JPH09147237A - 商品販売登録データ処理システム - Google Patents

商品販売登録データ処理システム

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JPH09147237A
JPH09147237A JP29997295A JP29997295A JPH09147237A JP H09147237 A JPH09147237 A JP H09147237A JP 29997295 A JP29997295 A JP 29997295A JP 29997295 A JP29997295 A JP 29997295A JP H09147237 A JPH09147237 A JP H09147237A
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JP
Japan
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point
data processing
product sales
registration data
file
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JP29997295A
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English (en)
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Masahito Yoshikawa
雅人 吉川
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各商品販売登録データ処理装置の会員ファイ
ルで、それぞれ対応する店舗でポイント会員契約をした
会員のみの総ポイントを記憶管理することにより、会員
ファイルの小容量化を図る。 【解決手段】 ホスト装置20は、各商品販売登録デー
タ処理装置10a〜10cにてそれぞれ算出された各会
員のサービスポイントを収集する。ホスト装置20は、
収集した各会員のサービスポイントを会員毎に合算して
各会員の最新ポイントを求める。ホスト装置20は、各
会員の最新ポイントをそれぞれ当該会員がポイント会員
契約をした店舗の商品販売登録データ処理装置10a〜
10cに配信する。各商品販売登録データ処理装置10
a〜10cは、ホスト装置20より会員の最新ポイント
を受信すると、その最新ポイントを会員ファイル14に
記憶された当該会員の総ポイントに加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1客が買上げる全
商品の販売データを登録後、ポイント演算手段により前
記販売データに基づいてサービスポイントを算出するよ
うにした複数台の商品販売登録データ処理装置を、通信
手段を介して、ホスト装置に接続してなる商品販売登録
データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばショッピングセンターやチ
ェーンストア等のように複数の店舗を本部で集中管理す
る小売業においても、客の定着化を図るためのサービス
制度であるポイントサービス制度が導入されつつある。
このポイントサービス制度は、ポイント会員として店と
契約をした客が、その店で買物をする毎に買上合計金額
から一定比率のサービスポイントを算出する。そして、
毎回のサービスポイントを客毎に累計して、総ポイント
により客に特典を付与するようにした制度である。
【0003】従来、上記ポイントサービス制度に対応し
たPOS(販売時点情報管理)ターミナル等の商品販売
登録データ処理装置としては、各ポイント会員にそれぞ
れ設定された固有の会員識別データに対応して総ポイン
トを記憶する会員ファイルを設け、キーボード等の入力
部を介してポイント会員が1回の買物で買上げる全商品
の販売登録が行われると、この登録商品の合計金額に一
定比率を乗算してサービスポイントを算出し、このサー
ビスポイントを前記会員ファイルにおける当該ポイント
会員の会員識別データに対応する総ポイントに加算し
て、当該ポイント会員の総ポイントを更新するようにし
たものが知られていた。
【0004】ところで、例えばチェーンストアがポイン
トサービス制度を導入する場合には、ポイント会員契約
を行った店舗のみならず他のチェーン店舗で買物をして
も同様なサービスポイントを付与できることが望まし
い。そこで従来、この業種向けの商品販売登録データ処
理システムとして、各チェーン店舗に前記ポイントサー
ビスに対応した商品販売登録データ処理装置をそれぞれ
設置し、本部にホスト装置を設置して、各チェーン店舗
の商品販売登録データ処理装置と本部のホスト装置とを
通信手段により接続する。そして、上記ホスト装置に全
会員の会員識別データを登録するための会員マスタファ
イルを設ける。そして、上記会員マスタファイルに新規
会員の会員識別データを追加する毎に、この追加した会
員識別データを各商品販売登録データ処理装置に送信
し、各商品販売登録データ処理装置の会員ファイルに追
加するようにした商品販売登録データ処理システムが考
えられていた。このようなシステムを構築することによ
り、各チェーン店舗にそれぞれ設置される商品販売登録
データ処理装置の会員ファイルには、全ポイント会員の
会員識別データが格納されるので、ポイント会員がどの
チェーン店舗で買物をしても同様なサービスポイントが
付与されるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た商品販売登録データ処理システムを導入した場合にお
いても、まだ解決しなければならない次のような課題が
あった。すなわち、各店舗にそれぞれ設置される各商品
販売登録データ処理装置の会員ファイルには、その店舗
で契約をした各ポイント会員のデータのみならず、他の
店舗で契約をした各ポイント会員のデータも保持しなけ
ればならないために会員ファイルの大容量化が避けられ
ず、設備コストが高かった。
【0006】また、同一のポイント会員が複数の店舗で
買物をすると、このポイント会員のサービスポイントは
各店舗の商品販売登録データ処理装置の会員ファイルに
それぞれ分散されて記憶管理されるので、このポイント
会員の総ポイントをある店舗で確認するためには、この
店舗から本部に問合せを行い、本部で各商品販売登録デ
ータ処理装置の会員ファイルに記憶管理されている当該
ポイント会員のポイントデータを集計しなければなら
ず、総ポイントの確認に多くの労力と時間とを要してい
た。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、サービス性を損ね
ることなく各商品販売登録データ処理装置に設けられる
会員ファイルの小容量化を図ることができ、しかも総ポ
イントの確認に要する手間と時間を大幅に削減できる商
品販売登録データ処理システムを提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、複数の商品販売部にそれぞれ設置され、1客が買上
げる全商品の販売データを登録後、ポイント演算手段に
より販売データに基づいてサービスポイントを算出する
ようにした複数台の商品販売登録データ処理装置を通信
手段を介してホスト装置に接続してなる商品販売登録デ
ータ処理システムにおいて、各商品販売登録データ処理
装置に、それぞれ対応する商品販売部でポイント会員契
約をした各会員固有の会員識別データに対応して総ポイ
ントを記憶する会員ファイルを設け、ホスト装置では、
各商品販売登録データ処理装置にてそれぞれ算出された
各会員のサービスポイントを収集し、この収集した各会
員のサービスポイントを会員毎に合算して各会員の最新
ポイントを求め、この各会員の最新ポイントをそれぞれ
当該会員がポイント会員契約をした商品販売部の商品販
売登録データ処理装置に配信するようにし、各商品販売
登録データ処理装置では、ホスト装置より会員の最新ポ
イントを受信すると、その最新ポイントを会員ファイル
に記憶された当該会員の総ポイントに加算するようにし
たものである。
【0009】本願請求項2に係る発明は、各商品販売登
録データ処理装置に、それぞれ対応する商品販売部でポ
イント会員契約をした各会員固有の会員識別データに対
応して総ポイントを記憶する会員ファイルと、会員識別
データの入力手段と、この入力手段による会員識別デー
タの入力とともに1客が買上げる全商品の販売データが
登録されると、ポイント演算手段により算出したサービ
スポイントを入力手段により入力された会員識別データ
とともに会員取引データとして記憶する会員取引データ
記憶手段とを設け、ホスト装置に、ポイント会員契約を
した全会員の会員識別データに対応してその会員がポイ
ント会員契約をした商品販売部の区分データを記憶する
会員マスタファイルと、各商品販売登録データ処理装置
の会員取引データ記憶手段により記憶された会員取引デ
ータを収集する会員取引データ収集手段と、この収集手
段により各商品販売登録データ処理装置から収集した会
員取引データのサービスポイントを対応する会員識別デ
ータ別に合算して会員毎に最新ポイントを算出する最新
ポイント算出手段と、この算出手段により会員毎に算出
した最新ポイントをそれぞれその会員の会員識別データ
とともにポイント更新データとして会員マスタファイル
のデータに基づきその会員がポイント会員契約をした商
品販売部の商品販売登録データ処理装置に送信する最新
ポイント送信手段とを設け、さらに各商品販売登録デー
タ処理装置に、ホスト装置からポイント更新データを受
信すると、そのポイント更新データの最新ポイントを会
員ファイルの該当会員識別データに対応する総ポイント
に加算する総ポイント更新手段を設けたものである。
【0010】本願請求項3に係る発明は、各商品販売登
録データ処理装置に、それぞれ対応する商品販売部でポ
イント会員契約をした各会員固有の会員識別データに対
応して総ポイントを記憶する会員ファイルを設け、ホス
ト装置では、各商品販売登録データ処理装置にてそれぞ
れ算出された各会員のサービスポイントを収集し、会員
毎にポイント会員契約をしていない商品販売部の商品販
売登録データ処理装置から収集したサービスポイントを
合算して各会員の最新ポイントを求め、この各会員の最
新ポイントをそれぞれ当該会員がポイント会員契約をし
た商品販売部の商品販売登録データ処理装置に配信する
ようにし、各商品販売登録データ処理装置では、会員フ
ァイルにて総ポイントを記憶管理している会員のサービ
スポイントが発生すると、このサービスポイントを会員
ファイルの当該会員の総ポイントに加算し、ホスト装置
より会員の最新ポイントを受信すると、その最新ポイン
トを会員ファイルに記憶された当該会員の総ポイントに
加算するようにしたものである。
【0011】本願請求項4に係る発明は、本願請求項2
に係る発明に加え、各商品販売登録データ処理装置に、
入力手段による会員識別データの入力とともに1客が買
上げる全商品の販売データが登録されると、この入力さ
れた会員識別データが会員ファイルに設定されているか
検索する会員ファイル検索手段と、この検索手段により
当該会員識別データが会員ファイルに設定されていると
き、会員ファイルの当該会員識別データに対応する総ポ
イントにポイント演算手段により算出したサービスポイ
ントを加算するポイント加算手段とを設け、ホスト装置
に、会員取引データ収集手段により収集した会員取引デ
ータの収集元がポイント会員契約をした商品販売部の商
品販売登録データ処理装置のみか否かを会員別に判断す
る収集元判断手段と、この判断手段によりポイント会員
契約をした商品販売部以外の商品販売部に設置された商
品販売登録データ処理装置から会員取引データを収集し
た会員に対してのみ最新ポイント送信手段によるポイン
ト更新データの送信を行わせる制御手段とを設けたもの
である。
【0012】本願請求項5に係る発明は、本願請求項1
または3に係る発明において、各商品販売登録データ処
理装置で、会員ファイルにより記憶管理されている各会
員の総ポイントを任意に呼出し出力可能にしたものであ
る。
【0013】本願請求項6に係る発明は、本願請求項2
または4に係る発明に加え、各商品販売登録データ処理
装置に、総ポイントの問合せ業務を選択する業務選択手
段と、この選択手段により問合せ業務が選択されるとと
もに入力手段により会員識別データが入力されると、会
員ファイルから会員識別データに対応する総ポイントを
読出し出力する総ポイント出力手段とを設けたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、説明
の便宜上、複数の商品販売部として3つのチェーン店舗
A,B,Cを有し、各店舗A,B,Cを本部Dで統括管
理するようにしたチェーンストアに本発明を適用した場
合について述べる。
【0015】図1はこの実施の形態における商品販売登
録データ処理システムの概要図であって、店舗A,店舗
B,店舗Cにはそれぞれ商品販売登録データ処理装置1
0a,10b,10cを設けている。また、本部Dには
ホスト装置20を設けている。そして、各商品販売登録
データ処理装置10a,10b,10cとホスト装置2
0とを、公衆回線等の通信回線30により接続して、商
品販売登録データ処理システムを構築している。
【0016】各商品販売登録データ処理装置10a,1
0b,10cは、それぞれ複数台のPOSターミナル1
1と、各POSターミナル11を集中制御するストアプ
ロセッサ12とからなり、これらを通信回線13により
閉ループ状に接続している。また、各ストアプロセッサ
12を前記ホスト装置20に前記通信回線30を介して
接続している。
【0017】各ストアプロセッサ12には、各ポイント
会員の総ポイントを会員別に記憶する会員ファイル14
を設けている。ホスト装置20には、各ポイント会員毎
にポイント会員契約をした店舗の区分データを記憶する
会員マスタファイル21を設けている。
【0018】図2は前記POSターミナル11の要部構
成を示すブロック図であって、各店舗A,B,CのPO
Sターミナル11はいずれも同一構成である。すなわ
ち、POSターミナル11は、業務全体を制御するPO
S演算制御部111、商品販売データを登録する商品登
録ファイル等を形成した記憶部112、前記通信回線1
3を介して行われるデータの送受信を制御する通信制御
部113、キーボード114,表示器115,レシート
/ジャーナルプリンタ116,カードリーダ117等の
入出力機器を制御するI/O制御部118等を搭載して
おり、前記POS制御部111と、記憶部112,通信
制御部113及びI/O制御部118とをバスライン1
19で接続している。
【0019】前記キーボード114は、販売商品の部門
コード,販売金額,販売点数等の商品販売データを入力
する商品登録用キーの他、預/現計キー等の登録締めキ
ーやクリアキー等のファンクションキーを配設したPO
Sターミナル専用のキーボードである。そして、この実
施形態においては、特に総ポイントの問合せ業務を選択
する業務選択手段として、照会キーkを設けている。
【0020】前記カードリーダ117は、各ポイント会
員に対してそれぞれ発行される会員カード40のカード
データを読取るもので、上記会員カード40には少なく
とも会員識別データとしての会員番号が記録されてい
る。ここに、カードリーダ117は会員識別データの入
力手段を構成する。なお、キーボード114の置数キー
操作により会員識別データ(会員番号)を置数入力する
ようにしてもよい。
【0021】図3は前記ストアプロセッサ12の要部構
成を示すブロック図であって、各店舗A,B,Cのスト
アプロセッサ12はいずれも同一構成である。すなわ
ち、ストアプロセッサ12は、業務全体を制御するSP
演算制御部121、通信回線13により接続した各PO
Sターミナル11から収集した商品販売データを集計す
る売上集計ファイル等を形成した記憶部122、前記通
信回線13を介して行われるデータの送受信を制御する
通信制御部123、前記通信回線30を介して行われる
データの送受信を制御する通信制御部124等を搭載し
ており、前記SP制御部121と、記憶部122及び各
通信制御部123,124とをバスライン125で接続
している。
【0022】前記記憶部122には、特に図4に示すよ
うに、各ポイント会員の会員識別データである会員番号
に対応して、その会員の氏名と総ポイントの会員データ
を記憶する前記会員ファイル14と、通信回線13によ
り接続した各POSターミナル11で登録処理した各ポ
イント会員の取引データとして、その会員の会員コード
と今回取引でのサービスポイントとを対にして記憶する
会員取引ファイル15とを形成している。ここに、会員
取引ファイル15は会員取引データ記憶手段を構成す
る。
【0023】なお、店舗Aのストアプロセッサ12に対
してはIDコード「#1」を設定し、店舗Bのストアプ
ロセッサ12に対してはIDコード「#2」を設定し、
店舗Cのストアプロセッサ12に対してはIDコード
「#3」を設定して、それぞれ店舗A,B,Cの区分デ
ータとしている。
【0024】図5は前記ホスト装置20の要部構成を示
すブロック図である。すなわち、ホスト装置20は、業
務全体を制御するホスト演算制御部201、各ストアプ
ロセッサ12から収集した売上集計データを記憶するエ
リア等を形成した記憶部202、前記通信回線30を介
して行われるデータの送受信を制御する通信制御部20
3、時刻を計時する時計部204、キーボード205,
表示器206,プリンタ207,ハードディスク装置,
フロッピーディスク装置等の補助記憶装置208等の入
出力機器を制御するI/O制御部209等を搭載してお
り、前記ホスト制御部201と、記憶部202,通信制
御部203,時計部204及びI/O制御部209とを
バスライン210で接続している。
【0025】前記記憶部202には、特に図6に示すよ
うに、ポイント会員契約をした各会員の会員識別データ
である会員番号に対応して、その会員の氏名,契約店区
分,フラグF及び最新ポイントの各会員マスタデータを
記憶する前記会員マスタファイル21を形成している。
ここで、契約店区分データは、対応する会員番号のポイ
ント会員が会員契約をした店舗、いわゆる契約店に構築
されたPOSシステムのストアプロセッサ12のIDコ
ードを固定的に記憶する。
【0026】しかして、各POSターミナル11のPO
S演算制御部111は、特に図7の流れ図に示す手順で
登録業務を処理するように構成している。すなわち、S
T(ステップ)1としてキーボード114の商品登録用
キーのキー入力により商品販売データが入力されたなら
ば、1客が買上げる商品の販売登録が行われたので、前
記商品販売データを記憶部112の商品登録ファイルに
登録処理する。
【0027】次に、ST2としてキーボード114の登
録締めキーが入力されると、1客が買上げる全商品の販
売登録が完了したので、この全登録商品の合計金額を表
示器115に表示する等の登録締め処理を行う。しかる
後、ST3としてカードリーダ117により会員カード
40のカードデータが読み取られているか否か、つまり
はポイント会員の会員番号が入力されているか否かを判
断する。そして、会員番号の入力有りを確認した場合に
は、ポイント会員の買上げなので、全登録商品の合計金
額に一定比率を乗じて今回のサービスポイントを算出す
る(ポイント演算手段)。そして、この算出した今回の
サービスポイントと入力された会員番号とを含む会員取
引伝文を作成し、通信制御部113を介して通信回線1
3により接続されたストアプロセッサ12に送信する。
ST3にて会員番号の入力無しを確認した場合には非ポ
イント会員の買上げなので、上記処理は行わない。その
後、レシート/ジャーナルプリンタ116によりレシー
トを発行したならば、この処理を終了する。なお、ポイ
ント会員の買上げの場合には、上記レシートに今回のサ
ービスポイントを印字する。
【0028】図7において、ST4として照会キーkの
入力を検知した場合には、図8に具体的に示す会員ポイ
ント照会処理を実行する。すなわち、POS演算制御部
111は、この会員ポイント照会処理を開始すると、S
T5として会員番号が入力されるのを待機する。そし
て、例えばカードリーダ117により会員カード40の
カードデータが読み取られ会員番号が入力されたことを
確認すると、この会員番号を含むポイント問合せ伝文を
作成し、通信制御部113を介して通信回線13により
接続されたストアプロセッサ12に送信する。
【0029】応じて、ST6として上記ストアプロセッ
サ12からの応答を受信し、この応答伝文が問合せした
会員番号の会員名と総ポイントの会員データを含む正常
応答伝文であれば、その会員名と総ポイントを表示器1
15に表示させるとともに、レシート/ジャーナルプリ
ンタ116によりレシート用紙に印字出力して(総ポイ
ント出力手段)、この処理を終了する。
【0030】また、ストアプロセッサ12からの応答が
問合せ不可応答の場合には、問合せした会員番号が会員
ファイル14に未設定なので、表示器115に照会不可
のメッセージを表示させて、この処理を終了する。な
お、ポイント問合せ伝文を送信後、一定時間を経過して
もストアプロセッサ12からの応答を受信できない場合
には、通信エラー等の異常が発生しているので、表示器
115にエラーメッセージを表示する等のエラー処理に
入る。
【0031】一方、各ストアプロセッサ12のSP演算
制御部121は、通信制御部123を介して通信回線1
3により接続された各POSターミナル11からの伝文
を受信すると、図9の流れ図に示す手順でPOS伝文受
信処理を実行するように構成している。すなわち、ST
11として受信伝文が前記会員取引伝文の場合には、こ
の伝文中の会員番号で会員ファイル14を検索する(会
員ファイル検索手段)。
【0032】そして、ST12として会員ファイル14
に該当会員番号が設定されている場合には、このストア
プロセッサ12が設置されている店舗でポイント会員契
約をした会員の会員取引伝文なので、会員ファイル14
の該当会員番号に対応する総ポイントに受信伝文中の今
回サービスポイントを加算する(ポイント加算手段)。
ST12にて会員ファイル14に該当会員番号が設定さ
れていない場合には、このストアプロセッサ12が設置
されている店舗以外でポイント会員契約をした会員の会
員取引伝文なので、上記処理は行わない。その後、受信
伝文中の会員番号と今回サービスポイントを会員取引デ
ータとして会員取引ファイル15に格納したならば、こ
の処理を終了する。
【0033】図9において、ST13として受信伝文が
前記ポイント問合せ伝文の場合には、この受信伝文中の
会員番号で会員ファイル14を検索する。そして、ST
14として会員ファイル14に該当会員番号が設定され
ている場合には、このストアプロセッサ12が設置され
ている店舗でポイント会員契約をした会員のポイント問
合せ伝文なので、ST15として会員ファイル14の該
当会員番号に対応する会員名データと総ポイントとを読
出し、この会員名データと総ポイントとを含む正常応答
伝文を作成する。そして、この正常応答伝文を問合せ伝
文送信元のPOSターミナル11へ送信して、この処理
を終了する。
【0034】これに対し、ST14にて会員ファイル1
4に該当会員番号が設定されていない場合には、このス
トアプロセッサ12が設置されている店舗以外でポイン
ト会員契約をした会員のポイント問合せ伝文なので、S
T16として問合せ不可応答伝文を問合せ伝文送信元の
POSターミナル11へ送信して、この処理を終了す
る。
【0035】また、ホスト装置20のホスト演算制御部
201は、特に図10の流れ図に示す手順でポイント更
新業務を処理するように構成している。すなわち、ST
21として時計部204にて計時している現時刻を監視
し、予め設定した更新時刻に達するのを待機する。な
お、更新時刻は、例えば各店舗A,B,Cの閉店後の時
刻とする。そして、現時刻が上記更新時刻に達したなら
ば、通信回線30を介して接続されている各ストアプロ
セッサ12に対し、会員取引データの収集要求伝文を送
信する(会員取引データ収集手段)。
【0036】応じて、ST22として各ストアプロセッ
サ12から会員番号と今回サービスポイントとからなる
会員取引データを収集する毎に、図11に具体的に示す
ポイント集計処理を実行する。
【0037】すなわち、ホスト演算制御部201は、ス
トアプロセッサ12から収集した会員取引データの会員
番号で会員マスタファイル21を検索する。そして、会
員マスタファイル21に該当会員番号が設定されている
ことを確認すると、ST23として上記会員取引データ
の収集先ストアプロセッサ12のIDコードと前記会員
マスタファイル21の該当会員番号に対応する契約店区
分コードとが一致するか否かを判断する(収集元判断手
段)。
【0038】ここで、両者が一致する場合には、この会
員取引データは契約店舗で買い物をした会員の取引デー
タなので、この処理を終了する。これに対し、ST23
にて両者が一致しない場合には、この会員取引データは
契約店舗以外の非契約店舗で買い物をした会員の取引デ
ータなのでST24に進み、会員マスタファイル21の
該当会員番号に対応する最新ポイントに、収集した会員
取引データの今回サービスポイントを加算する(最新ポ
イント算出手段)。また、会員マスタファイル21の該
当会員番号に対応する対応するフラグFをセットする。
【0039】以上のポイント集計処理を、各ストアプロ
セッサ12から会員取引データを収集する毎に順次行
う。こうして、各ストアプロッサ12から会員取引デー
タの収集を完了し、上記ポイント集計処理を行ったなら
ば、次に、図12に具体的に示すポイント送信処理を実
行する。
【0040】すなわち、ホスト演算制御部201は、始
めに会員マスタファイル21の呼出アドレスADDを
“1”に初期設定する。次に、ST25として会員マス
タファイル21からこの呼出アドレスADDに対応する
会員マスタデータ(会員番号,氏名,契約店区分,フラ
グF,最新ポイント)を呼出す。そして、ST26とし
てこの会員マスタデータのフラグFを調べる。ここで、
フラグFがリセットされている場合には、この会員マス
タデータの会員番号のポイント会員は契約店舗以外の非
契約店舗からサービスポイントが発生していないのでS
T27に進む。これに対し、ST26にてフラグFがセ
ットされていた場合には、この会員マスタデータの会員
番号のポイント会員は契約店舗以外の非契約店舗からサ
ービスポイントが発生しているのでST28に進む(制
御手段)。
【0041】ST28ではST25にて呼出した会員マ
スタデータの最新ポイントと会員番号とを含むポイント
更新データ伝文を作成する。そして、この会員マスタデ
ータの契約店区分データをIDコードとするストアプロ
セッサ12に対し、上記ポイント更新データ伝文を送信
する(最新ポイント送信手段)。
【0042】その後、前記会員マスタファイル21の該
当会員マスタデータにおける最新ポイントを“0”にク
リアし、フラグFをリセットしたならば、ST27に進
む。ST27では呼出アドレスADDを“1”カウント
アップして、ST25に戻る。こうして、会員マスタフ
ァイル21に呼出アドレスADDに対応する会員マスタ
データを呼出せなくなるまで、上記ポイント送信処理を
繰り返す。
【0043】一方、各ストアプロセッサ12のSP演算
制御部121は、通信制御部124を介して通信回線3
0により接続されたホスト装置20からの伝文を受信す
ると、図13の流れ図に示すホスト伝文受信処理を実行
するように構成している。すなわち、ST31として受
信伝文が会員取引データの収集要求伝文の場合には、会
員取引ファイル15に記憶している会員番号とサービス
ポイントとからなる会員取引データを順にホスト装置2
0に送信する。そして、全ての会員取引データを送信し
たならば、会員取引ファイル15をクリアして、この処
理を終了する。
【0044】図13において、ST32として受信伝文
がポイント更新データ伝文の場合には、伝文中の会員番
号で会員ファイル14を検索する。そして、ST33と
して会員ファイル14に該当会員番号が設定されている
場合には、会員ファイル14の該当会員番号に対応する
総ポイントに伝文中の最新ポイントを加算して(総ポイ
ント更新手段)、この処理を終了する。なお、ST33
にて会員ファイル14に該当会員番号が設定されていな
い場合には、上記処理を行なわずにこの処理を終了す
る。
【0045】このような構成の商品販売登録データ処理
システムにおいては、各店舗A,B,Cのストアプロセ
ッサ12にそれぞれ搭載された会員ファイル14には、
それぞれ自店舗で会員契約をした各ポイント会員の会員
番号,氏名及び総ポイントの会員データが格納されてい
る。また、本部Dのホスト装置20に搭載された会員マ
スタファイル21には、各店舗で会員契約をした全ポイ
ント会員の会員番号,氏名,契約店区分,フラグF,最
新ポイントの会員マスタデータが格納されている。な
お、ホスト装置20においてポイント更新業務が実行さ
れていないときは、会員マスタファイル21の各フラグ
はリセットされており、最新ポイントは“0”にクリア
されている。
【0046】さて、例えば店舗Aで会員契約を行い、現
在までの総ポイントが10点のポイント会員が、契約店
舗Aで買い物を行い、その買上金額に応じたサービスポ
イントが20点であったとすると、当該ポイント会員の
会員データはこの店舗Aの会員ファイル14に設定され
ているので、この会員ファイル14における当該ポイン
ト会員の総ポイント10点に今回のサービスポイント2
0点が加算され手総ポイントが30点に更新される。ま
た、この店舗Aのストアプロセッサ(IDコード#1)
12の記憶部122に設けられている会員取引ファイル
15に、当該ポイント会員の会員番号とサービスポイン
ト20点が格納される。
【0047】また、同じ日に当該ポイント会員が非契約
店舗Bで買物をし、そのサービスポイントが30点であ
ったとすると、当該ポイント会員の会員データはこの店
舗Bの会員ファイル14には設定されていないので、こ
の店舗Bのストアプロセッサ(IDコード#2)12の
記憶部122に設けられている会員取引ファイル15
に、当該ポイント会員の会員番号とサービスポイント3
0点が格納される。
【0048】その後、各店舗A,B,Cが閉店し、ホス
ト装置20の時計部204にて計時されている現時刻が
予め設定されている更新時刻に達すると、ホスト装置2
0のポイント送信業務が起動し、ホスト装置20から各
店舗A,B,Cのストアプロセッサ12に会員取引デー
タの収集要求伝文が送信される。
【0049】そして、ホスト装置20は、先ず店舗Aの
ストアプロセッサ12から当該ポイント会員の会員番号
とサービスポイント20点の会員取引データを収集する
と、会員取引データの収集先が契約店舗なので、何もし
ない。次に、店舗Bのストアプロセッサ12から当該ポ
イント会員の会員番号とサービスポイント30点の会員
取引データを収集すると、会員取引データの収集先が非
契約店舗なので、会員マスタファイル21に記憶してい
る該当会員番号の最新ポイント0点に上記サービスボイ
ント30点を加算する。また、フラグFをセットする。
【0050】その結果、当該ポイント会員の会員マスタ
データは、ポイント送信処理の対象となる。すなわち、
当該ポイント会員の会員番号と最新ポイント30を含む
ポイント更新データ伝文が契約店舗Aのストアプロセッ
サ12(IDコード#1)に送信される。これにより、
店舗Aにおけるストアプロセッサ12の会員ファイル1
4に記憶されている当該ポイント会員の総ポイント30
点に、ポイント更新データ伝文中の最新ポイント30点
が加算されて、総ポイントが60点に更新される。
【0051】このように本実施の形態においては、各店
舗A,B,Cにそれぞれ構築した商品販売登録データ処
理装置10a,10b,10cのストアプロセッサ12
に、各会員の総ポイントを会員別に記憶する会員ファイ
ル14を設ける。そして、本部Dに設置したホスト装置
20は、各商品販売登録データ処理装置10a,10
b,10cのPOSターミナル11にてそれぞれ算出さ
れた各会員のサービスポイントを収集し、この収集した
各会員のサービスポイントを会員毎に合算して各会員の
最新ポイントを求め、この各会員の最新ポイントをそれ
ぞれ当該会員がポイント会員契約をした店舗のストアプ
ロセッサ12に配信する。また、各ストアプロセッサ1
2は、ホスト装置20より会員の最新ポイントを受信す
ると、その最新ポイントを会員ファイル14に記憶され
た当該会員の総ポイントに加算する。こうすることによ
り、各店舗A,B,Cにおけるストアプセッサ12の会
員ファイル14によって、それぞれ対応する店舗でポイ
ント会員契約をした会員のみの総ポイントを記憶管理す
るようにしている。
【0052】したがって、各会員ファイル14には、対
応する店舗A,B,Cで会員契約をした各ポイント会員
の総ポイントが記憶管理され、他の店舗で会員契約をし
たポイント会員の総ポイントは記憶管理されないので、
会員ファイル14の小容量化を図ることができる。しか
も、各ポイント会員は各店舗A,B,Cのどこで買い物
をしても買上金額に応じたサービスポイントを確実に得
られるので、ポイントサービス制度のサービス性を損ね
ることはない。
【0053】また、同一のポイント会員が複数の店舗で
買い物をしても、各店舗での買上金額に応じたサービス
ポイントの総ポイントが契約店舗の会員ファイル14に
て記憶管理されるので、このポイント会員の総ポイント
を確認する場合には契約店舗の会員ファイル14の内容
を呼び出すだけでよく、総ポイントを容易にかつ短時間
で確認することができる。
【0054】また、本実施の形態においては、各ストア
プロセッサ12は、会員ファイル14にて総ポイントを
記憶管理している会員のサービスポイントが発生する
と、その時点でこのサービスポイントを会員ファイル1
4の当該会員の総ポイントに加算する。また、ホスト装
置20は、ポイント更新業務において、ポイント会員毎
に非契約店舗のストアプロセッサ12から収集したサー
ビスポイントのみを合算して各会員毎に最新ポイントを
求め、この最新ポイントを含むポイント更新データをそ
れぞれ当該会員の契約店舗のストアプロセッサ12に配
信する。そして、各ストアプロセッサ12は、ホスト装
置20よりポイント更新データを受信すると、データ中
の最新ポイントを会員ファイル14に記憶された当該会
員の総ポイントに加算するようにしいる。したがって、
契約店舗でしか買い物を行わなかったポイント会員に対
しては、ポイント更新データの送信処理を省略できるの
で、ポイント更新業務の処理負荷を軽減でき、処理時間
を短縮できる。
【0055】ところで、各店舗A,B,Cのストアプロ
セッサ12にそれぞれ設けられた会員ファイル14に記
憶管理される各ポイント会員の総ポイントは、契約店舗
のPOSターミナル11を用いて任意に確認することが
できる。すなわち、本実施の形態においては、各POS
ターミナル11に、総ポイントの問合せ業務を選択する
業務選択手段として照合キーkを設け、各POSターミ
ナル11は照合キーkの入力により問合せ業務が選択さ
れるとともに会員番号が入力されると、ストアプロセッ
サ12にポイント問合せ伝文を送信して、上記ストアプ
ロセッサ12の会員ファイル14から入力会員番号に対
応する総ポイントを呼出し、当該POSーミナルの表示
器115及びプリンタ116により表示及び印字出力す
るようにしている。
【0056】したがって契約店舗のPOSターミナル1
1の照合キーkを入力して総ポイント問合せ業務を選択
後、この店舗でポイント会員契約をしたポイント会員の
会員番号を入力する。そうすると、このPOSターミナ
ル11に通信回線13で接続されているストアプロセッ
サ12に設けられた会員ファイル14から該当するポイ
ント会員の総ポイントが呼出され、表示器115に表示
されるとともに、プリンタ116によりレシート用紙に
印字される。
【0057】そこで、本実施形態の商品販売登録データ
処理システムを使用するチェーンストアでは、例えば各
店舗A,B,Cにそれぞれ設置されるPOSターミナル
11のうち1台を総ポイント確認専用機としてサービス
カウンタ等に設置し、各ポイント会員が契約店舗のサー
ビスカウンタにて上記総ポイント確認専用機を操作し
て、自身の総ポイントを任意に確認できるようにする。
そして、総ポイントが例えば予め設定されている基準ポ
イントに達したならば、サービスカウンタの店員に申し
出て、店員から景品等の特典を受けられるようにする
と、チェーンストアにおいてポイントサービス制度を効
率的に運用できるようになる。なお、この場合におい
て、契約店舗での買い物によるサービスポイントは当日
から自身の総ポイントに反映され、非契約店舗での買い
物によるサービスホイントは翌日から自身の総ポイント
に反映される。
【0058】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記一実施の形態におい
て、会員マスタファイル21に総ポイントエリアを設け
る。そして、ホスト装置21のホスト演算制御部211
は、図11に示すポイント集計処理において、各ストア
プロセッサ12から収集した会員取引データのサービス
ポイントを、上記会員マスタファイル21の該当会員番
号に対応する総ポイントエリアに加算する。こうするこ
とにより、ホスト装置20においても各ポイント会員の
総ポイントを管理できるようになる。
【0059】また図14に示すように、各店舗A,B,
Cのストアプロセッサ12は、POSターミナル11か
ら会員取引伝文を受信すると、この伝文中の会員番号と
今回サービスポイントを会員取引データとして会員取引
ファイル15に格納するだけとする。そして、ホスト装
置20は、ポイント送信業務におけるポイント集計処理
において、図15に示すように、各ストアプロッサ12
から収集した会員取引データの会員番号で会員マスタフ
ァイル21を検索し、該当する会員番号が設定されてい
ることを確認したならば、その会員番号に対応する最新
ポイントに収集した会員取引データのサービスポイント
を加算し、フラグFをセットするように構成する。こう
することにより、前記一実施の形態と同様に、同一のポ
イント会員が複数の店舗で買い物をした場合に、各店舗
での買上金額に応じたサービスポイントの総ポイントを
契約店舗の会員ファイル14にて記憶管理することがで
き、本発明と同等の効果を奏し得る。
【0060】また、前記実施形態では商品販売部の数を
3店舗としたが、2店舗及び4店舗以上のチェーンスト
アやショッピングセンター等でも本発明を適用できるの
はいうまでもない。この他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1乃至
2に係る各発明によれば、サービス性を損ねることなく
各商品販売登録データ処理装置に設けられる会員ファイ
ルの小容量化を図ることができ、しかも総ポイントの確
認に要する手間と時間を大幅に削減することができる効
果を奏する。
【0062】また、本願請求項3乃至4に係る各発明に
よれば、上記効果に加えて、ポイント会員契約をした商
品販売部のみで買い物をした会員に対してはホスト装置
にて集計した最新ポイントをその商品販売部の商品販売
登録データ処理装置に配信する必要がないので、ホスト
装置の処理負荷軽減及び処理時間の短縮等を図ることが
できる。
【0063】また、本願請求項5乃至6に係る各発明に
よれば、上記効果に加えて、総ポイントの確認を任意に
行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である商品販売登録デ
ータ処理システムの概要図。
【図2】 図1に示す商品販売登録データ処理システム
におけるPOSターミナルの要部ブロック図。
【図3】 図1に示す商品販売登録データ処理システム
におけるストアプロセッサの要部ブロック図。
【図4】 図3に示すストアプロセッサの記憶部に設け
た会員ファイル及び会員取引ファイルの構成を示す図。
【図5】 図1に示す商品販売登録データ処理システム
におけるホスト装置の要部ブロック図。
【図6】 図5に示すホスト装置の記憶部に設けた会員
マスタファイルの構成を示す図。
【図7】 図2に示すPOS演算制御部が実行する登録
業務の要部処理を示す流れ図。
【図8】 図7に示す会員ポイント照会処理を具体的に
示す流れ図。
【図9】 図3に示すSP演算制御部が実行するPOS
伝文受信処理の要部処理を示す流れ図。
【図10】図5に示すホスト演算制御部が実行するポイ
ント更新業務の要部処理を示す流れ図。
【図11】図10に示すポイント集計処理を具体的に示
す流れ図。
【図12】図10に示すポイント送信集計処理を具体的
に示す流れ図。
【図13】図3に示すSP演算制御部が実行するホスト
伝文受信処理の要部処理を示す流れ図。
【図14】本発明の他の実施形態におけるPOS伝文受
信処理を示す流れ図。
【図15】本発明の他の実施形態におけるポイント集計
処理を示す流れ図。
【符号の説明】
A,B,C…店舗(商品販売部) D…本部 10a,10b,10c…商品販売登録データ処理装置 11…POSターミナル 12…ストアプロセッサ 14…会員ファイル 15…会員取引ファイル 20…ホスト装置 21…会員マスタファイル 30…通信回線 111…POS演算制御部 121…SP演算制御部 201…ホスト演算制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品販売部にそれぞれ設置され、
    1客が買上げる全商品の販売データを登録後、ポイント
    演算手段により前記販売データに基づいてサービスポイ
    ントを算出するようにした複数台の商品販売登録データ
    処理装置を通信手段を介してホスト装置に接続してなる
    商品販売登録データ処理システムにおいて、 前記各商品販売登録データ処理装置に、それぞれ対応す
    る商品販売部でポイント会員契約をした各会員固有の会
    員識別データに対応して総ポイントを記憶する会員ファ
    イルを設け、 前記ホスト装置では、各商品販売登録データ処理装置に
    てそれぞれ算出された各会員のサービスポイントを収集
    し、この収集した各会員のサービスポイントを会員毎に
    合算して各会員の最新ポイントを求め、この各会員の最
    新ポイントをそれぞれ当該会員がポイント会員契約をし
    た商品販売部の商品販売登録データ処理装置に配信する
    ようにし、 前記各商品販売登録データ処理装置では、ホスト装置よ
    り会員の最新ポイントを受信すると、その最新ポイント
    を前記会員ファイルに記憶された当該会員の総ポイント
    に加算するようにしたことを特徴とする商品販売登録デ
    ータ処理システム。
  2. 【請求項2】 複数の商品販売部にそれぞれ設置され、
    1客が買上げる全商品の販売データを登録後、ポイント
    演算手段により前記販売データに基づいてサービスポイ
    ントを算出するようにした複数台の商品販売登録データ
    処理装置を通信手段を介してホスト装置に接続してなる
    商品販売登録データ処理システムにおいて、 前記各商品販売登録データ処理装置は、それぞれ対応す
    る商品販売部でポイント会員契約をした各会員固有の会
    員識別データに対応して総ポイントを記憶する会員ファ
    イルと、前記会員識別データの入力手段と、この入力手
    段による前記会員識別データの入力とともに前記1客が
    買上げる全商品の販売データが登録されると、前記ポイ
    ント演算手段により算出したサービスポイントを前記入
    力手段により入力された会員識別データとともに会員取
    引データとして記憶する会員取引データ記憶手段とを具
    備し、 前記ホスト装置は、ポイント会員契約をした全会員の会
    員識別データに対応してその会員がポイント会員契約を
    した商品販売部の区分データを記憶する会員マスタファ
    イルと、前記各商品販売登録データ処理装置の会員取引
    データ記憶手段により記憶された会員取引データを収集
    する会員取引データ収集手段と、この収集手段により各
    商品販売登録データ処理装置から収集した会員取引デー
    タのサービスポイントを対応する会員識別データ別に合
    算して会員毎に最新ポイントを算出する最新ポイント算
    出手段と、この算出手段により会員毎に算出した最新ポ
    イントをそれぞれその会員の会員識別データとともにポ
    イント更新データとして前記会員マスタファイルのデー
    タに基づきその会員がポイント会員契約をした商品販売
    部の商品販売登録データ処理装置に送信する最新ポイン
    ト送信手段とを具備し、 前記各商品販売登録データ処理装置は、前記ホスト装置
    から前記ポイント更新データを受信すると、そのポイン
    ト更新データの最新ポイントを前記会員ファイルの該当
    会員識別データに対応する総ポイントに加算する総ポイ
    ント更新手段を具備したことを特徴とする商品販売登録
    データ処理システム。
  3. 【請求項3】 複数の商品販売部にそれぞれ設置され、
    1客が買上げる全商品の販売データを登録後、ポイント
    演算手段により前記販売データに基づいてサービスポイ
    ントを算出するようにした複数台の商品販売登録データ
    処理装置を通信手段を介してホスト装置に接続してなる
    商品販売登録データ処理システムにおいて、 前記各商品販売登録データ処理装置に、それぞれ対応す
    る商品販売部でポイント会員契約をした各会員固有の会
    員識別データに対応して総ポイントを記憶する会員ファ
    イルを設け、 前記ホスト装置では、各商品販売登録データ処理装置に
    てそれぞれ算出された各会員のサービスポイントを収集
    し、会員毎にポイント会員契約をしていない商品販売部
    の商品販売登録データ処理装置から収集したサービスポ
    イントを合算して各会員の最新ポイントを求め、この各
    会員の最新ポイントをそれぞれ当該会員がポイント会員
    契約をした商品販売部の商品販売登録データ処理装置に
    配信するようにし、 前記各商品販売登録データ処理装置では、前記会員ファ
    イルにて総ポイントを記憶管理している会員のサービス
    ポイントが発生すると、このサービスポイントを前記会
    員ファイルの当該会員の総ポイントに加算し、前記ホス
    ト装置より会員の最新ポイントを受信すると、その最新
    ポイントを前記会員ファイルに記憶された当該会員の総
    ポイントに加算するようにしたことを特徴とする商品販
    売登録データ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記各商品販売登録データ処理装置は、
    前記入力手段による前記会員識別データの入力とともに
    前記1客が買上げる全商品の販売データが登録される
    と、この入力された会員識別データが前記会員ファイル
    に設定されているか検索する会員ファイル検索手段と、
    この検索手段により当該会員識別データが前記会員ファ
    イルに設定されているとき、前記会員ファイルの当該会
    員識別データに対応する総ポイントに前記ポイント演算
    手段により算出したサービスポイントを加算するポイン
    ト加算手段とを具備し、 前記ホスト装置は、前記会員取引データ収集手段により
    収集した会員取引データの収集元がポイント会員契約を
    した商品販売部の商品販売登録データ処理装置のみか否
    かを会員別に判断する収集元判断手段と、この判断手段
    によりポイント会員契約をした商品販売部以外の商品販
    売部に設置された商品販売登録データ処理装置から会員
    取引データを収集した会員に対してのみ前記最新ポイン
    ト送信手段によるポイント更新データの送信を行わせる
    制御手段とを具備したことを特徴とする請求項2記載の
    商品販売登録データ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記各商品販売登録データ処理装置で
    は、会員ファイルにより記憶管理されている各会員の総
    ポイントを任意に呼出し出力可能にしたことを特徴とす
    る請求項1または3記載の商品販売登録データ処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記各商品販売登録データ処理装置は、
    総ポイントの問合せ業務を選択する業務選択手段と、こ
    の選択手段により問合せ業務が選択されるとともに前記
    入力手段により前記会員識別データが入力されると、前
    記会員ファイルから前記会員識別データに対応する総ポ
    イントを読出し出力する総ポイント出力手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項2または4記載の商品販売登
    録データ処理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001209683A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Fujitsu Ltd 広告システムおよび広告データ
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