色データが形成する色空間を
示す。各色データは色空間の要素(i、j、k)
として表示される(ただし、i、j、k=0〜
255)。デジタイザで画像を走査していき、この画
像内の各画素たとえば1048576(=1024×1024)個
の画素を色空間の要素(i、j、k)に振り分け
ていくのである。そしてこのように各要素に振り
分けられた画素の個数を各要素のポピユラリテイ
といい、各要素とそれぞれのポピユラリテイとの
対応表を3次元ヒストグラムという。ポピユラリ
テイ・アルゴリズムはこのポピユラリテイの大き
さに従つて表示色を決定するものである。例え
ば、表示色が256色の場合にはポピユラリテイが
1番大きなものから256番目に大きなものまでを
表示色に選定する。
メデイアン・カツト・アルゴリズムは合成カラ
ーマツプ中の色の各々を用いて原画像中の等数の
画素を代表させるようにするもので、色空間を順
次2等分していき、その際2つの分割領域には等
数の画素が存在するようにするものである。そし
て、最終的には表示色数例えば256個の領域に色
空間を分割し、それら分割領域を代表する色を決
定して、これを表示色とするものである。
ーマツプ中の色の各々を用いて原画像中の等数の
画素を代表させるようにするもので、色空間を順
次2等分していき、その際2つの分割領域には等
数の画素が存在するようにするものである。そし
て、最終的には表示色数例えば256個の領域に色
空間を分割し、それら分割領域を代表する色を決
定して、これを表示色とするものである。
なお、ポピユラリテイ・アルゴリズム及びメデ
イアン・カツト・アルゴリズムの詳細については
“SIGGRAPH′82 Proceedings vol.16 No.3July
1982p297−p307[ACM]”を参照されたい。
イアン・カツト・アルゴリズムの詳細については
“SIGGRAPH′82 Proceedings vol.16 No.3July
1982p297−p307[ACM]”を参照されたい。
以上のように色の量子化の手法としてはポピユ
ラリテイ・アルゴリズム及びメデイアン・カツ
ト・アルゴリズムが提案されているものの、これ
らアルゴリズムにおいては同時表示色を選定する
際にエラーが混入しやすく、また原始色を同時表
示色にマツピングさせる手間が煩雑である等の不
都合を有していた。
ラリテイ・アルゴリズム及びメデイアン・カツ
ト・アルゴリズムが提案されているものの、これ
らアルゴリズムにおいては同時表示色を選定する
際にエラーが混入しやすく、また原始色を同時表
示色にマツピングさせる手間が煩雑である等の不
都合を有していた。
[発明が解決しようとする問題点]
この発明は以上の事情を考慮してなされたもの
であり、同時表示色を選定する際にエラーを少な
くでき、最終的な表示画像における画質の劣化を
極力抑えることができ、しかも処理を簡易に行な
うことができるカラールツクアツプテーブル方式
のカラー画像表示システムを提供することを目的
としている。
であり、同時表示色を選定する際にエラーを少な
くでき、最終的な表示画像における画質の劣化を
極力抑えることができ、しかも処理を簡易に行な
うことができるカラールツクアツプテーブル方式
のカラー画像表示システムを提供することを目的
としている。
[問題点を解決するための手段]
この発明では以上の問題点を解決するために、
n1個の原始色をn2(n2<n1)個の表示色に変換
して上記n1個の原始色のうちの任意の色が割り当
てられた多数の画素からなる画像を上記n2個の表
示色を用いて表示する表示システムにおいて、 上記n1個の原始色を内包する色空間上に規定さ
れる複数の小空間ごとに、それら小空間に内包さ
れる原始色の割り当てられた画素の個数を算出す
る小空間画素算出手段と、 すでに上記表示色として選択されている色に代
表される小空間以外の小空間であつて最大画素数
を有するものを決定する最大画素数小空間決定手
段と、 上記最大画素数をM、上記画像を構成する全画
素数をA、すでに表示色として選択されている色
の個数をn3、上記選択されている色に代表される
小空間内の原始色に割り当てられている画素数の
合計をBとしたときに、 MA−B/n2−n3 の条件が成立するか否かを判定する判定手段と、 上記条件が成立するときに、上記最大画素数小
空間決定手段に基づいて上記最大画素数の小空間
を代表する色を新たに表示色として付加する表示
色選択手段と、 上記条件が不成立のときに、上記小空間の大き
さを増分する小空間増分手段とを有するようにし
ている。
して上記n1個の原始色のうちの任意の色が割り当
てられた多数の画素からなる画像を上記n2個の表
示色を用いて表示する表示システムにおいて、 上記n1個の原始色を内包する色空間上に規定さ
れる複数の小空間ごとに、それら小空間に内包さ
れる原始色の割り当てられた画素の個数を算出す
る小空間画素算出手段と、 すでに上記表示色として選択されている色に代
表される小空間以外の小空間であつて最大画素数
を有するものを決定する最大画素数小空間決定手
段と、 上記最大画素数をM、上記画像を構成する全画
素数をA、すでに表示色として選択されている色
の個数をn3、上記選択されている色に代表される
小空間内の原始色に割り当てられている画素数の
合計をBとしたときに、 MA−B/n2−n3 の条件が成立するか否かを判定する判定手段と、 上記条件が成立するときに、上記最大画素数小
空間決定手段に基づいて上記最大画素数の小空間
を代表する色を新たに表示色として付加する表示
色選択手段と、 上記条件が不成立のときに、上記小空間の大き
さを増分する小空間増分手段とを有するようにし
ている。
[実施例]
以下、この発明の一実施例について図面を参照
しながら説明しよう。なお、以下の実施例はハー
ドウエアで実現されたものとして示されているけ
れども、ソフトウエア実現態様を採用し得ること
はもちろんである。
しながら説明しよう。なお、以下の実施例はハー
ドウエアで実現されたものとして示されているけ
れども、ソフトウエア実現態様を採用し得ること
はもちろんである。
第1図はこの実施例を全体として示すもので、
この第1図においてデジタイザ11は原画像を走
査してカラー画像データを生成するものである。
このカラー画像データは画素データのストリーム
であり、この画素データは例えば24ビツトで形成
されている。すなわち赤、緑及び青色につき8ビ
ツトの情報量を有する。また、このデジタイザ1
1は1フレームの走査により(1024×1024)個の
画素データを形成するものとしよう。従つて1フ
レーム中の全画素数は1048576である。
この第1図においてデジタイザ11は原画像を走
査してカラー画像データを生成するものである。
このカラー画像データは画素データのストリーム
であり、この画素データは例えば24ビツトで形成
されている。すなわち赤、緑及び青色につき8ビ
ツトの情報量を有する。また、このデジタイザ1
1は1フレームの走査により(1024×1024)個の
画素データを形成するものとしよう。従つて1フ
レーム中の全画素数は1048576である。
デジタイザ11で生成されたカラー画素データ
は3次元ヒストグラム演算装置12に供給され
る。この3次元ヒストグラム演算装置12は供給
されてくるカラー画像データ(画素データ)に基
づいて各画素を色空間中の各要素(i、j、k)
(第7図参照)に振り分け、3次元ヒストグラム
を演算する。これは第7図において先に述べたと
おりである。そして、この3次元ヒストグラム演
算装置12のデータは色量子化装置13に供給さ
れる。この色量化装置13の詳細については後に
第2図及び第3図を参照して説明されるであろ
う。この色量子化装置13はその名の示すとおり
色の量子化を行なうものであり、具体的には色変
換用テーブル14に色変換設定データCTSを供
給するとともに、表示装置15のカラールツクア
ツプテーブル16にカラールツクアツプテーブル
設定データCLUTSを供給する。これらデータ
CTSおよびCLUTSの詳細はのちに理解されるで
あろう。
は3次元ヒストグラム演算装置12に供給され
る。この3次元ヒストグラム演算装置12は供給
されてくるカラー画像データ(画素データ)に基
づいて各画素を色空間中の各要素(i、j、k)
(第7図参照)に振り分け、3次元ヒストグラム
を演算する。これは第7図において先に述べたと
おりである。そして、この3次元ヒストグラム演
算装置12のデータは色量子化装置13に供給さ
れる。この色量化装置13の詳細については後に
第2図及び第3図を参照して説明されるであろ
う。この色量子化装置13はその名の示すとおり
色の量子化を行なうものであり、具体的には色変
換用テーブル14に色変換設定データCTSを供
給するとともに、表示装置15のカラールツクア
ツプテーブル16にカラールツクアツプテーブル
設定データCLUTSを供給する。これらデータ
CTSおよびCLUTSの詳細はのちに理解されるで
あろう。
デジタイザ11からのカラー画像データは色変
換用テーブル14にも供給され、ここで各画素の
16777216(=2563)の種の色データが所定数の色
番号例えば0〜255の色番号にマツピングされる。
そしてこの色番号データは表示装置15のリフレ
ツシユメモリ17にビツトマツプ方式の態様でス
トアされていく。
換用テーブル14にも供給され、ここで各画素の
16777216(=2563)の種の色データが所定数の色
番号例えば0〜255の色番号にマツピングされる。
そしてこの色番号データは表示装置15のリフレ
ツシユメモリ17にビツトマツプ方式の態様でス
トアされていく。
表示装置15は上述のカラールツクアツプテー
ブル16及びリフレツシユメモリ17の他のD/
A変換器18R,18G及び18BならびCRT
19を有してなつている。リフレツシユメモリ1
7にストアされた色番号データはCRT19の垂
直水平同期に従つて読み出されることはもちろん
である。そしてリフレツシユメモリ17からの色
番号データがカラールツクアツプテーブル16を
アクセスし色番号データを対応した赤、緑及び青
色のデイジタル色信号を後段に送出し、このデイ
ジタル色信号をD/A変換器18R,18G及び
18Bがアナログ色信号に変換してCRT19を
表示駆動する。なお、色番号と赤、緑及び青色の
デイジタル色信号、換言すれば同時表示色とは、
色量子化装置13からのカラールツクアツプテー
ブル設定データCLUTS及び色変換設定データ
CTSによつて対応づけられる。このことも後に
より明確に理解されるであろう。
ブル16及びリフレツシユメモリ17の他のD/
A変換器18R,18G及び18BならびCRT
19を有してなつている。リフレツシユメモリ1
7にストアされた色番号データはCRT19の垂
直水平同期に従つて読み出されることはもちろん
である。そしてリフレツシユメモリ17からの色
番号データがカラールツクアツプテーブル16を
アクセスし色番号データを対応した赤、緑及び青
色のデイジタル色信号を後段に送出し、このデイ
ジタル色信号をD/A変換器18R,18G及び
18Bがアナログ色信号に変換してCRT19を
表示駆動する。なお、色番号と赤、緑及び青色の
デイジタル色信号、換言すれば同時表示色とは、
色量子化装置13からのカラールツクアツプテー
ブル設定データCLUTS及び色変換設定データ
CTSによつて対応づけられる。このことも後に
より明確に理解されるであろう。
つぎに第2図〜第5図を参照して第1図の色量
子化装置について詳細に説明しよう。
子化装置について詳細に説明しよう。
第2図に示すように、色量子化装置13は擬似
3次元ヒストグラム記憶装置21、最大画素数選
択回路22、合計演算回路23、判定回路24、
近傍決定回路25、近傍マージ回路25、擬似3
次元ヒストグラム演算回路27を有してなつてい
る。
3次元ヒストグラム記憶装置21、最大画素数選
択回路22、合計演算回路23、判定回路24、
近傍決定回路25、近傍マージ回路25、擬似3
次元ヒストグラム演算回路27を有してなつてい
る。
擬似3次元ヒストグラム記憶装置21は当初は
3次元ヒストグラム演算装置12から供給される
ヒストグラムをストアするものである。すなわち
第8図に示すような色空間の各要素(i、j、
k)につきポピユラリテイH(i、j、k)をス
トアする。そして以降の同時表示色決定手順にお
いては擬似ヒストグラム演算回路29で生成され
たポピユラリテイS(i、j、k)及び距離D
(i、j、k)をもストアする。
3次元ヒストグラム演算装置12から供給される
ヒストグラムをストアするものである。すなわち
第8図に示すような色空間の各要素(i、j、
k)につきポピユラリテイH(i、j、k)をス
トアする。そして以降の同時表示色決定手順にお
いては擬似ヒストグラム演算回路29で生成され
たポピユラリテイS(i、j、k)及び距離D
(i、j、k)をもストアする。
最大画素数選択回路22は擬似3次元ヒストグ
ラム記憶装置21にストアされているS(i、j、
k)のうち最大のものを選択するものである。こ
こで、この選択結果MをM=MaxS(i、j、k)
と表記しておこう。合計演算回路23は擬似3次
元ヒストグラム記憶装置21にストアされている
S(i、j、k)の合計Nを求めるものである。
すなわちN=ΣS(i、j、k)である。そして判
定回路24はこれらの数値M及びNに関し、 MN/nr が成立するか否かを判定するものである。ただnr
はいまだ未決定の同時表示色の個数である。例え
ば同時表示色決定手段に従つて256、255、…、1
と減分するものである。
ラム記憶装置21にストアされているS(i、j、
k)のうち最大のものを選択するものである。こ
こで、この選択結果MをM=MaxS(i、j、k)
と表記しておこう。合計演算回路23は擬似3次
元ヒストグラム記憶装置21にストアされている
S(i、j、k)の合計Nを求めるものである。
すなわちN=ΣS(i、j、k)である。そして判
定回路24はこれらの数値M及びNに関し、 MN/nr が成立するか否かを判定するものである。ただnr
はいまだ未決定の同時表示色の個数である。例え
ば同時表示色決定手段に従つて256、255、…、1
と減分するものである。
また近傍決定回路25は所定の要素(i、j、
k)の近傍を画定し、この近傍に含まれる要素
(i′、j′、k′)を決定するものである。具体的には (i−i′)2+(j−j′)2+(k−k′)2R を満たす要素(i′、j′、k′)を近傍内の要素とす
る。のちに理解されるようにこの近傍は徐々に増
大するもので便宜上要素(i、j、k)を第4図
に実線で示す単位立方体とすれば、一番小さな近
傍に含まれる要素(i′、j′、k′)は第4図Aに破
線で示す6個の単位立方体であり、2番目に小さ
な近傍は第4図Bに破線で示すような27個の単位
立方体である。次は(4×4×4)個の単位立方
体が近傍に含まれ、以降は同様に(l×l×l)
個の単位立方体が近傍に含まれることとなる(だ
だし、l=5、6……)。
k)の近傍を画定し、この近傍に含まれる要素
(i′、j′、k′)を決定するものである。具体的には (i−i′)2+(j−j′)2+(k−k′)2R を満たす要素(i′、j′、k′)を近傍内の要素とす
る。のちに理解されるようにこの近傍は徐々に増
大するもので便宜上要素(i、j、k)を第4図
に実線で示す単位立方体とすれば、一番小さな近
傍に含まれる要素(i′、j′、k′)は第4図Aに破
線で示す6個の単位立方体であり、2番目に小さ
な近傍は第4図Bに破線で示すような27個の単位
立方体である。次は(4×4×4)個の単位立方
体が近傍に含まれ、以降は同様に(l×l×l)
個の単位立方体が近傍に含まれることとなる(だ
だし、l=5、6……)。
擬似ヒストグラム演算回路27は先に簡単に触
れたS(i、j、k)及びD(i、j、k)を演算
するものである。S(i、j、k)は、 S(i、j、k)=H(i、j、k)+Σ
Σ Σ H(i′、j′、k′)i′j′k′ で表わされる。すなわち、S(i、j、k)は要
素(i、j、k)の近傍に含まれるポピユラリテ
イの和である。また、D(i、j、k)は D(i、j、k)=Σ Σ Σ{(i−i′)2+(j−
j′)2+i′j′k′(k−k′)2} (ただし、i′、j′、k′はH(i′、j′、k′)がゼロ
でな
いものである) で表わされる。このD(i、j、k)はH(i′、j′、
k′)≠0の要素(i′、j′、k′)の全体の中心から当
該要素(i、j、k)がどれだけずれているかを
示すものである。
れたS(i、j、k)及びD(i、j、k)を演算
するものである。S(i、j、k)は、 S(i、j、k)=H(i、j、k)+Σ
Σ Σ H(i′、j′、k′)i′j′k′ で表わされる。すなわち、S(i、j、k)は要
素(i、j、k)の近傍に含まれるポピユラリテ
イの和である。また、D(i、j、k)は D(i、j、k)=Σ Σ Σ{(i−i′)2+(j−
j′)2+i′j′k′(k−k′)2} (ただし、i′、j′、k′はH(i′、j′、k′)がゼロ
でな
いものである) で表わされる。このD(i、j、k)はH(i′、j′、
k′)≠0の要素(i′、j′、k′)の全体の中心から当
該要素(i、j、k)がどれだけずれているかを
示すものである。
近傍マージ回路26はすでに同時表示色として
カラールツクアツプテーブル16に登録されてい
る要素(i、j、k)の近傍でH(i′、j′、k′)が
ゼロでない要素(i′、j′、k′)をサーチし、この
のちこの要素(i′、j′、k′)が対応する色番号に
マツピングされるように色変換用テーブル14を
設定しなおすものである。この場合、擬似3次元
ヒストグラム記憶装置21のH(i′、j′、k′)はゼ
ロに設定される。
カラールツクアツプテーブル16に登録されてい
る要素(i、j、k)の近傍でH(i′、j′、k′)が
ゼロでない要素(i′、j′、k′)をサーチし、この
のちこの要素(i′、j′、k′)が対応する色番号に
マツピングされるように色変換用テーブル14を
設定しなおすものである。この場合、擬似3次元
ヒストグラム記憶装置21のH(i′、j′、k′)はゼ
ロに設定される。
次に第2図の色量子化装置13の動作について
主に第3図を参照しながら説明しよう。
主に第3図を参照しながら説明しよう。
この動作はまず3次元ヒストグラム演算装置1
2で演算されたポピユラリテイH(i、j、k)
を擬似3次元ヒストグラム記憶装置21にストア
することによつて開始される(ステツプ31)。こ
ののち3次元ヒストグラム記憶装置21のS(i、
j、k)を上記H(i、j、k)に初期設定する
(ステツプ32)。こののち、さらに近傍決定回路2
8の近傍RをR=0にし(ステツプ33)、また残
留同時表示色数NをN=N0(例えば256)に初期
設定する(ステツプ34)。
2で演算されたポピユラリテイH(i、j、k)
を擬似3次元ヒストグラム記憶装置21にストア
することによつて開始される(ステツプ31)。こ
ののち3次元ヒストグラム記憶装置21のS(i、
j、k)を上記H(i、j、k)に初期設定する
(ステツプ32)。こののち、さらに近傍決定回路2
8の近傍RをR=0にし(ステツプ33)、また残
留同時表示色数NをN=N0(例えば256)に初期
設定する(ステツプ34)。
次に合計Tの演算が実行される。すなわち、合
計演算回路23によつてT=ΣS(i、j、k)が
実行される(ステツプ35)。動作開始直後ではH
(i、j、k)=S(i、j、k)であり、このH
(i、j、k)も3次元ヒストグラム演算装置1
2から送出されたものであるので、T=ΣS(i、
j、k)=全画素数である。例えば1048576(=
10242)である。次にT=0か否かの判別がなさ
れる(ステツプ36)。T=0であれば全ての原始
色についてのマツピングが終了しているので、動
作は終了する(ステツプ37)。T≠0であれば、
同時開示色決定手順は継続され、最大画素数選択
回路22によつてS(i、j、k)のうち最大の
ものが選択され、M=MaxS(i、j、k)を得
る(ステツプ38)。この場合S(i、j、k)の最
大のものが多数ある場器にはD(i、j、k)が
一番小さなものを選ぶ。これによつてより適切な
要素を同時表示色として選択することが可能とな
る。この後判定回路24においてMN/nrの判別 が実行される(ステツプ39)。
計演算回路23によつてT=ΣS(i、j、k)が
実行される(ステツプ35)。動作開始直後ではH
(i、j、k)=S(i、j、k)であり、このH
(i、j、k)も3次元ヒストグラム演算装置1
2から送出されたものであるので、T=ΣS(i、
j、k)=全画素数である。例えば1048576(=
10242)である。次にT=0か否かの判別がなさ
れる(ステツプ36)。T=0であれば全ての原始
色についてのマツピングが終了しているので、動
作は終了する(ステツプ37)。T≠0であれば、
同時開示色決定手順は継続され、最大画素数選択
回路22によつてS(i、j、k)のうち最大の
ものが選択され、M=MaxS(i、j、k)を得
る(ステツプ38)。この場合S(i、j、k)の最
大のものが多数ある場器にはD(i、j、k)が
一番小さなものを選ぶ。これによつてより適切な
要素を同時表示色として選択することが可能とな
る。この後判定回路24においてMN/nrの判別 が実行される(ステツプ39)。
ここで上述の条件式MN/nrの意味について考
えておこう。端的に言えばこの条件式は残つてい
る画素を残留同時表示色に極力均等に割り当てる
ためのものである。例えば第5図Aに示すように
256個の同時表示色のうち240個がすでに登録さ
れ、nr=16(=256−240)となつており、またT
=10000の場合を考えよう。なお、第5図におい
ては説明の便宜上3次元でなく2次元の色空間を
示す。S1,S2,S3……のポピユラリテイは図に示
すとおりである。第5図Aの場合、残つている画
素10000を極力16等分することが好ましい。もし
M=S110000/16であであれば、このS1を同時表示 色とする事は最適な選択であろう。実際にはM=
S1=600010000/16=N/nrであり、S1は若干余分な 画素を含むものの、それが同時表示色して選定さ
れるべきであることにかわりはない。そして若干
余分な画素はS1から切り離して考えられず、また
それによるエラーは少ないので、S1をそのまま同
時表示色として選択するのである。
る画素を残留同時表示色に極力均等に割り当てる
ためのものである。例えば第5図Aに示すように
256個の同時表示色のうち240個がすでに登録さ
れ、nr=16(=256−240)となつており、またT
=10000の場合を考えよう。なお、第5図におい
ては説明の便宜上3次元でなく2次元の色空間を
示す。S1,S2,S3……のポピユラリテイは図に示
すとおりである。第5図Aの場合、残つている画
素10000を極力16等分することが好ましい。もし
M=S110000/16であであれば、このS1を同時表示 色とする事は最適な選択であろう。実際にはM=
S1=600010000/16=N/nrであり、S1は若干余分な 画素を含むものの、それが同時表示色して選定さ
れるべきであることにかわりはない。そして若干
余分な画素はS1から切り離して考えられず、また
それによるエラーは少ないので、S1をそのまま同
時表示色として選択するのである。
MN/nrが成立すれば、新しいNとして(N−
1)を代入して(ステツプ40)再びステツプ35に
戻る。そしてこの際最大画素数のS(i、j、k)
を同時表示色として選定し、カラールツクアツプ
テーブル16に登録する。同時にこのS(i、j、
k)を擬似3次元ヒストグラム記憶装置21から
削除し、また、S(i、j、k)に含まれるH
(i、j、k)及びH(i′、j′、k′)をゼロにセツ
トする。他方、MN/nrが成立しない場合には、 近傍マージ回路26においてすでに同時表示色と
してカラールツクアツプテーブル16に登録され
ている要素(i、j、k)の近傍をサーチしてH
(i′、j′、k′)≠0となる要素(i′、j′、k′)を
得、
これを色変換用テーブル14にデータCTTSとし
て供給し、対応する色番号にマツピングさせ、同
時に、擬似3次元ヒストグラム21のH(i′、j′、
k′)=0とする(ステツプ41)。
戻る。そしてこの際最大画素数のS(i、j、k)
を同時表示色として選定し、カラールツクアツプ
テーブル16に登録する。同時にこのS(i、j、
k)を擬似3次元ヒストグラム記憶装置21から
削除し、また、S(i、j、k)に含まれるH
(i、j、k)及びH(i′、j′、k′)をゼロにセツ
トする。他方、MN/nrが成立しない場合には、 近傍マージ回路26においてすでに同時表示色と
してカラールツクアツプテーブル16に登録され
ている要素(i、j、k)の近傍をサーチしてH
(i′、j′、k′)≠0となる要素(i′、j′、k′)を
得、
これを色変換用テーブル14にデータCTTSとし
て供給し、対応する色番号にマツピングさせ、同
時に、擬似3次元ヒストグラム21のH(i′、j′、
k′)=0とする(ステツプ41)。
こののち近傍決定回路25で近傍を増分する
(ステツプ42)。この近傍決定回路25が一回目に
動作を実行すると増分は第4図Aに破線で示すよ
うになり、2回目に動作を実行するときには増分
は第4図Bに破線で示すようになされる。以下同
様である。
(ステツプ42)。この近傍決定回路25が一回目に
動作を実行すると増分は第4図Aに破線で示すよ
うになり、2回目に動作を実行するときには増分
は第4図Bに破線で示すようになされる。以下同
様である。
このように増分が行なわれると新たに擬似ヒス
トグラム演算回路29がS(i、j、k)及びD
(i、j、k)を計算する(ステツプ43)。そして
ステツプ35に戻る。
トグラム演算回路29がS(i、j、k)及びD
(i、j、k)を計算する(ステツプ43)。そして
ステツプ35に戻る。
このような増分が行なわれると、色空間の解像
度が粗くなり、これによつてMN/nrが成立しや すくなる。たとえば先に第5図Aで説明したよう
にS1を同時表示色として選定したのちの場合を考
えてみよう。この場合は第5図Bに示される。な
お小さな丸印は同時表示色として選定され色空間
から削除されていることを示す。第5図Bの場合
ではM=S2=1000であり、また、N=10000−
6000=4000、nr=15である。したがつて、M
N/nrであり、S2はそのままでは同時表示色として は選定されない。そして、近傍決定回路25によ
つて近傍が拡大される。第5図Bではこれを誇張
して破線サークル0で示す。そうするとS3,S4が
新たにS2に加わり、S2=2100となり、今度はM
N/nrを満たすことになり、S2の要素(i、j、k) が同時表示色としてカラールツクアツプテーブル
16に登録されることとなる。
度が粗くなり、これによつてMN/nrが成立しや すくなる。たとえば先に第5図Aで説明したよう
にS1を同時表示色として選定したのちの場合を考
えてみよう。この場合は第5図Bに示される。な
お小さな丸印は同時表示色として選定され色空間
から削除されていることを示す。第5図Bの場合
ではM=S2=1000であり、また、N=10000−
6000=4000、nr=15である。したがつて、M
N/nrであり、S2はそのままでは同時表示色として は選定されない。そして、近傍決定回路25によ
つて近傍が拡大される。第5図Bではこれを誇張
して破線サークル0で示す。そうするとS3,S4が
新たにS2に加わり、S2=2100となり、今度はM
N/nrを満たすことになり、S2の要素(i、j、k) が同時表示色としてカラールツクアツプテーブル
16に登録されることとなる。
以上の動作はTがT=0となるまで継続して行
なわれ、最終的に同時表示色全てがカラールツク
アツプテーブル16に登録され、また、同時表示
色に対応する要素(i、j、k)、(i′、j′、k′)
が色変換用テーブル14に登録される。
なわれ、最終的に同時表示色全てがカラールツク
アツプテーブル16に登録され、また、同時表示
色に対応する要素(i、j、k)、(i′、j′、k′)
が色変換用テーブル14に登録される。
以上説明した色量子化装置13による色変換用
テーブル14及びカラールツクアツプテーブル1
6のセツトアツプののちには、デジタイザ11か
らの画像データが最適に量子化されてCRT19
に表示されることとなる。
テーブル14及びカラールツクアツプテーブル1
6のセツトアツプののちには、デジタイザ11か
らの画像データが最適に量子化されてCRT19
に表示されることとなる。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば色空間
上に規定される小空間内のポピユラリテイ(画素
数)を算出し、最大ポピユラリテイMが、M
N/nr(ただし、Nが既登録同時表示色にマツピン グされていない画素数、nrはいまだ決定されてい
ない同時表示色の数である)を満たす場合には、
この最大ポピユラリテイMの小空間を代表する色
要素(i、j、k)を同時表示色として登録し、
残されているN個の画素を極力nr個の色要素に均
等に別け得るようにしている。他方、MN/nrが 満たされない場合には小空間を増分していき、M
N/nrが成立するようにしている。すなわちポピ ユラリテイを算出する目盛りを粗くして残されて
いる画素を極力均等に別け得るようにしている。
上に規定される小空間内のポピユラリテイ(画素
数)を算出し、最大ポピユラリテイMが、M
N/nr(ただし、Nが既登録同時表示色にマツピン グされていない画素数、nrはいまだ決定されてい
ない同時表示色の数である)を満たす場合には、
この最大ポピユラリテイMの小空間を代表する色
要素(i、j、k)を同時表示色として登録し、
残されているN個の画素を極力nr個の色要素に均
等に別け得るようにしている。他方、MN/nrが 満たされない場合には小空間を増分していき、M
N/nrが成立するようにしている。すなわちポピ ユラリテイを算出する目盛りを粗くして残されて
いる画素を極力均等に別け得るようにしている。
従つて極めて画質劣化の少ない色量子化を行な
うことができる。また、同時表示色の選択とマツ
ピングとを同時に行なえるので処理の簡易化を実
現できる。
うことができる。また、同時表示色の選択とマツ
ピングとを同時に行なえるので処理の簡易化を実
現できる。
第1図はこの発明の一実施例を概略的に示すブ
ロツク図、第2図は第1図の色量子化装置13の
詳細を示すブロツク図、第3図は第2図の色量子
化装置13を説明するためのフローチヤート、第
4図及び第5図は第2図の色量子化装置13を説
明するための図、第6図は従来例を説明するブロ
ツク図、第7図は3次元ヒストグラムを説明する
ための図である。 12……3次元ヒストグラム演算装置、14…
…色変換用テーブル、16……カラールツクアツ
プテーブル、17……リフレツシユメモリ、21
……擬似3次元ヒストグラム記憶装置、24……
判定回路、25……近傍決定回路。
ロツク図、第2図は第1図の色量子化装置13の
詳細を示すブロツク図、第3図は第2図の色量子
化装置13を説明するためのフローチヤート、第
4図及び第5図は第2図の色量子化装置13を説
明するための図、第6図は従来例を説明するブロ
ツク図、第7図は3次元ヒストグラムを説明する
ための図である。 12……3次元ヒストグラム演算装置、14…
…色変換用テーブル、16……カラールツクアツ
プテーブル、17……リフレツシユメモリ、21
……擬似3次元ヒストグラム記憶装置、24……
判定回路、25……近傍決定回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 n1個の原始色をn2(n2<n1)個の表示色に変
換して上記n1個の原始色のうちの任意の色が割り
当てられた多数の画素からなる画像を上記n2個の
表示色を用いて表示するカラー画像表示システム
において、 上記n1個の原始色を内包する色空間上に規定さ
れる複数の小空間ごとに、それら小空間に内包さ
れる原始色の割り当てられた画素の個数を算出す
る小空間画素算出手段と、 すでに上記表示色として選択されている色に代
表される小空間以外の小空間であつて最大画素数
を有するものを決定する最大画素数小空間決定手
段と、 上記最大画素数をM、上記画像を構成する全画
素数をA、すでに表示色として選択されている色
の個数をn3、上記選択されている色に代表される
小空間内の原始色に割り当てられている画素数の
合計をBとしたときに、 MA−B/n2−n3 の条件が成立するか否かを判定する判定手段と、 上記条件が成立するときに、上記最大画素数小
空間決定手段に基づいて上記最大画素数の小空間
を代表する色を新たに表示色として付加する表示
色選択手段と、 上記条件が不成立のときに、上記小空間の大き
さを増分する小空間増分手段とを有することを特
徴とするカラー画像表示システム。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59084259A JPS60230693A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | カラ−画像表示システム |
KR1019850000884A KR900004019B1 (ko) | 1984-04-27 | 1985-02-13 | 칼라 화상 표시 시스템 |
CA000476584A CA1231789A (en) | 1984-04-27 | 1985-03-14 | Color image display system |
EP85104888A EP0159691B1 (en) | 1984-04-27 | 1985-04-23 | Color image display system |
DE8585104888T DE3581825D1 (de) | 1984-04-27 | 1985-04-23 | Farbbildanzeigesystem. |
BR8501935A BR8501935A (pt) | 1984-04-27 | 1985-04-24 | Sistema de exibicao de imagem a cor |
US06/727,500 US4654720A (en) | 1984-04-27 | 1985-04-26 | Color image display system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59084259A JPS60230693A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | カラ−画像表示システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60230693A JPS60230693A (ja) | 1985-11-16 |
JPH0352071B2 true JPH0352071B2 (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=13825451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59084259A Granted JPS60230693A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | カラ−画像表示システム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4654720A (ja) |
EP (1) | EP0159691B1 (ja) |
JP (1) | JPS60230693A (ja) |
KR (1) | KR900004019B1 (ja) |
BR (1) | BR8501935A (ja) |
CA (1) | CA1231789A (ja) |
DE (1) | DE3581825D1 (ja) |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4689669A (en) * | 1984-11-27 | 1987-08-25 | Sony Corporation | Color graphics data processing apparatus |
FR2595177B1 (fr) * | 1986-02-28 | 1988-05-13 | Thomson Csf | Procede de compression d'images numeriques et dispositif de mise en oeuvre d'un tel procede |
US4825390A (en) * | 1986-04-28 | 1989-04-25 | Texas Instruments, Inc. | Color palette having repeat color data |
US5142593A (en) * | 1986-06-16 | 1992-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus and method for classifying feature data at a high speed |
US4805016A (en) * | 1986-08-25 | 1989-02-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Endoscopic system for converting primary color images into hue, saturation and intensity images |
JPS63276676A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-11-14 | Olympus Optical Co Ltd | 画像間の対応領域の検出方式 |
NL8603180A (nl) * | 1986-12-15 | 1988-07-01 | Philips Nv | Meerkleurenafbeeldinrichting, voorzien van een beheerinrichting voor kleurselektie. |
US5081691A (en) * | 1987-01-27 | 1992-01-14 | Chesley Duncan M | Filtering techniques |
EP0292284B1 (en) * | 1987-05-21 | 1994-01-05 | Sony Corporation | Method and apparatus for processing display colour signal |
US4907075A (en) * | 1987-07-28 | 1990-03-06 | International Business Machines Corporation | Method for selecting colors |
EP0313789B1 (en) * | 1987-10-26 | 1992-11-25 | Tektronix, Inc. | Method and apparatus for representing three-dimensional color data in a one-dimensional reference system |
US5051928A (en) * | 1987-12-28 | 1991-09-24 | Dubner Computer Systems, Inc. | Color correction for video graphics system |
JPH01236869A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラースキャナの画像処理方法 |
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JPH087553B2 (ja) * | 1988-10-27 | 1996-01-29 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 色画像量子化方法及び装置 |
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US5602655A (en) * | 1989-05-10 | 1997-02-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming system for single bit image data |
US5047842A (en) * | 1989-11-03 | 1991-09-10 | The Trustees Of Princeton University | Color image display with a limited palette size |
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