JPH0737166A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH0737166A
JPH0737166A JP18153093A JP18153093A JPH0737166A JP H0737166 A JPH0737166 A JP H0737166A JP 18153093 A JP18153093 A JP 18153093A JP 18153093 A JP18153093 A JP 18153093A JP H0737166 A JPH0737166 A JP H0737166A
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JP
Japan
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limited
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sold
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JP18153093A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Nagura
弘通 名倉
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】値引販売の限定数を厳密に管理する。 【構成】最上位機器(20M)に限定情報ファイル23
Mと完売フラグセット手段(21,22)と限定単価応
答手段(21,22)と完売応答手段(21,22)と
を設け、かつ各上位機器(20)に限定販売管理ファイ
ル23Fと限定販売フラグリセット手段(21,22)
と個別限定単価応答手段(21,22)と個別通常単価
応答手段(21,22)とを設け、最上位機器(20
M)の限定情報ファイル23M内の限定数Ne、販売数
Naを利用して全ての販売網(20,10A〜10N)
における個別販売個数(登録個数Nr)が限定数Ne以
上になったか否かを管理する構成とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、限定販売管理機能を有
する商品販売登録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8において、商品販売登録データ処理
装置は、無線または有線のデータ通信回線1で接続され
た複数のターミナル機10A〜10Dとこれらに共通の
ファイルプロセッサ(上位機器)20とから販売網が形
成され、各販売網のファイルプロセッサ20とこれらに
共通なストアプロセッサ(最上位機器)30とをデータ
通信回線2で接続した構成とされている。各ファイルプ
ロセッサ20には、商品データファイルを形成するハー
ドディスク27Mが設けられている。この商品データフ
ァイル(27M)には、ストアプロセッサ30から商品
データ(商品コード,品名,単価等)がダウンロードさ
れる。
【0003】したがって、各販売網において、例えばタ
ーミナル機10Aでスキャナ乃至キーボードを用いて商
品コードを入力(図9のST70のYES)してファイ
ルプロセッサ20に単価を問合せる(ST71)。する
と、データ通信回線1を通してファイルプロセッサ20
の商品データファイル(27M)から読取られた当該商
品データが応答される(ST72)。したがって、各タ
ーミナル機10A〜10Dでは応答(ST73)された
同一の商品データを用いて商品販売登録業務を確実に行
える。また、各ターミナル機10A〜10Dにおける売
上登録データ等は、ファイルプロセッサ20に収集され
かつ集計される。これらデータもハードディスク27M
に格納される。しかる後、ストアプロセッサ30は、各
ファイルプロセッサ20から各種データを収集しかつ分
析して全体管理を集中して行う。
【0004】すなわち、商品の前記商品データに含まれ
る通常単価は、ストアプロセッサ(最上位機器)30で
設定されかつ各ファイルプロセッサ(上位機器)20に
データ通信回線1を通じダウンロードされて各ハードデ
ィスク(商品データファイル)27Mに格納される。各
ターミナル機10A〜10Dでは、自己販売網内のファ
イルプロセッサ20に商品コードをもって問合せ、その
通常単価を得て商品販売登録業務を行う。
【0005】ところで、商品単価の変更を必要とする場
合がある。この場合は、ストアプロセッサ30からダウ
ンロードして各ファイルプロセッサ20の商品データフ
ァイル(27M)に記憶されている当該商品単価を新た
な商品単価に変更するものとしている。なお、各ファイ
ルプロセッサ20へのダウンロードを同時に行うこと
は、データ通信回線2上、不可能である。そこで、各フ
ァイルプロセッサ20に商品データ予約変更機能を設
け、ストアプロセッサ30から指定された所定の時刻
に、予めダウンロードされていた変更後の商品単価を商
品データファイル(27M)に書替記憶(反映)させる
ものと形成されている。
【0006】ところで、競業激化に伴う顧客サービスの
観点から値引販売がしばしば行われる。この値引販売
は、終日無制限でなく予定数(限定数)だけ値引すると
いう場合が多い。したがって、上記商品データ予約変更
機能により、各商品データファイル(27M)の通常単
価を値引(限定)単価に書替えて実行(前者)するか、
各販売網ごと乃至その各ターミナル機10A〜10Dご
とに限定単価で販売することのできる個別限定数を割当
てて実行(前者)するかのいずれかによっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者方法の場
合は、値引販売開始時間管理は比較的に簡単であるが、
値引販売終了時間管理は難しい。つまり、限定数を厳格
に管理できない。したがって、予算オーバーによるサー
ビス過剰を招来するばかりか、人為的に途中で終了させ
ると精算中の顧客に不公平感を与え逆効果となる虞れが
ある。しかも、値引販売終了後に各商品データファイル
(27M)内の限定単価を元の通常単価に戻さなければ
ならないので、商品販売登録業務中断を余儀なくされる
という不都合がある。
【0008】一方、後者方法によると、各ターミナル機
10A〜10Dにおけるオペレータの精神的,肉体的負
担が増大する。キー操作等により、いちいち限定単価を
打込みしなければならないからである。また、限定数の
管理に乱れが生ずるので、ターミナル機(例えば、10
A)では値引販売されているのに隣りのターミナル機
(例えば、10B)では値引販売されないという事態が
引起ってしまう。したがって、後者方法でも顧客に不公
平感を与えてしまう。
【0009】本発明は、予め決められた限定数について
の値引販売を正確かつ簡単に行える取扱容易な商品販売
登録データ処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る商品販売登
録データ処理装置は、複数のターミナル機と上位機器と
をデータ通信可能に接続してなる複数の販売網を有し、
かつ各販売網の上位機器と共通の最上位機器とをデータ
通信可能に接続してなる商品販売登録データ処理装置に
おいて、前記最上位機器に、限定単価と完売フラグと限
定数と前記各上位機器から通知された個別販売数を累計
した販売数とを記憶する限定情報ファイルと,販売数が
限定数以上となったことを条件に完売フラグをセットす
る完売フラグセット手段と,完売フラグがセットされて
いない場合に各上位機器からの問合せに対して限定単価
を応答する限定単価応答手段と,完売フラグがセットさ
れた後は各上位機器からの問合せに対して完売の旨を応
答する完売応答手段とを設け、かつ前記各上位機器に、
限定販売フラグを記憶する限定販売管理ファイルと,最
上位機器から完売応答があったときに限定販売フラグを
リセットする限定販売フラグリセット手段と,限定販売
フラグがセットされている間の問合せに対しては当該タ
ーミナル機へ限定単価を応答する個別限定単価応答手段
と,限定販売フラグがリセットされた後は当該ターミナ
ル機へ通常単価を応答する個別通常単価応答手段とを設
けた、ことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成による本発明の場合、最上位機器の限
定情報ファイルに値引販売しようとする限定単価とその
限定数を予め設定記憶しておく。あるターミナル機で値
引販売対象商品コードとその個別販売個数(登録個数)
を入力すると、このターミナル機から当該販売網の上位
機器へ従来と同様に単価問合せがなされる。個別販売個
数も通知される。
【0012】すると、当該上位機器は、値引販売対象商
品であるから最上位機器へ単価問合せを行う。この問合
せを受けた最上位機器では、上位機器からの問合せ時点
において完売フラグがセットされていなければ、限定単
価応答手段が当該上位機器へ限定単価を応答する。そし
て、単価問合せに係り通知された個別販売個数だけ限定
情報ファイルの販売数を累計書替え更新させかつ累計更
新された販売数と限定数とを比較する。販売数が限定数
以上となると、完売フラグセット手段が完売フラグをセ
ットする。しかし、上位機器からの問合せ時点におい
て、完売フラグがセットされている場合は完売応答(通
知)手段が完売の旨を応答する。
【0013】上位機器では、限定販売フラグがリセット
されていなければ個別限定単価応答手段が値引販売を有
効とする限定単価を応答する。限定販売フラグがリセッ
トされている場合は個別通常単価応答手段が当該ターミ
ナル機に通常単価を応答する。なお、限定販売フラグリ
セット手段が最上位機器から完売通知があったときに限
定販売管理ファイルの限定販売フラグをリセットする。
かくして、当該ターミナル機では上位機器から応答され
た単価をもて常法により処理できる。
【0014】よって、販売網全体を一括管理して予め設
定された限定数に限り限定単価をもって正確かつ公平に
値引販売できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本商品販売登録データ処理装置は、図1,図2に
示す如く、最上位機器(マスターファイルプロセッサ2
0M)に限定情報ファイル23Mと完売フラグセット手
段(21,22)と限定単価応答手段(21,22)と
完売応答手段(21,22)とを設け、かつ各上位機器
(20)に限定販売管理ファイル23Fと限定販売フラ
グリセット手段(21,22)と個別限定単価応答手段
(21,22)と個別通常単価応答手段(21,22)
とを設け、販売網全体を一括して予め設定された限定数
Neに限り限定単価をもって優先順に値引販売できるよ
うに構成されている。
【0016】図1において、各販売網は、複数のターミ
ナル機10A〜10Nとファイルプロセッサ(上位機
器)20とをデータ通信回線1で接続した構成とされ、
かつ各ファイルプロセッサ(FP)20はデータ通信回
線2でこれらに共通なストアプロセッサ30に接続され
ている。また、それぞれの2つの販売網は、スイッチボ
ックスS・Bを介して接続されかつ当該ファイルプロセ
ッサ20,20間は相互データ回線3で接続されてい
る。2連式によるバックアップ体制を確立するためであ
る。また、図1で右側のマスターファイルプロセッサ
(M・SP)20Mは、この実施例における限定販売管
理機能上、最上位機器を構成するものとされている。ス
トアプロセッサ30を最上位機器として実施することが
できること当然である。
【0017】つまり、基本的構成が従来例(図8)と同
じとされているが、限定販売管理機能の発現のみについ
ては、従来最上位機器(30)に代えて特定のファイル
プロセッサ(上位機器)20Mを最上位機器としている
わけである。データ通信回線2による遅速化を除外する
趣旨に基づく。
【0018】図2において、ターミナル機10A(10
B〜10N)は、CPU11,ROM12,RAM1
3,キーボード14,カードリーダ15,表示器16,
プリンタ17,ドロワ18,スキャナ(図示省略)等を
含み、公知の商品販売登録業務を行える。この商品販売
登録処理に関し、当該ファイルプロセッサ20への商品
データの問合せ機能と応答受信機能とを有する。すなわ
ち、キーボード14等を用いて入力された商品コードを
もってファイルプロセッサ20へ問合せし、応答された
商品データ(品名,単価等)をRAM13内の受信バッ
ファ13Bで受け、これを用いて売上登録処理するもの
と形成されている。
【0019】また、限定販売管理機能に関しては、商品
データの問合せに関し、単価問合せ手段(11,12)
によりその個別販売個数(登録個数Nr)も商品コード
と一諸に問合せ(通知)する(図5のST11)ものと
形成されている。また、ファイルプロセッサ20からの
応答に関しては、図5のST14の限定単価による値引
処理,ST19の通常単価による通常処理およびST1
7の一部のみを限定単価による値引処理する単価別処理
手段(11,12)が設けられている。
【0020】なお、登録個数Nrが全て限定単価で値引
販売できないと応答された場合には、表示器16にその
旨を表示(ST16,18)しかつ取引確認手段(1
1,12)によって取引をそのまま継続するか取消する
かの確認をできるように形成してある。取消しの場合
は、図2のキーボード14上の取消キー14Kを押下操
作するものとされている。取消しされると、マスターフ
ァイルプロセッサ20Mの完売フラグや販売数Naは、
もとの状態に戻される。
【0021】次に、各販売網の上位機器を形成する各フ
ァイルプロセッサ20(20M)は、図2に示す如く、
CPU21,ROM22,RAM23,キーボード2
4,表示器26,ハードディスク27M用ドライバ2
7,フロッピーディスク用ドライバ28,インターフェ
ース25A,25B,29等を含み、接続されたターミ
ナル機10A〜10Nを集中管理する。限定販売管理機
能上において最上位機器となるマスターファイルプロセ
ッサ20Mも上位機器(ファイルプロセッサ)も兼ねる
から同様な構造とされている。
【0022】各ファイルプロセッサ20(20M)は、
自己販売網内の各ターミナル機10A〜10Nからの問
合せに対してハードディスク27M内の商品データファ
イルをサーチして商品データを応答する通常の単価応答
手段(21,22)を有する。
【0023】さて、各ファイルプロセッサ20(20
M)に限定販売管理機能上から設けられた限定販売管理
ファイル23Fは、図4に示す通り限定販売フラグを商
品コード,単価とともに記憶する手段で、図2に示すR
AM23の一部記憶エリア(23F)をもって形成され
ている。但し、商品コード等が共通のためハードディス
ク27M内の商品データファイルと一体的に形成するこ
とができる。商品データファイルをRAM23から形成
する場合も同様である。
【0024】また、各ターミナル機10A〜10Nから
単価問合せ(図6のST30)があった場合に、限定販
売フラグチェック手段(21,22)が働き、限定販売
管理ファイル23Fを検索(ST31)した結果、限定
販売フラグがON“1”であるセット状態、つまり限定
販売が有効の場合(ST32のNO)には、最上位機器
(M・FP)20Mへ単価を問合せ(ST34)する限
定単価問合せ手段(21,22)が設けられている。こ
の場合、個別販売数たる登録個数Nrも通知する。
【0025】限定販売フラグリセット手段は、最上位機
器(20M)から完売応答(ST36のYES,ST3
8のYES,ST41のYES))があったときに、限
定販売フラグをリセット(OFF“0”)する手段で、
CPU21とROM22とから形成され図6のST3
7,39,42で実行される。
【0026】また、個別限定単価応答手段は、限定販売
フラッグがセット(ON“1”)されている間に行われ
た問合せ(ST34)に対して、当該ターミナル機10
へ限定単価を応答する手段で、CPU21,ROM22
から形成されST40,43で実行される。
【0027】すなわち、完売通知を受けず(ST36の
NO)に、登録個数Nrが残り個数Nx(=限定数Ne
−販売数Na)と等しい(ST41のYES)か、また
は残り個数Nxよりも小さい(ST41のNO)と判別
されて、最上位機器(20M)から限定単価の応答があ
った場合(ST35のYES)は、当該ターミナル機1
0へ限定単価を応答する(ST43)。つまり、通知し
た登録個数Nrの全てに対して値引販売してよいとする
通知を行う。しかし、登録個数Nrが残り個数Nxより
も大きい場合は、残り個数Nxだけについて限定単価を
応答する(ST40)。
【0028】なお、(Nr−Nx)個については、通常
単価とする旨の応答をする。具体的には、通常単価につ
いては、従来の単価応答手段(21,22)と同様な個
別通常単価応答手段がST33の場合と同様に応答する
(ST40)。つまり、限定単価で値引販売してよい個
数(Nx)とその限定単価を応答するものとしている。
【0029】さて、最上位機器を形成するマスターファ
イルプロセッサ20Mに設けられた限定情報ファイル2
3Mは、図2のRAM23の一部記憶エリア(23M)
をもって形成され、図3に示すように商品コード(JA
Nコード),限定単価,完売フラグ,限定数Ne,販売
数Naを記憶する。
【0030】商品コード,限定単価,限定数Neは、ス
トアプロセッサ30からデータ通信回線2を通して予め
ダウンロードされている。また、販売数Naは、各ファ
イルプロセッサ20からの問合せ(図7のST50のY
ES)において通知された個別販売個数(登録個数N
r)を個別販売個数累計手段(21,22)が累計(N
a=Na+Nr)し、かつ個別販売個数書替手段(2
1,22)によって累計書替え更新される(図7のST
60)。つまり、限定情報ファイル23Mに記憶されて
いる販売数Naは、各販売網においてそれぞれに販売さ
れた限定単価による値引販売個数の総個数である。
【0031】また、完売応答手段は、完売フラグがセッ
ト(ON“1”)状態である場合(図7のST52のY
ES)、つまり限定単価による販売数Naが限定数Ne
と等しくなり値引販売が終了した場合に、問合せして来
たファイルプロセッサ20に完売の旨を応答する手段
で、CPU21とROM22とからなり図7のST53
で実行される。
【0032】完売フラグセット手段は、限定情報ファイ
ル23Mに累計書替え更新された販売数Naが予め設定
記憶された限定数Ne以上となった場合に、完売フラグ
をセット(ON“1”)とする手段で、CPU21とR
OM22とから形成され図7のST55,58で実行さ
れる。この場合も、完売応答手段(21,22)が働く
(ST53)。
【0033】すなわち、ファイルプロセッサ20からの
問合せとともに通知された登録個数Nrが残り数Nx
(=Ne−Na)よりも大きい場合(ST54のYE
S)に完売フラグをセット(ON“1”)する(ST5
5)。また、残り数Nxと登録個数Nrとが等しい場合
(Nr=Nx)にもセットする(ST58)。しかし、
Nr<Nxである場合(ST57のNO)は、まだ限定
単価で値引販売できるから完売フラグはリセット(OF
F“0”)状態のままとする。
【0034】かくして、CPU21とROM22とから
形成された限定単価応答手段は、ファイルプロセッサ2
0からの問合せ(ST50)の際に完売フラグがセット
(ON“1”)状態でない場合(ST52のNO)に、
当該ファイルプロセッサ20に限定単価を応答する(S
T56,59,61)。
【0035】具体的に、Nr>Nx(=Ne−Na)の
場合(ST54のYES)は、残り個数Nxだけについ
て限定単価を応答する(ST56)。したがって、通知
した登録個数Nrと残り個数Nxとの差分(Nr−N
x)は通常単価とされる。この通常単価は常態につき各
ファイルプロセッサ20の単価応答手段(21,22)
で処理できるから格別に定量的応答はしなくともよい。
【0036】Nr=Nxの場合(ST57のYES)の
場合は、その登録個数Nrの全てを限定単価で値引販売
してよい旨の応答をする(ST59)。Nr<Nxの場
合(ST57のNO)の場合も同様である(ST6
1)。なお、ST56,59の応答をした場合は、既に
完売フラグをONとしているので、販売数Naの更新処
理は不要である。
【0037】次に、この実施例の作用を説明する。ある
販売網のターミナル機10Aから商品コードと個別販売
個数(登録個数Nr)を入力する(図5のST10のY
ES)。すると、単価問合せ手段(11,12)が働
き、当該ファイルプロセッサ(上位機器)20へ問合せ
る(ST11)。
【0038】これを受信(図6のST30のYES)し
たファイルプロセッサ20のCPU21は、図4に示す
限定販売管理ファイル23Fを検索(ST31)する。
この際、限定販売フラグがリセット(OFF“0”)状
態であれば限定単価による値引販売は終了したので、単
価応答手段(21,22)が商品データファイル(27
M)の通常単価を読出して当該ターミナル機10Aへ応
答する(ST33)。
【0039】これに対し、限定販売フラグがセット(O
N“1”)状態の場合(ST32のNO)は、限定単価
問合せ手段(21,22)が働き、最上位機器としての
マスターファイルプロセッサ20Mへ限定単価とこれで
値引販売してよい個数とを問合せる(ST34)。
【0040】この問合せを受信(図7のST50のYE
S)した最上位機器(20M)のCPU21は、図3に
示す限定情報ファイル23Mを検索(ST51)し、完
売フラグがセットされているか否かを判別する(ST5
2)。完売フラグがセット(ON“1”)されている場
合(ST52のYES)には、完売応答手段(21,2
2)が当該ファイルプロセッサ20へ完売通知のみを応
答する(ST53)。
【0041】完売通知がリセット(OFF“0”)状態
である場合(ST52のNO)は、限定情報ファイル2
3Mに設定記憶されている限定数Neと都度に累計書替
え記憶された販売数Naと当該ファイルコントローラ2
0から通知された個別販売個数(登録個数Nr)とを参
照し、CPU21はST54,57の判別を行う。
【0042】Nr>Ne−Na(=Nx)の場合(ST
54のYES)は、値引販売してよい残り数Nxよりも
登録個数Nrが大きいので、完売フラグセット手段(2
1,22)が完売フラグをセット(ON“1”)し、か
つ限定単価応答手段(21,22)が個数(Nx)だけ
について限定単価を応答する(ST56)。したがっ
て、(Nr−Nx)は通常単価とされる。
【0043】登録個数Nrが残り個数Nxと同じである
と判別される(ST57のYES)と、完売フラグがセ
ット(ON“1”)される(ST58)とともに、限定
単価応答手段(21,22)がその全て(Nr)につい
て限定単価を応答する(ST59)。
【0044】Nr<Nxの場合(ST57のNO)に
は、限定単価応答手段(21,22)がその全て(N
r)について限定単価を応答する(ST61)。この
際、個別販売個数累計手段(21,22)が販売数Na
を累計(Na=Na+Nr)する(ST60)とともに
個別販売個数書替手段(21,22)が限定情報ファイ
ル23Mの販売数Naを累計書替え更新する(ST6
0)。値引販売できる残り個数Nxを今回の個別販売個
数(登録個数Nr)だけ減らすわけである。
【0045】かくして、この最上位機器(20M)から
応答を受信(図6のST35のYES)した当該ファイ
ルプロセッサ(上位機器)20では、その応答が完売通
知のみの場合(ST36のYES)には限定販売フラグ
リセット手段(21,22)が働き限定管理ファイル2
3Fの限定販売フラグをリセット(OFF“0”)する
(ST37)。すると、個別通常単価応答手段(21,
22)が当該ターミナル機10Aへ通常単価を応答する
(ST33)。
【0046】また、限定販売フラグリセット手段(2
1,22)は、ST38のYESおよびST41のYE
Sと判断された場合にも、限定販売フラグをリセット
(OFF“0”)する(ST39,42)。いずれの場
合も、今回取引終了をもって限定単価による値引販売を
終了させるためである。したがって、個別限定単価応答
手段(21,22)は、ST38のYESの場合に残り
個数Nxだけについて限定単価を応答(ST40)し、
ST41のYESの場合には登録個数Nrの全てについ
て限定単価を応答する(ST43)。
【0047】なお、登録個数Nrが残り個数Nxよりも
小さいと判別(ST41のNO)された場合には、限定
販売フラグリセット手段(21,22)は働かない。こ
れからも、限定単価による値引販売を認めてよいからで
ある。
【0048】かくして、当該ターミナル機10Aでは、
当該ファイルプロセッサ20からの応答と受信(図5の
ST12のYES)と、単価別処理手段(11,12)
が働く。すなわち、その全て(Nr)が限定単価でよい
とする応答があった場合(ST13のYES)は、限定
単価で値引販売処理する(ST14)。しかし、登録個
数Nrの一部(Nx)についてのみ限定単価でかつ残り
(Nr−Nx)については値引販売が終了しているとの
応答があった場合(ST15のYES)には、個数Nx
について限定単価、残り(NrーNx)については通常
単価で処理する(ST17)。
【0049】但し、全数(Nr)が限定単価による値引
販売でない場合は、その旨を表示器16に表示する(S
T16)。顧客がそれでもよいとする場合は、単価別処
理(ST17)を行う。しかし、顧客が購入中止等を望
む場合は、取消キー14Kを押下操作して取消処理に入
る。マスターファイルプロセッサ20Mの販売数Na等
が元の状態に戻される。
【0050】ST15でNO判断された場合は、全数
(Nr)を通常通りに通常単価で処理する(ST1
9)。顧客確認については上記場合と同様である(ST
18)。
【0051】しかして、この実施例によれば、最上位機
器(20M)に限定情報ファイル23Mと完売フラグセ
ット手段(21,22)と限定単価応答手段(21,2
2)と完売応答手段(21,22)とを設け、かつ各上
位機器(20)に限定販売管理ファイル23Fと限定販
売フラグリセット手段(21,22)と個別限定単価応
答手段(21,22)と個別通常単価応答手段(21,
22)とを設け、最上位機器(20M)の限定情報ファ
イル23M内の限定数Ne、販売数Naを利用して全て
の販売網(20,10A〜10N)における個別販売個
数(登録個数Nr)が限定数Ne以上になったか否かを
管理する構成とされているので、予め決められた限定数
Neについての値引販売を正確かつ簡単に行え取扱も容
易である。
【0052】また、最上位機器(20M)に限定情報フ
ァイル23Mを設けかつ各販売網の各上位機器(20)
に限定販売管理ファイル23Fを設けてあるので、各タ
ーミナル機10A〜10Nからの単価問合せについて限
定単価による値引販売の可否を迅速に応答できる。最上
位機器がストアプロセッサ30でなくマスターファイル
プロセッサ20Mから形成してあるので、データ通信回
線2により遅速化も一掃できるからこの点からも高速処
理できる。顧客に不公平感も与えない。
【0053】また、各ターミナル機10A〜10Nでは
通常通りの操作をすればよい。つまり、値引販売につい
て限定単価のキー入力作業や個別限定個数を管理する必
要がないので、取扱いが極めて簡単である。また、スト
アプロセッサ30から各ファイルプロセッサ20へ限定
単価をダウンロードしかつ再び通常単価へ戻す作業時間
も不要となるので、商品販売登録業務を中断させること
なく円滑に継続運用できる。
【0054】また、各ターミナル機10A〜10Nに単
価別処理手段(11,12)と取引確認手段(11,1
2)とが設けられているので、一段と円滑な値引販売を
遂行できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、最上位機器に限定情報
ファイルと完売フラグセット手段と限定単価応答手段と
完売応答手段とを設け、かつ各上位機器に限定販売管理
ファイルと限定販売フラグリセット手段と個別限定単価
応答手段と個別通常単価応答手段とを設け、最上位機器
の限定情報ファイル内の限定数、販売数を利用して全て
の販売網における個別販売個数(登録個数)が限定数以
上になったか否かを管理する構成とされているので、予
め決められた限定数についての値引販売を正確かつ簡単
に行え取扱も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、詳細構成を示すブロック図である。
【図3】同じく、限定情報ファイルを説明するための図
である。
【図4】同じく、限定販売管理ファイルを説明するため
の図である。
【図5】同じく、ターミナル機側の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】同じく、上位機器側の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】同じく、最上位機器側の動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】従来例を説明するための図である。
【図9】従来動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10A〜10N ターミナル機 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 キーボード 16 表示器 17 プリンタ 18 ドロワ 20 ファイルコントローラ(上位機器) 20M マスターファイルコントローラ(最上位機器) 21 CPU(限定販売フラグリセット手段,個別限
定単価応答手段,個別通常単価応答手段,完売フラグセ
ット手段,限定単価応答手段,完売応答手段) 22 ROM(限定販売フラグリセット手段,個別限
定単価応答手段,個別通常単価応答手段,完売フラグセ
ット手段,限定単価応答手段,完売応答手段) 23 RAM 23F 限定販売管理ファイル 23M 限定情報ファイル 24 キーボード 26 表示器 27M ハードディスク 30 ストアプロセッサ 31 CPU 32 ROM 33 RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のターミナル機と上位機器とをデー
    タ通信可能に接続してなる複数の販売網を有し、かつ各
    販売網の上位機器と共通の最上位機器とをデータ通信可
    能に接続してなる商品販売登録データ処理装置におい
    て、 前記最上位機器に、限定単価と完売フラグと限定数と前
    記各上位機器から通知された個別販売数を累計した販売
    数とを記憶する限定情報ファイルと,販売数が限定数以
    上となったことを条件に完売フラグをセットする完売フ
    ラグセット手段と,完売フラグがセットされていない場
    合に各上位機器からの問合せに対して限定単価を応答す
    る限定単価応答手段と,完売フラグがセットされた後は
    各上位機器からの問合せに対して完売の旨を応答する完
    売応答手段とを設け、かつ前記各上位機器に、限定販売
    フラグを記憶する限定販売管理ファイルと,最上位機器
    から完売応答があったときに限定販売フラグをリセット
    する限定販売フラグリセット手段と,限定販売フラグが
    セットされている間の問合せに対しては当該ターミナル
    機へ限定単価を応答する個別限定単価応答手段と,限定
    販売フラグがリセットされた後は当該ターミナル機へ通
    常単価を応答する個別通常単価応答手段とを設けた、こ
    とを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
JP18153093A 1993-07-22 1993-07-22 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH0737166A (ja)

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