JPH0737728U - クーラコンデンサのカバー部材 - Google Patents

クーラコンデンサのカバー部材

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JPH0737728U
JPH0737728U JP6976293U JP6976293U JPH0737728U JP H0737728 U JPH0737728 U JP H0737728U JP 6976293 U JP6976293 U JP 6976293U JP 6976293 U JP6976293 U JP 6976293U JP H0737728 U JPH0737728 U JP H0737728U
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JP
Japan
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cover member
cooler condenser
rear tire
cooler
cover
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博嗣 山田
浩昭 野口
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は,自動車のリヤタイヤ近傍に配備さ
れるクーラコンデンサのカバー部材に係り,上記リヤタ
イヤの回転に伴って撥ね上げられる泥水などの上記クー
ラコンデンサへの付着を効果的に防止し得るようにする
ことを目的とする。 【構成】 平面視でL字状に形成されたカバー部材1
は,リヤタイヤ5を遮るようにしてサイドフレーム6上
に取り付けられている。この場合,クーラコンデンサ8
の冷却用ファン9の空気流通部9aと上記カバー部材1
との間には適宜空間が形成されている。これにより,上
記リヤタイヤ5の回転に伴って撥ね上げられる泥水など
は当該カバー部材1により効果的に遮られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,自動車のリヤタイヤ近傍に配備されるクーラコンデンサのカバー部 材に関するものである。
【0002】
【考案の背景】
一般に,自動車のエアコン用のクーラコンデンサはエンジンルーム内のラジエ ータと並べて設けられている。 ところが,近年,キャブオーバータイプ車で,上記クーラコンデンサを自動車 のリヤタイヤ近傍に配備することが提案されている。 すなわち,上記クーラコンデンサは,上記リヤタイヤの後方側であって,リヤ サスペンションとリヤアクスルシャフトの近傍領域で上記リヤタイヤに対向して 取り付けられる。 ところが,上記のような取付構造においては,上記リヤタイヤが回転すること により撥ね上げられた泥水,砂,小石などが,上記クーラコンデンサの空気流通 部に直接かかることとなり,該クーラコンデンサのフィン部の目詰まりによる冷 房性能の低下や冷却ファン部への堆積物によるファンロックなどの不具合発生が 懸念される。かかる不具合の防止策として,クーラコンデンサの空気流通部全体 をカバーで覆うことが考えられる。それでは,クーラコンデンサの空気流通が阻 害され,冷却性能が充分に確保できない。 本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであり,上記リヤタイヤからの泥な どの撥ね上げを効果的に防止し得るカバー部材の提供を目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案が採用する主たる手段は,その要旨とする ところが,自動車のリヤタイヤ近傍に配備されるクーラコンデンサのカバー部材 であって,上記リヤタイヤと上記クーラコンデンサの空気流通部との間の該リヤ タイヤの上記クーラコンデンサに対向する部分を囲う位置に配備されてなる点に 係るクーラコンデンサのカバー部材である。
【0004】
【作用】
リヤタイヤの回転に伴う泥などの撥ね上げは当該カバー部材により効果的に防 止されることから,この泥などがクーラコンデンサの空気流通部に付着するとい う不具合は回避される。
【0005】
【実施例】
以下添付図面を参照して,本考案を具体化した実施例につき説明し,本考案の 理解に供する。尚,以下の実施例は,本考案を具体化した一例であって,本考案 の技術的範囲を限定する性格のものではない。 ここに,図1は本考案の一実施例に係るカバー部材の斜視図,図2は上記カバ ー部材を自動車に取り付けた状態での部分平面図,図3は同斜視図である。 この実施例に係るカバー部材1では,図1に示すごとく,平面視で略L字形状 に板金成形された取付ブラケット2に補強ビード部3が延設されている。そして ,合成樹脂からなる防泥カバー4が取付ブラケット2と補強ビード部3の内面側 に沿うようにビス止め支持されている。 上記のように構成されたカバー部材1は,図2及び図3に示す如く,サイドフ レーム6とリヤアクスルシャフト7の近傍領域に斜め配備されたクーラコンデン サ8とリヤタイヤ5との間に配設される。 すなわち,上記カバー部材1は,上記クーラコンデンサ8の冷却用ファン9の 空気流通部9aから離間して,上記リヤタイヤ5の上記クーラコンデンサ8に対 向する部分を囲いかつリヤサスペンション10のリーフスプリング11の外側端 に近接する位置で上記サイドフレーム6にビス止め固定されている。 本実施例にかかるカバー部材1は上記したように構成されている。 したがって,上記リヤタイヤ5の回転に伴って撥ね上げられた泥水,小石,砂 などは上記カバー部材1の防泥カバー4により効果的に遮られ,当初懸念されて いたようなクーラコンデンサ8におけるフィン部の目詰まりによる冷房性能の低 下や冷却用ファン9への泥堆積によるファンロックなどの不具合の発生が防止さ れる。特に防泥カバー4の下端がリーフスプリング11と近接しているので,は ね上げられた泥により,カバー4とリーフスプリング11のすきまがシールされ ,泥はよく遮られる。 また,上記カバー部材1が設けられても,当該カバー部材1と冷却用ファン9 の空気流通部9aとの間には空間部分が形成されることにより,上記冷却用ファ ン9に対する空気流通が阻害されるという不具合も回避される。 さらに,上記防泥カバー4は平板状の合成樹脂により形成されていることから ,上記リヤタイヤ5に例えばタイヤチェーンが装着された際に当該カバー部材1 とタイヤチャーンとが干渉しても不快な異音(金属音)が発生するという不具合 が回避される。尚,この防泥カバー4は上記取付ブラケット2に延設された補強 ビード部3により支持されていることから,走行に伴う風圧による防泥カバー4 のパタつきが抑制される。結果,カバーのめくれ上りによる防泥機能の著しい低 下や,上下に変位するリーフスプリング11に押し上げられて破損するというこ とも回避される。
【0006】
【考案の効果】
本考案は,上記したように,自動車のリヤタイヤ近傍に配備されるクーラコン デンサのカバー部材であって,上記リヤタイヤと上記クーラコンデンサの空気流 通部との間の該リヤタイヤの上記クーラコンデンサに対向する部分を囲う位置に 配備されてなることを特徴とするクーラコンデンサのカバー部材であるから,リ ヤタイヤからの泥水などの撥ね上げを効果的に防止することができ,クーラコン デンサを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係るカバー部材の斜視
図。
【図2】 上記カバー部材を自動車に取り付けた状態で
の部分平面図。
【図3】 同斜視図。
【符号の説明】
1…カバー部材 2…取付ブラケット 3…補強ビード部 4…防泥カバー 5…リヤタイヤ 6…サイドフレーム 8…クーラコンデンサ 9…冷却用ファン 9a…空気流通部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のリヤタイヤ近傍に配備されるク
    ーラコンデンサのカバー部材であって, 上記リヤタイヤと上記クーラコンデンサの空気流通部と
    の間の該リヤタイヤの上記クーラコンデンサに対向する
    部分を囲う位置に配備されてなることを特徴とするクー
    ラコンデンサのカバー部材。
JP1993069762U 1993-12-27 1993-12-27 クーラコンデンサのカバー部材 Expired - Fee Related JP2585126Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55139913U (ja) * 1979-03-28 1980-10-06
JPS5643002A (en) * 1979-09-17 1981-04-21 Hitachi Ltd Car air-conditioner
JPS591612U (ja) * 1982-06-29 1984-01-07 三菱電機株式会社 熱交換器の保護装置

Patent Citations (3)

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