JPH05102684A - 消音器 - Google Patents

消音器

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Publication number
JPH05102684A
JPH05102684A JP3256777A JP25677791A JPH05102684A JP H05102684 A JPH05102684 A JP H05102684A JP 3256777 A JP3256777 A JP 3256777A JP 25677791 A JP25677791 A JP 25677791A JP H05102684 A JPH05102684 A JP H05102684A
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JP
Japan
Prior art keywords
silencer
sound absorbing
ceiling
opening
absorbing material
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3256777A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamaguchi
敦 山口
Yasuhide Iwamoto
康秀 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3256777A priority Critical patent/JPH05102684A/ja
Publication of JPH05102684A publication Critical patent/JPH05102684A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機器筐体から放出される送風ファン等の騒音を
吸収する消音器に関し、吸音効果を高め、かつ小型化す
ることを目的とする。 【構成】機器筐体1に着脱可能に取り付けられる消音器
本体2の天板部21の下面全面に吸音材3を設ける吸音
部22と、側壁部23の下方に開口24を設ける排気部
25とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型コンピュータ等の機
器筐体等に設けられ、機器に設けられた冷却ファン等か
ら発生される騒音を吸収する消音器に関するものであ
る。
【0002】コンピュータ等の機器においては、低騒音
化のため、機器筐体の開口部には消音器が設けられる
が、大型コンピュータの場合、搬入する部屋の出入口等
の大きさに制限があるため、消音器を取り外した状態で
搬入し、搬入後組み立てる必要があり、機器の設置作業
を面倒なものにしており、また消音器本体の大きさも十
分にとれず、吸音効果が十分なものでなかった。
【0003】このような状況において、機器筐体への取
付けを容易に行うことができ、消音効果の高い消音器が
求められている。
【0004】
【従来の技術】従来、機器筐体に取り付けられる消音器
は、図6に示すように、筐体1の天井部11に開口され
た天井開口部12に消音器本体20を多数のボルト40
で固定して設けられている。
【0005】そして、消音器本体20の内部には吸音材
30が充填されており、その吸音材30には、上方に向
かって狭くなるように通気口310が形成され、騒音が
この通気口310を通過することによって、通気口31
0内の傾斜状側壁部320に吸収されて、消音を行うよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、消音器本体20の上方に開口される通気口3
10の傾斜状側壁部320によって騒音を吸収するた
め、十分な消音効果を得るためには消音器本体20の高
さを高くして通気口310を長くする必要があるが、機
器を搬入する出入口等の大きさに制限があり、大型の機
器に十分な大きさの消音器を取り付けるには、機器筐体
1と消音器本体20とを分解状態で搬入し、設置場所に
おいて組み立てる必要があり、また、その組立において
は、多数のボルト40で固定するため、取付作業が面倒
であった。
【0007】従って、本発明は、消音効果が高く、かつ
取付作業性の良い消音器の提供を目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、機器筐体1
の天井部11に開口された天井開口部12に設けられ、
前記天井開口部12から放出される騒音を吸収する消音
器において、消音器本体2の天板部21下面には、吸音
材3を前記天板部21下面の全面に収納する吸音部22
を設けるとともに、前記吸音部22の下方には側壁部2
3に開口24を形成した排気部25を設け、かつ前記機
器筐体1の天井部11に前記消音器本体2を着脱可能に
取り付けて構成することにより達成される。
【0009】
【作用】すなわち、本発明においては、消音器本体2の
側壁部23の開口部24から排気するように天板部21
の吸音部22に吸音材3を閉塞状に設け、機器筐体1の
天井部11から放出される騒音が、吸音材3に垂直にぶ
つかって吸収されるようになっている。
【0010】従って、騒音を放出する機器筐体1の天井
開口部12に対して吸音材3を全面に配置し、吸音効果
を高めることができるとともに、消音器本体2の高さを
低く抑えることができる。そして、設置作業も容易に行
うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図1および図2は、機器筐体
1に取り付けられた本発明の一実施例を示すものであ
る。機器筐体1は、大型コンピュータ等の筐体であり、
内蔵された冷却ファンの送風を天井部11より排気する
ように天井開口部12が開口されている。また、この天
井開口部12は、天井部11の全面を開口とする他に、
パンチングメタル等(図示せず)を取り付けて、異物が
機器筐体1内に入り込まないようにするものでも良い。
【0012】そして、機器筐体1の天井部11の周縁に
は、消音器本体2の下端に形成される取付溝26を係合
するように、取付レール13が形成されており、消音器
本体2を着脱可能に係合するようになっている。
【0013】消音器本体2は、機器筐体1の天井開口部
12のほぼ全面を覆うように底面に十分な開口面積を有
するボックス状に形成されている。そして、天板部21
は閉塞状に形成され、その周囲の側壁部23の上部とで
吸音部22を形成し、吸音部22の内側には、グラスウ
ール等の吸音材3が適当な厚さに充填されている。さら
に、吸音部22の側壁部23の下方には、開口24によ
り排気部25が形成されている。
【0014】すなわち、筐体1の天井開口部12から、
冷却ファンの送風とともに上方へ放出された騒音は、天
井開口部12に対向して閉塞状に充填された吸音材3に
垂直にぶつかり、吸音材3の表面を伝わって、側方の排
気部25より放出される。
【0015】従って、騒音の振動エネルギーを熱エネル
ギーに換えて吸音する吸音材3において、上述のよう
に、上方へ向かって放出された騒音の振動を垂直に受け
るとともに、側方の排気部25へ放出方向を変えるた
め、吸音材3の全面を利用して有効面積を広くして、効
率の良い吸音ができる。
【0016】図3は、本発明の変形例を示すものであ
り、消音器本体2の天板部21を断面V字状に形成し、
吸音材3もまた、天板部21に沿って断面V字状に形成
している。従って、冷却ファンの送風路を傾斜状に形成
し、送風時の圧力損失を小さくして、排気を効率よく行
って、消音器による冷却効果の低下が小さくなるように
したものである。
【0017】図4および図5は、さらに別の変形例を示
すものであり、消音器本体2の排気部25において、ル
ーバー27を設けてルーバー27間に形成されるスリッ
ト開口28から排気を行うようにしたものである。従っ
て、開口から機器筐体1内への異物の投入等が防止さ
れ、外観を良好にできる。また、吸音材3で吸収しきれ
なかった騒音をルーバー27によって遮音することによ
り、騒音の外部への漏れを小さくすることができる。
【0018】さらに、本実施例は図5に示すように、側
壁部23の下端を折り曲げ成形し、取付溝26とストッ
パ29とを一体に形成している。そして、消音器本体2
を機器筐体1に取り付けるには、機器筐体1の上面に形
成された取付レール13に消音器本体2下端の取付溝2
6をストッパ29の反対側からスライド係合し、ストッ
パ29で一側部を当接するとともに、他側部をボルト4
で固定して、地震等によって外れたりすることなく、容
易かつ強固に取り付けることができるようになってい
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の消音器によれば、吸音部を高くすることなく吸音効果
を高めることができ、小型化を図ることにより室内への
搬送搬入が容易で、大型機器に対しても設置現場におい
て容易に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】図1の要部を示す断面図である。
【図3】変形例を示す断面図である。
【図4】変形例を示す断面図である。
【図5】図4の取り付けを示す説明図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 機器筐体 11 天井部 12 天井開口部 2 消音器本体 21 天板部 22 吸音部 23 側壁部 24 開口 25 排気部 3 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 5/02 L 6736−4E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器筐体(1) の天井部(11)に開口された
    天井開口部(12)に取り付けられ、前記天井開口部(12)か
    ら放出される騒音を吸収する消音器において、消音器本
    体(2) の天板部(21)下面には、吸音材(3) を前記天板部
    (21)下面の全面に収納する吸音部(22)を設けるととも
    に、前記吸音部(22)の下方には側壁部(23)に開口(24)を
    形成した排気部(25)を設け、かつ前記機器筐体(1) の天
    井部(11)に前記消音器本体(2)を着脱可能に取り付けて
    なることを特徴とする消音器。
JP3256777A 1991-10-03 1991-10-03 消音器 Withdrawn JPH05102684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3256777A JPH05102684A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 消音器

Applications Claiming Priority (1)

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JP3256777A JPH05102684A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 消音器

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JPH05102684A true JPH05102684A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17297306

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JP3256777A Withdrawn JPH05102684A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 消音器

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19990107