JP2002284176A - 合成樹脂製容器 - Google Patents

合成樹脂製容器

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JP2002284176A
JP2002284176A JP2001090235A JP2001090235A JP2002284176A JP 2002284176 A JP2002284176 A JP 2002284176A JP 2001090235 A JP2001090235 A JP 2001090235A JP 2001090235 A JP2001090235 A JP 2001090235A JP 2002284176 A JP2002284176 A JP 2002284176A
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JP
Japan
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container
main body
container body
synthetic resin
hand
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Application number
JP2001090235A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sasaki
正昭 佐々木
Takao Iizuka
高雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体の後方に握り部分を有する合成樹脂
製容器を両手で持てるようにすることにより、内容物を
注ぎ易い容器を提供する。 【解決手段】 ボトル容器1は、内容物を収容する容器
本体2と、この容器本体2の後方付近にて、その容器本
体2の両側面を窪ませて形成したグリップ部3を有す
る。容器本体2の前方には、この容器本体2を傾ける際
に手を添えるための凹部6が設けられている。これによ
り、グリップ部3を片手で保持する一方、反対の手を凹
部6に添えることにより、容器本体2を両手で持つこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体の後方付
近に握り部分をする合成樹脂製容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製容器は、一般的に、容器の持
ち運びや内容物の排出を容易に行うため、容器本体の後
方付近に把手やピンチグリップなどの握り部分を設ける
ことが一般的である。
【0003】図5は、把手を有するボトル容器を示す側
面図である。ボトル容器20は、図示せぬスクリューキ
ャップを備え、容器本体21の後方付近の一部が開口し
てなる把手22を有する。使用者は把手22を片手で保
持して、ボトル容器20を持ち運んだり、容器本体21
を傾けて容器の口部21aから内容物を排出する。
【0004】図6(a),(b),(c)はそれぞれ、
ピンチグリップを有するボトル容器を示す側面図、その
正面図および背面図である。ボトル容器30は、図示せ
ぬスクリューキャップを備え、容器本体31の後方付近
にて、その容器本体31の両側面を窪ませて形成したグ
リップ部32を有する。使用者はグリップ部32を片手
で保持して、ボトル容器30を持ち運んだり、容器本体
31を傾けて容器の口部31aから内容物を排出する。
【0005】しかしながら、これらの容器は、片手操作
によって容器を傾けることにより、容器内から内容物を
排出しなければならないため、例えば、焼酎やウイスキ
ーなどを内容物とする大型の容器にあっては、容器の容
量が大きくなる程、片手では持ちにくくなるという不都
合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決すべき課
題は、容器本体の後方に握り部分を有する合成樹脂製容
器を両手で持てるようにすることにより、内容物を注ぎ
易い合成樹脂製容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のため、第1発
明に係る合成樹脂製容器は、容器本体の後方に握り部分
を有する合成樹脂製容器であって、容器本体の前方に、
この容器本体を傾ける際に手を添えるための凹部を設け
たことを特徴とするものである。
【0008】第2発明に係る合成樹脂製容器は、上記第
1発明において、前記凹部を、握り部分よりも容器の底
部に近い位置に設けることが好ましい。
【0009】第3発明に係る合成樹脂製容器は、上記第
1または第2発明において、前記凹部は、容器本体の表
面と滑らかにつながる曲面形状であって、該容器本体の
周方向に沿って形成した楕円形であることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をよ
り具体的に説明する。
【0011】図1(a),(b),(c)はそれぞれ、
本発明に従う合成樹脂製容器の第1の実施形態を示す側
面図、その正面図および背面図であり、図2は、図1
(b)のA−A断面図である。
【0012】ボトル容器1は、図示せぬスクリューキャ
ップを備え、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹
脂からなる容量1.8(リットル)の大型容器であっ
て、内容物を収容する容器本体2と、この容器本体2の
後方付近にて、その容器本体2の両側面を窪ませて形成
したグリップ部3を有し、このグリップ部3は、容器本
体2を補強するために容器本体2の円周方向に沿って形
成された環状の補強用凹リブ4,5間の領域に位置す
る。
【0013】容器本体2の前方には、この容器本体2を
傾ける際に手を添えるための凹部6が設けられている。
これにより、容器本体2を傾けて容器の口部2aから内
容物を排出する際には、図3に示す如く、グリップ部3
を片手で保持する一方、反対の手を凹部6に添えること
ができる。
【0014】従って、ボトル容器1によれば、容器本体
2を両手で持つことができるため、容器の口部2aから
内容物を注ぎやすくなる。しかも、容器本体2に設けた
窪みである凹部6に手を添えることにより、容器本体2
に手が入れやすくなるため、容器本体2を傾けた状態で
の安定性も向上する。
【0015】ところで、手を添えるための凹部6は、基
本的に、容器本体2の前方に設けてあればよいが、本実
施形態の図1に示す如く、グリップ部3よりも容器の底
部2eに近い位置に設けることが好ましい。この場合、
添え手によって常に容器本体2の重心付近を押えた状態
で容器本体2を傾けることができるから、内容物をより
一層注ぎやすくなる。
【0016】さらに凹部6は、図1(a),(b)およ
び図2の如く、容器本体2の表面と滑らかにつながる曲
面形状であって、この容器本体2の周方向に沿って形成
した楕円形であることが好ましい。この場合、添え手が
凹部6にフィットするため、容器本体2を傾けた状態で
の安定性が一層向上し、添え手に不快感を与えないやさ
しい手触りになる。
【0017】図4は、本発明の第2の実施形態を示す側
面図である。
【0018】ボトル容器10は、図示せぬスクリューキ
ャップを備え、PET(ポリエチレンテレフタレート)
樹脂からなる容量1.8(リットル)の大型容器であっ
て、内容物を収容する容器本体11と、容器本体11の
後方付近の一部が開口してなる把手12を有する。把手
12は、容器本体11の後方上半部に位置しており、予
め成形した把手をボトル成形後に嵌合、または、ブロー
型に挿入・成形するインサート成形等の方法によって取
り付けられている。
【0019】容器本体11の前方には、この容器本体1
1を傾ける際に手を添えるための凹部13が設けられて
いる。これにより、容器本体11を傾けて容器の口部1
1aから内容物を排出する際には、把手12を片手で保
持する一方、反対の手を凹部13に添えることができ
る。
【0020】従って、ボトル容器10によれば、第1実
施形態と同様、容器本体11を両手で持つことができる
ため、容器の口部11aから内容物を注ぎやすくなる。
しかも、容器本体11に設けた窪みである凹部13に手
を添えることにより、容器本体11に手が入れやすくな
るため、容器本体11を傾けた状態での安定性も向上す
る。
【0021】ところで、手を添えるための凹部13は、
基本的に、容器本体11の前方に設けてあればよいが、
本実施形態の図4に示す如く、把手部12よりも容器の
底部11eに近い位置に設けることが好ましい。この場
合、添え手によって常に容器本体11の重心付近を押え
た状態で容器本体11を傾けることができるから、内容
物をより一層注ぎやすくなる。
【0022】さらに凹部13は、第1実施形態と同様、
容器本体11の表面と滑らかにつながる曲面形状であっ
て、この容器本体11の周方向に沿って形成した楕円形
であることが好ましい。この場合、添え手が凹部13に
フィットするため、容器本体11を傾けた状態での安定
性が一層向上し、添え手に不快感を与えないやさしい手
触りになる。
【0023】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。例えば、容器
のサイズは、1.8(リットル)容量の容器に限らず、
1.8(リットル)容量以上の容器は勿論のこと、1
(リットル)や500(ミリリットル)容量の容器など
であってもよい。
【0024】
【発明の効果】従って、第1発明によれば、握り部分を
片手で保持する一方、反対の手を凹部に添えて、容器本
体を両手で持つことができるため、容器内の内容物を注
ぎやすくなる。しかも、容器本体に設けた凹部に手を添
えることにより、容器本体に手が入れやすくなるため、
容器本体を傾けた状態での安定性も向上する。
【0025】また第2発明によれば、握り部分よりも容
器の底部に近い位置に設けることにより、添え手によっ
て常に容器本体の重心付近を押えた状態で容器本体を傾
けることができるから、内容物をより一層注ぎやすくな
る。
【0026】さらに第3発明によれば、容器本体に設け
た凹部が該容器本体の表面と滑らかにつながる曲面形状
であって、この容器本体の周方向に沿って形成した楕円
形であるから、添え手が凹部にフィットするため、容器
本体を傾けた状態での安定性が一層向上し、添え手に不
快感を与えないやさしい手触りになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a),(b),(c)はそれぞれ、本発明
に従う合成樹脂製容器の第1の実施形態を示す側面図、
その正面図および背面図である。
【図2】 図1(b)のA−A断面図である。
【図3】 上記実施形態の注ぎ状態を示す斜視図であ
る。
【図4】 本発明の第2の実施形態を示す側面図であ
る。
【図5】 把手を有するボトル容器を示す側面図であ
る。
【図6】 (a),(b),(c)はそれぞれ、ピンチ
グリップを有するボトル容器を示す側面図、その正面図
および背面図である。
【符号の説明】
1 ボトル容器 2 容器本体 2a 口部 2e 底部 3 グリップ部 4,5 環状の補強用凹リブ 6 凹部 10 ボトル容器 11 容器本体 11a 口部 11e 底部 12 把手 13 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA02 BA18 DA03 DB01 DC03 DD01 DE20 FA03 3E062 AA09 AB01 AC02 HA03 HB02 HB07 HC06 KA04 KB17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の後方付近に握り部分を有する
    合成樹脂製容器であって、 前記容器本体の前方に、該容器本体を傾ける際に手を添
    えるための凹部を設けたことを特徴とする合成樹脂製容
    器。
  2. 【請求項2】 前記凹部を、前記握り部分よりも容器の
    底部に近い位置に設ける、請求項1に記載の合成樹脂製
    容器。
  3. 【請求項3】 前記凹部は、容器本体の表面と滑らかに
    つながる曲面形状であって、該容器本体の周方向に沿っ
    て形成した楕円形である、請求項1または2に記載の合
    成樹脂製容器。
JP2001090235A 2001-03-27 2001-03-27 合成樹脂製容器 Pending JP2002284176A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234637A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製ブロー容器
JP2013173541A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Mercian Corp 合成樹脂製液体容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234637A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製ブロー容器
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