JPH0738658U - 吸気マニホールド - Google Patents

吸気マニホールド

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JPH0738658U
JPH0738658U JP6773193U JP6773193U JPH0738658U JP H0738658 U JPH0738658 U JP H0738658U JP 6773193 U JP6773193 U JP 6773193U JP 6773193 U JP6773193 U JP 6773193U JP H0738658 U JPH0738658 U JP H0738658U
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branch pipe
surge tank
intake manifold
tank portion
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季之 金丸
耕一郎 吉竹
豊 竹山
日出夫 山路
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Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐管の折損による燃料洩れを防止し、かつ
一部の破損エネルギーで衝突エネルギーを吸収して乗員
保護を図る。 【構成】 サージタンク部2とこのサージタンク部2か
らシリンダヘッド5の一側面に向けて湾曲して延出され
た分岐管部3とを有する吸気マニホールド1において、
分岐管部3のシリンダヘッド5との接続部近傍位置とサ
ージタンク部2近傍位置との間にステー12を介装する
とともに、分岐管部3の中間部を車体8又はエンジン本
体に固定した支持ブラケット7にて支持し、分岐管部3
の中間部とサージタンク部2の間にリブ13を設けかつ
サージタンク部2とステー12固定位置との間でリブ1
3に切欠14を設け、この切欠14部分で破壊させるこ
とにより燃料洩れを防止し、破壊エネルギーにて衝突エ
ネルギーを吸収する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用エンジンにおける吸気マニホールドに関し、特に前方からの 衝突時に燃料洩れを防止しながら衝撃吸収機能を発揮できる吸気マニホールドに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用エンジンの吸気マニホールドにおいて、例えば実開平4−11 1552号公報には、吸気マニホールドの剛性を高め、分岐管の亀裂や破損を防 止するために、ステーにて補強することが開示されている。また、実開平4−3 4455号公報には分岐管の外面に補強リブを設けたものが開示されている。
【0003】 また、このように吸気マニホールドをステーや補強リブにて補強してその剛性 を高めることにより、衝突時に吸気マニホールドの分岐管が破損して燃料洩れが 発生するのを防止することが考えられる。その一例を図4を参照して説明する。
【0004】 図4において、21は、サージタンク部22とこのサージタンク部22からシ リンダヘッド25の一側面に向けて湾曲して延出された分岐管部23とを有する 吸気マニホールドであり、分岐管部23のシリンダヘッド25との接続部近傍位 置とサージタンク部22とがステー24にて連結され、分岐管部23の中間部が 支持ブラケット26にて車体27又はエンジン本体にて支持され、また分岐管部 23の中間部の外面に分岐管部23の長手方向に延びる補強リブ28が突設され 、さらに必要に応じて分岐管部23の肉厚が厚くされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の如く吸気マニホールド21の剛性を高めると、衝突時に その分岐管部23の折損による燃料洩れの恐れは無くすことができるが、特に軽 自動車のように小さい車では、衝突時のエンジン本体の移動に伴って吸気マニホ ールド21が車室前部のカウル部に剛性を保ったまま衝突し、カウル部が破壊し て車室内に大きく侵入する恐れがあるという問題がある。
【0006】 そこで、乗員保護を重視して吸気マニホールド21の剛性を小さくすれば、燃 料洩れの恐れが生じることになり、乗員保護と吸気マニホールド21の折損によ る燃料洩れ防止の両立を図ることができないという問題があった。
【0007】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、分岐管の折損による燃料洩れを防 止でき、かつ一部の破壊エネルギーで衝突エネルギーを吸収して乗員保護を図る ことができる吸気マニホールドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、サージタンク部とこのサージタンク部からエンジン本体の一側面に 向けて湾曲して延出された分岐管部とを有する吸気マニホールドにおいて、分岐 管部のエンジン本体との接続部近傍位置とサージタンク部近傍位置との間にステ ーを介装するとともに、分岐管部の中間部を車体又はエンジン本体に固定した支 持ブラケットにて支持し、分岐管部の中間部とサージタンク部の間にリブを設け 、かつサージタンク部とステー固定位置との間でリブに切欠を設けたことを特徴 とする。
【0009】
【作用】
本考案によれば、分岐管部の中間部が支持ブラケットを介して車体又はエンジ ン本体にて支持されるとともに、サージタンク部近傍部分がエンジン本体との接 続部近傍位置とステーにて連結されているので、分岐管部の特にエンジン本体と の接続部の剛性を高くでき、前方からの衝突時に分岐管部がエンジン本体との接 続部で折損する恐れを無くすことができ、このエンジン本体との接続部に配設さ れた燃料噴射装置からの燃料洩れを防止することができ、しかも分岐管部の中間 部とサージタンク部の間にリブを設けかつサージタンク部とステー固定位置との 間でリブに切欠を設けているので、前方からの衝突によるエンジン本体の移動に 伴ってサージタンク部が車体のカウル部が衝突すると、切欠への応力集中により その部分で破損し、その破壊エネルギーにて衝突エネルギーを吸収でき、乗員の 保護を図ることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1〜図3を参照して説明する。
【0011】 1は吸気マニホールドで、サージタンク部2と、このサージタンク部2からエ ンジン本体を構成しているシリンダヘッド5の一側面に向けて湾曲して延出され た複数の分岐管3a、3b、3cから成る分岐管部3とを備えている。4は分岐 管部3の先端に設けられたシリンダヘッド5に対する取付フランジである。分岐 管部3における適宜分岐管3a、3bの中間湾曲部外周側に支持片6が突設され 、車体8側に装着された支持ブラケット7にて支持されている。この支持ブラケ ット7はシリンダブロック(図示せず)等のエンジン本体に装着してもよい。
【0012】 分岐管部3の各分岐管3a、3b、3cの中間湾曲部内周側には、支持ブラケ ット7による支持位置から分岐管3a、3b、3cの長手方向両側に向けて補強 リブ9が突設されている。また、分岐管部3のシリンダヘッド5に対する取付フ ランジ4の一側部に取付突部10が設けられ、一側の分岐管3cのサージタンク 部2との接続部近傍位置の外側に取付座11が設けられ、取付突部10と取付座 11とがステー12にて連結されている。
【0013】 また、各分岐管3a、3b、3cの中間湾曲部外周側にその湾曲部近傍からサ ージタンク部2にわたってリブ13が突設され、かつサージタンク部2とステー 12の固定位置との間の位置でこのリブ13に切欠14が形成されている。この 切欠14は、図2に詳細に示すように、開き角θが90°以下、深さhがリブ1 3の高さをHとして、h=H/2〜Hとするのが好ましい。
【0014】 以上の構成において、分岐管部3の中間部が支持ブラケット7を介して車体8 又はエンジン本体にて支持されるとともに、サージタンク部2の近傍部分がシリ ンダヘッド5との接続部近傍位置とステー12にて連結されているので、分岐管 部3、特にそのシリンダヘッド5との接続部の剛性を高くできる。従って、前方 からの衝突時のエンジン本体の移動に伴ってサージタンク部2が車室前部のカウ ル部(図示せず)に衝突して、図1に白抜矢印で示すように大きな外力Fが作用 したとしても、分岐管部3がシリンダヘッド5との接続部で折損する恐れを無く すことができ、各分岐管3a、3b、3cのシリンダヘッド5との接続部に配設 された燃料噴射装置(図示せず)から燃料が洩れ出すのを確実に防止することが でき、エンジンルームからの火災発生を防止できる。
【0015】 しかも、分岐管部3の中間部とサージタンク部2の間にリブ13を設けかつサ ージタンク部2とステー12の固定位置との間でリブ13に切欠14を設けたこ とにより、上記のように前方からの衝突によりサージタンク部12に外力Fが作 用すると、吸気マニホールド1におけるサージタンク部2と、分岐管部3のステ ー12や支持ブラケット7にて支持され、補強リブ9にて補強された部分との間 に矢印で示すように引張力FAが作用し、その引張力FAにより切欠14形成位 置に応力が集中し、その部分で破壊することになり、その破壊エネルギーにて衝 突エネルギーを吸収できる。そのため、カウル部の車室内への侵入を抑制でき、 乗員の保護を図ることができる。なお、リブ13を設けてそれに切欠14を設け たことにより、重量増加を最小限に抑えながら肉厚の変化を出すことができ、効 果的に応力集中を生じさせることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の吸気マニホールドによれば、以上のように分岐管部の中間部を支持ブ ラケットを介して車体又はエンジン本体にて支持するとともに、サージタンク部 近傍をエンジン本体との接続部近傍位置とステーにて連結しているので、分岐管 部の剛性を高くでき、前方からの衝突時にエンジン本体との接続部で折損する恐 れが無く、燃料洩れを確実に防止することができ、しかも分岐管部の中間部とサ ージタンク部の間にリブを設けかつサージタンク部とステー固定位置との間でそ のリブに切欠を設けたことにより、前方からの衝突によりサージタンク部に衝撃 力が加わった時に切欠への応力集中によってサージタンク部と分岐管部との接続 部で破損し、その破壊エネルギーにて衝突エネルギーを吸収できるため、乗員の 保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の吸気マニホールドの側面図
である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】従来例における吸気マニホールドの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 吸気マニホールド 2 サージタンク部 3 分岐管部 5 シリンダヘッド 7 支持ブラケット 8 車体 12 ステー 13 リブ 14 切欠
フロントページの続き (72)考案者 山路 日出夫 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サージタンク部とこのサージタンク部か
    らエンジン本体の一側面に向けて湾曲して延出された分
    岐管部とを有する吸気マニホールドにおいて、分岐管部
    のエンジン本体との接続部近傍位置とサージタンク部近
    傍位置との間にステーを介装するとともに、分岐管部の
    中間部を車体又はエンジン本体に固定した支持ブラケッ
    トにて支持し、分岐管部の中間部とサージタンク部の間
    にリブを設け、かつサージタンク部とステー固定位置と
    の間でリブに切欠を設けたことを特徴とする吸気マニホ
    ールド。
JP1993067731U 1993-12-20 1993-12-20 吸気マニホールド Expired - Fee Related JP2577959Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336528A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Toyota Motor Corp 内燃機関用吸気装置
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US11598293B2 (en) 2019-12-05 2023-03-07 Ford Global Technologies, Llc Systems for an air intake apparatus

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