JPS6318847B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318847B2 JPS6318847B2 JP56143590A JP14359081A JPS6318847B2 JP S6318847 B2 JPS6318847 B2 JP S6318847B2 JP 56143590 A JP56143590 A JP 56143590A JP 14359081 A JP14359081 A JP 14359081A JP S6318847 B2 JPS6318847 B2 JP S6318847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- iron
- yoke
- electromagnetic induction
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 100
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 41
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 23
- 235000000396 iron Nutrition 0.000 claims description 22
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 54
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 17
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 241000270708 Testudinidae Species 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/245—Magnetic cores made from sheets, e.g. grain-oriented
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、変圧器などの三相の電磁誘導機器
鉄心において鉄損失を低減することを目的とし、
かつ鉄心素片切断時にスクラツプが出ないように
した三相電磁誘導機器鉄心に関するものである。
鉄心において鉄損失を低減することを目的とし、
かつ鉄心素片切断時にスクラツプが出ないように
した三相電磁誘導機器鉄心に関するものである。
近年、省エネルギー、省資源が提唱され、電磁
誘導機器鉄心も数々の改善がなされ効果をあげて
きた。第1図は従来のこの種の三相電磁誘導機器
鉄心を示すもので1と2は外側脚鉄、3は中央脚
鉄、4と5は上継鉄、6と7は下継鉄である。こ
れら脚鉄と継鉄は電気鉄板よりなり、その圧延方
向と磁化方向が一致するように、しかも脚鉄と継
鉄の接続する部分において磁束が通過しやすいよ
うに額縁状に切断され積層して形成される。ここ
で、実線は上層の鉄心素片を示し、点線はその他
の層の上層と異なつた部分を示す。第2図は第1
図の三層電磁誘導機器鉄心の鉄心素片の切断方法
の一例を示したもので、切断された各鉄心素片を
第1図の各部に相当する位置に一層、二層あるい
はそれ以上の層数を一組として積層する。第2図
において1aと2aは第1図の外側脚鉄1と2に
積層する鉄心素片、3aは同じく中央脚鉄3に積
層する鉄心素片、4aと5aは上継鉄4と5に積
層する鉄心素片、6aと7aは下継鉄6と7に積
層する鉄心素片である。このような三相電磁誘導
機器鉄心は鉄心素片切断時に鉄心素材のスクラツ
プが出ないという長所がある。しかし、第1図の
外側脚鉄1と継鉄4と6、外側脚鉄2と継鉄5と
7の接続する部分は第1図の−断面図を第3
図に示すように、脚鉄と継鉄の鉄心素片とが互い
違いにラツプした状態で接合されているため、接
合部の極部的な磁束の集中となり、鉄損失が増加
するという欠点がある。第3図の点線8が磁束を
示し、ラツプ接合部cにおける磁束分布を示す。
ラツプ接合部におけるこの欠点を改善するため第
4図に示す三相電磁誘導機器鉄心が考案され実用
に供されてきた。この図において、9と10は外
側脚鉄、11は中央脚鉄、12と13は上継鉄、
14と15は下継鉄である。この鉄心は外側脚鉄
9と継鉄12と14、外側脚鉄10と継鉄13と
15の接続する部分が第4図の−断面図を第
5図に示すように接合部cが階段状に配置されて
いる。このため、この部分の磁束分布を第5図に
点線で示すように接続部における磁束の集中が緩
和される。従つて、この部分の鉄損失の発生が低
減される。しかし、この鉄心は中央脚鉄11を形
成する鉄心素片が亀の甲状になつているため、鉄
心素材より鉄心素片を切断する場合には、例えば
第6図に示すようなパターンとする必要があり、
スクラツプが発生し不経済である。第6図におい
て、9aと10aは第4図の外側脚鉄9と10に
積層する鉄心素片、11aは同じく中央脚鉄11
に積層する鉄心素片、12aと13aは上継鉄1
2と13に積層する鉄心素片、14aと15aは
下継鉄14と15に積層する鉄心素片で16がス
クラツプである。また、この鉄心は、第1図に示
した如く、中央脚鉄3を形成する鉄心素片3aが
平行四辺形をしている三相電磁誘導機器鉄心と比
較して外側脚鉄の磁束波形の歪が大きいという欠
点がある。第7図はこの磁束波形を示したもの
で、曲線aは第1図の三相電磁誘導機器鉄心の外
側脚鉄1と2の磁束波形、曲線bは第4図の三相
電磁誘導機器鉄心の外側脚鉄9と10の磁束波形
である。曲線aがほぼ正弦波に近いのに対して、
曲線bは台形状となつており、曲線bの磁束波形
の歪の大きいのがわかる。これは、外側脚鉄のう
ちの一方が励磁されていない時の励磁されていな
い外側脚鉄への磁束の流入に起因しており、第1
図の三相電磁誘導機器鉄心より第4図の三相電磁
誘導機器鉄心の方がこの傾向が大きい。このよう
な磁束波形の歪があると、特に高配向性けい素鋼
板の如き全鉄損失に対してうず電流損失の占める
割合の大きい電気鉄板を鉄心素片として三相電磁
誘導機器鉄心に使用すると、接合部cを第5図に
示すように改善して接合部の鉄損失の増加を低減
しても接合部以外の鉄損失の増加がこれを上まわ
り逆効果となるという欠点がある。
誘導機器鉄心も数々の改善がなされ効果をあげて
きた。第1図は従来のこの種の三相電磁誘導機器
鉄心を示すもので1と2は外側脚鉄、3は中央脚
鉄、4と5は上継鉄、6と7は下継鉄である。こ
れら脚鉄と継鉄は電気鉄板よりなり、その圧延方
向と磁化方向が一致するように、しかも脚鉄と継
鉄の接続する部分において磁束が通過しやすいよ
うに額縁状に切断され積層して形成される。ここ
で、実線は上層の鉄心素片を示し、点線はその他
の層の上層と異なつた部分を示す。第2図は第1
図の三層電磁誘導機器鉄心の鉄心素片の切断方法
の一例を示したもので、切断された各鉄心素片を
第1図の各部に相当する位置に一層、二層あるい
はそれ以上の層数を一組として積層する。第2図
において1aと2aは第1図の外側脚鉄1と2に
積層する鉄心素片、3aは同じく中央脚鉄3に積
層する鉄心素片、4aと5aは上継鉄4と5に積
層する鉄心素片、6aと7aは下継鉄6と7に積
層する鉄心素片である。このような三相電磁誘導
機器鉄心は鉄心素片切断時に鉄心素材のスクラツ
プが出ないという長所がある。しかし、第1図の
外側脚鉄1と継鉄4と6、外側脚鉄2と継鉄5と
7の接続する部分は第1図の−断面図を第3
図に示すように、脚鉄と継鉄の鉄心素片とが互い
違いにラツプした状態で接合されているため、接
合部の極部的な磁束の集中となり、鉄損失が増加
するという欠点がある。第3図の点線8が磁束を
示し、ラツプ接合部cにおける磁束分布を示す。
ラツプ接合部におけるこの欠点を改善するため第
4図に示す三相電磁誘導機器鉄心が考案され実用
に供されてきた。この図において、9と10は外
側脚鉄、11は中央脚鉄、12と13は上継鉄、
14と15は下継鉄である。この鉄心は外側脚鉄
9と継鉄12と14、外側脚鉄10と継鉄13と
15の接続する部分が第4図の−断面図を第
5図に示すように接合部cが階段状に配置されて
いる。このため、この部分の磁束分布を第5図に
点線で示すように接続部における磁束の集中が緩
和される。従つて、この部分の鉄損失の発生が低
減される。しかし、この鉄心は中央脚鉄11を形
成する鉄心素片が亀の甲状になつているため、鉄
心素材より鉄心素片を切断する場合には、例えば
第6図に示すようなパターンとする必要があり、
スクラツプが発生し不経済である。第6図におい
て、9aと10aは第4図の外側脚鉄9と10に
積層する鉄心素片、11aは同じく中央脚鉄11
に積層する鉄心素片、12aと13aは上継鉄1
2と13に積層する鉄心素片、14aと15aは
下継鉄14と15に積層する鉄心素片で16がス
クラツプである。また、この鉄心は、第1図に示
した如く、中央脚鉄3を形成する鉄心素片3aが
平行四辺形をしている三相電磁誘導機器鉄心と比
較して外側脚鉄の磁束波形の歪が大きいという欠
点がある。第7図はこの磁束波形を示したもの
で、曲線aは第1図の三相電磁誘導機器鉄心の外
側脚鉄1と2の磁束波形、曲線bは第4図の三相
電磁誘導機器鉄心の外側脚鉄9と10の磁束波形
である。曲線aがほぼ正弦波に近いのに対して、
曲線bは台形状となつており、曲線bの磁束波形
の歪の大きいのがわかる。これは、外側脚鉄のう
ちの一方が励磁されていない時の励磁されていな
い外側脚鉄への磁束の流入に起因しており、第1
図の三相電磁誘導機器鉄心より第4図の三相電磁
誘導機器鉄心の方がこの傾向が大きい。このよう
な磁束波形の歪があると、特に高配向性けい素鋼
板の如き全鉄損失に対してうず電流損失の占める
割合の大きい電気鉄板を鉄心素片として三相電磁
誘導機器鉄心に使用すると、接合部cを第5図に
示すように改善して接合部の鉄損失の増加を低減
しても接合部以外の鉄損失の増加がこれを上まわ
り逆効果となるという欠点がある。
この発明は上記のような従来の三相電磁誘導機
器鉄心の欠点を除去するためになされたもので、
スクラツプを出すことなく、かつ鉄損失を低減し
た三相電磁誘導機器鉄心を提供することを目的と
している。
器鉄心の欠点を除去するためになされたもので、
スクラツプを出すことなく、かつ鉄損失を低減し
た三相電磁誘導機器鉄心を提供することを目的と
している。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第8図は外側脚鉄17と脚鉄20,22を形
成する鉄心素片および外側脚鉄18と、継鉄2
1,23を形成する鉄心素片を一層ごとにそれぞ
れ階段状にずらせながら第5図のように構成し、
かつ、中央脚鉄19を形成する鉄心素片と上継鉄
20,21を形成する鉄心素片および下継鉄2
2,23を形成する鉄心素片を第1図のように重
ね合せ接続した本発明の一実施例を示す。各脚
鉄、継鉄を形成する鉄心素片の切断方法は、第2
図に示す従来の切断方法と同等であるが、外側脚
鉄鉄心素片と継鉄鉄心素片とを接続する部分が一
層ごとに階段状にずれているため、このずれる分
だけ継鉄鉄心素片の長さが層が進むにつれて変化
する。そしてある一定の層数切断すると最初の層
の長さにもどつてこれを繰り返す。第8図は、こ
の繰り返しを六層を一組として実施した場合の例
である。このようにして切断された鉄心素片を外
側脚鉄17と継鉄20,22および外側脚鉄18
と継鉄21,23の接続する部分が階段状にずれ
るように積層した状態で突き合せ接続し、かつ中
央脚鉄19と継鉄20,22および継鉄21,2
3の接続する部分は重ね合せになるように接続し
ながら積層する。第9図は第8図の上継鉄20の
みの積層状態を示したもので第10図はその積層
面を示す正面図である。
る。第8図は外側脚鉄17と脚鉄20,22を形
成する鉄心素片および外側脚鉄18と、継鉄2
1,23を形成する鉄心素片を一層ごとにそれぞ
れ階段状にずらせながら第5図のように構成し、
かつ、中央脚鉄19を形成する鉄心素片と上継鉄
20,21を形成する鉄心素片および下継鉄2
2,23を形成する鉄心素片を第1図のように重
ね合せ接続した本発明の一実施例を示す。各脚
鉄、継鉄を形成する鉄心素片の切断方法は、第2
図に示す従来の切断方法と同等であるが、外側脚
鉄鉄心素片と継鉄鉄心素片とを接続する部分が一
層ごとに階段状にずれているため、このずれる分
だけ継鉄鉄心素片の長さが層が進むにつれて変化
する。そしてある一定の層数切断すると最初の層
の長さにもどつてこれを繰り返す。第8図は、こ
の繰り返しを六層を一組として実施した場合の例
である。このようにして切断された鉄心素片を外
側脚鉄17と継鉄20,22および外側脚鉄18
と継鉄21,23の接続する部分が階段状にずれ
るように積層した状態で突き合せ接続し、かつ中
央脚鉄19と継鉄20,22および継鉄21,2
3の接続する部分は重ね合せになるように接続し
ながら積層する。第9図は第8図の上継鉄20の
みの積層状態を示したもので第10図はその積層
面を示す正面図である。
これらの図において、第一層目(第10図にお
いて最下層)は片側が圧延方向に対して直角に切
断された鉄心素片20a、第二層目は両側が圧延
方向に対して斜角に切断され、かつ第一層の鉄心
素片より階段状分だけ長くなつた鉄心素片20
b、第三層目は第一層目と同等の形状であるが第
二層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片20
c、第四層目は第二層目と同等の形状であるが、
第三層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片2
0d、第5層目は第一層目と同等の形状であるが
第四層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片2
0e、第六層目は第二層目と同等の形状であるが
第五層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片2
0fである。このような積層方法で形成した第8
図の三相電磁誘導機器鉄心の継鉄20,21を上
面から見たのが第11図である。なお、この実施
例の場合六層で一組の階段状の接合部を形成した
が、六層以外で階段状の接合部を形成しても良
い。また、第11図の場合、一層ずつ異なつた形
状の継鉄鉄心素片と中央脚鉄鉄心素片を重ね合せ
て接合しているが、第12図に示すように同一形
状の継鉄鉄心素片二層ずつ、あるいはそれ以上を
一組として中央脚鉄鉄心素片と重ね合せて接合し
ても良い。このようにして三相電磁誘導機器鉄心
を形成したので外側脚鉄17と継鉄20,22と
の接続部および外側脚鉄18と継鉄21,23と
の接続部においては、脚鉄から継鉄へ、継鉄から
脚鉄への磁束の渡りがなめらかになるのでこの部
分における鉄損失の増加が緩和される。また、中
央脚鉄19と上継鉄20,21との接続部、中央
脚鉄19と下継鉄22,23との接続部を重ね合
せ接続にしているため脚鉄と継鉄の鉄心素片切断
時に電気鋼板のスクラツプが出ないばかりか、外
側脚鉄17と18の磁束波形の歪が少なくなるの
で高配向性けい素鋼板の如き一方向への配向性を
高めた電気鋼板を鉄心素片として使用した場合で
も鉄損失のビルデイングフアクターが向上する。
いて最下層)は片側が圧延方向に対して直角に切
断された鉄心素片20a、第二層目は両側が圧延
方向に対して斜角に切断され、かつ第一層の鉄心
素片より階段状分だけ長くなつた鉄心素片20
b、第三層目は第一層目と同等の形状であるが第
二層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片20
c、第四層目は第二層目と同等の形状であるが、
第三層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片2
0d、第5層目は第一層目と同等の形状であるが
第四層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片2
0e、第六層目は第二層目と同等の形状であるが
第五層目より階段状分だけ長くなつた鉄心素片2
0fである。このような積層方法で形成した第8
図の三相電磁誘導機器鉄心の継鉄20,21を上
面から見たのが第11図である。なお、この実施
例の場合六層で一組の階段状の接合部を形成した
が、六層以外で階段状の接合部を形成しても良
い。また、第11図の場合、一層ずつ異なつた形
状の継鉄鉄心素片と中央脚鉄鉄心素片を重ね合せ
て接合しているが、第12図に示すように同一形
状の継鉄鉄心素片二層ずつ、あるいはそれ以上を
一組として中央脚鉄鉄心素片と重ね合せて接合し
ても良い。このようにして三相電磁誘導機器鉄心
を形成したので外側脚鉄17と継鉄20,22と
の接続部および外側脚鉄18と継鉄21,23と
の接続部においては、脚鉄から継鉄へ、継鉄から
脚鉄への磁束の渡りがなめらかになるのでこの部
分における鉄損失の増加が緩和される。また、中
央脚鉄19と上継鉄20,21との接続部、中央
脚鉄19と下継鉄22,23との接続部を重ね合
せ接続にしているため脚鉄と継鉄の鉄心素片切断
時に電気鋼板のスクラツプが出ないばかりか、外
側脚鉄17と18の磁束波形の歪が少なくなるの
で高配向性けい素鋼板の如き一方向への配向性を
高めた電気鋼板を鉄心素片として使用した場合で
も鉄損失のビルデイングフアクターが向上する。
以上のようにこの発明によれば、外側脚鉄と継
鉄との接続部を階段状に接続し、かつ中央脚鉄と
継鉄の接続部を見かけ上X形を呈する重ね合せ接
続にしたので、鉄損失が少なく、かつ鉄心素片切
断時に電気鋼板のスクラツプが発生せず、三相電
磁誘導機器鉄心が安価に製作できる効果がある。
鉄との接続部を階段状に接続し、かつ中央脚鉄と
継鉄の接続部を見かけ上X形を呈する重ね合せ接
続にしたので、鉄損失が少なく、かつ鉄心素片切
断時に電気鋼板のスクラツプが発生せず、三相電
磁誘導機器鉄心が安価に製作できる効果がある。
第1図は従来の三相電磁誘導機器鉄心の一例を
示す平面図、第2図は第1図の鉄心素片切断パタ
ーンを示す平面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図は従来の別の三相電磁誘導機器鉄心の
一例を示す平面図、第5図は第4図の−断面
図、第6図は第4図の鉄心素片切断パターンを示
す平面図、第7図は第1図と第4図の脚鉄の磁束
波形を示す曲線図、第8図はこの発明の一実施例
を示す平面図、第9図は上記実施例の継鉄の積層
状態を示す平面図、第10図は第9図の積層面を
示す正面図、第11図は上記実施例の継鉄側から
みた正面図、第12図はこの発明の他の実施例を
示す三相電磁誘導機器鉄心の継鉄側からみた正面
図である。 図中、1,2,9,10,17,18は外側脚
鉄、3,11,19は中央脚鉄、4,5,12,
13,20,21は上継鉄、6,7,14,1
5,22,23は下継鉄、cは接合部である。な
お、同一符号は同一または相当部分を示す。
示す平面図、第2図は第1図の鉄心素片切断パタ
ーンを示す平面図、第3図は第1図の−断面
図、第4図は従来の別の三相電磁誘導機器鉄心の
一例を示す平面図、第5図は第4図の−断面
図、第6図は第4図の鉄心素片切断パターンを示
す平面図、第7図は第1図と第4図の脚鉄の磁束
波形を示す曲線図、第8図はこの発明の一実施例
を示す平面図、第9図は上記実施例の継鉄の積層
状態を示す平面図、第10図は第9図の積層面を
示す正面図、第11図は上記実施例の継鉄側から
みた正面図、第12図はこの発明の他の実施例を
示す三相電磁誘導機器鉄心の継鉄側からみた正面
図である。 図中、1,2,9,10,17,18は外側脚
鉄、3,11,19は中央脚鉄、4,5,12,
13,20,21は上継鉄、6,7,14,1
5,22,23は下継鉄、cは接合部である。な
お、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 脚鉄鉄心素片および継鉄鉄心素片を所定の層
数積み重ねてそれぞれ脚鉄および継鉄を複数個構
成し、上記脚鉄と上記継鉄とを連結して構成する
三相の電磁誘導機器鉄心において、中央脚鉄と継
鉄との連結部は平行四辺形の鉄心素子を交互に反
転して重ね合せた構造にすると共に、外側脚鉄と
継鉄との連結部は一層ごとに所定寸法ずらせて積
層した階段状の突き合せ構造としたことを特徴と
する三相電磁誘導機器鉄心。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56143590A JPS5844705A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 電磁誘導機器鉄心 |
US06/414,028 US4482880A (en) | 1981-09-10 | 1982-09-02 | Iron core for three-phase electromagnetic induction machine |
DE19823233032 DE3233032A1 (de) | 1981-09-10 | 1982-09-06 | Eisenkern fuer dreiphasige elektromagnetische induktionsmaschinen |
FR8215303A FR2512581B1 (fr) | 1981-09-10 | 1982-09-09 | Noyau en fer pour machine electromagnetique triphasee a induction |
NLAANVRAGE8203537,A NL188000C (nl) | 1981-09-10 | 1982-09-10 | Ijzerkern voor een electromagnetische inductiemachine. |
GB08225833A GB2105916B (en) | 1981-09-10 | 1982-09-10 | Iron core for three-phase transformer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56143590A JPS5844705A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 電磁誘導機器鉄心 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5844705A JPS5844705A (ja) | 1983-03-15 |
JPS6318847B2 true JPS6318847B2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=15342260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56143590A Granted JPS5844705A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 電磁誘導機器鉄心 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4482880A (ja) |
JP (1) | JPS5844705A (ja) |
DE (1) | DE3233032A1 (ja) |
FR (1) | FR2512581B1 (ja) |
GB (1) | GB2105916B (ja) |
NL (1) | NL188000C (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5959523A (en) * | 1996-10-15 | 1999-09-28 | Abb Power T&D Company Inc. | Magnetic core structure |
EP1441044B1 (en) * | 2001-10-05 | 2017-11-29 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Iron core exhibiting excellent insulating property at end face |
CN101901673B (zh) * | 2010-05-21 | 2011-12-21 | 郑州金阳电气有限公司 | 三相三柱变压器铁心七分之五斜四接缝叠积方式 |
KR101904100B1 (ko) * | 2016-12-20 | 2018-10-04 | 효성중공업 주식회사 | 변압기의 철심 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA764093A (en) * | 1967-07-25 | J. Katchanoski Kenneth | Magnetic core structure | |
US2628273A (en) * | 1948-12-17 | 1953-02-10 | Gen Electric | Magnetic core |
US2898565A (en) * | 1954-07-02 | 1959-08-04 | Mc Graw Edison Co | Magnetic core |
DE1791712U (de) * | 1956-12-21 | 1959-07-09 | Siemens Ag | Magnetischer kern. |
US3212042A (en) * | 1962-11-28 | 1965-10-12 | Gen Electric | Magnetic core |
US3303448A (en) * | 1963-06-05 | 1967-02-07 | Wagner Electric Corp | Joint structure for three-legged laminated core |
DE1613653A1 (de) * | 1967-03-10 | 1970-04-09 | Funken Dipl Ing Josef | Eisenkern fuer elektrische Induktionsapparate |
DE1613654A1 (de) * | 1967-03-10 | 1970-05-14 | Funken Josef Dipl Ing | Eisenkern fuer elektrische Induktionsapparate |
US3477053A (en) * | 1967-11-24 | 1969-11-04 | Westinghouse Electric Corp | Magnetic core structures |
CH480719A (de) * | 1968-03-28 | 1969-10-31 | Bbc Brown Boveri & Cie | Transformatorkern mit Kühlkanälen parallel zu den Blechen, und Verfahren zu seiner Herstellung |
US3540120A (en) * | 1968-11-12 | 1970-11-17 | Westinghouse Electric Corp | Method of constructing magnetic core structures |
US3559136A (en) * | 1969-06-20 | 1971-01-26 | Westinghouse Electric Corp | Magnetic core structure |
US3569886A (en) * | 1969-09-24 | 1971-03-09 | Westinghouse Electric Corp | Magnetic core structures |
US3611234A (en) * | 1969-12-23 | 1971-10-05 | Westinghouse Electric Corp | Magnetic core structures |
US3918153A (en) * | 1971-03-22 | 1975-11-11 | Westinghouse Electric Corp | Method of constructing a magnetic core |
JPS4942284A (ja) * | 1972-03-03 | 1974-04-20 | ||
JPS4922607A (ja) * | 1972-06-27 | 1974-02-28 |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP56143590A patent/JPS5844705A/ja active Granted
-
1982
- 1982-09-02 US US06/414,028 patent/US4482880A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-09-06 DE DE19823233032 patent/DE3233032A1/de active Granted
- 1982-09-09 FR FR8215303A patent/FR2512581B1/fr not_active Expired
- 1982-09-10 NL NLAANVRAGE8203537,A patent/NL188000C/xx not_active IP Right Cessation
- 1982-09-10 GB GB08225833A patent/GB2105916B/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5844705A (ja) | 1983-03-15 |
NL188000C (nl) | 1992-03-02 |
NL8203537A (nl) | 1983-04-05 |
FR2512581A1 (fr) | 1983-03-11 |
GB2105916B (en) | 1985-05-09 |
NL188000B (nl) | 1991-10-01 |
GB2105916A (en) | 1983-03-30 |
FR2512581B1 (fr) | 1987-06-19 |
DE3233032A1 (de) | 1983-04-14 |
US4482880A (en) | 1984-11-13 |
DE3233032C2 (ja) | 1988-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010143710A1 (ja) | 額縁形鉄心及びその組み立て方法 | |
JPS6318847B2 (ja) | ||
JPS6238845B2 (ja) | ||
JPH09232164A (ja) | 三角配置三脚鉄心形三相変圧器 | |
JPH0154843B2 (ja) | ||
JP2004055773A (ja) | 変圧器 | |
JPS63160317A (ja) | 変圧器用ギヤツプ付き積鉄心 | |
JPS5943703Y2 (ja) | 変圧器の五脚鉄心 | |
JPH0145204B2 (ja) | ||
JPH0138898Y2 (ja) | ||
JPS641923B2 (ja) | ||
JPH06163289A (ja) | チョークコイル | |
JPH0113392Y2 (ja) | ||
JPH0644535B2 (ja) | 静止誘導電器鉄心 | |
JPH01283912A (ja) | 電気機器鉄心の組立方法 | |
JPS61198706A (ja) | 誘導電気機器鉄心 | |
JPS61136630A (ja) | 鉄心片の焼鈍方法 | |
JPH1140434A (ja) | リアクトル用鉄心 | |
JPS6155905A (ja) | 静止誘導電器鉄心 | |
JPS6021510A (ja) | 静止誘導電器用積層磁気鉄心 | |
JPS63110711A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JPS586109A (ja) | 静止電磁機器の鉄心 | |
JPS6314411Y2 (ja) | ||
JPH0377304A (ja) | 静止誘導器鉄心積層単位の結束方法 | |
JPS6155906A (ja) | 大容量変圧器鉄心 |