JPH0736450U - 基板収納装置 - Google Patents

基板収納装置

Info

Publication number
JPH0736450U
JPH0736450U JP7158793U JP7158793U JPH0736450U JP H0736450 U JPH0736450 U JP H0736450U JP 7158793 U JP7158793 U JP 7158793U JP 7158793 U JP7158793 U JP 7158793U JP H0736450 U JPH0736450 U JP H0736450U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
substrate
flap plate
storage device
protruding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7158793U
Other languages
English (en)
Inventor
潤一 立道
正敏 小野田
Original Assignee
日新電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日新電機株式会社 filed Critical 日新電機株式会社
Priority to JP7158793U priority Critical patent/JPH0736450U/ja
Publication of JPH0736450U publication Critical patent/JPH0736450U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者に頼ることなく、カセットからの基板
の突き出しを確実に防止することができるようにした基
板収納装置を提供する。 【構成】 カセット台6上に装着されたカセット10の
前方の両横の部分に位置するように、基板押し込み機構
30をそれぞれ設けた。各基板押し込み機構30は、カ
セット台6上に装着されたカセット10の前方横の部分
に位置するように立てて配置された回転軸34と、この
回転軸に結合されていてそれを矢印Cのように往復回転
させるアクチュエータ32と、回転軸34にその軸方向
に沿って上下方向に延びるように取り付けられたフラッ
プ板36と、このフラップ板36の先端部にその高さ方
向に沿って取り付けられた樹脂製のパッド38とを備え
ている。このフラップ板36の回転によってそのパッド
38の部分で、カセット10から前方に突き出している
基板4をカセット10内に押し込むことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばイオン注入装置、薄膜形成装置、ドライエッチング装置等 のように、基板を処理する装置に用いられるものであって、カセット台の上部に 、複数枚の基板を複数段に収納可能なカセットを装着するよう構成された基板収 納装置に関し、より具体的には、カセットからの基板の突き出しを防止する手段 に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の基板収納装置の従来例を図3および図4に示す。
【0003】 この基板収納装置は、カセット台6の上部に、複数枚の基板4を複数段に収納 可能なカセット10を装着するよう構成されている。
【0004】 基板4は、例えば、ガラス基板、より具体的には液晶ディスプレイ用の角型の ガラス基板である。
【0005】 カセット10は、図4に示すように、その左右の側面内側に、基板4を支持す る基板支持部12を一組ずつ複数段に有している。またこの例では、カセット1 0の内側奥の部分に、収納された基板4を止めるストッパー16が設けられてい る。14は底板である。
【0006】 このようなカセット10に、例えば、基板4を載せるアーム2を矢印Aのよう に上下および矢印Bのように前後させることができる基板搬送ロボット(図示省 略)によって、その前方(図1ないし図3における左側)から基板4を1枚ずつ 出し入れすることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 上記のような基板収納装置において、カセット10内における基板4の横方向 および後方へのずれは、基板支持部12およびストッパー16によってそれぞれ 防止することができるけれども、前方については、基板4の搬出入を行う必要上 、基板4の突き出しを防止する手段を講じることができない。そのため、何らか の原因によって、例えば図3中に2点鎖線で示すように、基板4がカセット10 から前方に突き出していることが起こり得る。
【0008】 このようなことを放置しておくと、カセット10から当該基板4をアーム2に よって搬出して別の場所へ搬送する場合に、アーム2上に基板4が正規の位置か らずれたまま載せられ、かつ別の場所へずれたまま渡されるため、基板4が搬送 途中でアーム2から落下したり、別の場所へ正しく渡すことができない等の事態 が生じ、基板搬送の信頼性が低下する。
【0009】 これを防止するため、従来は、作業者が基板4の突き出しの有無を目視で確認 し、突き出している場合は作業者が手作業によってその基板4をカセット10内 へ正しく納めるようにしていた。
【0010】 しかし、このような手段では、目視による良否の判断に個人差があり、全て の基板4が正しくカセット10内に収納されているとは限らないので、基板搬送 の信頼性の低下をもたらす、目視確認に手間がかかるだけでなく突き出してい る基板4をカセット10内に正しく納めるのに手間がかかり、この基板収納装置 を用いたイオン注入装置等の装置を停止させなければならない時間が長くなり同 装置の稼働率を低下させる、という問題がある。
【0011】 また、カセット台6上のカセット10の前方の上下に位置するように、上下方 向に光24を発する発光器22とその光24を受ける受光器26との組み合わせ から成る光センサー20を配置し、この光センサー20によって、カセット10 から突き出している基板4の存在を検出し、それを作業者に知らせるようにする 場合もあるが、その場合でも、突き出している基板4をカセット10内に正しく 納めるのは作業者に頼っているため、この基板収納装置を用いた装置の稼働率を 低下させるという問題は残っている。
【0012】 そこでこの考案は、作業者に頼ることなく、カセットからの基板の突き出しを 確実に防止することができるようにした基板収納装置を提供することを主たる目 的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案の基板収納装置は、前記カセット台上に装 着されたカセットの前方横の部分に位置するように立てて配置された回転軸と、 この回転軸に結合されていてそれを往復回転するアクチュエータと、前記回転軸 にその軸方向に沿って取り付けられたフラップ板と、このフラップ板の先端部に その高さ方向に沿って取り付けられた樹脂製のパッドとを備え、前記フラップ板 の回転によってそのパッドの部分で、カセットから前方に突き出している基板を カセット内へ押し込む基板押し込み機構を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
上記構成によれば、基板押し込み機構のアクチュエータを動作させることによ って、フラップ板を回転させてそれに取り付けたパッドの部分で、カセットから 前方に突き出している基板をカセット内へ押し込むことができる。その結果、作 業者に頼ることなく、カセットからの基板の突き出しを確実に防止することがで きる。
【0015】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例に係る基板収納装置を示す側面図である。図2は 、図1の線D−Dに沿う断面図である。図3および図4の従来例と同一または相 当する部分には同一符号を付し、以下においては当該従来例との相違点を主に説 明する。
【0016】 この実施例においては、前述したようなカセット台6上に装着されたカセット 10の前方の両横の部分に位置するように、次のような構成の基板押し込み機構 30をそれぞれ設けている。
【0017】 各基板押し込み機構30は、カセット台6上に装着されたカセット10の前方 横の部分に位置するように立てて配置された回転軸34と、この回転軸34の下 端部に結合されていてそれを矢印Cのように左右に往復回転させるアクチュエー タ32と、回転軸34の上端部に、同回転軸34の軸方向に沿って上下方向に延 びるように取り付けられたフラップ板36と、このフラップ板36の先端部にそ の高さ方向に沿って取り付けられた樹脂製のパッド38とを備えている。
【0018】 アクチュエータ32としては、例えば電気モータ、油空圧モータ等が挙げられ る。このアクチュエータ32は、360度回転する必要はなく、90度程度の角 度内を揺動する揺動モータで良い。
【0019】 フラップ板36は、少なくとも、カセット10の最下段の基板収納位置から最 上段の基板収納位置までの上下方向の長さを有している。このようにすれば、カ セット10内の全段の基板4を押し込むことができる。また、このフラップ板3 6の水平方向の長さは、カセット10内の基板4の前端部に届く程度であれば良 い。
【0020】 パッド38は、例えばポリアセタール等の樹脂で作られている。これは、それ が基板4に当接するので、基板4を傷付けない上から好ましいからである。この パッド38は、この実施例では円柱の半割り構造をしている。
【0021】 このような構造の両基板押し込み機構30は、この例では互いに同期してフラ ップ板36を矢印Cのように回転させるようにしている。このようにすれば、基 板4をまっすぐにカセット10内へ押し込むことができる。この同期を取るため には、例えば、アクチュエータ32が電気モータの場合は両電気モータを電気的 に同期させれば良く、アクチュエータ32が油空圧モータの場合は両油空圧モー タに共通の油空圧を供給するようにすれば良い。
【0022】 上記のような基板押し込み機構30を設けることにより、例えばカセット台6 上に複数枚の基板4を収納したカセット10を装着した後に、またはカセット台 6上に装着したカセット10内に基板搬送ロボットのアーム2等によって所定枚 数の基板4を収納した後に、各アクチュエータ32を動作させることによって、 両フラップ板36を矢印Cのように回転させてそれに取り付けられたパッド38 の部分で、例えば図2中に2点鎖線で示すようなカセット10から前方に突き出 している基板4をカセット10内へ当該基板4がストッパー16に当接するまで 押し込むことができる。その結果、作業者に頼ることなく、カセット10からの 基板4の突き出しを確実に防止することができる。
【0023】 その結果、作業者の個人差に影響されず、全ての基板4が正しくカセット10 内に収納されることになるので、カセット10から基板4をアーム2等によって 搬出して別の場所へ搬送する場合に、アーム2上に基板4が正規の位置からずれ たまま載せられたり、別の場所へずれたまま渡されることが無くなり、基板搬送 の信頼性を高めることができる。
【0024】 また、突き出している基板4をカセット10内に正しく納めることも人手を要 することなく基板押し込み機構30によって極めて短時間で行うことができるの で、この基板収納装置を用いたイオン注入装置等の装置を基板4の突き出し修正 に伴って停止させなければならない時間を無くすることができ、同装置の稼働率 を高めることができる。
【0025】 なお、基板押し込み機構30は、必ずしもこの実施例のように2台設ける必要 はなく、1台でも基板4をカセット10内に押し込むことができる。その場合、 基板4が斜めに押し込まれるのを防止するために、そのフラップ板36の水平方 向の長さを長くしてそのパッド38が基板4のほぼ中央部を押すようにするのが 好ましい。
【0026】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、上記のような基板押し込み機構を設けたので 、それによって、カセットから前方へ突き出している基板をカセット内へ押し込 むことができる。従って、作業者に頼ることなく、カセットからの基板の突き出 しを確実に防止することができる。
【0027】 その結果、作業者の個人差に影響されず、全ての基板が正しくカセット内に収 納されることになるので、基板搬送の信頼性を高めることができる。また、突き 出している基板をカセット内に正しく納めることも人手を要することなく基板押 し込み機構によって極めて短時間で行うことができるので、この基板収納装置を 用いたイオン注入装置等の装置を基板の突き出し修正に伴って停止させなければ ならない時間を無くすることができ、同装置の稼働率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る基板収納装置を示す
側面図である。
【図2】図1の線D−Dに沿う断面図である。
【図3】従来の基板収納装置の一例を示す側面図であ
る。
【図4】図3の基板収納装置の正面図である。
【符号の説明】
4 基板 6 カセット台 10 カセット 30 基板押し込み機構 32 アクチュエータ 34 回転軸 36 フラップ板 38 パッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/3065

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット台の上部に、複数枚の基板を複
    数段に収納可能なカセットを装着するよう構成された基
    板収納装置において、前記カセット台上に装着されたカ
    セットの前方横の部分に位置するように立てて配置され
    た回転軸と、この回転軸に結合されていてそれを往復回
    転するアクチュエータと、前記回転軸にその軸方向に沿
    って取り付けられたフラップ板と、このフラップ板の先
    端部にその高さ方向に沿って取り付けられた樹脂製のパ
    ッドとを備え、前記フラップ板の回転によってそのパッ
    ドの部分で、カセットから前方に突き出している基板を
    カセット内へ押し込む基板押し込み機構を設けたことを
    特徴とする基板収納装置。
JP7158793U 1993-12-08 1993-12-08 基板収納装置 Pending JPH0736450U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7158793U JPH0736450U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 基板収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7158793U JPH0736450U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 基板収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736450U true JPH0736450U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13464967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7158793U Pending JPH0736450U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 基板収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0736450U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220109200A (ko) * 2021-01-28 2022-08-04 주식회사 티엘비 다층인쇄회로기판 형성용 면상 재료 자동 반출 적재장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220109200A (ko) * 2021-01-28 2022-08-04 주식회사 티엘비 다층인쇄회로기판 형성용 면상 재료 자동 반출 적재장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0617295Y2 (ja) 基板受け渡し装置
JP2020021795A (ja) 搬送システム
JPH11116045A (ja) ウェハ搬送装置
JPH09162257A (ja) 薄型基板の搬送装置
JP3939062B2 (ja) 基板検出装置
JP2001144166A (ja) 基板位置決め装置及び基板ハンドリング方法
JPH0736450U (ja) 基板収納装置
JPS6023226A (ja) 硬質の偏平な要素の自動分配装置
JPH0969548A (ja) 薄型基板の搬送装置
JPH1022364A (ja) 搬送装置における吸着ハンド
JP4276810B2 (ja) 無人搬送車
JPH11330222A (ja) 基板収納装置および基板収納方法
JP2575717B2 (ja) 半導体基板または液晶基板の搬送装置
JP3273706B2 (ja) プローブ装置
JP2020021896A (ja) 搬送ロボットおよび搬送システム
JPH10284576A (ja) ウェハ搬送装置
JP2020107658A (ja) 電子部品搬送装置
JPH0611069B2 (ja) ウエハ整列装置
JP4718218B2 (ja) 基板支持機構
WO2018155011A1 (ja) データ読取システムおよびデータ読取システムの制御方法
JPH07176595A (ja) 基板搬送装置
JP3375223B2 (ja) 液晶板の検査装置
JPH077066Y2 (ja) リンクレバー挿入機
JPH0755533Y2 (ja) 基板収納用カセットの歪み矯正装置
JPH10123193A (ja) 表示パネル基板の検査装置および検査方法