JP3002383U - 液体収納容器 - Google Patents
液体収納容器Info
- Publication number
- JP3002383U JP3002383U JP1994004089U JP408994U JP3002383U JP 3002383 U JP3002383 U JP 3002383U JP 1994004089 U JP1994004089 U JP 1994004089U JP 408994 U JP408994 U JP 408994U JP 3002383 U JP3002383 U JP 3002383U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- container
- opening
- liquid storage
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取扱いが容易で廃棄処分も簡単となる量産化
に適する液体収納容器を提供する。 【構成】 容器本体1の上部1aに開口部2が一体成形
され、この開口部2に施蓋される蓋体3を備えるととも
に容器本体1の上部1aには把手5を設け、前記容器本
体1の周壁が容易に屈曲し得る程度に薄肉に形成されて
なる。
に適する液体収納容器を提供する。 【構成】 容器本体1の上部1aに開口部2が一体成形
され、この開口部2に施蓋される蓋体3を備えるととも
に容器本体1の上部1aには把手5を設け、前記容器本
体1の周壁が容易に屈曲し得る程度に薄肉に形成されて
なる。
Description
【0001】
本考案は、液体状の飲食品等を収納する液体収納容器に関するものである。
【0002】
液体収納容器は、収納する液体の種類に応じたものが各種使用されているが、 主として業務用の醤油やコーヒー等を収納する場合、18リットル入のプラスチ ック製容器が一般に用いられている。 この液体収納容器は、図4に示すように、略角形に形成した容器本体11の上 部11aに液体出し入れ用の開口部12を設け、この開口部12に施蓋する蓋体 13を備えている。この容器本体11は、側壁11bの厚みtが約1mm程度に 形成されており、食品工場等の製造所から飲食店まで搬送する際に破れて内容液 が漏れる問題を防止するため、通常、厚手のダンボール箱に収容されるようにな っている。
【0003】
ところで、この種の液体収納容器は、容器本体11が単なる角形で各面が偏平 となっているために滑って把持しにくく、ダンボール箱から取り出したり、使用 に際して他の容器に注ぐとき等に困難が伴っていた。 また、前記開口部12の基端側12aと容器本体11の立側壁11bとの連続 部分である縁部11cが略直角となっていることから、容器本体11を逆さにし て注ぎ出すとき、前記縁部11cの内側壁11dに内溶液が溜まって全てを排出 できず、内溶液が残ったまま廃棄されることから不経済な問題があった。 さらに、この種の液体収納容器は、使用後に容器本体11を廃棄処分されるが 、側壁11b全体の厚さが厚いため、小さくし難くく廃棄のために費用がかかる などの問題があった。 本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、取扱いが容易で廃棄処分も簡単 となる液体収納容器を提供することを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案は、容器本体の上部に開口部が形成され、こ の開口部に施蓋される蓋体を備えた液体収納容器において、前期容器本体と開口 部とが、ブロー成形により一体成形されるとともに、前記容器本体の周壁及び底 壁が、容易に屈曲し得る程度薄肉で全体が均一に形成され、前記容器本体の上部 には把手を形成したことを特徴とする液体収納容器である。 そして上記構成において、容器本体は厚みを0.6〜0.8mmとするのが好 適である。
【0005】
この考案は、容器本体の上部に開口部が形成され、この開口部に施蓋される蓋 体を備えた液体収納容器において、前記容器本体の周壁及び底壁を容易に屈曲し 得る程度薄肉で全体が均一に形成したことにより廃棄処分に適するとともに、容 器本体の上部に把手が設けられていことにより、この把手を把持して持ち運んだ り内容液を排出することができ、使用に際して扱い易いものである。 しかも、容器本体の開口部がブロー成形によって一体成形されるので、量産に 適し、安価に提供することができるものである。
【0006】
以下、本考案の一実施例について、図を参照しながら説明する。 図1は、本実施例に係る液体収納容器の側面図、図2は、同液体収納容器の平 面図である。 この液体収納容器は、主として業務用の醤油やコーヒー等の飲食用品を収納す る4〜18リットル容器として用いられ、食品工場等で内溶液が充填された後、 図示しない厚手のダンボール箱に収容されて飲食店まで搬送され、そのまま使用 されるようになっている。
【0007】 前記容器本体1は、ブロー成形により製作されるプラスチックブロー容器であ って、縦横の幅がともに238mm、高さが400mmで、HDPEやLDPE 等により縦長の略角形に形成されている。 この容器本体1は、上部1a側のコーナ1bに口径53mmの開口部2が一体 成形されており、この開口部2の外周にはネジが設けられていて、プラスチック 製の蓋体2が螺合されることにより施蓋される。また、前記コーナ1bの対角線 上となるコーナ1cに隆起部4を形成し、この隆起部4と開口部2の基端側2a との間に把手5を一体形成している。
【0008】 この容器本体1は、強度に問題が生じない程度で容易に屈曲し得る程度に薄肉 に形成している。実施例では厚みtを0.7mm程度に薄くしている。そして、 前記上半部1d側の側壁1fから縁部1gを含み開口部2の基端側2aに至る連 続部分を外方彎曲状とし、図3に示すように、前記コーナ1b側の縁部1gに丸 みを生じさせている。
【0009】 以上のように、上記液体収納容器は、容器本体1の側壁1fの厚みが薄肉とな っているので、容器本体1を廃棄処分する場合は、全体を小さく屈曲したりすり ことにより、全体を小形状にできる。 また、前記開口部2の基端側2aからコーナ1b側の縁部1gを介し側壁1f に至る内側壁1hが彎曲状となっているので、内溶液を排出する際に容器本体1 を逆さにしたとき、内溶液が縁部1g等で滞留することなく開口部2側に流動す る。よって、容器本体内で残留することなく開口部2から排出される。
【0010】 さらに、容器本体1の上部1aに把手5を設けているので、この把手5を把持 することにより、ダンボール箱への出し入れや持ち運びを容易にできるうえ、前 述のような内容液の排出作業時に滑るといった問題がなくなる。 なお、上記液体収納容器は、醤油やコーヒー等の飲食用品の他に工業薬品、洗 剤、農薬および現像液等も収納可能である。
【0011】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の液体収納容器は、容器本体の周壁の厚みを容易 に屈曲し得る程度に薄肉としたので廃棄処分に適し、廃棄に要する費用を安くで きるとともに、容器本体の上部に把手が設けられていことにより、この把手を把 持して持ち運んだり内容液を排出することができ、使用に際して扱い易いもので 、少量になっても最後まで利用できるものである。 しかも、容器本体の開口部をブロー成形によって容器本体と一体成形している ので、量産に適し、容器を安価に提供できるものである。
【図1】本考案に係る液体収納容器の一実施例を一部断
面で示す側面図である。
面で示す側面図である。
【図2】同液体収納容器の平面図である。
【図3】同液体収納容器の上部側の斜視図である。
【図4】従来の液体収納容器を一部断面で示す側面図で
ある。
ある。
1 容器本体 1a 上部 2 開口部 3 蓋体 5 把手
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体の上部に開口部が形成され、こ
の開口部に施蓋される蓋体を備えた液体収納容器におい
て、 前期容器本体と開口部とが、ブロー成形により一体成形
されるとともに、 前記容器本体の側壁及び底壁が、容易に屈曲し得る程度
薄肉で全体が均一に形成され、 前記容器本体の上部には把手を形成したことを特徴とす
る液体収納容器。 - 【請求項2】 容器本体の側壁および底壁の厚みを0.
6〜0.8mmとしたことを特徴とする請求項1項記載
の液体収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004089U JP3002383U (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 液体収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004089U JP3002383U (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 液体収納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002383U true JP3002383U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=43138349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994004089U Expired - Lifetime JP3002383U (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 液体収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002383U (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP1994004089U patent/JP3002383U/ja not_active Expired - Lifetime
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