JPH0736842U - 冷酒用容器 - Google Patents
冷酒用容器Info
- Publication number
- JPH0736842U JPH0736842U JP6928293U JP6928293U JPH0736842U JP H0736842 U JPH0736842 U JP H0736842U JP 6928293 U JP6928293 U JP 6928293U JP 6928293 U JP6928293 U JP 6928293U JP H0736842 U JPH0736842 U JP H0736842U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- outer container
- inner container
- sake
- cold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 時間の経過に伴って氷が融けたときにも水を
確実に保持することができ、従来の冷酒用容器よりも多
くの氷を収容して、日本酒やワインを効率的に万遍なく
冷やすことができ、使いやすい冷酒用容器を提供するこ
とである。 【構成】 この冷酒用容器は、内容器1と外容器2とか
ら成る。前記内容器1は、注ぎ口3を有する上部開口部
1aと細首部1bと胴部1cとが連続形成され、細首部
1bと胴部1cとの境目に、前記外容器2の上部開口縁
に係止されるフランジ部4が設けられている。前記胴部
1cの高さを、前記外容器2の高さよりも低く設定し、
この内容器1を外容器2の内部に挿入すると、フランジ
部4の下面が外容器2の上部開口縁に係止され、内容器
1の底が外容器2の底から浮き上がった状態で一体保持
される。
確実に保持することができ、従来の冷酒用容器よりも多
くの氷を収容して、日本酒やワインを効率的に万遍なく
冷やすことができ、使いやすい冷酒用容器を提供するこ
とである。 【構成】 この冷酒用容器は、内容器1と外容器2とか
ら成る。前記内容器1は、注ぎ口3を有する上部開口部
1aと細首部1bと胴部1cとが連続形成され、細首部
1bと胴部1cとの境目に、前記外容器2の上部開口縁
に係止されるフランジ部4が設けられている。前記胴部
1cの高さを、前記外容器2の高さよりも低く設定し、
この内容器1を外容器2の内部に挿入すると、フランジ
部4の下面が外容器2の上部開口縁に係止され、内容器
1の底が外容器2の底から浮き上がった状態で一体保持
される。
Description
【0001】
この考案は、日本酒やワインを冷やした状態で供するために使用する冷酒用容 器に関する。
【0002】
従来の冷酒用容器として、図2に示すものが知られている。 この冷酒用容器は、胴部21の周面を一部陥没させて凹所22を設け、この凹 所22に氷23を入れることにより、胴部21の内部に収容された日本酒やワイ ンを冷やす構造となっている。
【0003】 しかしながら、この従来の冷酒用容器は、前記凹所22にあまり多くの氷23 を入れることができないこと、氷23を入れすぎると、時間の経過に伴ってこの 氷23が融けたときに、この凹所22から水があふれてしまうこと、胴部21の 内部に収容された日本酒やワインのうち、この凹所22に近接する部分はよく冷 やされるものの、全体が万遍なく冷やされにくい等の欠点がある。
【0004】 また、冷酒を注ぐときに容器全体を持ち上げなくてはならないこと、酒が入っ ている胴部21と注ぎ口との距離が長いことから、酒の量が少なくなるにつれて 、容器をかなり傾けなければならず、注ぎにくい、といった不便な点もある。
【0005】
そこで、この考案は、時間の経過に伴って氷が融けたときにも水を確実に保持 することができ、従来の冷酒用容器よりも多くの氷を収容して、日本酒やワイン を効率的に万遍なく冷やすことができ、使いやすい冷酒用容器を提供することを 課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するために、この考案は、内容器と、この内容器を収容する 外容器とから成り、前記内容器を、注ぎ口を有する上部開口部と細首部と胴部と により連続形成し、細首部と胴部との境目に、前記外容器の上部開口縁に係止さ れるフランジ部を設け、この内容器の胴部の高さを、前記外容器の高さよりも低 く設定し、この内容器を前記外容器に出し入れ自在に挿入する構成を採用したの である。
【0007】
以上のように構成された冷酒用容器は、内容器を外容器に収容すると、内容器 の胴部と細首部との境目に設けられたフランジ部が、外容器の上部開口縁に係止 され、内容器の底が外容器の底から浮き上がった状態で一体保持される。
【0008】 外容器の内部には氷を収容し、内容器の内部には日本酒やワインを収容して用 いられる。
【0009】 内容器の胴部の回りを、外容器の内部に収容された氷が取り囲んで、内容器の 胴部の内部に収容された日本酒やワインを冷やす。
【0010】 時間の経過に伴い、外容器の内部に収容された氷が融けて水になった場合も、 この水が外容器の内部に確実に保持される。
【0011】 内容器のみを外容器から取り出して、日本酒やワインが注がれる。
【0012】
この考案に係る冷酒用容器の一実施例について、図1に基づいて説明する。
【0013】 この冷酒用容器は、内容器1と、この内容器が収容される外容器2とから成る 。
【0014】 前記内容器1は、注ぎ口3を有する上部開口部1aと細首部1bと胴部1cと により連続形成され、細首部1bと胴部1cとの境目にはフランジ部4が設けら れている。
【0015】 前記外容器2は上面に開口を有し、その大きさは、この上面開口縁に前記内容 器1のフランジ部4の下面が係止される大きさに設定されている。
【0016】 前記内容器1を外容器2に収容すると、前記フランジ部4の下面が、外容器2 の上部開口縁に係止され、内容器1の底が外容器2の底から浮き上がった状態で 一体保持される(図1(b)参照)。
【0017】 この冷酒用容器は、内容器1の内部に日本酒やワインを収容し、外容器2の内 部に氷5を収容して用いられる。このようにすると、図1(b)に示すように、 内容器1の胴部1cの回りを、外容器2の内部に収容された氷5が取り囲んで、 内容器1の内部に収容された日本酒やワインを万遍なく冷やす。
【0018】 時間の経過に伴い、外容器2の内部に収容された氷5が融けて水になった場合 も、この水が外容器2の内部に確実に保持され、従来の冷酒用容器よりも多くの 氷5を入れることが可能になる。
【0019】 日本酒やワインを注ぐにあたっては、図1(a)に鎖線で示すように、内容器 1のみを外容器2から取り出すことができる。
【0020】
以上のように、この冷酒用容器は、日本酒やワインを収容する内容器を、氷を 収容した外容器に収容する構成としたことから、時間の経過に伴って氷が融けた ときも、水を確実に外容器の内部に保持することができ、従来の冷酒用容器より も多くの氷を外容器の内部に収容することができる。
【0021】 また、日本酒やワインが収容された内容器の胴部の周囲を、外容器に収容した 氷で取り囲むことができるので、日本酒やワインを効率的に万遍なく冷やすこと ができる。
【0022】 さらに、日本酒やワインを注ぐにあたっては、内容器のみを取り出すことがで きるので、持ちやすく、注ぎやすいという利点がある。
【図1】(a)実施例の斜視図 (b)同上の一部切欠縦断側面図
【図2】従来例の縦断側面図
1 内容器 1a 上部開口部 1b 細首部 1c 胴部 2 外容器 3 注ぎ口 4 フランジ部 5、23 氷 21 胴部 22 凹所
Claims (1)
- 【請求項1】 内容器と、この内容器を収容する外容器
とから成り、前記内容器を、注ぎ口を有する上部開口部
と細首部と胴部とにより連続形成し、細首部と胴部との
境目に、前記外容器の上部開口縁に係止されるフランジ
部を設け、この内容器の胴部の高さを、前記外容器の高
さよりも低く設定し、この内容器を前記外容器に出し入
れ自在に挿入した冷酒用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6928293U JPH0736842U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 冷酒用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6928293U JPH0736842U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 冷酒用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736842U true JPH0736842U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=13398121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6928293U Pending JPH0736842U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 冷酒用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736842U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101218500B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2013-01-03 | 최원철 | 혼합주 제조기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0617641B2 (ja) * | 1990-02-14 | 1994-03-09 | 株式会社エフアイテイ | 空気式回転要素 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP6928293U patent/JPH0736842U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0617641B2 (ja) * | 1990-02-14 | 1994-03-09 | 株式会社エフアイテイ | 空気式回転要素 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101218500B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2013-01-03 | 최원철 | 혼합주 제조기 |
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