JPH0737166B2 - 織布印刷リボン - Google Patents

織布印刷リボン

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JPH0737166B2
JPH0737166B2 JP13292189A JP13292189A JPH0737166B2 JP H0737166 B2 JPH0737166 B2 JP H0737166B2 JP 13292189 A JP13292189 A JP 13292189A JP 13292189 A JP13292189 A JP 13292189A JP H0737166 B2 JPH0737166 B2 JP H0737166B2
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JP
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woven
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pigment
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JP13292189A
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ヒユー・トーマス・フインドレイ
ケネス・ハワード・フローマン
ジエームズ・フランシス・マートン
Original Assignee
レックスマーク・インターナショナル・インコーポレーテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J31/00Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
    • B41J31/02Ink ribbons characterised by the material from which they are woven

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、印刷エレメントの衝撃を受けて、2色以上の
色を印刷する織布リボンに関するものである。印刷エレ
メントは一般に、デイジー・ホイールまたは1列もしく
は複数列の個別ワイヤ上に形成された文字の像である。
転写可能な色が織布上に保持され、印刷の圧力によって
紙または他の印刷媒体上に転写される。色は通常、リボ
ンの長さに沿って延びるストリップの形で、またはリボ
ンの長さに沿ってある色のブロックが他の色のブロック
と交互に現われる形で、リボン上に配置される。このよ
うなリボンは、貯蔵中または使用中に色が混ざり合うと
ほとんど使用不能になる。
B.従来技術 本発明以前には、多色織布リボンは通常、一般顔料を着
色剤として、または染料を着色剤の一部として使用し
て、異なる色を何らかの物理的バリアまたはギャップで
分離して製造した。一般顔料の平均粒径は名目値で4な
いし5μmであり、染料は分子のサイズである。
米国特許第385391号明細書は、その第2図に示した実施
例では、色の境界におけるリボンの相違が指定されてい
ない。上記特許の他の実施例では、リボンの織り方また
は形成のしかたによって混色に対するバリアが形成され
る。第2図の実施例の着色剤の性質は一般的に説明され
ているだけであり、フラッシュ顔料の使用について示唆
されていない。、米国特許第2590200号明細書には、混
色を防止するため、リボンの繊維の方向を主として異な
る色の境界の方向にしたリボンが教示されている。
フラッシュ顔料は広く使用されてはいないが、知られて
おり、容易に入手できる。フラッシュ顔料は織布リボン
に使用されてきた。しかし、多色リボンにフラッシュ顔
料を使用したものは知られていない。米国特許第457462
3号明細書は、単にフラッシュ顔料が公知であることを
例示するために引用したものである。
英国特許第885813号明細書には、混色を防止するために
リボンの織地を変更していない多色リボンが教示されて
いる。その代わりに、インクの液体展色剤は非混和性の
ものが選択されている。本発明によれば、混色の防止に
は展色剤は重要でなく、各色用の展色剤は同一のもので
よい。
フラッシュ顔料は、顔料が決して乾燥固形物にならない
形で製造されることがわかっている。得られる染料は、
一般顔料と比較して、粒径がはるかに小さい。フラッシ
ュ顔料中の凝集塊は2μmにもなることがあるが、名目
平均粒径は1/2ないし1μmである。これに対して、一
般顔料の名目平均粒径は4ないし5μmである。
C.発明が解決しようとする問題点 一般顔料のみを含有するインクは通常の貯蔵及び使用中
に混ざり合うことはない。これは、顔料の粒子が染料の
分子に比較して大きく、周囲のエネルギー(熱、浸透
圧、毛管現象、ブラウン運動、その他の力を含む)が、
このような顔料の粒子を著しく移動させるには不十分で
あるためと考えられる。一般顔料のみを含有する色の異
なるインクは、混ざり合わず、織布リボンに隣り合わせ
に塗布されるが、このようなリボンは、使用済みの領域
にインクが十分に補充されない。
反対に、通常のインク展色剤に溶解した染料分子は、非
常に小さく、インク展色剤によって運ばれ、通常の周囲
のい熱の圧力やその他の周囲の力を受けてインク展色剤
が移動すると、染料も移動する。この動きを制限するた
め、リボンは色の移動を阻止するように設計しなければ
ならなかった。一般に、リボンの織地さなわち連続性
は、色の境界で、硬化する接着剤の添加、またはリボン
の圧壊や溶融によって中断しなければならなかった。
D.問題点を解決するための手段 本発明により、リボンの織地の変化は一切不要となる。
本発明によれば、特定の着色剤、すなわちフラッシュ顔
料(名目平均粒径1/2ないし1μm、凝集塊2μm以
下)を使用する。この顔料は粒径はきわめて小さいが、
リボンの織布が異なる色のインクの境界で不連続でなく
ても、混ざり合う傾向はない。このきわめて小さい粒径
により、リボンの寿命が向上し、粒子の移動度が十分に
制限されて衝撃印刷が行なわれる位置の近くで十分に色
が再現されることがわかった。
E.実施例 本発明は、液体展色剤中に分散させた着色剤の多色領域
を有する織布リボンに関するものである。上記領域中の
着色剤は実施例では実質的にフラッシュ顔料のみであ
り、実施例の粒径は一般に2μm未満であり、名目平均
粒径は1/2ないし1μmである。特に平均粒径が3/4μm
のオーダであるのが好ましい。(これに対し、一般顔料
の名目粒径は、4ないし5μmである)フラッシュ顔料
は通常の状態では着色領域の間を移動せず、したがっ
て、織布を変更したり、特殊な性質または領域を有する
織布を使用せずに、混色を回避することができる。
フラッシュ顔料は展色剤とともに移動しないので、異な
る着色領域の展色剤は、移動防止にとって重要ではな
い。しかし、フラッシュ顔料は、インクが印刷で使用さ
れて欠乏した領域では十分な流動性を有し、リボンの使
用済み領域に顔料を補充するので、使用寿命が長いリボ
ンが得られる。
実質的に一般顔料のみを含有する着色ストリップは混ざ
り合う傾向はないが、このような一般顔料のみのリボン
は、使用済み領域にインクが十分に補充されないため、
リボンの寿命が不十分である。フラッシュ顔料は、粒径
がきわめて小さいので、十分な寿命が得られるのであ
る。しかも、着色領域間での混色を防止するためのバリ
アが不要である。本発明はまた、リボンを通常のカート
リッジ型のチェンバに詰めた場合に、リボンの色の対向
する表面間での混色を防止する可能性を有する。
本発明の好ましい実施例における3つの減法混色用の色
は下記のとおりである。
減法混色の黄色 成分 重量% フラッシュSICOイエローMO 49.7% 12−MO−1434 (BASFコーポレーションの商品名) オレイン酸ブトキシエチル 44.7% (展色剤) ヒマシ油(展色剤、増粘用) 5.6% 12−MO−1434は、メーカーの説明では、黄色のフラッシ
ュ顔料25%と展色剤としての処理鉱油を含む。したがっ
て、黄色インク中の顔料と展色剤の概略比率は、顔料1
2.5重量%、展色剤87.5重量%である。
減法混色の赤 成分 重量% フラッシュ・リソール・ルビン 53.7% 45−MO−1998 (BASFコーポレーションの商品名) オレイン酸ブトキシエチル 40.3% (展色剤) ヒマシ油(展色剤、増粘用) 6.0% 45−MO−1988は、メーカーの説明では、赤色のフラッシ
ュ顔料35%と、展色剤としての処理鉱油を含む。したが
って、赤色インク中の顔料と展色剤の概略比率は、顔料
19重量%、展色剤81重量%である。
減法混色の青 成分 重量% フラッシュ・ヘリオジェン・ブルー、 MO70−MO−2324 (BASFコーポレーションの商品名) 37% オレイン酸ブトキシエチル(展色剤) 56% ヒマシ油(展色剤、増粘用) 7% 70−MO−2324は、メーカーの説明では、青色のフラッシ
ュ顔料37%と、展色剤固形分58%及び展色剤としての処
理鉱油を含む。したがって、青色インク中の顔料と展色
剤の概略比率は、顔料14重量%、展色剤及び展色剤固形
分86重量%である。
各処方は高速ミキサで均質にする。これらの処方を、反
転ロール・コータ等の従来の方法で、織布の隣接する領
域に塗布する。織布は衝撃式プリンタ・リボンに一般に
使用されている通常のナイロン織布でよい。詳細にいえ
ば、この実施例で使用した織布は、6.6ナイロンの最高
品質のフィラメントで、pH4.5ないし7、直径約0.1mm、
重量54.3g/m2、縦糸(長さ方向)1cm当り約68.5本、横
糸(幅方向)1cm当り約45.7本のものである。
織布の詳細はこれに限定されるものではなく、綿や他の
合成高分子等、他の材料の織布も本発明で使用する代替
品と考えられる。織布の糸は、織っても、フェルト織り
にしても、その他の方法で混合したもよい、しかし、た
とえば非常にゆるいフェルト織り等によりすき間が非常
に大きくなると、色と色の境界が不均一になる。
織布は完全に連続的で、インク領域間の境界に変化はな
い。各インク領域をリボンの長さ方向に配置して、黄、
赤、青のストリップが隣接して、それぞれリボン全長に
わたって延びるようにすることができる。リボンは、通
常リボン・カートリッジのチェンバに詰めるか、スプー
ルに巻き付ける。
通常の使用では、リボンの色の混合は生じない。フラッ
シュ顔料は、リボンの寿命に関しては染料と同様の性能
を示し、着色剤として染料を用いたリボンの特徴である
広範に再使用可能なリボンをもたらす。しかも顔料の特
徴として、リボンの色は互いに混ざり合わない。
F.発明の効果 本発明によれば、リボンの織布が、異なる色の境界で不
連続でなくても、色が混ざり合うことはない。また、使
用寿命の長いリボンが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の接続領域を含む織布インパクト式多
    色印刷リボンであって、 前記接続領域は、流動性のある異なる色のインクを含
    み、前記異なる色のインクの各々は、着色剤および液体
    展色剤を含み、前記織布リボンは、前記異なる色の間の
    前記接続領域を含むいずれの位置においても織地の変化
    および色を分離する物理的バリアを有しておらず、前記
    領域の各々における前記着色剤は、通常使用時に前記領
    域の中の他の1つ溶け込むことがなく、前記流動性イン
    クの各々の前記着色剤は、粒径が2ミクロン以下で、平
    均粒径が1/2乃至1ミクロンのフラッシュ顔料を含有す
    ることを特徴とする織布インパクト式多色印刷リボン。
JP13292189A 1988-08-08 1989-05-29 織布印刷リボン Expired - Lifetime JPH0737166B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US22919488A 1988-08-08 1988-08-08
US229194 1988-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02147374A JPH02147374A (ja) 1990-06-06
JPH0737166B2 true JPH0737166B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=22860187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13292189A Expired - Lifetime JPH0737166B2 (ja) 1988-08-08 1989-05-29 織布印刷リボン

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0354863B1 (ja)
JP (1) JPH0737166B2 (ja)
CA (1) CA1337183C (ja)
DE (1) DE68914546T2 (ja)

Family Cites Families (6)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0354863A2 (en) 1990-02-14
CA1337183C (en) 1995-10-03
JPH02147374A (ja) 1990-06-06
DE68914546D1 (de) 1994-05-19
EP0354863A3 (en) 1991-03-13
DE68914546T2 (de) 1994-10-13
EP0354863B1 (en) 1994-04-13

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