JP2008009561A - 代金精算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子マネーカードおよびポイントカードの機能を有するICカードとPOSレジスタとを連動させた代金精算システムにおいて、電子マネーによる決済処理の時間が短縮化される代金精算システムを提供する。
【解決手段】 第1および第2カード読取端末10a,10bの2つの端末と、商品読取部31と、POSレジスタ40とを含む代金精算システム1を提供する。商品読取部31によるバーコードの読取前に、顧客が所有するICカードを第1カード読取端末10aにかざすことによって、ICカードに記録される電子マネー残高とサービスポイント残高がわかるので、第2カード読取端末10bを用いた代金決済時において、電子マネー残高不足があるときにもスムーズに代金決済ができる。また、サービスポイント残高の有効利用も図られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子マネー情報およびサービスポイント情報が格納されているICカードを用い、POSレジスタと連動して商品購入の決済を行う代金精算システムに関する。
IC(Integrated Circuit)カードは、名刺サイズのプラスチック製のカードに演算および記憶機能をもったICチップが埋め込まれたものである。ICカードは、磁気カードに比べて大量のデータを記録することができるので、1枚のICカードの中に複数のアプリケーション情報を格納させて、外部の端末との間で情報の送受信を行うことができる(たとえば、特許文献1参照)。また、ICカードは、磁気カードに比べて偽造が困難なので、貨幣価値を表す電子マネーの情報を格納することによって決済手段として利用されている。
電子マネー機能を有するICカード(以下「電子マネーカード」という)をPOS
(Point Of Sales System)レジスタと連動して用いると、商品購入時の支払いをICカードに記録された電子マネーによって行うことができる。クレジットカードを用いた決済システムでは、決済データを集中管理しているが、電子マネーカードを用いた決済システムでは、決済データを集中管理せず、その場で即時決済を行うので、簡単な装置で素早く決済が行える。
さらに、商品の購入金額に応じてサービスポイントを付与するポイントカードを発行している販売店では、電子マネーカードにポイントカードの機能を付加して、より利便性の高いサービスを提供している。
電子マネーカードとPOSレジスタとを連動させた代金精算システムにおいては、ICカードを読取端末にかざすことによって情報のやり取りを行う非接触型のICカードが、より早く簡単に決済ができるために便利である。非接触型ICカードは、ICチップとともにアンテナがカードに埋め込まれたものであり、外部の読取端末が発信する電波を利用して通信を行うとともに、ICチップの駆動に必要な電力もその電波から得ている。
特開平11−272809号公報
しかしながら、電子マネーカードおよびポイントカードの機能を有するICカードを用いて代金精算を行う場合には、ICカード自体に表示機能がないため次のような不便が発生する。
電子マネーによって決済を行う場合には、顧客は、代金を決済する時点まで、電子マネーの残高がわからない。たとえばスーパーマーケットの例では、商品を購入する顧客は、POSレジスタによる精算を待つ列に並び、バーコードリーダによって商品コードの入力が終わって、いざ代金を支払う時点で電子マネーの残高不足がわかると、その時点から残高不足に対処しなければならない。その結果、代金精算のための時間が長くかかることになる。また、精算を待つ他の顧客にとっても待ち時間が長くなるので、顧客が多いときには行列が長く続くことになる。
また、ポイントカードについても、顧客は、決済の時点までポイント残高がわからないので、ポイント利用のタイミングを逸してしまい、顧客サービスが有効に使われないという不都合が生じる。
本発明の目的は、電子マネーカードおよびポイントカードの機能を有するICカードとPOSレジスタとを連動させた代金精算システムであって、代金精算を円滑に行うようにすることができ、ポイントサービスなどの顧客サービスが有効に活用されるような代金精算システムを提供することである。
本発明は、電子マネー残高およびサービスポイント残高が記録されたICカードを用いて商品価格の合計金額を決済する代金精算システムであって、
前記ICカードと通信して、ICカードから前記電子マネー残高およびサービスポイント残高を読み取るカード読取部と、
前記カード読取部によって読み取られた前記電子マネー残高およびサービスポイント残高を表示するカード情報表示部と、
1または複数の購入商品に付された商品コードを読み取る商品読取部と、
前記商品読取部によって読み取られた商品コードに基づいて、商品価格の合計金額を算出して決済するPOSレジスタとを含み、
前記POSレジスタで決済する前に前記カード情報表示部によって電子マネー残高およびサービスポイント残高を表示可能であることを特徴とする代金精算システムである。
また本発明は、前記ICカードと通信して、ICカードの前記電子マネー残高およびサービスポイント残高の少なくとも一方を、前記POSレジスタで算出された商品価格の合計金額の少なくとも一部を決済した残高に書き換えるカード書換部をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記ICカードには、そのICカードの所有者が会員であることを表す会員識別情報が前記カード読取部によって読取り可能に記録され、
前記商品読取部によって商品コードが読み取られたときに、商品価格を含む商品情報を表示する商品情報表示部をさらに含み、
前記商品情報表示部は、前記カード読取部によって会員識別情報が読み取られたとき、予め定められた商品については、会員向け商品情報を表示し、
前記POSレジスタは、前記カード読取部によって会員識別情報が読み取られたとき、前記会員向け商品情報に含まれる商品価格を用いて商品価格の合計金額を算出することを特徴とする。
また本発明は、前記POSレジスタは、前記カード読取部によって電子マネー残高およびサービスポイント残高が読み取られたとき、読み取られた電子マネー残高およびサービスポイント残高の少なくとも一方の残高と算出した商品価格の合計金額との差額を計算し、計算した差額を表示することを特徴とする。
また本発明は、前記POSレジスタは、ICカードに電子マネーの入金額を入力するための入力部を備え、
前記カード書換部は、前記入力部によって入金額が入力されたとき、前記ICカードの電子マネー残高を、前記入金額を追加した新たな電子マネー残高に書き換えることを特徴とする。
また本発明は、前記カード読取部および前記カード書換部は、前記カード読取部による読み取り動作および前記カード書換部による書き換え動作を、並行して実行可能であることを特徴とする。
また本発明は、前記カード読取部と前記カード情報表示部とは、共通のハウジングに組み込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、カード読取部によって読み取られた電子マネー残高およびサービスポイント残高が、カード情報表示部によって表示されてから、POSレジスタによって商品価格の合計金額の決済が可能なように、代金精算システムは構成される。したがって、ICカードを利用して商品を購入する顧客は、購入商品の合計金額の決済を行う前に、電子マネー残高が十分にあるか否かと、利用可能なサービスポイントがあるか否かを確認できるので、電子マネー残高に不足がある場合にも速やかに対処でき、また、ポイント利用の意思決定をする時間が得られて、ポイントを利用し易くなる。結果として、代金精算が円滑に行われ、また、サービスポイントという販売促進のための仕組みが有効に活用されることになる。
また本発明によれば、代金精算システムは、ICカードと通信するための端末として、前記カード読取部とは別に決済用のカード書換部を有するので、前述のように、顧客は、カード読取部によるICカードの読み取りによって電子マネー残高とサービスポイント残高を予め確認した上で、カード書換部によってICカードの内容を書き換えることにより、速やかに商品価格の合計金額の決済ができる。決済用のカード書換部のみを有する代金精算システムでは、決済を行うときに初めて、電子マネー残高とサービスポイント残高とが顧客に知らされることになるので、たとえば電子マネー残高不足が生じたときに処理に時間がかかるのに対し、予めICカードの内容が顧客に知らされる本発明の代金精算システムではこのような不都合がない。したがって、代金精算が円滑に行われるとともに、サービスポイントの有効利用も図られることになる。
また本発明によれば、カード読取部によって、顧客の所有するICカードに会員識別情報が記録されていることが読み取られた場合は、商品読取部によって商品に付された商品コードが読み取られたときに、商品情報表示部によって会員向けの商品情報が表示される。顧客は商品情報表示部に表示される商品価格を注意して見ていることが通常であるので、商品情報表示部によって表示される会員向けの商品情報は訴求力が大きく、会員制度という販売促進のための仕組みが有効に活用されることになる。
また本発明によれば、カード書換部による代金決済の前に、POSレジスタが、カード読取部によって読み取られた電子マネー残高およびサービスポイント残高と、商品価格の合計金額との差額を計算して表示することができる。この結果、電子マネー残高不足が生じている場合に、POSレジスタの操作者は、代金決済のためにカード書換部によってICカードの情報を読み取る前に、残高不足について顧客に通知することができるので、代金精算のための処理時間が短縮される。また、顧客自らも、カード書換部による代金決済の前に電子マネー残高の不足について認識できるので、速やかな対応が可能になる。
さらに、POSレジスタの操作者は、カード書換部による代金決済の前に、顧客にサービスポイントの利用についての希望を訊くことができ、また、顧客自身もサービスポイントの利用について意志決定の時間が得られる。この結果、顧客は販売促進の仕組みであるサービスポイントを利用しやすくなり、また、POSレジスタの操作者にとっても、カード書換部によってICカードの情報を読み取った後に、改めてポイント利用の意思を顧客に確認する必要がないので、代金精算のための処理時間が短縮される。
また本発明によれば、カード書換部による商品の代金決済のときに、ICカードに電子マネーを入金することができるので、電子マネー残高不足が生じた場合にも、短時間で決済処理を行うことができる。
また本発明によれば、代金精算システムは、カード読取部による読み取り動作およびカード書換部による書き換え動作を、並行して実行可能であるので、商品コードの読み取りを済ませた顧客がカード書換部によって購入商品の決済処理をしているときに、カード読取部によって、代金精算を待つ次の顧客のICカードに記録される情報を読み取ることができる。これによって、前の顧客が決済を完了するのを待たずに、次の顧客は、自己の所有するICカードの情報を知ることができる。
また本発明によれば、カード読取部とカード情報表示部が共通のハウジングに組み込まれているので、全体としてコンパクトに構成され、商品読取部およびPOSレジスタが設置されてスペースに余裕がない場合にも、わずかなスペースにカード読取部とカード情報表示部とを設置することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である代金精算システム1の模式的に示す図である。代金精算システム1は、顧客の所有するICカードと通信するための第1および第2カード読取端末10a,10b(総称するときは、カード読取端末10と記載する)とカード読取端末10を制御する本体制御装置20と、商品に付された商品コードを読み取る商品読取装置30と、POSレジスタ40とを含む。このうち、第1および第2カード読取端末10a,10bと本体制御装置20とは、第1ケーブル51および第2ケーブル52を介してそれぞれ接続され、本体制御装置20、POSレジスタ40、および商品読取装置30の間は、それぞれ第3ケーブル53および第4ケーブル54を介して接続される。
商品読取装置30は、精算すべき商品を載せる精算台65の天板の長手方向の中央部65aに設けられる。POSレジスタ40は、精算台65の天板の長手方向の一端部65bに隣接するレジ載置台66に設けられる。また、第1カード読取端末10aは、精算台65の天板に、商品読取装置30に近接して設置され、第2カード読取端末10bは、前記レジ載置台66の天板の、精算台65寄りに設置される。
以下、代金精算システム1を用いる基本的な代金精算の流れについて説明する。ここで、本実施の形態では、顧客の所有するICカードが非接触型のICカードである場合について説明する。カード読取端末10とICカードとの間の情報のやり取りは、カード読取端末10にICカードをかざして近接させることによって可能になる。また代金精算システム1が設けられる販売店は、非接触型のICカードに、電子マネー残高、その販売店の会員であること示す会員識別情報、およびサービスポイント残高がデータとして記録される会員カードを発行しているとする。サービスポイントは、商品の購入金額に応じて顧客に与えられるもので、現金に換算可能であり、サービスポイントを利用可能な販売店での商品の購入に使用できる。本実施の形態では、サービスポイントは会員にのみ付与されるものとする。
図1において、商品を購入しようとする顧客61は、先ず、購入する商品を入れた買い物かご(図示省略)を、精算台65の天板の前記長手方向の他端部65c側に載せる。その後、顧客61が、自己の所有する会員カードを第1カード読取端末10aにかざすと、第1カード読取端末10aは、その会員カードに記録されている電子マネー残高、会員識別情報およびサービスポイント残高を読み取る。第1カード読取端末10aによって読み取られた会員カードの情報は、本体制御装置20によってPOSレジスタ40に送信される。
第1カード読取端末10aに設けられるカード情報表示部12aは、読み取られた電子マネー残高とサービスポイント残高を表示する。したがって、顧客は電子マネー残高が十分か否かと、利用可能なサービスポイントがあるかどうかを確認することができる。また、POSレジスタ40には、店員用の表示装置45aと顧客用の表示装置45bとが設けられ、店員用の表示装置45aには、読み取られた電子マネー残高とサービスポイント残高が表示される。店員63は、POSレジスタ40の表示装置45aに表示される電子マネー残高とサービスポイント残高を見て、顧客61に電子マネーの入金およびサービスポイントの利用について案内することができる。
次に、商品読取装置30に設けられる商品読取部31を用いて店員63は、顧客61の購入する商品に付された商品コードの読み取りを行う。読み取られた商品コードに基づいて、商品の種類および価格が商品読取装置30に設けられる商品情報表示部32に表示される。このとき、第1カード読取端末10aによる読み取り結果から、顧客61が会員であることが確認されているので、前記商品情報表示部32は、会員のみに適用される会員価格など訴求力のある会員向け商品情報を表示する。
顧客が購入する全ての購入商品の商品コードの読み取りが完了すると、POSレジスタ40の表示装置45a,45bによって、商品の合計金額とともに、電子マネー残高およびサービスポイント残高が表示され、さらに、商品価格の合計金額と電子マネー残高およびサービスポイント残高の合計金額との差額が表示される。
店員63は、POSレジスタ40の店員用の表示装置45aに表示される情報を見て、電子マネー残高不足の有無と、利用可能なサービスポイントの有無とを確認することができるので、顧客61に、電子マネーの入金、およびサービスポイントの利用について直ちに訊ねることができる。また、顧客61も、POSレジスタ40の顧客用の表示装置45bに表示される情報を見ることによって、決済方法の選択およびサービスポイントの利用について素早く意思決定できる。
電子マネーによって決済する場合には、顧客61が会員カードを第2カード読取端末10bにかざすことによって、顧客61の会員カードの電子マネー残高から商品購入の代金が差し引かれる。このとき、電子マネー残高が不足しているときには、会員カードに電子マネーの入金をしてから代金決済を行うことができる。代金決済された後に、購入代金に応じたサービスポイントが顧客61の会員カードに加算されて、代金精算が完了する。
このように第1カード読取端末10aによって、購入商品の商品コードの読み取りの前に、予め顧客の所有するICカードに記録された情報を読み取っておくことによって、一連の精算処理が円滑になり、処理時間の短縮につながるとともに、販売促進用のポイントサービスが有効に活用され、さらに会員向けの商品価格などの表示によって顧客に満足感を与えることができて販売促進が図られる。
図2は、図1に示す代金精算システム1の構成を示すブロック図である。前述のとおり、代金精算システム1は、第1および第2カード読取端末10a,10b、本体制御装置20、商品読取装置30およびPOSレジスタ40を含む。以下、代金精算システム1の各構成について説明する。
先ず、第1および第2カード読取端末10a,10bについて説明する。
第1カード読取端末10aと第2カード読取端末10bとは、同一の構成を有し、カード通信部11と、カード情報表示部12とをそれぞれ備える。
カード通信部11は、データの送受信用のアンテナ部13と、データの変調、復調、符号化および復号などの信号処理を行う回路である信号処理部14とを含み、信号処理部14が本体制御装置20の後述する制御部21に接続される。具体的な信号の流れは、ICカードからアンテナ部13を介して受信した入力信号は、信号処理部14で復調され復号された後、本体制御装置20の制御部21へ送られる。反対に本体制御装置20から与えられた出力信号は、信号処理部14で符号化され変調された後、アンテナ部13を介してICカードに送信される。
カード通信部11、カード情報表示部12、アンテナ部13および信号処理部14について、第1カード読取端末10aに備えられるものの参照符号に添え字「a」を付し、第2カード読取端末10bに備えられるものの参照符号に添え字「b」を付して区別する場合がある。また、第1カード読取端末10aのカード通信部11aを、第1カード通信部11aと記載し、第2カード読取端末10bのカード通信部11bを、第2カード通信部11bと記載する場合がある。
本実施の形態では、前記カード通信部11は、ICカードからのデータの読み込み、ICカードへのデータの書き込みの両方の機能を有する。このうち、第1カード通信部11aは、専らICカードに記録された情報を読み取るカード読取部として用いられる。一方、第2カード通信部11bは、ICカードに記録された情報の読み取りのほか、代金の決済のとき、ICカードに記録されている情報を書き換えるカード書換部として用いられる。
カード読取端末10のうちカード情報表示部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置を備え、本体制御装置20の制御部21に接続される。カード情報表示部12は、制御部21の制御に基づいて、後述する図4に示すように、カード通信部11で読み取られた電子マネー残高およびサービスポイント残高の表示領域を含む残高情報表示画面70を表示する。
次に、本体制御装置20について説明する。
本体制御装置20は、制御部21と、POSレジスタ40に接続するための通信インターフェースである通信部22とを含む。さらに、本体制御装置20は、図示を省略した電源部を含み、電源部によって前記カード読取端末10に電力が供給される。
本体制御装置20のうち制御部21は、前記信号処理部14と接続され、カード読取端末10にかざされたICカードとの間のデータの送受信を制御する機能を有する。ここで、制御部21は、第1カード通信部11aを介したデータの送受信と、第2カード通信部11bを介したデータの送受信とが個別に制御されるように構成される。したがって、第2カード通信部11bによって購入商品の代金決済が行われているときに、第1カード通信部11aによって、他の顧客の所有するICカードの読み取りを並行して行うことができ、他の顧客は、決済中の顧客が決済を完了するのを待たずに、自己の所有するICカードの情報を知ることができる。
また、前記制御部21は、通信部22を介して前記POSレジスタ40と接続され、カード通信部11によって読み取られた情報をPOSレジスタ40に送信し、代金決済およびサービスポイント増減の指示をPOSレジスタ40から受信する機能を有する。代金決済およびサービスポイント増減の指示を受信した場合には、制御部21は、この指示に基づいて、第2カード読取端末10bにかざされたICカードに記憶されている情報を書き換える。
さらに、前記制御部21は、前記カード情報表示部12と接続されて、カード通信部11で読み取られた電子マネー残高およびサービスポイント残高の情報をカード情報表示部12に表示させる機能を有する。また、図示しないが、カード読取端末10にはスピーカおよび発光ダイオードが設けられ、制御部21は、ICカードの情報の読み取りおよび代金決済のための書き込みが行われたときに、前記スピーカおよび発光ダイオードを用いて、音と光によってカードの使用者に通知する機能を有する。
前述した制御部21の各機能を実現するための構成として、制御部21は、たとえば、第1および第2カード通信部11a,11bを個別に制御するための2個の制御ユニットと、POSレジスタ40との通信部22を介した通信およびカード情報表示部12などを制御するためのコントローラを含んで構成される。2個の制御ユニットとコントローラとは、それぞれマイクロプロセッサ、ならびにROM(Read Only Memory)およびRAM
(Random Access Memory)などの内部メモリを備え、ROMに記憶された制御プログラムが実行されることによって、上記各機能が実現される。
次に、商品読取装置30について説明する。
商品読取装置30は、商品読取部31と商品情報表示部32とを含む。商品読取部31および商品情報表示部32は、POSレジスタ40の後述する制御部41に接続される。商品に付された商品コードは、商品読取部31によって読み取られ、読み取られた商品コードのデータはPOSレジスタ40の制御部41に送信される。商品情報表示部32は、液晶ディスプレイなどの表示装置を備え、POSレジスタ40の制御部41からの指示に基づき、後述する図5に示すように、商品コードに対応する商品名および商品価格などの商品情報の表示領域を含む商品情報表示画面80を表示する。
本実施の形態では、商品に付された商品コードとしてバーコードが用いられ、前記商品読取部31は、バーコードを読み取るバーコードリーダとしてスキャナを備える。商品コードとして、バーコードの代わりにRFID(Radio Frequency Identification)タグを用いてもよく、この場合には、商品読取部31は、アンテナが接続されたリーダによって構成される。
次に、POSレジスタ40について説明する。
POSレジスタ40は、商品毎の販売実績を集計する機能を備えた電子金銭登録機であって、制御部41と、商品情報記憶部42と、購入商品記憶部43と、合計金額記憶部44と、表示部45と、入力部46と、通信部47とを含む。POSレジスタ40は、図示を省略したマイクロプロセッサ、ROMおよびRAM、ならびにハードディスク装置などの外部記憶装置を備えるコンピュータを基盤に構築され、ROMおよび外部記憶装置に記憶された制御プログラムが実行されることによって、コンピュータを、制御部41、商品情報記憶部42、購入商品記憶部43、合計金額記憶部44、表示部45、入力部46および通信部47として機能させる。
制御部41は、商品読取装置30、ならびに、POSレジスタ40の商品情報記憶部42、購入商品記憶部43、合計金額記憶部44、表示部45、入力部46および通信部47を制御する。また、制御部41は、商品価格を積算して合計金額を算出するとともに、本体制御装置20から電子マネー残高およびサービスポイント残高を受信しているときには、合計金額とこれら残高との差額を計算したり、商品の購入価格に基づいてサービスポイントを計算したりする。
商品情報記憶部42は、商品に付されたバーコードに対応づけて、商品名および商品価格などの商品情報を記憶している。さらに、商品情報記憶部42は、予め定める商品については、通常商品価格より割引かれた会員向けの会員価格、およびサービスポイントなどの会員向けの商品情報を記憶している。これら商品情報記憶部42に記憶される商品情報は、前記商品読取部31によって読み取られたバーコードに対応して、前記制御部41によって読み出される。なお、POSレジスタ40は、本実施の形態ようにPOSレジスタ40単独で構成されるのではなく、サーバにネットワークを介して接続される複数の端末であるPOSレジスタの1つとして構成されてもよい。この場合には、サーバ上に共通ファイルとして商品情報記憶部が設けられ、POSレジスタ40の制御部41は、ネットワークを介してサーバに設けられる商品情報記憶部から商品情報を読み出す。
購入商品記憶部43は、前記制御部41の指示に基づき、前記商品読取部31によって読み取られたバーコードに対応する商品名および商品価格などを記憶する。
合計金額記憶部44は、顧客が購入する商品の商品価格の合計金額を記憶する。具体的には、前記商品読取部31によってバーコードが読み取られると、前記制御部41が、そのバーコードに対応する商品価格を前記商品情報記憶部42から読み出して積算し、合計金額記憶部44に記憶させる。第1カード通信部11aによって、顧客の所有するICカードから会員識別情報が読み取られた場合には、通常商品価格よりも割り引かれた会員価格が予め定められた商品について、その会員価格が積算され、合計金額記憶部44によって記憶される。
表示部45は、液晶ディスプレイなどの表示装置45a,45bを備える。表示装置45a,45bには、POSレジスタ40の操作者である店員用の表示装置45aと、顧客用の表示装置45bとが設けられる。後述する図7のように、表示部45は、制御部41によって計算された商品価格の合計金額の表示領域を含む合計金額表示画面90bを表示する。第1カード通信部11aによって、顧客の所有するICカードに記録される電子マネー残高およびサービスポイント残高が読み取られた場合には、表示部45によって、商品価格の合計金額とICカードに記録された残高との差額がさらに表示される。
入力部46は、商品コードの読取終了の指示および代金の決済方法の指示など、POSレジスタ40への指示を入力したり、電子マネーの入金額などのデータを入力したりするためのものである。入力部46は、各種入力キーが配列されたキーボードを備え、金額キーなどの各種入力キーが押下されるによってPOSレジスタ40への指示およびデータの入力が行われる。
通信部47は、前記本体制御装置20との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
図3は、図1および図2に示すカード読取端末10の外観斜視図である。図3に示すカード読取端末10は、アンテナ部13が内蔵されたカードかざし部111を一表面に有し、非接触型のICカードがこのカードかざし部111にかざされることによって、ICカードとカード通信部11との間でデータの送受信が行われる。カード情報表示部12の液晶ディスプレイ112は、このカードかざし部111に設けられ、また信号処理部14はハウジング内に組み込まれている。
このように、カード通信部11とカード情報表示部12とが、共通のハウジングに組み込まれることによって、カード読取端末10は、全体としてコンパクトに構成されるので、前記商品読取装置30およびPOSレジスタ40が設置されてスペースに余裕がない場合にも、わずかなスペースに2台のカード読取端末10を設置することができる。
図4は、図1および図2に示す第1カード読取端末10aのカード情報表示部12aによって表示される残高情報表示画面70の一例を示す図である。残高情報表示画面70には、第1カード通信部11aによって読み取られたサービスポイント残高を表示する領域71と、電子マネー残高であるカード残高を表示する領域72とが含まれる。
図5は、図1および図2に示す商品読取装置30の商品情報表示部32によって表示される商品情報表示画面80の一例を示す図である。商品情報表示画面80には、商品読取部31で読み取られた商品コードに基づいて、商品名を表示する領域81と通常商品価格を表示する領域82とが含まれる。さらに、第1カード通信部11aによって、顧客の所有するICカードに記録される会員識別情報が読み取られたときに、会員向けの割引価格が設定された商品について、通常商品価格からの割引額を表示する領域83と、割引後の会員価格を表示する領域84とが含まれる。商品情報表示部32によって表示される会員向けの商品情報は前記会員価格に限らず、サービスポイント率など、訴求力のある種々の情報であってよい。
図6は、図2に示すPOSレジスタ40の店員用の表示装置45aによって表示される残高情報表示画面90aの一例を示す図である。第1カード通信部11aによって、顧客の所有するICカードに電子マネー残高およびサービスポイント残高が読み込まれたときは、前述のように、第1カード読取端末10aのカード情報表示部12aによって残高情報表示画面70が表示されて、顧客は自己の所有するICカードの残高情報を知ることができる。これに加えて、図6のように、POSレジスタ40の操作者である店員にもその残高情報を知らせるために、POSレジスタ40の表示装置45aに残高情報表示画面90aが表示される。
図6に示すように、残高情報表示画面90aには、サービスポイントとして利用可能なポイント残高を表示する領域92aと、電子マネー残高であるカード残高を表示する領域93aとが含まれる。残高情報表示画面90aには、顧客が購入する商品の合計金額を売上金額として表示する領域91aがさらに含まれるが、商品読取部31によって購入商品に付された商品コードが読み取られる前の時点では、0(零)が表示される。
図7は、図1および図2に示すPOSレジスタ40の表示部45によって表示される購入商品の合計金額表示画面90bの一例を示す図である。合計金額表示画面90bには、図6に示す残高情報表示画面90aと同様の、顧客が購入する商品の合計金額を売上金額として表示する領域91bと、サービスポイントとして利用可能なポイント残高を表示する領域92bと、電子マネー残高であるカード残高を表示する領域93bとが含まれ、購入商品の商品価格の合計金額と顧客の所有するICカードの残高との差額を表示する領域94bがさらに含まれる。
図8は、図1および図2に示す代金精算システム1における代金精算処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す代金精算処理は、商品を購入しようとする顧客が、代金精算のために第1カード読取端末10aのカードかざし部111へICカードをかざすことによって開始される。
第1カード読取端末10aのカードかざし部111にICカードがかざされて、ICカードの応答を第1カード通信部11aが受け取ると(ステップa1のYES)、本体制御装置20の制御部21は、第1カード通信部11aにICカードに記録されている情報を読み取らせる(ステップa2)。本体制御装置20の制御部21は、読み取られた情報に会員識別情報が含まれているか否かを判断し(ステップa3)、会員識別情報が記録されている場合には(ステップa3のYES)、POSレジスタ40の制御部41に電子マネー残高とともに、サービスポイント残高および会員識別情報を送信する(ステップa4)。POSレジスタ40の制御部41では、会員カードであるというフラグを立てるなどして、この後のステップは、顧客が会員であるという条件のもとで行われることになる。さらに、POSレジスタ40の制御部41は、第1カード読取端末10aのカード情報表示部12aに、図4に示す残高情報表示画面70を表示させ、またPOSレジスタ40の表示部45に、図6に示す残高情報表示画面90aを表示させる(ステップa5)。
この結果、顧客は、第1カード読取端末10aのカード情報表示部12aによって表示される電子マネー残高およびサービスポイント残高を見ることによって、代金決済を行う前に、電子マネー残高が十分かどうか、利用可能なサービスポイントがあるか否かを知ることができる。したがって、決済の時点で、電子マネー残高不足に速やかに対処できるので、代金精算に要する時間が短縮化されるとともに、ポイント利用の意思決定をする時間が得られ、サービスポイントを利用しやすくなる。また、販売店の店員は、POSレジスタ40の表示装置45aに表示される残高情報表示画面90aを見て、顧客に電子マネー残高の入金およびサービスポイントの利用について案内することができるので、円滑な精算処理が可能になる。
次に、販売店の店員は、購入商品に付されたバーコードの読み取りを行う。このとき、商品読取部31であるスキャナによって、購入商品に付された商品コードであるバーコードが読み取られると(ステップa6)、POSレジスタ40の制御部41は、読み取られたバーコードに対応する商品名および商品価格を商品情報記憶部42から読み出して、購入商品記憶部43に会員識別情報と対応付けて記憶させるともに、商品価格を積算して合計金額記憶部44に記憶させる(ステップa7)。このとき、予め会員向けの会員価格が定められた商品については、会員価格で記憶され積算される。また、POSレジスタ40の制御部41は、商品読取装置30の商品情報表示部32に、図5に示す商品情報表示画面80を表示させる(ステップa8)。
したがって、顧客は、商品読取部31によって商品に付されたバーコードが読み取られるときに、商品価格表示部32が表示する商品情報表示画面80によって、訴求力のある会員向け商品情報を認識することになり、販売促進が図られる。
販売店の店員によって、全ての購入商品についてバーコードの読み取りが行われる間、商品読取部31による商品の読み取り(ステップa6)と、POSレジスタ40による購入商品の記憶および商品価格の積算(ステップa7)と、商品情報表示部32による商品情報の表示(ステップa8)とが繰り返されることになる(ステップa9のNO)。
POSレジスタ40の入力部46によって商品コードの読取終了の指示が入力されると(ステップa9のYES)、POSレジスタ40の制御部41は、購入商品の合計金額とカードに記録される残高との差額を計算する(ステップa10)。計算結果は、POSレジスタ40の表示部45によって、図7に示す合計金額表示画面90bとして表示される(ステップa11)。
したがって、販売店の店員であるPOSレジスタ40の操作者は、POSレジスタ40の表示装置45aに表示される前記画面90bを見て、代金決済のためにICカードを第2カード読取端末10bにかざす前に、電子マネー残高に不足がないかどうかと、利用可能なサービスポイントがあるかどうかとを知ることになる。また、顧客もPOSレジスタ40の表示装置45bに表示される前記画面90bを見て、電子マネー残高不足の有無と、利用可能なサービスポイント残高を確認することができる。
このとき、電子マネー残高不足が生じている場合には、POSレジスタ40の操作者は、代金決済の前に、残高不足について顧客に通知することができ、顧客も自ら残高不足を認識することができるので、スムーズな決済処理が可能になる。また、利用可能なサービスポイントがある場合には、POSレジスタ40の操作者は、代金決済の前に顧客にサービスポイントの利用についての案内することができ、顧客自らも合計金額表示画面90bを見て確認できるので、サービスポイントを有効に利用することができる。
合計金額が表示された(ステップa11)後は、後述する決済処理に移り(ステップa12)、代金精算処理が完了する。
前述したステップa3で、第1カード通信部11aによって読み取られたICカードに会員識別情報が記録されていない場合には(ステップa3のNO)、POSレジスタ40の制御部41には、電子マネー残高が送信されるが(ステップa13)、会員識別情報および会員に付与されるサービスポイントの残高は送信されない。したがって、POSレジスタ40におけるこの後のステップa13〜a20は顧客が会員でないという条件の下で行われることになる。
この後、POSレジスタ40の制御部41は、第1カード読取端末10aのカード情報表示部12aに、図4に示す残高情報表示画面70のうちの電子マネー残高のみを表示させ、またPOSレジスタ40の表示部45に、図6に示す残高情報表示画面90aのうちサービスポイント残高を除いた情報を表示させる(ステップa14)。続いて、販売店の店員によって、購入商品についてバーコードの読み取りが行われる間、商品読取部31による商品の読み取り(ステップa15)と、POSレジスタ40による購入商品の記憶および商品価格の積算(ステップa16)と、商品情報表示部32による商品情報の表示(ステップa17)とが繰り返される(ステップa18のNO)。ステップa16,a17において、商品価格は会員を除く顧客に適用される通常価格になる。
POSレジスタ40の入力部46によって商品コードの読取終了の指示が入力されると(ステップa18のYES)、POSレジスタ40の制御部41は、購入商品の合計金額とカードに記録される電子マネー残高との差額を計算し(ステップa19)、POSレジスタ40の表示部45に、図7に示す合計金額表示画面90bのうちサービスポイント残高を除いて表示させる(ステップa20)。その後、後述する決済処理に移り(ステップa12)、代金精算処理が完了する。
前述したステップa1で、第1カード通信部11aによってICカードの応答が検知されない場合には(ステップa1のNO)、商品読取部31による商品の読み取り(ステップa21)と、POSレジスタ40による購入商品の記憶および商品価格の積算(ステップa22)と、商品情報表示部32による商品情報の表示とは(ステップa23)、顧客が会員でないという条件の下で繰り返され(ステップa24のNO)、商品価格には通常価格が用いられる。POSレジスタ40の入力部46によって商品コードの読取終了の指示が入力されると(ステップa24のYES)、購入商品の商品価格の合計金額が表示され(ステップa25)、後述する決済処理に移り(ステップa12)、代金精算処理が完了する。
図9は、図8に示す代金精算処理の流れのうち決済処理(ステップa12)を詳細に示すフローチャートである。代金決済処理は、POSレジスタ40の表示部45によって、購入商品の商品価格の合計金額などが表示された後に、代金の決済方法が入力されると開始する(ステップb1)。このとき、決済方法は、(i)電子マネーとサービスポイントとの両方によって決済する場合(ステップb1がNO、かつステップb2がYES)、(ii)サービスポイントを利用せずに電子マネーによって決済する場合(ステップb1がNO、かつステップb2がNO)、(iii)サービスポイントを利用して現金によって決済する場合(ステップb1がYES、かつステップb20がYES)、および(iv)サービスポイントを利用せずに現金によって決済する場合(ステップb1がYES、かつステップb20がNO)の4つの場合に分かれる。
これらの決済方法は、POSレジスタ40の入力部46に備えられる決済方法を入力するための入力キーを押下することによって入力される。円滑な決済処理を行うために、利用可能なサービスポイントがあれば、サービスポイントを必ず利用するように(ステップb2のYES)、POSレジスタ40の制御部41によって制御してもよい。
先ず、(i)POSレジスタ40の入力部46によって、電子マネー決済(ステップb1のNO)、かつサービスポイント利用(ステップb2のYES)という指示が入力された場合は、代金決済にICカードを用いることになるので、第2カード読取端末10bのカードかざし部111にICカードがかざされるまでの間、第2カード通信部11bはICカードの応答待ちの状態になる(ステップb3のNO)。
ICカードからの応答を第2カード通信部11bが受け取ると(ステップb3のYES)、本体制御装置20の制御部21は、第2カード通信部11bにICカードに記録されている電子マネー残高、サービスポイント残高、および会員識別情報を読み取らせる。読み取られたICカードの情報は、本体制御装置20の制御部21によって、POSレジスタ40の制御部41に送信される(ステップb4)。POSレジスタ40の制御部41では、電子マネー残高およびサービスポイント残高の合計と購入商品価格の合計金額とを比較し(ステップb5)、カードの残高の合計が商品価格の合計金額以上であると判断した場合には(ステップb5のYES)、全額カード決済処理(ステップb9)に移る。
全額カード決済処理(ステップb9)では、POSレジスタ40の制御部41から本体制御装置20の制御部21に決済額が送信され、本体制御装置20の制御部21の指示に基づき、第2カード通信部11bによって、ICカードに記録される電子マネー残高およびサービスポイント残高が決済額を差し引いた残高に書き換えられる。すなわち、ICカードのサービスポイント残高は決済に充当されるために0(零)に書き換えられ、サービスポイントの充当分を除く残余の代金分がICカードの電子マネー残高から差し引かれる。
次の代金決済後のポイント付与処理(ステップb11)では、本体制御装置20の制御部21の指示に基づき、顧客のICカードがサービスポイント残高の記録された会員カードの場合に、購入商品に応じたサービスポイントが加算される。具体的には、付加すべきサービスポイント数は、POSレジスタ40の制御部41によって、商品購入に基づいて計算され、本体制御装置20の制御部21に送信される。第2カード通信部11bは、ICカードに記録されるサービスポイント残高を、POSレジスタ40の制御部41から受信したサービスポイント数を加算した残高に書き換える。以上によって、決済処理は終了する。
前述したステップb5で、POSレジスタ40の制御部41が、電子マネー残高およびサービスポイント残高の合計が購入商品価格の合計金額に満たないと判断した場合で(ステップb5のNO)、POSレジスタ40の入力部46によって、追加入金を行うという指示が入力された場合には(ステップb6のYES)、入力部46によって入金額が入力される(ステップb7)。入金額の入力は、POSレジスタ40の操作者が入力部46に備えられる金額を入力するための金額キーを押下することによって行われる。入力された入金額のデータはPOSレジスタ40の制御部41から本体制御装置20の制御部21へ送信され、本体制御装置20の制御部21の指示に基づき、第2カード通信部11bによって、ICカードに記録される電子マネー残高が入金額の加算された残高に書き換えられる追加入金処理(ステップb8)が行われる。次いで、前述した全額カード決済処理(ステップb9)と、ポイント付与処理(ステップb11)とが行われて、決済処理は終了する。
上記のように、第1カード通信部11aによって読み取られたICカードの情報を用いることによって、代金決済の前のバーコード読み取り終了時点でカードの残高の不足が判明しているので、第2カード読取端末10bによる商品の代金決済のときに、ICカードへの電子マネーの入金を合わせて速やかに行うことができ、一連の代金精算処理に要する時間を短縮化することができる。ここで、電子マネー残高不足のために追加入金が必要なときには、入力キーの操作によらず電子マネーの入金処理に移るように(ステップb6のYES)、POSレジスタ40の制御部41によって制御してもよく、より円滑な精算処理が可能になる。
さて、上記決済処理のステップb6において、追加入金しないとの指示が入力された場合には(ステップb6のNO)、一部カード決済処理(ステップb10)が行われる。一部カード決済処理(ステップb10)では、本体制御装置20の制御部21の指示に基づき、第2カード通信部11bによって、ICカードに記録される電子マネー残高およびサービスポイント残高が、両方とも一部カード決済後の残高である0(零)に書き換えられる。商品の購入金額から電子マネー残高およびサービスポイント残高を差し引いた残余の額については、POSレジスタ40の入力部46によって現金決済完了の指示が入力されることによって決済が完了する。一部カード決済処理(ステップb10)の後、前述したポイント付与処理(ステップb11)が行われて、決済処理は終了する。
次に、(ii)POSレジスタ40の入力部46によって、電子マネー決済(ステップb1のNO)、かつサービスポイント非利用(ステップb2のNO)という指示が入力された場合の処理の流れは、前述したサービスポイントを利用する場合のステップb3〜b10と同様である。
概略を説明すると、第2カード通信部11bは、ICカードの応答待ちの状態で(ステップb12のNO)、ICカードからの応答を受け取ると(ステップb12のYES)、ICカードに記録される情報を読み取り、読み取られた情報は、本体制御装置20の制御部21によって、POSレジスタ40の制御部41に送信される(ステップb13)。そして、POSレジスタ40の制御部41によって、電子マネー残高が購入商品価格の合計金額以上であると判断された場合には(ステップb14のYES)、全額カード決済処理(ステップb18)が行われる。全額カード決済処理(ステップb18)では、第2カード通信部11bによって、ICカードの電子マネー残高は、POSレジスタ40の制御部41から送信された決済金額を差し引いた電子マネー残高に書き換えられる。その後、前述したポイント付与処理(ステップb11)が行われて代金決済が終了する。
前述のステップb14で、電子マネー残高が購入商品価格の合計金額に満たないと判断され(ステップb14のNO)、追加入金の指示が入力された場合には(ステップb15のYES)、入金額の入力後(ステップb16)、前述したステップb8と同様の追加入金処理(ステップb17)が行われる。続いて、前述した全額カード決済処理(ステップb18)と、ポイント付与処理(ステップb11)とが行われて、決済処理は終了する。
前述のステップb15で、追加入金しないとの指示が入力された場合には(ステップb15のNO)、一部カード決済処理(ステップb19)に移る。一部カード決済処理(ステップb19)では、電子マネー残高のみが決済後の残高である0(零)に書き換えられる。この後、前述したポイント付与処理(ステップb11)が行われて、決済処理は終了する。
次に、(iii)POSレジスタ40の入力部46によって、現金決済(ステップb1のYES)、かつサービスポイント利用(ステップb20のYES)との指示が入力された場合について説明する。
この(iii)の場合、第2カード通信部11bは、ICカードの応答待ちの状態で(ステップb21のNO)、ICカードからの応答を受け取ると(ステップb21のYES)、ICカードに記録される情報を読み取り、読み取られた情報は、本体制御装置20の制御部21によって、POSレジスタ40の制御部41に送信される(ステップb22)。この後、POSレジスタ40の制御部41によって、サービスポイント残高が購入商品価格の合計金額以上であると判断された場合には(ステップb23のYES)、代金決済額全額にサービスポイントが充当される(ステップb24)。すなわち、本体制御装置20の制御部21は、ICカードのサービスポイント残高が、POSレジスタ40の制御部41から受信した決済金額を差し引いたサービスポイント残高になるように、第2カード通信部11bに書き換えさせる。さらに、前述したポイント付与処理(ステップb11)が行われて、決済処理は終了する。
前述したステップb23で、POSレジスタ40の制御部41によって、サービスポイント残高が購入商品価格の合計金額未満であると判断された場合には(ステップb23のNO)、代金決済の一部にサービスポイントが充当され(ステップb25)、残余の代金は現金決済処理される(ステップb26)。すなわち、本体制御装置20の制御部21は、ICカードのサービスポイント残高が0(零)になるように第2カード通信部11bに書き換えさせ(ステップb25)、POSレジスタ40の入力部46によって現金決済完了の指示が入力されて(ステップb26)、決済が完了する。この後、前述したポイント付与処理(ステップb11)に移る。
次に、(iv)POSレジスタ40の入力部46によって、現金決済(ステップb1のYES)、かつサービスポイント非利用(ステップb20のNO)との指示が入力された場合は、POSレジスタ40の入力部46によって、現金決済完了の指示が入力され(ステップb27)、さらにサービスポイントを付加しないとの指示が入力されると(ステップb28のNO)、決済処理は終了する。
前述したステップb28で、POSレジスタ40の入力部46によって、サービスポイント付加の指示が入力された場合には(ステップb28のYES)、購入金額に応じたサービスポイントが付与される。この場合、本体制御装置20の制御部21の指示に基づき、第2カード通信部11bは、ICカードの応答待ちの状態を経て(ステップb29のNO)、ICカードからの応答を受け取ると(ステップb29のYES)、前述したポイント付与処理(ステップb11)が行われる。
上述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。たとえば、本実施の形態では、顧客の所有するICカードが非接触型のICカードである場合について説明しているが、接触型のICカードについても、カード通信部11を接触型のICカード用のリーダで構成することによって同様に適用することができる。また、ICカードの代わりに、携帯電話機にRFアンテナとICチップが内蔵された構成の場合にも同様に適用できる。
また、本実施の形態では、サービスポイントはその販売店の会員にのみ付与されるものとしているが、その販売店の会員でなくてもサービスポイントが付与されるとしてよい。この場合、図8のステップa3において、本体制御装置20の制御部21によって、会員カードでないと判断された場合には(ステップa3のNO)、ステップa13において、POSレジスタ40の制御部41には電子マネー残高とサービスポイント残高が送信される。またステップa14において、電子マネー残高とサービスポイント残高表示される。さらに、ステップa19において計算される差額は電子マネー残高およびサービスポイント残高の合計と購入商品の合計金額との差額になる。
また、本実施の形態では、電子マネー残高が不足のときの、入金額の入力は、POSレジスタ40の操作者によって、POSレジスタ40の入力部46に備えられた金額キーを押下することによって行われるが、たとえば、ICカードが電子マネーの機能の他に、クレジットカード機能を有しているときには、クレジットカードから自動的に入金するようにしてもよい。
本発明の実施の一形態である代金精算システム1を模式的に示す図である。 図1に示す代金精算システム1の構成を示すブロック図である。 図1および図2に示すカード読取端末10の外観斜視図である。 図1および図2に示す第1カード読取端末10aのカード情報表示部12aによって表示される残高情報表示画面70の一例を示す図である。 図1および図2に示す商品読取装置30の商品情報表示部32によって表示される商品情報表示画面80の一例を示す図である。 図2に示すPOSレジスタ40の表示部45によって表示される残高情報表示画面90aの一例を示す図である。 図1および図2に示すPOSレジスタ40の表示部45によって表示される購入商品の合計金額表示画面90bの一例を示す図である。 図1および図2に示す代金精算システム1における代金精算処理の流れを示すフローチャートである。 図8に示す代金精算処理の流れのうち決済処理を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
1 代金精算システム
10a 第1カード読取端末
10b 第2カード読取端末
11a 第1カード通信部
11b 第2カード通信部
12a,12b カード情報表示部
20 本体制御装置
30 商品読取装置
31 商品読取部
32 商品情報表示部
40 POSレジスタ
45a,45b 表示装置
46 入力部

Claims (7)

  1. 電子マネー残高およびサービスポイント残高が記録されたICカードを用いて商品価格の合計金額を決済する代金精算システムであって、
    前記ICカードと通信して、ICカードから前記電子マネー残高およびサービスポイント残高を読み取るカード読取部と、
    前記カード読取部によって読み取られた前記電子マネー残高およびサービスポイント残高を表示するカード情報表示部と、
    1または複数の購入商品に付された商品コードを読み取る商品読取部と、
    前記商品読取部によって読み取られた商品コードに基づいて、商品価格の合計金額を算出して決済するPOSレジスタとを含み、
    前記POSレジスタで決済する前に前記カード情報表示部によって電子マネー残高およびサービスポイント残高を表示可能であることを特徴とする代金精算システム。
  2. 前記ICカードと通信して、ICカードの前記電子マネー残高およびサービスポイント残高の少なくとも一方を、前記POSレジスタで算出された商品価格の合計金額の少なくとも一部を決済した残高に書き換えるカード書換部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の代金精算システム。
  3. 前記ICカードには、そのICカードの所有者が会員であることを表す会員識別情報が前記カード読取部によって読取り可能に記録され、
    前記商品読取部によって商品コードが読み取られたときに、商品価格を含む商品情報を表示する商品情報表示部をさらに含み、
    前記商品情報表示部は、前記カード読取部によって会員識別情報が読み取られたとき、予め定められた商品については、会員向け商品情報を表示し、
    前記POSレジスタは、前記カード読取部によって会員識別情報が読み取られたとき、前記会員向け商品情報に含まれる商品価格を用いて商品価格の合計金額を算出することを特徴とする請求項1または2記載の代金精算システム。
  4. 前記POSレジスタは、前記カード読取部によって電子マネー残高およびサービスポイント残高が読み取られたとき、読み取られた電子マネー残高およびサービスポイント残高の少なくとも一方の残高と算出した商品価格の合計金額との差額を計算し、計算した差額を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の代金精算システム。
  5. 前記POSレジスタは、ICカードに電子マネーの入金額を入力するための入力部を備え、
    前記カード書換部は、前記入力部によって入金額が入力されたとき、前記ICカードの電子マネー残高を、前記入金額を追加した新たな電子マネー残高に書き換えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の代金精算システム。
  6. 前記カード読取部および前記カード書換部は、前記カード読取部による読み取り動作および前記カード書換部による書き換え動作を、並行して実行可能であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の代金精算システム。
  7. 前記カード読取部と前記カード情報表示部とは、共通のハウジングに組み込まれていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の代金精算システム。
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