JP2020080044A - 商品販売システム及び商品販売方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子決済用価値を用いた商品販売において、商品販売を効率化すること。【解決手段】カート10は、利用者がカゴ部に載せた商品の価格を認識する。また、レジ待ち客の顔を撮像範囲に含むようカメラを設置し、レジ待ち客を顔認証することで、利用者を特定する。そして、特定した利用者に関連付けられた電子マネーの残高を取得し、カート10から取得した商品価格と比較することで、電子マネーの残高が商品価格以上であるか否かを判定する。このように、レジカウンタでの精算を行う前に残高不足の判定を行うことで、電子マネーなどの電子決済用価値を用いた商品販売において、商品販売を効率化することができる。【選択図】図1

Description

この発明は、商品の販売を行う商品販売システム及び商品販売方法に関する。
従来、現金をやり取りすることなく商品を購入したり、サービスを得ることが可能な個人認証を用いた商品購入システムが知られている。例えば特許文献1には、前払金の金額と商品価格の金額を比較して、不足があれば残高不足を通知する商品購入システムが記載されている。
特開2003−85452号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、商品価格を認識する価格認識部が据え置き型端末に設けられている。この場合、商品購入しようとしている人が残高不足を認識するタイミングは据え置き型端末を操作しているタイミングとなってしまうため、例えば残高が不足するとなった時に商品購入をキャンセルするとなったら、商品を認識させた時間およびキャンセル処理の時間が余計にかかってしまい、大幅なロスタイムが発生してしまうという問題がある。
近年、レジカウンタにおいて人の待ち行列が出来、レジの待ち時間が長くなってしまっているという慢性的な課題があり、上記ロスタイムが発生してしまうことは非常な大きな問題である。前払金を用いた決済は、所要時間を短縮し、商品販売を効率化することが期待されるにも関わらず、残高不足の場合には所要時間が増大し、商品販売の効率化を阻害する事態となるからである。
これらのことから、前払金による決済を利用する商品販売において、残高不足による所要時間の増大を回避し、商品販売を効率化することが重要な課題となっていた。なお、かかる課題は、前払金に限定されるものではなく、現金以外の電子決済用価値を利用する場合に生ずるものである。例えば、電子マネーは前払金に対応する電子決済用価値であるが、クレジット決済、デビット決済においても同様の課題が生ずる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、電子決済用価値を用いた商品販売において、商品販売を効率化することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、レジカウンタとは異なる位置に設けられ、電子決済用価値の金額情報を取得する第一の取得部と、前記レジカウンタとは異なる位置に設けられ、商品価格を認識する第一の価格認識部と、前記第一の取得部により取得された電子決済用価値の金額と、前記第一の価格認識部により認識された商品価格の比較を行う第一の制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一の取得部は、所定の媒体を介して前記電子決済用価値の金額情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一の取得部は、生体認証を介して前記電子決済用価値の金額情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記生体認証は顔認証であって、顔認証に必要な情報を取得する顔情報取得部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顔情報取得部は、前記レジカウンタにやってきた人物、または前記レジカウンタへの待ち行列に並ぶ人物の顔情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顔情報取得部は、当該商品販売システムが設置されている店舗に入店した人物の顔情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一の価格認識部は、ショッピングカートに設けられることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一の価格認識部は、所定容器に収納された少なくとも1以上の商品にそれぞれ設けられた電子タグに記録された情報を無線で検知することで、商品価格を認識することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一の制御部による比較結果を報知する報知部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報知部は、前記レジカウンタとは異なる位置に設けられることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報知部は、前記レジカウンタに設けられることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報知部は、前記第一の制御部により前記電子決済用価値の金額が不足すると判定された場合、電子決済用価値を追加する旨、他の決済方法に変更する旨、取引をキャンセルする旨、一部の商品をキャンセルする旨、の少なくともいずれか一つを選択するよう報知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報知部は、前記第一の制御部により前記電子決済用価値の金額が不足すると判定された場合、不足金額または追加必要金額を報知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記レジカウンタに設けられ、前記電子決済用価値の金額情報を取得する第二の取得部と、前記レジカウンタに設けられ、前記商品価格を認識する第二の価格認識部と、前記第二の取得部により取得された電子決済用価値の金額と、前記第二の価格認識部により認識された商品価格の比較を行う第二の制御部と、前記レジカウンタに設けられるレジスタと、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一の制御部による比較結果を前記レジスタに出力する出力部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、レジカウンタとは異なる位置に設けられた取得部が、電子決済用価値の金額情報を取得する取得ステップと、前記レジカウンタとは異なる位置に設けられた価格認識部が、商品価格を認識する価格認識ステップと、前記取得ステップにより取得された電子決済用価値の金額と、前記価格認識ステップにより認識された商品価格の比較を行う制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子決済用価値を用いた商品販売を効率化することができる。
図1は、本実施例に係る商品販売システムの概念の説明図である。 図2は、店舗の構成についての説明図である。 図3は、商品販売システムのシステム構成図である。 図4は、カートの機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、店舗管理サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図6は、POSレジの機能構成を示す機能ブロック図である。 図7は、カートの処理手順を示すフローチャートである。 図8は、店舗管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図9は、POSレジの処理手順を示すフローチャートである。 図10は、単体で動作するカートの説明図である。 図11は、単独で動作するカートの機能構成を示す機能ブロック図である。 図12は、カートの処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る商品販売システム及び商品販売方法の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る商品販売システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る商品販売システムの概念の説明図である。本実施例では、商品を商品棚に陳列しており、利用者である買い物客は、商品運搬用のカート10に購入対象の商品を入れて運搬する。
カート10は、いわゆるショッピングカートであり、商品を入れるカゴ部と、利用者が把持するハンドル部と、車輪(キャスター)とを備える。さらに、カート10は、利用者がカゴ部に載せた商品の価格を認識し、後述する店舗管理サーバ20に送信する機能を有する。商品の価格の認識は、例えば、商品に付したRFIDタグを読み取ることで行えばよい。
利用者は、購入対象の商品をカート10に入れ、レジエリアに設けられたレジカウンタまで運搬し、商品の価格の決済を行う。ここで、レジカウンタが他の利用者によって使用されている場合には、レジ待ち客として並んで順番待ちをすることになる。
レジカウンタでは、現金決済の他、電子マネーなどの電子決済用価値を用いた決済が可能である。このような電子決済は、決済金額分を残高から減算することで決済が完了し、釣銭が発生しないこと等から、現金決済に比して所要時間が短く、商品販売の効率化に寄与する。
しかし、レジエリアで商品の登録を行って決済すべき商品価格を特定した後、電子決済を行う段階で残高の不足が判明すると、利用者は残高の追加を行うか、購入する商品を減らす必要が生じ、現金決済よりも所要時間が増大する事態となる。
そこで、図1に示した商品販売システムでは、利用者がレジエリアに入る前に電子マネーの残高に不足がないかを判定する。具体的には、図1に示した商品販売システムは、レジ待ち客の顔を撮像範囲に含むようカメラを設置しており、レジ待ち客を顔認証することで、利用者を特定する。そして、特定した利用者に関連付けられた電子マネーの残高を取得し、カート10から取得した商品価格と比較することで、電子マネーの残高が商品価格以上であるか否かを判定する。
判定の結果、電子マネーの残高が不足するならば、利用者に対する報知を行う。この報知では、電子マネーの残高が不足である旨のみを報知してもよいし、残高不足に対する対処を提示しても良い。残高不足に対する対処には、電子マネーを追加するチャージ、他の決済方法への変更、商品を購入する取引自体のキャンセル、一部の商品のキャンセルなどのうち、1又は複数を提示することができる。
また、利用者に対する報知は、カート10に表示出力や音声出力の機能を持たせておこなってもよいし、レジカウンタで商品登録前に報知してもよい。
このように、レジ待ち客を撮像するカメラなどを用い、レジカウンタとは異なる位置で電子マネーの残高を取得するとともに、カート10がレジカウンタとは異なる位置で商品価格を認識し、電子マネーの残高と商品価格とを比較することで、レジカウンタでの精算を行う前に残高不足の判定を行うことができる。そのため、電子マネーなどの電子決済用価値を用いた商品販売において、商品販売を効率化することができる。
次に、店舗の構成について説明する。図2は、店舗の構成についての説明図である。図2に示した構成では、複数の商品棚と、レジエリアと、出入り口近傍のカート置き場とが配置されている。
複数の商品棚は、利用者がカート10を押しながら通行可能な通路を形成するよう配置される。入店した利用者は、カート置き場からカート10の貸出をうけ、通路を移動しつつ所望の商品をカゴ部に入れる。その後、レジエリアで商品価格の決済を行い、カート10を返却して退店する。
レジエリアには、1又は複数のレジカウンタが設けられる。レジカウンタは、有人レジ、セミセルフレジ、セルフレジのいずれであっても良く、また、これらが混在してもよい。有人レジでは、店員が商品の登録操作と決済操作を行う。セミセルフレジでは、店員が商品の登録操作を行い、利用者が決済操作を行う。そして、セルフレジでは、利用者が商品の登録操作と決済操作を行うことになる。
次に、商品販売システムのシステム構成について説明する。図3は、商品販売システムのシステム構成図である。図3に示すように、商品販売システムは、カートに、店舗管理サーバ及びレジカウンタを有する。
カートは、第一の価格認識部と、報知部とを有する。第一の価格認識部は、購入対象の商品の価格を認識し、店舗管理サーバに送信する機能部である。報知部は、店舗管理サーバにより電子マネーの残高不足との判定が行われた場合に、利用者に対する報知を行う機能部である。
店舗管理サーバは、顔情報取得部と、第一の取得部と、第一の制御部と、出力部とを有する。顔情報取得部は、待ち行列の客の顔画像を取得する機能部である。第一の制御部は、顔画像取得部により取得された顔画像から特定される利用者の電子マネーの残高を取得する機能部である。第一の制御部は、第一の取得部により取得された電子マネーの残高と、カートの第一の価格認識部により認識された商品価格とを比較する機能部である。出力部は、第一の制御部による比較結果をカートやレジカウンタに出力し、利用者への報知を行わせる機能部である。
レジカウンタには、第二の価格認識部、第二の取得部、第二の制御部、報知部及びレジスタが設けられる。レジスタは、購入される商品の登録と決済を行う機能部であり、POS(Point of sale system)レジなどによって実現される。第二の価格認識部、第二の取得部、第二の制御部、報知部もPOSレジにより実現することとしてもよい。
第二の価格認識部は、レジカウンタにおいて商品価格を認識する機能部である。第二の取得部は、レジカウンタにおいて電子マネーの残高を取得する機能部である。第二の制御部は、第二の取得部により取得された電子マネーの残高と、第二の価格認識部により認識された商品価格との比較を行う機能部である。報知部は、電子マネーの残高と商品価格との比較結果を利用者に対して報知する機能部である。この報知部は、第二の制御部による比較結果に限らず、第一の制御部による比較結果を店舗管理サーバから受信した比較結果を報知することも可能である。
次に、カート10の機能構成について説明する。図4は、カート10の機能構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、カート10は、RFID(radio frequency identifier)受信部11、表示操作部12、通信部13、記憶部14及び制御部15を有する。
RFID受信部11は、利用者がカゴ部に載せた商品のRFタグからRFIDを受信する通信インタフェースである。表示操作部12は、タッチパネルディスプレイなどの入出力インタフェースである。通信部13は、店舗管理サーバ20などとの通信を行う通信インタフェースである。
記憶部14は、不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、商品データ14a及び価格データ14bなどを記憶する。商品データ14aは、カゴ部に載せられた購入対象の商品を示すデータである。価格データ14bは、購入対象の商品の価格を示すデータである。
制御部15は、カート10の全体を制御する制御部であり、商品認識部15a、価格認識部15b、価格送信部15c及び報知部15dを有する。商品認識部15aは、RFID受信部11が受信したRFIDからカゴ部に載せられた商品を認識し、商品データ14aに追加する処理を行う処理部である。
また、商品認識部15aは、決済が実行された場合には、商品データ14a及び価格データ14bをリセットする。決済の実行は、例えばレジカウンタの装置から何からの信号を受信して判定してもよいし、カゴ部の商品が全て無くなったときに決済が実行されたと判定してもよい。
価格認識部15bは、商品データ14aから商品の価格を認識し、価格データ14bを更新する処理部であり、第一の価格認識部に対応する。価格送信部15cは、価格データ14bを店舗管理サーバ20に送信する処理部である。
報知部15dは、店舗管理サーバ20から報知指示を受信した場合に、報知を実行する処理部である。具体的には、報知部15dは、店舗管理サーバ20により電子マネーの残高不足との判定が行われたときに、利用者に対する報知を行うことになる。この報知では、電子マネーの残高が不足である旨のみを報知してもよいし、残高不足に対する対処を提示しても良い。残高不足に対する対処には、電子マネーを追加するチャージ、他の決済方法への変更、商品を購入する取引自体のキャンセル、一部の商品のキャンセルなどのうち、1又は複数を提示することができる。また、報知の方法は、表示操作部12への表示出力を用いることができるが、この他、音声出力やインジケータの点灯など、任意の方法を利用可能である。
次に、店舗管理サーバ20の機能構成について説明する。図5は、店舗管理サーバ20の機能構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、店舗管理サーバ20は、表示部21、入力部22、カメラ23等と接続され、通信部24、記憶部25及び制御部26を有する。
表示部21は、液晶ディスプレイ等であり、表示出力を行う。入力部22は、キーボードやマウスなどであり、操作者による入力を受け付ける。カメラ23は、レジ待ち客の顔画像を撮像範囲に含むよう設置されており、撮像結果である画像データを店舗管理サーバ20に送信する。通信部24は、カート10や後述するPOSレジ30との通信を行う通信インタフェースである。
記憶部25は、ハードディスクや不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、登録ユーザデータ25a及びユーザ別価格データ25bなどを記憶する。登録ユーザデータ25aは、利用者の氏名、識別情報、顔画像、電子マネー口座、電子マネーの残高などを関連付けたデータである。ユーザ別価格データ25bは、価格データと対応する利用者の識別情報とを関連付けたデータである。
制御部26は、店舗管理サーバ20の全体を制御する制御部であり、顔情報取得部26a、ユーザ認証部26b、残高取得部26c、比較制御部26d及び出力部26eを有する。顔情報取得部26aは、カメラ23により撮像された画像データから顔画像を抽出し、顔認証に必要な情報である特徴量を取得する処理を行う処理部である。
ユーザ認証部26bは、利用者の認証を行う処理部である。利用者の認証は、任意の方法を用いることができる。顔認証により利用者の認証を行う場合には、ユーザ認証部26bは、顔情報取得部26aが取得した特徴量と、登録ユーザデータ25aに登録された利用の顔画像とを比較し、認証を行う。
残高取得部26cは、ユーザ認証部26bにより認証された利用者について、電子マネーの残高を取得する処理部であり、第一の取得部として機能する。具体的には、残高取得部26cは、ユーザ認証部26bにより利用者が認証されたならば、対応する電子マネーの口座を登録ユーザデータ25aから読み出し、図示しない電子マネー管理サーバに残高照会を行って、電子マネーの残高を取得し、登録ユーザデータ25aの電子マネーの残高を更新する。
比較制御部26dは、カート10から受信した価格データと、残高取得部26cにより取得した電子マネーの残高とを比較する処理部であり、第一の制御部として機能する。具体的には、比較制御部26dは、カート10から価格データを受信した場合に、対応する利用者を特定し、価格データと対応する利用者の識別情報とを関連付けてユーザ別価格データ25bに登録する。そして、利用者の識別情報に基づいて登録ユーザデータ25aから電子マネー残高を読み出し、価格データと電子マネー残高とを比較する。
なお、カート10から受信した価格データに対応する利用者の特定は、任意の方法を用いることができる。例えば、カート10の位置を電波や画像処理で管理するとともに、カメラ23の画像データに対する画像処理によって画像内のカートの位置を求め、双方の位置を比較することで、価格データの送信元であるカート10とカメラ23により撮像された利用者が使用しているカートとを対応付ければよい。
出力部26eは、比較制御部26dによるによる比較結果をカート10やレジカウンタのPOSレジ30に送信し、利用者への報知を行わせる処理部である。具体的には、比較の結果、電子マネーの残高不足であると判定した場合には、出力部26eは、カート10やPOSレジ30に対して報知指示を送信する。また、選択可能な対処に関するデータを合わせて送信することも可能である。電子マネーの残高が不足していない場合には、比較結果の送信を行わずともよい。
次に、レジカウンタに設置されるPOSレジ30の機能構成について説明する。図6は、POSレジ30の機能構成を示す機能ブロック図である。図6に示すように、POSレジ30は、貨幣の入出金を行う釣銭機40と接続され、表示操作部31、バーコードリーダ32、カードリーダ33、印字部34、通信部35及びPOS制御部36を有する。
表示操作部31は、液晶タッチパネルディスプレイなどであり、操作の案内表示や登録された商品の表示を行う他、各種操作入力を受け付けることができる。バーコードリーダ32は、商品に付されたバーコードを読み取ることで商品の名称や価格等の情報を取得する。カードリーダ33は、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等のペイメントカードによる決済時に用いられる。
印字部34は、取引内容を印字したレシートなどの発行に用いられる。レシートに印字される取引内容は、例えば日時、登録された商品の名称、価格、投入された貨幣の金額、釣銭の金額などである。通信部35は、釣銭機40や各種サーバとの通信を行う通信インタフェースである。各種サーバには、店舗管理サーバ20の他、販売管理を行うサーバや、電子マネー管理サーバが含まれる。
POS制御部36は、POSレジ30を全体制御する制御部であり、購入商品登録部36a、価格認識部36b、残高取得部36c、比較制御部36d、報知部36e、決済処理部36fを有する。
購入商品登録部36aは、購入対象となる商品の登録を行う処理部である。具体的には、バーコードリーダ32が商品に付されたバーコードを読み取って商品の名称や価格等の情報を取得した場合に、購入商品登録部36aは、取得された情報を用いて商品の登録を行い、登録した商品を表示操作部31に表示する。
価格認識部36bは、購入商品登録部36aにより登録された商品の価格を合計し、決済用の商品価格を算定する処理部であり、第二の価格認識部として機能する。
残高取得部36cは、利用者の電子マネーの残高を取得する処理部であり、第二の取得部として機能する。具体的には、残高取得部36cは、カードリーダ33が電子マネー決済用のカードから電子マネー口座を示すデータを読み取った場合に、電子マネー管理サーバに残高照会を行い、電子マネーの残高を取得する。なお、ここでは電子マネー決済用のカードを用いる場合を例に説明するが、顔認証により利用者を特定して電子マネー口座を特定する構成であってもよいし、スマートフォンなどの携帯端末と近距離無線通信を行って電子マネー口座を特定する構成であってもよい。携帯端末は、電子マネーの残高と商品価格との比較結果の報知に用いることもできる。特に、電子マネーの残高を携帯端末で特定する場合には、携帯端末側で報知を行うことが好適である。
比較制御部36dは、価格認識部36bにより認識した商品価格と残高取得部36cにより取得した電子マネーの残高とを比較する処理部であり、第二の制御部として機能する。
報知部36eは、電子マネーの残高と商品価格との比較結果を利用者に対して報知する機能部である。報知部36eは、比較制御部36dによる比較結果に限らず、店舗管理サーバ20から受信した比較結果を報知することも可能である。
具体的には、報知部36eは、電子マネーが商品価格未満であるときに、利用者に対する報知を行う。この報知では、電子マネーの残高が不足である旨のみを報知してもよいし、残高不足に対する対処を提示しても良い。残高不足に対する対処には、電子マネーを追加するチャージ、他の決済方法への変更、商品を購入する取引自体のキャンセル、一部の商品のキャンセルなどのうち、1又は複数を提示することができる。また、報知の方法は、表示操作部31への表示出力を用いることができるが、この他、音声出力やインジケータの点灯など、任意の方法を利用可能である。また、スマートフォンなどの携帯端末に報知指示を送信して報知を行わせることもできる。
決済処理部36fは、購入商品登録部36aが商品の登録を終了した場合に、価格認識部36bにより認識された商品価格を表示操作部31に表示する。そして、商品価格分の決済を行って取引を完了し、レシートの発行を行う。この決済は、現金により行ってもよいし、ペイメントカードにより行ってもよい。
決済処理部36fは、現金による決済が選択された場合には、釣銭機40に入金受付を指示し、釣銭機40から受付金額を取得する。そして、釣銭が必要であるならば釣銭機40に釣銭金額分の貨幣を払い出させ、決済を完了する。
また、決済処理部36fは、ペイメントカードによる決済が選択された場合には、カードリーダ33に挿入されたペイメントカードからカードID等の情報を取得し、商品価格とともに外部のサーバに送信することで決済を行う。
次に、カート10の処理手順について説明する。図7は、カート10の処理手順を示すフローチャートである。まず、商品認識部15aは、RFID受信部11が受信したRFIDからカゴ部に載せられた商品を認識する(ステップS101)。価格認識部15bは、商品認識部15aによる認識結果をもちいて商品の価格を認識する(ステップS102)。そして、価格送信部15cは、価格認識部15bにより認識された商品価格を店舗管理サーバ20に送信する(ステップS103)。
その後、報知部15dは、店舗管理サーバ20から報知指示を受信したか否かを判定し(ステップS104)、報知指示を受信したならば(ステップS104;Yes)、報知を実行する(ステップS105)。
ステップS105の後、若しくは報知指示を受信していない場合(ステップS104;No)、商品認識部15aは、決済が実行されたか否かを判定する(ステップS106)。決済が実行されていなければ(ステップS106;No)、ステップS101に移行し、商品の認識を行う。決済が実行されたならば(ステップS106;Yes)、商品認識部15aは、商品データ14a及び価格データ14bをリセットし(ステップS107)、処理を終了する。
次に、店舗管理サーバ20の処理手順について説明する。図8は、店舗管理サーバ20の処理手順を示すフローチャートである。まず、顔情報取得部26aは、カメラ23により撮像された画像データから顔画像を抽出し、顔認証に必要な情報である特徴量を顔情報として取得する(ステップS201)。
ユーザ認証部26bは、取得された顔情報と、登録ユーザデータ25aに登録された利用の顔画像とを比較し、認証を行う(ステップS202)。残高取得部26cは、認証された利用者について、電子マネーの残高を取得する(ステップS203)。
比較制御部26dは、カート10から価格データを受信し(ステップS204)、残高取得部26cにより取得した電子マネーの残高と価格データとを比較する(ステップS205)。
比較の結果、電子マネーの残高が価格データに示された商品価格に満たない残高不足の状態であるならば(ステップS206;Yes)、出力部26eは、カート10やレジカウンタのPOSレジ30に対して報知指示を送信し(ステップS207)、処理を終了する。なお、残高不足の状態でないならば(ステップS206;No)、そのまま処理を終了する。
次に、POSレジ30の処理手順について説明する。図9は、POSレジ30の処理手順を示すフローチャートである。まず、購入商品登録部36aが、購入対象となる商品の登録を行う(ステップS301)。価格認識部36bは、購入商品登録部36aにより登録された商品の価格を合計し、決済用の商品価格を認識する(ステップS302)。
その後、現金決済が選択されたならば(ステップS303;Yes)、決済処理部36fは、現金決済を実行し(ステップS309)、処理を終了する。一方、現金決済が選択されなければ(ステップS303;No)、残高取得部36cは、利用者の電子マネーの残高を取得する(ステップS304)。
比較制御部36dは、価格認識部36bにより認識した商品価格と残高取得部36cにより取得した電子マネーの残高とを比較する(ステップS305)。比較の結果、電子マネーの残高が価格データに示された商品価格に満たない残高不足の状態であるならば(ステップS306;Yes)、報知部36eが残高不足である旨の報知を実行し(ステップS307)、ステップS303に移行する。一方、残高不足の状態でないならば(ステップS306;No)、電子マネーによる決済を行って(ステップS308)、処理を終了する。
次に、商品販売システムの変形例について説明する。これまでの説明では、カート10と店舗管理サーバ20とが協働して、商品価格の取得、電子マネーの残高の取得、商品価格と電子マネーの残高との比較、利用者への報知を行う構成を例示したが、これらをカートが単独で実行する構成としてもよい。
図10は、単体で動作するカートの説明図である。この場合には、カートは、第一の価格認識部と、第一の取得部と、第一の制御部と、報知部との機能部を全て有することになる。
図11は、単独で動作するカートの機能構成を示す機能ブロック図である。図11に示したカート110は、カードリーダ111とカメラ112をさらに備える。また、制御部15は、商品認識部15a、価格認識部15b、残高取得部115a、比較制御部115b及び報知部115cを有する。
カードリーダ111は、電子マネー決済用のカードから電子マネー口座を示すデータを読み取ることが可能である。また、会員カードなどから利用者を特定するデータを読み取ることも可能である。カメラ112は、利用者の顔画像を撮像可能に設けられる。
RFID受信部11、表示操作部12、通信部13及び記憶部14については、図4に示したカート10と同様であるので、説明を省略する。また、制御部15の商品認識部15aと価格認識部15bも図4に示したカート10と同様に動作する。
残高取得部115aは、利用者の電子マネーの残高を取得する処理部である。カードリーダ111が電子マネー口座を示すデータを読み取ったならば、電子マネー管理サーバに残高照会を行って、電子マネーの残高を取得することができる。
また、会員カードなどから利用者を特定するデータを読み取って、利用者に対応付けられた電子マネー口座を特定し、残高を取得してもよい。この場合、利用者を特定するデータから電子マネー口座を特定するまでの処理は、外部の装置におこなわせることができる。
また、カメラ112が撮像した利用者の顔画像を用いて顔認証し、利用者に対応付けられた電子マネー口座を特定し、残高を取得してもよい。この場合、顔画像から電子マネー口座を特定するまでの処理は、外部の装置におこなわせることができる。
また、スマートフォンなどの携帯端末と近距離無線通信を行って電子マネー口座を特定する構成であってもよい。携帯端末は、電子マネーの残高と商品価格との比較結果の報知に用いることもできる。特に、電子マネーの残高を携帯端末で特定する場合には、携帯端末側で報知を行うことが好適である。
比較制御部115bは、価格認識部15bが認識した商品価格と、残高取得部115aが取得した電子マネーの残高とを比較する処理部である。報知部115cは、比較制御部115bによる比較の結果を報知する処理部である。
具体的には、報知部115cは、電子マネーの残高が商品価格に満たない場合に、利用者に対する報知を行う。この報知では、電子マネーの残高が不足である旨のみを報知してもよいし、残高不足に対する対処を提示しても良い。残高不足に対する対処には、電子マネーを追加するチャージ、他の決済方法への変更、商品を購入する取引自体のキャンセル、一部の商品のキャンセルなどのうち、1又は複数を提示することができる。また、報知の方法は、表示操作部12への表示出力を用いることができるが、この他、音声出力やインジケータの点灯など、任意の方法を利用可能である。また、スマートフォンなどの携帯端末に報知指示を送信して報知を行わせることもできる。
図12は、カート110の処理手順を示すフローチャートである。まず、商品認識部15aは、RFID受信部11が受信したRFIDからカゴ部に載せられた商品を認識する(ステップS401)。価格認識部15bは、商品認識部15aによる認識結果をもちいて商品の価格を認識する(ステップS402)。残高取得部115aは、利用者の電子マネーの残高を取得する(ステップS403)。
比較制御部115bは、商品認識部15aにより認識した商品価格と残高取得部115aが取得した電子マネーの残高とを比較する(ステップS404)。
比較の結果、電子マネーの残高が商品価格に満たない残高不足の状態であるならば(ステップS405;Yes)、報知部115cは残高不足に係る報知を実行する(ステップS406)。
ステップS406の終了後、もしくは残高不足の状態でない場合(ステップS405;No)、商品認識部15aは、決済が実行されたか否かを判定する(ステップS407)。決済が実行されていなければ(ステップS407;No)、ステップS401に移行し、商品の認識を行う。決済が実行されたならば(ステップS407;Yes)、商品認識部15aは、商品データ14a及び価格データ14bをリセットし(ステップS408)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、レジ待ち客を撮像するカメラ23などを用い、レジカウンタとは異なる位置で電子マネーの残高を取得する第一の取得部と、カート10に設けたRFID受信部11などを用い、レジカウンタとは異なる位置で商品価格を認識する第一の価格認識部と、第一の取得部により取得された電子マネーの残高と第一の価格認識部により認識された商品価格との比較を行う第一の制御部とを備えるよう構成した。このため、電子マネーなどの電子決済用価値を用いた商品販売において、商品販売を効率化することができる。
なお、上記の実施例では、電子マネーを用いる場合を例に説明を行ったが、本発明は電子マネー以外の電子決済用価値を用いる場合にも適用可能である。例えば、デビット決済を行う場合には、デビット決済用の口座を特定し、商品価格分のデビット決済が可能であるか否かを問い合わせることになる。同様に、クレジット決済を用いる場合には、商品価格分のクレジット決済が可能であるか否かを問い合わせることになる。
また、カート110のようにカードリーダ111を設けることで、第一の取得部は、電子マネー決済用のカードなどの所定の媒体を介して電子決済用価値の金額情報を取得することができる。
また、第一の取得部は、顔認証などの生体認証を介して電子決済用価値の金額情報を取得することができる。上記の実施例では、顔情報取得部26aにより顔認証に必要な情報を取得して顔認証を行う場合を例に説明を行ったが、指紋認証、虹彩認証、網膜認証など、他の生体認証を用いてもよい。
また、上記の実施例では、レジカウンタへの待ち行列に並ぶ人物の顔情報を取得する場合を例に説明を行ったが、待ち状態に限らず、レジカウンタにやってきた人物の顔情報を取得することも可能である。この他、利用者が入店したとき、カートの貸出を受けたとき、売り場に居るときなどに利用者の情報を取得することができる。
また、上記の実施例では、第一の価格認識部は、ショッピングカートに設けられ、商品に付したRFIDタグを読み取って価格の認識を行っているが、商品の画像を撮像する、バーコードを読み取るなど、他の方法で価格の認識を行うことも可能である。
また、上記の実施例では、ショッピングカートを例に説明を行ったが、カゴなどの所定容器に適用することも可能である。例えば、所定容器に第一の価格認識部を設け、所定容器に収納された少なくとも1以上の商品にそれぞれ設けられた電子タグに記録された情報を無線で検知することで、商品価格を認識してもよい。
また、上記の実施例では、第一の制御部による比較結果を報知する報知部を設けている。この報知部は、カートなどのレジカウンタとは異なる位置に設けられる。また、報知部は、レジカウンタに設けることも可能である。
また、報知部は、第一の制御部により電子決済用価値の金額が不足すると判定された場合、電子決済用価値を追加する旨、他の決済方法に変更する旨、取引をキャンセルする旨、一部の商品をキャンセルする旨、の少なくともいずれか一つを選択するよう報知することができる。
また、報知部は、第一の制御部により電子決済用価値の金額が不足すると判定された場合、不足金額または追加必要金額を報知することも可能である。
また、上記の実施例では、レジカウンタに設けられ、電子決済用価値の金額情報を取得する第二の取得部と、レジカウンタに設けられ、商品価格を認識する第二の価格認識部と、第二の取得部により取得された電子決済用価値の金額と、第二の価格認識部により認識された商品価格の比較を行う第二の制御部と、レジカウンタに設けられるレジスタと、をさらに備えるよう構成している。
そして、第一の制御部による比較結果をレジスタに出力することで、レジカウンタにおいても、商品の登録前に比較結果を報知可能となる。
なお、上記の実施例では、あくまで一例であり、適宜変更して実施することが可能である。例えば、利用者がカゴ部から商品を取り出した場合に、取り出した商品を購入対象から除外して商品価格を再計算し、電子マネーの残高以下となるかを判定してもよい。また、電子マネーの残高が不足する場合に、電子マネーのチャージを自動的に実行することも可能である。また、カートで認識した商品をレジカウンタに送信し、レジカウンタでの商品登録に替えてもよい。
また、第一の価格認識部で認識した商品価格と第二の取得部で取得した電子決済用価値の金額とを比較したり、第二の価格認識部で認識した商品価格と第一の取得部で取得した電子決済用価値の金額とを比較することも可能である。
また、顔認証などは必ずしも店舗内で行う必要は無く、外部のサーバを利用することもできる。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る商品販売システム及び商品販売方法は、電子決済用価値を用いた商品販売において、商品販売を効率化することに適している。
10、110 カート
11 RFID受信部
12、31 表示操作部
13、24、35 通信部
14、25 記憶部
14a 商品データ
14b 価格データ
15、26 制御部
15a 商品認識部
15b、36b 価格認識部
15c 価格送信部
15d、36e、115c 報知部
20 店舗管理サーバ
21 表示部
22 入力部
23、112 カメラ
25a 登録ユーザデータ
25b ユーザ別価格データ
26a 顔情報取得部
26b ユーザ認証部
26c、36c、115a 残高取得部
26d、36d、115b 比較制御部
26e 出力部
30 POSレジ
32 バーコードリーダ
33、111 カードリーダ
34 印字部
36 POS制御部
36a 購入商品登録部
36f 決済処理部
40 釣銭機

Claims (16)

  1. レジカウンタとは異なる位置に設けられ、電子決済用価値の金額情報を取得する第一の取得部と、
    前記レジカウンタとは異なる位置に設けられ、商品価格を認識する第一の価格認識部と、
    前記第一の取得部により取得された電子決済用価値の金額と、前記第一の価格認識部により認識された商品価格の比較を行う第一の制御部と
    を備えることを特徴とする商品販売システム。
  2. 前記第一の取得部は、所定の媒体を介して前記電子決済用価値の金額情報を取得することを特徴とする請求項1記載の商品販売システム。
  3. 前記第一の取得部は、生体認証を介して前記電子決済用価値の金額情報を取得することを特徴とする請求項1記載の商品販売システム。
  4. 前記生体認証は顔認証であって、
    顔認証に必要な情報を取得する顔情報取得部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3記載の商品販売システム。
  5. 前記顔情報取得部は、前記レジカウンタにやってきた人物、または前記レジカウンタへの待ち行列に並ぶ人物の顔情報を取得することを特徴とする請求項4記載の商品販売システム。
  6. 前記顔情報取得部は、当該商品販売システムが設置されている店舗に入店した人物の顔情報を取得することを特徴とする請求項4記載の商品販売システム。
  7. 前記第一の価格認識部は、ショッピングカートに設けられることを特徴とする請求項1記載の商品販売システム。
  8. 前記第一の価格認識部は、所定容器に収納された少なくとも1以上の商品にそれぞれ設けられた電子タグに記録された情報を無線で検知することで、商品価格を認識することを特徴とする請求項1記載の商品販売システム。
  9. 前記第一の制御部による比較結果を報知する報知部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8いずれか一つに記載の商品販売システム。
  10. 前記報知部は、前記レジカウンタとは異なる位置に設けられることを特徴とする請求項9記載の商品販売システム。
  11. 前記報知部は、前記レジカウンタに設けられることを特徴とする請求項9記載の商品販売システム。
  12. 前記報知部は、前記第一の制御部により前記電子決済用価値の金額が不足すると判定された場合、電子決済用価値を追加する旨、他の決済方法に変更する旨、取引をキャンセルする旨、一部の商品をキャンセルする旨、の少なくともいずれか一つを選択するよう報知することを特徴とする請求項9記載の商品販売システム。
  13. 前記報知部は、前記第一の制御部により前記電子決済用価値の金額が不足すると判定された場合、不足金額または追加必要金額を報知することを特徴とする請求項12記載の商品販売システム。
  14. 前記レジカウンタに設けられ、前記電子決済用価値の金額情報を取得する第二の取得部と、
    前記レジカウンタに設けられ、前記商品価格を認識する第二の価格認識部と、
    前記第二の取得部により取得された電子決済用価値の金額と、前記第二の価格認識部により認識された商品価格の比較を行う第二の制御部と、
    前記レジカウンタに設けられるレジスタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の商品販売システム。
  15. 前記第一の制御部による比較結果を前記レジスタに出力する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項14記載の商品販売システム。
  16. レジカウンタとは異なる位置に設けられた取得部が、電子決済用価値の金額情報を取得する取得ステップと、
    前記レジカウンタとは異なる位置に設けられた価格認識部が、商品価格を認識する価格認識ステップと、
    前記取得ステップにより取得された電子決済用価値の金額と、前記価格認識ステップにより認識された商品価格の比較を行う制御ステップと
    を含むことを特徴とする商品販売方法。
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