JPH0736562B2 - 電子メール処理装置 - Google Patents

電子メール処理装置

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JPH0736562B2
JPH0736562B2 JP2058048A JP5804890A JPH0736562B2 JP H0736562 B2 JPH0736562 B2 JP H0736562B2 JP 2058048 A JP2058048 A JP 2058048A JP 5804890 A JP5804890 A JP 5804890A JP H0736562 B2 JPH0736562 B2 JP H0736562B2
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博 岩城
昭広 岡田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0736562B2 publication Critical patent/JPH0736562B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通信回線を介して配信先を指定して送信されてくるFA
X、音声、テキスト等の各種電子メール情報を上記配信
先の当該端末装置に自動配信する電子メール処理装置に
係り、特に上記各種情報が誤って配信されることを未然
に防止可能な電子メール処理装置に関し、 電子メールシステムにおける電子メール情報の配信誤り
を自動的に軽減させ、各種電子メール情報の配信の信頼
正規化を高めることを目的とし、 複数の端末装置が通信回線によって接続された電子シス
テムにおいて、各端末装置から配信先を指定して送信さ
れてくる電子メール情報を、その配信先に該当する当該
端末装置に自動的に配信する電子メール処理装置におい
て、誤った配信先を記憶する記憶手段と、任意の端末装
置から通信回線を介して電子メール情報を受信する毎
に、その電子メール情報の配信先が前記記憶手段内に記
憶されているか否か判別し、上記配信先が、前記記憶手
段に格納されてなければ、上記電子メール情報を上記配
信先の端末装置に配信する処理を行い、一方上記配信先
が前記記憶手段内に記憶されていれば、配信処理を行わ
ず上記電子メール情報を送信してきた前記任意の端末装
置に、前記通信回線を介して配信先が誤りである旨を通
知する配信制御手段と、指定された配信先の端末装置に
当該電子メール情報を配信するための回線接続が行わ
れ、その端末装置が着呼を認識した後に、その端末装置
により誤った配信である旨の指示がなされた場合、上記
指定された配信先を前記記憶手段に書き込む書込手段
と、を具備するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通信回線を介して配信先を指定して送信され
てくるFAX、音声、テキスト等の各種電子メール情報を
上記配信先の当該端末装置に自動配信する電子メール処
理装置に係り、特に上記各種情報が誤って配信されるこ
とを未然に防止可能な電子メール処理装置に関する。
近年、情報通信サービスの普及に伴い、画像、音声、テ
キスト(文字)等の各種電子メール情報を遠隔地に自動
的に配信するシステムに対する要求が高まっている。そ
して、この要求に応じて、上記各種電子メール情報を公
衆通信回線等の通信回線を介してFAX(ファクシミ
リ)、パーソナル・コンピュータ、または電話機の各種
端末装置間で自由に送受信できる電子メールシステムが
提供されるようになってきている。
〔従来の技術〕
電子メールシステムは、公衆通信回線等の通信回線に接
続されたFAX、パーソナル・コンピュータ又は電話機等
の各種端末装置がメモ、手紙、文章等のテキストデー
タ、音声データ、または画像データ等の電子メール情報
を通信回線を利用して相互に送受信できるシステムであ
る。
このような、電子メールシステムにおいては、一般に上
記各種端末装置間での電子メール情報の送受信の制御を
電子メール処理装置により行っている。
この電子メール処理装置は、電子メールシステムの通信
回線に接続されて使用され、上記各種端末装置は、シス
テム内の任意の端末装置に所望の電子メール情報を送信
するときには、その電子メール情報と共に、その電子メ
ール情報を送信すべき端末装置を指定する配信先情報
を、電子メール処理装置に対して送信する。電子メール
処理装置は、上記配信先情報及び電子メール情報を受信
すると、その配信先情報により指定された端末装置に上
記電子メール情報を自動的に配信する。
従来、このような電子メールシステムにおいて、電子メ
ール情報を電子メール処理装置に送信する際、配信先情
報を誤った場合、電子メール処理装置は受信した電子メ
ール情報をその誤った配信先情報の示す端末装置に送信
してしまうので、他人に迷惑がかかったり、極秘情報が
漏洩してしまう等の問題が発生していた。
このような電話番号のかけ間違い等の人為的な操作ミス
により生ずる上記のような問題に対処するため、従来
は、その配信先を誤った利用者に、音声ガイダンスやエ
ラーメッセージ送信等を行って、注意を促すようにした
り、また配信先(端末装置)をグループ分けし(配信先
のグルーピング)、かつ予めグループ加入者の配信先情
報(例えば電話番号やFAX番号)を登録しておくこと
で、登録されていない加入者(他のグループに属する加
入者)への配信を規制して、誤った電子メールの配信を
未然に防止するなどの処理を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような方式では、電話番号やFAX
番号のかけ間違い等のような発生頻度の高い利用者の単
純ミスまたは配信先の電話番号変更等により発生する誤
った配信を皆無にすることは不可能であった。また、上
記配信先のグレーピングは、用途が限られると共に、か
つ加入者情報の登録に手間がかかる等の欠点がある。
本発明は、電子メールシステムにおける電子メール情報
の配信誤りを自動的に軽減させ、各種電子メール情報の
配信の信頼正規化を高めることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理を説明するブロック図である。
本発明は、複数の端末装置1が通信回線2によって接続
された電子システムにおいて、各端末装置1から配信先
を指定して送信されてくる電子メール情報をその配信先
に該当する当該端末装置1に自動的に配信する電子メー
ル処理装置に関するものである。同図において、記憶手
段3は誤った配信先を記憶するものであり,例えば磁気
ディスク装置または書込み可能な光ディスク装置、光磁
気ディスク装置等からの記憶装置からなる。
また、配信制御手段4は任意の端末装置1から通信回線
2を介して電子メール情報を受信する毎に、その電子メ
ール情報の配信先(端末装置)が前記記憶手段3内に記
憶されているか否か判別し、上記配信先が前記記憶手段
3に格納されてなければ、上記電子メール情報を上記配
信先の端末装置1に配信する処理を行い、一方上記配信
先が前記記憶手段3内に記憶されていれば、配信処理を
行わず上記電子メール情報を送信してきた前記任意の端
末装置1に通信回線2を介して配信先が誤りである旨を
通知するものであり、上記各処理の実行を行うマイクロ
プロセッサ等からなるCPU(中央処理演算部)、上記CPU
が上記各処理を行うためのプログラムを記憶するROM
(リード・オンリ・メモリ)、CPUが上記各処理を行う
際に使用される作業領域を有するRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)等の半導体メモリ、及び通信回線2から
所定のプロトコルで任意の端末装置2から送信されてく
る電子メール情報及びその配信先等からなる情報の受
信、または指定された配信先の端末装置1に指定電子メ
ール情報を送信する回線アダプタ等を有している。
次に、書込手段5は指定された配信先の端末装置1に当
該電子メール情報を配信するための回線接続が行われ、
その端末装置1が着呼を認識した後に、その端末装置1
により誤った配信である旨の指示がなされた場合、上記
指定された配信先を前記記憶手段3に書き込むものであ
り、上記誤った配信である旨の指示があったことの判別
や上記書込処理の実行を行うマイクロプロセッサ等から
なるCPU、そのCPUが上記判別処理及び上記書込処理を実
行するプログラムを格納するROM、CPUが上記判別処理及
び上記書込処理を実行する際に使用される作業領域を有
するRAM、及び上記端末装置1から誤った配信である旨
の指示情報を通信回線2を介して受信する回線アダプタ
等からなっている。尚、通知手段4と書込手段5とにお
いて、CPU、ROM、RAM、及び回線アダプタは共用でき
る。
上記誤った配信である旨の指示は、例えば電子メール情
報が通信回線2を介して前記誤った配信先に送信され、
その配信先の利用者が着呼を認識したにもかかわらず、
直ちに回線を切断する操作等を行うことによりなされ
る。この場合、例えば利用者が着呼を認識して受話器を
オフフックした場合、音声ガイダンスが送信されその音
声ガイダンスにより利用者は誤った配信であると直ちに
認識できるようになっている。
また、上記書込手段5は、例えば請求項2記載のように
指定された配信先の端末装置1に当該電子メール情報を
配信するための回線接続が行われその端末装置1が着呼
を認識した後に、その端末装置1により誤った配信であ
る旨の指示がなされた場合、前記当該電子メール情報を
送信してきた端末装置1に対し、通信回線2を介して配
信先が誤りである旨の通知を、例えば音声メッセージ等
により行う通知手段5aを更に有する。
〔作用〕
本発明によれば、任意の端末装置1が誤った配信先を指
定して電子メール情報を送信した場合、その誤った配信
先にその電子メール情報を送信するための回線接続が行
われ、その誤った配信先の端末装置1が着呼されるが、
その端末装置1の利用者が、その着呼を認識して受話器
をオフフックした後、例えば送信されてくる音声ガイダ
ンスの内容等により配信が誤りであると認識した場合に
は、利用者は直ちに受話器をオンフックして回線を切断
する。
書込手段3は、このように配信先の利用者が着呼を認識
したにもかかわらず、直ちに回線を切断した場合、配信
先が誤りであるものと判別し、その配信先を記憶手段3
に書き込む。また、通知手段5aを有する場合には、その
電子メール情報の配信先を誤った端末装置1に対し、配
信先が誤っている旨の通知を行う。
上記動作は任意の端末装置1から誤った配信先を指定し
た電子メール情報の送信がなされる毎に行われ、記憶手
段1には誤った通信先が順次蓄積されていく。
配信制御手段4は、通信回線2を介して任意の端末装置
1から電子メール情報を受信する毎に、その電子メール
情報と共に送信されてくる配信先が上記記憶手段1に記
憶されているか否かを判別し、その配信先が上記記憶手
段1に記憶されていなければ、上記電子情報を上記配信
先の端末装置1に配信する処理を行うが、一方、上記配
信先が記憶手段3に記憶されていれば受信した電子メー
ル情報を配信する処理は行わず、前記電子メール情報を
送信してきた端末装置1に対し、通信回線2を介して配
信先が誤りである旨の通知を行う。
上記作用により配信先を誤って電子メール情報を送信し
た場合、その配信先が記憶手段3に既に登録されていれ
ば、その電子メール情報が誤った配信先に配信されるこ
とはない。また、書込手段5が通知手段5aを有する場合
には配信先を誤った端末装置1に対し、配信先を誤った
旨が通信回線2を介して通知される。また、誤った配信
先が記憶手段3にまだ登録されていなければ、指定した
電子メール情報を誤った配信先の端末装置1に送信する
ための回線接続がたされ、その誤った配信先である端末
装置1に着呼が行われるが、誤った配信先(利用者)が
着呼に応じた後、直ちに配信が誤りであると認識しその
回線を切断することにより、誤った配信先の端末装置1
に電子メール情報が配信されることを防止できると共
に、その誤った配信先が記憶手段3に登録されるので、
以後その誤った配信先の端末装置1に電子メール情報が
送信されることを未然に防止することができる。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第2図は、本発明の一実施例である電子メールシステム
のシステム構成図である。同図において、破線で囲んで
示す10はメール装置(電子メール処理装置)であり、マ
イクロプロセッサ等からなる中央処理装置であるCPU11
が、システム全体の制御を行っている。複数の回線アダ
プタ12は、交換機20を経由してFAX31、パソコン32、ま
たは電話機33等の複数の利用者端末と画像信号、テキス
トデータ、または音声信号等の各種情報の送受信を行
う。また、ディスク装置13は、上記複数の回線アダプタ
12を介して受信される受信情報、加入者ID、加入者及び
その加入者のパスワード等からなる加入者情報、及び配
信規制用の規制テーブル13a等を記憶している磁気ディ
スク装置、または光磁気ディスク装置等である。
上記規制テーブル13aは誤った配信先を記憶するテーブ
ルであり、配信先の誤った発信が行われる毎に、その配
信先がこの規制テーブル13a内に登録される。CPU11は、
回線アダプタ12を介して配信先及び配信すべき配信情報
を入力すると、上記ディスク装置13内の規制テーブル13
aを検索し、上記配信情報の配信先が誤っていないか否
かを判別する。すなわち、その配信先が規制テーブル13
aに登録されていればその配信先は誤りであると判別
し、その配信先への配信処理は行わず、更に回線アダプ
タ12及び交換機20を介して、上記配信情報の発信元へ配
信が誤りであることを通知する。
更に、メモリ14はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
等の半導体メモリであり、CPU11が各種処理を行うとき
に使用する作業領域を有している。また、コンソール・
ディスプレイ14は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)等
からなり、利用者が前記ディスク13に加入者情報、ある
いは管理情報の登録・変更・参照等の作業を行うための
画像表示を行う。これらの画像表示は、利用者がキーボ
ード15を操作して上記各作業の実行を指示するコマンド
を入力することにより行われる。すなわち利用者がキー
ボード15を操作して上記各作業の実行を指示するコマン
ドの入力を行うと、そのコマンドがキーボード制御部16
を介してCPU11に送られ、CPU11がその入力するコマンド
を解析する。そして、CPU11はコマンドの解析を終了す
ると表示制御部17を制御して上記入力コマンドに対応す
る画像表示をコンソールディスプレイ14に表示させる。
また、30は利用者が上記メール装置10に対して、各種メ
ール情報を送信するために使用する利用者端末装置であ
り、FAX(ファクシミリ)31、パソコン(パーソナル・
コンピュータ)32、または電話機33等からなっている。
そして、これらの利用者端末装置30が交換機20を介して
複数個メール装置10に接続されている。そして、これら
の利用者端末装置30は、メール装置10を介して互いに各
種メール情報の送受信が可能となっている。
また、上記利用者端末装置30によりこの電子メールシス
テムを使用する各利用者は、加入者ID及びパスワードの
登録を行う必要があり、利用者はその加入者ID及びパス
ワードを入力することにより任意の利用者(利用者端末
装置30)に対して任意の配信情報を送信することが可能
となっている。
次に、上記構成の実施例の動作を説明する。
まず、利用者が利用者端末装置30からメール装置10に他
のユーザに配信すべきメール情報を送信する場合の本実
施例における通信手順の動作を第3図を参照しながら説
明する。
まず、利用者(送信者)は利用者端末装置30の受話
器をオフフックした後、交換機20からダイヤルトーンが
送信されてきたらメール装置10に接続すべき所定の電話
番号をダイヤルする。
続いて、交換機20はメール装置10に対し呼び出し音
を送信する。メール装置10はその呼び出し音の着呼を検
出すると、自動的にオフフックする。このことにより、
交換機20を介して利用者端末装置30との回線が接続され
る。
メール装置10は、所定の音声ガイダンスを交換機20
を介して利用者端末装置30へ送信する。
送信者は、上記音声ガイダンスを利用者端末装置30
の送話機を介して聞いた後、自分の加入者ID、パスワー
ド、及びメール情報を送信すべき配信先等の情報を例え
ばプッシュボタン等により入力する。
更に続けて、送信者は配信情報を送信する。例えば
利用者端末装置30がFAX31であった場合には、配信情報
が書かれた用紙をFAX31のフィーダにセットした後、受
信ボタンをオン操作する。
そして送信者は全ての配信情報(メール情報)の送
信を完了した後、利用者端末装置30をオンフックする。
このオンフックは、交換機20を介してメール装置10へ送
信される。また、メール装置10は上記送信されてきた配
信情報をCPU11の制御によりディスク13へ書き込む。
メール装置10は上記送信者のオンフックを検出する
と、自分もオンフックする。そしてこのオンフックは交
換機20を介して利用者端末装置30へ送信される。
このようにして利用者が利用者端末装置30から、正しい
配信先を指定して配信情報を送信した場合には、その正
しい配信先に配信情報が確実に送信される。
次に、上述のようにしてメール装置10が任意の利用者端
末装置30から受信した後に、メール装置10が、その受信
した配信情報を指定された配信先に送信する通信手順の
動作を第4図及び第5図を参照しながら説明する。
第4図は送信者(配信先)が正しい配信先を指定した場
合の、本実施例における通信手順の動作を説明する図で
ある。
メール装置10のCPU11は、まず上述のようにして、
配信元から配信先を受信すると、上記受信した配信先が
ディスク13内の規制テーブル13a内に格納(登録)され
ているか否かの確認(判別)を行う。
そして、上記指定された配信先が規制テーブル13a
内に格納されていれば、上記受信した配信情報を上記配
信先へ送信する配信処理を中止し、後述する第6図に示
す送信者(配信元)に配信先が誤っている旨の通知する
処理を行う。この通知処理は、後述詳しく説明する。
一方、上記配信先が規制テーブル13a内に格納され
ていなければ、メール装置10は交換機20へオフフックを
行う。交換機20は、これを受けてメール装置10へダイヤ
ルトーンを送信する。メール装置10は、このダイヤルト
ーンを受信すると、上記配信先の電話番号を交換機20へ
対しダイヤルする。交換機20は、これを受けメール装置
10及び配信先の利用者端末装置30へ呼び出し音を送信す
る。
上記呼び出し音に呼応して、受信者(配信先)の利
用者端末装置30の着呼ベルが鳴動するので、受信者はそ
の着呼ベルが鳴動すると利用者端末装置30の受話器をオ
フフックする。交換機20はこのオフフックを検知すると
メール装置10と利用者端末装置30との回線を接続する。
メール装置10は、上記回線接続を検出すると、所定
の音声ガイダンスを交換機20を介して受信者の利用者端
末装置30へ送信する。
受信者は、利用者端末装置30の受話器を介して上記
音声ガイダンスを聴くと、送信を許可する旨の操作を行
う。例えば、利用者端末装置30がFAX31の場合には受信
ボタンを押す等の操作を行う。
メール装置10は、上述のようにして受信者の利用者
端末装置30により送信を許可する旨の操作が行われる
と、CPU11の制御によりディスク装置13から配信先が送
信してきた配信情報を読み出し、その読み出した配信情
報を回線アダプタ12を介し、交換機20を経由して利用者
端末装置30へ送信する。
メール装置10は、配信先の利用者端末装置30へ全て
の配信情報を送信するとオンフックを行う。このオンフ
ックは、交換機20を介して配信先の利用者端末装置30へ
送信される。
受信者側の利用者端末装置30は、メール装置10のオ
ンフックを検出すると自分もオンフックする。このオン
フックは、交換機20を介してメール装置10へ送信され
る。
尚、利用者端末装置30が自動受信可能であれば、上記第
4図に示す,,の処理における利用者端末装置30
の動作は自動的に行われる。
このように、配信元の利用者端末装置30が正しい配信先
を指定して配信情報を送信してきた場合には、上記第4
図に示す〜(但しを除く)の通信手順の動作によ
り、配信元の利用者端末装置30から送信されてきた配信
情報は、メール装置10を介して、配信先の利用者端末装
置30へ正しく送信される。
次に、第5図は配信元の利用者端末装置30がメール装置
10に対し配信先を誤って配信情報を送信してきた場合
の、本実施例の通信手順動作を説明する図であり、上述
した第4図の処理に対応する動作を示す図でもある。
メール装置10のCPU11は、交換機20を介して送信さ
れてきた配信先を入力すると、ディスク13内の規制テー
ブル13aを検索し、その配信先が規制テーブル13a内に登
録されていないかを確認(判別)する。
そして、上記配信先が上記規制テーブル13a内に登
録されていれば、配信処理を中止し、後述する第6図に
示す送信者(配信元)に、配信先が誤っている旨の通知
を行う処理を行う。
一方、上記規制テーブル13a内に上記配信先が登録
されていなければ、配信処理を行うためにオフフックす
る。交換機20は、そのオフフックを検出すると、メール
装置10に対しダイヤルトーンを送信する。メール装置10
は、このダイヤルトーンを受信すると、上記配信先の電
話番号を交換機20へダイヤルする。交換機20は、その電
話番号を受信すると、メール装置10及び利用者端末装置
30に対し呼び出し音を送信する。
上記呼び出し音に呼応して、受信者(配信先)の利
用者端末装置30の着呼ベルは鳴動する。受信者は、上記
着呼ベルが鳴動すると利用者端末装置30の受話器をオフ
フックする。
交換機20は、このオフフックを検知すると、メール装置
10と利用者端末装置30との間に回線を接続する。
続いて、メール装置10は上記回線接続を検出する
と、所定の音声ガイダンスを交換機20を介して配信先の
利用者端末装置30へ送信する。
受信者は、その音声ガイダンスを聞いて、間違い電
話であると判断すると、メール装置10に対して配信情報
の送信の許可・不許可の指示を行わずに直ちにオンフッ
クを行う。このオンフックは、交換機20を介しメール装
置10へ送信される。
メール装置10は、上記配信先の利用者端末装置30の
オンフックを検出すると、配信先が間違っていると認識
し、まず自分もオンフックを行い、続けて、CPU11の制
御によりディスク13の規制テーブル13aへ上記配信先を
書き込む(登録する)。
続いて、メール装置は後述する第6図に示す通信手
順の動作を行い、送信者(配信元)の利用者端末装置30
に配信先が誤りであることを通知する。
このように、送信者(配信元)が利用者端末装置30から
配信先を誤って配信情報を送信した場合には、誤った配
信先である受信者が、メール装置10から送信されてくる
音声ガイダンスを聴いて、直つに受話器をオンフックす
ることにより、メール装置10が配信先の誤りを自動的に
検出し、その誤った配信先をディスク13内に設けられた
規制テーブル13a内に登録する。上述したように、メー
ル装置10は、送信者(配信元)から配信情報が配信先と
共に送信されてくると、その配信情報をその配信先の利
用者端末装置30へ配信する前に、まず規制テーブル13a
内にその配信先が登録されていないか確認し、登録して
ある場合には、直ちに配信処理を中止する。従って、一
度規制テーブル13aに登録された誤った配信先へは、二
度と配信情報が送信されることはなく、回線接続を行う
前に配信処理は中止される。
次に第6図は、送信者(配信元)が、配信先を誤った場
合に、メール装置10がその送信者に対して配信先が誤り
である旨を通知する処理の通信手順を説明する図であ
る。
メール装置10は、配信先が誤っていることを検知す
ると、まずオフフックを行う。交換機20は、このオフフ
ックを検出するとダイヤルトーンをメール装置10に送信
する。メール装置10は、そのダイヤルトーンを受信する
と配信先を誤った送信者(以後メール送信者と簡単に記
載する)の電話番号をダイヤルする。交換機10は、その
電話番号を受信すると、メール装置10及び上記メール送
信者の利用者端末装置30に対し呼び出し音を送信する。
上記呼び出し音に呼応して、メール送信者の利用者
端末装置30の着呼ベルが鳴動すると、メール送信者は受
話器をオフフックする。
交換機20は、上記オフフックを検知するとメール装置10
とメール送信者の利用者端末装置30との回線を接続す
る。
メール装置10は、上記回線接続を検出すると、所定
の音声ガイダンスをメール送信者の利用者端末装置30へ
送信する。
メール送信者は、受話器を介して上記音声ガイダン
スを受信すると、メール装置10に対して送信を許可する
旨の操作を利用者端末装置30に対して行う。例えば、利
用者端末装置30がFAX31である場合には受信ボタンをオ
ン操作する。
メール装置10は、上記利用者端末装置30の操作を検
知すると、配信先が誤りである旨の通知情報をメール発
信者に発信する。
メール装置10は、上記通知情報の送信を全て完了す
るとオンフックを行う。交換機20は、メール装置10のオ
ンフックを検知すると、メール送信者の利用者端末装置
30に対しオンフックを送信する。
メール送信者は、利用者端末装置30によりメール装
置10のオンフックを検出すると、利用者端末装置30をオ
ンフックする。
尚、メール送信者の利用者端末装置30が自動受信の機能
を備えている場合、その利用者端末装置30は、上記処理
,,における動作を自動的に行う。
このように、送信者が配信情報の配信先を誤って送信し
た場合にはメール装置10からその配信先を誤った送信者
の利用者端末装置30へ配信先が誤っている旨の通知が送
信される。
また、本実施例においては、正しい電子メール情報が配
信されたにもかかわらず、受信者が着呼後に誤って受話
器をオンフックして回線を切断してしまった場合、規制
テーブル13aに正しい配信先が誤って登録されてしまう
不都合な事態が生じるので、キーボード15の操作により
コンソール・ディスプレイ14上に規制テーブルの内容を
表示できるようになっており、コンソール・ディスプレ
イ14に表示されているディスプレイ画面を見ながらキー
ボード15を操作することにより、誤って登録されてしま
った配信先を随時消去できるようになっている。
更に、配信誤りが発生すると、その誤った配信先が規制
テーブル13a内に直ちに登録され、再び同様な配信誤り
が発生した場合、その配信先の誤った電子メール情報を
受信した時点で直ちに配信誤りが検知され、回線接続は
行われないので電子メールシステムにおける一機能であ
る電子メール情報の再送指定が行われた場合でも間違い
電話等が繰り返し発生する事態を防止できる。
尚、上記実施例では、端末装置としてFAX31、パーソナ
ル・コンピュータ32、及び電話機33を用いているが、本
発明において使用可能な端末装置はこれに限定されるこ
となく電子郵便、テレテックス(teletex)、音声メー
ル等の他の電子メール情報を送信する端末装置であって
も良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば電子メールシステ
ムで電子メール情報の自動配信を行う電子メール処理装
置において、配信先の誤った電子メール情報が送信され
てくる毎に、その誤った配信先を順次記憶し、任意の利
用者(端末装置)から電子メール情報が送信されてくる
毎に、その電子メール情報の配信先と予め記憶されてい
る全ての誤った配信先との照合を行い、配信先が誤って
いるか否かを判別するようにしているので、電子メール
システムにおける電子メール情報の誤り配信の発生を従
来よりも非常に軽減することができる。
従って、従来の電子メールシステムにおいて問題となっ
ていた極秘情報の漏洩や、他人への迷惑等の社会的問題
となりうる事態を極力防止することができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するブロック図、 第2図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図、 第3図は利用者端末装置からメール装置に対し電子メー
ル情報を送信する場合の通信手順の動作を説明する図、 第4図はメール装置が配信先の利用者端末装置に電子メ
ール情報を正常に配信する場合の通信手順の動作を説明
する図、 第5図は配信先の誤った電子メール情報がその誤った配
信先の利用者端末装置に配信された場合の通信手順動作
を説明する図、 第6図はメール装置が配信誤りの電子メール情報を送信
してきた利用者端末装置に対し配信誤りの通知を行う場
合の通信手順動作を説明する図である。 1……端末装置、 2……通信回線、 3……記憶手段、 4……配信制御手段、 5……書込手段、 5a……通知手段.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置(1)が通信回線(2)に
    よって接続された電子システムにおいて、各端末装置
    (1)から配信先を指定して送信されてくる電子メール
    情報を、その配信先に該当する当該端末装置(1)に自
    動的に配信する電子メール処理装置において、 誤った配信先を記憶する記憶手段(3)と、 任意の端末装置(1)から通信回線(2)を介して電子
    メール情報を受信する毎に、その電子メール情報の配信
    先が前記記憶手段(3)内に記憶されているか否か判別
    し、上記配信先が、前記記憶手段(3)に格納されてな
    ければ、上記電子メール情報を上記配信先の端末装置
    (1)に配信する処理を行い、一方上記配信先が前記記
    憶手段(3)内に記憶されていれば、配信処理を行わず
    上記電子メール情報を送信してきた前記任意の端末装置
    (1)に、前記通信回線(2)を介して配信先が誤りで
    ある旨を通過する配信制御手段(3)と、 指定された配信先の端末装置(1)に当該電子メール情
    報を配信するための回線接続が行われ、その端末装置
    (1)が着呼を確認した後に、その端末装置(1)によ
    り誤った配信である旨の指示がなされた場合、上記指定
    された配信先を前記記憶手段(3)に書き込む書込手段
    (5)と、 を具備することを特徴とする電子メール処理装置。
  2. 【請求項2】前記書込手段(5)は、指定された配信先
    の端末装置(1)に当該電子メール情報を配信するため
    の回線接続が行われ、その端末装置(1)が着呼を認識
    した後に、その端末装置(1)により誤った配信である
    旨の指示がなされた場合、前記当該電子メール情報を送
    信してきた端末装置(1)に対し、通信回線(2)を介
    して配信先が誤りである旨の通知を行う通知手段(5a)
    を、有することを特徴とする請求項1記載の電子メール
    処理装置。
JP2058048A 1990-03-12 1990-03-12 電子メール処理装置 Expired - Lifetime JPH0736562B2 (ja)

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