JPH0738446Y2 - 集水ますにおける接続補助具 - Google Patents
集水ますにおける接続補助具Info
- Publication number
- JPH0738446Y2 JPH0738446Y2 JP1990406410U JP40641090U JPH0738446Y2 JP H0738446 Y2 JPH0738446 Y2 JP H0738446Y2 JP 1990406410 U JP1990406410 U JP 1990406410U JP 40641090 U JP40641090 U JP 40641090U JP H0738446 Y2 JPH0738446 Y2 JP H0738446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water collecting
- connection
- collecting basin
- side wall
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はマンホールや汚水だめ
などの下底部に使用する集水ますと流入側と流出側の暗
きょ管とを接続するための接続補助具に関する。
などの下底部に使用する集水ますと流入側と流出側の暗
きょ管とを接続するための接続補助具に関する。
【０００２】
【従来の技術】本願出願人は集水ますと暗きょ管との接
続作業を軽減化するために平成２年実願第４７４７２号
「集水ます」なる先願をなしたが、該先願は集水ますの
側壁に暗きょ管の接続ボス部を一体に設けたものである
ため、設計寸法どおりの接続の場合は流入側と流出側の
接続ボス部の位置が予め設計どおりに設けられるから暗
きょ管の接続に問題ないが、現場で障害物に直面した場
合や設計変更などの場合には即応できない欠点があっ
た。
続作業を軽減化するために平成２年実願第４７４７２号
「集水ます」なる先願をなしたが、該先願は集水ますの
側壁に暗きょ管の接続ボス部を一体に設けたものである
ため、設計寸法どおりの接続の場合は流入側と流出側の
接続ボス部の位置が予め設計どおりに設けられるから暗
きょ管の接続に問題ないが、現場で障害物に直面した場
合や設計変更などの場合には即応できない欠点があっ
た。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この考案は集水ますの
側壁外面の任意の位置に接続ボスを設けようとするもの
であって、すなわち集水ますの外側面に接合されて暗き
ょ管の接続固定を補助する集水ますにおける接続補助具
を提供するものである。
側壁外面の任意の位置に接続ボスを設けようとするもの
であって、すなわち集水ますの外側面に接合されて暗き
ょ管の接続固定を補助する集水ますにおける接続補助具
を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案の集水ますにお
ける接続補助具は、集水ますの側壁外面に沿った側縁の
フランジと、該フランジより前方に突出して所要位置に
暗きょ管の接続手段を貫設した突出壁と、該突出壁の下
方において前端部からフランジに向けて下り勾配の底板
とを一体としたものから成り、該底板の後端を所要の曲
率半径に形成するとともに該後端より同曲率半径のフラ
ンジを垂下して成る。ここに、接続手段とは暗きょ管を
挿通する丸孔のものから暗きょ管を落とし込みできるＵ
字溝から成るものをも含む。
ける接続補助具は、集水ますの側壁外面に沿った側縁の
フランジと、該フランジより前方に突出して所要位置に
暗きょ管の接続手段を貫設した突出壁と、該突出壁の下
方において前端部からフランジに向けて下り勾配の底板
とを一体としたものから成り、該底板の後端を所要の曲
率半径に形成するとともに該後端より同曲率半径のフラ
ンジを垂下して成る。ここに、接続手段とは暗きょ管を
挿通する丸孔のものから暗きょ管を落とし込みできるＵ
字溝から成るものをも含む。
【０００５】
【作 用】上記構成による集水ますにおける接続補助具
は暗きょ管を集水管に全方位的にかつ上下位置自在に接
続できる。
は暗きょ管を集水管に全方位的にかつ上下位置自在に接
続できる。
【０００６】
【実施例】この考案の集水ますにおける接続補助具ａ
（以下、単に接続補助具ａという。）の一実施例を説明
すると、図１に示すように集水ます１の側壁外面に沿う
側縁のフランジ２と、フランジ２より前方に台形状に突
出して平板状の前面所要位置に暗きょ管１１の接続手段
としての丸孔３を貫設した突出壁４と、突出壁４の下方
において前端部からフランジ２に向けて下り勾配の底板
５とを一体とし、底板５の後端を接続対象の集水ます１
の曲率半径に形成するとともに該後端より同曲率半径に
形成したフランジ６を垂下し、突出壁４の上部は集水ま
す１との間を空間部９として成るものである。
（以下、単に接続補助具ａという。）の一実施例を説明
すると、図１に示すように集水ます１の側壁外面に沿う
側縁のフランジ２と、フランジ２より前方に台形状に突
出して平板状の前面所要位置に暗きょ管１１の接続手段
としての丸孔３を貫設した突出壁４と、突出壁４の下方
において前端部からフランジ２に向けて下り勾配の底板
５とを一体とし、底板５の後端を接続対象の集水ます１
の曲率半径に形成するとともに該後端より同曲率半径に
形成したフランジ６を垂下し、突出壁４の上部は集水ま
す１との間を空間部９として成るものである。
【０００７】 また、図２に示した接続補助具ａ′は接
続手段が突出壁４の上端から所要深さに欠設されたＵ字
溝７から成るもので、底面が暗きょ管１１の曲率半径よ
り若干大なる半径の曲面に形成され、暗きょ管１１の接
続時には図４にて仮想線で示すような塞ぎ板８が使用さ
れる。塞ぎ板８は円弧部が暗きょ管１１の上部に嵌合し
裏面が突出壁４の前端面に取り着けられて上面だけが開
口する空間部９を形成するものである。
続手段が突出壁４の上端から所要深さに欠設されたＵ字
溝７から成るもので、底面が暗きょ管１１の曲率半径よ
り若干大なる半径の曲面に形成され、暗きょ管１１の接
続時には図４にて仮想線で示すような塞ぎ板８が使用さ
れる。塞ぎ板８は円弧部が暗きょ管１１の上部に嵌合し
裏面が突出壁４の前端面に取り着けられて上面だけが開
口する空間部９を形成するものである。
【０００８】このようにして成る接続補助具ａは集水ま
す１の側壁に設計どおりに或いは現場に即応して貫設し
た通水孔１０に同心状に側壁に位置取りされ、左右及び
下方のフランジ２、６をそれぞれ側壁に接着剤或いはボ
ルトなどで接合することにより集水ます１に固着され、
図３に示すように丸孔３より挿通した暗きょ管１１の先
端にパッキング１２を外嵌接着するとともに暗きょ管１
１の先端を集水ます１の側壁に貫設した通水孔１０に若
干嵌入し、接続補助具ａの空間部９にモルタルなどの結
合材１３を注入し、暗きよ管１１を集水ます１の側壁に
強固に一体化するものである。
す１の側壁に設計どおりに或いは現場に即応して貫設し
た通水孔１０に同心状に側壁に位置取りされ、左右及び
下方のフランジ２、６をそれぞれ側壁に接着剤或いはボ
ルトなどで接合することにより集水ます１に固着され、
図３に示すように丸孔３より挿通した暗きょ管１１の先
端にパッキング１２を外嵌接着するとともに暗きょ管１
１の先端を集水ます１の側壁に貫設した通水孔１０に若
干嵌入し、接続補助具ａの空間部９にモルタルなどの結
合材１３を注入し、暗きよ管１１を集水ます１の側壁に
強固に一体化するものである。
【０００９】このように接続補助具ａは集水ます１の側
壁であればその方位及び上下位置にかかわりなく一体化
できるから、側壁に無孔のものの集水ます１と組合わせ
れば現合わせ加工的に暗きょ管１１を接合配管し、集水
ます１の埋設現場の状況による配管方向の変更や設計変
更による配管の変更には即応できる特徴がある。
壁であればその方位及び上下位置にかかわりなく一体化
できるから、側壁に無孔のものの集水ます１と組合わせ
れば現合わせ加工的に暗きょ管１１を接合配管し、集水
ます１の埋設現場の状況による配管方向の変更や設計変
更による配管の変更には即応できる特徴がある。
【００１０】さらに、接続補助具ａ′は集水ます１に前
記した要領と何ら変わりなく接合され、暗きょ管１１と
の接合においては暗きょ管１１をＵ字溝７の開口部より
落とし込みできるものであるから挿し込みスペースのな
いところでは作業が軽減化され、集水ます１の側壁と暗
きょ管１１の接合も前記と同様の要領で通水孔１０に接
合され、Ｕ字溝７の貫通部に塞ぎ板８を当接して空間部
９に同様にモルタルなどの結合材１３を注入して図４に
示すように暗きょ管１１を接合することができる。
記した要領と何ら変わりなく接合され、暗きょ管１１と
の接合においては暗きょ管１１をＵ字溝７の開口部より
落とし込みできるものであるから挿し込みスペースのな
いところでは作業が軽減化され、集水ます１の側壁と暗
きょ管１１の接合も前記と同様の要領で通水孔１０に接
合され、Ｕ字溝７の貫通部に塞ぎ板８を当接して空間部
９に同様にモルタルなどの結合材１３を注入して図４に
示すように暗きょ管１１を接合することができる。
【００１１】
【考案の効果】以上のようにこの考案の接続補助具ａに
よれば、集水ます１の側壁に格別な構造を配設すること
なく全方位的に暗きょ管１１を接続できるから、接続自
由度の高い経済的な配管作業に資する効果がある。
よれば、集水ます１の側壁に格別な構造を配設すること
なく全方位的に暗きょ管１１を接続できるから、接続自
由度の高い経済的な配管作業に資する効果がある。
【図１】接続補助具ａの斜視図である。
【図２】接続補助具ａ′の斜視図である。
【図３】接続補助具ａの使用状態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図４】接続補助具ａ′の使用状態を示す要部の部分斜
視図である。
視図である。
１ 集水ます ２ フランジ ３ 丸孔 ４ 突出壁 ５ 底板 ６ フランジ ７ Ｕ字溝 ９ 空間部 １０ 通水孔 １１ 暗きょ管 １３ 結合材
Claims (3)
- 【請求項１】 集水ますの側壁外面に沿うフランジと、
該フランジより前方に突出して所要位置に暗きょ管の接
続手段を貫設した突出壁と、該突出壁の下方においては
前端縁を集水ますの側壁外面に沿う曲率とした底板とを
一体とし、前記突出壁の上部を開放した空間部に形成し
たものから成り、集水ますの側壁外面に当接固着自在と
した集水ますにおける接続補助具。 - 【請求項２】 底板の前端縁から同曲率のフランジを垂
下してなる請求項１の集水ますにおける接続補助具。 - 【請求項３】 接続手段が突出壁の上端から所要深さに
欠設されたＵ字溝から成る請求項１の集水ますにおける
接続補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406410U JPH0738446Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 集水ますにおける接続補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406410U JPH0738446Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 集水ますにおける接続補助具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105184U JPH04105184U (ja) | 1992-09-10 |
| JPH0738446Y2 true JPH0738446Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31931179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990406410U Expired - Lifetime JPH0738446Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 集水ますにおける接続補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738446Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4603895B2 (ja) * | 2005-01-06 | 2010-12-22 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
| KR101448610B1 (ko) * | 2013-12-31 | 2014-10-13 | 주식회사 성은특수콘크리트 | 조립식 맨홀의 관연결부의 콘크리트타설 거푸집 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59107677U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-20 | 北海道積水工業株式会社 | マンホ−ル |
| JPS59183975U (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-07 | 江端商事株式会社 | マンホ−ルのソケツト |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP1990406410U patent/JPH0738446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04105184U (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |