JPH0736370B2 - 静止誘導機器用鉄心の組立方法 - Google Patents

静止誘導機器用鉄心の組立方法

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JPH0736370B2
JPH0736370B2 JP62047657A JP4765787A JPH0736370B2 JP H0736370 B2 JPH0736370 B2 JP H0736370B2 JP 62047657 A JP62047657 A JP 62047657A JP 4765787 A JP4765787 A JP 4765787A JP H0736370 B2 JPH0736370 B2 JP H0736370B2
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JP
Japan
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iron core
block
leg
coil
yoke
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治 徳増
芳寛 ▲葛▼葉
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、静止誘導機器用鉄心の組立方法、特に、鉄
心素板を隅接合部で互いにオーバーラツプさせて構成さ
れている静止誘導機器用鉄心の組立方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の一般的な静止誘導機器である外鉄形変
圧器を示す。
図において、下部タンク(1)の上面周辺に下部タンク
フランジ(2)が設けられている。下部タンク(1)内
にはコイル窓(4)のあるコイル(3)が、下部タンク
(1)の上方にまで突出して配置されている。コイル窓
(4)の下部には、タング支え(5)が、下部タンクフ
ランジ(2)の上面で支持されて配置されている。
下部スペーサ(6)は鉄心(7)の外周側下面と下部タ
ンクフランジ(2)との間に挿着されている。
コイル窓(4)の上端には、タングウエツジ(8)が挿
着されている。
鉄心(7)の外周側上面には、上記スペーサ(9)を介
して、鉄心押え(11)が配置されている。
上部タンク(10)の下面周辺には、下部タンクフランジ
(2)に溶接接合された上部タンクフランジ(12)が設
けられている。
次に、上記のように構成される外鉄形変圧器の組立手順
を簡単に説明する。
最初に、下部タンク(1)にコイル(3)を立てる。
次に、タング支え(5)を、その長さ方向の両端が下部
タンクフランジ(2)に乗るように、コイル窓(4)内
の下部に配置し、コイル(3)の外周の下部タンクフラ
ンジ(2)の上には下部スペーサ(6)を配置する。
次いで、タング支え(5)及び下部スペーサ(6)の上
に鉄心(7)を一層ずつ積層したあと、コイル(3)外
周の鉄心(7)上に上部スペーサ(9)を配置し、コイ
ル窓(4)内の鉄心(7)とコイル(3)との間にタン
グウエツジ(8)を打ち込んで挿入する。
タングウエツジ(8)を挿入することにより、コイル窓
(4)内の鉄心(7)が締め付けられると共に、コイル
(3)及び鉄心(7)の重量は、タング支え(5)を介
して、下部タンク(1)で支えられることになる。
次に、上部タンク(10)を上からかぶせ、上部タンク
(10)の内周に設けられた鉄心押え(11)により、コイ
ル(3)外周部の鉄心(7)が締め付けられる。
最後に、上部タンク(10)の下面周辺に設けられている
上部タンクフランジ(12)と下部タンクフランジ(2)
との間を溶接し、固定する。
鉄心(7)は、第5図に示すように、レツグ(7a)、レ
ツグ(7a)に直角に接続して設けられるヨーク(7b)、
レツグ(7a)と平行に設けられるヨーク(7c)からなつ
ており、実線及び破線で示した鉄心素板を交互に1層ず
つ積層することにより、鉄心(7)の隅接合部は鉄心素
板が互いにオーバーラツプする構造となり、第4図で示
した鉄心(7)が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のような従来の静止誘導機器では、鉄心の積層が1
層ずつ行なわれるために、所定の積高さの鉄心を得るた
めには、多くの作業時間を要すると共に、1層ずつの積
層の都度位置決めを必要とするので、鉄心がずれやすい
といつた問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、鉄心の組立を短時間で行なうことができ、しか
も、ずれの無い静止誘導機器用鉄心の組立方法を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る静止誘導機器用鉄心の組立方法は、鉄心
素板を前もつてラツプ寸法だけずらして積層してブロツ
ク状に形成した、レツグ及びレツグに平行なヨークのブ
ロックをコイルの周囲に配置し、この後レッグのブロッ
クとレッグに平行なヨークのブロックとの間に、レッグ
と直角なヨークをさしコアとして配置するようにしてい
る。
〔作用〕
この発明においては、鉄心のレッグ及びレッグに平行な
ヨークを予めそれぞれ個別にブロツク状に積層し、それ
ぞれを吊つて順次コイルの周囲に配置して先に配置した
ブロツクにさしコアすることにより固定し、鉄心を構成
する。
〔実施例〕
第1〜3図は、この発明の組立方法の一実施例を示した
ものである。
図において、符号(1)〜(3),(6)、(7a)及び
(7c)は、従来方法を示した第4図及び第5図に示した
同符号のものと同一又は同等のものである。
まず、第1図について手順を説明する。
下部プレート例えばタング支え(5a)の上面に、鉄心素
板を交互にラツプ寸法だけずらして積層し、ブロツク状
のレツグ(7a)を2列形成する。
上記レツグ(7a)の上に押え板(21)を当接し、締付ボ
ルト(22)によりタング支え(5a)と上部プレート例え
ば押え板(21)との間でレツグ(7a)を締め付ける。
次に、吊りビーム(25a)の下面に設けられているプレ
ート(23)と、押え板821)とを接続ボルト(24)によ
つて接続固定する。
次に、吊りビーム(25a)を揚重機で吊り上げ、レツグ
(7a)をコイル(3)のコイル窓(4)内に矢印Aで示
すように、挿入し、タング支え(5a)を下部タンクフラ
ンジ(2)の上面の所定位置に配置する。
次に、締付ボルト(22)を外し、揚重機にて吊りビーム
(25a)をコイル窓(4)から吊り出せば、コイル窓
(4)内にはレツグ(7a)が残る。
なお、第1図では、吊りビーム(25a)の形状をC字形
としたが、第2図に示す吊りビーム(25b)のように、
直線形状としても差し支えない。
次に、レツグ(7a)と平行なヨーク(7c)の組立方法に
ついて、第3図に示す。
下部スペーサ(6)の上面に、鉄心素板を交互にラツプ
寸法だけずらして必要高さ積層し、ブロツク状のヨーク
(7c)を形成する。
次に、揚重ロープを下部スペーサ(6)の下部に設けら
れている通油溝(26)を通してヨーク(7c)を揚重機に
て吊り上げ、コイル(3)の外周で、レツグ(7a)と平
行な位置の下部タンクフランジ(2)の上面の所定位置
に配置する。次に、揚重ロープを外せばヨーク(7c)が
残る。
上記方法では、コイル窓(4)内の鉄心積高さは、吊り
ビーム(25a)又は(25b)の厚さだけ不足になつている
ので、この不足分は、従来と同様の方法によつて積層す
ればよい。
また、ヨーク(7b)は、レツグ(7a)及びヨーク(7c)
の配置後、一層ずつさしコアすることにより得られる。
これ以降の手順は、上記した従来の方法と同一である。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したとおり、レツグ及びレツグと
平行な位置のヨークを前もつてブロツク状に形成してお
き、このブロツク状のレツグ及びヨークをコイル周囲に
配置し、レッグと直角なヨークをさしコアするようにし
たので、鉄心組立の時間を大幅に低減することができ、
しかも、レツグ及びヨークは位置ずれの無い鉄心を得る
ことができるので、経済的でありかつ品質的に向上した
静止誘導機器用鉄心の組立方法が得られる効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のレツグのコイルへの取付方法の一実
施例を示す側面図、第2図は第1図の他の実施例を示す
側面図、第3図はこの発明のレツグに平行なヨークのコ
イルへの取付方法の一実施例を示す側面図、第4図は従
来の外鉄形変圧器の一部断面側面図、第5図は第4図の
V−V線による断面図である。 (3)……コイル、(4)……コイル窓、(5a)……下
部プレート(タング支え)、(6)……下部スペーサ、
(7a)……レツグ、(7c)……ヨーク、(21)……上部
プレート(押え板)。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心素板が隅接合部において互いにオーバ
    ーラップする構造を有する静止誘導機器用鉄心の組立方
    法において、 レッグを予め上記オーバーラップ寸法だけずらして積層
    してブロック状に形成し、上記ブロック状のレッグをそ
    の上下に配設された上下部プレートによって締め付ける
    と共に上部プレートを介して吊り上げ、次いで、吊り上
    げられたブロック状のレッグをコイル窓内に挿入して配
    置する工程、 上記レッグと平行な位置にあるヨークを上記オーバーラ
    ップ寸法だけずらして積層してブロック状に形成し、上
    記ブロック状のヨークをスペーサ上に配置すると共にこ
    のスペーサを介して吊り上げ、次いで、吊り上げられた
    ブロック状のヨークをコイル窓外で上記レッグと平行な
    位置に配置する工程、及び 上記コイル窓内に配置されたブロック状のレッグと、上
    記コイル窓外に配置されたブロック状のヨークとの間
    に、上記レッグと直角なヨークをさしコアして配置する
    工程 を備えていることを特徴とする静止誘導機器用鉄心の組
    立方法。
JP62047657A 1987-03-04 1987-03-04 静止誘導機器用鉄心の組立方法 Expired - Lifetime JPH0736370B2 (ja)

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