JPH073725A - 浮橋のロープ固定装置 - Google Patents

浮橋のロープ固定装置

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JPH073725A
JPH073725A JP14455293A JP14455293A JPH073725A JP H073725 A JPH073725 A JP H073725A JP 14455293 A JP14455293 A JP 14455293A JP 14455293 A JP14455293 A JP 14455293A JP H073725 A JPH073725 A JP H073725A
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rope
wire rope
river
floating bridge
wire
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JP14455293A
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JP2846216B2 (ja
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Kiyotake Harada
精武 原田
Fumio Obuchi
文夫 大渕
Ryokichi Kaji
亮吉 鍛治
Shuzo Uno
修三 宇野
Takeo Nakamura
武男 中村
Hisanori Uehara
久則 上原
Takuya Hara
拓也 原
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Hitachi Ltd
Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Hitachi Ltd
Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Abstract

(57)【要約】 【目的】河川に架設された浮橋を水の流れに対して固定
する装置に関するものであり、設置を短時間に行えるよ
うにする。 【構成】河川に架設した浮橋1の水の上流側に複数のロ
ープ掛け金具車8を設ける。一方、河川に架設した第1
のワイヤロープ5にも複数のロープ掛け金具7を設け
る。ロープ掛け金具8と7との間にワイヤロープ6を掛
ける。第1のワイヤロープ5,ワイヤロープ6の端部を
河岸3,4においてチェンブロックで引張る。2系統の
チェンブロックで第1のワイヤロープ5,ワイヤロープ
6の長さを調整すれば良いので、容易に調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川上で構築された浮
橋を川の流れによって浮橋が破損しないように保持する
浮橋のロープ固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川上で複数個の橋節を連結して構築し
た浮橋を川の流れに逆らって保持する手段としては、ジ
ェーンズ ミリタリ ロジスティクス(Jane's militar
y Logistics)1988 145頁に記載されている
ように、推力を有する動力ボート等によって押しささえ
る方法や、河底に設置したアンカーで保持する方法や、
複数本のワイヤロープで保持する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】推力を有する動力ボー
ト等によって押しささえる方法では、該動力ボートの運
用時間が制限され長時間浮橋を保持する場合について配
慮されておらず、浮橋の固定時間に問題があった。
【0004】複数本のワイヤロープで保持する方法で
は、ワイヤロープ長を一本一本調整しなければならず、
設置調整時間、ロープ長調整しろ等の器材構成の点で問
題があった。
【0005】本発明の目的は、河川上で構築された浮橋
を長時間にわたって保持することができ、設置調整時間
も短く、また、器材構成が簡素である浮橋のロープ固定
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、河川に架けら
れた浮橋の水の流れの上流側の面に複数個の第1の滑車
を設け、川岸に固定された複数の第2の滑車との間にワ
イヤロープを順次掛け、該ワイヤロープを川岸において
引張るロープ長調整機構を設けたこと、を特徴とする。
【0007】
【作用】これによれば、ロープ長調整機構でワイヤロー
プの長さを決定すればよいので、設置および調整を短時
間に行なえるものである。また、ロープの端部のみにロ
ープ長調整機構を設ければよいので、構成を簡単にでき
るものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5により
説明する。図1において、浮橋1は河川2に架設され、
浮橋1の両端は河岸3,4に固定される。浮橋1は河川
2の流れによって抵抗力Fを受ける。第一のワイヤロー
プ5は河岸3,4に設置されたロープ塔10の滑車9を
介して両端が分岐金具11につながれている。分岐金具
11はチェンブロック12を介してワイヤロープ13に
つながれ、固定部材16に取付けられる。ワイヤロープ
13はまくら材14で支持され、固定部材16はくい1
5で保持される。
【0009】浮橋1の上流側の面には複数個のロープ掛
け金具8が取付けられ、また、第一のワイヤロープ5に
も複数個のロープ掛け金具7が取付けられている。
【0010】ワイヤロープ6は浮橋1のロープ掛け金具
8と第一のワイヤロープ5のロープ掛け金具7との間で
交互に掛けられている。ワイヤロープ6の両端は第一の
ワイヤロープ5と同様に、チェンブロック17を介して
ワイヤロープ21につながれ、固定部材19に取付けら
れる。ワイヤロープ21はまくら材18で支持され、固
定部材19はくい20で保持される。
【0011】図2はロープ掛け金具7の詳細を示す断面
図である。ロープ掛け金具7はシャックル74によって
第一のワイヤロープ5に掛けられ、第一のワイヤロープ
5に取り付けた2ヶのクリップ75間で移動できる。ロ
ープ掛け金具7は軸71を中心に回転可能に取付けられ
た滑車72と、ピン73を中心に旋回可能に取付けられ
たブラケット77と、ブラケット77の先端に設けた溝
部に挿入されたくさび部材76で構成される。ワイヤロ
ープ6は滑車72に掛けられ、またワイヤロープ6はブ
ラケット77の溝部にくさび部材76を差し込まれ固
定、位置決めされる。
【0012】図3はロープ掛け金具7の他の実施例を示
す。滑車72はシャックル74のブラケット78に取付
けられている。79はロープ6を滑車72に押えるロー
プ固定金具であり、一対のボルト781で移動できる。
【0013】次に、図1に示した実施例の設置方法につ
いて図1,図4,図5により説明する。図4は固定作業
の初期の状態、図5は固定作業の途中の状態を示す斜視
図である。まず、河川2に架設された浮橋1は推力を有
する動力ボート101により河川2の流れに逆らって仮
に保持される。ここで、河川2の流れと浮橋1が受ける
水抵抗の関係は、抵抗力Fはほぼ流速υの2乗に比例す
るが、河川2の流れ、及び流速分布によって抵抗力Fが
変わるので、浮橋1を保持、固定する力は架設する河川
2の条件によって異なり、架設条件ごとに調整する必要
がある。次に浮橋1の上流側の面にロープ掛け金具8を
取付けるとともに、河川2に第一のワイヤロープ5を渡
し、第一のワイヤロープ5にロープ掛け金具7を取付け
る。その後、ワイヤロープ6を浮橋1のロープ掛け金具
8と第一のワイヤロープ5のロープ掛け金具7に交互に
掛ける。そして、図1に示すように第一のワイヤロープ
5をロープ塔10の滑車9に掛け、第一のワイヤロープ
5端部を分岐金具11、チェンブロック12等を介して
固定部材16に固定する。そして、ワイヤロープ6の長
さを決めロープ掛け金具7,8に固定してゆくととも
に、第一のワイヤロープ5に張力を与えてゆき、設置す
る。
【0014】これによれば、チェンブロック12,17
によってワイヤロープ5,6の長さを決定できるので、
浮橋固定用器材の設置、調整が短時間に行なえるという
効果がある。また、ワイヤロープ5,6の端部のみにロ
ープ長調整機構すなわちチェンブロック12,17を設
ければよいので、ロープ長調整機構等の器材構成を簡素
化できるという効果がある。
【0015】図6によってさらに他の実施例について説
明する。前記各実施例で用いられるワイヤロープ5は本
実施例では用いない。河岸3,4には流れに沿ってロー
プ掛け金具81が複数設けている。各ロープ掛け金具8
1はそれぞれ対応して設置されるくい151で固定され
ている。
【0016】ワイヤロープ61は浮橋1のロープ掛け金
具8と河岸3,4のロープ掛け金具81との間で交互に
掛けられ、ワイヤロープ61の両端はチェンブロック1
7を介してワイヤロープ21につながれ、固定部材19
に取付けられる。ワイヤロープ21はまくら材18で支
持され、固定部材19はくい20で保持される。
【0017】このような構成においても、前記実施例と
同様にチェンブロック17によってワイヤロープ61の
長さを決定でき、浮橋固定用器材の設置,調整が短時間
に行なえる。また、チェンブロック17を設けるだけの
構成であり器材構成を簡素化できる。なお、本実施例に
よれば、チェンブロック17の設置数を前記実施例に比
べて少なくできる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、1本又は2本のワイヤ
ロープの長さを決定すればよいので、設置、調整を短時
間でできるものである。また、ワイヤロープ端部のみに
ロープ長調整機構を設ければよいので、ロープ長調整機
構等の器材構成を簡素化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の浮橋のロープ固定装置の斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例のロープ掛け金具の縦断面図
である。
【図3】本発明の他の実施例のロープ掛け金具の縦断面
図である。
【図4】本発明の一実施例における浮橋の固定作業の初
期の状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例における浮橋の固定作業の途
中の状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例の浮橋のロープ固定装置の
斜視図である。
【符号の説明】
1…浮橋、5…第1のワイヤロープ、6…ワイヤロー
プ、7,8…ロープ掛け金具、9…滑車、12,17…
チェンブロック。
フロントページの続き (72)発明者 鍛治 亮吉 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 宇野 修三 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 中村 武男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 上原 久則 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 原 拓也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】河川に架けられた浮橋の水の流れの上流側
    の面に複数個のロープ掛け金具を設け、川岸に固定され
    た複数の滑車との間にワイヤロープを順次掛け、該ワイ
    ヤロープを川岸において引張るロープ長調整機構を設け
    たこと、を特徴とする浮橋のロープ固定装置。
JP14455293A 1993-06-16 1993-06-16 浮橋のロープ固定装置 Expired - Lifetime JP2846216B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14455293A JP2846216B2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 浮橋のロープ固定装置

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JP14455293A JP2846216B2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 浮橋のロープ固定装置

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Publication Number Publication Date
JPH073725A true JPH073725A (ja) 1995-01-06
JP2846216B2 JP2846216B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=15364940

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JP14455293A Expired - Lifetime JP2846216B2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 浮橋のロープ固定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150035359A (ko) * 2013-09-27 2015-04-06 부경대학교 산학협력단 부유식교량 설치시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150035359A (ko) * 2013-09-27 2015-04-06 부경대학교 산학협력단 부유식교량 설치시스템

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JP2846216B2 (ja) 1999-01-13

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