JPH07384B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH07384B2
JPH07384B2 JP11556986A JP11556986A JPH07384B2 JP H07384 B2 JPH07384 B2 JP H07384B2 JP 11556986 A JP11556986 A JP 11556986A JP 11556986 A JP11556986 A JP 11556986A JP H07384 B2 JPH07384 B2 JP H07384B2
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義治 池田
修二 今村
禎 西川
清文 野坂
豊 中島
和宏 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 従来のプリンタ装置では,多様な用紙に多様な印刷処理
を行おうとすると一台の装置では限界が生じ,構造の異
なる複数のプリンタ装置を用意しなければならないとい
う問題があった。そこでこの発明は,用紙通路を略一平
面に形成したプリンタ装置において連帳用紙の押し込み
及び引っ張り給送処理を共に可能とし且つ単票用紙の給
送処理も可能とすることにより,一台のプリンタ装置で
より多様な印刷作業に対処できるようにしたものであ
る。
〔産業上の利用分野〕
この発明は,情報処理システムにおける情報の出力装置
として用いられるプリンタ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
情報処理システムのプリンタ装置には,従来より連帳用
紙と単票用紙とが用いられており,連帳用紙と単票用紙
とを共に処理可能としたプリンタ装置は従来より公知で
あるが,このような従来装置では,一般に連帳用紙の処
理が押し込みに給送によるか引っ張り給送によるかのい
ずれか一方に限られていた。一方,第14図に示すよう
に,連帳用紙50を回転プラテン51に巻回させて印刷処理
を行うプリンタ装置には,トラクタ装置56の方向を切り
替えることにより,連帳用紙の押し込み給送(第14図想
像線)と引っ張り給送(同図実線)とを共に可能とした
プリンタ装置が知られている(本出願人による実願昭57
-138287)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが,連帳用紙の処理を押し込み給送で行うもので
は改行精度が悪く,引っ張り給送で行うものでは単票用
紙処理時に連帳用紙の自動退避ができず,1インチカット
処理も行えない等の制約があった。また,第14図に示す
構造のものでは,用紙50がプラテン51に巻回された状態
で印刷処理が行われるので,例えば厚紙や封筒等への印
刷処理が行えず,多数枚複写用紙では用紙相互の印刷行
位置が狂っている等の不都合があった。
この発明は,プリンタ装置の構造によって必然的に生ず
る上記のような制約を解除し,より多様な用紙により多
様な印刷処理を行うことができると共に,オペレータの
操作性にも優れたプリンタ装置を提供することを目的と
して為されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図に,この発明によるプリンタ装置の原理的構成を
示す。次に,図中の符号を参照してこの発明の構成を説
明する。
プラテン1と印刷ヘッド2との間に印刷部3が形成さ
れ,連帳用紙50を給送するためにトラクタ装置6が使用
される。
印刷部3の近傍の用紙通路は,略一平面となる構造が採
用される。印刷部3を挟んでトラクタ装置の反対側にロ
ーラ対4が配置され,また印刷部3とトラクタ装置6と
の間には,所望により第2のローラ対が配置される。
トラクタ装置6は,正逆いずれかの方向に選択的に回転
駆動されて,連帳用紙50の引っ張り給送(図示右方
向),及び押し込み給送(図示左方向)を可能にする。
ローラ対4及び5は,それぞれ連帳用紙の押し込み給送
時にのみ当接して,連帳用紙50に,左方向への引っ張り
力を付与するように駆動される。
逆転制御部105は,給送モードスイッチ108あるいは本体
装置からのコマンドに基づいて,引っ張り給送モードと
押し込み給送モードとを切り替え設定でき,それぞれの
給送モードに応じて,トラクタ装置6及びプラテン1の
回転駆動方向と,ローラ対4及び5の各当接離隔及び回
転駆動とを同期的に制御し,さらに押し込み給送モード
時にのみ,印刷ヘッド2に供給するドットパターンデー
タの反転出力制御を行う。
〔作用〕
この発明の装置では,上記構造により押し込み及び引っ
張り給送時の連帳用紙50並びに単票用紙の用紙通路を少
なくとも印刷部3近傍において略一平面上に形成して広
範な種類の用紙に対処できるようにすると共に,トラク
タ装置6の回転を正逆に切り替えることにより,連帳用
紙50の押し込み給送と引っ張り給送とを切り替えること
としているが,連帳用紙の押し込み給送時に単票用紙給
送用のローラ対4を当接させてこのローラ対4で用紙に
積極的に引っ張り力を付与することにより,押し込み給
送時における改行精度の低下を防止している。
〔実施例〕
第2図は第2のローラ対を備えた態様のこの発明の装置
における連帳用紙50の押し込み給送時の状態を,第3図
は引っ張り給送時の状態を示した図である。
図中,1はプラテン,2は印刷ヘッド,3はプラテンと1と印
刷ヘッド2との間に形成される印刷部である。4及び5
は単票用紙の給送を司るローラ対で,このローラ対4,5
は印刷部3に可及的に近接させて配置されており,各ロ
ーラ対は,定位置に軸着された駆動ローラ4a,5aと上下
に移動して駆動ローラ4a,5aと当接離隔する従動ローラ4
b,5bとで構成されている。6はローラ対5の更に外側に
配置されたトラクタ装置であり,このトラクタ装置の駆
動プーリ6aとローラ対の駆動ローラ4a,5a及びプラテン
1は,図示しないタイミングベルトにより同期回転可能
に連結され,こられの駆動源として正逆回転可能なパル
スモータが使用されている。7は単票用紙の排出用ロー
ラ対であり,9は排出された単票用紙のスタッカである。
ローラ対の4の更に外側には,1インチカット用の切断エ
ッジ10が設けられており,この切断エッジ10の下方に単
票用紙及び引っ張り処理される連帳用紙の給紙スリット
11が開口しており,これに連接して給紙台12が設けられ
ている。単票用紙の自動給紙を行う装置においては,給
紙台12の位置に自動給紙装置が設置されることとなる。
13及び14は用紙頭出し用の光電センサであり,15は単票
用紙処理時に押し込み連帳用紙の退避を検出する光電セ
ンサである。
第10図に第2図の給紙台12の位置に自動給紙装置71を設
置したより実際的な実施例を示した。72は自動給紙ロー
ラ,73は昇降台,74は昇降台73上に積重された単票用紙で
ある。第10図のものにおいては,給紙台12は自動給紙装
置71の上部に配置され,単票用紙スタッカ9は,トラク
タ装置6からローラ対5に用紙をガイドする二重構造の
案内板9aと背面板9bとで構成されており,案内板9aが図
の実線と想像線で示すように回動して切り替えられ,背
面板9bは図の支点ピン75を中心に図の実線と想像線示す
ように回動して切り替えられる。実線が連帳用紙の給送
状態,想像線が単票用紙の給送状態である。なお,背面
板9bが回動可能となっているのは,トラクタ装置6への
連帳用紙の装填を図の左側から行うことができるように
するためである。
更に第10図のものでは,用紙頭出し用の光電センサ13,1
4がローラ対4側の同一装置に設置されており,ローラ
対5と印刷部3を近接させて装置の小型化を図ると共に
押し込み給送時における用紙の上部余白をより小さくで
きるようにし,押し込み連帳用紙が印刷ヘッド2等に衝
突したときには用紙の頭が検出されず,これにより用紙
ジャムを事前に検出できるようにしている。なお,押し
込み連帳用紙の頭出しは,センサ14で用紙端を検出して
から所定量用紙を後退させることにより行われる。ま
た,用紙の退避検出用のセンサ15は,トラクタ装置6の
中間部に配置され,退避時の用紙検出とペーパエンド検
出とを兼用できるようにしてある。
なお第2図及び第10図に示す実施例において,トラクタ
装置6と印刷部3との間に第2のローラ対5を設けてい
るのは,押し込み連帳用紙給送時の用紙の上部余白を小
さくするためであり,第10図のものでは,更に単票用紙
を引き出してスタッカ9に送り込む第2図の排出用ロー
ラ対7の機能も負担している。
第4図ないし第6図は,ローラ対4,5の当接離隔機構を
示したもので,この実施例のものでは,単票用紙の給送
時にはローラ対4を強く且つローラ対5を弱く当接さ
せ,連帳用紙の押し込み給送時にはローラ対4,5を共に
弱く当接させ,連帳用紙の引っ張り給送時にはローラ対
4,5をともに離隔させる構造としている。第4ないし第
6図中,21はプラテン1の下方に配置した制御軸,22は制
御軸21に固設したカム板であり,該カム板には2段22a,
22bとなった突出部が形成されている。24及び25は従動
ローラ4b及び5bを上部端において軸支する逆L形のアー
ムで,これらのアーム24,25はピン26,27により揺動自在
に枢支され,アーム24の下端にはフォーク28が,アーム
25の下端には突起29が形成されている。30及び31は上部
端にフォーク28及び突起29に遊合するピン32,33を設け
たL形のリンクで,その下部端はカム板22の下方に延
び,その延設端にカムフォロワー34,35が形成され,L形
リンク30,31にはこれを外側に開く方向に付勢するバネ3
6,37が設けられている。
ローラ対4,5の当接離隔は,制御軸21を回動させること
により,次のように行われる。
第4図の状態では,カムフォロワー34,35はカム板22か
ら離隔しており,従ってL形リンク30,31はバネ36,37に
より外側に付勢されている。この付勢力はピン32からフ
ォーク28に伝達されてL形アーム24の下端を外側に開く
ように付勢して,従動ローラ4bをバネ36の付勢力で駆動
ローラ4aに当接させる。L形アーム25は下端に突起29が
設けられているだけなので,外方に開くピン33には係合
せず,従動ローラ5bは単に自重により駆動ローラ5aに当
接する。この状態は単票用紙の給送状態である。
制御軸21を回動させてカムフォロワー35を突出部の低い
方の段22aに当接させた第5図の状態では,L形リンク30,
31が梢内側に揺動してピン32がフォーク28の間に位置し
てL形リンク30とアーム24との係合が解かれ,ピン33は
依然として突起29に当接しないので,この状態で従動ロ
ーラ4b,5bは自重により駆動ローラ4a,5aに当接する。こ
の状態が連帳用紙の押し込み給送状態である。
制御軸21を更に回動させてカムフォロワー35を突出部の
高い方の段22bに当接させた第6図の状態では,L形リン
ク30,31が更に内側に揺動してピン32,33がフォーク28及
び突起29を内側に押動させる。この押動によりL形アー
ム24,25は内側に向けて揺動し,従動ローラ4b,5bは駆動
ローラ4a,5aから離隔する。この状態が連帳用紙の引っ
張り給送装置である。
トラクタ装置6の正逆転の切り替え,単票用紙の給送時
に於けるトラクタ装置6の回転停止は,この制御軸21の
回動動作と連係させて行わせてやればよい。
ところで,第7図(a),(b)にそれぞれ示すよう
に,連帳用紙の引っ張り給送時と押し込み給送時には,
印刷部3を通過する用紙の改行方向が逆となり,その基
準辺も左右反対となる。そこで印刷ヘッド2に与える印
刷情報をトラクタ装置6の正逆転の変換に対応させて以
下のように切り替える。
印刷ヘッド2が用紙幅方向に走行するキャリアに搭載さ
れたシリアル型のものである場合における一例として
は,第8図(a),(b)に示すように,トラクタ装置
6を構成する左右のトラクタユニット61,62を共に用紙
幅方向に移動可能にセットし,引っ張り給送時にはトラ
クタユニット61を左端の基準位置に,押し込み給送時に
はトラクタユニット62を右端の基準位置にセットして,
他方のトラクタユニットを用紙幅に合わせてセットす
る。
そして押し込み給送時にはキャラクタージェネレーター
41から出力されるドットパターンをドット反転回路42を
介して上下のみ反転させて行メモリ43に与え,さらに印
刷ヘッド2の走査方向を引っ張り給送時の走査方向と反
対にする。即ち,用紙の左辺基準となる引っ張り給送時
には,キャラクタージェネレーター41の出力パターンを
そのまま行メモリ43の左側から埋めてゆき,印刷ヘッド
2を左から右へ走行させながら行メモリ43を左から右へ
と読んで印刷を行うのに対し,押し込み給送時には,上
下反転させたパターンを行メモリ43に左から埋めてゆ
き,印刷ヘッド2を右から左へ走行させながら行メモリ
43を左から右へと読んで印刷を行うのである。一般に印
刷ヘッド2は往復印刷を行うが,印刷ヘッド2が上記と
反対方向に走行するときの行メモリ43の読み出し状態は
図に想像線で示すようになる。即ち,キャラクタージェ
ネレーター41の出力パターンをドット反転回路42で上下
反転させ,さらに印刷ヘッド2の走査方向を反転させる
ことにより左右反転させて印刷を行うのである。
これに替わる他の手段として,第9図に示すように,印
刷用紙1ページ分の印刷情報を記憶する2次元メモリ45
を備え,トラクタ装置6の正逆転と連動させて該メモリ
からの情報の読み出し方向を変換する手段を採用するこ
ともできる。第9図においては,実線が引っ張り給送時
の状態,想像線が押し込み給送時の状態である。
第11図に,実施例プリンタ装置のシステム構成を示す。
図において,100はプリンタ装置,101はホスト等の本体装
置,102は入力データ処理部,103は印字用バッファの行メ
モリ,104はドライバ回路,105は逆転制御部,106はドット
パターン反転部,107は反転出力部,108は給送モードスイ
ッチ,109は機構駆動部である。
入力データ処理部102は,本体装置101から供給されるコ
マンド印字データを解析し,キャラクタージェネレータ
ーを用いて,印字データをドットパターンに変換し,行
メモリ103に格納する。
行メモリ103に格納されたドットパターンデータは,次
にドライバ回路104に順次読み出され,印刷ヘッド2の
駆動が行われる。
給送モードは引っ張り給送モード及び押し込み給送モー
ドの2つであり,給送モードスイッチ108あるいは本体
装置101から与えられる給送モード指定コマンドにより
設定される。
逆転制御部105は,引っ張り給送モードの場合,ドット
パターン反転部106及び反転出力部107を機能させず,第
8図(a)で説明した反転なしの印刷を行わせ,また押
し込み給送モードの場合には,ドットパターン反転部10
6及び反転出力部107を機能させて,それぞれドットパタ
ーンの上下反転,行メモリ103のアクセス方向を反転
し,第8図(b)で説明した反転印刷を行わせる。
逆転制御部105は,さらに引っ張り給送モードと押し込
み給送モードのそれぞれの場合に,トラクタ装置とプラ
テンの正しい回転方向と,ローラ対についての当接離隔
の状態とを,機構駆動部109に対して指示する。
機構駆動部109は,逆転制御部105から指示された内容に
したがって,トラクタ装置,プラテン,ローラ対の各要
素を駆動するモータ等の機構手段を制御し,所望の動作
を行わせる。
次に,第12図に示すフロー及び第13図に示す動作例を参
照して,第11図の実施例装置の動作を説明する。なお以
下の説明の手順は,第12図のフロー中に示されている各
ステップの参照番号ないしにしたがっている。
本体装置101から出力されたデータは,プリンタ装
置100のデータ受信用にバッファに一旦格納される。
逆転制御部105は,給送モードスイッチ108の設定状
態あるいは本体装置101から送られる給送モード指定コ
マンドの内容から,指定された給送モードの種類を識別
する。次に,引っ張り給送モードの場合,を実行し,
押し込み給送モードの場合はを実行する。
引っ張り給送モード時に,本体装置101からのデー
タを,入力順に,データ受信用バッファ(図中では単に
バッファで表されている)から取り出し,それぞれの文
字コードごとにキャラクター・ジェネレーター(C.G.)
によりドットパターンに変換して,そのまま行メモリ10
3に展開する。第13図(a)は,データが“123ABC"であ
る場合の行メモリ103の内容を示す。
押し込み給送モード時に,本体装置101からのデー
タを,入力順に,データ受信用バッファから取り出し,
キャラクター・ジェネレーター(C.G.)でドットパター
ンに変換し,さらにドットパターン反転部106で上下反
転させて,行メモリ103に展開する。第13図(b)は,
上下反転されたドットパターンが格納されている行メモ
リ103の内容を示す。
プリンタ装置の前方(正面)から見て,左側を基準
に,各給送モードの場合の印字位置を決定する。第13図
(c)に示す例では,引っ張り給送モードの場合,たと
えば最大印字ポイントが2176ポイントであるプリンタ装
置では,左側ポイントP1と右側ポイントP2との間がデー
タ“123ABC"の印字位置となる。これに対して,押し込
み給送モードの場合には,右側ポイントP3と左側ポイン
トP4との間が,同じデータの印字位置となる。この場
合,P3,P4は,反転出力部107において,次式 P3=2176−P1 P4=2176−P2 を用いて算出される。
引っ張り給送モード及び押し込み給送モードの各々
の場合に,行メモリ103に展開されているドットパター
ンデータを先頭から読み出し,押し込み給送モードの場
合にだけ反転出力部107により印字位置を変換して,ド
ライバ回路104に供給する。第13図(d)は,引っ張り
給送モードの場合の行メモリと印字位置との対応を示
し,第13図(e)は,押し込み給送モードの場合の行メ
モリと印字位置との対応を示している。
このようにしてドライバ回路104は,印字ヘッドを駆動
し,印字を実行する。次に改行動作等の用紙給送が必要
な場合には,ないしを実行する。
引っ張り給送モードの場合には,を実行し,押
し込み給送モードの場合には,を実行する。
ローラ対4をアップ(離隔)させる。
プリンタ装置の後方(第1図では右方向)へ,用紙
をフィードする。
ローラ対4をダウン(当接)させる。
プリンタ装置の前方(第1図では左方向)へ,用紙
をフィードする。
〔発明の効果〕
以上説明したこの発明の装置によれば,連帳用紙の押し
込み給送処理と引っ張り給送処理とが共に可能になり,
更に単票用紙の印刷処理も可能で,而もこれらの各処理
時における用紙の通路が全て略一直線状に形成できるの
で,従来のプリンタ装置における印刷処理や使用用紙に
対する制約が解除され,きわめて広範な印刷処理が可能
なプリンタ装置を提供できる。更に,連帳用紙の押し込
み給送時に印刷部の直近に配置したローラ対で用紙に付
加的な給送力が付与されるので,押し込み給送時におけ
る改行精度が向上する。また,第2図または10図の左側
を装置の手前側とすれば,押し込み連帳処理時の1イン
チカット等の印刷済用紙に対する処理,単票用紙及び引
っ張り連帳用紙の装填操作等に全て装置の手前側で行う
ことができ,装置の操作性が向上してオペレータの作業
負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成図である。第2図ないし第
8図はこの発明の第1実施例を示す図で,第2図は連帳
用紙の押し込み給送状態を示す側面図,第3図は引っ張
り給送状態を示す側面図,第4図はローラ対の当接離隔
機構を示す側面図,第5図及び第6図はその作動を示す
説明図,第7図は引っ張り給送時と押し込み給送時の印
刷態様を示す説明図,第8図は印刷ヘッドに与える情報
の反転手段を示す説明図である。第9図は第8図の手段
に代替し得る他の手段を示す説明図,第10図は第2実施
例を示す側面図,第11図はこの発明の第1実施例のプリ
ンタ装置のシステム構成図,第12図は第11図の構成の動
作を説明するためのフロー図,第13図は動作側の説明
図,第14図は従来のプリンタ装置の一例を示した側面図
である。 1:プラテン、2:印刷ヘッド 3:印刷部、4,5:ローラ対 6:トラクタ装置、50:連帳用紙 105:逆転制御部、108:給送モードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野坂 清文 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ユーザック電子工業株式会社内 (72)発明者 中島 豊 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ユーザック電子工業株式会社内 (72)発明者 田中 和宏 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ユーザック電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−18282(JP,A) 特開 昭59−198172(JP,A) 特開 昭62−116174(JP,A) 特開 昭62−135384(JP,A) 実開 昭58−120041(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する印刷ヘッド(2)とプラテン
    (1)とで形成される印刷部(3)と,トラクタ装置
    (6)と,少なくとも印刷部(3)を挟んでトラクタ装
    置(6)と反対の側に配置された当接離隔可能な給紙ロ
    ーラ対(4)とを備え,上記印刷部(3)を通過する用
    紙の通路が略一平面上に形成されたプリンタ装置におい
    て, さらに逆転制御部(105)を設け,当該逆転制御部(10
    5)は,指示にしたがって,用紙の引っ張り給送モード
    及び押し込み給送モードの2つの給送モードを切替え設
    定し,それぞれの給送モードに応じてプラテン(1)及
    びトラクタ装置(6)の回転方向を制御し,特に押し込
    み給送モード時には,上記給紙ローラ対(4)を当接さ
    せて,用紙に引っ張り力を与えるように回転駆動すると
    ともに,上記印刷ヘッド(2)に供給するドットパター
    ンデータを反転し,引っ張り給送モード時の印刷の向き
    とは逆向きに印刷されるように制御することを特徴とす
    るプリンタ装置。
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