JPH0737482U - 配管の開先合装置 - Google Patents

配管の開先合装置

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JPH0737482U
JPH0737482U JP6990593U JP6990593U JPH0737482U JP H0737482 U JPH0737482 U JP H0737482U JP 6990593 U JP6990593 U JP 6990593U JP 6990593 U JP6990593 U JP 6990593U JP H0737482 U JPH0737482 U JP H0737482U
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JP
Japan
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sleeve
pipe
pipes
chuck
sleeves
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Pending
Application number
JP6990593U
Other languages
English (en)
Inventor
昭博 川上
Original Assignee
石川島プラント建設株式会社
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接作業の邪魔にならず、異なる管径にも対
応し得るようにする。 【構成】 配管12,13内部にスリーブ19,33を
挿入し、スリーブ19,33の周方向に3個以上備えら
れたチャック機構30,47のチャックブロック28,
45を、スリーブ19,33の軸心位置17を中心とし
て半径方向に等しい量だけ突出させることにより、配管
12,13内部にスリーブ19,33が保持され、同時
に、配管12,13の芯出しが行われるので、このよう
なチャック機構30,47を、スリーブ19,33の長
手方向に間隔をおいて二段に設けることにより、2つの
配管12,13を同時に芯出しすることが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配管の開先合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の配管の開先合装置は、図2・図3に示すように、ジャッキ1の昇降軸2 の上端に左右一対の支持アーム3,4を取付け、各支持アーム3,4の上端にV 字状をした管支持具5,6を取付けて、各管支持具5,6に配管7,8を乗せ、 配管7,8の開先9,10を突合せることによって位置決めを行い、開先9,1 0を溶接するようにしていた。
【0003】 尚、11はジャッキ1のハンドルである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の配管の開先合装置は、管支持具5,6によって配管 7,8を外側から支持させるものであったため、管支持具5,6が邪魔となって 溶接作業を行いにくいという問題があった。
【0005】 又、配管7,8の径が異なる場合、管支持具5,6を取り替えない限り対応す ることが困難であった。
【0006】 本考案は、上述の実情に鑑み、溶接作業の邪魔にならず、異なる管径にも対応 し得るようにした配管の開先合装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、配管内部に挿入可能なスリーブの先端に、スリーブの軸心位置を中 心として半径方向に等しい量だけ突出収納自在なチャックブロックを周方向に3 個以上備えて成るチャック機構を、スリーブの長手方向に間隔をおいて二段に備 えたことを特徴とする配管の開先合装置にかかるものである。
【0008】
【作用】
本考案の作用は以下の通りである。
【0009】 配管内部にスリーブを挿入し、スリーブの周方向に3個以上備えられたチャッ ク機構のチャックブロックを、スリーブの軸心位置を中心として半径方向に等し い量だけ突出させることにより、配管内部にスリーブが保持され、同時に、配管 の芯出しが行われる。
【0010】 このようなチャック機構を、スリーブの長手方向に間隔をおいて二段に設ける ことにより、2つの配管を同時に芯出しすることが可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
【0012】 図1は、本考案の一実施例である。
【0013】 又、図中、12,13は配管、14,15は配管12,13の開先である。 。
【0014】 後端部に把手16を備え、軸心位置17に中空部18を有するスリーブ19を 設け、該スリーブ19の中空部18に長手方向20に延びる中空の回転軸21を 挿通し、スリーブ19の後端部から突出した回転軸21の後端部にハンドル22 を取付ける。
【0015】 又、スリーブ19の中空部18の先端部分を拡大して作動空間23を形成し、 回転軸21の作動空間23内の部分にネジ部24を形成し、ネジ部24にテーパ リング25を螺着する。
【0016】 更に、スリーブ19の先端部における少なくとも3個所の位置に作動空間23 と外部を連通する突出収納穴26を形成し、該各突出収納穴26に、前記テーパ リング25と摺接するテーパ面27を有し、スリーブ19の軸心位置17を中心 として半径方向に等しい量だけ突出収納自在なチャックブロック28をそれぞれ 嵌合して、各チャックブロック28を外側からリング状のゴムやバネなどの弾性 部材29で押えることにより、チャック機構30を形成する。
【0017】 一方、回転軸21の中空部31及び前記ハンドル22に、中空軸32を貫通し 、中空軸32の先端部に、前記スリーブ19と同一径で中空の延長スリーブ33 を設け、延長スリーブ33の後端に形成した回止用凹部34に、スリーブ19の 先端に形成した回止用凸部35を嵌合して周方向の位置合せと回止めを行うと共 に、スリーブ19と延長スリーブ33との間にスペーサリング36を介在させ両 者間の長手方向20の位置関係を調整する。
【0018】 前記延長スリーブ33及び中空軸32の中空部37に回転軸38を挿通し、中 空軸32における前記ハンドル22から突出した後端部に別のハンドル39を取 付ける。
【0019】 延長スリーブ33の中空部37を拡大して作動空間40を形成し、回転軸38 の作動空間40内の部分にネジ部41を形成し、ネジ部41にテーパリング42 を螺着する。
【0020】 延長スリーブ33の先端部における少なくとも3個所の位置に作動空間40と 外部とを連通する突出収納穴43を形成し、該各突出収納穴43に、前記テーパ リング42と摺接するテーパ面44を有し、前記軸心位置17を中心として半径 方向に等しい量だけ突出収納自在なチャックブロック45をそれぞれ嵌合して、 各チャックブロック45を外側からリング状のゴムやバネなどの弾性部材46で 押えることにより、チャック機構47を形成する。
【0021】 尚、48は延長スリーブ33の先端に取付ネジ49を用いて取付けた蓋部材で ある。
【0022】 次に、作動について説明する。
【0023】 既設の配管12に短い配管13を接合しようとする場合、先ず、配管13を延 長スリーブ33を介してスリーブ19の外周に通し、この状態で、延長スリーブ 33部分を配管12に挿入する。
【0024】 次に、ハンドル39を回すことにより、回転軸38、ネジ部41を介して、テ ーパリング42の位置を長手方向20へ移動する。
【0025】 すると、テーパリング42によってテーパ面44を押されたチャックブロック 45が、突出収納穴43に沿って互いに等しい量だけ外部へ突出動され、チャッ クブロック45が突っ張った状態となって、延長スリーブ33が配管12の内面 に保持され、この時、配管12と延長スリーブ33の芯出しが行われる。
【0026】 更に、配管12に対して配管13を適当な距離に近付けた状態で、ハンドル2 2を回すことにより、回転軸21、ネジ部24を介して、テーパリング25の位 置を長手方向20へ移動する。
【0027】 すると、テーパリング25によってテーパ面27を押されたチャックブロック 28が、突出収納穴26に沿って互いに等しい量だけ外部へ突出動され、チャッ クブロック28が突っ張った状態となって、スリーブ19が配管13の内面に保 持され、この時、配管13とスリーブ19の芯出しが行われる。
【0028】 こうして、各配管12,13ごとの芯出しができたら、スリーブ19と延長ス リーブ33は同じ軸心位置17であるため、配管12と配管13が芯合せされ、 この状態を保持したまま、配管12の開先14と配管13の開先15を仮溶接す る。
【0029】 そして、仮溶接が済んだら、ハンドル22,39を上記とは反対の方向に回転 して、チャックブロック28,45を引込め、配管12,13の内部からスリー ブ19や延長スリーブ33を取出して、配管12の開先14と配管13の開先1 5間を本溶接する。
【0030】 このように、本考案の装置を用いると、配管12,13の内側から芯合せをす ることができるようになり、邪魔にならずに外側から溶接を行うことが可能とな る。
【0031】 又、独立したチャック機構30,47を二段に備えているので、配管12,1 3の管径が異なっていたとしても、問題なく芯出しを行うことが可能となる。
【0032】 更に、チャック機構30,47はハンドル22,39を回すだけで操作できる ので、芯出しを容易に行うことが可能である。
【0033】 尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の配管の開先合装置によれば、溶接作業の邪魔に ならず、異なる管径にも対応させることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側方断面図である。
【図2】従来例の側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【符号の説明】
12,13 配管 17 軸心位置 19 スリーブ 20 長手方向 28,45 チャックブロック 30,47 チャック機構 33 延長スリーブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管内部に挿入可能なスリーブの先端
    に、スリーブの軸心位置を中心として半径方向に等しい
    量だけ突出収納自在なチャックブロックを周方向に3個
    以上備えて成るチャック機構を、スリーブの長手方向に
    間隔をおいて二段に備えたことを特徴とする配管の開先
    合装置。
JP6990593U 1993-12-27 1993-12-27 配管の開先合装置 Pending JPH0737482U (ja)

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JP6990593U JPH0737482U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 配管の開先合装置

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JP6990593U JPH0737482U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 配管の開先合装置

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JPH0737482U true JPH0737482U (ja) 1995-07-11

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ID=13416185

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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