JPH0738242A - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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Publication number
JPH0738242A
JPH0738242A JP17962593A JP17962593A JPH0738242A JP H0738242 A JPH0738242 A JP H0738242A JP 17962593 A JP17962593 A JP 17962593A JP 17962593 A JP17962593 A JP 17962593A JP H0738242 A JPH0738242 A JP H0738242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
land
circuit board
printed circuit
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17962593A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nishi
壽雄 西
Yoshiyuki Wada
義之 和田
Seiichi Yoshinaga
誠一 吉永
Eigo Kadoue
詠吾 門上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17962593A priority Critical patent/JPH0738242A/ja
Publication of JPH0738242A publication Critical patent/JPH0738242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮きがある電子部品のリードを、半田により
プリント基板のランドに確実に半田付けできる手段を提
供すること。 【構成】 半田プリコート部3やクリーム半田が形成さ
れるプリント基板1のランド11に部分的に切欠部12
〜15を形成することにより、加熱されて溶融した半田
の局所的な盛り上り部3aが切欠部12〜15の非形成
部16,17に生じるようにした。 【効果】 加熱されて溶融した半田は、切欠部12〜1
5の非形成部16,17に吸い寄せられて盛り上るの
で、リードLに多少の浮きがあっても確実に半田付けで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品のリードを半
田付けするランド上の半田の高さを、局所的に高くする
ことができるプリント基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品のリードをプリント基板に半田
付けする半田部の形成手段は、スクリーン印刷機により
クリーム半田を基板のランド(電極)に塗布する方法
と、半田レベラや半田メッキなどのコーティング手段に
よりランドに半田プリコート部を形成する方法に大別さ
れる。前者は、コストが安価という長所を有しており、
また後者、すなわち半田プリコート部は半田量の管理を
正確に行いやすく、またリードの狭ピッチ化に対応して
半田を小形化することも比較的容易であるという長所を
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで電子部品のリ
ードには、成形上の誤差や、保管運搬時の変形等のため
に、浮きが生じやすい。一方、上述のように近年は、リ
ードの狭ピッチ化のために半田プリコート部の大きさは
次第に小さくなってきており、またその厚さも次第に薄
くなってきている。このため、図9に示すように、電子
部品Pのモールド体Mから延出するリードLに僅かな浮
きがある場合でも、リードLは半田プリコート部3に接
地できず、半田プリコート部3をリフロー手段などによ
り加熱溶融させてもリードLは基板1のランド2に接続
されにくいという問題点があった。このような問題点
は、半田プリコート部に限らず、クリーム半田の場合も
同様に生じていた。
【0004】したがって本発明は、狭ピッチ化されたリ
ードに浮きがあっても、リードをランドに確実に半田付
けできるプリント基板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、半
田プリコート部やクリーム半田などの半田が形成される
プリント基板のランドに部分的に切欠部を形成すること
により、加熱されて溶融した半田の局所的な盛り上り部
が切欠部の非形成部に生じるようにしたものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ランド上の半田を加熱溶融
させると、溶融した半田は、表面張力により切欠部の非
形成部へ吸い寄せられて局所的に盛り上り部が生じる。
したがってリードに多少の浮きがあっても、リードを盛
り上り部に接地させて確実に半田付けできる。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0008】図1は、本発明に係るプリント基板上に、
チップマウンタにより電子部品を搭載した状態を示して
いる。1はプリント基板であり、その上面には回路パタ
ーンのランド11が形成されており、このランド11上
に半田プリコート部3が形成されている。電子部品Pの
モールド体Mから延出するリードL1,L2は、このプ
リコート部3上に搭載されている。図示するように、右
方のリードL2は半田プリコート部3に着地している
が、左方のリードL1は上方へ屈曲変形しているため、
半田プリコート部3から浮き上っている。
【0009】図2はプリント基板1の部分平面図、図3
は図2のA部分の拡大平面図である。プリント基板1の
上面に形成された回路パターン4の先端部には、電子部
品PのリードLが搭載されるランド11が形成されてい
る。このランド11の上面には、図4に示すように、半
田メッキ手段や半田レベラ手段などにより、半田プリコ
ート部3が均一な厚さで薄く形成されている。
【0010】図3において、ランド11の平面形状はヨ
コ長の4角形であって、その長手方向の中央線NAに沿
うように切欠部12,13,14,15が形成されてい
る。ランド11の切欠部12〜15が形成され部分の有
効面積は実質的に小さくなっているが、切欠部12〜1
5が形成されていない非形成部16,17は形成された
部分よりも実質的に面積が大きくなっている。図3に示
すように、切欠部12,13が形成されたランド11
と、切欠部14,15が形成されたランド11は交互に
配置されている。
【0011】半田プリコート部3を加熱して溶融させる
と、溶融した半田は表面張力のために切欠部12〜15
の形成部分(幅の小さい部分)から非形成部(幅の大き
い部分)16,17へ吸い寄せられ(破線矢印参照)、
図1や図4において鎖線で示すように非形成部16,1
7に局所的な盛り上り部3aを生じる。したがって図2
に示すプリント基板1をリフロー装置へ送り、半田プリ
コート部3を加熱溶融させると、図1に示すように浮き
のあるリードL1は盛り上り部3aに接地し、更に溶融
した半田はこの接地部分からリードL1に更に吸い上げ
られて、リフロー終了後には、図5に示すように、リー
ドL1はしっかり半田付けされる。
【0012】ランドの平面形状は様々考えられるのであ
って、次に他の実施例をいくつか説明する。図6に示す
ランド11は中央線NAに沿うように4角形の切欠部2
1が複数個形成されており、切欠部21と切欠部21の
間に切欠部21の非形成部22が確保されている。した
がってこのものも、半田プリコート部3を加熱して溶融
させると、溶融した半田は破線矢印で示すように面積の
大きい非形成部22に吸い寄せられて局所的な盛り上り
部を生じる。
【0013】また図7のランド11は、切欠部23がく
し歯状に形成されており、その間に非形成部24が確保
されている。したがってこの非形成部24に局所的な盛
り上り部が生じる。また図8のランド11は、その両側
縁部に切欠部25,26,27,28が形成されて全体
として幅細となっており、部分的に面積の大きい幅の非
形成部29が形成されている。したがってこの非形成部
29に局所的な盛り上り部が生じる。
【0014】次にランドのマイグレーションについて説
明する。図10は従来のランド2にマイグレーションが
発生し、ランド2とランド2がイオンの析出部2aによ
り短絡したものを示している。マイグレーションの発生
理由は次のとおりである。電子部品Pが半田付けされた
プリント基板1は、様々な電子機器に組み付けられ、回
路パターン4を通じて電子部品Pに電流が流れる。一
方、プリント基板1の表面には空気中の湿気が付着して
いる。ここで一方のランド2がプラス電圧、他方のラン
ド2がマイナス電圧とすると、プラス電圧側のランド2
の素材である金属(一般に銅)や、半田成分のスズ、
鉛、銀などはプラスイオンとなって溶出し、マイナス電
圧側のランド2に引き寄せられ、このプラスイオンが析
出する結果、析出部2aが生じる訳である。
【0015】マイグレーションを防止するためには、ラ
ンド2とランド2の間隔Dを出来るだけ大きく取り、ま
た互いに対向するランド2の側面aを出来るだけ凹凸の
ない直線とすることである。
【0016】そこで図3および図6に示す実施例では、
互いに対向するランド11の側面aが直線となるよう
に、切欠部12〜15、21はランド11の内部に形成
している。また図7に示す実施例では、くし歯状の非直
線となる一方のランド11の側面bに対向する他方のラ
ンド11の側面aを直線に近いものにしている。また図
8に示す実施例では、各々切欠部25〜28の形成位置
におけるランド11とランド11の間隔dをすべて同一
にしている。以上のようにランド11とランド11の対
向する側面aが出来るだけ直線となるようにし、また図
8の実施例のように直線にならない場合は、間隔dをで
きるだけ一定にすることにより、マイグレーションが発
生しにくいものにしている。
【0017】また電子部品のプリント基板への半田付け
方法として、半田プリコート部を形成したプリント基板
をリフロー装置などにより加熱して半田プリコート部を
一旦溶融させ、固化した半田プリコート部上に電子部品
のリードを着地させて搭載した後、再度半田プリコート
部を加熱溶融させて、リードを固着する手段も知られて
いるが、このような手段の場合も、本発明によれば最初
の加熱処理時に、溶融した半田プリコート部の半田はラ
ンドの切欠部の非形成部に吸い寄せられて局所的な盛り
上り部が生じているので、リードに多少の浮きがあって
もこの盛り上り部に着地でき、再度加熱処理する際に、
リードを確実に半田付けできる。
【0018】なお上記実施例は、ランド上に形成される
半田として半田プリコート部の場合を例にとって説明し
たが、ランド上にクリーム半田を塗布して形成したもの
も同様の作用効果が得られるものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリント基
板によれば、加熱溶融した半田プリコート部やクリーム
半田などの半田は切欠部の非形成部に吸い寄せられて局
所的な盛り上り部が生じるので、リードに多少の浮きが
あっても、リードはこの盛り上り部に接地してしっかり
半田付けされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子部品が搭載された
プリント基板の側面図
【図2】本発明の一実施例に係るプリント基板の部分平
面図
【図3】本発明の一実施例に係るプリント基板のランド
の平面図
【図4】本発明の一実施例に係るリフロー前のプリント
基板と半田プリコート部の断面図
【図5】本発明の一実施例に係るリフロー後の電子部品
とプリント基板の正面図
【図6】本発明の他の実施例に係るプリント基板のラン
ドの平面図
【図7】本発明の他の実施例に係るプリント基板のラン
ドの平面図
【図8】本発明の他の実施例に係るプリント基板のラン
ドの平面図
【図9】従来例に係る電子部品が搭載されたプリント基
板の断面図
【図10】従来例に係るプリント基板のランドの平面図
【符号の説明】
1 プリント基板 3 半田プリコート部 3a 盛り上り部 11 ランド 12 切欠部 13 切欠部 14 切欠部 15 切欠部 16 非形成部 17 非形成部 21 切欠部 22 非形成部 23 切欠部 24 非形成部 25 切欠部 26 切欠部 27 切欠部 28 切欠部 29 非形成部
フロントページの続き (72)発明者 門上 詠吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半田が形成されるプリント基板のランドに
    部分的に切欠部を形成することにより、加熱されて溶融
    した半田の局所的な盛り上り部が前記切欠部の非形成部
    に生じるようにしたことを特徴とするプリント基板。
JP17962593A 1993-07-21 1993-07-21 プリント基板 Pending JPH0738242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17962593A JPH0738242A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 プリント基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17962593A JPH0738242A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 プリント基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0738242A true JPH0738242A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16069043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17962593A Pending JPH0738242A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 プリント基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0738242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010063057A (ko) * 1999-12-21 2001-07-09 윤종용 인쇄회로기판

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010063057A (ko) * 1999-12-21 2001-07-09 윤종용 인쇄회로기판

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