JPH0737416A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0737416A
JPH0737416A JP5204070A JP20407093A JPH0737416A JP H0737416 A JPH0737416 A JP H0737416A JP 5204070 A JP5204070 A JP 5204070A JP 20407093 A JP20407093 A JP 20407093A JP H0737416 A JPH0737416 A JP H0737416A
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JP
Japan
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socket base
receiving
side plate
position adjusting
socket
Prior art date
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Application number
JP5204070A
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English (en)
Inventor
Kosaku Urano
耕筰 浦野
Masanao Hieda
正直 稗田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明はランプソケットが取付けられたソケッ
ト台を上下位置調整手段により器具本体の内部に簡単な
操作で円滑に配置することができる照明器具を提供する
ことを目的とする。 【構成】位置調整手段により上下位置を調整されたソケ
ット台を器具本体21に対して固定する位置決め手段を
備え、位置調整手段は、器具本体の側板とこの側板の内
面に近接するソケット台の側板対向部のいずれか一方に
設けられ、ソケット台22を支持できる長さをもって水
平方向に連続して延びる受け部を上縁に有する受け突部
と、他方に上下方向に等間隔を存して複数個設けられ、
ソケット台22を支持できる長さをもって水平方向に連
続して延びるととも受け突部の受け部に摺動可能に載せ
られる支持部を有する位置調整突部とを具備することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下面が開放された器具本
体の内部に、ランプソケットが取付けられたソケット台
を上下位置調整手段により上下位置可能に支持された形
式の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、天井埋め込み形の照明器具にお
いては、ルーバやパネルなどのオプション枠を、必要に
応じて下面が開放された器具本体の内部に配置できるよ
うにするために、器具本体の内部に、ランプソケットが
取付けられたソケット台を上下位置調整手段により上下
位置可能に支持する形式が採用されている。
【0003】この形式の照明器具の従来の一例として実
公平3ー32005号に開示されている構成がある。こ
の構成は、ソケット台に鉤形をなす孔を上下複数段に形
成するとともに、器具本体にソケット台の鉤形孔に係合
する突起を上下複数段に設けて、ソケット台の所定の段
の鉤形孔を器具本体の対応する段の突起に対して、水平
方向および上下方向に移動して組合せて、ソケット台を
器具本体の内部に配置するものである。
【0004】他の従来の例として図14に示す構成が開
示されている。
【0005】図14において、1は下面が開放された器
具本体、2はランプソケット3が取付けられ器具本体1
の両側の側板1a間における端部に上下位置調整手段に
より支持されるソケット台である。
【0006】上下位置調整手段は次に述べるように構成
されている。器具本体1の側板1aには、上縁が水平な
係合縁部4aとされた係合突部4が上下2段に形成さ
れ、各係合突部4の上側に位置して夫々係止突部5が形
成されている。
【0007】ソケット台2に両側部には、係合突部4の
係合縁部4aに摺動自在に係合される係合面部6aおよ
び係合突部4の上側位置で側板1aの内面に摺接される
摺接面部6bを有する係合部6と、係止突部5と係止さ
れる係止片7が形成されている。
【0008】係合突部4は、上下各2段において側板1
aの長手方向に沿い側板1aの中央側に位置する突部4
Aと端部側に位置する突部4Bとに分断して形成され、
これら各突部4A、4Bの間に間隙が形成されている。
【0009】そして、ソケット台2の係合部6の係合面
部6aを器具本体1の所定の段の係合突部4の係合縁部
4aに係合し、ソケット台2を水平方向に摺動させてソ
ケット台2を器具本体に対して上下位置調整して配置
し、同時に係止突部5と係止片7とを係止して位置決め
を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の前者の
構成によれば、ソケット台を器具本体の所定上下位置に
配置する際にソケット台を水平方向および上下方向の両
方の方向に移動させる2段の操作を必要とするために、
操作が大変面倒である。
【0011】また、後者の構成によれば、器具本体1の
係合突部4は、上下各段において側板1aの長手方向に
沿い側板1aの中央側に位置する突部4aと端部側に位
置する突部4bとに分断して形成されている。このた
め、ソケット台2の係合部6の係合面部6aを所定の段
の係合突部4の係合縁部4aに係合してソケット台2を
水平方向に摺動させるに際して、係合面部6aは初めに
突部4Aに載って移動した後に、突部4aと突部4bと
の間の間隙を通過し、次に突部4Bに載って移動する。
【0012】ところが、ソケット台2は水平位置を保っ
て、係合部6の係合面部6aを係合突部4の係合縁部4
aに係合させることがむずかしく、ソケット台2が傾い
た状態で係合面部6aと係合縁部4aが係合するするこ
とが多い。
【0013】そうすると、ソケット台2を水平方向に移
動して係合面部6aが突部4Aと突部4Bとの間の間隙
を通過した後に、突部4Bに載る時に、係合面部6aの
縁が突部4Bの縁に当ってソケット台2が移動できなく
なることがある。
【0014】この時には、ソケット台2の傾きを直して
係合面部6aを突部4Bに載せる必要があり、ソケット
台2の傾きの調整に手間を要して操作が大変面倒であ
る。
【0015】本発明は前記事情に基いてなされたもの
で、ランプソケットが取付けられたソケット台を上下位
置調整手段により器具本体の内部に簡単な操作で円滑に
配置することができる照明器具を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の照明器具は、下面が開放された器具本体の内
部に、ランプソケットが取付けられたソケット台を上下
位置調整手段により上下位置可能に支持する照明器具に
おいて、前記上下位置調整手段により上下位置を調整さ
れた前記ソケット台を前記器具本体に対して固定する位
置決め手段を備えるとともに、前記上下位置調整手段
が、前記器具本体の側板とこの側板の内面に近接する前
記ソケット台の側板対向部のいずれか一方に設けられ、
前記ソケット台を支持できる長さをもって水平方向に連
続して延びる受け部を上縁に有する受け突部と、他方に
上下方向に等間隔を存して複数個設けられ、前記ソケッ
ト台を支持できる長さをもって水平方向に連続して延び
るとともに前記受け突部の受け部に摺動可能に載せられ
る支持部を有する位置調整突部とを備えたことを特徴と
する。
【0017】
【作用】まず、上記の構成では、器器具本体の側板とこ
の側板の内面に近接するソケット台の側板対向部のいず
れか一方に設けられた水平方向に延びる受け部を上縁に
有する受け突部と、他方に上下方向に等間隔を存して複
数個設けられた水平方向に延びるとともに受け突部の受
け部に摺動可能に載せられる支持部を有する位置調整突
部との組合せを有している。
【0018】このため、位置調整突部の支持部を受け突
部の受け部に載せて摺動させることにより、ソケット台
を水平方向に移動させる操作のみで器具本体に対して所
定の上下位置に配置することができ、従来のようにソケ
ット台を水平方向と上下方向の2方向に移動させる必要
がない。
【0019】さらに、上記の構成では、受け突部の受け
部はソケット台を支持できる長さをもって水平方向に連
続して延びており、位置調整突部の支持部もソケット台
を支持できる長さをもって水平方向に連続して延びてい
る。すなわち、受け部と支持部は水平方向において途中
で分断されていない。
【0020】このため、ソケット台を器具本体の所定位
置に配置するために受け部に支持部を載せて水平方向に
移動させる際に、ソケット台のはじめから終りまで受け
部全体と支持部全体が相互に途中でとぎれることなく摺
接し、ソケット台が少々傾いていても移動中に受け部の
縁と支持部の縁とが衝突することがなく、ソケット台を
円滑に安定して移動でき、ソケット台の移動中にその傾
きを直すなどという面倒な作業を必要としない。
【0021】従って、ランプソケットが取付けられたソ
ケット台を上下位置調整手段により器具本体の内部に簡
単な操作で円滑に配置することができる。
【0022】
【実施例】本発明の第1の一実施例について図1ないし
図11を参照して説明する。
【0023】図1ないし図8において21は、構造物の
天井部に埋め込んで配設される金属製の器具本体で、そ
の下面は図1ないし図4に示されるように長方形に開口
されている。この器具本体1の内部には図示しない放電
灯安定器や端子台が収納され、また図10に示すように
直管形蛍光ランプ31が平行に設けられている。
【0024】蛍光ランプ31の両端の口金部は、器具本
体21の長手方向両端部に夫々配置されたソケット台2
2に取り付けられた一対のランプソケット23に夫々支
持される。
【0025】ソケット台22は金属製であり、器具本体
21の相対向する両側の側板21a間の間隔よりも少し
短い長さを有している。図3および図4に示されるよう
にソケット台22に下向きに形成された一対の反射板取
り付け部24には、反射板25も端部がねじ26によっ
て取り付けられている。
【0026】従って、反射板25は器具本体21の内部
にその長手方向に配置されて一対のソケット台22にわ
たって取り付けられる。図10に示すように反射板25
は、蛍光ランプ31をその上方および側方から覆うよう
に設けられ、蛍光ランプ31から放射された光を器具本
体21の下方に向けて反射させるようになっている。各
ソケット台22は、器具本体21の両側の側板21aの
端部と端板21bに囲まれた位置に配置され、上下位置
調整手段により器具本体21の各側板21aに対して上
下位置を調整可能にして設けられている。
【0027】上下位置調整手段について説明を加える。
【0028】図1ないし図8に示すように器具本体21
の両側の側板21aにおける相対向する位置に夫々受け
突部27が形成されている。各受け突部27は、ソケッ
ト台22を支持できる長さをもって水平方向(器具本体
長手方向)に連続して延びるもので、器具本体21の内
側に向けて突出するように器具本体長手方向に延びる切
り込み線に沿って側板21aから切り起こして形成され
ている。
【0029】そして、各受け突部27の上縁は、ソケッ
ト台22を支持できる長さをもって水平方向に連続して
延びる受け部27aとされている。ソケット台22を支
持できる長さとは、器具本体21の内部に配置されたソ
ケット台22を落下することがないように安定して支持
できる長さである。
【0030】また、各受け突部27におけるソケット台
22の側板対向部22aに面する部分は、器具本体21
の内部にソケット台22を配置して状態でソケット台2
2の側板対向部22aに接する高さで突出され、且つ上
下方向に所定の長さを持ち、側板対向部22aに摺接す
ることが可能な摺接面部27bとなっている。すなわ
ち、摺接面27bは、受け部27aの下方に位置してソ
ケット台22の側板対向部22aに摺接することが可能
となっている。
【0031】図1ないし図9に示すように器具本体21
の両側の側板21aの内面に近接するソケット台22の
側板対向部22aにおける相対向する位置に、夫々2個
の位置調整突部28A、28Bが上下方向に等間隔を存
して形成されている。各位置調整突部28A、28B
は、ソケット台22を支持できる長さをもって水平方向
(器具本体21の長手方向)に連続して延びる細長いも
ので、側板対向部22aを器具本体21の両側の側板2
1aに向けて切り起こして形成されている。
【0032】そして、位置調整突部28A、28Bの下
面は、ソケット台22を支持できる長さをもって水平方
向に連続して延びるとともに受け突部27の受け部27
aに摺動可能に載せられる支持部28aとされている。
【0033】すなわち、位置調整突部28A、28B
は、受け突部27の受け部27aに載せることによっ
て、ソケット台22を第1位置(下降位置)と第2位置
(上昇位置)に位置調整して支持するものである。
【0034】また、上段の位置調整突部28Aと下段の
位置調整突部28Bとの間は、器具本体21の受け突部
27の上下方向の長さよりやや大きい間隔を存してい
る。すなわち、上段の位置調整突部28Aと下段の位置
調整突部28Bとの間には、器具本体21の受け突部2
7が摺動自在に組み合わせることが可能なようになって
おり、この時両者が円滑に組み合わせできるようになっ
ている。
【0035】さらに、ソケット台22の各側板対向部2
2aには位置調整突部28Bの下方において、位置調整
突部28Aと位置調整突部28Bとの間の間隔と同じ大
きさの間隔を存した位置に補助用の位置調整突部28C
が形成されている。
【0036】すなわち、この位置調整突部28Cは位置
調整突部28Bと同じ長さであり、位置調整突部28B
と位置調整突部28Cとの間に器具本体21の受け突部
27が摺動自在に組み合わせることが可能なようになっ
ている。
【0037】さらに、図1、図2、図5ないし図8に示
すようにソケット台22は位置決め手段により調整位置
に固定されるようになっている。位置決め手段について
説明する。器具本体1の各受け突部27の摺接面部27
bには、円形状の係止孔29が形成されている。
【0038】図1ないし図8に示すようにソケット台2
2の各側板対向部22aには、位置調整突部28Aと位
置調整突部28Bとの間には球面状の係止突起30A
が、位置調整突部28Bと位置調整突部28Cとの間に
は球面状の係止突起30Bが夫々形成されている。これ
ら係止突起30A、30Bは夫々器具本体1の係止孔2
9に係脱可能に係止することができる。
【0039】このように構成された照明器具を図10に
示すように下面開放形の器具として使用される場合に
は、ソケット台22および反射板25は図3、図5およ
び図7に示されるように示すされるように第1位置に配
置される。
【0040】また、図11に示すように器具本体1の下
面開口部内にルーバなどのアクセサリー枠31を取り付
けた器具として使用する場合には、ソケット台22は図
4、図6および図8に示すように第2位置に配置され
る。
【0041】このように使用態様の変更に応じてソケッ
ト台22を第1位置および第2位置に配置するは次に述
べる操作により行う。なお、この場合には反射板25は
ソケット台22から取り外しておく。
【0042】ソケット台22を第1位置(下降位置)に
配置する場合には、図2に示すようにソケット台22を
器具本体1の端部側におけるソケット台配置位置より中
央側に位置させ、図3、図5および図7図9に示すよう
にソケット台22の各側板対向部22aにおける位置調
整突部28Aと位置調整突部28Bとの間に、器具本体
1の各側板21aにおける受け突部27を組合せる。
【0043】これによりソケット台22の位置調整突部
28Aの支持部28aが器具本体1の受け突部27の受
け部27aに載せられる。そして、位置調整突部28A
を受け突部27の受け部27aに摺動させて、ソケット
台22を器具本体21の端板21bに向けて水平方向、
すなわち器具本体1の長手方向に沿って移動させる。こ
の時、ソケット台22の各側板対向部22aは各受け突
部27の摺接面部27bに夫々摺接して、ソケット台2
2が安定して移動する。
【0044】ソケット台22が位置調整突部28Aに相
当する距離を移動すると、図5および図7に示すように
位置調整突部28Aが受け突部27の受け部27aに重
なり、ソケット台22が受け突部27に安定して支持さ
れる状態になる。
【0045】これと同時にソケット台22の各側板対向
部22aにおける位置調整突部28Aと位置調整突部2
8Bの間に形成された係止突起30Aが、器具本体1の
各受け突部27に形成された係止孔29に係止する。こ
のため、ソケット台22は第1位置に位置決めされ、こ
の位置決めにより第1位置に配置されたソケット台22
を不用意に動かないように固定される。
【0046】ソケット台22を第2位置(上昇位置)に
配置する場合には、図4,図6および図8にに示すよう
にソケット台22の各側板対向部22aにおける位置調
整突部28Bと位置調整突部28Cとの間に、器具本体
21の各側板21aにおける受け突部27を組合せる。
【0047】これによりソケット台22の位置調整突部
28Bの支持部28aが器具本体1の受け突部27の受
け部27aに載せられる。そして、位置調整突部28B
を受け突部27の受け部27aで摺動させて、ソケット
台22を器具本体21の端板21bに向けて水平方向、
すなわち器具本体1の長手方向に沿って移動させる。こ
の時、ソケット台22の各側板対向部22aは各受け突
部27の摺接面部27bに夫々摺接して、ソケット台2
2が安定して移動する。
【0048】ソケット台22が位置調整突部28Bに相
当する距離を移動すると、図6および図8に示すように
位置調整突部28Bが受け突部27の受け部27aに重
なり、ソケット台22が受け突部27に安定して支持さ
れる状態になる。
【0049】これと同時にソケット台22の各側板対向
部22aにおける位置調整突部28Bと位置調整突部2
8Cの間に形成された係止突起30Bが、器具本体1の
各受け突部27に形成された係止孔29に係止する。
【0050】このため、ソケット台22は第2位置に位
置決めされ、この位置決めにより第2位置に配置された
ソケット台22を不用意に動かないように固定される。
【0051】このような上記の構成において、器具本体
1の各受け突部27に水平方向に沿って形成された受け
部27aと、ソケット台22の位置調整突部28A,2
8Bに水平方向に沿って形成された支持部28aとの組
合せを有している。
【0052】このため、位置調整突部28A,28Bの
支持部28aを受け突部27の受け部27aに載せて摺
動させることにより、ソケット台22を水平方向に移動
させる操作のみで器具本体21に対して所定の上下位置
に配置することができ、従来のようにソケット台を水平
方向と上下方向の2方向に移動させる必要がない。
【0053】さらに、上記の構成では、受け突部27の
受け部27aはソケット台22を支持できる長さをもっ
て水平方向に連続して延びており、位置調整突部28
A,28Bの支持部28aもソケット台22を支持でき
る長さをもって水平方向に連続して延びている。すなわ
ち、受け部27aと支持部28aは水平方向において途
中で分断されていない。
【0054】このため、ソケット台22を器具本体21
の所定位置に配置するために受け部27aに支持部28
aを載せて水平方向に移動させる際に、ソケット台22
のはじめから終りまで受け部27a全体と支持部28a
全体が相互に途中でとぎれることなく摺接し、ソケット
台22が少々傾いていても移動中に受け部27aの縁と
支持部28aの縁とが衝突することがなく、ソケット台
22を円滑に安定して移動でき、ソケット台22を移動
中に傾きを直すなどという面倒な作業を必要としない。
【0055】従って、ソケット台22を上下位置調整手
段により器具本体21の内部に簡単な操作で円滑に配置
することができる。
【0056】また、ソケット台22における左右両側の
各側板対向部22aに夫々形成された位置調整突部28
A、28Bおよび28Cは、器具本体21の側版21
a,21bに夫々形成された受け突部27と組合せてソ
ケット台22の上下位置を調整する役目に加えて、ソケ
ット台22に設けられたランプソケット23を保護する
役目も有している。
【0057】すなわち、ソケット台22が仮に垂直面に
おいて左右方向に傾いた状態で床上に落下した場合に、
先ずソケット台22の各側板対向部22aの下端に形成
された位置調整突部28Cが床に衝突して落下による衝
撃を吸収する。このため、図9に示すようにランプソケ
ット23の下端がソケット台22における左右両側の各
側板対向部22aの下端より長さSだけ下側に突出して
いる場合でも、位置調整突部28Cがランプソケット2
3より先に床に衝突してランプソケット23が落下の衝
撃により破損することを抑制できる。
【0058】すなわち、ソケット台22が落下する時に
ランプソケット23は最初に床に衝突せずに位置調整突
部28Cが床に衝突した後に床に衝突し、従ってランプ
ソケット23が衝突により受ける衝撃が緩和されてその
破損が抑制される。
【0059】次に第2の実施例について図12および図
13を参照して説明する。
【0060】この第2の実施例では、器具本体21にお
ける左右両側の側板21aの受け突部27に、前述した
第1の実施例において形成された円形の係止孔29に代
えて四角形の係止孔41を形成し、またソケット台22
における左右両側の側板対向部22aに、第1の実施例
において形成された球面状の係止突起30A、30Bに
代えて、円弧状の張出し係止突起42A、42Bを形成
したものである。
【0061】なお、図12および図13において図1お
よび図2と同じ部分は同じ符号を付して示している。図
12は器具本体21とソケット台22における位置調整
手段を構成する部分を示す斜視図であり、図13はソケ
ット台22の張出し係止突部42Aと角形係止孔41と
が係止した部分を上側から見た断面図である、説明を加
える。器具本体21における左右両側の側板21aの受
け突部27において、円形の係止孔29を形成した位置
には四角形の角形係止孔41が夫々形成されている。こ
の角形係止孔41には、ソケット台22の円弧状の張出
し部42A、42Bが係脱可能に挿入係止される。
【0062】ソケット台22の左右両側の側板対向部2
2aにおいて、球面状の係止突起30A、30Bを形成
した位置には円弧状の張出し係止突部42A、42Bが
形成されている。これら張出し係止突部42A、42B
は、位置調整突部28A、28Bを切り起こした後に側
板対向部22aに形成された孔43の下縁を切欠し、こ
の切欠部44に連続する部分を外側に向けて水平に円弧
状に張出して形成したものである。これにより張出し係
止突部42A、42Bは側板対向部22aの内外方向に
沿う充分な弾性を有している。
【0063】そして、ソケット台22を第1位置に配置
する場合には、ソケット台22の各側板対向部22aに
おける位置調整突部28Aと位置調整突部28Bとの間
に、器具本体21の各側板21aにおける受け突部27
を組合せる。そうすると図13に示すようにソケット台
22の各側板対向部22aにおいて位置調整突部28A
と位置調整突部28Bの間に形成された張出し係止突部
42Aが、器具本体1の受け突部27に形成された角形
係止孔41に挿入係止される。この時、張出し係止突部
42Aは充分な弾性をもって容易且つ確実に角形係止孔
41に挿入係止される。
【0064】また、この実施例では、張出し係止突部4
2Aが水平方向に張り出すように形成され、角形係止孔
41が四角形に形成されることにより、第1の実施例に
おける円形の係止孔29と球面状の係止突起30A、3
0Bとの組合せに比較して係止寸法が長くなっており、
また張出し係止突部42Aの上端と下端が四角形の角形
係止孔41に係止するよになっている。従って、これら
の点からも張出し係止突部42Aと角形係止孔41とが
確実に係止されることになる。
【0065】次にソケット台22を第2位置に配置する
場合には、ソケット台22の各側板対向部22aにおけ
る位置調整突部28Bと位置調整突部28Cとの間に、
器具本体1の各側板21aにおける受け突部27を組合
せる。そうすると、図示はしないがソケット台22の各
側板対向部22aにおいて位置調整突部28Bと位置調
整突部28Cの間に形成された張出し係止突部42B
が、器具本体1の受け突部27に形成された角形係止孔
41に挿入係止される。この時、張出し係止突部42A
は充分な弾性をもって容易且つ確実に角形係止孔41に
挿入係止される。
【0066】従って、これらのことからソケット台22
は各位置において器具本体21に対して強固に固定され
るといえる。
【0067】さらに、この第2の実施例では図13に示
すようにソケット台22の左右両側の側板対向部22a
が、ソケット台22の挿入方向に沿い張出し係止突部4
2Aが高くなるように山形に傾斜した形状をなしてい
る。このため、ソケット台22を器具本体21に挿入す
る場合にソケット台22が挿入方向に対して水平方向に
傾いた時に、ソケット台22の側板対向部22aが器具
本体21の内面を傷付けることが少ない。
【0068】ソケット台22の各側板対向部22aが傾
斜していない場合には、ソケット台22を水平方向に傾
いて器具本体21に挿入すると、側板対向部22aの角
部が器具本体21の内面に接触してこの内面を傷付ける
ことがある。器具本体21の内面はランプの光を反射す
る反射面が形成されているが、この反射面が傷付けられ
るとランプの光の反射性能が低下する。
【0069】なお、本発明は前述した各実施例に限定さ
れずに種々変形して実施することができる。
【0070】例えば、上下位置調整手段において、受け
突部を器具本体の側板に形成することに限定されず、ソ
ケット台の側板対向部に形成しても良い。複数の位置調
整突部をソケット台の側板対向部に形成することに限定
されず、具本体の側板に形成しても良い。位置決め手段
も実施例に限定されない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明の照明器具に
よれば、位置調整突部の支持部を受け突部の受け部に載
せて摺動させることにより、ソケット台を水平方向に移
動させる操作のみで器具本体に対して所定の上下位置に
配置することができ、従来のようにソケット台を水平方
向と上下方向の2方向に移動させる必要がない。
【0072】ソケット台を器具本体の所定位置配置する
ために受け部を支持部に載せて水平方向に移動させる際
に、ソケット台のはじめから終りまで受け部全体と支持
部全体が相互に途中でとぎれることなく摺接し、ソケッ
ト台が少々傾いていても移動中に受け部の縁と支持部の
縁とが衝突することがなく、ソケット台を円滑に安定し
て移動でき、ソケット台を移動中に傾きを直すなどとい
う面倒な作業を必要としない。
【0073】従って、ランプソケットが取付けられたソ
ケット台を上下位置調整手段により器具本体の内部に簡
単な操作で円滑に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかわる照明器具にお
いて器具本体にソケット台を配置した状態を示す斜視
図。
【図2】同実施例においてソケット台を器具本体から外
した状態を示す斜視図。
【図3】同実施例において照明器具をソケット台が第1
位置に配置された状態で示す断面図。
【図4】同実施例において照明器具をソケット台が第2
位置に配置された状態で示す断面図。
【図5】図3のA−A線に沿う断面図。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図。
【図7】図5のC−C線に沿う断面図。
【図8】図6のD−D線に沿う断面図。
【図9】同実施例におけるソケット台を示す図。
【図10】同実施例において照明器具全体をアクセサリ
ー枠を使用しない状態で示す斜視図。
【図11】同実施例において照明器具全体をアクセサリ
ー枠を使用した状態で示す斜視図。
【図12】第2の実施例におけるソケット台と器具本体
を示す斜視図。
【図13】同実施例におけるソケット台と器具本体を示
す断面図。
【図14】従来の照明器具の一例においてソケット台を
器具本体から外した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
21…器具本体、 22…ソケット台、23
…ランプソケット、 25…反射板、27…受け突
部、 27a…受け部、28A〜28C…支持
突部、 28a…支持部、29…係止孔、
30A、30B…係止突起、41…係止孔、 42
A、42B…係止突部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が開放された器具本体の内部に、ラ
    ンプソケットが取付けられたソケット台を上下位置調整
    手段により上下位置可能に支持する照明器具において、 前記上下位置調整手段により上下位置を調整された前記
    ソケット台を前記器具本体に対して固定する位置決め手
    段を備えるとともに、 前記上下位置調整手段が、 前記器具本体の側板とこの側板の内面に近接する前記ソ
    ケット台の側板対向部のいずれか一方に設けられ、前記
    ソケット台を支持できる長さをもって水平方向に連続し
    て延びる受け部を上縁に有する受け突部と、 他方に上下方向に等間隔を存して複数個設けられ、前記
    ソケット台を支持できる長さをもって水平方向に連続し
    て延びるとともに前記受け突部の受け部に摺動可能に載
    せられる支持部を有する位置調整突部とを具備すること
    を特徴とする照明器具。
JP5204070A 1993-05-17 1993-08-18 照明器具 Pending JPH0737416A (ja)

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JP5204070A JPH0737416A (ja) 1993-05-17 1993-08-18 照明器具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-114992 1993-05-17
JP11499293 1993-05-17
JP5204070A JPH0737416A (ja) 1993-05-17 1993-08-18 照明器具

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446539Y1 (ko) * 2007-04-20 2009-11-06 (주)홀랜드코리아 형광등기구
KR101346304B1 (ko) * 2012-04-19 2014-02-12 주식회사 루코스라이트 광원이 승강되게 한 등기구
JP2015230806A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具及び照明器具のリニューアル方法
JP2018077997A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
JP2019149294A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 三菱電機株式会社 照明器具

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