JPH073627Y2 - 空心コイルの製造装置 - Google Patents

空心コイルの製造装置

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JPH073627Y2
JPH073627Y2 JP1909889U JP1909889U JPH073627Y2 JP H073627 Y2 JPH073627 Y2 JP H073627Y2 JP 1909889 U JP1909889 U JP 1909889U JP 1909889 U JP1909889 U JP 1909889U JP H073627 Y2 JPH073627 Y2 JP H073627Y2
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JP
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core coil
air
winding shaft
wire
cutter
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JP1909889U
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司 岩上
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Sanyo Electric Co Ltd
Sun Electronic Industries Corp
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Sanyo Electric Co Ltd
Sun Electronic Industries Corp
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は空心コイルの製造装置に関する。
(ロ) 従来の技術 第5図に、テレビジョンチューナ等の高周波機器のフィ
ルター回路や同調回路等に使用して好適な従来の空心コ
イル(10)の一例を示す。
該コイル(10)は絶縁被膜導線を円筒状に巻回するとと
もにその両端部(10a)(10b)の導線を円筒部から同一
方向に延出せしめ、その両端部(10a)(10b)に半田付
け可能な処理を施している。そして、プリント板(12)
への実装に当っては、第6図の如く、前記両端部(10
a)(10b)をプリント板(12)の貫通孔(12a)(12b)
に挿入し、プリント板(12)の裏面に形成された導体ラ
ンド部に半田付するようになっている。
第7図は従来の空心コイルの製造装置を示す。ボビン
(14)に巻かれたウレタン絶縁被膜の線材(16)はガイ
ドローラ(18)(18)に案内され剥離機又は半田付け機
(20)にて所定寸法にウレタン絶縁被膜を剥離又は半田
上げさら、捲線部(22)に送られる。この剥離機又は半
田付け機(20)により、空心コイルの延出部に相当する
部分の絶縁被膜か剥離又は半田上げにより電極部とされ
る。
送られた線材(16)は捲軸(24)に設けられたリードチ
ャック(26)に保持される。そして、捲軸(24)はサー
ボモータ等により所定の回転をしてコイルを形成する。
線材(16)を、カッタ(28)(29)がシリンダー等によ
り動作して切断する。この後、コイルが取り出される。
(ハ) 本考案が解決しようとする課題 しかし、この空心コイル(10)はプリント板に設けられ
た貫通孔に挿入して取付ける構造であるから、挿入取付
け時のバラツキにより、空芯コイル本体がプリント板面
から浮いた状態で取付けられた場合、その浮いた分だけ
インダクタンス値が増加し、このためインダクタンス値
の精度が安定して得られないという問題点を惹起する。
また、空心コイル本体はプリント板に挿入された両端部
の導線によって支持されているので、振動や衝撃等によ
ってコイル本体が振動し易く、この振動に起因してコイ
ルの線間容量や他の部品間との間における分布容量が変
化する。
又、組立てロボット等の保持装置を用いて空点コイル
を、プリント基板へ自動挿入することにより生産能率の
向上を図らんとする場合、空心コイルを、変形させるこ
となく、ロボットアーム等に保持して搬送し、プリント
基板の貫通孔に両端部を挿入することは極めて困難であ
った。
上記の問題を解決するために、リードレス空心コイルが
考えられている。このリードレス空心コイルは第5図の
従来空心コイル(10)の両端部(10a)(10b)を手作業
で曲げて第2図の様にする。
しかし、この様に空心コイル(10)の両端部(10a)(1
0b)と加工することは困難である。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、線材(16)を捲回する捲軸(24)と、この線
材(16)を前記捲軸(24)に保持するリードチャック
(26)と、前記線材(16)をカットするカッタ(28)と
を、備える空心コイルの製造装置に於いて、カットされ
た前記線材(16)の端部(10a)(10b)を捲回する成形
部(28a)(26a)を備えることを特徴とする。
又、本考案は、前記成形部(28a)を前記カッタ(28)
に設けたことを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案では、精液部(26a)(28a)により空心コイル
(10)の端部(10a)(10b)が曲げ加工される。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第4図を参照しつつ、本考案の一実施例を説
明する。第1図は捲軸(24)周囲の図であり、(24)は
捲軸、(29)は固定側カッタ、(28)は移動側カッタ、
(16)は線材である。(26)はリードチャックである。
(28a)は本考案の特徴を示す成形部でありR状となっ
ている。つまり、移動側カッタ(28)が線材(16)をカ
ットするために図中A方向に移動して、カットし、捲回
された線材(16)の後端部を捲軸(24)に押し付けて、
この後端部を捲軸(24)の外周面に沿って曲げ加工す
る。
(26a)もR状の成形部であり、リードチャック(26)
に設けられている。つまり、リードチャック(26)が線
材(16)の先端部を捲軸(24)に固定する時に、この先
端部をR状に曲げ加工する。
上記動作を説明する。線材(16)の先端部が第1図の如
く捲軸(24)の部分まで送られると、エアシリンダ(図
示せず)によりリードスイッチ(26)がA方向に移動す
る。このリードチャック(26)の成形部(26a)は、線
材(16)の先端部を押し付けこの成形部(26a)と捲軸
(24)の外周面とにより挟んでこの先端部の捲回(曲げ
加工)を行う。捲軸(24)とリードチャック(26)はサ
ーボモータ(図示せず)等により回転して、この捲軸
(24)に線材(16)を捲いて空心コイルを作成する。
所定回数の捲回を終えた後に、移動側カッタ(28)がエ
アシリンダ(図示せず)により、A方向に移動して、線
材(16)を切断する。このカッタ(28)の片面に設けら
れたR状の成形部(28a)は、この切断と同時にカット
された空心コイル側の後端部を捲軸(24)の外周面に押
し付けて、この後端部をカール成形フォーミングする。
この後、リードレス空心コイルが取り出される。
このコイル(10)の捲姿は第2図に示す様に両脚部がな
いため、一般的なチップ抵抗チップコンデンサーの様に
第3図に示すテーピング収納が出来ると共に、ICの様に
マガジン収納も簡単に出来、第4図の様にプリント基板
(12)のパターン(12c)(12d)の上にクリーム半田
(32)を塗布して上にコイル(10)を装着して、リフロ
ー炉を通して半田付け固定される。
本実施例の装置は、成形部(28a)(26a)を夫々カッタ
(28)とリードチャック(26)に設け、且つ、このカッ
タ(28)とリードチャック(26)が従来からの所定の働
きを為す時に、同時に両端部(10a)(10b)の曲げ加工
が行なえる。
つまり、本実施例では、リードレス空心コイル製造装置
はコイル(10)の両端部(10a)(10b)を、別工程なく
コイルと同径に捲回してカールする様に自動化できる。
(ト) 考案の効果 最近のリードレス抵抗、コンデンサー等のテーピング装
置と簡単に共用出来、又それによって、チップマウンタ
ー等にてプリント基板に自動装着が出来る脚部ない空心
コイルを、容易に作成することが出来る。
特に請求項2に依れば、従来からの切断作業と同時に後
端部(10b)の加工が行なえ特別な工程を必要とせず有
用である。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本考案の一実施例に関し、第1図は
製造装置の図、第2図はリードレス空心コイルの図、第
3図はテーピング収納時の図、第4図はリフロー半田時
の図である。 第5図は従来の空心コイルの図、第6図はこの空心コイ
ルを取り付けた時の図、第7図は製造装置の図である。 (16)……線材、(24)……捲軸、(26)……リードチ
ャック、(28)……カッタ、(10)……空心コイル、
(10a)(10b)……端部、(28a)(26a)……成形部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材(16)を捲回する捲軸(24)と、この
    線材(16)を前記捲軸(24)に保持するリードチャック
    (26)と、前記線材(16)をカットするカッタ(28)と
    を、備える空心コイルの製造装置に於いて、 カットされた前記線材(16)の端部(10a)(10b)を捲
    回する成形部(28a)(26a)を備えることを特徴とする
    空心コイルの製造装置。
  2. 【請求項2】前記成形部(28a)を前記カッタ(28)に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の空心コイルの製
    造装置。
JP1909889U 1989-02-21 1989-02-21 空心コイルの製造装置 Expired - Lifetime JPH073627Y2 (ja)

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JPH02110324U JPH02110324U (ja) 1990-09-04
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JP4664470B2 (ja) * 2000-07-24 2011-04-06 日特エンジニアリング株式会社 空芯コイルの巻線方法および巻線装置
JP5169649B2 (ja) * 2007-11-14 2013-03-27 パナソニック株式会社 インダクタンス部品の製造方法

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