JPH0736339U - ねじ型センサの取付具 - Google Patents

ねじ型センサの取付具

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JPH0736339U
JPH0736339U JP7185393U JP7185393U JPH0736339U JP H0736339 U JPH0736339 U JP H0736339U JP 7185393 U JP7185393 U JP 7185393U JP 7185393 U JP7185393 U JP 7185393U JP H0736339 U JPH0736339 U JP H0736339U
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JP
Japan
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sensor
type sensor
screw
fixture
screw type
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Pending
Application number
JP7185393U
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Inventor
孝明 岩崎
一博 槇納
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Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじ型センサの取付作業が容易で、かつ、取
付位置の自由度が大きい取付具を提供する。 【構成】 取付具2には、センサ固定部3に、その外縁
まで切欠されて外方から内方に向かって雄ねじ部を径方
向に挿入可能とするU字状の切欠孔30が形成されてい
る。この切欠孔30の近傍には、ねじ型検出器の一対の
ナットのうちの一方の回転を阻止する廻り止め部33が
形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、先端部の外周に雄ねじを形成したねじ型センサを、機器に取り付け るための取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5の二点鎖線で示すように、一般に、この種のねじ型センサ1は、雄ねじ部 12に螺合する一対のナット10,11を備えており、取付具100を介して、 機器のフレームなどに固定される。取付具100には、雄ねじ部12の外径より も大きな円形の取付孔101が形成されており、上記一対のナット10,11を 締め付けることによって、取付具100にねじ型センサ1が固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記ねじ型センサ1を取付具100に固定するには、まず、先端側のナット1 0をねじ型センサ1から取り外し、ついで、雄ねじ部12を取付孔101に挿通 する。この挿通後、上記取り外したナット10を雄ねじ部12に螺合させて、両 ナット10,11を締め付けて、ねじ型センサ1を取付具100に固定する。
【0004】 このように、従来の取付具100では、ナット10を取り外した後、再び雄ね じ部12に螺合させねばならず、したがって、取付作業が面倒になる。また、雄 ねじ部12が円形の取付孔101に挿通されているので、ねじ型センサ1の取付 位置の自由度がない。
【0005】 本考案は上記従来の問題を解決するためになされたもので、ねじ型センサの取 付作業が容易で、かつ、取付位置の自由度が大きい取付具を提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】 上記目的を達成するために、請求項1の取付具は、センサ固定部の外縁まで切 欠されて、外方から内方に向かって雄ねじ部を径方向に挿入可能とする切欠孔が 、センサ固定部に形成されている。
【0007】 請求項1の取付具に、ねじ型センサを取り付ける際には、ナットを取り外さず に緩めた後、雄ねじ部を切欠孔の外方から内方に向かって径方向に所望の位置ま で挿入した後、ナットを締め付ける。したがって、ナットを取り外す必要がなく 、また、ねじ型センサの取付位置にも自由度がある。
【0008】 また、本考案において、上記切欠孔を、センサ固定部の外縁から他方の端部近 傍まで延設しておけば、ねじ型検出器の取付位置の自由度が更に大きくなる。
【0009】 請求項2の取付具は、センサ固定部の外縁まで切欠されて外方から内方に向か って雄ねじ部を径方向に挿入可能とする切欠孔が、センサ固定部に形成されてい るとともに、この切欠孔の近傍にねじ型検出器の一対のナットのうちの一方の回 転を阻止する廻り止め部が、上記センサ固定部に形成されている。
【0010】 請求項2の取付具によれば、上記請求項1の利点に加え、つぎのような利点が ある。つまり、ねじ型検出器が一対のナットを備えている場合、一方のナットを 締め付ける際に、従来は、他方のナットにも工具を係合させて共廻りを防止する 必要があるのに対し、請求項2の考案では、一方のナットの回転を阻止する廻り 止め部が切欠孔の近傍に形成されているので、工具を用いなくても共廻りを防止 できる。
【0011】 なお、廻り止め部は、雄ねじ体の先端側に螺合しているナットの回転を阻止す る位置に設けるのが好ましい。さらに、廻り止め部は、板状のセンサ固定部を折 曲して形成するのが好ましい。
【0012】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図1ないし図4にしたがって説明する。 図1において、取付具2は、ねじ型センサを固定するセンサ固定部3と、取付 具2を機器のフレームなどに固定するベース4とを備えている。上記ベース4に は、機器に取付具2を固定するボルト(図示せず)を挿通する長孔41が形成さ れており、取付具2のX方向の取付位置を調整できるようになっている。なお、 この実施例の場合、センサ固定部3およびベース4は、一枚の金属板を打ち抜き 、曲げ加工することにより一体に形成されている。
【0013】 つぎに、取付具2の詳細な説明に先立って、図2(a)のねじ型センサ1につ いて説明する。 図2(a)において、ねじ型センサ1は、たとえば近接スイッチであり、雄ね じ部12の内部に設けたLC発振器の出力振幅の減少を検出して、物体が接近し たことを検知する。上記雄ねじ部12には、一対のナット10,11が螺合して いるとともに、ワッシャ13が装着されている。
【0014】 図1において、上記センサ固定部3はベース4に対して直角に折り曲げられて おり、上方に開いたU字状の切欠孔30が締付片部34に形成されている。この 切欠孔30は、センサ固定部3の上部の外縁31からセンサ固定部3の下部の端 部近傍まで形成されており、外方から内方に向かって、つまり、矢印A方向に向 かって、図2(a)の雄ねじ部12を径方向に挿入可能とするものである。した がって、図3の切欠孔30の幅Wは、雄ねじ部12(図4)の外径よりも大きく 設定されている。なお、取付具2は、中心線Cを中心として左右対称な形状にな っている。
【0015】 上記センサ固定部3は、上記センサ固定部3の両側の側部32がL字状に折り 曲げられており、廻り止め部33を形成している。この廻り止め部33の内幅W 1は、図4に示すように、ナット10の対辺の距離よりも若干大きくなっている とともに、ナット10の辺10aに対向するように、上下に長く形成されて、ナ ット10の回転を阻止する。
【0016】 つぎに、図2のねじ型センサ1の取付方法について説明する。 図2(a)のように、ナット10とワッシャ13との間をセンサ固定部3(締 付片部34)の板厚よりも若干広げた状態で、かつ、ねじ型センサ1の先端14 をナット10から所望長さだけ突出させる。つまり、Z方向の位置を調整する。 ついで、ねじ型センサ1を矢印A方向に落とし込む。その後、図2(b)のよう に、ねじ型センサ1の高さ位置を所望のレベルに設定しながら、後部のナット1 1を回転させて、一対のナット10,11により、ねじ型センサ1をセンサ固定 部3の締付片部34に固定する。
【0017】 このように、この取付具2は、ナット10を雄ねじ部12から取り外すことな く、ねじ型センサ1を取付具2に固定することができる。したがって、取付工数 が少なくなる。
【0018】 また、この実施例のように、先端側のナット10の回転を阻止する廻り止め部 33を形成すれば、後部のナット11を回転させて締め付ける際に、先端側のナ ット10が共廻りするのを防止できる。したがって、工具で先端側のナット10 の回転を防止する必要がないから、取付作業が容易になる。
【0019】 また、このねじ型センサ1は、図1のU字状の切欠孔30が上下に長く形成さ れているので、ねじ型センサ1を所望の高さに取り付けることができるから、高 さ方向、つまりY方向の取付位置の自由度が大きい。
【0020】 なお、上記実施例では、図1のように、センサ固定部3とベース4を一体に形 成したが、センサ固定部3とベース4を別体にしてもよい。また、センサ固定部 3をベース4に対して直角に折曲したが、センサ固定部3とベース4とのなす角 は直角である必要はなく、さらには、センサ固定部3をベース4に対して折曲す る必要もない。
【0021】 また、上記実施例では、切欠孔30を上方に向かって開くU字状に形成したが 、切欠孔30は側方に向かって開く形状であってもよい。また、取付具2は金属 板をプレス加工で形成したものに限らず、鋳造品や樹脂の成形品であってもよい 。
【0022】 また、本考案では、廻り止め部33を切欠孔30の両側に形成したが、廻り止 め部33は切欠孔30の一方の側面にのみ設けてもよく、さらには、廻り止め部 33を設けなくてもよい。
【0023】 また、上記実施例では、図2(b)の廻り止め部33が先端側のナット10の 対辺10aに係合して、先端側のナット10の回転を阻止するようにしたが、廻 り止め部33を後方Bに折曲して、廻り止め部33が後端側のナット11に係合 するようにしてもよい。
【0024】 また、上記実施例では、ねじ型センサ1が近接スイッチである場合について説 明したが、本考案は、距離センサやファイバセンサなどの他のセンサについても 適用される。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、センサ固定部の外縁まで切欠した切欠 部を設けて、外方から内方に向かって、ねじ型センサの雄ねじ部を径方向に挿入 可能としたので、ナットを雄ねじ部から取り外すことなく、ねじ型センサを固定 することができ、したがって、取付作業が簡単になるとともに、取付位置の自由 度が大きくなる。
【0026】 また、請求項2の考案のように、廻り止め部を切欠孔の近傍に設ければ、一対 のナットが共廻りするのを防止し得るので取付作業が容易になる。
【0027】 なお、切欠孔をセンサ固定部の外縁から他方の端部近傍まで延設しておけば、 ねじ型センサの取付位置の自由度が更に大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す取付具の斜視図であ
る。
【図2】取付方法を示す縦断面図である。
【図3】図4のIII − III線断面図である。
【図4】取付具の正面図である。
【図5】従来の取付具を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1:ねじ型センサ 10:ナット 11:ナット 12:雄ねじ部 2:取付具 3:センサ固定部 30:切欠孔 33:廻り止め部 4:ベース

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサが内装された雄ねじ部に螺合する
    ナットにより上記センサを固定するセンサ固定部と、機
    器に固定されるベースとを備えたねじ型センサの取付具
    において、 上記センサ固定部には、その外縁まで切欠されて、外方
    から内方に向かって上記雄ねじ部を径方向に挿入可能と
    する切欠孔が形成されていることを特徴とするねじ型セ
    ンサの取付具。
  2. 【請求項2】 センサが内装された雄ねじ部に螺合する
    一対のナットにより上記センサを固定するセンサ固定部
    と、機器に固定されるベースとを備えたねじ型センサの
    取付具において、 上記センサ固定部には、その外縁まで切欠されて、外方
    から内方に向かって上記雄ねじ部を径方向に挿入可能と
    する切欠孔が形成されているとともに、この切欠孔の近
    傍に上記一対のナットのうちの一方の回転を阻止する廻
    り止め部が形成されているねじ型センサの取付具。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、上記切欠
    孔は、上記外縁から上記センサ固定部の他方の端部近傍
    まで延設されているねじ型センサの取付具。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記廻り止め部は、
    一対のナットのうち上記雄ねじ部の先端側に螺合してい
    るナットの回転を阻止することを特徴とするねじ型セン
    サの取付具。
  5. 【請求項5】 請求項2もしくは4において、上記廻り
    止め部は、板状のセンサ固定部を折曲して形成されてい
    るねじ型センサの取付具。
JP7185393U 1993-12-10 1993-12-10 ねじ型センサの取付具 Pending JPH0736339U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249766A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Sakamura Mach Co Ltd センサーの固定用ナット及びセンサーの固定構造
CN109926538A (zh) * 2017-12-15 2019-06-25 万盛兴精密技术(惠州)有限公司 一种防漏铆装置以及防漏铆自动检测方法

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