JPH0737295A - 磁気記録装置のテープ張力検出手段の異常検出装置 - Google Patents

磁気記録装置のテープ張力検出手段の異常検出装置

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JPH0737295A
JPH0737295A JP5180325A JP18032593A JPH0737295A JP H0737295 A JPH0737295 A JP H0737295A JP 5180325 A JP5180325 A JP 5180325A JP 18032593 A JP18032593 A JP 18032593A JP H0737295 A JPH0737295 A JP H0737295A
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tape
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reel
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Yoshinori Honjo
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    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
    • G11B15/4673Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating

Abstract

(57)【要約】 【目的】テープを損傷せず、精度の高いテンションセン
サの異常検出ができる磁気記録装置のテープ張力検出手
段の異常検出装置の提供を目的とする。 【構成】供給側リールサーボ駆動を切断して開ループに
より駆動するCPU19、供給側リールモータ20、D
/A変換器およびモータドライバ22と、開ループにお
ける目標張力を設定するCPU19、供給側リールモー
タ20、FGカウンタ21と、目標張力とテンションセ
ンサ13によるテープ張力とを比較して、テンションセ
ンサ13の異常を検出するCPU19、不揮発性メモリ
24とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデータレコーダ
に使用して好適な磁気記録装置のテンションセンサの異
常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データレコーダ等の磁気記録装置
において、テープ走行径路に配置されたテンションセン
サにより検出されたテープテンションにより、所定のテ
ンションでテープ走行できるように供給側リールのリー
ルモータの制御を行うテープテンション制御を行ってい
た。
【0003】このテンション制御の方法としては、供給
側リールモータに所定電流を供給して必要なトルクを発
生させるオープンループによる制御方法と、テンション
センサによるテープテンションの値をフィードバックし
て供給側リールモータの制御をするフィードバック制御
方法とがあった。
【0004】テープ走行のモードにおいては、ドラムの
一部外周端面にテープが適正に摺接することにより磁気
記録が行われるので、正確なテープテンションの値を保
つ必要がある。これらの理由により、微細な制御を可能
とするフィードバック制御が多く採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したテー
プテンションのフィードバック制御をする磁気記録装置
では、テンションセンサ自体が故障した場合には、正し
いテープテンションが保てないばかりか、ドラムの一部
外周端面にテープが適正に摺接しないので、正しい記録
再生が行えず、テープに損傷を与えるという不都合があ
った。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、テープを損傷することなく、精度の高いテンション
センサの異常検出ができる磁気記録装置のテープ張力検
出手段の異常検出装置の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録装置の
テープ張力検出手段の異常検出装置は例えば図1に示す
如く、供給側リール1から巻き取り側リール16まで所
定のテープ径路に装填されたテープ2の張力を検出する
テープ張力検出手段13と、テープ張力検出手段13の
テープ張力検出値に基づいて供給側リール1を回転駆動
制御する供給側リールサーボ駆動手段13、18、1
9、22、20とを備え、テープ走行モードに応じたテ
ープ張力を付与する磁気記録装置において、供給側リー
ルサーボ駆動手段13、18、19、22、20による
サーボ駆動を切断して開ループにより駆動する供給側リ
ール開ループ駆動手段19、20、22と、供給側リー
ル開ループ駆動手段19、20、22による開ループに
おける目標張力を設定する目標張力設定手段19、2
0、21と、目標張力設定手段19、20、21による
目標張力とテープ張力検出手段13によるテープ張力と
を比較して、テープ張力検出手段13の異常を検出する
テープ張力検出手段の異常検出手段19、24とからな
るものである。
【0008】また、本発明の磁気記録装置のテープ張力
検出手段の異常検出装置は例えば図1に示す如く、目標
張力設定手段19、20、21は、供給側リールのバッ
クテンションが上記目標張力となるような供給側リール
トルクを発生させるものである。
【0009】また、本発明の磁気記録装置のテープ張力
検出手段の異常検出装置は例えば図1に示す如く、目標
張力設定手段19、20、21は、供給側リールトルク
を発生させるように供給側リールモータ20の駆動電流
値を設定するものである。
【0010】また、本発明の磁気記録装置のテープ張力
検出手段の異常検出装置は例えば図1に示す如く、目標
張力設定手段19、20、21は、供給側リールトルク
が予め異常がないことを検出するようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】上述せる本発明によれば、供給側リールサーボ
駆動手段13、18、19、22、20によるサーボ駆
動を切断して開ループにより駆動する供給側リール開ル
ープ駆動手段19、20、22と、供給側リール開ルー
プ駆動手段19、20、22による開ループにおける目
標張力を設定する目標張力設定手段19、20、21
と、目標張力設定手段19、20、21による目標張力
とテープ張力検出手段13によるテープ張力とを比較し
て、テープ張力検出手段13の異常を検出するテープ張
力検出手段の異常検出手段19、24とを設けたので、
開ループにおいて目標張力に対してテープ張力の微細な
変動を検出することにより、テープ張力検出手段13の
異常を検出することができる。
【0012】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールのバックテンションが上記目標張力となるような供
給側リールトルクを発生させるので、テープ装填時にお
けるテープ張力の微細な変動を検出することにより、テ
ープ張力検出手段13の異常を検出することができる。
【0013】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールトルクを発生させるように供給側リールモータ20
の駆動電流値を設定するので、開ループにおける目標張
力を簡単に設定して、目標張力に対してテープ張力の微
細な変動を検出することにより、テープ張力検出手段1
3の異常を検出することができる。
【0014】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールトルクが予め異常がないことを検出するようにした
ので、精度の高い目標張力に対してテープ張力の微細な
変動を検出することにより、テープ張力検出手段13の
異常を検出することができる。
【0015】
【実施例】以下に、図1乃至図7を参照して本発明の磁
気記録装置のテープ張力検出手段の異常検出装置の一実
施例について詳細に説明する。この磁気記録装置は、上
位装置としてのホストコンピュータからデータ転送され
てくるデータをANSI(American Nati
onal Standards Institute
:米国国家規格協会)で規格された磁気記録のフォー
マットであるDD−1フォーマットに変換して磁気記録
する装置であり、テープ張力検出手段の異常検出装置は
このデータレコーダ等の磁気記録装置において、データ
レコーダのテープ走行時におけるテープテンションが適
正であるか否かを検出するテンションセンサが正確に機
能しているか否かの自己診断を行い、エラーを検出する
機能を有するものである。
【0016】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手
段の異常検出装置は、図1に示すように構成されてい
る。供給側リール1よりテープ2を所定のガイド3〜1
2、テンションセンサ13、ドラム14およびキャプス
タン15を経由して、このキャプスタン15をテープ2
に圧接させて回転させることにより、テープ2を巻き取
り側リール16に巻き取るようにカセット17が装填さ
れている。このドラム14に設けられたヘリカルヘッド
によりテープ2に磁気記録がなされるようになってい
る。ここでは、磁気記録の信号系統の構成は省略する。
【0017】このような径路で走行するテープ2の張力
を検出するテンションセンサ13の出力は、増幅器およ
びA/D変換器18に供給され、ディジタル値に変換さ
れた後にCPU19に供給される。CPU19は、テン
ションセンサ13によりテンションが検出されたときの
供給側リールモータ20のFGカウンタ21によりテー
プ2の卷き径を検出し、テープテンションが一定値にな
るようにD/A変換器およびモータドライバ22に指令
を出して、供給側リールモータ20およびキャプスタン
モータ23を制御するものである。不揮発性メモリ24
は、CPU19により供給側リールモータ20のサーボ
制御が切断されて、開ループによる制御となったとき
に、供給側リールモータ20のトルクを検出するために
所定の計算値を保存するためのものである。
【0018】このような構成においては、供給側リール
1のトルクによるバックテンションとテンションセンサ
13で検出されるテンションは等しいか、または一定の
差を持つものとみなすことができる。また、供給側リー
ルモータ20はオープンループ制御で精度の高いトルク
制御が可能であることが、テープを装填しない状態での
自己診断機能におけるトルクチェックで診断済みであ
る。この2つを前提として、操作者が例えば、パワーオ
ン後、磁気記録開始前に、テープテンション検出のモー
ドを指定することにより、CPU19が供給側リールモ
ータ20の制御をオープンループ制御にして、目標テン
ションを設定し、目標テンションに対して、テンション
センサ13のテープ張力の値が許容範囲内であるか否か
を検出するものである。
【0019】このような磁気記録装置のテープ張力検出
手段の異常検出装置は、詳細には、以下のような動作を
する。まずこの動作原理を説明する。いま、I:「リー
ルテーブル(テープを装填しないとき)の慣性モーメン
ト」(定数;既知)、Q:「リールモータのFGから検
出される回転角加速度」(測定する)、A:「リールモ
ータの駆動電流」(制御量)、G:「リールモータのト
ルク・・・電流ゲイン」、Z:「摩擦トルク」、T:
「リールモータの有効トルク」とすると、 T=A*G−Z=(「目標テンション」+「テンション
エラー」*「DCフィードバックゲイン」)*「供給側
リール卷き径(半径)」 が成り立つが、オープンループの制御のときには、「D
Cフィードバックゲイン」=0となるので、電流ゲイン
Gと摩擦トルクZの値を正しく測定し、不揮発性メモリ
24に保存する。
【0020】供給側リールモータ20の駆動は、電流値
Aを制御可能な駆動回路に供給することによりなされ、
モータ20のトルクは駆動電流に比例することを利用す
る。2値以上の駆動電流を求めて、角加速度の測定を行
うことにより、上式から電流ゲインGと摩擦トルクZの
値を求めることができる。なお、上式で、「テンション
エラー」=「測定テンション」−「目標テンション」で
あり、絶対値(DC)制御のみで変動抑圧(AC)制御
については省略してある。
【0021】CPUには、このような動作を行うプログ
ラムが内蔵されている。この目標テンションを求める診
断プロセスAは、図2に示すように、時分割で独立に動
作する2つのプロセスからなるものである。まず、電流
ゲインGと摩擦トルクZの値を計算するプロセス1にお
いては、ステップS1で予め不揮発性メモリ24に書き
込んである仮の値をGにセットする。
【0022】ステップS2で「角速度変数」が0になる
ように定速駆動制御を行い、その時の駆動電流(A0=
Z/G)を求める。ステップS3で供給側リールモータ
を400[gcm]に相当する電流(A1=400/G
+A0)で駆動する。ステップS4で一定時間後に、
「角加速度変数」の値にIを乗じて、有効トルク(T)
を求める。ステップS5でG=T/(A1−A0)でG
を更新する。
【0023】ステップS6でZ=A0*GでZを更新す
る。ステップS7で不揮発性メモリ24に、GとZの値
を保存する。ステップS8でGの値が、元の値と一定以
上違っていれば、精度向上のため、ステップS2からス
テップS7を繰り返えして終了する。
【0024】一定時間間隔で割り込み起動されるプロセ
ス2においては、図3に示すように、ステップS11で
FGカウンタの値を保存する。ステップS12で前回の
値との差を計算し、「角速度変数」として保存する。ス
テップS13で「角速度変数」の前回の値との差を計算
し、「角加速度変数」として保存してリターンする。な
お、本例の装置では、慣性モーメントIは、同一機種で
は、供給側リールテーブルの慣性モーメントのばらつき
は充分に小さいとして、既知の値として、ファームウエ
ア内に書き込まれている。
【0025】複数種類の供給側リールテーブルに同じフ
ァームウエアで対応する場合は、調整時に、予め、慣性
モーメントの知られている錘を治具として、供給側リー
ルテーブル上に装着した場合としない場合の2つの場合
に測定を行うことによって、慣性モーメントIの値を自
動的に計算により求めることも可能である。
【0026】「供給側リール卷き径」は、予め、テープ
装着時などの初期動作で、キャプスタン駆動を行い、キ
ャプスタンFG情報から得たデータを基に、常に、供給
側および巻き取り側の両リールFG情報を用いて更新す
ることによって得ることができる。この機能は、テープ
の残量を求める目的で、従来から実施されている機能で
あるので、この「供給側リール卷き径」を求める診断プ
ロセスBの各ステップの説明は省略する。以下原理を説
明する。
【0027】r1:「供給側リール卷き径」、f1:
「供給側リール角速度」、r2:「卷き取り側リール卷
き径」、f2:「卷き取り側リール角速度」、r1*f
1=r2*f2と、r12 +r22 =c(定数)がなり
立つから、r1=sqrt(c/((1+(f1/f
2))2 ))となる。ただし、v:キャプスタン駆動時
のテープ速度(定数)、f10:キャプスタン駆動時の
f1(定数)、f20:キャプスタン駆動時のf2(定
数)とすると、r1*f1=r2*f2=vが成り立つ
から、c=v2 *(1/(f102 )+1/(f2
2 ))となることがわかる。
【0028】このように、供給側リール卷き径は、常
に、供給側および巻き取り側の両リールのFGから得ら
れる角速度の比から求めることができる。また、テープ
の厚さが既知であるときは、リールが1回転する間の卷
き径の増減がテープ厚さに等しいことを利用して、卷き
径計測の精度を高くすることもできる。
【0029】このように、テンションセンサの異常検出
の機能が起動されると、自己診断機能を司る「主プロセ
ス」が、「システムコントロールプロセス」に対して、
通常フィールドバック制御を行なう「キャプスタンを使
わない定速走行」を行なうようにコマンドを発行した
後、テンション系の診断を行なうための「プロセス制御
プロセス」を割り込み起動プロセスとして起動する。こ
の「プロセス制御プロセス」のサブルーチンとして診断
プロセスCがよびだされる。これによって、「DCフィ
ードバックゲイン」を「0」にセットし、通常フィード
バック制御を行なう定速モードでオープンループの制御
に切替えて、供給側リールモータ20を駆動し、テープ
2を走行させる。このとき、変動抑圧制御は行なったま
までよい。
【0030】「リール制御プロセス」は、例えば、「目
標テンション」として45[gf]を選択し、「リール
巻径」が変化しても同じバックテンションが45[g
f]となるように、「供給側リールトルク」を45[g
f]*「リール巻径」から計算し、そのトルクを発生さ
せる駆動電流に相当する値を計算してDA変換器および
モータドライバ22をセットし続けるような制御を行な
う。
【0031】実際には、診断系のCPUとリール制御を
行なうCPUは同一であり、診断プロセスが直接「目標
テンション」をメモリ上の変数値から知ることができ
る。このため、このテープ走行モードでは、「リール制
御プロセス」が「目標テンション」をファームウェアに
内蔵された定数値に定め、リール巻径が変化しても目標
テンションが一定に保たれるように、「供給側リールト
ルク」を、「目標テンション」*「供給側リール巻径」
から求めながら制御している。次に、診断プロセスC
は、外乱などによるテンション変動による誤診断を防ぐ
ために、例えば、「呼出回数カウンタ」を用いて、3秒
間「テンションセンサによる測定テンション」の平均処
理を行なう。
【0032】その後、診断プログラムCは、「目標テン
ション」と、「平均された測定テンション」を比較し、
その差がファームウエアに書かれている規格値を超えた
場合、テンションセンサが故障していると判断し、「S
ensed tensiondoesn’t corr
espond to S reel torque」な
どのエラーメッセージを表示パネル等に表示して、操作
者にメンテナンスを促すようにする。
【0033】これら診断プロセスAおよび診断プロセス
Bを用いてこのテンションセンサの具体的な異常検出を
行う診断プロセスCは、図4に示すように、まずステッ
プS21で、「呼出回数カウンタ」=0なら、ステップ
S22で、もともとの「DCフィードバックゲイン」の
値をワークエリアにセーブし、「DCフィードバックゲ
イン」と「テンション差合計」を0にセットし、リター
ンする。ステップS21で、「呼出回数カウンタ」=3
[sec]なら、ステップS23で、「DCフィードバ
ックゲイン」をワークエリアにセーブしたもとの値に戻
し、「平均テンション差」が3[g]を超えていれば、
「結果コード」を1にセットし、「プロセスカウンタ」
に1を加えて、リターンする。
【0034】ステップS21で、「呼出回数カウンタ」
が上記以外の値、つまり0または3以外ならば、ステッ
プS24で「テンション差合計」に「測定テンション」
を加え、その結果から、「目標テンション」を引いた値
を「テンション差合計」にセットする。ステップS25
で「テンション差合計」を「呼出回数カウンタ」で割っ
た値を、「平均テンション」にセットし、リターンす
る。
【0035】このようなテンションセンサの異常検出の
結果出力プロセスは、図5に示すように、ステップS3
1で、テストの終了フラグをセットされていればなにも
しないでリターンする。ステップS32で、「結果コー
ド」が0であれば、ステップS33で、「OK」のメッ
セージを出力する。ステップS32で、「結果コード」
が0でなければ、ステップS34で、「NG」と結果コ
ードの両方を表示する。ステップS35で、テストの終
了フラグをセットしてリターンする。
【0036】このようなテンションセンサの異常検出の
プロセス制御プロセスは、図6に示すように、タイマー
割り込みで起動されるもので、ステップS41で「プロ
セスカウンタ」と「呼出回数カウンタ」を「0」にセッ
トする。ステップS42で「プロセステーブルのアドレ
ス変数」から、プロセステーブルのアドレスを取り出
し、その先頭から、「プロセスカウンタ」にカウントさ
れた開始アドレスを取り出す。ステップS43でその診
断プロセスを呼び出してリターンする。
【0037】また、図7に示すように、プロセステーブ
ルには、診断プロセスAの開始アドレス、診断プロセス
Bの開始アドレス、診断プロセスCの開始アドレス、結
果出力プロセスの開始アドレスがそれぞれ記憶されてい
る。上例では、「目標テンション」に対して「平均テン
ション差」が3[g]を超えたときにテンションセンサ
の異常を検出する例を示したが、通常走行時(42.3
[cm/s])に最大の「目標テンション」45[g]
に対して「平均テンション差」が5[g]を超えたとき
にテンションセンサの異常を検出するように設定するの
がよい。
【0038】上例によれば、供給側リールサーボ駆動を
切断して開ループにより駆動するCPU19、供給側リ
ールモータ20、D/A変換器およびモータドライバ2
2と、CPU19、供給側リールモータ20、D/A変
換器およびモータドライバ22による開ループにおける
目標張力を設定するCPU19、供給側リールモータ2
0、FGカウンタ21と、CPU19、供給側リールモ
ータ20、FGカウンタ21による目標張力とテンショ
ンセンサ13によるテープ張力とを比較して、テンショ
ンセンサ13の異常を検出するCPU19、不揮発性メ
モリ24とを設けたので、開ループにおいて目標張力に
対してテープ張力の微細な変動を検出することにより、
テンションセンサ13の異常を検出することができ、テ
ープ2の損傷を未然に防止することができる。
【0039】また、上例によれば、供給側リールのバッ
クテンションが上記目標張力となるような供給側リール
トルクを発生させるので、テープ装填時におけるテープ
張力の微細な変動を検出することにより、テンションセ
ンサ13の異常を検出することができ、テープ2の損傷
を未然に防止することができる。
【0040】また、上例によれば、このような供給側リ
ールトルクを発生させるように供給側リールモータ20
の駆動電流値を設定するので、開ループにおける目標張
力を簡単に設定して、目標張力に対してテープ張力の微
細な変動を検出することにより、テンションセンサ13
の異常を検出することができ、テープ2の損傷を未然に
防止することができる。
【0041】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールトルクが予め異常がないことを検出するようにした
ので、精度の高い目標張力に対してテープ張力の微細な
変動を検出することにより、テンションセンサ13の異
常を検出することができ、テープ2の損傷を未然に防止
することができる。
【0042】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、供給側リール
サーボ駆動手段によるサーボ駆動を切断して開ループに
より駆動する供給側リール開ループ駆動手段と、供給側
リール開ループ駆動手段による開ループにおける目標張
力を設定する目標張力設定手段と、目標張力設定手段に
よる目標張力とテープ張力検出手段によるテープ張力と
を比較して、テープ張力検出手段の異常を検出するテー
プ張力検出手段の異常検出手段とを設けたので、開ルー
プにおいて目標張力に対してテープ張力の微細な変動を
検出することにより、テープ張力検出手段の異常を検出
することができ、テープの損傷を未然に防止するという
効果を奏する。
【0044】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールのバックテンションが上記目標張力となるような供
給側リールトルクを発生させるので、テープ装填時にお
けるテープ張力の微細な変動を検出することにより、テ
ープ張力検出手段の異常を検出することができ、テープ
の損傷を未然に防止するという効果を奏する。
【0045】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールトルクを発生させるように供給側リールモータの駆
動電流値を設定するので、開ループにおける目標張力を
簡単に設定して、目標張力に対してテープ張力の微細な
変動を検出することにより、テープ張力検出手段の異常
を検出することができ、テープの損傷を未然に防止する
という効果を奏する。
【0046】また、上述せる本発明によれば、供給側リ
ールトルクが予め異常がないことを検出するようにした
ので、精度の高い目標張力に対してテープ張力の微細な
変動を検出することにより、テープ張力検出手段の異常
を検出することができ、テープの損傷を未然に防止する
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例の動作を説明する図である。
【図3】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例の動作を説明する図である。
【図4】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例の動作を説明する図である。
【図5】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例の動作を説明する図である。
【図6】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例の動作を説明する図である。
【図7】本発明の磁気記録装置のテープ張力検出手段の
異常検出装置の一実施例の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 供給側リール 2 テープ 13 テンションセンサ 18 増幅器およびA/D変換器 19 CPU 20 供給側リールモータ 21 FGカウンタ 22 D/A変換器およびモータドライバ 24 不揮発性メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給側リールから巻き取り側リールまで
    所定のテープ径路に装填されたテープの張力を検出する
    テープ張力検出手段と、 上記テープ張力検出手段のテープ張力検出値に基づいて
    上記供給側リールを回転駆動制御する供給側リールサー
    ボ駆動手段とを備え、 テープ走行モードに応じたテープ張力を付与する磁気記
    録装置において、 上記供給側リールサーボ駆動手段によるサーボ駆動を切
    断して開ループにより駆動する供給側リール開ループ駆
    動手段と、 上記供給側リール開ループ駆動手段による開ループにお
    ける目標張力を設定する目標張力設定手段と、 上記目標張力設定手段による目標張力と上記テープ張力
    検出手段によるテープ張力とを比較して、上記テープ張
    力検出手段の異常を検出するテープ張力検出手段の異常
    検出手段とからなることを特徴とする磁気記録装置のテ
    ープ張力検出手段の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気記録装置のテープ張
    力検出手段の異常検出装置において、 上記目標張力設定手段は、供給側リールのバックテンシ
    ョンが上記目標張力となるような供給側リールトルクを
    発生させることを特徴とする磁気記録装置のテープ張力
    検出手段の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気記録装置のテープ張
    力検出手段の異常検出装置において、 上記目標張力設定手段は、上記供給側リールトルクを発
    生させるように供給側リールモータの駆動電流値を設定
    することを特徴とする磁気記録装置のテープ張力検出手
    段の異常検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3記載の磁気記
    録装置のテープ張力検出手段の異常検出装置において、 上記目標張力設定手段は、上記供給側リールトルクが予
    め異常がないことを検出するようにしたことを特徴とす
    る磁気記録装置のテープ張力検出手段の異常検出装置。
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