JPH0737141Y2 - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH0737141Y2
JPH0737141Y2 JP1989104932U JP10493289U JPH0737141Y2 JP H0737141 Y2 JPH0737141 Y2 JP H0737141Y2 JP 1989104932 U JP1989104932 U JP 1989104932U JP 10493289 U JP10493289 U JP 10493289U JP H0737141 Y2 JPH0737141 Y2 JP H0737141Y2
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JP
Japan
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sound absorbing
muffler
device frame
floor
noise
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JP1989104932U
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JPH0344718U (ja
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敦 山口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 情報処理装置等に装備される消音器に関し、 特に装置フレームとフロアとの間から洩れる騒音を防止
し得る消音器の提供を目的とし、 周囲を吸音材料によって覆われた通気孔が正面から背面
に貫通する形で形成されてなる吸音部と、前記通気孔形
成部分を除く形で該吸音部を全体的に覆う外箱部と、該
外箱部の装置フレーム対向面とフロア対向面のそれぞれ
に配置されたクッション部材を装備してなるこの消音器
は、前記通気孔を装置フレームの外方と内方に向け、前
記クッション部材を装置フレームとフロアにそれぞれ密
接させ、その両側の端部を隣接する消音器にそれぞれ密
接させる形で装置フレームとフロア間に実装される。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、情報処理装置等に装備される消音器に関す
る。
〔従来の技術〕
第3図は従来の装置構成を示す模式的側断面図である。
第3図に示すように、従来の装置は、複数の空気流通孔
25を上下に貫通する形で装備した消音器40を装置フレー
ム50の天井部分に装備している。この消音器40は、装置
フレーム50内で発生した騒音70を各空気流通孔25の壁面
部分を構成するグラスウール(ガラス繊維),発泡ポリ
ウレタン樹脂等よる成る前記吸音部材2によって吸収し
て騒音レベルを低減させる方式の消音器である。図中、
30は装置フレーム50をフロア80上において支持する台
足、20は装置フレーム50のフロア80側に設けられた空気
吸入口をそれぞれ示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記消音器40を配置することによって、装置フレーム50
からの騒音レベルは確かに低減される。しかし、最近の
情報処理装置は熱発生量の大きい集積回路装置等の電子
部品が装置フレーム50内に多数収容されていることか
ら、これらを冷却するための冷却用空気を大量に必要と
する。従って騒音70の最もこれに比例して増加すること
になり、天井部に配置された前記消音器40だけでは装置
フレーム50の下方に設けられた空気吸込口20から放出さ
れる騒音70を抑制できなくなる。
本考案は装置フレーム50の下方から洩れる騒音70を抑制
することを目的として開発された消音器である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による消音器10は、第1図と第2図に示すよう
に、周囲を吸音材料によって覆われた通気孔3が正面か
ら背面に貫通する形で形成されてなる吸音部1、前記通
気孔3が形成された部分を除く形で該吸音部を全体的に
覆う外箱部19、該外箱部19の装置フレーム50対向面とフ
ロア80対向面のそれぞれに配置されたクッション部材
5、を装備してなる消音器10であって、この消音器10
は、前記通気孔3の開孔部分を装置フレーム50の外方と
内方に向け、前記クッション部材5を装置フレーム50と
フロア80にそれぞれ密接させ、その両側の端部を隣接す
る消音器10にそれぞれ密接させる形で装置フレーム50と
フロア80間に実装される。
〔作用〕
このように、本考案による消音器10は、周囲を吸音部1
で覆われた通気孔3を正面から背面に貫通する形で装備
していることから、これを第2図に示すように、装置フ
レーム50とフロア80間に配置することによって、装置フ
レーム50の下方に設けられた空気吸込口20から放出され
る騒音70がこの吸音部1に吸収され、装置フレーム50か
らの騒音70が効果的に抑制される。
〔実施例〕 以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図(a)と(b)は本考案による消音器の一実施例
を示す図であって、(a)は消音器を構成する吸音部材
の一構造例を示す斜視図、(b)は消音器の全体構成を
示す斜視図、第2図(a)と(b)と(c)は本考案に
よる消音器の配置例を示す図であって、(a)は要部斜
視図、(b)は模式的要部側断面図、(c)は総合的な
配置を示す斜視図であるが、前記第3図と同一部分には
それぞれ同一符号を付している。
第1図(a)と(b)および第2図(a)と(b)と
(c)に示すように、本考案による消音器10は、全体が
グラスウール,或いは発泡ポリウレタン樹脂等の吸音材
料によって構成され、通気孔3をその正面から背面に貫
通する形で装備してなる吸音部1と、この吸音部1の通
気孔3対応に設けられた窓孔16を正面部と背面部に装備
すると共に、当該吸音部1を収容可能に構成されてなる
外箱部19と、当該外箱部19の装置フレーム50に対向する
面とフロア80に対向する面にそれぞれ配置された一対の
クッション部材5を装備している。このクッション部材
5は、装置フレーム50の空気吸込口20から放出された騒
音70が、装置フレーム50と消音器10間の間隙,或いは装
置フレーム50とフロア80間の間隙から外部へ洩れないよ
うにするための部材であって、例えばフェルト等で構成
される。
この消音器10は第2図(a)に示すように、装置フレー
ム50の四隅に配置されている台足30を避ける形で第2図
(c)に示す如く配置されるが、配置を完了した時の消
音器10は、装置フレーム50とフロア80とによって上下か
ら押圧された形となり、且つ隣接状態で配置されている
消音器10との間に隙間が生じないように、両側の端部を
隣接する消音器10にそれぞれ密接させる形で配置され
る。従って各消音器10の配置が終了すると、装置フレー
ム50の内部と外部は消音器10の通気孔3のみによって連
絡される形となる。なお消音器10を上記条件を満足させ
るように実装する操作は、台足30の高さを調節する操作
によって行われる。
この消音器10を装置フレーム50とフロア80間に設置する
ことにより、装置フレーム50内で発生した騒音70は、第
2図(b)中の矢印で示すコースを通って装置フレーム
50の外へ出ることになるが、その過程において、消音器
10がわの吸音部1によって音響勢力を吸収されることか
ら、装置フレーム50外へ放出される騒音レベルは極めて
小さいものとなる。
本実施例の場合は、吸音部1の通気孔3の内面が平面状
になっているが、これを例えば波面状にして騒音70のパ
スを長くすれば、より優れた騒音抑制効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による消音器は
装置フレーム内で発生した騒音が、周囲を吸音材料によ
って覆われた通気孔を介してのみ装置外へ放出される構
造になっていることから、装置フレームの空気吸込口か
ら放出される騒音を的確に吸収することができ、この消
音器を装備することによって情報処理装置等の騒音が大
幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)と(b)は本考案の一実施例を示す斜視
図、第2図(a)と(b)と(c)は本考案による消音
器の配置例を示す要部斜視図と模式的要部側断面、 第3図は従来の装置構成を示す模式的側断面図である。 図において、1は吸音部、2は吸音部材、3は通気孔、
5はクッション部材、10と40は消音器、16は窓孔、19は
外箱部、20は空気吸込み口、25は空気流通孔、30は台
足、50は装置フレーム、60は空気、70は騒音、80はフロ
ア、をそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/20 H G10K 11/16 G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲を吸音材料によって覆われた通気孔
    (3)が正面から背面に貫通する形で形成されてなる吸
    音部(1)と、 前記通気孔(3)が形成された部分を除く形で該吸音部
    (1)を全体的に覆う外箱部(19)と、 該外箱部(19)の装置フレーム(50)対向面とフロア
    (80)対向面のそれぞれに配置されたクッション部材
    (5)と、 を装備してなる消音器(10)であって、 この消音器(10)は、前記通気孔(3)を装置フレーム
    (50)の外方と内方に向け、前記クッション部材(5)
    を装置フレーム(50)とフロア(80)にそれぞれ密接さ
    せ、且つその両側の端部を隣接する消音器(10)にそれ
    ぞれ密接させる形で前記装置フレーム(50)とフロア
    (80)間に実装されるものであることを特徴とする消音
    器。
JP1989104932U 1989-09-06 1989-09-06 消音器 Expired - Lifetime JPH0737141Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989104932U JPH0737141Y2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 消音器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989104932U JPH0737141Y2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 消音器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0344718U JPH0344718U (ja) 1991-04-25
JPH0737141Y2 true JPH0737141Y2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=31653711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989104932U Expired - Lifetime JPH0737141Y2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 消音器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0737141Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339739U (ja) * 1986-08-28 1988-03-15
JPH0192594U (ja) * 1987-12-11 1989-06-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0344718U (ja) 1991-04-25

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