JPS5835074Y2 - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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Publication number
JPS5835074Y2
JPS5835074Y2 JP17213179U JP17213179U JPS5835074Y2 JP S5835074 Y2 JPS5835074 Y2 JP S5835074Y2 JP 17213179 U JP17213179 U JP 17213179U JP 17213179 U JP17213179 U JP 17213179U JP S5835074 Y2 JPS5835074 Y2 JP S5835074Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
container
spout
water bottle
outer container
Prior art date
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Expired
Application number
JP17213179U
Other languages
English (en)
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JPS5687833U (ja
Inventor
正秋 松川
照男 竹田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP17213179U priority Critical patent/JPS5835074Y2/ja
Publication of JPS5687833U publication Critical patent/JPS5687833U/ja
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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、携帯用水筒などの液体容器に関するもので
ある。
水筒は、近時車での外出が多くなり、目的地で車から離
れて歩く場合だけ携行すれば良い等の、使用条件の変化
によって、容量の大きな大形のものが望まれるようにな
っている。
しかるに、実開昭51−148765号公報に開示され
ているような従来の水筒では、第1図に示されているよ
うに、水筒Aの上端面に注出口部Bと携行用把手Cが並
設されている。
把手Cは注出口部Bとの並故によって、水筒Aの重心G
に対し距離11片寄って位置し、把手Cによって水筒A
を携行する場合、水筒Aがモーメント11×Wによって
大きく傾き、携行し難い。
また、内容液を注出する場合、前記注出口部が水筒Aへ
垂直の向きに突設されているために、水筒Aを大きく傾
けなければならない不便があるほか、内容液がほぼ満杯
入っている場合でも第2図の如<45°近く傾けなけれ
ばならず、それだけで把手Cは重心Gに対して前記第1
図の携行状態とは反対側へ12片寄って位置し、把手C
の中央部を把持したとすれば、モーメント12×Wによ
って復元力が水筒Aに生じ、その復元力に抗して水筒A
を傾けていなくてはならないから、注出作業が困難であ
る。
そして把手Cは水筒Aの重心Gから外れているために、
把手Cの重心G側端部を把持するにしても、前記モーメ
ントl 2XWはゼロにならないうえ、把手Cの端部を
把持することはその形状上無理があり疲労が増す。
携行状態での不都合は仮想線の如くワイドにすればよい
が、第2図注出状態では把手Cが重心G′からさらに外
れて一層問題であるし、ワイドタイプでは屑に掛けて携
行する場合ふらついて適さない。
この考案は、外容器により包囲される内容器上端前部に
、斜め前方上向きの注出口を設けると共に、外容器には
上端中央部から後方側部へ延びる把手を設けて、前記従
来の欠点を解消し得る液体容器を提供することを目的と
するものである。
この考案の液体容器を携帯用水筒に適用した第3図に示
される実施例について説明すれば、1は内容器で、幅狭
の合成樹脂製ブロー成形品とされ、上端前部に斜め前方
上向きの注出口部2が突設されている。
内容器1は、その前記注出口部2を除く外面を断熱材3
により被覆され、断熱材3の外側を合成樹脂製外容器4
により包囲している。
外容器4は、中央部を垂直平面で分割された2分割体で
、複数のビス5により合着され、断熱材3も同様に2分
割体としである。
内容器1上端の注出口部2の後方隅角部に凹曲状切除部
6を形成し、鉄部6を覆う外容器4の同様な凹曲状部7
には、外容器4の後方側部に沿って立ち上がると共に、
外容器4の上端面へ滑らかに沿うべく直角に屈曲した鉤
形把手8を設け、該把手8の水平部分を水筒携行用把持
部8a、また垂直部分を注水用把持部8bとしている。
なお、前記注出口部2は、内容器1に突設された注出口
筒9の開口部外周へ栓蓋10を螺着11シ、該栓蓋10
の前方へ片寄った位置に水切りガイド12 aを持つ注
出孔12を開設すると共に、該注出孔12へ栓体13を
螺着14シて形成されている。
15は密閉用のバッキング、13aは栓体13の注水窓
である。
また、16はコツプ兼用中蓋、17はコツプ兼用外蓋で
あって、何れも、外容器4の前記注出口筒9基部を囲繞
する筒口部4a外周へ2段に螺着18,19されている
前記のような構成では、注出口部2が斜めに設けられて
いるから、注出口部2が液面高さまで降下して内容液の
注出を可能にする水筒の傾き角θが約35°と小さくな
ると共に、このような小さい傾き角θでも注出口部2を
注出操作に十分な前部側へ迫り出すことができるし、こ
の注出口部2に近接した位置に把手8の一端部を配置さ
せても、注出口部2の構成や組立て、あるいは蓋16.
17の着脱、および栓体13の操作等に不便がないから
、把手8を上端中央部へ配置させるのに水筒の前後方向
寸法をさほど長くとる必要がなく、幅狭形状と相俟って
携行に便である。
また、注出時に水筒が傾けられても、把手8の水筒側部
に位置する注水用把持部8bが水筒の重心上に位置する
ため、該把持部8bを把持して水筒を傾き状態に容易に
安定させ得る。
なお、8a′で示されるように、把手8の携行用把持部
を上方へ突出させれば、水筒の把持部に対する重心位置
が下がるため、携行時の水筒の傾きやふらつきをさらに
抑制できる。
20は肩掛はバンド(図示せず)を取付ける耳片であっ
て、水筒をショルダータイプに携行可能にする。
この場合も水筒がワイド化されないことによって、安定
して携行できる。
第4図は、外容器4を上、下半部4 a 、4 bに分
割して嵌着結合21シたものであり、把手8は、外容器
4の後方隅角部に形成された凸曲状部22へ、前記実施
例のような把手8を設け、凸曲状部22とすることによ
って、把持のさいの手差し空間を確保するための水筒切
除容積をやや少なくすると共に、水筒全体の形状を丸味
のあるものとしである。
なお携行用把持部8aは上方へ突出させられている。
また、一方の耳片20は把手8の注水用把持部8b側面
に形成されている。
第5図に示される実施例は、注出口部2を水筒の前方隅
角部にまで片寄らせて、充分な傾きを与え、さらに小さ
な傾きで注出できるようにすると共に、把手8を水筒上
端の中央部へ充分余裕をもって位置させて、携行時にお
ける水筒の傾きを確実に防止し、安定して容易に携行で
きるようにしである。
また、把手8は、外容器4の上端中央部から後方側部の
下端まで延長して、注水用把持部8bを長く形威し、注
出時における水筒の色々な傾き状態に対応して把持位置
を変え、常に水筒を所要の傾き姿勢へ容易に安定させら
れるようにしである。
なお、注水用把持部8bは、携行用把持部8aとの連続
部に傾斜部8b’を持ち、両部8a、8b境界部での把
持を容易にしている。
また、傾斜部8b’と外容器4との間に補強用ブリッジ
23が一体成形され、耳片20は、傾斜部8b’の外側
面と、外容器4上端の注出口部2近くに設けて、肩掛は
状態での携行における水筒の安定を計っている。
第6図は、水筒上半部をドーム形とし、外容器4の表面
へ、同外容器4の上端中央から後方側部下端に至る前記
第5図のもの同様に長い把手8をその全体が突出するよ
うに形成してあり、把手8は外容器4に沿った滑らかな
形状であって、把持位置の移動がどの部分に対しても難
なく行える。
第7図のものは、外容器4の上端後方隅角部に形成され
た2段屈曲部24の部分に把手8を形成しており、外容
器4上端前方隅角部に突設された注出口部2をさらに大
きく傾けである。
耳片は設けられていないが、必要に応じて適当な個所へ
設けることができる。
中蓋16は螺着していない。この考案によれば、外容器
で包囲された内容器の注出口部を斜め前方上向きに突出
するものであるから、小さな傾きで注出可能なうえ、外
容器に設けられる把手を同外容器上端から後方側部へ延
長形成していて、液体容器を傾けたときの重心上に位置
する前記把手の部分を把持することができ、液体容器を
所要領き状態へ容易に安定させ得るため、注出作業に便
利である。
また、前記注出口部の傾きによって液体容器の前後方向
寸法を長くすることなく、把手をその前端部が液体容器
上端の中央部にまで及ぶように注出口部側へ充分近接さ
せて配置することができるから、把手を持って液体容器
を携行する場合でも、液体容器は安定し、幅狭形状と相
俟って容易に把持携行できる。
さらに、構造は少しも複雑化することがなく、コスト上
昇の原因ともならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来水筒の携行状態を示す正面図、第2図は従
来水筒の注出状態を示す正面図、第3図はこの考案の一
実施例を示す一部を切欠いて見た正面図、第4図、第5
図、第6図はそれぞれ別の実施例を示す正面図、第7図
は今1つの実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・内容器、2・・・・・・注出口部、9・
・・・・・注出口筒、10・・・・・・栓蓋、12・・
・・・・注出孔、3・・・・・・断熱材、4・・・・・
・外容器、8・・・・・・把手、8a・・・・・・携行
用把持部、8b・・・・・・注水用把持部、20・・・
・・・耳片。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)幅狭内容器の上端前方に斜め前方上向きの注出口
    部を形成し、該内容器の前記注出口部を除いた外面を包
    囲する外容器に、該外容器の上端中央部から後方側部へ
    延びる把手を形威し、該把手が携行用把持部と注水用把
    持部とを連続的に備えるべくしたことを特徴とする液体
    容器。
  2. (2)内容器は合成樹脂製ブロー戊形体よりなり、注出
    口部が内容器に一体成形した注出口筒へ栓体を着脱可能
    に装着して形成され、外容器は合成樹脂製2分割体を結
    合したもので、前記把手が一体成形されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の液体容器。
  3. (3)外容器は、肩掛はバンド取付は用耳片を一体成形
    されている実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の液体容器。
JP17213179U 1979-12-11 1979-12-11 液体容器 Expired JPS5835074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213179U JPS5835074Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213179U JPS5835074Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5687833U JPS5687833U (ja) 1981-07-14
JPS5835074Y2 true JPS5835074Y2 (ja) 1983-08-06

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ID=29682945

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17213179U Expired JPS5835074Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11 液体容器

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JPS58157431U (ja) * 1982-04-16 1983-10-20 タイガー魔法瓶株式会社 液体保温容器

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JPS5687833U (ja) 1981-07-14

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