JPH0736762Y2 - プリンタの開閉カバー装置 - Google Patents

プリンタの開閉カバー装置

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JPH0736762Y2
JPH0736762Y2 JP1989019378U JP1937889U JPH0736762Y2 JP H0736762 Y2 JPH0736762 Y2 JP H0736762Y2 JP 1989019378 U JP1989019378 U JP 1989019378U JP 1937889 U JP1937889 U JP 1937889U JP H0736762 Y2 JPH0736762 Y2 JP H0736762Y2
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JP
Japan
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cover
hook
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swing
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JP1989019378U
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JPH02111552U (ja
Inventor
任男 後藤
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリンタの開閉カバー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、此種のプリンタは、第5図に示すように紙送り機
構を内蔵した揺動カバー2が、本体4に回転自在に軸6
支され、揺動カバー2は、ばね8によって開放方向に付
勢されている。揺動カバー2を押し下げて、本体4の上
面を閉じると、ロック機構10により自動的に、揺動カバ
ー2が、本体4に錠止めされるように構成されている。
このロック機構10は、解除レバー12を、手操作で押動す
ることにより解除し得るように構成されている。前記揺
動カバー2は、本体4内にインクリボンをセットすると
きや、紙詰りなどの故障等を直すときに、全開される。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記した構成において、揺動カバー2のロック機構を解
除すると、揺動カバー2は、ばね8力により大きな揺動
範囲で全開方向に揺動する。揺動カバー2は、紙送り機
構が配設されているため、かなり大きな重量を有し、こ
の重い揺動カバー2がばね力によって大きく全開運動す
ると極めて危険であった。
本考案は、上記問題点を解決することを目的とするもの
である。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、印字用のヘッド34
を備えた本体14に、紙送り機構が配設された揺動カバー
36を揺動自在に枢支し、該揺動カバー36を前記本体14に
解除可能に錠止めし得るようにするとともに、前記揺動
カバー36に、該揺動カバー36を前記本体14の上部を開放
する方向に揺動させるのに充分な強さの付勢力を付与し
たプリンタにおいて、前記揺動カバー36の本体14に対す
る回転中心部に、カム62とこれに弾接するフック66とか
ら成る解除可能なロック機構を設け、前記カム62に、前
記揺動カバー36が全閉状態から全開角度よりせまい所定
角度上昇すると前記フック66と係合して前記揺動カバー
36の全開方向の揺動を係止するフック係止部62dを形成
したものである。
〔作用〕
上記した構成において、揺動カバー36が本体14に錠止め
された全閉状態において、この錠止めを手操作により解
除すると、揺動カバー36は、全開角度よりせまい所定角
度開放方向に揺動し、該角度位置で、カム62の係止部62
dにフック66が係止されて、揺動カバー36が本体14にロ
ックされる。該状態において、このロック状態を解除す
ると、揺動カバー36は、所定全開角度まで揺動カバー36
に作用する付勢力によって揺動する。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
14はプリンタ本体であり、これにカセット挿入部16が形
成されている。18は、前記カセット挿入部16に挿入配置
されたインクリボンカセットであり、この枠板にロール
状インクリボン20が巻回されたリール22と巻取リール24
とが回転自在に支承されている。前記カセット18の枠板
には、リボン送りローラ26,28,30,32が回転自在に軸支
されている。前記本体14の基板には、サーマルヘッド34
が取り付けられている。前記カセット18を、挿入部16に
挿入したとき、カセット18の枠板が前記サーマルヘッド
34に衝突しないように、前記枠板には切り欠き部が形成
されている。36は、揺動カバーであり、これの両側枠間
に回転中心軸38が固定され、該軸38は本体14に立設され
たブラケットに、本体14の底板に対して水平な軸線を中
心として回転自在に支承されている。前記揺動カバー36
の両側枠間に紙送りガイド40が固設され、該紙送りガイ
ド40の紙送り経路に位置して、紙送りローラ42,44及び
プラテンローラ46が回転自在に軸支されている。前記紙
送りローラ42,44及びプラテンローラ46は、揺動カバー3
6に固設されたモータ48の出力軸に連係している。50
は、プラテン加圧ローラであり、揺動カバー36の枠板に
回転自在に支承され、前記プラテンローラ46を加圧して
いる。
52は揺動カバー36を本体14に錠止めするためのフックで
あり、揺動カバー36の枠板に回転自在に軸54支されてい
る。前記フック52はばね56の弾力によって第1図中時計
方向に付勢され、この付勢力によって、フックの端面
が、揺動カバー36のストッパー面36aに弾接している。
前記フック52の爪部に対応して本体14の上部には係合孔
58が形成され、揺動カバー36を、プラテンローラ46がサ
ーマルヘッド34に当接するまで、第1図中、反時計方向
に揺動すると、フック52の爪部が係合孔58に嵌入して、
揺動カバー36は、本体14に錠止めされ、この錠止め状態
は、フック52と一体的な解除レバー60を押動し、フック
52を軸54を中心として、第1図中、反時計方向に回動す
ることによって解除することができるように構成されて
いる。前記揺動カバー36の回転中心軸38には、第1図に
示すようにカム62が固設され、該カム62は、ばね64によ
って、第1図中、時計方向に付勢されている。前記カム
62には、円周面62aと、垂直ストッパー面62bと、係合孔
が形成されている。係合孔は、傾斜面62cとフック係止
部62dを有している。66は、前記カム62に対向して、前
記本体14下部に設けられたフックであり、該フック66
は、本体14に回転自在に軸68支され、ばね70によって第
1図中、時計方向に付勢されている。72は、フック66の
爪部と反対側に固設されたフックレバーであり、本体14
の側壁に設けた長穴に外部に若干突出して配置されてい
る。74は本体14に固設されたカムストッパ軸であり、前
記カム62のストッパー面62bの回転軌跡上に配設されて
いる。
次に本実施例の作用について説明する。
インクリボンカセット18を本体14のカセット挿入部16に
所定奥端位置まで挿入し、本体14に設けられているピン
(図示省略)にカセット18に設けられている位置決め穴
(図示省略)を嵌合させる。該状態において、カセット
18内のリボン20のローラ26,28間の繰り出し部は、サー
マルヘッド34上に位置する。又、カセット18の巻き取り
リール24は本体14に設けられた回転駆動装置に脱着自在
に係合する。
揺動カバー36は、その上部壁36bを基準として、本体14
の底面に対して90度上向きの垂直状態において、カム62
のストッパー面62bがカムストッパ軸74に当接してい
る。該垂直状態から、第1図中、軸38を中心として、揺
動カバー36を、ばね64の弾力に抗して、反時計方向に揺
動すると、揺動カバー36は、略45度傾斜したところで、
フック52が係合孔58に嵌入し、揺動カバー36は、本体14
に錠止めされる。このとき、プラテンローラ46は、第1
図仮想線で示すようにサーマルヘッド34上に載置され
る。揺動カバー36が最下降位置で本体14に錠止めされた
状態において、フック66の爪部は、第4図に示すよう
に、カム62の傾斜面62cに当接している。
上記状態において、記録が行われる時は、サーマルヘッ
ド34は、本体14に内蔵した駆動装置により所定量上昇
し、プラテンローラ46に圧接する。記録紙を紙送りガイ
ド40の挿入端40aから挿入すると、この記録紙は、セン
サ76によって検出され、モータ48が駆動されて、記録紙
は、プラテンローラ46とサーマルヘッド34間に送り込ま
れ、サーマルヘッド34により記録紙に記録が行われる。
記録済みの記録紙は、紙送りローラ42,44の回転によ
り、紙送りガイド40の排出端40bから外部に排出され
る。
リール22から繰り出されたインクリボン20は、リボン送
りローラ26、サーマルヘッド34、リボン送りローラ28,3
0,32を経て、巻き取りリール24に巻き取られてゆく。
揺動カバー36を開きたいときは、レバー60を左方向に押
動し、ばね56の弾力に抗して、フック52を揺動カバー36
の内方向に引込める。これにより、フック52の爪部と係
合孔58との係合状態が解除され、揺動カバー36は、フッ
ク66の爪部が、カム62のフック係止部62dに係止される
まで、ばね64の引張力によって、略15度、第1図中、軸
38を中心として、時計方向に揺動する(第1開放角
度)。
次に、レバー72を、第1図中、右方向に押動しフック66
を、軸68を中心として、ばね64の力に抗し、第1図中、
反時計方向に揺動すると、フック66の爪部と、カム62の
フック係止部62dとの係合が解除され、揺動カバー36
は、ばね64の力によって、第1図中、時計方向に揺動
し、その上部壁36bが本体14の底面に対して略垂直とな
り、サーマルヘッド34の上面及び揺動カバー36の内部が
充分に開放された状態において、カム62のストッパー面
62bがカムストッパー軸74に当接し、揺動カバー36は、
垂直状態に保持される。
〔効果〕
本考案は上述の如く、開放方向に付勢された揺動カバー
を開くとき、揺動カバーのロックを解除しても、揺動カ
バーは一度に全開せず、所定の比較的せまい角度内で一
端係止されるので、安全に揺動カバーの開放動作を行う
ことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は側面図、第3図は側面図、第
4図は側面図、第5図は従来技術の側面図である。 2……揺動カバー、4……本体、6……軸、8……ば
ね、10……ロック機構、12……解除レバー、14……本
体、16……カセット挿入部、18……インクリボンカセッ
ト、20……インクリボン、22……リール、24……巻取リ
ール、26,28,30,32……リボン送りローラ、34……サー
マルヘッド、36……揺動カバー、38……軸、40……紙送
りガイド、42,44……紙送りローラ、46……プラテンロ
ーラ、48……モータ、50……加圧ローラ、52……フッ
ク、54……軸、56……ばね、58……係合孔、60……解除
レバー、62……カム、64……ばね、62a……円周面、62d
……フック係止部、66……フック、68……軸、70……ば
ね、72……フックレバー、74……カムストッパ軸、76…
…センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字用のヘッド(34)を備えた本体(14)
    に、紙送り機構が配設された揺動カバー(36)を揺動自
    在に枢支し、該揺動カバー(36)を前記本体(14)に解
    除可能に錠止めし得るようにするとともに、前記揺動カ
    バー(36)に、該揺動カバー(36)を前記本体(14)の
    上部を開放する方向に揺動させるのに充分な強さの付勢
    力を付与したプリンタにおいて、前記揺動カバー(36)
    の本体(14)に対する回転中心部に、カム(62)とこれ
    に弾接するフック(66)とから成る解除可能なロック機
    構を設け、前記カム(62)に、前記揺動カバー(36)が
    全閉状態から全開角度よりせまい所定角度上昇すると前
    記フック(66)と係合して前記揺動カバー(36)の全開
    方向の揺動を係止するフック係止部(62d)を形成した
    ことを特徴とする開閉カバー装置。
JP1989019378U 1989-02-21 1989-02-21 プリンタの開閉カバー装置 Expired - Lifetime JPH0736762Y2 (ja)

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