JPH01283912A - 電気機器鉄心の組立方法 - Google Patents

電気機器鉄心の組立方法

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JPH01283912A
JPH01283912A JP11240888A JP11240888A JPH01283912A JP H01283912 A JPH01283912 A JP H01283912A JP 11240888 A JP11240888 A JP 11240888A JP 11240888 A JP11240888 A JP 11240888A JP H01283912 A JPH01283912 A JP H01283912A
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JP
Japan
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iron
core
iron core
increased
yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP11240888A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tamaki
玉木 和博
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄心を有する電気機器に係り、特に電気機器鉄
心(変圧器、リアクトル等)の磁気特性向上に好適な鉄
心の組立方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、公開実用昭和55−65824に記載のように、
三相鉄心のコーナー接合部及び中央接合部に於いて8寸
法のラップ代を設けているが、複数の鉄板幅から成る単
相及び三相積鉄心の磁気特性を最大限に引き出す為のa
寸法設定基準については配慮されていなかった。
1例として、第3図は複数の鉄板幅から成る三脚及び三
脚鉄心を組立てたときの接合部を示す。
従来、第4図(イ)、(ロ)、(ハ)に示す通り鉄板幅
に関係なくラップ代aを決めていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術は鉄心の接合構造について述べられているが、
組立方法の改良に伴う磁気特性との関係について検討さ
れていない。
本発明の目的はこれらと類似の鉄心接合構造に於いて、
従来からの技術的知見に基づき脚部と継鉄部の接合面積
を種々変化させて組立て、磁気特性との関係を明確にす
ることにより、方向性けい素鋼板の特性を有効に利用す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
従来より鉄心接合部の面積が小さすぎたり大きすぎたり
すると、鉄心の磁気特性が低下することが知られている
。即ちこの接合面積には最適な大きさがあり、これは鉄
板の大きさ及び形状に影響される為に一義的には定まら
ないものである。
従って鉄板の接合面積と磁気特性との関係を明確にし、
鉄心を最適接合面積にて組み立てることは、磁気特性を
向上させる有効手段となる。
即ち複数の鉄板幅で構成される三脚及び二脚積鉄心に於
いて1幅の異なる各々の鉄板を最適となる様に組み立て
ることにより鉄心全体の磁気特性を向上させることが出
来る。
〔作用〕
鉄心の接合面積即ち脚部と継鉄部のラップ代を変えると
いうことは、鉄心内を通る磁束のトラバース面積を変化
させることである。この場合、余りラップ代が小さいと
磁束のトラバース面積が小さくなり局部的な磁束密度の
増大をきたし鉄損が増加する。また、ラップ代が大きす
ぎるとコーナー切欠部の面積が増大し、この部分は空隙
が大きいから磁束が通りに<<トラバース磁束による影
響の他に鉄板幅方向の磁束密度増大の影響も加わり鉄損
が増大することが知られている。
従って複数の鉄板幅を有する三脚及び二脚積鉄心に於い
て、それぞれの鉄板幅に応じた最適ラップ代で鉄心を組
立てることにより、鉄損、励磁電流共に小さくなり磁気
特性の向上を図れる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を以下に説明する。
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明の実施例である
鉄心の脚部に於いて幅の異なる最大幅鉄板1゜中間桁鉄
板2、最小幅鉄板3と継鉄部の最大幅鉄板4、中間桁鉄
板5、最小幅鉄板6をそれぞれ最適ラップ代a、al 
、 a′1で組み立てることにより、鉄心全体の磁気特
性を向上させることが出来る。
尚、三脚鉄心の場合、三脚鉄心に比べ継鉄部の長さ方向
中央部に接合個所が増えるが、この個所もそれぞれの鉄
板幅に於ける最適ラップ代で組み立てることにより磁気
特性を良くすることが出来る。
第2図は鉄板のラップ代と鉄板幅との比に対する鉄損の
関係である。これは、単一鉄板幅の鉄心で脚部と継鉄部
の接合面積を変えて磁気特性との関係について調査すべ
く試験を行ったものである。
これよりラップ代と鉄板幅との比が5〜10%の範囲に
あるラップ代が最適ラップ代である結果を得た。
同様に三脚部鉄心についても試験を行ったが同じ傾向で
あった。
〔発明の効果〕
本発明によれば同一形状の鉄心に於いて、組立方法を若
干変えるだけで磁気特性を向上させることが出来、これ
に伴い鉄心のコンパクト化、材料費低減が可能になる。
またこのように鉄心をコンパクトにすることは電気機器
全体の小形軽量化にも寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)はそれぞれ本発明の実施
例の鉄心接合部を示す正面図、第2図は鉄心のラップ幅
と鉄板幅の比と鉄損の関係を示すグラフ、第3図は鉄心
接合部の正面図、第4図(イ)、(ロ)、(ハ)はそれ
ぞれ従来例の鉄心接合部を示す正面図である。 ]・・・鉄心脚部の最大幅鉄板 2・・・鉄心脚部の中間桁鉄板 3・・・鉄心脚部の最小幅鉄板 4・・・鉄心継鉄部の最大幅鉄板 5・・・鉄心継鉄部の中間桁鉄板 6・・・鉄心継鉄部の最小幅鉄板 $ −ト トa 0イI              
 $1  図 (イノ第 4 1’l(ハ)     
         第 1 図(ハフ−マフ X /6
ρ(2〕 17柳御−(大幅it板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数の鉄板幅を有する両端が45゜傾斜した等辺台
    形から成される鉄心脚部を構成する鉄心と、これと同一
    形状で継鉄部を構成する鉄板とを鉄心コーナー部で接合
    する二脚積鉄心、さらにこの形状で長さ方向の継鉄中央
    の接合部を持つ三脚積鉄心に於いて、磁気特性向上の為
    に各鉄板幅毎に接合部のラップ代を変化させることを特
    徴とする電気機器鉄心の組立方法。
JP11240888A 1988-05-11 1988-05-11 電気機器鉄心の組立方法 Pending JPH01283912A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019151401A1 (ja) 2018-01-31 2019-08-08 Jfeスチール株式会社 方向性電磁鋼板およびこれを用いてなる変圧器の積鉄心並びに積鉄心の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019151401A1 (ja) 2018-01-31 2019-08-08 Jfeスチール株式会社 方向性電磁鋼板およびこれを用いてなる変圧器の積鉄心並びに積鉄心の製造方法
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