JPH0738718B2 - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JPH0738718B2
JPH0738718B2 JP61043158A JP4315886A JPH0738718B2 JP H0738718 B2 JPH0738718 B2 JP H0738718B2 JP 61043158 A JP61043158 A JP 61043158A JP 4315886 A JP4315886 A JP 4315886A JP H0738718 B2 JPH0738718 B2 JP H0738718B2
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JP61043158A
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福重 尾川
重信 南
憲昌 工藤
升一 中村
弘和 坂野
政芳 藍原
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は遠隔地点間で会議を行なう電子会議システムに
係り、1つの装置で動画データ・静止画データ・描画デ
ータの表示を行なうことのできる図形表示装置を有する
電子会議システムに関する。
[発明の技術的背景] 従来から遠隔地間で会議を行なうシステムとて電子会議
システムが知られている。
このような電子会議システムとしては、たとえば第3図
に示すようなものが考えられる。同図に示されるよう
に、この電子会議システムは、マイク1、スピーカ2、
会議場の映像を映すテレビカメラ4、テレビモニタ5、
ファクシミリ装置6、プリンタからなるハードコピー装
置12、マイク1とスピーカ2の音声信号を符号化、複号
化する音声ユニット7、画像信号の符号化、複号化を行
なう画像ユニット8、画像ユニット8を制御する制御ユ
ニット9、制御ユニット9の指示を入力する操作ユニッ
ト10、音声信号および画像信号の送信および受信を行な
う伝送ユニット11より構成される。
[背景技術の問題点] しかしながら、このような従来の電子会議システムにお
いては、テレビモニタ5は会議場の映像および原稿等を
動画として映し出すのみで、静止画データや会議出席者
が静止画データに加筆、修正を加える描画データを同時
に表示することはできず、また動画データの切換えに際
しても専用のオペレータによる操作が必要であり会議の
円滑な進行を妨げているという問題があった。
[発明の目的] 本発明はこのような従来の問題を解消すべくなされたも
ので、動画データ・静止画データ・描画データを、選択
的に分割表示または重ね合わせ表示することができ、か
つデータの切換えの際の煩しい操作を不要とした電子会
議システムを提供することを目的とする。
[発明の概要] すなわち本発明は、描画データ・静止画データ・動画デ
ータ・可聴音データを入力する入力系と、描画データ・
静止画データ・動画データ・可聴音データを出力する出
力系と、遠隔地点との間でこれらのデータの伝送制御を
行う伝送系と、前記入力系・出力系・伝送系の制御を行
う制御系とからなる会議ユニットシステムを回線を介し
て複数個接続した電子会議システムにおいて、描画デー
タ・静止画データ・動画データの画像データに付加され
て入力され、入力された画像データが描画データか静止
画データかを識別するためのデータ識別情報、入力され
た画像データが自会議ユニットから入力されたデータか
あるいは相手会議ユニットから入力されたデータかを識
別するためのアドレス情報、入力された動画データが前
記入力系の中のいずれより入力されたかを示す動画デー
タ識別情報のうち少なくともいずれかの情報を含む制御
情報を検出する制御情報検出手段と、前記描画データ・
静止画データ・動画データの画像データの復号化を行う
復号化部と、復号化された前記画像データを一時記憶
し、記憶された前記画像データを合成するフレームメモ
リ部と、前記フレームメモリ部に記憶される画像データ
を表示する図形表示部と、前記制御情報検出手段で検出
された前記制御情報に基づいて、前記フレームメモリ部
に対して前記図形表示部の同一画面上に描画と静止画、
自会議ユニットと相手会議ユニットのうち少なくとも2
ユニットの動画または静止状態の動画を、前記図形表示
部の同一画面上に同時か選択的に複数分割表示または重
ね合わせ表示するための表示制御を行う表示制御部とか
らなることにより、動画データ・静止画データ・描画デ
ータを表示し、さらにそれらを選択的に分割表示または
重ね合わせ表示することを可能とし、かつデータの切換
えの際の煩しい操作を不要としたものである。
[発明の実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の電子会議システムの一実施例の会議ユ
ニットシステムを示すブロック図である。
この実施例では、制御装置900には描画系、静止画系、
動画系、音声系からなる入力装置とソフトコピー系、ハ
ードコピー系、音声系からなる出力装置とが接続されて
いる。これらの入力装置からの信号、出力装置への信号
は幾つかの制御情報信号により選択、多重化等の処理を
施されかつ伝送される。
入力装置としては、手書き文字や図形を入力するための
複数の描画入力装置100、会議前あるいは会議中に書類
原稿を入力するための静止画入力装置200、会議出席者
や会議場の背景の画像を入力するための動画入力装置30
0、および音声を入力するための音声入力装置400が接続
されている。
また出力装置としては、自端末や伝送されて来る描画
系、静止画系の入力情報を表示する複数の平面表示装置
150および図形表示装置(1)160、図形表示装置(1)
160のコピーを取るハードコピー装置260、自端末や伝送
されてくる動画系の入力情報を表示する図形表示装置
(2)350、伝送されて来る音声系入力情報を出力する
音声出力装置450が接続されている。
そしてこれらの入出力情報は、蓄積装置600に記録さ
れ、かつ必要に応じて読出される。これらの各装置は、
制御装置を介して伝送装置700により遠隔地の他の2つ
の会議ユニットシステムと接続されている。
以上の入出力情報は、操作入力装置850、会議出席者の
離着席を検出する状態検出装置800、会話者の音声から
発言者を判定する話者識別装置510などの装置からの信
号により情報の流れ先がコントロールされる。
第2図は図形表示装置(2)350の一例の構成を示すブ
ロック図である。
この図形表示装置(2)350は自端末や伝送されて来る
動画系の入力情報を表示するもので、制御装置900から
出力された受信データ(RXD)から装置アドレス(SA
D)、フレーム識別子(FID)おび送話者切替信号(PI
D)を検出するための識別子検出部360と、動画データ
(PRD)の複号化を行なう動画複号部370a、370bと、描
画系の複号化を行なう描画複号化部371a、描画系の再生
処理を行なう描画再生処理部372aと、静止画系の複号化
を行なう静止画複号化部371b、静止画系の再生処理を行
なう静止画再生処理部372bと、複号化された画像情報を
一時記憶し合成するためのフレームメモリ部380と、描
画、静止画、複数の動画および静止状態の動画を分割表
示したり、重ね合わせ制御する表示制御部385と各種画
像を表示する図形表示部390から構成される。
以下、この図形表示装置(2)350の動作を説明する。
制御装置900から送出された受信データ(RXD)は制御情
報と画像情報から構成されている。制御情報にはフレー
ム識別子(FID)、装置アドレス(SAD)、送話者切替信
号(PID)等があり、画像情報は動画データ・描画デー
タ・静止画データ3種類である。
まず識別子検出部360は、このフレーム識別子(FID)よ
り描画データか、静止画データか、動画データであるか
を検出し、次に装置アドレス(SAD)を検出し、自端末
が相手端末かを判定する。さらに送話者切替信号(PI
D)よりどの動画入力部からの動画データであるかを判
定する。
次にフレーム識別子(FID)と、識別子検出部360で装置
アドレス(SAD)および送話者切替信号(PID)を除去さ
れた動画データ(PRD)は動画複号化部370aおよび370b
に送出され、32kbpsに圧縮符号化された動画データの複
号化が行われる。
この動画複号化部370aと370bは装置アドレス(SAD)に
対応して、自端末と相手端末、または相手端末と相手端
末が同時に入力しても遅延なく正しく複号化を行なうた
め、同一構成のものを2系統備えている。
この複号化された動画信号(POUT)は、フレームメモリ
部380の所定領域に一時記憶され、表示画面が合成され
る。
フレーム識別子(FID)により、描画データについては
描画複号化部371aへ送られ、静止画データについては静
止画複合化部371bへ送られる。以後フレームメモリ部38
0までは2系列が同じように処理されていく。
描画複号化部371aで複号化された描画データは描画再生
処理部372aに送出され図形表示に必要な補間処理を行い
フレームメモリ部380に送出される。
静止画複号化部371bで複号化された静止画データは静止
画再生処理部372bに送出され、図形表示に必要な線密度
交換、拡大、縮小等の画像処理を行なうフレームメモリ
部380に送出される。
なお識別子検出部360で検出されたフレーム識別子(FI
D)、装置アドレス(SAD)および送話者切替信号(PI
D)は表示制御部385に送出され、フレームメモリ部380
に対して同一画面上に描画と静止画、自端末と2つの相
手端末のいずれか2端末の動画および静止状態の動画
を、同時か選択的に複数分割表示または重ね合わせ表示
するための表示制御が行われる。
そしてフレームメモリ部380から所定のサイクルで動画
信号が読出されて図形表示部390に表示される。
しかして図形表示部390では画面が分割され、その分割
された画面に対して描画データ・静止画データ・動画デ
ータおよび静止状態の動画データがそれぞれ表示された
り、または重ね合わされて表示されたりする。
したがってこの実施例では単一の図形表示装置(2)35
0で動画データ・静止画データ・描画データを表示する
ことができ、さらに特別な操作を必要とすることなく、
これらのデータの分割表示および重ね合わせ表示を行な
うことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば1つの装置で描画
データ・静止画データ・動画データを分割表示したり、
重ね合わせ表示したりできるので、会議進行中に煩しい
操作や専用のオペレータを必要とせず会議を進行させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は図形
表示装置(2)のブロック図、第3図は従来の電子会議
システムのブロック図である。 350……図形表示装置 360……識別子検出部 370a、370b……動画複号化部 371a……描画複号化部 371b……静止画複号化部 372a……描画再生処理部 372b……静止画再生処理部 380……フレームメモリ部 385……表示制御部 390……図形表示部
フロントページの続き (72)発明者 中村 升一 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内 (72)発明者 坂野 弘和 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内 (72)発明者 藍原 政芳 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭59−80080(JP,A) 特開 昭59−80079(JP,A) 特開 昭58−75985(JP,A) 実開 昭50−27726(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】描画データ・静止画データ・動画データ・
    可聴音データを入力する入力系と、描画データ・静止画
    データ・動画データ・可聴音データを出力する出力系
    と、遠隔地点との間でこれらのデータの伝送制御を行う
    伝送系と、前記入力系・出力系・伝送系の制御を行う制
    御系とからなる会議ユニットシステムを回線を介して複
    数個接続した電子会議システムにおいて、 描画データ・静止画データ・動画データの画像データに
    付加されて入力され、 a.入力された画像データが描画データか静止画データか
    を識別するためのデータ識別情報、 b.入力された画像データが自会議ユニットから入力され
    たデータかあるいは相手会議ユニットから入力されたデ
    ータかを識別するためのアドレス情報、 c.入力された動画データが前記入力系の中のいずれより
    入力されたかを示す動画データ識別情報、 のうち少なくともいずれかの情報を含む制御情報を検出
    する制御情報検出手段と、 前記描画データ・静止画データ・動画データの画像デー
    タの復号化を行う復号化部と、 復号化された前記画像データを一時記憶し、記憶された
    前記画像データを合成するフレームメモリ部と、 前記フレームメモリ部に記憶される画像データを表示す
    る図形表示部と、 前記制御情報検出手段で検出された前記制御情報に基づ
    いて、前記フレームメモリ部に対して前記図形表示部の
    同一画面上に描画と静止画、自会議ユニットと相手会議
    ユニットのうち少なくとも2ユニットの動画または静止
    状態の動画を、前記図形表示部の同一画面上に同時か選
    択的に複数分割表示または重ね合わせ表示するための表
    示制御を行う表示制御部 とからなることを特徴とする電子会議システム。
JP61043158A 1986-02-28 1986-02-28 電子会議システム Expired - Lifetime JPH0738718B2 (ja)

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JPS62200888A JPS62200888A (ja) 1987-09-04
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JPH01157659A (ja) * 1987-12-15 1989-06-20 Iwatsu Electric Co Ltd 電話会議装置
JP2771858B2 (ja) * 1989-08-23 1998-07-02 富士通株式会社 多画面合成装置

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JPS62200888A (ja) 1987-09-04

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