JPH0322956Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0322956Y2 JPH0322956Y2 JP19187185U JP19187185U JPH0322956Y2 JP H0322956 Y2 JPH0322956 Y2 JP H0322956Y2 JP 19187185 U JP19187185 U JP 19187185U JP 19187185 U JP19187185 U JP 19187185U JP H0322956 Y2 JPH0322956 Y2 JP H0322956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonance chamber
- exhaust duct
- blower
- rack
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子機器用架構造、特に、強制空冷
を必要とする電子機器の低騒音化を図りうる電子
機器用架構造に関する。
を必要とする電子機器の低騒音化を図りうる電子
機器用架構造に関する。
従来の電子機器用架構造は例えば架内に電子回
路パツケージを有するユニツトを搭載し、このユ
ニツトを冷却すべく配置した送風機の風の吐き出
し側に排気ダクトを設け、この排気ダクトと貫通
穴を介し連通する空洞共鳴室を有する構造となつ
ていた。
路パツケージを有するユニツトを搭載し、このユ
ニツトを冷却すべく配置した送風機の風の吐き出
し側に排気ダクトを設け、この排気ダクトと貫通
穴を介し連通する空洞共鳴室を有する構造となつ
ていた。
しかしながら、このような上述した従来の電子
機器用架構造は、架内に搭載される電子回路パツ
ケージを有するユニツトを冷却すべく用意された
送風機の風の吐き出し側に空洞共鳴室と連通した
排気ダクトを配置する構造となつているが、この
構造では空洞共鳴室の共鳴周波数に対応した送風
機の発生騒音しか減衰効果が得られず全周波数帯
域での減衰効果を得るためには相当数の空洞共鳴
室が必要となり構造的に複雑化するという欠点が
ある。
機器用架構造は、架内に搭載される電子回路パツ
ケージを有するユニツトを冷却すべく用意された
送風機の風の吐き出し側に空洞共鳴室と連通した
排気ダクトを配置する構造となつているが、この
構造では空洞共鳴室の共鳴周波数に対応した送風
機の発生騒音しか減衰効果が得られず全周波数帯
域での減衰効果を得るためには相当数の空洞共鳴
室が必要となり構造的に複雑化するという欠点が
ある。
本考案の電子機器用架構造は、架内の実装ユニ
ツトを冷却すべく用意された送風機の発生騒音が
外部に洩れるのを防止するためのもので、そのた
めの手段として強制空冷を要する電子回路パツケ
ージを有するユニツトの少なくとも一方の位置に
配置された送風機の風の吐き出し側に設けられた
排気ダクトと、この排気ダクトと貫通穴を介し連
通する少なくとも１ケ以上の空洞共鳴室を有しか
つこの空洞共鳴室内にグラスウール等の多孔質吸
音材を充填して構成される。
ツトを冷却すべく用意された送風機の発生騒音が
外部に洩れるのを防止するためのもので、そのた
めの手段として強制空冷を要する電子回路パツケ
ージを有するユニツトの少なくとも一方の位置に
配置された送風機の風の吐き出し側に設けられた
排気ダクトと、この排気ダクトと貫通穴を介し連
通する少なくとも１ケ以上の空洞共鳴室を有しか
つこの空洞共鳴室内にグラスウール等の多孔質吸
音材を充填して構成される。
次に、本考案の実施例について、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す側断面図であ
る。
る。
第１図に示す電子機器用架構造は、架枠６に電
子回路パツケージを有するユニツト１が二段に搭
載され、ユニツト１の上下に送風機２が各々配置
され、送風機２からの風の流れを均一にし、冷却
効率を高めるための板を格子状に組み合わせた整
流格子７をユニツト１と送風機２との間に介在さ
せ、さらに架枠６の最下部には架内への混入塵埃
を防ぐエアフイルタ８が設けられている。
子回路パツケージを有するユニツト１が二段に搭
載され、ユニツト１の上下に送風機２が各々配置
され、送風機２からの風の流れを均一にし、冷却
効率を高めるための板を格子状に組み合わせた整
流格子７をユニツト１と送風機２との間に介在さ
せ、さらに架枠６の最下部には架内への混入塵埃
を防ぐエアフイルタ８が設けられている。
さらに、送風機２の風の吐き出し側に空洞共鳴
室４を４ケ排気ダクト３に結合し配置されており
排気ダクト３と空洞共鳴室４の結合部は第２図
ａ，ｂに示すように貫通穴５にてつながつてい
る。
室４を４ケ排気ダクト３に結合し配置されており
排気ダクト３と空洞共鳴室４の結合部は第２図
ａ，ｂに示すように貫通穴５にてつながつてい
る。
また、空洞共鳴室４の内部にはグラスウール等
の多孔質吸音材９を充填している。
の多孔質吸音材９を充填している。
これにより、送風機２の発生騒音は空洞共鳴室
４にて減衰効果を得られる。また、空洞共鳴室４
の内部に多孔質吸音材９を充填したことにより、
空洞共鳴室４の共鳴周波数帯での尖頭的減衰効果
を平均化ならしめ吸音特性の広帯域化を図れる。
４にて減衰効果を得られる。また、空洞共鳴室４
の内部に多孔質吸音材９を充填したことにより、
空洞共鳴室４の共鳴周波数帯での尖頭的減衰効果
を平均化ならしめ吸音特性の広帯域化を図れる。
なお、上述の実施例では、第１図〜第２図ａ，
ｂに示すように、排気ダクト３の外側壁に多孔質
吸音材９を充填した空洞共鳴室４を貫通穴５を介
して連通させているがこれと逆に排気ダクトの内
部空間に空洞共鳴室を貫通穴を介して連通させて
もよい。
ｂに示すように、排気ダクト３の外側壁に多孔質
吸音材９を充填した空洞共鳴室４を貫通穴５を介
して連通させているがこれと逆に排気ダクトの内
部空間に空洞共鳴室を貫通穴を介して連通させて
もよい。
本考案の電子機器用架構造は、架内に搭載され
る電子回路パツケージを有するユニツトを冷却す
る送風機の発生騒音の減衰を狙う周波数帯に空洞
共鳴室の共鳴周波数を合致させ、騒音の減衰を図
るとともにかつまた空洞共鳴室内に充填したグラ
スウール等の多孔質吸音材により吸音率を上げ全
体的減衰効果を高めることができるので、空洞共
鳴室の共鳴周波数帯のみの狭い範囲内の効果でな
く広帯域での減衰を図れるとともに、空洞共鳴室
の数を少なくし架構造の簡略化も図れるという効
果がある。
る電子回路パツケージを有するユニツトを冷却す
る送風機の発生騒音の減衰を狙う周波数帯に空洞
共鳴室の共鳴周波数を合致させ、騒音の減衰を図
るとともにかつまた空洞共鳴室内に充填したグラ
スウール等の多孔質吸音材により吸音率を上げ全
体的減衰効果を高めることができるので、空洞共
鳴室の共鳴周波数帯のみの狭い範囲内の効果でな
く広帯域での減衰を図れるとともに、空洞共鳴室
の数を少なくし架構造の簡略化も図れるという効
果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
２図ａ，ｂは第１図に示す排気ダクトと空洞共鳴
室の部分を取り出した斜視図および側断面図であ
る。 １……ユニツト、２……送風機、３……排気ダ
クト、４……空洞共鳴室、５……貫通穴、６……
架枠、７……整流格子、８……エアフイルタ、９
……多孔質吸音材。
２図ａ，ｂは第１図に示す排気ダクトと空洞共鳴
室の部分を取り出した斜視図および側断面図であ
る。 １……ユニツト、２……送風機、３……排気ダ
クト、４……空洞共鳴室、５……貫通穴、６……
架枠、７……整流格子、８……エアフイルタ、９
……多孔質吸音材。
Claims (1)
- 架内に搭載する電子回路パツケージを有するユ
ニツトの少なくとも一方の位置に配置された送風
機の風の吐き出し側に設けられた排気ダクトと、
前記排気ダクトと貫通穴を介し連通し多孔質吸音
材が充填された少なくとも１ケ以上の空洞共鳴室
とを含むことを特徴とする電子機器用架構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19187185U JPH0322956Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19187185U JPH0322956Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101288U JPS62101288U (ja) | 1987-06-27 |
| JPH0322956Y2 true JPH0322956Y2 (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=31146416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19187185U Expired JPH0322956Y2 (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0322956Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-12 JP JP19187185U patent/JPH0322956Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62101288U (ja) | 1987-06-27 |
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