JP2003151033A - 顧客管理システム - Google Patents

顧客管理システム

Info

Publication number
JP2003151033A
JP2003151033A JP2001350704A JP2001350704A JP2003151033A JP 2003151033 A JP2003151033 A JP 2003151033A JP 2001350704 A JP2001350704 A JP 2001350704A JP 2001350704 A JP2001350704 A JP 2001350704A JP 2003151033 A JP2003151033 A JP 2003151033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
data
point
management device
store visit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001350704A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Asai
政夫 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP2001350704A priority Critical patent/JP2003151033A/ja
Publication of JP2003151033A publication Critical patent/JP2003151033A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 店員の作業負担を軽くしながら、顧客へのサ
ービスを効率的かつ効果的に実行することができる顧客
管理システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 顧客識別情報とともに顧客の買上商品の
登録と精算を行うPOS端末10−1、10−2、10
−3と、当該POS端末と交信可能に接続された管理装
置20と、管理装置20により更新可能な、顧客毎に少
なくとも、直近の来店データ、来店回数データ、買上累
計データ、累計ポイントデータを記憶する顧客ファイル
と、直近の来店データ(R)、来店回数データ(F)、
買上累計データ(M)に応じたポイント係数を設定した
係数テーブルとなるRFM基準テーブルと、買上額と顧
客に応じたポイント係数に基づいてポイントを算出する
ポイント算出手段となるCPU106と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売する小
売店等で使用され、顧客の買上げデータを管理し、利用
することで売上増を図る顧客管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顧客管理には様々な方式のものが
実施されているが、顧客の買上げ累計額(M)だけでは
なく、来店の直近さ(R)と来店回数(F)のデータも
管理することで、今後も買上げが期待できる顧客、ある
いは、逆に今後は期待できない顧客を選び出すことがで
き、ダイレクトメールやサービス券の郵送等のサービス
を効率的に行うことで売上増を図ることができる、RF
M分析と呼ばれているものがある。ここで、来店の直近
さ(R)とは、最近来店又は購入した日は現在から何日
前かを示すデータである。
【0003】また、従来の顧客管理についての手法は、
特開平7−210766号公報、特開平11−1541
82号公報、特開2000−149147号公報にも開
示されている。特開平7−210766号公報では、一
般倍率と顧客の買上の前期累計額に応じた金額倍率とを
乗算して買上げ額からポイントを算出するPOSシステ
ムが記載されている。特開平11−154182号公報
では、顧客の前期の累計買上額に基づいたポイント換算
率を買上額に乗算してポイントを累積していき、店員の
作業負担なく顧客に特典を与える手法が記載されてい
る。特開2000−149147号公報では、会員毎に
かつ部門毎に優待レベルを記憶し、当該部門商品であれ
ば複数価格の優待レベルに応じた価格を選択する登録デ
ータ処理装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
RFM分析と呼ばれている方法では、目的の顧客を選び
出すだけであり、運用するために必要なダイレクトメー
ルやサービス券の作成と投函は店員が行わなければなら
ず、しかも、この作業には多大な労力が必要であるた
め、これらのサービスをしばしば省いてしまい、うまく
運用されない、という問題があった。
【0005】また、上述の3つの公報に書かれた方法で
は、過去の買上額が多い顧客のみを優遇するもので、こ
れから売上増が期待できる顧客に対してはあまり特典を
与えることができない、すなわち、これから売上増が期
待できる顧客を識別して特典を与えることができない、
という問題もあった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、店員の作業負担を軽くしながら、顧客へのサー
ビスを効率的かつ効果的に実行することができる顧客管
理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、顧客識別情報とともに顧客
の買上商品の登録と精算を行うPOS端末と、当該PO
S端末と交信可能に接続された管理装置と、当該管理装
置により更新可能な、顧客毎に少なくとも、直近の来店
データ、来店回数データ、買上累計データ、累計ポイン
トデータを記憶する顧客ファイルと、前記直近の来店デ
ータ、来店回数データ、買上累計データに応じたポイン
ト係数を設定した係数テーブルと、買上額と顧客に応じ
たポイント係数に基づいてポイントを算出するポイント
算出手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、顧客識別
情報とともに顧客の買上商品の登録と精算を行うPOS
端末と、当該POS端末と交信可能に接続された管理装
置と、当該管理装置により更新可能な、顧客毎に少なく
とも、直近の来店データ、来店回数データ、粗利デー
タ、累計ポイントデータを記憶する顧客ファイルと、前
記直近の来店データ、来店回数データ、粗利データに応
じたポイント係数を設定した係数テーブルと、買上額と
顧客に応じたポイント係数に基づいてポイントを算出す
るポイント算出手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】請求項1又は2に記載の発明によれば、店
員の作業負担が軽くなり、今後期待できる顧客に対して
より多くの特典を自動的に付与でき、効率的なサービス
提供が可能となるので、店舗の売上増を見込むことがで
きる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の顧客管理システムにおいて、商品に複数
の単価を設定し、商品登録の際に顧客の累計ポイントに
基づいて1つの単価を選択することを特徴とする。請求
項3に記載の発明によれば、今後期待できる顧客がより
有利に買物ができ、店舗にとってより良い顧客の確保に
つながる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の顧客管理システムにおいて、レシートにポイン
トを印字することを特徴とする。請求項4に記載の発明
によれば、顧客が買物をした際のレシートに累計ポイン
トが印字されるので、顧客は買物の都度、サービスを受
けていることを実感できる。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の顧客管理システムにおいて、前記ポイント算出
手段は、顧客に共通の共通ポイント係数にも基づいて算
出することを特徴とする。請求項5に記載の発明によれ
ば、共通ポイント係数に対して、ポイント係数によりポ
イント付与率を割増でき、この割増により優良顧客は優
待されていることを実感できるので、効率的かつ効果的
なサービスとなり、買上増を期待することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。本発明の第1の実施の形
態に係る顧客管理システムの構成を図1に示す。本実施
の形態に係る顧客管理システムは、複数の各店舗、例え
ば、店舗Aに設置される複数のPOS端末10−1、1
0−2、10−3、…と、LAN(Local Area Networ
k)で接続され複数のPOS端末10−1、10−2、
10−3、…を統括的に制御する管理装置20と、管理
装置20と回線網40を介して接続される、本部に設置
される本部サーバ30とから構成されている。
【0014】POS端末の構成を図2に示す。各POS
端末は同一構成であるので、POS端末10−1の構成
について説明する。POS端末10−1は、POS端末
としての機能を実現するため各種プログラム及び固定デ
ータが格納されるROM100と、後述する分類ファイ
ル等が記憶されているRAM102と、商品のバーコー
ドを読み込むバーコードリーダ104と、CPU106
と、顧客が買い上げた商品の売価、数量、合計額等を表
示する表示部108と、レシートを発行するプリンタ1
10と、カードリーダ120とを有している。
【0015】POS端末10−1(他のPOS端末も同
様)は、顧客が買い上げた商品のバーコードをバーコー
ドリーダ104で読み取り商品登録を行って、その合計
額を算出し、その代金の精算をするチェックアウト手段
と、顧客コードを記録したカードが顧客から提出されて
そのカードをカードリーダ120で読みとることで顧客
の実績データを得る顧客特定手段としての機能を有して
いる。
【0016】次に、管理装置20の構成を図3に示す。
同図において、管理装置20は、POS端末10−1、
10−2、10−3、…を統括的に管理し、POS端末
から受け取ったデータの集計処理等の処理を行い、本部
サーバ30に転送すると共に、本部サーバから受け取っ
たデータに基づいて、データの更新、データの追加等を
行う機能を実現するためのプログラム及び各種データが
格納されるハードディスク200と、RAM202と、
キーボード、マウス等で構成される入力部204と、C
PU206と、表示部208と、後述する各種ファイル
を記憶するファイル記憶装置210と、プリンタ212
とを有している。管理装置20は、回線接続装置220
により回線230を介して回線網40に接続されてい
る。
【0017】次に、POS端末10−1(POS端末1
0−2、10−3、…も同様)におけるRAM102、
管理装置20、本部サーバ30におけるファイル記憶装
置210、310に記憶されている各ファイルについて
説明する。
【0018】まず、商品ファイルは、図4に示すように
商品コード、品名、単価、原価、分類コード、ポイント
非対象フラグ、S単価、A単価、B単価、C単価、D単
価等の各項目が設定され、これらの各項目に属するデー
タが書き込まれるファイルであり、本部サーバ30、管
理装置20の各ファイル記憶装置310、210それぞ
れに記憶される。単価は不定貫商品では100g当りの
値段となるため、POS端末10−1は、NONPLU
バーコードをバーコードリーダ104でスキャンして商
品コードと金額を読み込むと、その粗利が、次式(1)
により算出できるようになっている。 金額÷単価×(単価−原価)=粗利 (1)
【0019】ここで、商品ファイルは、各POS端末1
0−1,POS端末10−2,10−3でも記憶され
る。そして、ポイント非対象フラグは、ポイント付与対
象外であることを示すフラグである。S単価、A単価、
B単価、C単価、D単価は、顧客のランクに対応した単
価であり、この並びの順であってS単価が最上位でD単
価が最下位となっている。
【0020】また、分類ファイルは、図5に示すように
分類コード、名称、原価率等の各項目が設定され、これ
らに属するデータが書き込まれるファイルであり、PO
S端末10−1のRAM102、管理装置20における
ファイル記憶装置210、本部サーバ30におけるファ
イル記憶装置310にそれぞれに記憶される。ここで、
原価率とは、次式(2)で表される。 定価×原価率=原価 (2) バーコードが付されていない商品の登録でも、分類コー
ドと金額(定価)が判れば、式(1)、(2)により、
粗利計算が可能である。
【0021】さらに、顧客ファイルは、図6に示すよう
に顧客コード、氏名、住所、生年月日、性別、メールア
ドレス等の各項目が設定され、これらの各項目に属する
データが書き込まれるファイルであり、管理装置20、
本部サーバ30の各ファイル記憶装置210、310に
それぞれ記憶される。また、顧客実績ファイルは、図7
に示すように顧客コード、最新購入日、来店回数、累計
買上額、累計粗利額、サービスデータであるポイント、
顧客の優待度であるランク等の各項目が設定され、これ
らの各項目に属するデータが書き込まれるファイルであ
り、管理装置20、本部サーバ30の各ファイル記憶装
置に、それぞれ、上記顧客ファイルとともに記憶され
る。
【0022】次に、POS端末10−1(POS端末1
0−2、10−3、…も同様)、管理装置20および本
部サーバ30に設定され記憶されているRFM基準テー
ブル、ランク基準テーブル及びポイント割増テーブルに
ついて説明する。ここで、ポイント割増テーブルは、来
店データ(直近さ.R)、来店回数データ(回数.
F)、買上累計データ(買上額.M)又は粗利(G)に
応じてポイント係数を設定した「係数テーブル」となる
ものである。
【0023】まず、RFM基準テーブルは、図8に示す
ように、直近さ(R)、回数(F)、買上額(M)又は
粗利(G)のそれぞれにつき、5段階にランク分けする
ためのテーブルである。ここで、直近さ(R)とは、最
近、顧客が来店又は購入した日は現在から何日前かを示
すデータである。回数(F)とは、当該顧客の当該店舗
への来店回数である。買上額(M)とは、当該顧客の買
上げ累計額である。粗利(G)とは、当該顧客について
の粗利の累計額である。本図に示すように、RFM基準
テーブルは、各段階の倍率を設定するものである。
【0024】ランク基準テーブルは、図9に示すよう
に、累計ポイントをランク付けするためのテーブルであ
る。すなわち、ランク基準テーブルは、各ランクの最低
ポイントを設定するものである。
【0025】ポイント割増テーブルは、図10に示すよ
うになっている。ここで、「R.F.M」の項の数字
は、左から直近さ(R).回数(F).買上額(M)に
対応した段階を定めたものであり、R.F.Mの各段階
のすべての組合せ毎にポイントを算出するための割増率
を設定するものである。すなわち、ポイント割増テーブ
ルは、図8に示すRFM基準テーブルに基づいて直近さ
(R).回数(F).買上額(M)のそれぞれに割り振
られた段階につき、そのR.F.Mの各段階のすべての
組合せ毎にポイント割増率を設定したものである。図1
0に示すポイント割増テーブルの設定例では、直近さ
(R).回数(F).買上額(M)の順に、重要度(優
先度)を高くしている。そして、重要度に応じてポイン
トの割増率を設定してある。その理由は、最新購入日が
近い顧客ほど再購入する傾向が高く、これは来店回数よ
りも影響が大きいからである。また、買上額が高い顧客
は購買力はあるが、再購入するとは限らないからであ
る。
【0026】次に、上記構成からなる本実施の形態に係
る顧客管理システムの動作について、図11乃至図13
を参照して説明する。図11は、POS端末10−1,
10−2,10−3の動作を示すフローチャートであ
る。すなわち、このフローチャートは、POS端末(例
えば、POS端末10−1)のCPU106の動作を示
しており、一人の顧客についての処理を示している。
【0027】まず、顧客が所持するカードをカードリー
ダ120で読み込むことで、顧客識別情報を取得する
(ステップS1)。その後、顧客識別情報を管理装置2
0に送信して顧客データの要求を行い、これに応じて管
理装置20から送られてきた顧客データを受信する(ス
テップS2)。ここで、顧客データとは、図6に示す顧
客ファイル及び図7に示す顧客実績ファイルにおいて記
憶されているデータである。
【0028】その後、顧客が買上げたすべての商品のバ
ーコードをバーコードリーダ104で読込んで、商品デ
ータを商品ファイルから読み出して商品登録する(ステ
ップS3)。ここで、顧客データ内のランクに応じた単
価の選択をする。顧客データ内のランクとは、例えば、
図7の顧客実績ファイルにおける「ランク」の項目に設
定された、S.A.B.C.Dからなるものである。ま
た、ランクに応じた単価の選択とは、顧客実績ファイル
の「ランク」の項目に設定されたランク(S.A.B.
C.D)に応じて、図4に示す商品ファイルに設定され
ているS単価、A単価、B単価、C単価又はD単価を選
択することである。例えば、顧客実績ファイルの「ラン
ク」の項目が「S」である場合は、商品ファイルのS単
価を選択する。また、図4の商品ファイルにおけるポイ
ント非対象フラグが立っていない商品の値段をポイント
用買上額として記憶する。
【0029】その後、総買上額の代金の精算を行う(ス
テップS4)。その後、予め記憶している共通ポイント
係数と、管理装置20から受信したものであって図10
のポイント割増テーブルを用いて決定した割増率と、ス
テップS3で記憶したポイント用買上額とを乗算して、
今回のポイントを算出する(ステップS5)。ここで、
共通ポイント係数とは、全ての顧客に共通の係数(ポイ
ント換算率)であり、例えば、買上額100円に対して
1ポイントとなるような係数である。また、管理装置2
0から受信した累計ポイントに今回算出されたポイント
を加算する。
【0030】その後、実績データとして、顧客識別情
報、買上げた全ての商品の商品コードと値段と点数、合
計金額、商品点数、粗利額、累計ポイント等を管理装置
20に送る(ステップS6)。その後、買上げ明細と今
回ポイント、累計ポイント等を、図12に示すように印
字したレシートを発行して、一人の顧客の処理を終了す
る(ステップS7)。
【0031】図13は、管理装置20の動作を示すフロ
ーチャートである。すなわち、このフローチャートは、
管理装置20におけるCPU106の本発明に係る動作
の概略を示すものである。
【0032】まず、CPU106は、POS端末からの
顧客識別情報を含み、かつ、顧客データの要求を示す電
文を受信したか否か判断する(ステップS11)。この
電文は、図11のステップS2でPOS端末から発せら
れた電文である。ステップS11で、要求電文を受信し
たと判断した場合は、その電文の顧客識別情報により、
図6に示す顧客ファイルと図7に示す顧客実績ファイル
から顧客データを読み出す(ステップS12)。
【0033】ステップS12の後、顧客データの最新購
入日と本日の日付から直近さを求め、また、顧客データ
の来店回数および買上額により、図8に示すRFM基準
テーブルを参照して直近さ(R).回数(F).買上額
(M)のそれぞれについて該当する段階を求める。次
に、このようにして求めたR.F.Mの各段階の組合せ
により、図10に示すポイント割増テーブルから該当す
る割増率を求める(ステップS13)。ステップS13
の後、求められた割増率と顧客データを、要求してきた
POS端末(例えば、POS端末10−1)に送信する
(ステップS14)。その後、ステップS11へ戻る。
【0034】ステップS11で、顧客情報を含んだ要求
の旨の電文を受信しなかったと判断した場合は、POS
端末から顧客情報を受信したか否か判断する(ステップ
S15)。ステップS15で、顧客情報を受信したと判
断した場合は、図7に示す顧客実績ファイルの該当する
項目の実績を更新する(ステップS16)。その後、ス
テップ11に戻る。ステップS15で、顧客情報を受信
しなかったと判断した場合は、すぐにステップ11に戻
る。
【0035】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0036】なお、本実施形態では、直近さ(R)、回
数(F)、買上額(M)の3要素に基づいてポイントの
割増率を決定したが、この内の買上額(M)を粗利
(G)に代えてもよい。この場合は、図8に示すRFM
基準テーブルの買上額(M)の設定値を変更する必要が
あり、さらに、この方式を切り換えるためのモード切替
手段も必要となる。
【0037】また、本発明において、顧客毎に累積する
ポイントは、ポイントと呼ばれるものに限らず、ポイン
ト対象商品の買上合計額の一定割合を累計するものであ
ればよい。また、ポイント対象商品の買上合計額に基づ
くものに限らず、買い上げた全商品の買上合計額に基づ
いて上述の算出をしてもよい。
【0038】また、上述の実施の形態では、直近さ
(R)、回数(F)、買上額(M)の3要素のうち優先
度の高い要素を絶対的な優先度にした。すなわち、図1
0のポイント割増テーブルに示すように、直近さ(R)
を最上位の優先度、回数(F)を2番目の優先度、買上
額(M)を最下位の優先度としている。そして、この優
先度に応じてポイントの割増率を設定しているので、ポ
イントの割増率は、直近さ(R)の段階の影響を強く受
け、買上額(M)の段階の影響はほとんど受けないこと
となっている。本発明は、これに限らず、直近さ
(R)、回数(F)、買上額(M)の3要素に優先度を
つけないで、3要素を単に合計したもの、あるいは、3
要素を乗算したものからポイントの割増率を決定しても
よい。さらに、直近さ(R)、回数(F)、買上額
(M)の3要素に優先度を設定する場合は、ポイントの
割増率の計算の際に優先度に応じて重み付けを行うとさ
らによい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は2に
記載の発明によれば、直近の来店データ(R)、来店回
数データ(F)、買上累計データ(M)(又は、粗利
(G))に応じたポイント係数に基づいて、ポイントを
算出して顧客に付与するので、店員の作業負担が軽くな
り、今後期待できる顧客に対してより多くの特典を自動
的に付与でき、効率的なサービス提供が可能となるの
で、店舗の売上増を見込むことができる。
【0040】請求項3に記載の本発明によれば、商品登
録の際に顧客の累計ポイントに応じて複数の商品単価の
中から1つの単価を選択するので、今後期待できる顧客
がより有利に買物ができ、店舗にとってより良い顧客の
確保につなげることができる。請求項4に記載の発明に
よれば、顧客が買物をした際のレシートにポイントが印
字されるので、顧客は買物の都度、サービスを受けてい
ることを実感することができる。
【0041】請求項5に記載の発明によれば、全ての顧
客につき同一のポイント割増率である共通ポイント係数
と、各顧客毎に異なるポイント係数とによりポイントを
算出するので、この割増により優良顧客は優待されてい
ることを実感できて、効率的かつ効果的なサービスとな
り、買上増を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る顧客管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した顧客管理システムにおけるPO
S端末の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示した顧客管理システムにおける管理
装置20の具体的構成を示すブロック図である。
【図4】 商品ファイルのデータ構成を示す説明図であ
る。
【図5】 分類ファイルのデータ構成を示す説明図であ
る。
【図6】 顧客ファイルのデータ構成を示す説明図であ
る。
【図7】 顧客実績ファイルのデータ構成を示す説明図
である。
【図8】 RFM基準テーブルを示す説明図である。
【図9】 ランク基準テーブルを示す説明図である。
【図10】 ポイント割増テーブルを示す説明図であ
る。
【図11】 POS端末の動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】 図1に示した顧客管理システムで印字され
るレシートの一例を示す模式図である。
【図13】 管理装置20の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10−1〜10−3 POS端末 20 管理装置 30 本部サーバ 40 回線網 100 ROM 200 ハードディスク 102、202 RAM 104 バーコードリーダ 106、206 CPU 108、208 表示部 110、212 プリンタ 120 カードリーダ 204 入力部 210 ファイル記憶装置 220 回線接続装置 230、330 回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 324 G06F 17/60 324 G07G 1/06 G07G 1/06 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客識別情報とともに顧客の買上商品の
    登録と精算を行うPOS端末と、当該POS端末と交信
    可能に接続された管理装置と、当該管理装置により更新
    可能な、顧客毎に少なくとも、直近の来店データ、来店
    回数データ、買上累計データ、累計ポイントデータを記
    憶する顧客ファイルと、前記直近の来店データ、来店回
    数データ、買上累計データに応じたポイント係数を設定
    した係数テーブルと、買上額と顧客に応じたポイント係
    数に基づいてポイントを算出するポイント算出手段と、
    を備えることを特徴とする顧客管理システム。
  2. 【請求項2】 顧客識別情報とともに顧客の買上商品の
    登録と精算を行うPOS端末と、当該POS端末と交信
    可能に接続された管理装置と、当該管理装置により更新
    可能な、顧客毎に少なくとも、直近の来店データ、来店
    回数データ、粗利データ、累計ポイントデータを記憶す
    る顧客ファイルと、前記直近の来店データ、来店回数デ
    ータ、粗利データに応じたポイント係数を設定した係数
    テーブルと、買上額と顧客に応じたポイント係数に基づ
    いてポイントを算出するポイント算出手段と、を備える
    ことを特徴とする顧客管理システム。
  3. 【請求項3】 商品に複数の単価を設定し、商品登録の
    際に顧客の累計ポイントに基づいて1つの単価を選択す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の顧客管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 レシートにポイントを印字することを特
    徴とする請求項1に記載の顧客管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ポイント算出手段は、顧客に共通の
    共通ポイント係数にも基づいて算出することを特徴とす
    る請求項1に記載の顧客管理システム。
JP2001350704A 2001-11-15 2001-11-15 顧客管理システム Pending JP2003151033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350704A JP2003151033A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 顧客管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350704A JP2003151033A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 顧客管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003151033A true JP2003151033A (ja) 2003-05-23

Family

ID=19163148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001350704A Pending JP2003151033A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 顧客管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003151033A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005044067A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Toshiba Tec Corp 顧客管理装置及びプログラム
JP2005209088A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客識別型商品販売システム
JP2007109168A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Vinculum Japan Corp 販売情報管理システム
JP2016532213A (ja) * 2013-08-26 2016-10-13 マクトゥブ インコーポレイテッド 商店の評価情報を生成するサーバ、方法、及び評価情報を受信するデバイス
JP2018005410A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 二郎 下山 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005044067A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Toshiba Tec Corp 顧客管理装置及びプログラム
JP2005209088A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客識別型商品販売システム
JP2007109168A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Vinculum Japan Corp 販売情報管理システム
JP2016532213A (ja) * 2013-08-26 2016-10-13 マクトゥブ インコーポレイテッド 商店の評価情報を生成するサーバ、方法、及び評価情報を受信するデバイス
JP2018005410A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 二郎 下山 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060095327A1 (en) System and method for identifying customer offers
JP5165219B2 (ja) キャッシュレジスタシステム
US20060206385A1 (en) Multi-tier pricing of individual products based on volume discounts
JP2004272463A (ja) クーポン券の発券装置および販売促進システム
US20030078843A1 (en) Store information processor, store information processing method and store information processing system
JP2005084970A (ja) 販売価格の管理方法および販売価格管理システム
JP2023062026A (ja) 商品販売データ処理装置及び制御プログラム
JP3272525B2 (ja) Posシステム
JPH09167182A (ja) 顧客管理システムと顧客管理装置
JP3922104B2 (ja) ポイント管理装置、ポイント管理システム、ポイント管理方法、およびポイント管理プログラム
US20040034562A1 (en) Time service management apparatus, method, medium, and program
JP7167993B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP2003151033A (ja) 顧客管理システム
JP2002203283A (ja) 点数管理システム
JP6224310B2 (ja) 販売価格表示装置および販売価格表示方法
JP2001229461A (ja) 購買ポイント運用システム
JP2003036477A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2002170022A (ja) ポイント付与方法及びポイント付与システム
JP5552506B2 (ja) 販売データ処理装置およびプログラム
WO2022259544A1 (ja) 販売員評価装置、販売員評価方法および販売員評価用プログラム
JP2002197259A (ja) 顧客管理システム
JP2011003091A (ja) ポイント管理装置およびプログラム
JP2000357277A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2004178054A (ja) Posサーバ、ポイントサービス方法、ポイントサービスプログラム、及び記録媒体。
JP2003196463A (ja) 顧客管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070515