JPH0737467B2 - tert―ブチルトリアルコキシシランの製造方法 - Google Patents
tert―ブチルトリアルコキシシランの製造方法Info
- Publication number
- JPH0737467B2 JPH0737467B2 JP13332289A JP13332289A JPH0737467B2 JP H0737467 B2 JPH0737467 B2 JP H0737467B2 JP 13332289 A JP13332289 A JP 13332289A JP 13332289 A JP13332289 A JP 13332289A JP H0737467 B2 JPH0737467 B2 JP H0737467B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tert
- butyltrialkoxysilane
- present
- producing tert
- platinum catalyst
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、tert−ブチルトリアルコキシシランの新規な
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
tert−ブチルトリアルコキシシランは他の有機ケイ素化
合物の製造あるいは有機ケイ素からなる基を含む化合物
の製造に活性の高い基礎原料として広く用いられてい
る。
合物の製造あるいは有機ケイ素からなる基を含む化合物
の製造に活性の高い基礎原料として広く用いられてい
る。
従来tert−ブチルトリアルコキシシランの製造方法とし
ては、tert−ブチルトリクロロシランとアルコールとを
反応させてtert−ブチルトリアルコキシシランを合成す
る方法が知られている。しかしながらこの方法は、原料
となるtert−ブチルトリクロロシランが極めて高価で入
手困難であるため工業的な方法ではない。
ては、tert−ブチルトリクロロシランとアルコールとを
反応させてtert−ブチルトリアルコキシシランを合成す
る方法が知られている。しかしながらこの方法は、原料
となるtert−ブチルトリクロロシランが極めて高価で入
手困難であるため工業的な方法ではない。
本発明は上記従来技術の持っている欠点を解決しようと
するものであり、文献未載の新規な製造方法である。
するものであり、文献未載の新規な製造方法である。
本発明者らはこの研究に鋭意取り組んだ結果、tert−ブ
チル,メチル基及び水素原子を持つ有機モノアルコキシ
シラン(工業的にはグリニヤール反応により容易にかつ
安価に得られる有機ケイ素化合物)とアルコールとを白
金触媒の存在下に反応させることにより、tert−ブチル
トリアルコキシシランを製造できることを見出し本発明
を完成させた。この反応を示すと次の通りである。
チル,メチル基及び水素原子を持つ有機モノアルコキシ
シラン(工業的にはグリニヤール反応により容易にかつ
安価に得られる有機ケイ素化合物)とアルコールとを白
金触媒の存在下に反応させることにより、tert−ブチル
トリアルコキシシランを製造できることを見出し本発明
を完成させた。この反応を示すと次の通りである。
本発明で用いられる有機ケイ素化合物としては、 などが例示される。
(ここに、Meはメチル基、Etはエチル基、Prはプロピル
基、Buはブチル基、t−Buはtert−ブチル基を表わ
す。) 本発明で利用できるアルコールとしては、CH3OH、CH3CH
2OH、CH3CH2CH2OH、 CH3(CH2)3OH、CH3(CH2)7OHなどが例示される。
基、Buはブチル基、t−Buはtert−ブチル基を表わ
す。) 本発明で利用できるアルコールとしては、CH3OH、CH3CH
2OH、CH3CH2CH2OH、 CH3(CH2)3OH、CH3(CH2)7OHなどが例示される。
本発明で用いられる白金触媒には、H2PtCl6、Pt−C、
[Pt(C2H4)Cl2]2などが例示される。使用する白金触媒の
量は、必要以上の添加は経済的ではないので、原料の有
機ケイ素化合物に対して10-4〜10重量%、好ましくは10
-2〜1重量%である。
[Pt(C2H4)Cl2]2などが例示される。使用する白金触媒の
量は、必要以上の添加は経済的ではないので、原料の有
機ケイ素化合物に対して10-4〜10重量%、好ましくは10
-2〜1重量%である。
溶媒は用いなくてもよいが、使用する場合にはベンゼ
ン、トルエル、キシレン、n−ヘキサンなどの炭化水素
系溶媒で良く、その使用量は、原料の有機ケイ素化合物
に対して重量にして0.1〜100倍、好ましくは0.5〜10倍
である。
ン、トルエル、キシレン、n−ヘキサンなどの炭化水素
系溶媒で良く、その使用量は、原料の有機ケイ素化合物
に対して重量にして0.1〜100倍、好ましくは0.5〜10倍
である。
反応温度は20〜200℃、好ましくは30〜150℃であり、反
応時間は0.5〜30時間で合成できる。
応時間は0.5〜30時間で合成できる。
本発明の方法によれば、tert−ブチル基、メチル基及び
水素原子を有する有機モノアルコキシシランとアルコー
ルとを白金触媒の存在下に反応させるとtert−ブチルト
リアルコキシシランが合成できるが、反応機構的には原
料の有機ケイ素化合物がtert−ブチル基及び水素原子を
有するためにメチル基が動き易くなり、白金触媒により
直接的にSi-CH3結合が切断されアルコールとの間に脱メ
タン反応が起り、目的のtert−ブチルトリアルコキシシ
ランが生成するものと考えられる。
水素原子を有する有機モノアルコキシシランとアルコー
ルとを白金触媒の存在下に反応させるとtert−ブチルト
リアルコキシシランが合成できるが、反応機構的には原
料の有機ケイ素化合物がtert−ブチル基及び水素原子を
有するためにメチル基が動き易くなり、白金触媒により
直接的にSi-CH3結合が切断されアルコールとの間に脱メ
タン反応が起り、目的のtert−ブチルトリアルコキシシ
ランが生成するものと考えられる。
従って本発明の方法によれば、tert−ブチルトリアルコ
キシシランを工業的に製造することができる。
キシシランを工業的に製造することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 メタノール77g(2.4モル)と塩化白金酸0.05gを反応器
に仕込み、温度を64℃に上げた。これに、tert−ブチル
メチルメトキシシシラン132g(1モル)を2時間かけて
滴下した。滴下終了後、64℃にて2時間かくはんした後
蒸留塔を用いて精留し、沸点144〜145℃でtert−ブチル
トリメトキシシシラン85gを得た(収率48%)。
に仕込み、温度を64℃に上げた。これに、tert−ブチル
メチルメトキシシシラン132g(1モル)を2時間かけて
滴下した。滴下終了後、64℃にて2時間かくはんした後
蒸留塔を用いて精留し、沸点144〜145℃でtert−ブチル
トリメトキシシシラン85gを得た(収率48%)。
実施例2〜8 第1表に示した有機ケイ素化合物とアルコールとを実施
例と同様の方法で反応させたところ、tert−ブチルトリ
アルコキシシランを第1表に示す収率で得た。
例と同様の方法で反応させたところ、tert−ブチルトリ
アルコキシシランを第1表に示す収率で得た。
Claims (1)
- 【請求項1】 (式中、R1はアルキル基である。)で示される有機ケイ
素化合物と R2OH(式中、R2はアルキル基である。)で示されるアル
コールとを白金触媒の存在下に反応させることを特徴と
する (式中、R1及びR2はそれぞれ上記R1及びR2に同じであ
る。)で示されるtert−ブチルトリアルコキシシランの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13332289A JPH0737467B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | tert―ブチルトリアルコキシシランの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13332289A JPH0737467B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | tert―ブチルトリアルコキシシランの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02311486A JPH02311486A (ja) | 1990-12-27 |
| JPH0737467B2 true JPH0737467B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=15101996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13332289A Expired - Lifetime JPH0737467B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | tert―ブチルトリアルコキシシランの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737467B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101227664B1 (ko) * | 2002-01-31 | 2013-01-29 | 도소 가부시키가이샤 | 유기실란화합물을 포함하여 구성되는 절연막용 재료, 그 제조방법 및 반도체장치 |
| JP4863182B2 (ja) * | 2002-01-31 | 2012-01-25 | 東ソー株式会社 | 有機シラン化合物を含んでなる絶縁膜用材料、その製造方法および半導体デバイス |
| DE102009002075A1 (de) * | 2009-04-01 | 2010-10-07 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Herstellung von Kohlenwasserstoffoxysiliciumverbindungen |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP13332289A patent/JPH0737467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02311486A (ja) | 1990-12-27 |
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