JP3436043B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP3436043B2
JP3436043B2 JP03161597A JP3161597A JP3436043B2 JP 3436043 B2 JP3436043 B2 JP 3436043B2 JP 03161597 A JP03161597 A JP 03161597A JP 3161597 A JP3161597 A JP 3161597A JP 3436043 B2 JP3436043 B2 JP 3436043B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プロセッサに与え
るプログラムを切り替えることにより映像信号や音声信
号やデータ信号などの信号処理を複数、効率よく行う信
号処理装置に関するものである(国際特許分類 H04
N 5/44)。 【0002】 【従来の技術】従来、ディジタルシグナルプロセッサを
制御して信号処理を行う受信装置として、例えばテレビ
ジョン受像機においては特開平4−172885号公報
にその構成が示されている。このテレビジョン受像機の
構成を図12に示し、その動作を簡単に説明する。 【0003】このテレビジョン受信機は、第263ライ
ン目に切替信号が挿入されている映像信号を受信するも
のである。図12において、入力端子1を介して入力さ
れる映像信号はプログラム切り替え部4のラッチ回路6
に入力されると共に、同期分離回路2に与えられて同期
信号が分離される。タイミング回路5は同期信号によっ
て映像信号の263ラインを示すタイミング信号をプロ
グラムカウンタ7に与える。カウンタ7はタイミング回
路5から出力されたタイミング信号によってプログラム
記憶部9、10のアドレスを発生する。 【0004】一方、ラッチ回路6はタイミング回路5か
らの信号により制御され、入力された映像信号の263
ライン目ををラッチする。 【0005】映像信号に切替信号が挿入されていない場
合は、ラッチ回路6からは”L”の制御信号が、一方、
切替信号が挿入されている場合は”H”の制御信号がそ
れぞれセレクト回路8に出力される。この場合には、こ
うして記憶部9または記憶部10の所定のプログラムが
ディジタルシグナルプロセッサ3に与えられ、そのプロ
グラムに応じた映像信号処理がなされ、放送局側で意図
した映像を表示できるようにする。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このテレビジョン受信
機においては、放送局からの映像信号に含まれる切替信
号を検出することによりDSP3に与えるプログラムを
切替え、自動的に映像信号処理がなされている。このよ
うな構成は、入力信号の種類によるプロセッサのプログ
ラムの切り替えのタイミングは放送局から送られる切替
信号に応じてなされるものであり、映像信号処理で信号
処理が行われない垂直または水平ブランキング期間を有
効に使えず効率がよくない。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の信号処理装置は、プロセッサの入力または出力
または両方にバッファメモリを持ち、映像信号の垂直ま
たは水平ブランキング期間に映像信号の信号処理とは異
なる別の演算処理を行うものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明は、演算内容をプログラマ
ブルに切り替えることのできるプロセッサを備える信号
処理装置において、前記プロセッサは映像信号の信号処
理を行うと共に前記映像信号の信号処理を行っていない
期間に処理プログラムを切り替えて別の信号の演算処理
を行う事を特徴とする信号処理装置に関するものであ
る。 【0009】また、n個のデジタルデータ入力端子と、
前記データ入力端子から入力されたデータを一時的に蓄
える(n−1)個のバッファメモリと、n入力端子の内
の1つと(n−1)個の第一のバッファメモリを切り替
えるセレクタと、信号処理をプログラマブルに切り替え
ることのできるプロセッサと、前記プロセッサの出力信
号を蓄える(n−1)個の第二のバッファメモリと、前
記第二のバッファメモリと前記プロセッサの出力信号を
出力するn個の出力端子と、前記セレクタを制御する制
御回路とを備え、前記n個のデータ入力のうち1つがデ
ィジタル化された映像信号で、その他(n−1)個の入
力信号を前記ディジタル化された映像信号の水平ブラン
キング期間または垂直ブランキング期間に演算し、前記
n個のデータのそれぞれの処理期間に前記プロセッサの
プログラムを切り替えることを特徴とする信号処理装置
に関するものである。 【0010】また、本発明は入力された音声信号を映像
信号の水平ブランキング期間または垂直ブランキング期
間に時間的に圧縮して記憶する第一のバッファメモリ
と、前記映像信号と前記第一のバッファメモリの出力と
を切り替える切替装置と、演算内容をプログラマブルに
切り替えて前記切替装置から入力される前記映像信号又
は音声信号を信号処理するプロセッサと、前記プロセッ
サで信号処理された音声信号を時間的に通常のレートに
変換して記憶する第二のバッファメモリとを備え、前記
プロセッサは前記映像信号の水平ブランキング期間また
は垂直ブランキング期間に音声信号処理用のプログラム
に切り替えて入力された音声信号を処理することを特徴
とする信号処理装置に関するものである。 【0011】本発明は、演算内容をプログラマブルに切
り替え入力されたビットストリームデータをデコードす
る第一のプロセッサと、前記第一のプロセッサの出力を
蓄えるバッファメモリと、演算内容をプログラマブルに
切り替えることのできる第二のプロセッサとを備え、前
記第一のプロセッサは演算内容をプログラマブルに切り
替えて入力されたビットストリームデータの中に含まれ
る圧縮された動画像データと静止画データとをそれぞれ
デコードし、デコードされた動画データは前記第2のプ
ロセッサに出力し、デコードされた静止画データは前記
バッファメモリに出力し、前記第二のプロセッサにおい
て前記第一のプロセッサでデコードされた動画像信号と
前記バッファメモリに記憶されるデコードされた静止画
データを合成して出力することを特徴とする映像信号処
理装置に関するものである。 【0012】本発明は、ディジタルのビットストリーム
データを蓄える第一のバッファメモリと、演算内容をプ
ログラマブルに切り替えることのできるプロセッサと、
前記プロセッサにダウンロードするプログラムを記憶す
るプログラム記憶手段と、前記プロセッサからの出力を
蓄える第二のバッファメモリと、前記第一のバッファメ
モリの出力と前記第二のバッファメモリからの出力信号
とを切り替える切替装置とを備え、前記プロセッサは演
算内容をプログラマブルに切り替えて映像信号の水平ブ
ランキング期間または垂直ブランキング期間にビットス
トリームデータをデコードすることを特徴とする信号処
理装置に関するものである。 【0013】本発明は、ディジタルのビットストリーム
データを蓄える第一のバッファメモリと、演算内容をプ
ログラマブルに切り替えることのできるプロセッサと、
前記プロセッサの出力を蓄え前記プロセッサに出力する
第二のバッファメモリ及び第三のバッファメモリとを備
え、前記プロセッサは演算内容をプログラマブルに切り
替えて映像信号の水平ブランキング期間または垂直ブラ
ンキング期間に入力されたビットストリームデータに含
まれる動画データと静止画データのデコードし、デコー
ドされた動画データは前記第二のバッファメモリに出力
し、デコードされた静止画データは前記第三のバッファ
メモリに出力され、前記プロセッサにおいて演算内容を
切り替えて前記第二のバッファメモリと前記第三のバッ
ファメモリからの出力を合成して出力することを特徴と
する信号処理装置に関するものである。 【0014】以下にそれぞれの実施の形態例を図面を用
いて具体的に説明する。 (実施の形態1)以下、本発明の第1の実施の形態例に
ついて図1、図2を用いて説明する。図1は本願発明の
信号処理装置の一構成例を示す図面であり、図2はその
動作を説明するためのタイミングチャートである。ま
た、以下の説明において記すnは任意の整数である。 【0015】図1において、10は映像信号入力端子、
11は音声等の(n−1)個のデータ入力端子、12は
映像信号入力端子10から入力された映像信号に同期し
た垂直及び水平同期信号が入力される入力端子、13は
データ入力端子11から入力されるデータを記憶する
(n−1)個の第一のバッファメモリ、14は映像信号
入力端子10からの入力信号と第一のバッファメモリ1
3の出力を切り替える切替装置、15は入力される信号
を演算するプロセッサである。 【0016】17はプロセッサ15のプログラムを格納
するプログラムROM、20はプロセッサ15の出力信
号を一時的に記憶する(n−1)個の第二のバッファメ
モリ、18は映像信号入力端子10から入力した映像信
号をプロセッサ15で演算した結果を出力する映像信号
出力端子、19は(n−1)個のデータ入力端子11か
ら入力した信号をプロセッサ15で演算子した結果をそ
れぞれ出力する(n−1)個のデータ出力端子、16は
第一のバッファメモリ13の制御及び切替装置14の制
御及びプロセッサ15の制御を行い、さらにプログラム
ROM17のダウンロード制御と第二のバッファメモリ
20を制御する制御装置である。 【0017】次に図1及び図2を用いてその動作を説明
する。図1の同期信号入力端子12から入力する垂直同
期信号を図2(a)に、図1の映像信号入力端子10か
ら入力される映像信号を図2(b)に示す。図2(c)
は図1のプロセッサ15の演算内容を示す。映像信号が
変調されている部分においては入力端子10から入力す
る映像信号の信号処理(以降、第一の処理と記す)が行
われ、また映像信号の垂直同期信号部分、すなわち映像
信号が変調されていない部分であるブランキング期間に
は、有効な映像信号は存在しないため別の処理が行われ
る。 【0018】図2(d)、図2(e)に図2(c)の垂
直ブランキング期間の拡大図を示す。入力端子12から
入力された垂直同期信号により垂直ブランキング期間に
入ることが検出されると、データ入力端子11から入力
されるデータための演算プログラムがプログラムROM
17よりプロセッサ15にダウンロードされる。 【0019】プログラムは、第一のバッファメモリ13
に入力されるデータ信号に応じて、そのプログラムの種
類が適応的にダウンロードされる。データ入力端子11
から入力される信号は図示していない検出手段により検
出し、その検出結果が制御装置16に伝えられ、プログ
ラムROM17にデータに応じたプログラムがプロセッ
サ15に出力されるように制御される。 【0020】また、第一のバッファメモリ13に蓄積し
ていた信号を読み出し、信号切替装置14で選択された
信号がプロセッサ15に入力され、信号の演算処理が行
われる信号切替装置14はその制御は第1のバッファメ
モリに入力される信号に応じて、その切替の制御が行わ
れる。 【0021】プロセッサ15において第一のバッファメ
モリ13の内のn番目のデータ信号の信号処理が完了す
ると、制御装置16はプログラムROM17に、第一の
処理、すなわち映像信号の信号処理のためにそのプログ
ラムをプロセッサ15にダウンロードするように制御す
る。従って、プロセッサ15は垂直ブランキング期間が
終了すると、映像信号入力端子10から入力される映像
信号の演算を再び開始する。 【0022】プロセッサ15により演算処理された映像
信号は映像信号出力端子18に出力される。また垂直ブ
ランキング期間に演算処理されたデータ信号は、それぞ
れの信号に応じて第2のバッファメモリ20に各々入力
される。このプロッセサ15の出力制御も制御装置16
によってコントロールされている。また、制御装置16
からの信号により第2のバッファメモリ20からの出力
は、映像信号出力端子18から出力される映像信号の出
力のタイミングに応じて制御されるものである。また
は、映像信号に影響を受けないで出力され信号であって
もよい。 【0023】以上の構成により、垂直ブランキング期間
中にプロセッサに与えるプログラムを入力される信号に
応じて切替え、映像信号の信号処理がなされない垂直ブ
ランキング期間中に、そのほかの入力信号の信号処理を
を行う事が可能となる。 【0024】本実施の形態においては、映像信号の垂直
ブランキング期間についての動作例を説明したが、垂直
ブランキング期間に限るものではなく、水平ブランキン
グ期間もしくは水平ブランキング期間と垂直ブランキン
グ期間双方に同様の動作を行うものも含むものである。 【0025】また、本発明はライン単位で演算を行うプ
ロセッサに対して、映像信号のラインでの演算が終わっ
た後の期間に前記と同様の動作を行うものも含むもので
ある。 【0026】また、本発明は映像信号入力端子10が複
数個ある場合にも、その複数の映像信号を切り替える手
段を備え、各々の映像信号に対応して、そのブランキン
グ期間に他のデータ入力信号の演算処理を行うことがで
きるものである。 【0027】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態例について図3を用いて説明する。図3は第2
の実施の形態である信号処理装置の構成図であり、図4
はその構成図の動作を示すタイミングフローチャートで
ある。 【0028】図3において、30は映像信号入力端子、
31は音声信号入力端子、32は映像信号に30に同期
した垂直及び水平同期信号入力端子、33は音声信号入
力端子31から入力されるデータを記憶する第一のバッ
ファメモリ、34は映像信号入力端子30からの入力信
号とバッファメモリ33の出力信号を切り替える切替装
置、35は入力される信号を演算するプロセッサ、37
はプロセッサ35のプログラムを格納するプログラムR
OM、38はプロセッサの出力信号を一時的に記憶する
第二のバッファメモリ、39は映像信号入力端子30か
ら入力した映像信号をプロセッサ35で演算した結果を
出力する映像信号出力端子、40は音声信号入力端子か
31ら入力した音声信号をプロセッサ35で演算した結
果をそれぞれ出力する音声信号出力端子、36は第一の
バッファメモリ33、切替装置34、プロセッサ35及
び第二バッファメモリ38の制御、またプログラムRO
M37のダウンロード制御を行う制御装置である。 【0029】次に図3及び図4を用いてその動作を説明
する。図3の同期信号入力端子32から入力する垂直同
期信号を図4(a)に、図3の映像信号入力端子30か
ら入力される映像信号を図4(b)に、図3の音声信号
入力端子31から入力される音声信号を図4(c)に示
す。 【0030】図4(e)はプロセッサ35の演算内容を
示すが、映像信号部分は映像信号入力端子30から入力
する映像信号の処理(以降、第1の処理と記す)を行う
が、映像信号の垂直同期信号部分にはブランキング期間
があり、そのブランキング部分には有効な映像信号は存
在しないため、プロセッサ35はその期間ば別の演算処
理を行う。垂直ブランキング期間に入ると、図3の音声
信号入力端子31から入力される音声信号ための演算プ
ログラム(以降、第2の処理と記す)がプログラムRO
M37よりプロセッサ35にダウンロードされ、第一の
バッファメモリ33に蓄積していた信号を図4(d)の
タイミングで読み出し、信号切替装置34で選択された
音声信号がプロセッサ35で演算が行われる。 【0031】垂直ブランキング期間の第2の処理が完了
すると、制御装置36は、再び第1の処理のためのプロ
グラムを図3の37のプログラムROMからプロセッサ
35にダウンロードするように制御し、垂直ブランキン
グ期間が完了するとプロセッサ35は映像信号入力端子
30から入力される映像信号の演算を開始する。 【0032】プロセッサ35によって演算処理された映
像信号は映像信号出力端子39に出力される。またブラ
ンキング期間にプロセッサ35において演算処理された
音声信号は第2のバッファメモリ32に出力され、バッ
ファメモリ32に記録される。制御装置36により、映
像信号出力端子39から出力される映像信号に同期をと
るように第二のバッファメモリ38から音声信号が出力
されるように制御される。 【0033】以上の構成により、映像信号の垂直ブラン
キング期間に音声信号を行う事が可能となり、音声信号
処理回路を削減できるとともに、映像信号の信号処理の
行われていないときに音声信号の信号処理がなされるた
め、回路規模を小さくできると共に効率よく信号処理が
なされるものである。。 【0034】本実施の形態においては垂直ブランキング
期間における音声信号の信号処理について説明したが、
水平ブランキング期間もしくは水平ブランキング期間と
垂直ブランキング期間双方に前記と同様の動作を行うも
のであってもよい。 【0035】また本発明はライン単位で演算を行うプロ
セッサに対して、映像信号のラインでの演算が終わった
後の期間に前記と同様の動作を行うものも含むものであ
ってもよい。 【0036】また本発明は30の映像信号入力端子及び
31の音声信号入力端子が複数個あるものであってもよ
い。 【0037】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態例について図5、図6を用いて説明する。図5
は第3の実施の形態例である信号処理装置の構成例であ
り、図6はその信号処理装置の動作例を示す図である。 【0038】図5において、50は動画データや音声デ
ータや静止画データ等が圧縮され多重されているビット
ストリームデータ入力端子、51は第一のプロセッサ、
53は第一のプロセッサ51のプログラムを格納する第
一のプログラムROM、55は第一のプロセッサ51が
演算した静止画データを記憶するバッファメモリ、56
は第一のプロセッサ51が演算した動画データとバッフ
ァメモリ55が蓄えている静止画データを合成処理する
第二のプロセッサ、57は第二のプロセッサ56にダウ
ンロードするプログラムを格納するプログラムROM、
58は映像信号出力端子、54は第一のプロセッサ5
1、第一のプログラムROM53、第二のプロセッサ5
6、バッファメモリ55及び第2のプログラムROM5
7を制御する制御装置である。 【0039】次に図5及び図6及び図7を用いてその動
作を説明する。図7はこの信号処理装置によって信号処
理された時の画像表示手段上の画面の表示形態を示す図
である。 【0040】ビットストリームデータ入力端子50から
入力されるビットストリームデータを図6(a)に示
す。図6(b)は第一のプロセッサ51の演算内容を示
す。第1のプロセッサ51は、ビットストリームデータ
のうち大半を占める動画処理を中心に信号処理を行う。
信号処理された動画は第1のプロッセサ51から出力さ
れ、第二のプロセッサ56に入力される。第1のプロッ
セサは動画処理がなされない期間に静止画データの処理
を行われる。ビットストリームのうちの動画以外の部分
を検出手段により検出し、そのときに第1のプログラム
ROMから静止画の信号処理用のプログラムを第1のプ
ロセッサに出力するよう制御装置54がコントロールす
る。信号処理された静止画の信号は、制御装置54によ
りバッファ55に出力され、バッファ55に記録され
る。その結果を図6(d)に示す。 【0041】静止画データ処理が終了したら、図6
(e)に示すようにバッファメモリ55から静止画のデ
ータを出力し、第二のプロセッサ56に入力するように
制御装置54により制御される。第2のプロセッサ56
においては、第1プロセッサからの動画データと、バッ
ファ55からの静止画データとを入力し、第2のプログ
ラムRON57から入力されるプログラムに従って合成
される。 【0042】図7(a)に2画面表示の例(b)にPO
P表示の例(c)にPIP表示の例を示す。すなわち第
2のプログラムROM57から、動画と静止画を、左右
2画に表示するプログラムがダウンロードされる場合に
は、図7(a)に記すように合成される。またPout
P形式、すなわち動画の画像の外側に静止画が表示され
るプログラムがダウンロードされている場合には図7
(b)のように合成され、PinP形式、すなわち動画
の画像の中に静止画が表示されている形式のプログラム
がダウンロードされている場合には、図7(c)に示す
ように合成される。 【0043】以上の構成により、ビットストリームに含
まれる動画信号のデコード処理の空いた時間にビットス
トリームデータに含まれる静止画データのデコードを行
う事が可能となり静止画データのデコード回路を削減で
きるとともに効率のよい信号処理を行うことができる。 【0044】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態例について図8、図9を用いて説明する。図8
は第4の実施の形態例である信号処理装置の構成例であ
り、図9はその信号処理装置の動作例を示す図である。 【0045】図8において、71は動画データや音声デ
ータ等が圧縮多重されているビットストリームデータの
入力端子、72はビットストリーム入力端子71より入
力したビットストロームデータを格納する第一のバッフ
ァメモリ、73は第一のバッファメモリ72の出力と、
後述する第二のバッファメモリ77の出力とを切り替え
る切替装置、74は演算を行うプロセッサ、77はプロ
セッサ74が演算信号処理により伸張した画像データを
一時的に蓄える第二のバッファメモリ、78はプロセッ
サ74から出力される映像信号の映像信号出力端子、7
5はプロセッサ74にダウンロードされるプログラムを
格納するプログラムROM、76はプロセッサ74、プ
ログラムROM75、第一のバッファメモリ72、第二
のバッファメモリ7および切替装置73を制御する制御
装置である。 【0046】次に図8及び図9を用いてその動作を説明
する。図8のビットストリームデータ入力端子71から
入力されるビットストリームデータより、図8の制御装
置76で映像信号の同期信号を検出する。ビットストリ
ームデータ入力端子71から入力されるビットストリー
ムデータ(図9(a))は、第一のバッファメモリ72
に入力される。入力されたビットストリームデータは、
図9(b)に示すように制御装置76において検出され
た同期信号の垂直ブランキング期間に高速に読み出され
てプロセッサ74に入力される、プロセッサ74では、
入力されたビットストリームデータを画像伸張するよう
に信号処理が行われる。 【0047】伸張されたデータは図9(c)に示すよう
に、垂直ブランキング期間に第二のバッファメモリ77
に高速に書き込まれ、また制御装置76で検出した同期
信号に従って正式な映像期間に読み出される(図9
(d))。 【0048】第二のバッファメモリ77から読み出され
たデータは、切替装置73により選択され、再びプロセ
ッサ74に入力される。プロセッサ74においてはプロ
グラムROM75からダウンロードされた新たなプログ
ラムにより、バッファメモリ77からの信号を再処理を
行う。例えば、スキャンコンバートや画質補正などの映
像信号処理が行われる。このように再びプロセッサ74
において信号処理された映像信号は、映像信号出力端子
78より出力される。 【0049】以上の構成により、圧縮された映像信号の
伸張処理と、伸張した後の映像信号のスキャンコンバー
ト処理や画質補正処理などを同一のプロセッサ74で実
現できるため、それぞれの信号処理回路を備える必要が
なく、回路規模の小さな信号処理装置を実現できる。 【0050】また本実施の形態例では出力映像信号の垂
直ブランキング期間について説明したが、水平ブランキ
ング期間もしくは水平ブランキング期間と垂直ブランキ
ング期間双方に前記と同様に画像伸張動作を行うもので
あってもよい。 【0051】また、本実施の形態例ではライン単位で演
算を行うプロセッサに対して、映像信号のラインでの演
算が終わった後の期間に前記と同様に画像伸張動作を行
うものであってもよい。 【0052】また本実施の形態例のプロセッサではビッ
トストリームデータに含まれる音声信号も74のプロセ
ッサで処理し、出力するものであってもよい。 【0053】(実施の形態5)以下、本発明の第5の実
施の形態例について図10、図11を用いて説明する。
図10は第5の発明の実施の形態例である信号処理装置
の構成図であり、図11はその信号処理装置の動作を示
すためのタイミングチャートである。 【0054】図10において、91は動画データや音声
データや静止画データ等が圧縮多重されているビットス
トリームデータ入力端子、92はビットストリーム入力
端子よ91より入力したビットストロームデータを格納
する第一のバッファメモリ、93は第一のバッファメモ
リ92を後述の第二のバッファメモリ97の出力を切り
替える切替装置、94は演算を行うプロセッサ、97は
プロセッサ94が伸張した動画画像データを一時的に蓄
える第二のバッファメモリ、98はプロセッサ94で伸
張した静止画データを格納するバッファメモリ、99は
映像信号出力端子、95はプロセッサ94のプログラム
を格納するプログラムROM、96はプロセッサ94、
プログラムROM95、第一のバッファメモリ92、第
二のバッファメモリ97、第3のバッファメモリ98及
び切替装置93を制御する制御装置である。 【0055】次に図10及び図11を用いてその動作を
説明する。図10の91のビットストリームデータ入力
端子から入力されるビットストリームデータより、図1
0の96の制御装置で映像信号の同期信号を検出し後述
の制御を行う。図10のビットストリームデータ入力端
子91から入力されるビットストリームデータが図11
(a)で、図10の第一のバッファメモリ92に入力さ
れる。入力されたビットストリームデータは、図11
(b)に示すように制御装置96で検出した同期信号の
垂直ブランキング期間に高速に読み出され、プロセッサ
94でビットストリームに含まれる動画データの伸張処
理と静止画データの伸張処理が行われる。このときプロ
セッサ94にはプログラムROM95から動画データの
伸張処理と静止画データの伸張処理のためのプログラム
がダウンロードされている。 【0056】伸張された動画像データは図9(c)に示
すように第二のバッファメモリ97に高速に書き込ま
れ、制御装置96で検出した同期信号に従って正式な映
像期間に読み出される(図11(d))。 【0057】伸張された静止画像データは図9(e)に
示すように第三のバッファメモリ98に高速に書き込ま
れ、制御装置96で検出した同期信号に従って正式な映
像期間に読み出される(図11(f))。第二のバッフ
ァメモリ97から読み出されたデータは、切替装置93
により選択され再度プロセッサ94に入力され、第三の
バッファメモリ98から入力されたデータと合成処理を
行ったり、スキャンコンバートや画質補正などの映像信
号処理が行われる。このときプロセッサ94にはプログ
ラムROM95からデータの合成処理またはスキャンコ
ンバートや画質補正などの映像信号処理のためのプログ
ラムがダウンロードされている。このゆにプロセッサ9
4で処理された信号は、制御装置96からの信号に応じ
て映像信号出力端子99へ出力される。 【0058】プログラムROM95からプロセッサ94
へのプログラムのダウンロードは、その信号の処理に応
じて逐次制御信号96からの信号でコントロールされて
いる。 【0059】本実施の形態例の信号処理装置において
も、画像表示手段上の画面の形態は、図7に記すように
なる。図7(a)に2画面表示の例、図7(b)にPO
P表示の例、図7(c)にPIP表示の例を示す。 【0060】以上の構成により、圧縮された映像信号の
伸張処理と、伸張した後の映像信号の2画面処理やスキ
ャンコンバート処理や画質補正処理を同一のプロセッサ
で実現でき、それぞれの信号処理のための手段を備える
ことなく回路規模の小さい信号処理装置を提供すること
が可能である。 【0061】また本実施の形態では入力された映像信号
の垂直ブランキング期間における信号処理について説明
したが、その他水平ブランキング期間もしくは水平ブラ
ンキング期間と垂直ブランキング期間双方に前記と同様
に画像伸張動作を行うものであってもよい。 【0062】また本発明はライン単位で演算を行うプロ
セッサに対して、映像信号のラインでの演算が終わった
後の期間に前記と同様に画像伸張動作を行うものもであ
ってもよい。 【0063】また本発明のプロセッサでビットストリー
ムデータに含まれる音声信号も94のプロセッサで処理
し、出力するものであってもよい。 【0064】 【発明の効果】以上のように本発明の第一の発明の信号
処理装置によれば、映像信号処理を行うプロセッサの映
像信号の垂直及び水平のブランキング期間に、別の信号
処理を行わせることにより、ハード規模の削減が行われ
る。 【0065】また本発明の第二の発明の信号処理装置に
よれば、例えばテレビジョン受信機などの映像と音声の
処理がひつようなものにたいして回路規模の削減と、プ
ロセッサ化により高機能の音声処理が実現できる。 【0066】また本発明の第三の発明の信号処理装置に
よれば、たとえばディジタル放送で多重されてくる動画
データと静止画データの伸張処理を1つのプロセッサで
実現できる。 【0067】また本発明の第四の発明の信号処理装置に
よれば、ディジタル放送やディジタル蓄積メディアなど
の伸張処理とスキャンコンバートや画質補正等の映像信
号処理が1つのプロセッサで実現できる。 【0068】また本発明の第五の発明の信号処理装置に
よれば、ディジタル放送やディジタル蓄積メディアなど
の動画データと静止画データの伸張処理とスキャンコン
バートや画質補正や2画面処理等の映像信号処理が1つ
のプロセッサで実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態例である信号処理装
置の構成を示す図 【図2】同信号処理装置のタイミングチャートを示す図 【図3】本発明の第2の実施の形態例である信号処理装
置の構成を示す図 【図4】同信号処理装置のタイミングチャートを示す図 【図5】本発明の第3の実施の形態例である信号処理装
置の構成を示す図 【図6】同信号処理装置のタイミングチャートを示す図 【図7】同信号処理装置による信号処理された映像信号
の画像表示例を示す図 【図8】本発明の第4の実施の形態例である信号処理装
置の構成を示す図 【図9】同信号処理装置のタイミングチャートを示す図 【図10】本発明の第5の実施の形態例である信号処理
装置の構成を示す図 【図11】同信号処理装置のタイミングチャートを示す
図 【図12】従来の信号処理装置の構成を示す図 【符号の説明】 10、30 映像信号入力端子 11 データ入力端子 12、32 同期信号入力端子 13、33、72、92 第一のバッファメモリ 14、34、73、93 切替装置 15、35、74、94 プロセッサ 16、36、54、76、96 制御装置 17、37、75、95 プログラムRAM 18、39、58、78,99 映像信号出力端子 19 データ出力端子 20、38、77、97 第二のバッファメモリ 31 音声信号入力端子 50、71、91 ビットストリームデータ入力端子 51 第一のプロセッサ 53 第一のプログラムROM 56 第二のプロセッサ 57 第二のプログラムROM 98 第三のバッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 - 5/46 H04N 5/60

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディジタルのビットストリームデータを
    蓄える第一のバッファメモリと、演算内容をプログラマ
    ブルに切り替えることのできるプロセッサと、前記プロ
    セッサにダウンロードするプログラムを記憶するプログ
    ラム記憶手段と、前記プロセッサからの出力を蓄える第
    二のバッファメモリと、前記第一のバッファメモリの出
    力と前記第二のバッファメモリからの出力信号とを切り
    替える切替装置とを備え、前記第一のバッファメモリは
    ビットストリームデータを映像信号のブランキング期間
    に時間軸圧縮し、前記プロセッサは映像信号の映像期間
    とブランキング期間とで演算内容をプログラマブルに切
    り替えて映像信号のブランキング期間にビットストリー
    ムデータをデコードし、前記第二のバッファメモリは前
    記プロセッサの出力を時間軸伸張し、前記切替装置は映
    像期間には前記第二のバッファメモリの出力を、ブラン
    キング期間には前記第一のバッファメモリの出力に切り
    替えて出力することを特徴とする信号処理装置。
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