JPH073655A - 高耐水圧・高透湿性防水シート及びその製造方法 - Google Patents
高耐水圧・高透湿性防水シート及びその製造方法Info
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Abstract
000g/m2・24時間以上の高透湿性とを併せ持つ防
水シートを開発すること。 【構成】 膨潤性層状ケイ酸塩の層間に第4アンモニウ
ムイオンを導入せしめた粘土有機複合体が、ポリウレタ
ンの固形分に対し0.5〜20重量%分散含有されてな
る湿式凝固ポリウレタン膜を布帛の表面に設けたものと
する。また、製造方法としてはポリウレタンの含窒素極
性溶媒溶液に、前記粘土有機複合体を前記ポリウレタン
の固形分に対して0.5〜20重量%分散させ、この溶
液を布帛にコーティングして凝固浴中に浸漬し、前記ポ
リウレタン溶液を湿式ゲル化させて後、水洗、乾燥す
る。
Description
併せ持つ防水シートに関するものである。
リウレタンを水に可溶な溶剤に溶解させてなるポリウレ
タン溶液を布帛にコーティングし、これを湿式ゲル化さ
せて製造されており、溶剤が水によって除去されるとき
に布帛上に形成される多孔質のポリウレタン皮膜が雨や
その他の水は通さないが、湿気(水蒸気)は通すという
ものであった。
質性を上げる(気孔数が増加し径が大きくなる)と、ど
うしても耐水圧が低下し防水性に問題が生じるし、逆に
耐水圧を向上させようとする(気孔数が減少し径が小さ
くなる)と透湿性が低下するという矛盾があった。
盾を解決し、高耐水圧と高透湿性を併せ持つ防水シート
を開発することを目的としてなされたものであり、従来
には不可能とされて来た5000mm以上の高耐水圧と8
000g/m2・24時間以上の高透湿性を併せ備えた新
規な防水シートを提供しようとするものである。
湿性防水シートは次の構成を有する。すなわち、湿式凝
固ポリウレタン膜を布帛表面に有する高耐水圧・高透湿
性防水シートであって、湿式凝固ポリウレタン膜中に膨
潤性層状ケイ酸塩の層間に第4アンモニウムイオンを導
入せしめた粘土有機複合体がポリウレタンの固形分に対
し0.5〜20重量%分散含有されており、耐水圧50
00mm以上、透湿度8000g/m2・24時間以上であ
ることを特徴とする高耐水圧・高透湿性防水シートであ
る。
トの製造方法は次の構成を有する。すなわち、ポリウレ
タンを含窒素極性溶媒を主体とする溶媒に溶解し、膨潤
性層状ケイ酸塩の層間に第4アンモニウムイオンを導入
せしめた粘土有機複合体をポリウレタンの固形分に対し
て0.5〜20重量%分散させた溶液を、布帛にコーテ
ィングし、凝固浴中に浸漬してポリウレタンを凝固さ
せ、水洗、乾燥することを特徴とする高耐水圧・高透湿
性防水シートの製造方法である。
明する。本発明におけるポリウレタンは通常のポリエス
テルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタン、ポリカ
ーボネートポリウレタン、又はアミノ酸やシリコーン及
びフッ素系モノマー等を共重合されてなる変性ポリウレ
タン、或はこれらを必要に応じてブレンドしたポリウレ
タン系エラストマーであり、これを含窒素極性溶媒を主
体とする水溶性溶剤に15〜30重量%溶解させ、含窒
素極性溶媒溶液として用いるのである。なお、溶液重合
したものをそのまま濃度調整して用いても良いことは勿
論である。ここで、含窒素極性溶媒としては、ジメチル
ホルムアミドが好ましく、これに例えばN−メチルピロ
リドン、メチルエチルケトンなどを混合して使用しても
良い。
グネシウム八面体層あるいはアルミニウム八面体層を2
層のシリカ四面体層の間に挟んだサンドイッチ型の3層
構造を有するフイロケイ酸塩であり、陽イオン交換能を
有し、さらに層間に水を取り込んで膨潤する特異な性質
を示す層状ケイ酸塩で、スメクタイト型粘土や膨潤性雲
母などが知られている。
ト、サボナイト、スチブンサイト、バイデライト、モン
モリロナイト、ノントロナイト、またはベントナイト等
の天然のスメクタイト型粘土、化学的に合成した合成ス
メクタイト型粘土(例えば、コープケミカル株式会社製
のルーセンタイト等)、またはこれらの置換体、誘導体
もしくは混合物を挙げることができる。膨潤性雲母とし
ては、化学的に合成した膨潤性雲母(例えば、コープケ
ミカル株式会社製のソマシフ等)があり、例えば層間に
LiイオンやNaイオンを持ったテトラシリシックマイ
カやテニオライトまたはこれらの置換体、誘導体もしく
は混合物を挙げることができる。
性層状ケイ酸塩の交換性陽イオンと第4アンモニウムイ
オンをイオン交換して得ることができる。粘土有機複合
体の製造方法は、第4アンモニウムイオンと、粘土の交
換性陽イオンとが効率よくイオン交換できる方法であれ
ば特に限定はされないが、例えば、膨潤性層状ケイ酸塩
を水中に1〜5重量%で分散させた膨潤性層状ケイ酸塩
懸濁液に、膨潤性層状ケイ酸塩の陽イオン交換容量の
0.5〜1.5倍量(当量換算)の第4アンモニウム塩
溶液を添加することにより製造することができる。本発
明に使用する第4アンモニウムイオンとしては、含窒素
極性溶媒への膨潤分散性を付与する基を有する第4アン
モニウムイオンであれば特に限定されるものではなく、
例えば、次の化2の一般式で示される第4アンモニウム
イオンが好適なものである。
またはベンジル基、R2 は炭素数1〜22のアルキル基
または(Cm H2mO)n H基(mは2〜6、nは1〜5
0)、R3 、R4 は炭素数4〜22のアルキル基または
(Cm H2mO)n H基(mは2〜6、nは1〜50)を
示す。さらに上記一般式中のR1 がメチル基、R2 、R
3 、R4 が炭素数1〜18のアルキル基であると更に好
ましい。
は、含窒素極性溶媒中で膨潤して分散しやすく、これに
分散させるとその粒子の大部分が0.001〜0.04
μの鱗片状の超微粒子になるという特性を有しているも
のが好ましい。もしも、膨潤性層状ケイ酸塩の粒子形状
が適切でなくて、そのような厚みの小さい超微粒子が得
られ難い場合や、より平面方向の粒径を小さい微粒子に
したい場合には、粘土有機複合体を生成する前に膨潤性
層状ケイ酸塩を無機粒子粉砕処理や湿式あるいは乾式の
高速剪断劈開あるいは超音波による劈開処理などを行な
った後で粘土有機複合体を生成することにより、含窒素
極性溶媒への分散時に厚さ0.001〜0.04μの鱗
片状の微粒子にすることができる。本発明は前記のポリ
ウレタン含窒素極性溶媒溶液に、上記の粘土有機複合体
をポリウレタンの固形分に対して0.5〜20重量%好
ましくは1〜8重量%に分散させた溶液を使用するもの
である。
ンの固形分に対して0.5重量%未満ではゲル化の核と
なるこの粘土有機複合体の量が少なすぎて気孔数が不足
して透湿性が低下し本発明の目的が達成できないし、一
方、この分散量がポリウレタンの固形分に対して20重
量%をこえると、ゲル化の核が多くなりすぎ気孔が必要
以上に増加し相互に連係したりして孔径が大きくなり耐
水圧が本発明の目的とする高水準に達しないのである。
範囲に分散させたポリウレタン配合溶液を布帛にコーテ
ィングするのであるが、この溶液中に他の助剤、例えば
フッ素系撥水剤や架橋剤を添加しても良いことは勿論で
ある。またこの布帛としては各種合成繊維の平織物(タ
フタ)、綾織物、又は編物、更には天然繊維や半合成繊
維の各種生地、不織布などが使用できる。なお、この布
帛に浸透防止のために、予め撥水剤による処理を施して
おくことが望ましい。
エットにて50〜500g/m2の範囲が好ましく、50
g/m2未満ではポリウレタン多孔質皮膜が薄くなりすぎ
て耐水圧が得にくいし、一方、500g/m2をこえる塗
布量にしても所定以上の効果の向上は望めないし、逆に
透湿性に悪影響が出やすくなるのである。なお、コーテ
ィング方法としてはナイフコーティング、ナイフオーバ
ーロールコーティング、リバースロールコーティングな
ど各種のコーティング方法が実施できる。
帛及びその塗布液を水を主体とする凝固液に浸漬し、含
窒素極性溶媒を水中へ除去することにより、ポリウレタ
ンをゲル化させるのである。この際、湿式凝固により得
られるポリウレタン膜特有の比較的大きな細孔の他に、
前述した粘土有機複合体が厚さ0.001〜0.04μ
の鱗片状の超微粒子に分散しているので、この超微粒子
が凝固(ゲル化)の核として働き、個々の気孔が極めて
微細なものとなり、基布界面近傍に約0.1〜1.0μ
の孔径を有する凝固セルを形成し、高密集状態で超微細
セルの多孔質層を造るのである(図1参照)。これに対
し、本発明で用いる粘土有機複合体を含まない従来の透
湿性防水シートでは、布帛とポリウレタン皮膜の界面近
傍に上記したような微細孔が密集した層は形成されない
(図2参照)。
が、その凝固スピードを制御するために、40%以下の
範囲で予めこの水に含窒素極性溶媒を溶解させておいて
も良いことは言うまでもない。そして、この水浸ゲル化
の完了後に水洗・乾燥して本発明の防水シートを得るの
である。
た防水シートであり、この防水シートは耐水圧5000
mm以上の高耐水圧を有し、しかも透湿度8000g/m2
・24時間以上の高透湿性を併せ備えているのである。
併せ持つ理由は、ポリウレタン皮膜中に水粒子を通さな
いが水蒸気を通すという孔径0.1〜1.0μの極めて
微細な気孔が高密集状態で基布界面近傍に層状に形成さ
れているからである。この超微細な気孔の高密集状態の
形成は、ポリウレタン含窒素極性溶媒溶液に粘土有機複
合体を適切に配合することによって得られるものであ
り、換言すればこの粘土有機複合体がポリウレタンの湿
式ゲル化の核として作用し、基布界面近傍においては大
きな気孔の形成は阻止され、超微細な気孔のみが密集し
て造られるのである。また、かかる層が存在するために
剥離強度も向上したものとなっている。
て、本発明の粘土有機複合体がすぐれた結果を示す理由
は、明確には解明できていないが、おそらく超微粒子の
層状化合物であるためその配向性が作用して一定方向に
並びやすく密集しやすいので、高密集状態の超微細気孔
が形成しやすいものと考えられる。また、本発明防水シ
ートのポリウレタン膜は粘土有機複合体が分散されてい
るため、理由は定かではないがポリウレタン膜の表面に
開孔する細孔径が0.05〜2μと小さい(図3参
照)。これは従来のポリウレタン膜の表面に開孔する細
孔径が0.5〜3μ(図4参照)であるのに対しはるか
に小さい値であり、そのために耐水圧5000mmという
従来にない高耐水圧とすることができるものである。
で構成されたナイロンタフタに、下記の如くフッ素系撥
水剤にて撥水処理を施した。撥水剤を3重量%に含有し
た水分散液に上記タフタを浸漬し、絞り率40%にピッ
クアップしヒートセッターにて150℃×30秒の乾燥
熱処理を施した。この様にして得られた撥水性ナイロン
タフタに、表1に示した10種類の配合のポリウレタン
溶液を各々150g/m2の割合でコーティングし、それ
ぞれDMFを10重量%含有した水溶液を凝固液とする
浴槽中に30℃にて3分間浸漬してポリウレタン塗布液
を湿式ゲル化させ、ついで80℃の温湯にて10分間水
洗し、140℃にて熱風乾燥後、160℃にて3分間の
熱処理を行なうことにより、10種類の防水シートを試
作した。
りである。 ポリウレタンエラストマー … 大日本インキ化学工
業株式会社製のクリスボン8166 フッ素系撥水剤 … 明成化学株式会社製
のアサヒガードAG650 架橋剤 … 大日本インキ化学工業株式会社製の (ブロックイソシアネート) バーノックD500 粘土有機複合体A … コープケミカル株式
会社製のルーセンタイトSTN 粘土有機複合体B … コープケミカル株式会社製のル
ーセンタイトSWNを水で分散させ、この分散液に、交
換容量の1.5倍量の次式の化3にて示される第4アン
モニウム塩を添加して反応させ、ろ過、洗浄、乾燥させ
て、粘土有機複合体Bを得た。
化ナトリウムを850℃で加熱処理して得られた合成膨
潤性雲母(コープケミカル株式会社製のソマシフME)
をアイメックス社製ウルトラビスコミルで微粉砕し、そ
の後、水中で27k Hzで3時間超音波処理を行なった。
この超音波処理品を水で分散させ、この分散液に、交換
容量1.5倍量の次式の化4にて示される第4アンモニ
ウム塩を添加反応させた後、洗浄、乾燥させて、粘土有
機複合体Cを得た。
ーセンタイトSWNを水で分散させ、この分散液に、交
換容量の1.5倍量の次式の化5にて示される第4アン
モニウム塩を添加して反応させ、ろ過、洗浄、乾燥させ
て、粘土有機複合体Dを得た。
式会社製のルーセンタイトSWNを水で分散させ、この
分散液に、交換容量の1.5倍量の次式の化6にて示さ
れる第4アンモニウム塩を添加して反応させ、ろ過、洗
浄、乾燥させて、粘土有機複合体Eを得た。
ーセンタイトSWNを水で分散させ、この分散液に、交
換容量の1.5倍量の次式の化7にて示される第4アン
モニウム塩を添加して反応させ、ろ過、洗浄、乾燥させ
て、粘土有機複合体Fを得た。
合分散させていない場合であって、比較例2は微粒子と
して多孔質シリカゲル(粒径1〜4μ)を用いた場合の
テストである。同じく実施例1〜8は本発明の実施例で
あり粘土有機複合体の種類や量を変化させている。この
様にして得られた10種類の防水シートについて測定し
た物性データを表2に示す。
記の通りである。 耐水圧 … JIS規格 L−1092 透湿度 … JIS規格 L−1099(A−
I)、(B−I) 剥離強度 … 幅1cmの熱融着テープを貼って、端部
を剥離させて引張試験機により剥離が継続するg数
は耐水圧はあっても透湿度が低く、通常の微粒子を用い
た比較例2では透湿度は向上するが耐水圧が悪くなって
いるのである。一方、本発明実施例はいずれも高耐水圧
と高透湿性とを併せ持ち、しかも剥離強度も比較例に比
べて大きく向上しているのである。
リウレタンの固形分に対して粘土有機複合体(A)1重
量%以上で本発明の目的とする透湿度が達成され、8重
量%以下で本発明の目的とする耐水圧が達成されること
がわかる。更に、表には示されていないが同様な実験に
より、ポリウレタンの固形分に対して粘土有機複合体が
0.5重量%未満では透湿度が低すぎ、一方、20重量
%以上添加すると耐水圧が低すぎる。
という高耐水圧と透湿度8000g/m2・24時間以上
という高透湿性を併せ持っている防水シートを提供した
ことであり、従来この様な相互に相反する両物性を高度
に備えた防水シートはなく、雨や海水などを通さずしか
も蒸れないという非常に快適な衣料用素材として、極め
て優れた有用性を発揮するものである。
構造を示す縦断面の電子顕微鏡写真。
の微細構造を示す縦断面の電子顕微鏡写真。
ウレタン皮膜の表面状態を示す電子顕微鏡写真。
のポリウレタン皮膜の表面状態を示す電子顕微鏡写真。
Claims (7)
- 【請求項1】 湿式凝固ポリウレタン膜を布帛表面に有
する高耐水圧・高透湿性防水シートであって、湿式凝固
ポリウレタン膜中に膨潤性層状ケイ酸塩の層間に第4ア
ンモニウムイオンを導入せしめた粘土有機複合体がポリ
ウレタンの固形分に対し0.5〜20重量%分散含有さ
れており、耐水圧5000mm以上、透湿度8000g/
m2・24時間以上であることを特徴とする高耐水圧・高
透湿性防水シート。 - 【請求項2】 膨潤性層状ケイ酸塩がスメクタイト型粘
土および/または膨潤性雲母であることを特徴とする請
求項1の高耐水圧・高透湿性防水シート。 - 【請求項3】 第4アンモニウムイオンが下記の化1の
一般式にて示されるものであることを特徴とする請求項
1または2の高耐水圧・高透湿性防水シート。 【化1】 ただし、一般式中のR1 は炭素数1〜22のアルキル基
またはベンジル基、R2 は炭素数1〜22のアルキル基
または(Cm H2mO)n H基(mは2〜6、nは1〜5
0)、R3 、R4 は炭素数4〜22のアルキル基または
(Cm H2mO)n H基(mは2〜6、nは1〜50)を
示す。 - 【請求項4】 布帛と湿式凝固ポリウレタン膜との界面
近傍に孔径0.1〜1.0μの微細孔が高度に密集する
層が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかの高耐水圧・高透湿性防水シート。 - 【請求項5】 湿式凝固ポリウレタン膜の表面に開孔す
る細孔径が0.05〜2μである請求項1〜4のいずれ
かの高耐水圧・高透湿性防水シート。 - 【請求項6】 ポリウレタンを含窒素極性溶媒を主体と
する溶媒に溶解し、膨潤性層状ケイ酸塩の層間に第4ア
ンモニウムイオンを導入せしめた粘土有機複合体をポリ
ウレタンの固形分に対して0.5〜20重量%分散させ
た溶液を、布帛にコーティングし、凝固浴中に浸漬して
ポリウレタンを凝固させ、水洗、乾燥することを特徴と
する高耐水圧・高透湿性防水シートの製造方法。 - 【請求項7】 含窒素極性溶媒がジメチルホルムアミド
であることを特徴とする請求項6の高耐水圧・高透湿性
防水シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27749593A JP3158169B2 (ja) | 1992-10-12 | 1993-10-07 | 高耐水圧・高透湿性防水シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30034392 | 1992-10-12 | ||
JP4-300343 | 1992-10-12 | ||
JP27749593A JP3158169B2 (ja) | 1992-10-12 | 1993-10-07 | 高耐水圧・高透湿性防水シート及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073655A true JPH073655A (ja) | 1995-01-06 |
JP3158169B2 JP3158169B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=26552416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27749593A Expired - Lifetime JP3158169B2 (ja) | 1992-10-12 | 1993-10-07 | 高耐水圧・高透湿性防水シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3158169B2 (ja) |
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- 1993-10-07 JP JP27749593A patent/JP3158169B2/ja not_active Expired - Lifetime
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