JP2005258876A - 価格表示装置および方法、プログラム、記録媒体、並びにカード - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品を確かめながら、顧客が所望の商品について顧客に応じた価格を提示し、顧客満足度を高めることができるようにする
【解決手段】 売り場11に設置されるアンテナ31−1に、RFIDタグを有する会員カードを近づけられると、リーダライタ21−1が会員カードの情報を読み出し、サーバ20がアンテナ31−1とともに陳列されている商品を特定する。サーバ20は、会員カードの情報に基づいて当該会員が、その商品を嗜好しているか否かを判定し、当該会員がその商品を嗜好している場合、その会員が属するセグメントを判定し、その商品について、当該会員が属するセグメントの会員価格を商品データベース50から読み出し、コントローラ25に出力し、電子値札41−1は、通常価格に代えて会員価格を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、価格表示装置および方法、プログラム、記録媒体、並びにカードに関し、特に、商品を確かめながら、顧客が所望の商品について顧客に応じた価格を提示し、顧客満足度を高めることができるようにする価格表示装置および方法、プログラム、記録媒体、並びにカードに関する。
近年、流通業界などにおいては、顧客の囲い込みのために様々な工夫がなされている。例えば、小売店などにおいて、他の業者との差別化を図るため、単に一律の商品の値引きだけでなく、その店舗をよく利用する特定の顧客を会員として登録して会員カードを発行し、会員カードで買い物をすると、更に一定の割り引きが受けられる特典をつけたり、特別セールの情報などを会員に限定して郵送するなどして、顧客満足度を向上させ、購買意欲の向上を促している。
また、会員顧客の利用実績を記録したカードを用いて、来店した会員顧客に対する販促アプローチを提示することも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−133246号公報
しかしながら、近年の流通業界は競争が厳しく、セールやバーゲンの期間に限らず、販売される商品の値段は、他の業者との競争を考えて既に安く設定されている場合も多く、小売店などにとって、会員顧客に対する更なる値引きは難しい。また、コスト削減の観点から、店舗の人員も限られており、個々の会員顧客に対応する販促アプローチを逐次実行していくことは困難である。このため、会員顧客にとってのメリットは少なくなり、その結果、顧客にとってショッピングの楽しみが減ってしまうという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、商品を確かめながら、顧客が所望の商品について顧客に応じた価格を提示し、顧客満足度を高めることができるようにするものである。
本発明を適用した価格表示装置は、会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置であって、商品の設置場所の近傍に設けられ、会員カードとの通信を行う通信手段と、通信手段により、会員カードとの通信が行われたか否かを検知する通信検知手段と、通信検知手段により、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報を読み出すカード情報読み出し手段と、カード情報読み出し手段により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格を読み出すデータベース読み出し手段と、データベース読み出し手段により読み出された会員価格を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の価格表示装置においては、商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、会員カードとの通信が行われたか否かが検知され、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格が読み出され読み出された会員価格が表示される。
したがって、商品の設置場所において会員カードを提示した会員に対して会員価格を表示することができる。
前記価格表示装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどに構成されるサーバであり、前記会員カードは、例えば、RFタグを備えるRFIDカードである。
前記価格表示装置において、通信手段は、会員カードと無線による通信を行うようにすることができる。
したがって、会員カードを近づけるだけで会員カードの情報を読み取らせることができる。
前記通信手段は、例えば、RF通信を行うアンテナである。
前記価格表示装置において、データベース読み出し手段は、カード情報読み出し手段により読み出された情報に基づいて、会員カードを保有する会員が、商品を嗜好するか否かを判定する嗜好判定手段を備えるようにすることができる。
したがって、その商品を嗜好する会員に対してのみ、会員価格を表示することができる。
前記価格表示装置において、カード情報読み出し手段により読み出された情報に基づいて、会員を分類する複数のセグメントのうち、会員カードを保有する会員が属するセグメントを判定するセグメント判定手段をさらに備えるようにすることができる。
前記価格表示装置において、データベースには、複数の商品の会員価格が、セグメント毎に記憶されており、データベース読み出し手段は、嗜好判定手段により、会員が商品を嗜好すると判定された場合、セグメント判定手段により判定された会員のセグメントに対応する、商品の会員価格を読み出すようにすることができる。
したがって、会員のセグメントに応じた会員価格を設定して表示することができる。
本発明を適用した価格表示方法は、会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置の価格表示方法であって、商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、会員カードとの通信が行われたか否かを検知する通信検知ステップと、通信検知ステップの処理により、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報を読み出すカード情報読み出しステップと、カード情報読み出しステップの処理により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格を読み出すデータベース読み出しステップと、データベース読み出しステップの処理により読み出された会員価格を表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の価格表示方法においては、商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、会員カードとの通信が行われたか否かが検知され、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格が読み出され読み出された会員価格が表示される。
したがって、本発明の価格表示装置の場合と同様に、商品の設置場所において会員カードを提示した会員に対して会員価格を表示することができる。
本発明を適用したプログラムは、会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置のプログラムであって、商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、会員カードとの通信が行われたか否かを検知するように制御する通信検知制御ステップと、通信検知制御ステップの処理により、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報の読み出しを制御するカード情報読み出し制御ステップと、カード情報読み出し制御ステップの処理により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格を読み出すように制御するデータベース読み出し制御ステップと、データベース読み出し制御ステップの処理により読み出された会員価格の表示を制御する表示制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムにおいては、商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、会員カードとの通信が行われたか否かが検知され、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格が読み出され読み出された会員価格が表示される。
したがって、本発明の価格表示装置の場合と同様に、商品の設置場所において会員カードを提示した会員に対して会員価格を表示することができる。
本発明を適用した記録媒体は、会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置のプログラムが記録されている記録媒体であって、商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、会員カードとの通信が行われたか否かを検知するように制御する通信検知制御ステップと、通信検知制御ステップの処理により、会員カードとの通信が検知された場合、会員カードに記憶されている情報の読み出しを制御するカード情報読み出し制御ステップと、カード情報読み出し制御ステップの処理により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから商品の会員価格を読み出すように制御するデータベース読み出し制御ステップと、データベース読み出し制御ステップの処理により読み出された会員価格の表示を制御する表示制御ステップとをコンピュータに実行させるプログラムが記録されることを特徴とする。
本発明を適用したカードは、会員により提示されるカードであって、商品の価格を表示する表示装置と通信を行う通信手段と、会員の情報を記憶する記憶手段とを備え、記憶手段は、会員が嗜好する商品に関する情報を記憶することを特徴とする。
本発明のカードにおいては、商品の価格を表示する表示装置との通信が行われ、会員が嗜好する商品に関する情報が記憶される。
したがって、会員の嗜好に応じて会員価格を表示させることができる。
前記通信手段は、例えば、RFタグのアンテナであり、前記記憶手段は、RFタグのICチップである。
前記カードにおいて、前記通信手段は、表示装置と無線による通信を行うようにすることができる。
したがって、会員カードを近づけるだけで表示装置に会員カードの情報を送信することができる。
前記カードにおいて、記憶手段は、会員を分類する複数のセグメントのうち、会員が属するセグメントを特定する情報をさらに記憶し、会員が商品を購入する都度、セグメントを特定する情報を更新するようにすることができる。
したがって、会員のセグメントに応じた価格を表示させることができる。
本発明によれば、顧客満足度を高めることができる。特に、商品を確かめながら、顧客が所望の商品について顧客に応じた価格を提示し、顧客満足度を高めることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用した電子値札表示システム1の全体の構成を表している。この例では、ある小売店に、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどにより構成されるサーバ20が設置されている。サーバ20には、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)の機能を備えるカードに対する情報の読み出し、または書き込みを行うリーダライタ21−1,21−2,・・・が接続されている。リーダライタ21−1,またはリーダライタ21−2には、RFIDと無線による通信を行うアンテナ31−1,31−2,31−3,・・・,またはアンテナ32−1,32−2,32−3,・・・がそれぞれ接続されている。
また、サーバ20には、サーバ20から出力される信号に基づいて、電子値札41−1,41−2,41−3,・・・の表示を制御するコントローラ25が接続されている。電子値札41−1,41−2,41−3,・・・は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などにより構成され、コントローラ25の制御に従って、その表示内容を変更する。
さらに、サーバ20には、アンテナ31−1,31−2,31−3,・・・,またはアンテナ32−1,32−2,32−3,・・・電子値札41−1,41−2,41−3,・・・に対応付けて、小売店に陳列されている商品の価格を記憶する商品データベース50が接続されている。
上述した、リーダライタ21−1,21−2,・・・,アンテナ31−1,31−2,31−3,・・・,アンテナ32−1,32−2,32−3,・・・,コントローラ25,および電子値札41−1,41−2,41−3,・・・は、小売店の中の売り場11に設置される。
また、小売店のレジカウンタ12には、顧客が買った商品の代金を精算するPOSレジスタ61が設置されている。POSレジスタ61には、リーダライタ62とアンテナ63が接続されており、買い物の精算をするとき、RFIDとアンテナ63が無線による通信を行い、図12を参照して後述する商品精算処理を実行する。
図2は、実際に設置される電子値札とアンテナの位置の例を示す図である。小売店の売り場11には、商品棚12が設置されており、商品棚12の上には、商品A、商品B、・・・が陳列されている。商品棚12には、各商品の陳列位置に対応して電子値札とアンテナが設置される。この例では、商品Aの陳列位置に対応して、電子値札41−1が設置されており、電子値札41−1には「商品A 1個¥180」と表示されている。また、商品Bの陳列位置に対応して、電子値札41−2が設置されており、電子値札41−2には「商品B 1個¥350」と表示されている。
電子値札41−1の下側には、アンテナ31−1が設置されており、電子値札41−2の下側には、アンテナ31−2が設置されている。
この例では、電子値札41−1,41−2,・・・と、アンテナ31−1,31−2,・・・が、それぞれ独立して設置されているが、例えば、電子値札41−1,41−2,・・・を、画像を表示するディスプレイとして構成し、アンテナ31−1,31−2,・・・は、そのディスプレイに内蔵されるようにして構成することも可能である。
上述したように、商品Aの価格は、電子値札41−1とアンテナ31−1に対応付けられて商品データベース50に記憶され、商品Bの価格は、電子値札41−2とアンテナ31−2に対応付けられて商品データベース50に記憶される。なお、商品データベースに記憶されるデータについては、図8を参照して後述する。
図3は、本発明において利用される会員カードの外観の例を示す図である。この例では、カード70の表面のフィールド91に、カードの名称として「○○カード」と記述されている。また、フィールド92、またはフィールド93は、例えば、それぞれ会員番号、または会員名が記述されるフィールドであり、それぞれその会員の会員番号(ID)、氏名などの情報が必要に応じて記述される。
図4は、カード70の内部の構成例を示す図である。同図に示されるように、カード70の内部には、非接触により他の装置と通信を行うためのRFタグ110が設けられている。このRFタグ110は、ICチップ111およびアンテナ112で構成されており、ICチップ111には、カード70の保有者(会員)に関する情報が記憶される。
小売店では、予め顧客に対して申込書を配布し、会員登録の申し込みがあった顧客に対して会員カード(カード70)を発行する。顧客は、会員登録の申し込みを行うとき、申込書に、氏名、住所、生年月日などとともに、顧客の嗜好する商品などを記述する。小売店は、申込書に記述された情報に基づいて、ICチップ111に所定の情報を書き込み、カード70を、顧客(会員)に発行する。
図5は、ICチップ111に記憶される情報の例を示す図である。同図に示される項目名の第1番目には、項目「会員ID」が記述されており、そのデータ例として「12345678」が記述されている。項目「会員ID」は、例えばシステムなどにより自動的に割り当てられる会員毎に1つの番号となるID番号であり、この番号に基づいて、会員が特定される。
項目名の第2番目には、項目「会員名」が記述されており、そのデータ例として「○×太郎」と記述されている。項目「会員名」は、当該会員の名前を表すものであり、申込書の記述に基づいてICチップ111に書き込まれる。項目名の第3番目には、項目「生年月日」が記述されており、そのデータ例として「1970.1.8(西暦1970年1月8日生まれを表す)」と記述されている。項目「生年月日」は、当該会員の生年月日を表すものであり、申込書の記述に基づいてICチップ111に書き込まれる。
項目名の第4番目には、嗜好カテゴリと記述されており、そのデータ例として「肉、スポーツ、オーディオ」と記述されている。項目「嗜好カテゴリ」は、当該会員の嗜好する商品カテゴリを表すものであり、申込書の記述に基づいてICチップ111に書き込まれる。上述したように申込書には、会員の嗜好する商品を記述(選択)する部分が設けられており、例えば、嗜好する商品として、食料品の中から、「肉」、「魚」、「野菜」などカテゴリが選択され、生活雑貨品の中から、「スポーツ」、「アクセサリ」、「文房具」などのカテゴリが選択され、家電商品の中から「オーディオ」、「ビジュアル」、「照明」などのカテゴリが選択される。
あるいはまた、嗜好カテゴリとして、上述したカテゴリの例よりさらに詳しく、例えば「○○社」の品名「××」などのように、商品のメーカおよび品名が特定されて選択されるようにしてもよい。
項目名の第5番目には、「当月購入額」と記述されており、そのデータ例として、「18,975(円)」と記述されている。項目「当月購入額」は、当該会員が当月にその小売店での購入金額、すなわち買い物をした金額を表すものであり、買い物をして、清算するとき、小売店のPOSレジスタなどに設けられたアンテナとカード70のRFID(ICチップ111)が通信を行い、項目「当月購入額」のデータが都度書き換えられる。
項目名の第6番目には、「過去購入額」と記述されており、そのデータ例として、「35,991(円)」と記述されている。項目「過去購入額」は、当該会員が過去1ヶ月間にその小売店での購入金額を表すものであり、毎月所定の日付(例えば、毎月10日)を過ぎると、項目「当月購入額」のデータが、項目「過去購入額」のデータとしてコピーされ、1ヶ月毎にデータが書き換えられる。
この他、ICチップ111には、必要に応じて各種のデータが記憶される。
なお、この例では、カード70に、非接触により他の装置と通信を行うRFタグ110が設けられる例について説明したが、カード70は、接触式のICチップが設けられたICカードとして構成することも可能である。この場合、図1のアンテナ31−1,31−231−3,・・・,アンテナ32−1,32−2,32−3,・・・に代わって、接触式ICカードの情報を読み取るインタフェースが設けられる。
あるいはまた、カード70を、磁気テープが付与された磁気カードとして構成し、図1のアンテナ31−1,31−231−3,・・・,アンテナ32−1,32−2,32−3,・・・に代えて、磁気カードの情報を読み取るインタフェースが設けられるようにしてもよい。この他にも、図5に示されるような情報を記憶する機能をもったカードであれば、カード70を構成することができる。
次に、図6を参照して、図1のサーバ20の詳細な構成例について説明する。
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202に記憶されているプログラム、または記憶部208からRAM(Random Access Memory)203にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM203にはまた、CPU201が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204を介して相互に接続されている。このバス204にはまた、入出力インタフェース205も接続されている。
入出力インタフェース205には、キーボード、マウスなどよりなる入力部206、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ(表示部)、並びにスピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクなどより構成される記憶部208、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部209が接続されている。通信部209は、インターネットなどのネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース205にはまた、必要に応じてドライブ210が接続され、ドライブ210には、本発明のプログラムが記録された記録媒体として、例えば、リムーバブルメディア211が装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部208にインストールされる。
さらに入出力インタフェース205には、上述したリーダライタ21−1,21−2,・・・が接続される。また、上述した商品データベース50は、記憶部208に設けられるようにしてもよいし、通信部209を介して接続される他の装置に設けられるようにしてもよい。
図7は、図6のCPU201の機能的構成例を示すブロック図である。同図において価格表示制御部231は、リーダライタ21−1,21−2,・・・を介して、会員カード(カード70)のICチップ111に記憶された情報を取得する。セグメント判定部232は、価格表示制御部231が取得したカード70の情報に基づいて、カード70を保有する当該会員が属するセグメント(後述)を判定する。そして、価格表示制御部231が、セグメント判定部232により判定されたセグメントに対応する会員価格を、商品データベース50から読み出し、その価格をコントローラ25に出力することにより、電子値札41−1,41−2,41−3,・・・に表示される価格を制御する。
図8は、商品データベース50に記憶される情報の構成例を示す図である。この例では、商品名と、アンテナID、カテゴリ、通常価格、会員価格Aセグメント、会員価格Bセグメント、および会員価格Cセグメントが対応付けられて記憶されている。
例えば、図2に示される商品Aが「りんご」であり、商品Bが「きゅうり」である場合、商品データベース50には、図8に示されるように、商品名「りんご」に対応して、アンテナ31−1を特定するアンテナID「A1」が記憶され、商品名「きゅうり」に対応してアンテナ31−2を特定するアンテナID「A2」が記憶される。
図8に示される商品データベース50の中のカテゴリは、その商品が属するカテゴリを表すものであり、図5を参照して上述した嗜好カテゴリの場合と同様に、その商品のカテゴリを表すデータが記憶される。例えば、商品名「りんご」に対応するカテゴリは、「果物」とされ、商品名「きゅうり」に対応するカテゴリは、「野菜」とされる。そして、「りんご」または「きゅうり」の実際の商品のメーカ(生産者)として「A社」または「B社」、および品名として「aaa」または「bbb」が記述されている。
商品データベース50には、さらに、商品名「りんご」と「きゅうり」に対応する通常価格、会員価格Aセグメント、会員価格Bセグメント、および会員価格Cセグメントが記憶されている。通常価格は、図2の電子値札41−1または41−2に通常表示される価格を表すものであり、商品名「りんご」の通常価格は、「100円/1個」とされ、商品名「きゅうり」の通常価格は、「150円/1本」とされている。会員価格Aセグメント、会員価格Bセグメント、および会員価格Cセグメントは、それぞれ、アンテナ31−1または31−2に、会員カード(カード70)が近づけられた(提示)とき、表示される価格であり、それぞれ会員セグメントに対応して価格が設定されている。この例では、会員をA、B、またはCの3セグメントに分けるものとし、それぞれのセグメントに属する会員の会員カードが提示されたとき、電子値札に表示する価格として会員価格Aセグメント、会員価格Bセグメント、および会員価格Cセグメントが記憶されている。
なお、会員は、その会員が保有するカード70に記憶される過去購入額(図5)のデータに基づいて、セグメント分けされるものとし、過去購入額が大きい順番に、セグメントC乃至Aに分けられる。このセグメント分けの詳細については後述する。
セグメントAに属する会員の会員カードが提示されると、電子値札41−1または41−2には、会員価格Aセグメントとして記憶される価格が表示される。この例では、商品A(商品名「りんご」)の場合、会員価格は特に表示されず、商品B(商品名「きゅうり」)の場合、会員価格として「148円/1本」が表示されることになる。なお、図8において会員価格Aセグメント(会員価格Bセグメントまたは会員価格Cセグメントも同様)の「−」は、そのセグメントの会員価格が特に設定されておらず、通常価格と同じであることを表している。
また、セグメントBに属する会員の会員カードが提示されると、電子値札41−1または41−2には、会員価格Bセグメントとして記憶される価格が表示される。この例では、商品A(商品名「りんご」)の場合、会員価格として「98円/1個」が表示され、商品B(商品名「きゅうり」)の場合、会員価格として「145円/1本」が表示されることになる。
同様に、セグメントCに属する会員の会員カードが提示されると、電子値札41−1または41−2には、会員価格Cセグメントとして記憶される価格が表示される。この例では、商品A(商品名「りんご」)の場合、会員価格として「95円/1個」が表示され、商品B(商品名「きゅうり」)の場合、会員価格として「145円/1本」が表示されることになる。
電子値札が、上述したように画像を表示するディスプレイとして構成される場合、商品データベース50に、会員価格とともに、例えば、その商品を紹介する画像データなどのコンテンツが、さらに記憶されるようにしてもよい。このようにすることで、会員カードが提示されると、会員価格とともに、その商品を紹介する画像が、電子値札(ディスプレイ)に表示されるようになる。
また、商品データベース50には、商品名「牛肉」、「ソーセージ」などの商品に対応するアンテナID、カテゴリ、通常価格、会員価格Aセグメント、会員価格Bセグメント、および会員価格Cセグメントのデータが、それぞれ同様に記憶されている。
次に、図9のフローチャートを参照して、電子値札(例えば、図2の電子値札41−2)に価格を表示する価格表示処理について説明する。
ステップS1において、サーバ20の価格表示制御部231は、コントローラ25を制御して電子値札41−2に通常価格を表示する。このとき、表示される通常価格は、図8を参照して上述した商品データベース50に記憶される通常価格であり、例えば、図2の商品Bの商品名が「きゅうり」である場合、ステップS1では、電子値札41−2に「150円/1本」と表示される。
ステップS2において、価格表示制御部231は、リーダライタ21−1を介して、会員カード信号を検知したか否かを判定し、会員カード信号を検知したと判定されるまで待機する。このとき、会員カード(カード70)のアンテナ112から発信される信号をアンテナ31−2が検知した場合、会員カード信号を検知したと判定される。ステップS2において、会員カード信号を検知したと判定された場合、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、価格表示制御部231は、信号を検知したアンテナのIDに基づいて、商品を特定する。いまの場合、アンテナ31−2(アンテナIDはA2)において、会員カード信号が検知されたので、価格表示制御部231は、図8の商品データベース50に基づいて、当該商品は、商品名「きゅうり」であると特定する。
ステップS4において、価格表示制御部231は、図10を参照して後述する会員価格提示処理を実行する。これにより、当該商品の情報と、当該会員の情報に基づいて、電子値札41−2に会員価格が提示される。
ステップS5において、価格表示制御部231は、所定の時間(例えば、10秒)が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過したと判定されるまで待機する。ステップS5において、所定の時間が経過したと判定された場合、処理は、ステップS1にもどり、電子値札41−2には、再び通常価格が表示される。
このようにして、その商品の通常価格または会員価格が、電子値札に表示される。
次に、図10のフローチャートを参照して、図9のステップS4の会員価格提示処理の詳細について説明する。
ステップS21において、価格表示制御部231は、リーダライタ21−1を介してカード70のICチップ111に記憶されている情報を読み出す。ステップS22において、CPU201は、商品データベース50から当該商品の商品情報を読み出す。いまの場合、商品名「きゅうり」の商品情報が読み出される。
ステップS23において、価格表示制御部231は、ステップS21で読み出した情報の中の項目「嗜好カテゴリ」に対応するデータと、ステップS22で読み出した商品情報の中のカテゴリ(商品カテゴリ)のデータを比較し、両者が一致しているか否かを判定する。いまの場合、ステップS22で読み出された商品情報のカテゴリは、「野菜」なので、ステップS21で読み出した情報の中の項目「嗜好カテゴリ」に対応するデータの中に「野菜」が含まれている場合、ステップS23において、嗜好カテゴリのデータと商品カテゴリのデータが一致したと判定され、処理はステップS24に進む。
ステップS24において、セグメント判定部232は、図11を参照して後述する顧客セグメント判定処理を実行する。これにより、カード70を保有する会員がどのセグメントに属するかが判定される。
ここで、図11のフローチャートを参照して、図10のステップS24の顧客セグメント判定処理の詳細について説明する。ステップS41において、セグメント判定部232は、ステップS21(図10)で読み出した情報の中の項目「過去購入額」に対応するデータの値Xを取得する。そして、ステップS42において、セグメント判定部232は、値Xの値が所定の基準値より大きいか否かを比較することにより当該会員のセグメントを判定する。
例えば、値Xが、0円≦X<10000円の条件を満たしている場合、当該会員は、比較的に、買い物をしない会員であると判定され、ステップS43において、当該会員は、セグメントAに属するものと判定される。値Xが、10000円≦X<50000円の条件を満たしている場合、当該会員は、比較的に、買い物をする(中程度に買い物をする)会員であると判定され、ステップS44において、当該会員は、セグメントBに属するものと判定される。値Xが、50000円≦の条件を満たしている場合、当該会員は、比較的に、多く買い物をする会員であると判定され、ステップS45において、当該会員は、セグメントCに属するものと判定される。
このようにして、当該会員が、当該小売店でどれだけ買い物をするかに応じて会員のセグメント分けが行われる。ここでは、所定の基準値として、10000円、50000円を設定する例について説明したが、所定の基準値は、他の値としてもよい。また、ここでは、会員をA乃至Cの3つのセグメントに分ける例について説明したが、セグメントの数は必要に応じて変更してもよい。
さらに、ここでは、項目「過去購入額」に対応するデータの値に基づいて、会員をセグメント分けする例について説明したが、例えば、予め顧客のセグメントに対応する会員IDを付与し、項目「会員ID」に対応するデータ基づいて、会員をセグメント分けすることも可能である。あるいはまた、項目「生年月日」のデータと、項目「過去購入額」のデータに基づいて、会員をセグメント分けするなど、会員カードに記憶されている他の項目のデータ(またはそれらの組み合わせ)に基づいて、会員をセグメント分けするようにしてもよい。
ステップS43乃至S45の処理の後、処理は、図10に戻って、ステップS25に進む。ステップS25において、価格表示制御部231は、コントローラ25を制御して、電子値札41−2に、会員価格を表示させる。このとき、ステップS24で判定された会員のセグメントに基づいて会員価格が表示される。例えば、ステップS24で当該会員がセグメントAに属すると判定された場合、商品データベース50の商品情報の中から会員価格Aセグメントのデータが読み出されて表示される。いまの場合、図8に示されるように、当該商品(商品名「きゅうり」)の会員価格Aセグメントのデータは、「148円/1本」なので、電子値札41−2には、「148円/1本」と表示される。また、ステップS24で当該会員がセグメントBまたはCに属すると判定された場合、ステップS25で電子値札41−2に、「145円/1本」と表示される。
このように、会員が、商品(アンテナ)に会員カードを近づけると、電子値札には、それまで表示されていた通常価格に代わって会員価格が表示される。このようにすることで会員(顧客)は、簡単に会員価格を知ることができる。また、会員価格は、会員カードを近づけることにより表示されるので、会員は、多数の商品に会員カードを近づけて、表示される会員価格を調べることにより、チラシなどにより特売品を探す場合とは異なる買い物の楽しさを味わうことができる。
なお、ステップS23において、嗜好カテゴリのデータと商品カテゴリのデータが一致しないと判定された場合、ステップS24とS25の処理は、スキップされる。すなわち、その会員が嗜好する商品以外の商品に会員カードを近づけても、電子値札は、会員価格を表示せず、通常価格を表示し続ける。このため小売店は、会員である顧客に対して、商品の価格が会員価格として、特に安価に設定されている(会員に対する割引がある)ことを、効率的かつ効果的にアピールすることができる。
次に、図12のフローチャートを参照して、レジカウンタ12において買い物の精算を行う商品精算処理について説明する。
ステップS61において、POSレジスタ61(図1)は、アンテナ63の近傍の図示せぬ表示部に、カード提示サインを表示する。このサインは、顧客に会員カードの提示を促すものであり、会員の顧客は、自分が保有する会員カード(カード70)をアンテナ63の近傍に提示する。
ステップS62において、リーダライタ62は、会員カードのRFタグと無線による通信を行う。このとき、アンテナ63と、カード70のアンテナ112との間で、無線による通信が行われる。
ステップS63において、POSレジスタ61は、POSレジスタ61に設けられているバーコードリーダを用いて商品のバーコードを読み取る。このバーコードは、商品1個毎に添付されており、その情報に基づいて、当該商品が、商品データベース50の中のどの商品に対応するかが特定される。なお、商品には、バーコードに代えて、RFタグが添付され、そのRFタグに記憶される情報に基づいて、商品が特定されるようにしてもよい。この場合、POSレジスタ61は、バーコードリーダに代えて、アンテナ63を用いて、RFタグと無線による通信を行い、その情報を読み取る。
ステップS64において、POSレジスタ61は、会員価格提示処理を実行する。この処理は、図10を参照して上述した会員価格提示処理と同様の処理なので、詳細な説明は省略するが、図10の場合、サーバ20により、商品データベース50から商品の会員価格が読み出され、電子値札に表示されるのに対して、いまの場合、POSレジスタ61により、商品データベース50から商品の会員価格が読み出され、POSレジスタ61の図示せぬ表示部に表示される。なお、図10を参照して上述した場合と同様に、ステップS23で、嗜好カテゴリのデータと商品カテゴリのデータが一致しないと判定された場合、会員価格は表示されず、通常価格が表示される。
ステップS65において、POSレジスタ61は、ステップS64において表示(提示)された商品の価格(会員価格または通常価格)を加算する。顧客が購入する全ての商品のバーコード情報を読み取らせた後、POSレジスタ61のオペレータは、POSレジスタ61に設けられた図示せぬ入力インタフェースを操作して、精算処理を指示する。ステップS66において、POSレジスタ61は、精算処理が指示されたか否かを判定し、まだ指示されていないと判定された場合、処理は、ステップS63に戻る。そして、次の商品のバーコード情報が読み取られ、その商品の価格(会員価格または通常価格)が読み出され、その価格が加算される。
ステップS66において、精算処理が指示されたと判定された場合、ステップS67に進み、POSレジスタ61は、ステップS67に進み、買い物の代金を精算する。代金の精算は、現金で行われるようにしてもよいし、会員カードの情報に基づいて、当該会員の銀行口座などから引き落とされるようにしてもよい。
ステップS68において、POSレジスタ61は、商品の合計価格、すなわちステップS67で精算された金額を、当該会員の会員カード(カード70)の当月購入額に加算する。このとき、カード70のICチップ111に記憶される情報の中の項目「当月購入額」のデータが更新される。
このようにして顧客が買い物をした商品の精算が行われる。レジカウンタ12において、会員カード70を提示して代金を精算するようにしたので、当該顧客(会員)のセグメントに対応する会員価格を、簡単に商品データベース50から読み出すことができる。また、精算された金額は、都度、カード70のICチップ111に記憶される情報の中の項目「当月購入額」のデータとして加算されるので、小売店は、当該会員がその小売店でどれだけ買い物をしているか、正確に把握することができる。
また、カードを提示するだけで「当月購入額」のデータが更新されるので、例えば購入額に応じてスタンプシールなどを配布する場合と比較して、顧客にとっての利便性も高くなる。
なお、上述した一連の処理をハードウェアで実現するか、ソフトウェアで実現するかは問わない。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータなどに、通信部を介して接続されるネットワークやリムーバブル記録メディアからインストールされる。
また、本明細書において上述した一連の処理を実行するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明を適用した商品管理システムの構成例を示す図である。 商品棚の構成例を示すブロック図である。 会員カードの外観を示す図である。 図3のカードの内部構成例を示す図である。 図4のICチップに記憶される情報の例を示す図である。 図1のサーバの構成例を示すブロック図である。 図6のCPUの機能的構成例を示すブロック図である。 商品データベースに記憶される情報の構成例を示す図である。 価格表示処理を説明するフローチャートである。 会員価格提示処理を説明するフローチャートである。 顧客セグメント判定処理を説明するフローチャートである。 商品精算処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
20 サーバ
21 リーダライタ
25 コントローラ
31,32 アンテナ
41 電子値札
50 商品データベース
61 POSレジスタ
62 リーダライタ
63 アンテナ
70 カード
111 ICチップ
112 アンテナ
201 CPU
206 入力部
207 出力部
208 記憶部
211 リムーバブルメディア
231 価格表示制御部
232 セグメント判定部

Claims (11)

  1. 会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置であって、
    前記商品の設置場所の近傍に設けられ、前記会員カードとの通信を行う通信手段と、
    前記通信手段により、前記会員カードとの通信が行われたか否かを検知する通信検知手段と、
    前記通信検知手段により、前記会員カードとの通信が検知された場合、前記会員カードに記憶されている情報を読み出すカード情報読み出し手段と、
    前記カード情報読み出し手段により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから前記商品の会員価格を読み出すデータベース読み出し手段と、
    前記データベース読み出し手段により読み出された会員価格を表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする価格表示装置。
  2. 前記通信手段は、前記会員カードと無線による通信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の価格表示装置。
  3. 前記データベース読み出し手段は、
    前記カード情報読み出し手段により読み出された情報に基づいて、前記会員カードを保有する会員が、前記商品を嗜好するか否かを判定する嗜好判定手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の価格表示装置。
  4. 前記カード情報読み出し手段により読み出された情報に基づいて、前記会員を分類する複数のセグメントのうち、前記会員カードを保有する会員が属する前記セグメントを判定するセグメント判定手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の価格表示装置。
  5. 前記データベースには、複数の商品の会員価格が、前記セグメント毎に記憶されており、
    前記データベース読み出し手段は、嗜好判定手段により、前記会員が前記商品を嗜好すると判定された場合、前記セグメント判定手段により判定された前記会員の前記セグメントに対応する、前記商品の会員価格を読み出す
    ことを特徴とする請求項4に記載の価格表示装置。
  6. 会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置の価格表示方法であって、
    前記商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、前記会員カードとの通信が行われたか否かを検知する通信検知ステップと、
    前記通信検知ステップの処理により、前記会員カードとの通信が検知された場合、前記会員カードに記憶されている情報を読み出すカード情報読み出しステップと、
    前記カード情報読み出しステップの処理により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから前記商品の会員価格を読み出すデータベース読み出しステップと、
    前記データベース読み出しステップの処理により読み出された会員価格を表示する表示ステップとを含む
    ことを特徴とする価格表示方法。
  7. 会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置のプログラムであって、
    前記商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、前記会員カードとの通信が行われたか否かを検知するように制御する通信検知制御ステップと、
    前記通信検知制御ステップの処理により、前記会員カードとの通信が検知された場合、前記会員カードに記憶されている情報の読み出しを制御するカード情報読み出し制御ステップと、
    前記カード情報読み出し制御ステップの処理により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから前記商品の会員価格を読み出すように制御するデータベース読み出し制御ステップと、
    前記データベース読み出し制御ステップの処理により読み出された会員価格の表示を制御する表示制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 会員カードに記憶される情報に基づいて、商品の会員価格を表示する価格表示装置のプログラムが記録されている記録媒体であって、
    前記商品の設置場所の近傍に設けられた通信機器により、前記会員カードとの通信が行われたか否かを検知するように制御する通信検知制御ステップと、
    前記通信検知制御ステップの処理により、前記会員カードとの通信が検知された場合、前記会員カードに記憶されている情報の読み出しを制御するカード情報読み出し制御ステップと、
    前記カード情報読み出し制御ステップの処理により読み出された情報に基づいて、複数の商品の会員価格が記憶されているデータベースから前記商品の会員価格を読み出すように制御するデータベース読み出し制御ステップと、
    前記データベース読み出し制御ステップの処理により読み出された会員価格の表示を制御する表示制御ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラムが記録されることを特徴とする記録媒体。
  9. 会員により提示されるカードであって、
    商品の価格を表示する表示装置と通信を行う通信手段と、
    前記会員の情報を記憶する記憶手段と
    を備え、
    前記記憶手段は、前記会員が嗜好する商品に関する情報を記憶する
    ことを特徴とするカード。
  10. 前記通信手段は、前記表示装置と無線による通信を行う
    ことを特徴とする請求項9に記載のカード。
  11. 前記記憶手段は、前記会員を分類する複数のセグメントのうち、前記会員が属するセグメントを特定する情報をさらに記憶し、
    前記会員が商品を購入する都度、前記セグメントを特定する情報を更新する
    ことを特徴とする請求項9に記載のカード。
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