JP3037619U - 果実酒用広口容器 - Google Patents

果実酒用広口容器

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JP3037619U
JP3037619U JP1996009687U JP968796U JP3037619U JP 3037619 U JP3037619 U JP 3037619U JP 1996009687 U JP1996009687 U JP 1996009687U JP 968796 U JP968796 U JP 968796U JP 3037619 U JP3037619 U JP 3037619U
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container
wide
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fruit
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JP1996009687U
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繁章 森
博史 北原
泰寛 中村
一郎 時任
Original Assignee
繁章 森
博史 北原
泰寛 中村
一郎 時任
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取扱いが容易であり、また、別の容器に容易
に注ぐことができる果実酒用広口容器を提供すること。 【構成】 合成樹脂製の容器本体1と、この容器本体1
の側面に取り付けられた把手2と、容器本体1の開口を
覆う蓋体3とから構成されており、容器本体は、底部が
閉塞され、上部に広口開口部を有し、胴部が円筒状とな
っており、蓋体3には、注ぎ口部15が取り付けられて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、梅酒等の果実酒を製造して貯蔵するための果実酒用広口容器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、果実酒、たとえば、梅酒を家庭で製造する場合には、ガラス製の広 口びんの中に焼酎、角砂糖、青梅等を所定量入れて蓋をし、所定期間だけ静暗所 に静置する。そして、出来上がった梅酒を飲用する場合には、広口びんの蓋を開 けて、柄杓を使用して、或いは、広口ガラスびん自体を傾けて、広口ガラスびん の梅酒を別の容器或いはコップに移している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の広口びんには以下のような問題がある。
【0004】 (1)広口びんはガラス製であるので割れやすく、取扱いに注意を要する。ま た、広口びん自体の重量がかなりあるので、取扱いが不便である。
【0005】 (2)広口びん内の果実酒を別の容器に注ぐときには、広口びんを手で持って 傾ける必要がある。このとき、広口びん内には、果実酒、果実、砂糖等が入って いるために、広口びんの重量がかなり重くなっており、広口びんを持ち上げる作 業が行いにくい。また、広口びんはガラス製であるの表面が滑り易く、誤って取 り落とす恐れがある。
【0006】 (3)広口びん内の果実酒を別の容器に注ぐときには、大きな蓋を開けて、広 口びんの直径の大きな口から、比較的小さな直径を有する別のように移さなけれ ばならないので、注ぐ作業を注意深く行なわなければならず、また、作業を注意 深く行なったとしても、果実酒が容器の外にこぼれるのを防ぐことは困難である 。
【0007】 また、果実酒の移し替えを不要とするために、ガラス製の細口ボトル状の容器 を上下に分割可能とした構造を有する果実酒用容器が実開平6−14029号公 報に記載されているが、同公報に記載の果実酒用容器は、ガラス製であるので取 扱いに注意を要するとともに、食卓の上に置いて使用するものであるので、収容 容量が少ないという問題がある。
【0008】 そこで本考案は、取扱いが容易であり、また、別の容器に容易に注ぐことがで きる果実酒用広口容器を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、合成樹脂製の容器本体と、この容器本体の側面に取り付けられた把 手と、容器本体の開口を覆う蓋体とから構成されており、前記容器本体は、底部 が閉塞され、上部に広口開口部を有し、胴部が円筒状となっており、前記蓋体に は、注ぎ口部が取り付けられていることを特徴とする。
【0010】 また本考案は、合成樹脂製の容器本体と、この容器本体の側面に取り付けられ た把手と、容器本体の開口を覆う蓋体とから構成されており、前記容器本体は、 底部が閉塞され、上部に広口開口部を有し、胴部が円筒状となっており、前記胴 部の上部には、注ぎ口部が取り付けられていることを特徴とする。
【0011】 また本考案は、前記合成樹脂がPETであることを特徴とする。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の果実酒用広口容器の第1の実施例を示す側面図である。図2 は、図1に示す果実酒用広口容器の縦断面図である。
【0013】 果実酒用広口容器は、合成樹脂製の容器本体1と、容器本体1の側面に取り付 けられた合成樹脂製の把手2と、容器本体1の開口を覆う合成樹脂製の蓋体3と から構成されている。容器本体1は、底部4が閉塞され、上部に広口開口部5を 有し、胴部6が円筒状となっており、透明なPET樹脂で一体に形成されている 。胴部6には、把手2を係合するための凹部7が形成されており、この凹部7の 上下端に形成された係合溝8,9に、把手2の上下端に形成された係合突起10 ,11を係合することにより、容器本体1に対して把手2が取り付けられる。ま た、広口開口部5の外周に雄ねじ12が形成されている。蓋体3は、天板部12 と環状部13とから構成され、環状部13の内周面には広口開口部5の雄ねじ1 2に螺合する雌ねじ14が形成されている。また、環状部13には注ぎ口部15 が取り付けられている。この注ぎ口部15は、蓋体3の内部に連通、外周に雄ね じが形成された筒状体16と、この筒状体16の雄ねじに螺合する雌ねじを有す る注ぎ口蓋体17とから構成されている。
【0014】 次に、上述した果実酒用広口容器の使用態様について説明する。
【0015】 果実酒を製造する場合には、果実酒用広口容器の蓋体3を開けて、容器本体1 の中に果実酒の材料、たとえば、焼酎、角砂糖、果実等を所定量入れて蓋体3を 締め、所定期間だけ静暗所に静置する。ここで、本実施例においては、容器本体 1が合成樹脂から形成されているので、保管の際に他の物品とぶつかったり、多 少手荒く扱っても容器本体1が破損することはない。また、合成樹脂の材料がP ETであるので、焼酎のアルコールや果実の酸に侵されることがない。
【0016】 また、このとき、果実を合成樹脂製のネットの中にいれて、蓋体3から吊るす ようにしてもよい。
【0017】 次に、出来上がった果実酒を飲用する場合には、注ぎ口蓋体17のみを開けて 、把手2を手で持って果実酒用広口容器を持ち上げ、注ぎ口部15の筒状体16 から別の容器に果実酒を注ぐ。ここで、本実施例においては、把手2を持って果 実酒用広口容器の重量を支えることができるので、果実酒用広口容器を容易に持 ち上げることができる。また、直径が小さい注ぎ口部15から別の容器に注ぐこ とができるので果実酒をこぼすことなく容易に注ぐことができる。また更に、蓋 体3全体を開ける必要がなく、取扱いが容易である。
【0018】 またこのとき、注ぎ口部15にフィルタ18を設けて、果実のカス等を濾過す るようにしてもよい。
【0019】 図3は、本考案の果実酒用広口容器の第2の実施例を示す側面図である。なお 、図1に示す第1の実施例と対応する部材には同一符号を付している。
【0020】 第2の実施例においては、注ぎ口部15が蓋体3にではなく、容器本体1の胴 部6に取り付けられている点が第1の実施例とは異なっている。第2の実施例に おいても第1の実施例と同様な効果が得られるのは明らかであるので、詳細な説 明は省略する。
【0021】 なお、上述の実施例においては、容器本体の上端外周に蓋体をねじ込むように したが、容器本体の上端内周にねじを切って蓋体を内側からねじ込むようにして もよい。また、蓋体を容器本体にねじ込むのではなく、蓋体を柔軟性に富んだ樹 脂で形成し、蓋体の弾性変形を利用して容器本体にはめ込むこともできる。この 場合には、蓋体の形状は円形に限定されず、矩形、或いは、多角形とすることが できる。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば以下の効果を奏する。
【0023】 (1)合成樹脂製であるので、割れ難く軽いので取扱いが容易である。
【0024】 (2)直径が小さい注ぎ口部から別の容器に注ぐことができるので果実酒をこ ぼすことなく容易に注ぐことができる。
【0025】 (3)果実酒を注ぐときに蓋体全体を開ける必要がないので取扱いが容易であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の果実酒用広口容器の第1の実施例を
示す側面図である。
【図2】 図1に示す果実酒用広口容器の縦断面図であ
る。
【図3】 本考案の果実酒用広口容器の第2の実施例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1…容器本体、2…把手、3…蓋体、4…底部、5…広
口開口部、6…胴部、7…凹部、8,9…係合溝、1
0,11…係合突起、12…雄ねじ、13…環状部、1
4…雌ねじ、15…注ぎ口部、16…筒状体、17…注
ぎ口蓋体、18…フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森 繁章 佐賀県小城郡牛津町大字牛津669番地55 (72)考案者 北原 博史 佐賀県佐賀市鍋島2丁目6番10−703号 (72)考案者 中村 泰寛 福岡市西区福重4丁目16番1−401号 (72)考案者 時任 一郎 福岡県粕屋郡新宮町大字湊236−105

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の容器本体と、この容器本体
    の側面に取り付けられた把手と、容器本体の開口を覆う
    蓋体とから構成されており、前記容器本体は、底部が閉
    塞され、上部に広口開口部を有し、胴部が円筒状となっ
    ており、前記蓋体には、注ぎ口部が取り付けられている
    ことを特徴とする果実酒用広口容器。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の容器本体と、この容器本体
    の側面に取り付けられた把手と、容器本体の開口を覆う
    蓋体とから構成されており、前記容器本体は、底部が閉
    塞され、上部に広口開口部を有し、胴部が円筒状となっ
    ており、前記胴部の上部には、注ぎ口部が取り付けられ
    ていることを特徴とする果実酒用広口容器。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂がPETであることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の果実酒用広口容
    器。
JP1996009687U 1996-09-26 1996-09-26 果実酒用広口容器 Expired - Lifetime JP3037619U (ja)

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