JPH0737634B2 - 洗剤組成物 - Google Patents
洗剤組成物Info
- Publication number
- JPH0737634B2 JPH0737634B2 JP2403417A JP40341790A JPH0737634B2 JP H0737634 B2 JPH0737634 B2 JP H0737634B2 JP 2403417 A JP2403417 A JP 2403417A JP 40341790 A JP40341790 A JP 40341790A JP H0737634 B2 JPH0737634 B2 JP H0737634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manaceite
- detergent
- detergent composition
- substance
- formula
- Prior art date
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/1233—Carbonates, e.g. calcite or dolomite
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F7/00—Compounds of aluminium
- C01F7/78—Compounds containing aluminium and two or more other elements, with the exception of oxygen and hydrogen
- C01F7/784—Layered double hydroxide, e.g. comprising nitrate, sulfate or carbonate ions as intercalating anions
- C01F7/785—Hydrotalcite
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G3/00—Compounds of copper
- C01G3/006—Compounds containing, besides copper, two or more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G9/00—Compounds of zinc
- C01G9/006—Compounds containing, besides zinc, two ore more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/0005—Other compounding ingredients characterised by their effect
- C11D3/0021—Dye-stain or dye-transfer inhibiting compositions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/1213—Oxides or hydroxides, e.g. Al2O3, TiO2, CaO or Ca(OH)2
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/20—Two-dimensional structures
- C01P2002/22—Two-dimensional structures layered hydroxide-type, e.g. of the hydrotalcite-type
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- Detergent Compositions (AREA)
Description
【0001】本発明の第一の面は洗剤組成物に関し、特
に、改良された色管理(colour care)特性を有する布
(fabric)洗濯用洗剤組成物に係る。本発明の第二の面
は例えば液体中での繊維製品間における着色剤の移行
(migration )を抑制する方法に係る。
に、改良された色管理(colour care)特性を有する布
(fabric)洗濯用洗剤組成物に係る。本発明の第二の面
は例えば液体中での繊維製品間における着色剤の移行
(migration )を抑制する方法に係る。
【0002】種々の色の布を洗濯するときに、さまざま
な要因により色の鮮やかさ(明るさ)が失われる。例え
ば、洗液からの汚れが再付着して色がくすむことがあ
る。種々の色の布或は色物と白い布とを一緒に洗濯する
と、一つの布から洗液を介して着色剤が移行(transfe
r)したり、着色剤がにじみ出して布が脱色されたり、
色の鮮やかさが失われたり、及び/または布が汚れてし
まったりする危険性がある。
な要因により色の鮮やかさ(明るさ)が失われる。例え
ば、洗液からの汚れが再付着して色がくすむことがあ
る。種々の色の布或は色物と白い布とを一緒に洗濯する
と、一つの布から洗液を介して着色剤が移行(transfe
r)したり、着色剤がにじみ出して布が脱色されたり、
色の鮮やかさが失われたり、及び/または布が汚れてし
まったりする危険性がある。
【0003】繊維製品の生産工程では「湿式法」で製造
したり、または仕上げたりする必要のあることが多い。
ここでも着色剤が移行する危険性がある。例えば、色の
ついた糸の混合物から織ったかまたは編んだ衣類は定着
を最大限にするために湿式仕上げまたは水洗いを必要と
することが多い。プリントされた繊維製品の製造では、
結合しなかった染料を洗い流す必要が多々あり、この工
程でプリントされていない部分や違う色の部分に染料が
移ることがある。このような着色剤移行過程では布の洗
濯で直面するものと同じ望ましくない結果が生じること
がある。ファッションの動向が色物の衣類や繊維製品、
とくに多色のものに向いているため、液体中での着色剤
移行の問題はますます重大になってきている。
したり、または仕上げたりする必要のあることが多い。
ここでも着色剤が移行する危険性がある。例えば、色の
ついた糸の混合物から織ったかまたは編んだ衣類は定着
を最大限にするために湿式仕上げまたは水洗いを必要と
することが多い。プリントされた繊維製品の製造では、
結合しなかった染料を洗い流す必要が多々あり、この工
程でプリントされていない部分や違う色の部分に染料が
移ることがある。このような着色剤移行過程では布の洗
濯で直面するものと同じ望ましくない結果が生じること
がある。ファッションの動向が色物の衣類や繊維製品、
とくに多色のものに向いているため、液体中での着色剤
移行の問題はますます重大になってきている。
【0004】当業界では着色剤移行の問題に関して種々
の提起が為されてきたが、主として、溶液から過剰の着
色剤を除去するための漂白剤系を有する組成物によるも
のであった。これら組成物の主な欠点はかなり強力に繊
維製品や布地の染料を直接漂白し、有色の繊維製品や布
の色あせを引き起こす傾向を持つことである。
の提起が為されてきたが、主として、溶液から過剰の着
色剤を除去するための漂白剤系を有する組成物によるも
のであった。これら組成物の主な欠点はかなり強力に繊
維製品や布地の染料を直接漂白し、有色の繊維製品や布
の色あせを引き起こす傾向を持つことである。
【0005】EP0206799(The Dow Chemical C
ompany)はある式で表されるある種の結晶性陰イオン交
換物質を開示しており、この物質は種々の金属の水酸化
物の無機錯塩と正に帯電した水和酸化物からなる。この
過剰な電荷は交換しうる陰イオンでバランスをとるとい
われている。陰イオン交換物質は液体中での着色剤の移
行の抑制、衣類の洗濯、コーンシロップからのポリスチ
レンスルホン酸の除去及び色素の形成に使用できるとい
われている。陰イオン交換物質の前記式には、実質的に
酸化物が存在しない結晶性の塩は含まれない。
ompany)はある式で表されるある種の結晶性陰イオン交
換物質を開示しており、この物質は種々の金属の水酸化
物の無機錯塩と正に帯電した水和酸化物からなる。この
過剰な電荷は交換しうる陰イオンでバランスをとるとい
われている。陰イオン交換物質は液体中での着色剤の移
行の抑制、衣類の洗濯、コーンシロップからのポリスチ
レンスルホン酸の除去及び色素の形成に使用できるとい
われている。陰イオン交換物質の前記式には、実質的に
酸化物が存在しない結晶性の塩は含まれない。
【0006】EP0207707(The Dow Chemical C
ompany)は160℃以上で陰イオン交換特性を持つある
種の陰イオン交換物質を開示している。この物質はEP
0206799の物質と同じ式で表される。この物質
は、廃液からクロム酸塩またはジクロム酸塩を除去し、
工業用ボイラーシステムから珪酸塩を除去し、或はある
物品から他の物品への染料の移行をなくすために使用で
きるといわれている。
ompany)は160℃以上で陰イオン交換特性を持つある
種の陰イオン交換物質を開示している。この物質はEP
0206799の物質と同じ式で表される。この物質
は、廃液からクロム酸塩またはジクロム酸塩を除去し、
工業用ボイラーシステムから珪酸塩を除去し、或はある
物品から他の物品への染料の移行をなくすために使用で
きるといわれている。
【0007】EP0206799に提起された衣類洗濯
用の組成物には洗剤組成物としては効果がないであろう
という欠点がある。種々の色の布または色物と白いもの
とを一緒に効率よく洗濯するには着色剤移行を抑制する
ことだけでなく、布を効果的にきれいにすることも必要
である。
用の組成物には洗剤組成物としては効果がないであろう
という欠点がある。種々の色の布または色物と白いもの
とを一緒に効率よく洗濯するには着色剤移行を抑制する
ことだけでなく、布を効果的にきれいにすることも必要
である。
【0008】EP0345587A(Henkel KGaA )は
一般式(a) MgxAl(OH)yAz・nH2O ……(a) [式中、Aは非珪酸陰イオンであり、1<x<5、y>
z、(y+z)=2x+3、0<n<10]の陽イオン
性非珪酸塩層状化合物の洗剤組成物への使用を開示して
おり、洗剤組成物は8重量%のアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩と5重量%の(a)を含んでいる。非珪酸塩層状
化合物はゼオライト含有洗剤組成物が繊維製品に堆積す
るのを減少させるといわれている。
一般式(a) MgxAl(OH)yAz・nH2O ……(a) [式中、Aは非珪酸陰イオンであり、1<x<5、y>
z、(y+z)=2x+3、0<n<10]の陽イオン
性非珪酸塩層状化合物の洗剤組成物への使用を開示して
おり、洗剤組成物は8重量%のアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩と5重量%の(a)を含んでいる。非珪酸塩層状
化合物はゼオライト含有洗剤組成物が繊維製品に堆積す
るのを減少させるといわれている。
【0009】本発明は従来技術の欠点を緩和し、液体中
での着色剤の移行を抑制するための新しい物質を提供す
ることを目的としている。
での着色剤の移行を抑制するための新しい物質を提供す
ることを目的としている。
【0010】すなわち、本発明は、式:Mg6Al
2(OH)16CO3・4H2Oで示されるマナセアイト
という化合物に類似の任意の形態の他の陰イオン交換物
質(本明細書中では簡便にするためにマナセアイト様物
質とする)に関する。
2(OH)16CO3・4H2Oで示されるマナセアイト
という化合物に類似の任意の形態の他の陰イオン交換物
質(本明細書中では簡便にするためにマナセアイト様物
質とする)に関する。
【0011】本発明の洗剤組成物及び本発明の液体中で
の着色剤の移行を減少させる方法に有用なマナセアイト
様物質は下記式I: Mk+m Nn+p (OH)2Az y-.xH2O I [式中、 Mは任意の1価または2価の陽イオンまたはその組合せ
であり、 Nは任意の3価または4価の陽イオンまたはその組合せ
であり、 kは1価陽イオンの各モル分率の合計であり、 mは2価陽イオンの各モル分率の合計であり、 nは3価陽イオンの各モル分率の合計であり、 pは4価陽イオンの各モル分率の合計であり、kとmの
いずれかまたはnとpのいずれかは0であることができ
るがkとmの両方またはnとpの両方が0であることは
なく、k+m+n+p=1である]で表すことができ
る。
の着色剤の移行を減少させる方法に有用なマナセアイト
様物質は下記式I: Mk+m Nn+p (OH)2Az y-.xH2O I [式中、 Mは任意の1価または2価の陽イオンまたはその組合せ
であり、 Nは任意の3価または4価の陽イオンまたはその組合せ
であり、 kは1価陽イオンの各モル分率の合計であり、 mは2価陽イオンの各モル分率の合計であり、 nは3価陽イオンの各モル分率の合計であり、 pは4価陽イオンの各モル分率の合計であり、kとmの
いずれかまたはnとpのいずれかは0であることができ
るがkとmの両方またはnとpの両方が0であることは
なく、k+m+n+p=1である]で表すことができ
る。
【0012】Az y-は価数y−、モル分率zの任意の陰
イオンまたは同様のもしくは異なるy−の陰イオンの組
合せであり、k+2m+3n+4p−2−zy=0であ
り、xは1から100まで変化しうる。
イオンまたは同様のもしくは異なるy−の陰イオンの組
合せであり、k+2m+3n+4p−2−zy=0であ
り、xは1から100まで変化しうる。
【0013】上記式中の陽イオンMの例はLi+、Mg
2+、Fe2+、Cu2+、Sn2+、Ca2+及びSr2+であ
る。好適な陽イオンNにはAl3+、Fe3+、Ti4+及び
Sn4+が含まれる。
2+、Fe2+、Cu2+、Sn2+、Ca2+及びSr2+であ
る。好適な陽イオンNにはAl3+、Fe3+、Ti4+及び
Sn4+が含まれる。
【0014】好適な2価陽イオンはZn2+、Cu2+また
はMg2+またはこれらイオンの組合せまたは他の2価イ
オンとの組合せである。
はMg2+またはこれらイオンの組合せまたは他の2価イ
オンとの組合せである。
【0015】陰イオンAは無機または有機の陰イオンで
ありうる。好ましい無機陰イオンAはCl−、N
O3 −、SO4 2-、CO3 2-及びOH−である。有機陰
イオンの例はクエン酸及びステアリン酸のようなカルボ
ン酸イオンである。
ありうる。好ましい無機陰イオンAはCl−、N
O3 −、SO4 2-、CO3 2-及びOH−である。有機陰
イオンの例はクエン酸及びステアリン酸のようなカルボ
ン酸イオンである。
【0016】本発明のマナセアイト様物質の例は次の通
りである: Zn16Al2(OH)36(Cl2)xH20 Mg6Al2(OH)16(NO3)2xH2O Cu16Al2(OH)36(Cl2)xH2OO
りである: Zn16Al2(OH)36(Cl2)xH20 Mg6Al2(OH)16(NO3)2xH2O Cu16Al2(OH)36(Cl2)xH2OO
【0017】従って、本発明の第一の面では、 (a)洗剤活性系、及び (b)式Iで定義したマナセアイト様物質 からなる洗剤組成物を提供する。
【0018】マナセアイト様物質は液体中に好ましくは
少なくとも0.1g/l、より好ましくは少なくとも
0.5g/l、最も好ましくは少なくとも1g/lで存
在する。マナセアイト様物質は本発明洗剤組成物中に、
好ましくは少なくとも1重量%、より好ましくは少なく
とも5重量%、最も好ましくは5〜30重量%の量で存
在する。
少なくとも0.1g/l、より好ましくは少なくとも
0.5g/l、最も好ましくは少なくとも1g/lで存
在する。マナセアイト様物質は本発明洗剤組成物中に、
好ましくは少なくとも1重量%、より好ましくは少なく
とも5重量%、最も好ましくは5〜30重量%の量で存
在する。
【0019】このような組成物は洗剤の洗液から望まし
くない着色剤を除去し、それによって洗濯中の着色剤移
行や洗濯後の布のくすむ傾向を減らすのに有効でありう
る。
くない着色剤を除去し、それによって洗濯中の着色剤移
行や洗濯後の布のくすむ傾向を減らすのに有効でありう
る。
【0020】理論と結び付けることを望むのではない
が、マナセアイト様物質は染料のような陰イオン性分子
種を吸着し布や繊維製品への再付着を防ぐことにより液
体中での着色剤の移行を抑制すると考えられる。従っ
て、種々の色の布がくっつき合う繊維産業または典型的
な布の洗濯の状況で通常遭遇するような液体と布地の割
合が低い場合には再付着できる部位が無数にあるために
着色剤の再付着が早急に起こり、そのため、洗濯液また
は布の製造工程では陰イオン交換剤が比較的迅速に吸着
することが重要である。
が、マナセアイト様物質は染料のような陰イオン性分子
種を吸着し布や繊維製品への再付着を防ぐことにより液
体中での着色剤の移行を抑制すると考えられる。従っ
て、種々の色の布がくっつき合う繊維産業または典型的
な布の洗濯の状況で通常遭遇するような液体と布地の割
合が低い場合には再付着できる部位が無数にあるために
着色剤の再付着が早急に起こり、そのため、洗濯液また
は布の製造工程では陰イオン交換剤が比較的迅速に吸着
することが重要である。
【0021】マナセアイト様物質による着色剤の吸着速
度に影響する要因は液体媒質の温度、マナセアイト様物
質の平均粒径、マナセアイト様物質の形態及び液体媒質
のpHであることが発見された。
度に影響する要因は液体媒質の温度、マナセアイト様物
質の平均粒径、マナセアイト様物質の形態及び液体媒質
のpHであることが発見された。
【0022】マナセアイト様物質の(光散乱で測定し
た)粒系は250μm未満であるのが好ましく、より好
ましくは100μm未満である。
た)粒系は250μm未満であるのが好ましく、より好
ましくは100μm未満である。
【0023】マナセアイト様物質は陰イオン交換剤であ
るため洗剤活性系は非陰イオン性、好ましくは非イオン
性であるのが好ましい。特に、洗剤活性系は非イオン洗
剤活性物質を系の少なくとも25重量%、好ましくは少
なくとも30重量%、より好ましくは40重量%含有す
ることができる。こうして本発明組成物は種々の色物の
布/白い布を一緒に取扱うときの色の管理を良好に行う
だけでなく、有効な洗剤組成物も提供する。
るため洗剤活性系は非陰イオン性、好ましくは非イオン
性であるのが好ましい。特に、洗剤活性系は非イオン洗
剤活性物質を系の少なくとも25重量%、好ましくは少
なくとも30重量%、より好ましくは40重量%含有す
ることができる。こうして本発明組成物は種々の色物の
布/白い布を一緒に取扱うときの色の管理を良好に行う
だけでなく、有効な洗剤組成物も提供する。
【0024】洗剤活性系に配合しうる好適な非イオン表
面活性剤の例には次のものが含まれる。
面活性剤の例には次のものが含まれる。
【0025】1.アルキルフェノールのポリエチレンオ
キシド縮合物、例えば、直鎖または分枝鎖構造の炭素原
子数6〜12のアルキル基を有するアルキルフェノール
と、アルキルフェノール1モルに対して3〜30、好ま
しくは5〜14モルのエチレンオキシドとの縮合産物。
このような化合物のアルキル置換基は例えば重合プロピ
レン、ジ−イソブチレン、オクテン及びノネンに由来す
るものであってよい。他の例は、フェノール1モル当り
9モルのエチレンオキシドと縮合したドデシルフェノー
ル、フェノール1モル当り11モルのエチレンオキシド
と縮合したジノニルフェノール、13モルのエチレンオ
キシドと縮合したノニルフェノール及びジイソオクチル
フェノール。
キシド縮合物、例えば、直鎖または分枝鎖構造の炭素原
子数6〜12のアルキル基を有するアルキルフェノール
と、アルキルフェノール1モルに対して3〜30、好ま
しくは5〜14モルのエチレンオキシドとの縮合産物。
このような化合物のアルキル置換基は例えば重合プロピ
レン、ジ−イソブチレン、オクテン及びノネンに由来す
るものであってよい。他の例は、フェノール1モル当り
9モルのエチレンオキシドと縮合したドデシルフェノー
ル、フェノール1モル当り11モルのエチレンオキシド
と縮合したジノニルフェノール、13モルのエチレンオ
キシドと縮合したノニルフェノール及びジイソオクチル
フェノール。
【0026】2.直鎖または分枝鎖構造の炭素原子数8
〜24の第一または第二脂肪族アルコールと、アルコー
ル1モルに対して2〜約40モル、好ましくは2〜約9
モルのエチレンオキシドとの縮合産物。好ましくは、脂
肪族アルコールは9〜18個の炭素原子からなり、脂肪
族アルコール1モル当り2〜9モル、好ましくは3〜8
モルのエチレンオキシドでエトキシル化されている。好
適な表面活性剤は線状(例えば、天然脂肪由来のも
の)、またはエチレンからチーグラー(Ziegler )法で
製造したもの、例えば約25%の2−メチル分枝を有す
るLutensols 、Dobanols及びNeodols (LutensolはBASF
の商標、Dobanol 及びNeodolはShell の商標)、または
2−メチル分枝を約50%有すると理解されるSynperon
ics (SynperonicはICI の商標)、またはLiquichimica
からLialの商品名で市販されている分枝鎖構造を50%
以上有する第一アルコールから製造される。本発明の範
囲に含まれる非イオン表面活性剤の特定例はDobanol 45
-4、Dobanol45-7 、Dobanol 45-9、Dobanol 91-2.5、Do
banol 91-3、Dobanol 91-4、Dobanol 91-6、Dobanol 91
-8、Dobanol 23-6.5、Synperonic 6、Syperonic A7、Sy
nperonic 14 、アルコール1モル当り平均5〜12モル
のエチレンオキシドと炭素原子数10〜14のココナツ
アルコールとの縮合産物、及びアルコール1モル当り平
均7〜12モルのエチレンオキシドと本質的に炭素原子
数が16〜22の獣脂アルコールとの縮合産物。第二綿
状アルキルエトキシレート、特に1分子当り約11ま
で、特に約3から9のエトキシ残基を有し、アルキル基
の炭素原子数が約9から15であるTergitol類のエトキ
シレートも本発明組成物に好適である。
〜24の第一または第二脂肪族アルコールと、アルコー
ル1モルに対して2〜約40モル、好ましくは2〜約9
モルのエチレンオキシドとの縮合産物。好ましくは、脂
肪族アルコールは9〜18個の炭素原子からなり、脂肪
族アルコール1モル当り2〜9モル、好ましくは3〜8
モルのエチレンオキシドでエトキシル化されている。好
適な表面活性剤は線状(例えば、天然脂肪由来のも
の)、またはエチレンからチーグラー(Ziegler )法で
製造したもの、例えば約25%の2−メチル分枝を有す
るLutensols 、Dobanols及びNeodols (LutensolはBASF
の商標、Dobanol 及びNeodolはShell の商標)、または
2−メチル分枝を約50%有すると理解されるSynperon
ics (SynperonicはICI の商標)、またはLiquichimica
からLialの商品名で市販されている分枝鎖構造を50%
以上有する第一アルコールから製造される。本発明の範
囲に含まれる非イオン表面活性剤の特定例はDobanol 45
-4、Dobanol45-7 、Dobanol 45-9、Dobanol 91-2.5、Do
banol 91-3、Dobanol 91-4、Dobanol 91-6、Dobanol 91
-8、Dobanol 23-6.5、Synperonic 6、Syperonic A7、Sy
nperonic 14 、アルコール1モル当り平均5〜12モル
のエチレンオキシドと炭素原子数10〜14のココナツ
アルコールとの縮合産物、及びアルコール1モル当り平
均7〜12モルのエチレンオキシドと本質的に炭素原子
数が16〜22の獣脂アルコールとの縮合産物。第二綿
状アルキルエトキシレート、特に1分子当り約11ま
で、特に約3から9のエトキシ残基を有し、アルキル基
の炭素原子数が約9から15であるTergitol類のエトキ
シレートも本発明組成物に好適である。
【0027】プロピレングリコールと酸化プロピレンを
縮合して形成した疎水性のベースとエチレンオキシドを
縮合して化合物を形成する。疎水性部分の分子量は一般
に約1500から1800である。このような合成非イ
オン洗剤はWyandotte Chemicals 社から商品名「Pluron
ic」として市販されている。
縮合して形成した疎水性のベースとエチレンオキシドを
縮合して化合物を形成する。疎水性部分の分子量は一般
に約1500から1800である。このような合成非イ
オン洗剤はWyandotte Chemicals 社から商品名「Pluron
ic」として市販されている。
【0028】洗剤活性系が陰イオン活性物質と非イオン
活性物質の混合物からなる場合には、本発明に使用する
好適な非イオン物質及びその混合物は10.5以下、好
ましくは6から10、最も好ましくは8から9.5のH
LB(親水性−親油性バランス)を有する。すでに説明
したように、本発明の組成物は1つのまたは2つ以上の
非イオン洗剤活性物質の混合物を含有できる。混合物は
HLBが10.5以上の非イオン物質を1つ以上含有す
ることもできるが、非イオン物質混合物の平均HLBは
10.5以下とする。HLB値は任意の化合物に対する
親水性−親油性バランスを示す公知の尺度であり、文
献、例えばM J Schick編の「Nonionic Surfactants」第
1巻に充分定義されている。非イオン物質の混合物のH
LBを測定する方法もこの参考文献に定義されている。
活性物質の混合物からなる場合には、本発明に使用する
好適な非イオン物質及びその混合物は10.5以下、好
ましくは6から10、最も好ましくは8から9.5のH
LB(親水性−親油性バランス)を有する。すでに説明
したように、本発明の組成物は1つのまたは2つ以上の
非イオン洗剤活性物質の混合物を含有できる。混合物は
HLBが10.5以上の非イオン物質を1つ以上含有す
ることもできるが、非イオン物質混合物の平均HLBは
10.5以下とする。HLB値は任意の化合物に対する
親水性−親油性バランスを示す公知の尺度であり、文
献、例えばM J Schick編の「Nonionic Surfactants」第
1巻に充分定義されている。非イオン物質の混合物のH
LBを測定する方法もこの参考文献に定義されている。
【0029】好ましい非イオン物質は脂肪アルコール、
脂肪酸、脂肪エステル、脂肪アミド及び脂肪アミンから
選択した脂肪化合物のアルコキシレートアダクツであ
る。脂肪化合物は少なくとも10個の炭素原子を含有
し、非イオン物質は1分子当り平均して8個未満のアル
キレンオキシド基を含有している。
脂肪酸、脂肪エステル、脂肪アミド及び脂肪アミンから
選択した脂肪化合物のアルコキシレートアダクツであ
る。脂肪化合物は少なくとも10個の炭素原子を含有
し、非イオン物質は1分子当り平均して8個未満のアル
キレンオキシド基を含有している。
【0030】本発明に有用な脂肪アルコールのアルキレ
ンオキシドアダクツは好ましくは次の一般式を有する。 R10−O−(CnH2nO)yH ここで、R10は炭素原子数少なくとも10、最も好まし
くは10から22のアルキルまたはアルケニル基であ
り、yは好ましくは10以下、例えば0.5から約3.
5であり、nは2または3である。このような物質の例
には、1分子当り約3個のエチレンオキシド基を有する
C13〜C15アルコールである Synperonic A3(ICI 製)
及びラウリルアルコール3EOであるEmpilan KB3 (Ma
rchon 製)がある。
ンオキシドアダクツは好ましくは次の一般式を有する。 R10−O−(CnH2nO)yH ここで、R10は炭素原子数少なくとも10、最も好まし
くは10から22のアルキルまたはアルケニル基であ
り、yは好ましくは10以下、例えば0.5から約3.
5であり、nは2または3である。このような物質の例
には、1分子当り約3個のエチレンオキシド基を有する
C13〜C15アルコールである Synperonic A3(ICI 製)
及びラウリルアルコール3EOであるEmpilan KB3 (Ma
rchon 製)がある。
【0031】本発明に有用な脂肪酸のアルキレンオキシ
ドアダクツは好ましくは次の一般式を有する。 R10−CO−(CnH2nO)yH ここで、R10、n及びyは上記と同義である。好適例に
は1分子当り約2.4個のエチレンオキシドを有する獣
脂脂肪酸であるESONAL 0334 (Diamond Shamrock製)が
ある。
ドアダクツは好ましくは次の一般式を有する。 R10−CO−(CnH2nO)yH ここで、R10、n及びyは上記と同義である。好適例に
は1分子当り約2.4個のエチレンオキシドを有する獣
脂脂肪酸であるESONAL 0334 (Diamond Shamrock製)が
ある。
【0032】本発明に有用な脂肪エステルのアルキレン
オキシドアダクツは炭素原子数1〜4の多価アルコール
のモノ−、ジ−及びトリエステルのアダクツ例えばココ
ナツまたは獣脂(トリグリセリド)3EO(Stearine D
ubois 製)を含む。
オキシドアダクツは炭素原子数1〜4の多価アルコール
のモノ−、ジ−及びトリエステルのアダクツ例えばココ
ナツまたは獣脂(トリグリセリド)3EO(Stearine D
ubois 製)を含む。
【0033】本発明に有用な脂肪アミドのアルキレンオ
キシドアダクツは次の一般式を有する。 ここで、R10は炭素原子数少なくとも10、最も好まし
くは10から22のアルキルまたはアルケニル基であ
り、nは2または3であり、xとzは併せて4.0以
下、好ましくは約0.5から約3.5であるが、xとz
の一方が0でもよい。このような物質の例には獣脂モノ
エタノールアミド及びジエタノールアミド並びに対応の
ココナツ及び大豆化合物がある。
キシドアダクツは次の一般式を有する。 ここで、R10は炭素原子数少なくとも10、最も好まし
くは10から22のアルキルまたはアルケニル基であ
り、nは2または3であり、xとzは併せて4.0以
下、好ましくは約0.5から約3.5であるが、xとz
の一方が0でもよい。このような物質の例には獣脂モノ
エタノールアミド及びジエタノールアミド並びに対応の
ココナツ及び大豆化合物がある。
【0034】本発明に有用な脂肪アミンのアルキレンオ
キシドアダクツは好ましくは次の一般式を有する。 ここで、R10及びnは上記と同義であり、xとzは併せ
て好ましくは4.0以下、最も好ましくは約0.5から
約3.5である。このような物質の例にはEthomeen T12
(獣脂アミン2EO、AKZO製)、Optameet PC5(ココナ
ツアルキルアミン5EO)及びCrodamet 1.02 (オレイ
ルアミン2EO、Croda Chemicals 製)がある。
キシドアダクツは好ましくは次の一般式を有する。 ここで、R10及びnは上記と同義であり、xとzは併せ
て好ましくは4.0以下、最も好ましくは約0.5から
約3.5である。このような物質の例にはEthomeen T12
(獣脂アミン2EO、AKZO製)、Optameet PC5(ココナ
ツアルキルアミン5EO)及びCrodamet 1.02 (オレイ
ルアミン2EO、Croda Chemicals 製)がある。
【0035】本発明での使用に好適な陽イオン洗剤活性
物質には第四アンモニウム表面活性剤及び半極性の表面
活性剤例えばアミンオキシドがある。
物質には第四アンモニウム表面活性剤及び半極性の表面
活性剤例えばアミンオキシドがある。
【0036】両性または双性イオン洗剤化合物も本発明
組成物中に使用できるが、比較的高価なため通常は望ま
しくない。両性または双性イオン洗剤化合物を使用する
ときには、通常、ずっと一般的に使用される陰イオン及
び/または非イオン洗剤活性化合物に比べて少量で使用
する。
組成物中に使用できるが、比較的高価なため通常は望ま
しくない。両性または双性イオン洗剤化合物を使用する
ときには、通常、ずっと一般的に使用される陰イオン及
び/または非イオン洗剤活性化合物に比べて少量で使用
する。
【0037】本発明組成物に使用する洗剤活性化合物の
有効量は一般に全組成物重量の5〜50重量%、好まし
くは6〜30重量%である。
有効量は一般に全組成物重量の5〜50重量%、好まし
くは6〜30重量%である。
【0038】本発明の洗剤組成物は一般に約5重量%か
ら約80重量%、好ましくは10重量%から60重量%
の無機または有機洗剤ビルダーも含んでよい。
ら約80重量%、好ましくは10重量%から60重量%
の無機または有機洗剤ビルダーも含んでよい。
【0039】燐含有無機洗剤ビルダーが存在するとき、
その例には水溶性の塩、特にアルカリ金属のピロ燐酸
塩、オルト燐酸塩及びポリ燐酸塩がある。無機燐酸塩ビ
ルダーの特定例にはナトリウム及びカリウムのトリポリ
燐酸塩、燐酸塩及びヘキサメタ燐酸塩がある。
その例には水溶性の塩、特にアルカリ金属のピロ燐酸
塩、オルト燐酸塩及びポリ燐酸塩がある。無機燐酸塩ビ
ルダーの特定例にはナトリウム及びカリウムのトリポリ
燐酸塩、燐酸塩及びヘキサメタ燐酸塩がある。
【0040】燐を含有しない無機洗剤ビルダーが存在す
るとき、その例には水溶性のアルカリ金属炭酸塩、重炭
酸塩、珪酸塩並びに結晶性及び非結晶性のアルミノ珪酸
塩が含まれる。特定例には、(方解石の種を含むまたは
含まない)炭酸ナトリウム、炭酸カリウム並びに重炭酸
及び珪酸ナトリウム及びカリウムがある。
るとき、その例には水溶性のアルカリ金属炭酸塩、重炭
酸塩、珪酸塩並びに結晶性及び非結晶性のアルミノ珪酸
塩が含まれる。特定例には、(方解石の種を含むまたは
含まない)炭酸ナトリウム、炭酸カリウム並びに重炭酸
及び珪酸ナトリウム及びカリウムがある。
【0041】有機洗剤ビルダーが存在するとき、その例
にはアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム
のポリ酢酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、ポリ
アセタルカルボン酸塩及びポリヒドロキシスルホン酸塩
がある。特定例にはエチレンジアミン四酢酸、ニトリロ
三酢酸、オキシ二コハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカ
ルボン酸及びクエン酸のナトリウム、カリウム、リチウ
ム、アンモニウム及び置換アンモニウム塩が含まれる。
にはアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム
のポリ酢酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、ポリ
アセタルカルボン酸塩及びポリヒドロキシスルホン酸塩
がある。特定例にはエチレンジアミン四酢酸、ニトリロ
三酢酸、オキシ二コハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカ
ルボン酸及びクエン酸のナトリウム、カリウム、リチウ
ム、アンモニウム及び置換アンモニウム塩が含まれる。
【0042】本発明洗剤組成物は布洗濯用洗剤組成物ま
たは繊維製品洗濯用洗剤組成物に通常使用され洗濯及び
洗浄特性を更に改善する量の慣用の添加剤も含有しう
る。これらの添加剤の例には、本発明に悪影響を与えな
い、起泡増強剤、抗起泡剤、珪酸ナトリウムのようなア
ルカリ性物質、繊維柔軟剤、蛋白質分解酵素、脂質分解
酵素及びでんぷん分解酵素のような酵素、腐食防止剤、
無機塩、金属イオン封鎖剤、漂白剤、着色剤及び香料が
含まれる。
たは繊維製品洗濯用洗剤組成物に通常使用され洗濯及び
洗浄特性を更に改善する量の慣用の添加剤も含有しう
る。これらの添加剤の例には、本発明に悪影響を与えな
い、起泡増強剤、抗起泡剤、珪酸ナトリウムのようなア
ルカリ性物質、繊維柔軟剤、蛋白質分解酵素、脂質分解
酵素及びでんぷん分解酵素のような酵素、腐食防止剤、
無機塩、金属イオン封鎖剤、漂白剤、着色剤及び香料が
含まれる。
【0043】好適実施態様では、蛍光剤または光学的な
漂白剤は繊維または布の元の色の色調を変化させること
があるので洗剤組成物にこれらの添加剤は含ませない。
漂白剤は繊維または布の元の色の色調を変化させること
があるので洗剤組成物にこれらの添加剤は含ませない。
【0044】本発明の洗剤組成物は顆粒、フレーク等を
始めとする粉末、液体、ペースト、もしくは棒状(固形
洗剤)または袋詰め(サッシェ)の形で製造し、提供す
ることができる。
始めとする粉末、液体、ペースト、もしくは棒状(固形
洗剤)または袋詰め(サッシェ)の形で製造し、提供す
ることができる。
【0045】本発明の洗剤粉末組成物は布洗濯用洗剤組
成物の製造に通常使用または提起されている慣用の製法
で製造できる。たとえば、噴霧乾燥するか、または乾燥
もしくは加熱ステップ前に導入するのに適してない繊細
な成分は噴霧冷却後に乾燥状態で加える。
成物の製造に通常使用または提起されている慣用の製法
で製造できる。たとえば、噴霧乾燥するか、または乾燥
もしくは加熱ステップ前に導入するのに適してない繊細
な成分は噴霧冷却後に乾燥状態で加える。
【0046】本発明の第二の面は液体を充分量の式Iの
マナセアイト様物質に接触させることにより液体中での
着色剤の移行を抑制する方法に関する。
マナセアイト様物質に接触させることにより液体中での
着色剤の移行を抑制する方法に関する。
【0047】このような方法の布の洗濯液及び繊維製品
処理液から陰イオン染料を始めとする望ましくない着色
剤を除去するのに効果的である。
処理液から陰イオン染料を始めとする望ましくない着色
剤を除去するのに効果的である。
【0048】マナセアイト様物質は液体中に0.1〜3
0g/lの量で存在する。好ましくは0.5〜10g/
lである。
0g/lの量で存在する。好ましくは0.5〜10g/
lである。
【0049】マナセアイト様物質の製造は公知であり、
多くの文献、例えば、Solid State Ionics 22(19
86)135−141ページ、Walter T Reichle、「Sy
nthesis of Anionic Clay Minerals(Mixed Metal Hydro
xides,Hydrotalcite)」及びChemtech(1986年1
月)58−63ページ、Walter T Reichle「Anionic Cl
ay Minerals 」に記載されている。
多くの文献、例えば、Solid State Ionics 22(19
86)135−141ページ、Walter T Reichle、「Sy
nthesis of Anionic Clay Minerals(Mixed Metal Hydro
xides,Hydrotalcite)」及びChemtech(1986年1
月)58−63ページ、Walter T Reichle「Anionic Cl
ay Minerals 」に記載されている。
【0050】本発明に有用な亜鉛/アルミニウムマナセ
アイト様物質は下記の方法及び当業界で公知の他の方法
の1つで製造できる。
アイト様物質は下記の方法及び当業界で公知の他の方法
の1つで製造できる。
【0051】1.モル比8:1の塩化亜鉛と塩化アルミ
ニウムの1mol dm-3の溶液を製造した。塩化物溶液の元
のpHが約3から6.75に上昇するまで、2mol dm-3
の水酸化ナトリウム溶液を加えた。これにより白色のゲ
ル様の沈澱が生じ、これを遠心分離した。次に沈澱を脱
塩水に懸濁させてから遠心して洗浄した。この洗浄過程
を数回繰り返した。次にゲルを80℃から100℃で乾
燥させ微細な粉末に粉砕した。
ニウムの1mol dm-3の溶液を製造した。塩化物溶液の元
のpHが約3から6.75に上昇するまで、2mol dm-3
の水酸化ナトリウム溶液を加えた。これにより白色のゲ
ル様の沈澱が生じ、これを遠心分離した。次に沈澱を脱
塩水に懸濁させてから遠心して洗浄した。この洗浄過程
を数回繰り返した。次にゲルを80℃から100℃で乾
燥させ微細な粉末に粉砕した。
【0052】2.モル比8:1の塩化亜鉛と塩化アルミ
ニウムの1mol dm-3の溶液を製造し、5mol dm-3の水酸
化ナトリウム溶液と同時に、撹拌器を具備する5リット
ルのビーカーにポンプで入れた。反応混合物中のpHを
6.5に維持するよう水酸化ナトリウムの添加速度を変
えた。得られたゲルを上記のように分離し、洗浄した。
次に、洗浄した沈澱の粒子を次の種々の方法で乾燥させ
た: a)噴霧乾燥、 b)アルコール中でスラリーとし、濾過し、50℃のオ
ーブンで乾燥させた。次に、得られた沈澱をハンマーで
粉砕して微細な粉末とした、 c)非イオン表面活性剤(Synperonic A7 、ICI 製)中
でスラリーとし、濾過し、50℃のオーブンで乾燥させ
た。次に、得られた沈澱をハンマーで粉砕して微細な粉
末を形成した。
ニウムの1mol dm-3の溶液を製造し、5mol dm-3の水酸
化ナトリウム溶液と同時に、撹拌器を具備する5リット
ルのビーカーにポンプで入れた。反応混合物中のpHを
6.5に維持するよう水酸化ナトリウムの添加速度を変
えた。得られたゲルを上記のように分離し、洗浄した。
次に、洗浄した沈澱の粒子を次の種々の方法で乾燥させ
た: a)噴霧乾燥、 b)アルコール中でスラリーとし、濾過し、50℃のオ
ーブンで乾燥させた。次に、得られた沈澱をハンマーで
粉砕して微細な粉末とした、 c)非イオン表面活性剤(Synperonic A7 、ICI 製)中
でスラリーとし、濾過し、50℃のオーブンで乾燥させ
た。次に、得られた沈澱をハンマーで粉砕して微細な粉
末を形成した。
【0053】本発明に有用なマグネシウム/アルミニウ
ムマナセアイト様物質は下記の方法及び当業界で公知の
他の方法で製造できる。
ムマナセアイト様物質は下記の方法及び当業界で公知の
他の方法で製造できる。
【0054】98リットルの水に水酸化ナトリウム1
9.5kgを加え、次に水73リットルに溶解した硝酸
マグネシウム25kg及び硝酸アルミニウム18.3k
gを加えて、Mg:Al比を3:1とした。硝酸塩溶液
を30分間かけて撹拌しながら加えた。溶液を90℃か
ら100℃に2時間加熱した。得られた沈澱を濾過し、
洗浄した。沈澱を次のように処理した: (i) サンプルを水に再懸濁させて固形分10%のス
ラリーとした、 (ii) サンプルを噴霧乾燥させた、 (iii) サンプルを約120℃のオーブンで乾燥さ
せ、流体エネルギーミルで微細化した。
9.5kgを加え、次に水73リットルに溶解した硝酸
マグネシウム25kg及び硝酸アルミニウム18.3k
gを加えて、Mg:Al比を3:1とした。硝酸塩溶液
を30分間かけて撹拌しながら加えた。溶液を90℃か
ら100℃に2時間加熱した。得られた沈澱を濾過し、
洗浄した。沈澱を次のように処理した: (i) サンプルを水に再懸濁させて固形分10%のス
ラリーとした、 (ii) サンプルを噴霧乾燥させた、 (iii) サンプルを約120℃のオーブンで乾燥さ
せ、流体エネルギーミルで微細化した。
【0055】3.本発明に有用なマグネシウム/アルミ
ニウムマナセアイト様物質は次のようにまたは当業界で
公知の方法により製造できる: 脱塩水約66リットルを含有する容器に、水酸化ナトリ
ウム/炭酸ナトリウムの混合したアルカリ溶液150リ
ットルからなり、全陰イオン濃度が5Mであり、水酸化
物と炭酸塩の比が3:1であるアルカリ溶液を加えてp
Hを中性から約10へと上昇させた。 全金属イオン濃度が2Mであり、マグネシウムとアルミ
ニウムの比が3:1である硫酸アルミニウムと硫酸マグ
ネシウムの溶液を容器に加え、容器の内容物を振とうし
た。硫酸塩溶液の添加速度は溶液のpHを10から1
0.5に維持するよう調整した。硫酸塩溶液を添加する
と直ちに沈澱が生じるが、得られたスラリーを冷却して
25℃に維持した。溶液添加終了後の反応時間は約50
分であり、更に10分間振とうした。次に、スラリーを
圧縮してフィルターケーキを形成し、フィルターケーキ
を脱塩水で洗った。塩化バリウム溶液を使用して、硫酸
陰イオンの存在について洗った濾液をテストしたとこ
ろ、硫酸塩の大部分がケーキから除かれていることが示
された。次に、ケーキを1時間空気乾燥させ、リング乾
燥器を通し、次に流体エネルギーミルで5〜7ミクロン
の粒径まで粉砕した。
ニウムマナセアイト様物質は次のようにまたは当業界で
公知の方法により製造できる: 脱塩水約66リットルを含有する容器に、水酸化ナトリ
ウム/炭酸ナトリウムの混合したアルカリ溶液150リ
ットルからなり、全陰イオン濃度が5Mであり、水酸化
物と炭酸塩の比が3:1であるアルカリ溶液を加えてp
Hを中性から約10へと上昇させた。 全金属イオン濃度が2Mであり、マグネシウムとアルミ
ニウムの比が3:1である硫酸アルミニウムと硫酸マグ
ネシウムの溶液を容器に加え、容器の内容物を振とうし
た。硫酸塩溶液の添加速度は溶液のpHを10から1
0.5に維持するよう調整した。硫酸塩溶液を添加する
と直ちに沈澱が生じるが、得られたスラリーを冷却して
25℃に維持した。溶液添加終了後の反応時間は約50
分であり、更に10分間振とうした。次に、スラリーを
圧縮してフィルターケーキを形成し、フィルターケーキ
を脱塩水で洗った。塩化バリウム溶液を使用して、硫酸
陰イオンの存在について洗った濾液をテストしたとこ
ろ、硫酸塩の大部分がケーキから除かれていることが示
された。次に、ケーキを1時間空気乾燥させ、リング乾
燥器を通し、次に流体エネルギーミルで5〜7ミクロン
の粒径まで粉砕した。
【0056】マナセアイト様物質の形状は製法に依存す
ることが発見された。噴霧乾燥のような多孔性物質を生
じる製法が特に好ましい。
ることが発見された。噴霧乾燥のような多孔性物質を生
じる製法が特に好ましい。
【0057】以下の実施例で本発明組成物を例示する。
【0058】
【実施例】実施例1 上記方法1に記載のようにして、亜鉛/アルミニウムマ
ナセアイト様物質のサンプルを製造した。ふるいの大き
さ250μm、106μm、75μm及び45μmを使
用してサンプルをふるい分けた。
ナセアイト様物質のサンプルを製造した。ふるいの大き
さ250μm、106μm、75μm及び45μmを使
用してサンプルをふるい分けた。
【0059】着色剤の吸着速度は、一定時間毎にブラン
クと比較して濾過した液体サンプルの吸光度を測定して
決定した。
クと比較して濾過した液体サンプルの吸光度を測定して
決定した。
【0060】非イオン表面活性剤(Synperonic A7 (IC
I 製)1g/l、塩化ナトリウム0.01mol dm-3及び
染料(Direct Red 80:CI 35780)0.01g/lの脱塩
水溶液を製造した。溶液200mlを水浴中に置き、温
度を25℃または40℃に維持した。溶液は常に撹拌し
ていた。一定時間毎にサンプル5mlを採り、0.45
μmのミリポアフィルターで濾過した。UV/可視分光
光度計で水/非イオン物質/NaCl標準に対して各サ
ンプルの525nm吸光度を測定した。これはDirect R
ed 80 の最大吸収である。最初の読み取り後、亜鉛/ア
ルミニウムマナセアイト0.14gを加えた。その後、
5、10及び20分の間隔でサンプルを採取した。結果
は次の通りであった:
I 製)1g/l、塩化ナトリウム0.01mol dm-3及び
染料(Direct Red 80:CI 35780)0.01g/lの脱塩
水溶液を製造した。溶液200mlを水浴中に置き、温
度を25℃または40℃に維持した。溶液は常に撹拌し
ていた。一定時間毎にサンプル5mlを採り、0.45
μmのミリポアフィルターで濾過した。UV/可視分光
光度計で水/非イオン物質/NaCl標準に対して各サ
ンプルの525nm吸光度を測定した。これはDirect R
ed 80 の最大吸収である。最初の読み取り後、亜鉛/ア
ルミニウムマナセアイト0.14gを加えた。その後、
5、10及び20分の間隔でサンプルを採取した。結果
は次の通りであった:
【0061】
【表1】 。
【0062】これらの結果は、(濾液の吸光度の減少と
して測定される)染料吸着の速度は温度の上昇及び/ま
たは粒径の減少に従って増加することを示している。
して測定される)染料吸着の速度は温度の上昇及び/ま
たは粒径の減少に従って増加することを示している。
【0063】実施例2 前記方法2のようにして、亜鉛/アルミニウムマナセア
イト様物質(ZnAl HT)のサンプルを製造した。
(a)噴霧乾燥、(b)アルコール処理及び(c)Synp
eronic処理の順で乾燥させた沈澱の平均粒径を光散乱に
より測定した。サンプルの染料吸着速度は実施例1に記
載の方法で測定した。
イト様物質(ZnAl HT)のサンプルを製造した。
(a)噴霧乾燥、(b)アルコール処理及び(c)Synp
eronic処理の順で乾燥させた沈澱の平均粒径を光散乱に
より測定した。サンプルの染料吸着速度は実施例1に記
載の方法で測定した。
【0064】結果は次の通りであった。
【0065】
【表2】 。
【0066】これらの結果から、マナセアイト様物質の
製法が染料吸着速度に大きく影響することが判る。これ
は多孔度が乾燥方法に依存するためと考えられる。
製法が染料吸着速度に大きく影響することが判る。これ
は多孔度が乾燥方法に依存するためと考えられる。
【0067】実施例3 実施例2から、吸着速度の速い物質は5分以内に全ての
染料を吸着することが判る。最初の5分間1分毎にサン
プルを取り出すこと以外は実施例1の方法を使用して、
広範囲のマナセアイト様物質についての染料吸着速度を
測定した。
染料を吸着することが判る。最初の5分間1分毎にサン
プルを取り出すこと以外は実施例1の方法を使用して、
広範囲のマナセアイト様物質についての染料吸着速度を
測定した。
【0068】前記のようにマグネシウム/アルミニウム
マナセアイト様物質を製造し、上記の(i)スラリー形
成、(ii)噴霧乾燥及び(iii)微細化処理に記載
したように処理した。更に、噴霧乾燥させた亜鉛/アル
ミニウムマナセアイト様物質の微細化したサンプルをテ
ストした(ZnAl HT微細化と表示)。結果は次の
通りである。
マナセアイト様物質を製造し、上記の(i)スラリー形
成、(ii)噴霧乾燥及び(iii)微細化処理に記載
したように処理した。更に、噴霧乾燥させた亜鉛/アル
ミニウムマナセアイト様物質の微細化したサンプルをテ
ストした(ZnAl HT微細化と表示)。結果は次の
通りである。
【0069】
【表3】 。
【0070】これらの結果はサンプルを微細化すると吸
着速度が特に速くなることを示している。アルコール処
理したサンプルの性能は微細化したサンプルよりほんの
僅かだけ遅い。
着速度が特に速くなることを示している。アルコール処
理したサンプルの性能は微細化したサンプルよりほんの
僅かだけ遅い。
【0071】実施例4 布の洗濯条件下での染料の移行に対するマナセアイト様
物質の作用を次のように評価した。非イオン活性物質
(Synperonic A7 )0.8g/l、ゼオライト(Wessal
ith P 、Degussa 製)1.75g/l、硫酸ナトリウム
0.5g/l及び炭酸ナトリウム0.5g/lを含有す
る洗濯液を、26.2゜FH、Ca:Mg比2:1の水
を用いて調製し、テルゴトメータ上に置いた。3インチ
四方の色のついた木綿のテスト用の布4枚と3インチ四
方の白のサイズを塗っていない木綿の敷布を洗濯液50
0ml中40℃で20分間洗濯した。液と布の割合は6
0:1であった。
物質の作用を次のように評価した。非イオン活性物質
(Synperonic A7 )0.8g/l、ゼオライト(Wessal
ith P 、Degussa 製)1.75g/l、硫酸ナトリウム
0.5g/l及び炭酸ナトリウム0.5g/lを含有す
る洗濯液を、26.2゜FH、Ca:Mg比2:1の水
を用いて調製し、テルゴトメータ上に置いた。3インチ
四方の色のついた木綿のテスト用の布4枚と3インチ四
方の白のサイズを塗っていない木綿の敷布を洗濯液50
0ml中40℃で20分間洗濯した。液と布の割合は6
0:1であった。
【0072】着色したテスト用の布は1%のDirect Gre
en 26 CI 34045(ICI 製)、1%のDirect Blue 25 CI
23790 (ICI 製)または1%のDirect Red 80 CI 35780
(ICI 製)で染めた。
en 26 CI 34045(ICI 製)、1%のDirect Blue 25 CI
23790 (ICI 製)または1%のDirect Red 80 CI 35780
(ICI 製)で染めた。
【0073】前記2の方法で製造し、噴霧乾燥させたZ
n/Al HT0.5g/lを適宜加えた。
n/Al HT0.5g/lを適宜加えた。
【0074】460〜700nmの波長でのCIE LAB Δ
E 値により4枚の白い布の平均した色の変化を測定し
た。ΔE値が低い程、染料移行度が小さい。結果は次の
通りであった。
E 値により4枚の白い布の平均した色の変化を測定し
た。ΔE値が低い程、染料移行度が小さい。結果は次の
通りであった。
【0075】
【表4】 。
【0076】これらの結果は、本発明のマナセアイト様
物質により染料の移行が減少することを示している。
物質により染料の移行が減少することを示している。
【0077】実施例5 下記のように、全自動洗濯機で、種々の色の布を使用
し、布の洗濯条件下での染料移行に対するマナセアイト
様物質の作用を評価した。
し、布の洗濯条件下での染料移行に対するマナセアイト
様物質の作用を評価した。
【0078】14.4gのSynperonic A7 、31.5g
のゼオライト、9gの炭酸ナトリウム、9gの硫酸ナト
リウム、9gの上記のように製造した種々のマナセアイ
ト様物質(任意)の組成を有する洗剤組成物を40℃の
木綿洗濯サイクルに設定したMiele W754S のディスペン
サに入れた。
のゼオライト、9gの炭酸ナトリウム、9gの硫酸ナト
リウム、9gの上記のように製造した種々のマナセアイ
ト様物質(任意)の組成を有する洗剤組成物を40℃の
木綿洗濯サイクルに設定したMiele W754S のディスペン
サに入れた。
【0079】Direct Green 26 で染めた布6枚、Direct
Blue 25で染めた布6枚、Direct Red 80 で染めた布6
枚及び染めていない白い敷布6枚からなる24枚のテス
ト用の木綿布を洗濯機に入れた。24インチx12イン
チのニットのポリエステル布を洗濯機に加え、液と布の
比18:1、9:1、6:1及び4.5:1となるよう
に洗濯物量を各々1、2、3または4kgとした。直接
染料はポリエステルに親和性がないのでニットのポリエ
ステルは希釈効果を有している。
Blue 25で染めた布6枚、Direct Red 80 で染めた布6
枚及び染めていない白い敷布6枚からなる24枚のテス
ト用の木綿布を洗濯機に入れた。24インチx12イン
チのニットのポリエステル布を洗濯機に加え、液と布の
比18:1、9:1、6:1及び4.5:1となるよう
に洗濯物量を各々1、2、3または4kgとした。直接
染料はポリエステルに親和性がないのでニットのポリエ
ステルは希釈効果を有している。
【0080】テストは2回行い、実施例4と同様に平均
のΔE値を測定した。
のΔE値を測定した。
【0081】結果は次の通りである。
【0082】
【表5】 。
【0083】これらの結果は本発明のマナセアイト様物
質を使用することにより染料移行を減少させうることを
示している。例えば、1kgの洗濯物の場合、マナセア
イトを含有しない組成物ではΔE値が2.36であるの
に対し、スラリー中にMg/Alマナセアイトを含有す
る組成物では1.57のΔE値が得られる。
質を使用することにより染料移行を減少させうることを
示している。例えば、1kgの洗濯物の場合、マナセア
イトを含有しない組成物ではΔE値が2.36であるの
に対し、スラリー中にMg/Alマナセアイトを含有す
る組成物では1.57のΔE値が得られる。
【0084】実施例6 産業用の繊維製品洗浄条件で遭遇する条件下での染料移
行に対するマナセアイト様物質の作用を次のように評価
した。
行に対するマナセアイト様物質の作用を次のように評価
した。
【0085】ウールフランネルをSandozのLanasyn Gree
n 5GL 3重量%で染めてテスト用の布を用意した。染色
した布を等重量の未染色ウールと混合し、下表のように
非イオン洗剤Croscour HVT(Crosfield Textile Chemic
als 製)、非イオン分散剤/洗剤Croscolor 300 (Cros
field Textile Chemicals 製)、上記のように製造し、
オーブン乾燥し、粒径5μmまで微細化したMg/Al
HT及び重炭酸ナトリウムを種々に含有する水の中、4
0℃、15分間、SDC Wash Wheelで振とうした。液:布
の比は20:1であった。
n 5GL 3重量%で染めてテスト用の布を用意した。染色
した布を等重量の未染色ウールと混合し、下表のように
非イオン洗剤Croscour HVT(Crosfield Textile Chemic
als 製)、非イオン分散剤/洗剤Croscolor 300 (Cros
field Textile Chemicals 製)、上記のように製造し、
オーブン乾燥し、粒径5μmまで微細化したMg/Al
HT及び重炭酸ナトリウムを種々に含有する水の中、4
0℃、15分間、SDC Wash Wheelで振とうした。液:布
の比は20:1であった。
【0086】BS1006A03:1978に記載のグ
レイスケール系を使用して、未染色の布を染料移行につ
いて評価した。(グレイスケールの数が大きくなる程染
料移行の程度が低くなる)。これらの結果は、本発明の
マナセアイト様物質の繊維製品洗濯液への添加により染
料移行が減少することを示している。
レイスケール系を使用して、未染色の布を染料移行につ
いて評価した。(グレイスケールの数が大きくなる程染
料移行の程度が低くなる)。これらの結果は、本発明の
マナセアイト様物質の繊維製品洗濯液への添加により染
料移行が減少することを示している。
【0087】
【表6】 。
【0088】実施例7 産業用の繊維製品洗浄条件で遭遇する条件下での染料移
行に対するマナセアイト様物質の作用を次のように評価
した。
行に対するマナセアイト様物質の作用を次のように評価
した。
【0089】Ciba Geigy製のSolophenyl Bordeaux AZBL
1.5重量%で木綿ニットを染色してテスト用の布を
用意した。染色した布を4倍量(重量)の未染色の木綿
と混合し、下表に示すように実施例6で使用したCrosco
ur HVT及びMg/AlHTを種々に含有する水の中、4
0℃で、15分間振とうした。液:布の比は20:1で
あった。
1.5重量%で木綿ニットを染色してテスト用の布を
用意した。染色した布を4倍量(重量)の未染色の木綿
と混合し、下表に示すように実施例6で使用したCrosco
ur HVT及びMg/AlHTを種々に含有する水の中、4
0℃で、15分間振とうした。液:布の比は20:1で
あった。
【0090】実施例6に記載のグレイスケールを使用し
て未染色の布の染料移行を評価した。
て未染色の布の染料移行を評価した。
【0091】
【表7】
フロントページの続き (72)発明者 キース・ロバート・フレイサー・コケツト イギリス国、ウエスト・ランカシヤー・ダ ブリユ・エヌ・6・9・エイ・ジー、ニ ア・ウイガン、アプレー・ブリツジ、アツ シユフイールド・テラス・28 (56)参考文献 特開 平3−504869(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】a.系の重量に対して少なくとも40重量
%の非イオン洗剤活性物質を含む洗剤活性系、及び b.式I: Mk+mNn+p(OH)2Az y−.xH2O I [式中、 Mは任意の1価または2価の陽イオンまたはその組合せ
であり、 Nは任意の3価または4価の陽イオンまたはその組合せ
であり、 kは1価陽イオンの各モル分率の合計であり、 mは2価陽イオンの各モル分率の合計であり、 nは3価陽イオンの各モル分率の合計であり、 pは4価陽イオンの各モル分率の合計であり、kとmの
いずれかまたはnとpのいずれかは0であることができ
るがkとmの両方またはnとpの両方が0であることは
なく、k+m+n+p=1であり、Az y−は価数y
−、モル分率zの任意の陰イオンまたは同様のもしくは
異なるy−の陰イオンの組合せであり、k+2m+3n
+4p−2−zy=0であり、xは1から100まで変
化しうる]で定義されるマナセアイト様物質 からなる洗剤組成物。 - 【請求項2】洗剤活性系が重量において優勢である量の
非イオン洗剤活性物質を含む請求項1の洗剤組成物。 - 【請求項3】マナセアイト様物質の粒径が250ミクロ
ン未満である請求項1又は2のいずれかの洗剤組成物。 - 【請求項4】マナセアイト様物質が式: Zn16Al2(OH)36(Cl2)xH2O を有する請求項1から3のいずれかの洗剤組成物。
- 【請求項5】マナセアイト様物質が式: Mg6Al2(OH)16(NO3)2xH2O を有する請求項1から3のいずれかの洗剤組成物。
- 【請求項6】マナセアイト様物質が式: Cu16Al2(OH)36(Cl2)xH2O を有する請求項1から3のいずれかの洗剤組成物。
- 【請求項7】請求項1に定義された式Iで示される物質
を少なくとも0.1g/lの濃度で含む液体を接触させ
ることによって該液体中での着色剤の移行を減少させる
方法。 - 【請求項8】マナセアイト様物質が液体中に少なくとも
1g/lの濃度で存在している請求項7の方法。
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---|---|---|---|
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---|---|
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JPH0737634B2 true JPH0737634B2 (ja) | 1995-04-26 |
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ID=10667382
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---|---|---|---|
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CA (1) | CA2031383C (ja) |
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MX (1) | MX173218B (ja) |
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WO1994003574A1 (en) * | 1992-08-07 | 1994-02-17 | Unilever N.V. | Machine dishwashing and rinse aid compositions |
AU660101B2 (en) * | 1992-08-07 | 1995-06-08 | Colgate-Palmolive Company, The | Heavy duty laundry detergent compositions of reduced dye transfer properties |
US5378367A (en) * | 1992-11-25 | 1995-01-03 | Aluminum Company Of America | Method for removing color-imparting contaminants from pulp and paper waste streams using a combination of adsorbents |
US5780410A (en) * | 1993-07-14 | 1998-07-14 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions containing percarbonate and making processes thereof |
JPH09502743A (ja) * | 1993-07-14 | 1997-03-18 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | ペルカーボネートを含有する洗剤組成物およびその製法 |
TR27896A (tr) * | 1993-08-05 | 1995-10-11 | Colgate Palmolive Co | Boya transferi özellikleri düsürülmüs agir is camasir deterjani bilesimleri. |
DE4426889A1 (de) * | 1994-07-29 | 1996-02-01 | Hoechst Ag | Mischungen von Alkoxylaten als schaumdämpfendes Mittel und deren Verwendung |
US5698476A (en) * | 1995-03-01 | 1997-12-16 | The Clorox Company | Laundry article for preventing dye carry-over and indicator therefor |
US6017867A (en) * | 1998-06-05 | 2000-01-25 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions containing percarbonate and making processes thereof |
BR0316878B1 (pt) * | 2002-12-23 | 2012-08-21 | polìmeros hidrofobicamente modificados, produto de limpeza, formulação de processo têxtil, auxiliares de tingimento ou impressão e/ou agentes de acabamento, e método para processamento têxtil. | |
US7326672B2 (en) * | 2004-07-29 | 2008-02-05 | Vivek Subramanian | Substantially enzyme free personal wash compositions comprising non-silicates with basal layer cationic charge |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5140884B2 (ja) * | 1972-12-12 | 1976-11-06 | ||
US4123376A (en) * | 1973-08-24 | 1978-10-31 | Colgate-Palmolive Company | Peroxymonosulfate-base bleaching and bleaching detergent compositions |
US4148742A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-10 | Monsanto Company | Detergent composition containing alkali metal salts of imidobis sulfuric acid |
US4239659A (en) * | 1978-12-15 | 1980-12-16 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions containing nonionic and cationic surfactants, the cationic surfactant having a long alkyl chain of from about 20 to about 30 carbon atoms |
US4351814A (en) * | 1980-12-18 | 1982-09-28 | Kyowa Chemical Industry Co., Ltd. | Hydrotalcites having a hexagonal needle-like crystal structure and process for production thereof |
DE3172108D1 (en) * | 1981-04-29 | 1985-10-10 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | Detergent-dispersant composition for lubricating or fuel oils |
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US4446042A (en) * | 1982-10-18 | 1984-05-01 | The Procter & Gamble Company | Brightener for detergents containing nonionic and cationic surfactants |
DE3413292A1 (de) * | 1984-04-09 | 1985-10-17 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Textil-waschmittel fuer farbige textilien |
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CA1265115A (en) * | 1985-06-24 | 1990-01-30 | The Dow Chemical Company | Inorganic anion exchangers and preparation thereof |
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- 1990-12-03 JP JP2403417A patent/JPH0737634B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-03 US US07/621,483 patent/US5149456A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-03 CA CA002031383A patent/CA2031383C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-03 EP EP90313100A patent/EP0431867B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1990-12-03 MX MX023572A patent/MX173218B/es unknown
- 1990-12-03 BR BR909006130A patent/BR9006130A/pt not_active IP Right Cessation
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